羅針盤戦争〜このチョコ海域にアイドルを!
グリードオーシャンのとある海域。
蒼く澄み渡る海水が、突如として褐色に染め上げられてゆく……!
漂ってくる香りは、甘く香ばしい例のお菓子そのもの。
信じがたいが、海の水全てがチョコレートに変貌してしまった!
「――『増殖する私の残滓達(スイート・メロディア)』よ、カルロスを助けなさい。竜王たる私を娶い姫君とした、あの男を、死なせる訳にはいきません」
七大海嘯『桜花』メロディア・グリードが、無限に増え続ける『私の残滓達』をチョコレート海域に放つ。なおも増殖する『残滓達』の肉体はチョコレートやキャンディなど、要するにスイーツでできている為耐久力は低いが、何百体・何千体と存在するその分身達の攻撃力は、その全てが『七大海嘯と同格』なのだ!
「……いいえ、飽くまでも此れは利害関係。あの男には、グリモアを得て、大天使の肉を探して貰わねば成らぬのです。あの男を想っての事では無い。だから、命を賭しても問題は無いのです……」
甘美な香りを充満させる海域に、歌声が湧き上がる。
それはまるで歌声で船を惑わし沈める少女の悪霊の如く、甘美に響き渡ってゆく。
「奇妙な海域が発見されましたの」
グリモア猟兵の蛇塚・ライム(その罪名は『憤怒』/IGNITE POP DiVA・f30196)は、開口一番に集まってくれた猟兵達へ告げた。
「この海域が変貌を遂げたのは、七大海嘯『桜花』メロディア・グリードの仕業ですわ。チョコレート海域には、チョコレートやキャンディの肉体を持つ無数の分身達が待ち受けていますから、これを排除して海域を元に戻さなくてはなりませんわ」
予知の通り、その全てがメロディアと同格の実力を持つ。全方から一斉攻撃をされたら、鉄甲船ごと猟兵達は木っ端微塵になってしまうであろう……!
「そうなる前に、出来るだけ多くの『残滓達』を撃破して下さいまし。そして、それを可能にする“秘策”が予知で発覚しましたの……!」
ライムは何故か悔しそうな表情を浮かべたまま、猟兵達へ“秘策”を授けた。
「歌と踊りを鉄甲船の甲板の上で堂々と披露すると、『残滓達』は見惚れて攻撃の手が僅かな間だけ止まりますの! つまり、アイドル猟兵の皆様の出番ですわ!」
ライム自身は新人アイドル猟兵の看板を掲げているが、予知してしまった本人が直接その現場に参加することは出来ない。だから悔しそうな顔をしていたのだ。
……よっぽど参加したかったんだろう。
「歌と踊りで世界を救う一助が出来る。それはまさに、アイドル活動の真骨頂! このチョコレート海域が、アイドル猟兵の皆様のステージですのよ!」
オーディエンスの『残滓達』が、猟兵達のパフォーマンスで止まっている間に一網打尽にしてゆけば、次第に増殖速度よりも殲滅速度が上回ってゆき、ゆくゆくは殲滅出来るだろう!
ライムは翠緑色のグリモアを輝かせると、一芸に腕覚えある猟兵達を鉄甲船の甲板へ転送する準備に入った。
「鉄甲船に音楽機材を一緒に転送しておきますが、自前の機材を使っていただいても構いませんわよ。さぁ、ショー・マスト・ゴー・オン! 船上猟兵アイドルライブ、開幕ですわ!」
七転 十五起
猟兵の皆さん! ライブですよ、ライブ!
ただしオーディエンスは敵だ。慈悲はない。
なぎてんはねおきです。
●プレイングボーナス
一斉攻撃を受ける前に、可能な限り多くの『増殖する私の残滓達』を倒す。
此のシナリオでは更に以下のギミックが存在ます。
『歌や踊りを披露すると、敵の攻撃が僅かな間だけ止まる』
舞台は鉄甲船の甲板の上とチョコレート海域上です。
アイドル猟兵でなくても、歌や踊りに自信のある猟兵さんでしたらオッケーです。
●その他
コンビやチームなど複数名様でのご参加を検討される場合は、必ずプレイング冒頭部分に【お相手の呼称とID】若しくは【チーム名】を明記していただきますよう、お願い致します。
(大人数での場合は、チームの総勢が何名様かをプレイング内に添えていただければ、全員のプレイングが出揃うまで待つことも可能です)
それでは、最高最強のアイドルライブを実現させるためにも、皆様のプレイングをお待ちしております!
第1章 集団戦
『増殖する私の残滓『スイート・メロディア』』
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POW : スイート・エンブレイス
【甘い香りと共に抱きしめること】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : キャンディ・ラプソディ
【肉体を切り離して作った毒入りキャンディ】を給仕している間、戦場にいる肉体を切り離して作った毒入りキャンディを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
WIZ : チョコレート・ローズ
対象の攻撃を軽減する【融解体】に変身しつつ、【毒を帯びた薔薇の花型チョコレート】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
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高柳・源三郎
連携、アドリブ歓迎
「アイドルか、わしに務まるかのう?」とおっさんがアイドルと言われるのに違和感がありつつ参戦。
「あの手を使ってみるか」とユーベルコードで「演技、パフォーマンス、ダンス、歌唱」を強化。
強化した演技、パフォーマンスで自身をイケメンアイドルに見える様に錯覚させ、ダンス、歌唱で敵を魅了し動きを止めます。
鬼面衆・幻黒
アドリブ、連携歓迎
「我は裏の世界に生きる者、歌や舞などとは縁遠い」
【黄泉還りしものたちの杖】を振りかざし鬼面衆の死霊を召喚。
【散っていった者達の外装】が怪しく光りユーベルコードを発動し、死霊の攻撃回数の強化。
「鬼面衆よ、敵を殲滅せよ!」
号令と共に死霊で敵を攻撃。
巧みな【集団戦術】とユーベルコードの連続攻撃付与で効率的に敵の数を減らす。
我は【悪霊】、オブリビオンへの怨み有る限り現世に留まる。故にユーベルコードの寿命減少の代償は微々たるものだ
いつも通り後方に陣取り死霊に指示を与え続ける事にしよう。
チョコレートと変わり果てた海域の中へ鉄甲船が侵入する。
甘味好きには夢のような光景だが、その波間から湧き出てくるのは『増殖する私の残滓達(スイート・メロディア)』――七大海嘯がひとつ『桜花』の分身体だ。
とめどなく増殖する残滓達は、ひとつひとつが『桜花』と謙遜ない攻撃力を有している。
チョコレートの海域を埋め尽くさん勢いで増え続ける残滓達の軍団は、もはや悪夢でしかない。
この増殖を食い止めるべく、猟兵達は残滓達の破壊に乗り出した。
グリモア猟兵の予知によれば、歌や踊りに強い興味を示すと言っていたが……。
「我は裏の世界に生きる者、歌や舞などとは縁遠い」
鬼面衆・幻黒(滅ぼされし里の頭領・f32104)は、口元を黒布で覆っているため表情が読めない。
だがその声はかなりの高齢だと推測できる。
「歌舞に興じるよりも、我ら鬼面衆の腕が勝るが道理じゃ」
サムライエンパイアの裏の世界に生きる暗殺者集団『鬼面衆』の頭領で“あった”幻黒は、里の者たちの技量を信じてやまない。
「ましてや、菓子で出来た肉体の敵に遅れを取ってなるものか」
幻黒は『黄泉還りしものたちの杖』を振り上げ、鉄甲船の甲板に一角鬼の面を被った忍者の死霊群を呼び出した。
これに残滓達は、自分の体から分祀させた毒入りキャンディを幻黒へ差し出そうとする。
途端、幻黒の身動きが通常の5分の1まで低下してしまう。
これはいかんと、すぐさま幻黒も反撃に乗り出す。
「さあ、鬼面衆よ、敵を殲滅せよ! 狂乱の舞を舞え!」
現世に呼び戻された鬼面衆61人が、一斉に甲板の上から手裏剣や苦無、はたまた鋼糸などの暗器を駆使して、鉄甲船の周囲の敵を次々と砕きまわってゆく。
その手数は散っていった者達の外装が瞬くたびに、それぞれが普段の9倍の速度で繰り出されてゆく!
ユーベルコード『鬼面衆・狂乱の舞』は、幻黒の巧みな集団戦闘指揮技術が織りなす暗殺戦術の芸術だ。
無骨ながらも流々と流れるその手捌きは、神仏に捧げる剣舞のそれである。
その型の立ち振舞いに、徐々に残滓達の手が止まってゆき、速度低下の効果が薄らいでいった。
ちなみに幻黒はただ、後方から里の死霊達の猛攻を見守るだけだ。
だが、このユーベルコードは寿命を縮めるデメリットが!
連続使用する幻黒は高齢のはず。
「そのへんにしといたらどうじゃろう? そんあ無理するもんじゃのうて」
高齢者が戦っているのは忍びないと、旅芸人の高柳・源三郎(零細旅芸人一座の酔いどれ座長・f15710)が助太刀しに甲板に上がってきた。
これに幻黒は振り返らずに一笑する。
「かかか、この身体は真の肉体に非ず。我が身は悪霊。此世に怨念でしがみつく者じゃ。寿命など、もはやあってないようなものじゃ」
幻黒率いる『鬼面衆』の里は、ある日突然、その地を治める大名の軍勢によって攻め滅ぼされた。
だがそれはオブリビオンによる仕業だと知り、怒りと憎しみに魂が染まりきった時、エクトプラズム肉体の悪霊として“蘇生”したのだった。
そんな経緯を知る由も無い高柳は、あまり深入りしないように話を逸した。
「アイドルか、わしに務まるかのう?」
そう首を傾げる高柳は、早速、今まで培ってきた芸事をユーベルコードとして発言させた。
「わしの本業は旅芸人じゃ。アイドルが御所望なら、いっちょあの手を使ってみるか」
一時的に芸能関係の技能群が名人レベルまで引き上げられた高柳は、所属する旅団で聞き知ったアイドルというものを再現してみせた。
「やぁ☆ はじめまして、お嬢さんたち☆」
キランッと輝く白い歯!(幻覚)
「ボクは『ラクーン☆ゲンザブロー』さ!」
弾ける爽やかな笑顔!(幻覚)
「今日はボクのパフォーマンスで天国へ連れて行ってあ・げ・る♪」
引き締まったしなやかな肉体!(幻覚)
今の高柳は何処からどう見ても、美青年アイドルだ!(幻覚)
……ユーベルコードで昇華した芸能技能群が、ぽっちゃりなおじさんを超絶美青年アイドルと錯覚させているのだ。
骨格がそもそも違う?
そこ腹違いの能力の幻覚のなせる技である。
操るたぬき人形たちも、何故か周囲からは『たぬきのキグルミを着た美男子・美女』に見えており、三者の息のあったダンスは、残滓達を一瞬で虜にしてみせたのだ!
「「きゃ~♪ ゲン様ぁ~♪」」
残滓達の黄色い声を浴びながら、『ラクーン☆ゲンザブロー』のワンマンショーが開催!
歌って踊って、その合間に2体のたぬき人形から発射される火器や暗器でオーディエンスを容赦なく爆散させてゆく。
にもかかわらず、残滓達が推しに自分の肉体から引きちぎった毒入りキャンディを甲板に投げつけるさまはカオス過ぎた。
だが、おかげで完全に残滓達のユーベルコードが停止した!
「お爺さん、今が好機だよ☆」
「かたじけない、若いもん! さあ、者共! 一気呵成に攻め滅ぼすのじゃ!」
本来の神速を取り戻した鬼面衆の猛攻が火を噴いた。
ひとまずは鉄甲船周辺の残滓達はこれで一掃出来たが、急がねばまた元の木阿弥状態だ。
「ありがとう、お爺さん♪ それにしても、すごい死霊たちだね☆ なんだかボクの攻撃に似てる気がするけど……気のせいだよね☆」
アイドルスマイル(幻覚)を見せ付けて、幻黒へ感謝を伝える高柳。
幻黒も奥ゆかしく相手へ一礼してみせた。
「やはり、芸事に秀た者の力があったほうがこの海域は強いようじゃな。わしはそろそろ下がって、若いもんに任せるとするかのう……。やれやれ、次期頭領候補が出奔しなければ、わしも少しは楽できたのじゃろうがなぁ……今頃は追手に殺されておるじゃろうがな。じゃが何故じゃろうか? 奴だけ、死霊としてわしの手で従えられぬのは……?」
「へぇ? なんだかお爺さん、大変だね☆ ところでお爺さん? 前にあったことあったけ☆」
「何を言ってるんじゃ、お主? わしらは“初対面”じゃろうが?」
「だよねー☆ 自分で言っててマジウケる☆」
和気あいあいとした雰囲気のまま、2人は後続の猟兵に事後を託して引き下がった。
だが、幻黒と高柳は気付いていなかった。
幻黒の目の前の人物が、かつての次期頭領候補が幻覚で美青年化された高柳であることを。
そして高柳は、目の前の人物がかつて自身が所属していた鬼面衆の頭領だと気付かずに接していたのだ。
大成功
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オルヒディ・アーデルハイド
歌や踊りで争いを沈めた物語の本をしっている
手近にいる残滓を掴み華麗なる燕舞でヌンチャクのように振り回す
振り回す残滓達の残像が肉体を覆い隠す半透明なドレスのようにみえる
振り回していた残滓が使いものにならなくなったらぶつけるように投げ捨て残滓を倒し新たな得物として手近にいる残滓を掴み華麗なる燕舞で振り回し無限の武器リロードを繰り返しエンドレスに踊り(物理)で残滓達を倒していく
こっぱみじんのみじんこちゃんよ~!
純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ
ぴゅあの芸能神としての貌を見せるねっ♪
攻撃力重視でUC使用♪更にアイドル力強化〜♪シンフォニアとサウンドソルジャーとスカイダンサーの力を合わせ持つ国民的スタアなプリンセスという究極の神アイドルに変身〜♪
レオタードドレスをアイドルモードに形状変化、髪をシンフォニックデバイスマイク、サウンドウェポンギター、靴をレガリアシューズに武器改造♪
サキュバスハートとアイドルオーラを放出しながら登場〜♪
アイドルオーラの全技能使用でライブスタート☆
サキュバスハートを指先にエネルギー充填したレーザー射撃の悩殺セクシービームで、みんなのハートを撃ち抜いちゃうよっ♡
ぴゅあの信者(ファン)にしてぴゅあの国に連れてこ〜♡
お次は、オルヒディ・アーデルハイド(アリス適合者のプリンセスナイト・f19667)と純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ(永遠に無垢なる幼く淫らな魔貌の邪神姫・f30297)のカワイイ系アイドルパフォーマンスが登場だ。
「歌や踊りで争いを沈めた物語の本を知っている。だからボクもそれに倣うよ」
オルヒディの衣装がキラキラ輝けば、アリススタイルワンピースが青と藍色を基調としたアイドル衣装に変身!
「ぴゅあの芸能神としての貌を見せるねっ♪」
対して、ピュアニカは纏っているプリンセス・ピンクレオタードドレス(その実は使役しているスライム)を、髪の色と同じピンクで統一させたアイドルコスチュームに形状変化させてゆく。
「シンフォニアとサウンドソルジャーとスカイダンサーの力を手に入れた、国民的スタアなプリンセス……! これこそ♪ 究極のアイドルの姿だよ~♡」
ユーベルコード『MASTERIDOL☆PRINCESSGIRL(マスターアイドル・プリンセスガール)』によって、他の猟兵のジョブの特性を自身に宿らせるピュアニカ。
桃髪をシンフォニックデバイスマイク、サウンドウェポンギターへ、靴をレガリアシューズに武器改造すれば、唐突に始まるアイドルライブ!
「みんな~っ! 今日は、ぴゅあのために集まってくれてありがと~♪」
輝くピンクのオーラを発散させながら、アイドルスマイルを振り撒くピュアニカ。
「ボクもパフォーマンスでみんなをガンガン振り回しちゃうよ~」
オルヒディも負けじとアイドルらしく、オーディエンスへ手を振ってみせた。
桃色と青藍の競演に、残滓達は興味深そうに攻撃の手を止めて見入ってしまう。
残滓達の攻撃は、超至近距離から抱きしめないと効力を発揮しないのだ。
だから、オルヒディに手を掴まれてもリーチが届かず、包容することを阻まれてしまう。
「こっぱみじんのみじんこちゃんよ~!」
オルヒディは自身に取り憑いたオウガの技こと『華麗なる燕舞(エンドレス・ヴァルツァー)』で残滓の1体をヌンチャクが如く豪快に振り回し始めた!
そのまま他の残滓達へ、掴んだ残滓を叩き付けてゆくオルヒディ!
だがアイドルらしく、可愛く踊りながら振り回す姿は可憐である。
とはいえ傍から見たら、かなり無慈悲な攻撃だ!
「あ、壊れちゃった。んじゃ、いただきま~す」
ユーベルコードを使用するたび、取り付いているオウガの影響で飢餓感に苛まれるオルヒディだが、幸い、残滓達はチョコレートやキャンディで出来た『可食物』……つまり武器として使用不可になった残滓達を食べることで、エネルギー補給と空腹を満たす療法をやってのけていた!
「うん、なかなかお上品なお味だね。このまま砕いて食べて、また掴んで振り回して、踊りながらどんどん食べやすいサイズにしていこうか」
――さあ、覚悟はいい?
オルヒディの食欲に火をつけてしまった残滓達は、遅かれ早かれ、全身を砕かれて食される運命にあった。
その頃、ピュアニカは歌と踊りと演奏で、残滓達へ猛烈アイドルパフォーマンスを披露中!
「女の子はみ~んな~ぴゅあのもの~♪」
ただし、歌詞は欲望ダダ漏れである。
そして、その欲望を体現するべく、邪神は行動を開始する!
「♪ぴゅあぴゅあセクシービーム♡」
サキュバスハートを指先にエネルギー充填した、悩殺セクシーレーザービームが残滓達のハート(胸元の心臓)を尽く撃ち抜いてしまう!
邪神の指先を向けられた残滓達は、その尊さで本当に死んでゆく。
コワイ。
「お菓子で出来た甘~いみんなは、もうぴゅあの虜だよね♪ それじゃ、ぴゅあの信者(ファン)のみんなを~ぴゅあの国にご招待~♡」
ピュアニカは眷属達を召喚すると、まだ原型を留めている残滓達を根こそぎ誘拐してはピュアニカの神殿へ転送していってしまう。
片や暴力と暴食のアイドル、片や強烈な性愛のアイドル。
2つが出会った時、鉄甲船の甲板は“混ぜるな危険”状態のカオスが爆誕してしまった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
栗花落・澪
任せて!
アイドルやってるわけじゃないけど
歌も踊りも大得意だよ!
★靴に風魔法を宿す事で跳躍力をあげ
より広範囲の移動を可能に
こっそり【催眠術】を乗せた自分の【歌唱】に合わせ
軽やかなステップで【ダンス】を
【パフォーマンス】には表情も大事
時に憂げに、時に明るく
曲の転調に合わせてコロコロ変わる面差しで【誘惑】を
間奏の一瞬で【高速詠唱】
動きに合わせて氷魔法の【属性攻撃】を放つ事で
まるで氷の精が冬の調べを奏でるように
そして…冬はいつか終わりが来る
雪解けの後は花舞う美しい春の季節
【指定UC】を発動
足元に【破魔】の★花園を広げ
靴に纏わせていた風魔法を解放する事でそれらも巻き上げ
花弁の斬撃による【範囲攻撃】を
餅々・おもち
「すごい、ちょこでいっぱいだ」
おもちはチョコが大好きなので、魅惑の光景に嬉しくなってしまいます。
おもちは覚えたばかりの【水上歩行】でチョコの海を歩いて【歌唱】で動きを止めて味方を支援します。
「な〜ん なぁ〜ん♪」
あまり上手ではありませんが、一生懸命歌います。
もし攻撃が当たりそうになったら「シャーク・トルネード」のサメで薔薇の花形ちょこをぽよんぽよんと撃ち落とします。
箒星・仄々
チョコやお菓子は大好きですけれども…
海をチョコに変えるだなんて
もっての他です
青い海を取り戻しましょう
弦を爪弾き魔力を練り上げながら
曲を奏でます
もしアイドル猟兵さんがおられれば
伴奏も仕りますよ
歌や踊りに見惚れてしまうだなんて
残滓達さんは
楽しさや生命の躍動に焦がれておられるのかもしれませんね
哀れに感じます
せめて暖かく満たされた気持ちのまま
いけるよう祈りながら
練り上げた魔力で炎の矢を一斉発射
鋭い矢で何体も貫いたり(串刺し
高熱の矢を掠めてその熱波で(範囲攻撃
一矢で複数の残滓達さんを倒します
戦闘開始後も同様に炎矢で攻撃
融解させます
花型チョコも炎で防ぎます
終幕
鎮魂の調べ
どうぞ海で楽しく微睡んで下さいね
鍋島・小百合子
WIZ重視
他の猟兵との併せ可
あいどる…たしか芸鼓を生業とする者の呼び名であったか?
わらわは武士故にそのようなものには縁がないが…舞であれば自信はあるぞ
「此度披露するは弓神に捧げしいと聖なる舞…ご照覧あれ」
長弓と矢筒を上空に放ち、祭祀扇を持ちて巫女装束に早着替えすればUC「弓神霊泉舞」発動
己が独力により磨き上げた我が舞(ダンス、パフォーマンス、誘惑併用)を披露し続けては長弓の遠隔操作にて矢の雨を敵に降らさん(範囲攻撃、鎧無視攻撃、弾幕、乱れ撃ち(以下壱)併用)
さらには共に戦う者らも我が舞から溢れる霊力を放っては鼓舞し、先の長弓による援護射撃として合わせて前線を支援す(壱、遊撃、継戦能力併用)
ティエル・ティエリエル
WIZで判定
ようし、ボクのかれーなステップを見せつけちゃうよ♪
鉄甲船の舳先まで走っていってミュージックスタート!
風鳴りのレイピアを振って音楽を奏でつつ、
いつもの元気なステップとは違うお姫様らしい優雅なステップでダンスを疲労するよ♪
ふふーん♪ボク、内緒だけどお姫様だからね!これくらいのダンスはお手の物だよ♪
それでそれで、いっぱい踊ってテンションマックスだ☆
動きを止めてる残滓達を【お姫様ビーム】でどかーんと薙ぎ払うね♪
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
ティオレンシア・シーディア
なんでわざわざ見とれてくれるのか、とか理屈はさっぱりわからないけど。利用できるならしない手はないわよねぇ。
ステージに立つなんて割と久々だし、さすがに本職みたいにはいかないでしょうけど。ま、なんとかなるでしょ。
あたし、こんな声(ハイパー極甘ロリボイス)だけど。実はゴシックロックとかシンフォニックメタルが得意なのよねぇ。
カポエイラの技とか足さばき織り交ぜれば、いい感じの○ダンスパフォーマンスになるかしらねぇ?
あたしはライブに集中して、攻撃はゴールドシーンに任せましょうか。
使う魔術文字はイサ(氷)。相手はチョコやキャンディ、融けて攻撃を軽減するんなら冷やして固めちゃえば攻撃通るでしょ。
カオスに染まったチョコレート海域。
だいぶ残滓達の数は減ったが、それでもすぐに畳み掛けなければ増殖されて元通りになってしまう。
ここで真打登場と言わんばかりに、歌やダンスが得意な猟兵たちが一同に集結してきた。
「こういうのは任せて! アイドルやってるわけじゃないけど、歌も踊りも大得意だよ!」
琥珀色の長い髪に咲く金蓮花を潮風に揺らし、オラトリオの翼を広げてアピールする栗花落・澪(泡沫の花・f03165)が笑顔を咲かせる。
「あいどる……たしか芸鼓を生業とする者の呼び名であったか?」
女武者の鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)は、普段よりも化粧をめかしこんで気合十分だ。
「わらわは武士故に、そのようなものには縁がないが……舞であれば自信はあるぞ」
牛津舞扇を広げ、口元を隠してくすりと鍋島が微笑む。
その足元でキラキラ輝きながら、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)も、自信ありげにくるくる回る。
「ようし、ボクのかれーなステップを見せつけちゃうよ♪」
とてててーっと鉄甲船の船首まで走って、特等席を確保してみせた。
やる気を漲らせるアイドル猟兵達の中に、ティオレンシア・シーディア(イエロー・パロット・f04145)の姿もあった。
「なんでわざわざ見惚れてくれるのか、とか理屈はさっぱりわからないけど。利用できるならしない手はないわよねぇ」
普段はBar『黒曜宮』のマスターにしてバーテンダーであるティオレンシア。
綺羅びやかなステージよりも裏方のイメージが先行しがちだが……?
「ステージに立つなんて割と久々だし、さすがに本職みたいにはいかないでしょうけど。ま、なんとかなるでしょ」
どうやら、腕に覚えあり、らしい。
声だけならば、下手なアイドルよりも可愛らしいハイパー極甘ロリボイスの持ち主の彼女だ。
さぞかし可憐な歌声を披露してくれるだろうと、周りも期待が高まる。
「えぇと、そんな目で見られても……。あたし、こんな声だけど。実はゴシックロックとかシンフォニックメタルが得意なのよねぇ」
意外性のホームランが飛び出した瞬間である!
「凄いですね~。そのお声でそれほど激しい歌声を披露なされるとは驚きました」
黒猫魔奏剣士の箒星・仄々(ケットシーのシンフォニア・f07689)の率直な感想に、他の猟兵も一様に頷いていた。
と、ここで先程から黙りこくってチョコレートの海を見ていた餅々・おもち(ケットシーの鮫魔術士・f32236)が、遂に言葉を発した。
「すごい、ちょこでいっぱいだ」
その深蒼の両目が輝いていた。
「ちょこ、だいすき。これが、みわくのこうけい……!」
おもちはチョコレートが大好物なのだ。
敵も海域も大好きなチョコレートで埋め尽くされた。
だから依頼に参加したッ!
歌? 踊り? そんなの知らぬ!
おもちはチョコレートを食べたい、それだけだ!
……ところで、猫はチョコレートを食べると最悪死ぬらしいけど、ケットシーの猟兵は埒外の存在だから多分セーフなのだ。
そうだと思いたい。願いたい。
任務中に中毒死とか洒落にならない。
「チョコやお菓子は私も大好きですけれども……」
同じケットシーの箒星の言葉に、猟兵達は耳を疑った。
そして同じことを頭の中に浮かべた。
(……もしかして、ケットシーってチョコレートの耐性があるのでは?)
科学的根拠を示す論文の登場が待たれる謎だ。
「とにかく、今は時間が惜しいです。海をチョコに変えるだなんてもっての他です。私達の力をひとつにして、青い海を取り戻しましょう」
箒星の掛け声が合図となり、猟兵達それぞれが思い思いのパフォーマンスを開始した。
まずはチョコレート大好きおもちが、覚えたての水上歩行を試すべくチョコレートの海面へ降り立った。
「おお……」
チョコレートの海面に足が触れても沈まない。
足の肉球に地面と同じ反発力を感じる。
「なんだか、ふしぎなきぶん……♪」
だが、足元の感触に浸っている暇はなかった。
残滓達はドロドロに溶け始めると、毒を帯びた薔薇の花型チョコレートをおもちへ放ってきた!
残滓達の自爆めいたユーベルコードは非常に強力で、猟兵活動の浅いおもちに直撃すればひとたまりもない!
だが、おもちは鮫魔術士の端くれ。
そして戦場はチョコレートとはいえ海の上。
鮫魔術士が海の上で大敗を喫するわけにはいかない!
「サメさんたち、がんばって」
鮫魔術ユーベルコード『シャーク・トルネード』!
61匹の鮫を召喚すると、それらに回転ノコギリを生やすおもち。
すると、鮫の群れが海面から浮き上がり、飛んでくるバラの花型チョコレートをズパーンッと切り払ってしまった!
「うわぁ……おもっていたのとちがう……」
おもちは“ぽよんぽよん”と撃ち落とす感じをイメージしていたらしいが、現実は割とロックンロールだった。ビビるおもち。ヒャッハーする鮫達。
そのまま海面ギリギリを回転ノコギリ鮫の群れが、残滓達をギュインギュインと切り刻んでゆく!
温度差やべぇ。
そんな回転ノコギリのエンジン音の合間から、ちょっと調子の外れた子猫の歌が聞こえてくる。
「な~ん なぁ~ん♪」
下手だけど、一生懸命に歌う様に、残滓達はついつい萌えた。
「「ショタ白猫のカワイイ歌声、良き
……!」」
そしてそのまま鮫の群れに斬り刻まれる即落ち2コマ漫画な展開が繰り広げられていった。
船首では、ティエルがフェアリーの小さな体を動かして、懸命にステップを踏んで魅了していた。
「へへ~ん♪ いつものボクとは今日は違うよー?」
元気なティエルのもうひとつの一面、それはとある妖精の国のお姫様!
愛用の風鳴りのレイピアを振って音楽を奏でつつ、お姫様らしい優雅なステップでダンスを披露。
まるで船首がお城の舞踏会会場に錯覚するほど、彼女の踊りは高貴であった。
「ふふーん♪ ボク、内緒だけど実は本物のお姫様だからね! これくらいのダンスはお手の物だよ♪」
「お見事ですね~。私も演奏で華を添えてもよろしいですか?」
ティエルのダンスに感銘を受け、箒星が伴奏を申し出た。
これにティエルは快諾!
「うん、ボクのテンションがMAXになるような伴奏をよろしくね☆」
「お任せ下さい。さあ、ちょっと派手にいきますよ~」
懐から取り出した懐中時計のボタンを押し込めば、蒸気機関で一瞬で形状が竪琴へ早変わり!
カッツェンリート(ねこのうた)の弦を爪弾けば、これまた優雅で繊細な音色をチョコレートの海域へ響かせてゆく。
「歌や踊りに見惚れてしまうだなんて。残滓達さんは、楽しさや生命の躍動に焦がれておられるのかもしれませんね。哀れに感じます」
何処か哀愁を漂わせる音色は、ティエルのダンスにも艶と儚さをもたらす。
ティエルも音楽に合わせ、感情を高ぶらせながら一足ごとに残滓達を魅了させていった。
「せめて、暖かく満たされた気持ちのままいけるよう、祈りながら。私の魔力で溶かしてみせます!」
炎・水・風の三色魔力の矢を480本ずつ生成すれば、毒の花のチョコレートごと残滓達を串刺しにしていってしまう。
「水と風の矢で、溶けたお菓子の身体を強制凝固させますよ~」
これによって、猟兵達の攻撃を軽減する融解体を阻止されてしまう。
そして残る炎の矢で、一気に残滓達を蒸発させてゆくのだ。
「焼きチョコというには火力が強かったでしょうか。ですが、これが一番最善ですので、お許しください」
「なんか凄いことになってるね! ボクも踊りと音楽でテンションMAX! 今なら今ならビームだって出せそうだよ☆」
ティエルはレイピアの切っ先をチョコレートの海へ向けた。
すると、その先端からお姫様の気合が入った謎のビームが発射された!
「うーーーー! どっかーーーーん☆」
そのまま左右にレイピアをなぎ払えば、謎のビームが残滓達をまとめて上下両断していってしまった!
「あらぁ? あたしと同じことを考える人がいたのねぇ?」
箒星のユーベルコードの運用に、ティオレンシアは思わず感嘆の言葉を漏らした。
まさに、ティオレンシアも“敵を固めてから砕く”作戦を行っている真っ最中だ。
「あたし、魔道の才能は本気で絶無だもの。お願いねぇ、ゴールドシーン」
シトリンの付いたペンの形をした鉱物生命体に攻撃をほぼ一任すると、ティオレンシアは甲板の上でカポエイラの技とか足さばき織り交ぜつつシンフォニックメタルを力強く歌い上げる。
時折、愛銃オブシディアンで毒の花型チョコレートを撃ち落とし、ゴールドシーンを援護する。
とはいえ、ほとんどの残滓はティオレンシアを含む猟兵のライブパフォーマンスに夢中で、頻繁に攻撃が飛んでこないのが幸いだ。
そのゴールドシーンは、990本もの魔力の矢と同数の刃を魔術文字から放って攻撃していた。
幾何学模様を描きながら、魔術文字イサ(氷)の影響を受けた魔法の矢と刃が残滓達に浴びせられる。
「相手はチョコやキャンディ、融けて攻撃を軽減するんなら冷やして固めちゃえば攻撃通るでしょ?」
結果は、他の猟兵が実証済み。
残滓は為す術もなく、再凝固させられて打ち砕かれていってしまった。
残るは栗花落と鍋島の即興コンビだ。
「靴に風魔法を宿す事で跳躍力をあげるよ!」
栗花落は翼が生えた靴『Venti Ala』で、まるで空中歩行を実現したかのようにみせる。
歌声にはこっそり催眠術を仕込ませる。
だが、栗花落の誘惑を誘う歌声には、催眠術は保険でしかない。
♪恋の予感はチョコレート
♪甘い? 苦い? あなたはどっち?
♪僕の心も溶かしてよ
♪熱いチョコフォンデュみたいに 包み込んで!
まさに王道のアイドル・ラブソングを披露する栗花落!
可愛らしい振り付けも相まって、此処だけ本当にライブ会場と化していた。
「尊い、尊さで溶けてしまいそう……」
「本当に溶けているわ。ユーベルコードだもの……」
「でもあの子に毒入りのチョコレートで攻撃なんて……」
「出来ないわ……! 無理よ、そんなこと!」
残滓達は瞬く間に栗花落を推し始めていた!
その背後で、バックダンサーとして巫女装束に着替えた鍋島が、虎視眈々と攻撃の好機を窺っている。
残滓達は今、栗花落の歌と踊りに夢中で、良くも悪くも鍋島へは殆ど注意が向けられていない。
少し悲しいが、攻撃するなら今が絶好の機会だ!
「此度披露するは弓神に捧げしいと聖なる舞……とくとご照覧あれ」
長弓と矢筒を上空に放つと、すかさずユーベルコード『弓神霊泉舞(オドリテニカワリテユミヲヒクハカリノカミ)』を発動させた。
空中に投げられた長弓は、独りでに矢を番えて敵を射抜き始めたではないか!
鍋島が舞を披露している間、長弓を遠隔操作しての射撃で残滓達を攻撃し、味方には舞から溢れる霊力で回復も可能だ。
「この舞にて、前線を支えんとす。いざ、参らん!」
鍋島の和テイストの舞と、栗花落のキュートでポップな王道アイドルパフォーマンスのマリアージュが、残滓達の心を(物理的に)撃ち抜いてゆく!
「「つ・ゆ・りん! つ・ゆ・りん!」」
残滓達のコールに応えるように、時に憂げに、時に明るく。
曲の転調に合わせてコロコロ変わる面差しを向けてファンサービスする栗花落。
そして、曲は大サビ前の間奏に突入。
ここで栗花落が動いた!
――幸せのままに眠れ。
一瞬でユーベルコード『誘幻の楽園(エデン・オブ・ネニア)』を詠唱・発動させる。
動きに合わせて氷魔法も同時に放つことで、まるで氷の精が冬の調べを奏でるように溶けた残滓達を固めてしまう。
「そして……冬はいつか終わりが来る。雪解けの後は花舞う美しい春の季節。ほら、春が来るよ」
歌声で操る無数の花弁の刃が、凝固した残滓達を粉々に切り刻んでゆく!
更に、栗花落の足元が美しい花畑へと変わってゆく。
(ダメ押しで……靴の風魔法、全解放っ!)
栗花落はスカートの裾を押さえつつ、靴に宿した突風で花畑の花弁を撒き散らし始めた。
その花弁も鋭い刃となり、僅かになった残滓達さえも容赦なく裁断!
この栗花落の超範囲攻撃が決め手となり、かなりの数の残滓達が破壊されていった。
だが、まだまだ油断はできない状況だ。
後続の猟兵達もこれに続いてゆく……!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
メル・メドレイサ
SPD
絡み、アドリブ歓迎
「はぁ~い、ご主人様のメイドアイドルメルで~す❤」
めっちゃ媚び媚びな感じのアイドル演出で【悪目立ち】しながら【誘惑】
歌唱力もダンスも技能ないし並なのですが、とにかくあざとい仕草で甘えるようなちょっとイタい系のアイドルな感じです
「メルの愛を受け取ってくださいまし❤」
歌のフィニッシュの所で固まってる相手に【指定UC】で火属性のマイクロミサイル大量発射!
背後から花火が上がるみたいなそんな演出っぽく大乱射です
敵の攻撃にはファンからのプレゼントを受け取るシーンに見せかけて楽しむ演出を入れつつ握手とかしながら時間を稼ぎ、ミサイルが飛んでくるのを待ちます
カシム・ディーン
UC
装甲半減
攻撃回数強化
銀髪美少女アイドルモード
【変装】
成程…この天才魔術盗賊…ダンスも決めて…ってナニコレ(何故かアイドル衣装
「勿論メルシーとおそろいだよ♥」(デザインMSに任せた☆
おまっ…お前ぇっ
クソがっ!(とりあえず鬘も被り
歌と踊り
【情報収集・視力・戦闘知識】
メロディア達の陣形を見据えつつ
メルシーと一緒に息を合わせて歌う
歌詞はジャパニアに伝わる歌と音楽
合わせて踊りながら
【属性攻撃・二回攻撃・薙ぎ払い・念動力】
熱属性の熱線を照射してそのまま薙ぎ払って効率的に殲滅!
メルシー
歌いながらもカドゥケウスで念動光弾を怒涛の乱射
息を合わせ舞いながら光と熱線の乱舞も魅せて
フィニッシュにポーズを決めっ
チョコレートの海域に、豊満体型の時計ウサギの女性が現る。
「はぁ~い、ご主人様のメイドアイドル、メルで~す❤」
メル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)は全身をぶるんぶるんと震わせながら甲板の上でピョンピョン飛び跳ねる。
時計ウサギらしさを全面に押し出しためっちゃ媚び媚びな感じのアイドル演出は、同性からしたらかなり鼻に付く印象を与える。
だが構わず周囲に自身の魅力を無差別に振りまき誘惑してゆくメル。
その誘惑に、鼻の下を伸ばすカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)。
「いいですね! いいですよ、これは! しりちちふともも! ふんふんふんっ!」
主の態度にイラッ☆としている界導神機『メルクリウス』の美少女形態ことメルシーの目が据わっている!
「ご主人サマ? 目的を忘れてないよね?」
「あ、当たり前じゃないですか! この天才魔術盗賊カシムさんだって、歌って踊って……」
「えいっ☆」
メルシーは光った。
「グワーッ!?」
唐突な発光に両目を手で抑えて甲板でローリングするカシム!
その隙に、メルシーは自身の身体を構成している賢者の石の欠片をカシムの身体に纏わせた。
同時にメルシーの身体も白銀スライムに戻った後、この場に相応しい姿へ変形を果たす。
一応、これ、ユーベルコードなのよね。
「メルシー、超アイドルモードに変身だよ☆」
「テメェ……いきなり何しやがるんだ、ってナニコレ?」
カシムの身体に纏わせたスライム状の賢者の石が、男性アイドル衣装に変化していた。
「は??? スパンコール、ナンデ???」
「メルシーとお揃いだよ☆」
「ダッセェッ!」
UDCアースの古き良き70年代アイドル黎明期のスパンコールまみれの全身スーツっぽいアイドル衣装のペアルックコンビがそこにいた。
はっきり言ってクソダサい。黒歴史確定である。
「おまっ……お前ぇっ!?」
「さあ、ご主人サマ! レッツ、ハッスルハッスル☆」
「クソがあああぁぁぁーっ! お前のセンス、化石じゃねーですかァーッ!」
カシムが白目を剥いて頭を抱えてしまう!
だがメルはカシムの衣装をまじまじと見詰めてニッコリ。
「とても良くお似合いです♥」
「ありがとう、ウサギさん。なんて優しいんだ、僕と結婚して下さ、ギブギブギブッ!」
カシムが秒でメルへの求婚をするが、メルシーがチョークスリーパーでギリギリと絞め落としに掛かるので未遂に終わってしまった。
「もー! メルシーって存在がありながら……!」
「いやお前キャバリアじゃねぇか。色々規格外で忘れかけてましたけどキャバリアじゃねぇか!」
カシムのツッコミに、メルシーは無言でテヘペロダブルピース!
「……いや、どんな感情!?」
「あの~、残滓たちがまた増殖してますよ?」
メルが指差す海の彼方で、もりもりと増えてゆく残滓達が!
「やっべーですよ! メルシー、ぶっつけ本番ですが行きますよ!」
「もっちのろん☆ それじゃ、クロムキャバリア世界ジャパニア国の最新ヒットナンバーメドレー、いってみよー☆」
鉄甲船に積み込んだ音楽機材から、ノリノリのポップソングが流れ始める。
カシムとメルシーはなんだかんだで息ピッタリなダンスを披露し、デュエットも完璧だ。
半仮面形状の帝竜眼の魔力を指先に収束させたカシムは、指鉄砲の要領で熱光線を照射!
そのまま右から左へ腕を振るえば、歌と踊りに夢中になっていた残滓達は瞬く間に溶断されてしまう!
メルシーもカドゥケウスで念動光弾を怒涛の乱射!
残滓達はメルシーがターンをするたびに爆散!
2人の活躍に続けと、メルも拙い歌と踊りであざとさを演出!
「メルの愛を受け取ってくださいまし❤」
とにかくあざとい仕草で甘えるようなちょっとイタい系アイドルパフォーマンスは、残滓達を逆ベクトル……つまりイラッとさせることで攻撃の手を止めていた。
そしてラスサビに差し掛かった瞬間、身動きが止まった残滓達へ、メルはユーベルコード『マジカルタクティカルウェポン』をぶっ放す!
「剣? 銃? それともミサイル? メルの魔法は何にでもなります❤」
召喚されたのは、炸薬盛りだくさんのマイクロミサイル!
垂直に何発も打ち上げられ、花火のように空へ解き放たれた。
着弾までの間、残滓達が切り離して生成した毒入りキャンディを受け取ったり握手のファンサービスを行うメル。
そうこうしているうちに、降下してきたミサイル群が残滓に降り注ぐ。
「ナパームのファンサービスを御賞味あれ♥」
チョコレートの海が火の海に変わってゆくさまを見守りながら、カシム、メルシー、メルはアイドルらしく決めポーズをするのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
高吉・政斗
チーム【瓦礫】(3人)
(アドリブ&連携歓迎)
■WIZ
…アイドルプレイはジフとイヴにお願いしよう。
(二足型変形・自律稼動ON・UC起動)
基本は甲板に進入してきた時はFECTと俺の通常火器で応戦する。
だが如何せん数が多い、なら融けやすい形に変身するならこうだ!
属性は【炎】(計410発の誘導式Mg礬素合金焼夷弾頭ロケット)。
まずは海域内で目視出来る距離に到達後に発射。
よし!二人が歌い始めたな?…いい歌声だぜ。
確か歌や踊を披露すると当て易くなるんだっけ?よっしゃ殲滅するまでロケット弾幕で応戦だぜ!
なんだ?二人ともなんか指差してるぞ?…わっマジか!こりゃ言う通りにした方が良いな。
ジフテリア・クレステッド
【瓦礫】で。
アイドルをご所望かな?
いるさ!ここに最強のアイドルたちがね!
UCで最大限に高まった【歌唱】をイヴェットとの最高の【パフォーマンス】でShow Must Go On!
自分の気持ち1つ曝け出すことのできない哀れなお姫様たちに地獄を生き抜いた私たちの生き様と【祈り】を!最強のツインボーカルで叩きつけてやろう!
ライブのために私は武装の大半を大事な友達たちからのプレゼントに切り替えている!
だってきっとそっちの方がライブでは最強だから!
それに…今日は頼りになるアタッカーがいるからね!
私たちの燃え盛る魂の炎を弾薬に変えて全部ぶっ飛ばせーっ!
あ…さすがにそろそろヤバい!政斗っ!あっち、あっちーっ!
イヴェット・アンクタン
【瓦礫】
歌唱と舞踏で、動きを止められると……ならば、ここはアイドルの出番。ジフテリアさんと協力し、とびきりの曲を披露しましょう。
メカニックの技術を活かした、武器改造によりキャバリアを仮初のスピーカーと改装。
録音ではありますが、習練を重ねた楽器演奏を、響かせます。
私は、思いきり歌唱させて、いただきます。
ジフテリアさんとのツインボーカル、砲撃のごとく響き渡り、貫通攻撃よろしく心を穿つ声を、ご賞味あれ。
これは、ただの歌ではありませんよ?UCをこめた魂の叫びです。
ジフテリアさんが生み出したパワーを、より高めて高吉さんへ、破壊のエネルギー充填いたします。
……これ以上は、まずいでしょうか……退きましょう。
アポカリプスヘルにある、かつての郊外の住宅街跡地。
そこは『がれきの町』。
オブリビオンストームに全てを奪われた町は、今や猟兵達の拠点になっている。
その町から、3人の猟兵達が鉄甲船の甲板の上に転送されてきた。
「アイドルをご所望かな? いるさ! ここに最強のアイドルたちがね!」
自身の胸元を右手の親指で指し示したフラスコチャイルドのジフテリア・クレステッド(ビリオン・マウスユニット・f24668)。
ガスマスクをしていなければ呼吸で有毒物質を撒き散らしてしまう彼女だが、その決意に満ちた声は息苦しさを感じさせない。
「歌唱と舞踏で、動きを止められると……ならば、ここはアイドルの出番。ジフテリアさん、とびきりの曲を披露しましょう」
イヴェット・アンクタン(ロックオン・サバイバー・f24643)は、同じフラスコチャイルドのジフテリアへ手を差し伸べる。
その手を握って頷くジフテリア。
「イヴェット、自分の気持ちひとつ曝け出すことのできない哀れなお姫様たちに! 地獄を生き抜いた私たちの生き様と祈りを! 最強のツインボーカルで叩きつけてやろう!」
「ええ、やってやりましょう。来なさい、決戦兵器ギガント・バリスタ! 今回はあなたにアンプの代わりになってもらうわ」
鉄甲船の甲板の上に突如出現したジャイアントキャバリアが跪く。
イヴェットは素早く機甲巨人に細工を施すと、マイクから拾った音が巨人の大口から跳ね返ってきた。
「仮初とはいえ、出来は上々。さあ、録音ではありますが、練習を重ねた楽器演奏を、響かせます……!」
いよいよ、魂揺さぶるライブが開幕する……!
メインボーカル2人の影に隠れ、黙々と戦闘準備と鉄鋼製可変形戦闘車(通称:FECT)の整備に専念する高吉・政斗(剛鉄の戦車乗り・f26786)もまた『がれきの町』の住人だ。
(……アイドルプレイはジフとイヴにお願いしよう。2人が残滓達を足止めしている間、自分が“戦車”で駆逐してやるぜ……!)
愛機を二足歩行型に変形させ、オートアサルトモードに切り替える。
「んじゃ、まずは通常火器で迎撃開始だな。手筈通りに頼んだぜ!」
高吉が右手を振って、ジフテリアとイヴェットへ合図を送った。
この合図でイヴェットは録音したバンドの演奏を再生し始めた。
流れ出すイントロは不穏なノイズ。
それが段々とひとつの音階へと収束してゆき、再び歪んでゆく。
イヴェットは己の槍を改造したギターを、録音音声に合わせて掻き鳴らし始める。
荒々しいカッティングリフは、まるでイヴェットが今まで生きてきた理不尽や不満が滲み出ているかのようだ。
(始まったな! イントロからアツいじゃねぇか!)
高吉は16ビートに合わせてM230拠点追尾防衛型突撃機構銃をリズミカルに発砲!
うねり狂うベースラインと発砲音のマリアージュがバンドサウンドにアクセントを加えた。
イントロが終わり、まずはジフテリアから歌い始めた。
「この歌を誰かがいつか思い返してくれますように……なんてね」
ユーベルコード『造りものの歌』を発動させ、歌唱力を一時的に超人レベルまで引き上げる!
♪最初は望まれた誕生だった けれど生まれたら落胆された
♪“お前は世界に適応できない役立たずだ”と失敗の烙印を押された
♪悪いのは誰だ? 出来損ないの私なのか?
♪或いは頭の出来が悪い創造主(おまえ)なのか?
♪存在自体が害悪だと 後ろ指差されてうんざりだ
吐き出すような歌詞をがなり散らすジフテリア。
ガスマスクでくぐもった声がマイクを通してチョコレートの海へ轟くパンクロック!
すかさずイヴェットが噛み付くように歌い出した。
彼女もまた、ユーベルコード『サウンド・オブ・パワー【ver.IAA】(バージョン・アイシーアッシュアーティフィシャル)』で、味方の戦闘力を底上げしてゆく。
♪この身体は人型なれど兵器 気遣い御無用、私は平気
♪命令どおりに壊していれば 何も考えずにいられたんだ
♪でもそれは間違いだった だって音楽を知ってしまった
♪この胸に響く確かな『本物(メロディ)』
♪魂に刻むんだ私の『本気(プライマリィ)』
(よし! 二人が歌い始めたな? ……いい歌声だぜ)
2人のツインボーカルが残滓達の魂を揺さぶり、ユーベルコードと身動きを止めてしまう。
その隙に、高吉はユーベルコードを発動させる。
「確か歌や踊を披露すると当て易くなるんだっけ? よっしゃ! 殲滅するまでロケット弾幕で応戦だぜ!」
高吉の左腕が仄かに紫に光る。
「Mrコンキスタ、起動!」
その掛け声に、SystemCRPのシークエンス音声アナウンスが再生された。
「Pod【Conquista】――生成中……装着………完了」
ユーベルコード『Conquistador・rocketpod(コンキスタドール・ロケットポッド)』によって装着された計410発の誘導式Mg礬素合金焼夷弾頭ロケットを次々に残滓達へ撃ち込んでゆく高吉。
着弾した焼夷弾頭は敵中で炸裂大炎上!
チョコレートの海が火の海に変わってゆく!
「お二人さん! その調子で歌い続けてくれ!」
ユーベルコードのミサイル弾幕と小銃の銃弾の雨が、攻撃的なパンクサウンドのパーカッションとなって音の彩りを添えてゆく。
ジフテリアも毒気の強い歌詞をメロディーに乗せ、マイクを通して早口で残滓達へぶつける!
♪つーかマジうぜぇわ クソ知ったこっちゃねぇわ
♪この身体も魂も 毒もガスマスクも全部“私”だ
♪ツクリモノ? ノー! This is me!
♪お前の都合なんてノーセンキュー Fxxk you!
♪いい加減黙れや 毒吹っかけるぞ あぁん?
♪私達 from がれきの町
♪キュートで最強なツインボーカル!
イヴェットも熱い魂の叫びを歌声に変えてがなり散らす!
♪もう誰にも止められない!
♪自分の衝動に嘘はつけない!
♪あの地獄の日々はすでに過去へ沈んだ
♪今は目の前の敵をただ睨み付けるんだ
♪このマイクひとつで勝負だ
♪絞りカスの分身で勝とうなんて馬鹿げてる
♪私達は最凶 がれきの町のフラスコチャイルズ
「「♪レベチなんだよ とっとと失せろ!」」
2人のツインボーカルのユニゾンは砲撃のごとくチョコレートの海原へ響き渡り、貫通攻撃よろしく残滓達の心を穿つ!
(ライブのために私は武装の大半を大事な友達たちからのプレゼントに切り替えている! だってきっとそっちの方がライブでは最強だから!)
猟兵活動を通じて培った絆が、ジフテリアの歌声をより強固な信念へと昇華しているのだ。
「それに……今日は頼りになるアタッカーがいるからね! 政斗っ! 私たちの燃え盛る魂の炎を弾薬に変えて全部ぶっ飛ばせーっ!」
ジフテリアの歌のエネルギーがイヴェットの弾き鳴らすギターに集まってゆき、ダウンピッキングで掻き鳴らすたびにエネルギーが増幅されてゆく!
「高吉さん! この増幅した破壊のエネルギー! 今、充填します!」
ギターは『弩』の力で槍弾を作って装填、そのまま高吉の“戦車”へ発射!
「よしきた! エネルギー吸収! 行くぜFECT! 全弾一斉発射、出血大サービスだ!!」
有り余る破壊のエネルギーを焼夷弾頭ロケットに変換しまくりながら、高吉は立て続けに全方位へぶっ放した!
残滓達は爆風で木っ端微塵に砕かれ、炸裂した爆炎で瞬時に溶解して消滅!
「やったぜ! でもいくら増殖するからって、身体がチョコレートやキャンディで出来てるって脆すぎるよな?」
高吉は敵を一網打尽に出来た達成感に浸っている。
だが、それは長くは続かなかった。
「あ……さすがにそろそろヤバい! 政斗っ! あっち、あっちーっ!」
「あれだけの火力を浴びたのに、まだ完全に処理できないのですか。何ていう増殖能力でしょうか……!」
ジフテリアが指を指し、イヴェットが目を細める先に、僅かな欠片から残滓達がボコボコ生まれてゆく光景が繰り広げられていた。
高吉は2人の声に気が付き、何事かと指し示された方向を見遣る。
「なんだ? 二人ともなんか指差してるぞ? ……って、わっマジか! こりゃ言う通りにした方が良いな」
ものすごい勢いで残滓達が増えていくさまは、もはや狂気をもたらしかねないほどグロテスクだ。
「……これ以上は、まずいでしょうか……退きましょう」
やるべきことはやったし、かなりの数を蹴散らすことが出来た。
確かな戦果を得た3人は、事後を別の猟兵達に任せて退いていった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ミフェット・マザーグース
いつもミフェットは、戦いに行く時に足を止めたくなる。
戦うことができないから。傷つけるのが怖いから。
けれど、戦いの音にまじって、歌声が聞こえる。音楽が聞こえる。
リュートを手に、みんなのお手伝い
伴奏を、コーラスを、メロディを止めないように重ねることに集中するよ。
ミフェットの〈歌唱・楽器演奏・コミュ力〉と、準備してきた音楽機材を〈情報収集・メカニック・ハッキング〉で同調させて、歌声と音楽を海域に広げるね。
UC【嵐に挑んだ騎士の歌】
♪海がチョコに変わっても、波が砂糖に変わっても、お菓子の海賊に囲まれても
ひびかせる歌声は かなでるメロディは この胸の中の思いとおなじ
いつだって どこだって 変わらない
テラ・ウィンディア
ウィンディア
アイドルか!おれもウィンディアの舞(自分で作った)を披露したことがあったからな!
リオ!一緒に楽しもうぜ!
【戦闘知識】
メロディア達の位置と殲滅しやすい方向を把握
【見切り・残像・空中戦】
リオを前に出してど戦舞に近い形で剣舞を披露しながら歌うぞ(実はUCの詠唱として繋げる。歌詞(詠唱)はMSに任せた!
残像を残しジャンプして軽やかに
【早業】
リオの歌と合わせながら動きを合わせて剣から槍に変えての戦演武
ずっと詠唱は続け
【属性攻撃・リミッター解除・砲撃・重量攻撃】
歌というか詠唱により威力が極大まで増強されればUC発動
限界を超えた重力砲撃で広範囲を薙ぎ払うぞ!
最後にリオと息を合わせてポーズ!
リオ・ウィンディア
ウィンディア
慈悲はない、では好き勝手にコンサートやります!
ふんふんふん〜♪
ウィンディアの【結界術】を使用して自由に動ける場所を確保
さぁ、ご覧あれ
【歌唱・楽器演奏・呪詛・狂気耐性】
ハイソプラノを駆使
小刻みの良いテンポで転調を繰り返す
時には【演技】歌劇の如く
愛しきトラウマたちよ、こんにちは
愛しもしたけれど
国が滅んではどうにもならない
殺してしまったあの時も
今はそれがどれだか分からない
記憶の断片は笑顔と悲しみ
それでも私この先を見てみたいの
例え一人になっても
あぁ、私はただの道化の表現者
回避専念
あなたの毒も舞台の演出になりそう
テラねぇの動きを見切って早業で逃げる
標的にならないように忍び足
猟兵達の度重なる猛攻により、残滓達の増殖は抑えられつつあった。
だが、完全な殲滅までには至っておらず、戦いは最終局面へ。
ブラックタールの少女は、チョコレートの海域で蠢きながら増え続ける残滓達を前に体が強張ってしまう。
(いつもミフェットは、戦いに行く時に足を止めたくなる。戦うことができないから。傷つけるのが怖いから……)
それでも、ミフェット・マザーグース(沼の歌声・f09867)は倒すべき敵から目を逸らそうとはしない。
(けれど、戦いの音にまじって、歌声が聞こえる。音楽が聞こえる……だったら、ミフェットにだって出来るはず……)
リュートを手に持ち、旋律を奏でる。
ミフェットのみなぎる決意を音楽に変え、残滓達へ、同船する猟兵達へ届けてゆく。
甲板の上の音楽機材とミフェットの感覚をハッキング・同調し、リュートの音色をさらに増幅させてみせた。
この音色に、残滓達だけでなく、テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)とリオ・ウィンディア(Cementerio Cantante・f24250)の姉妹もうっとりと聞き惚れていた。
「なんだか、聞いていると力が湧いてくるな、リオ!」
「ええ、テラねぇ。それに、この演奏は……ユーベルコード? ¡Bravo! あなたもアイドルなのね?」
「ミ、ミフェットが……アイドル……?」
目を輝かせるリオの称賛に、思わずミフェットが照れ笑い。
実はミフェット、クロムキャバリアの某国では絶大な人気を誇る存在だったりするのだ。
そうとは知らないリオは、ミフェットに微笑みながら告げた。
「ええ、今、この船上は私達の舞台。観客は甘味で出来た残滓達……私達の歌と演奏で、碧い海を取り戻すのですよ。ですから、手伝ってくださらないかしら?」
「……うん! ミフェット、頑張る!」
共闘成立。
ミフェットの伴奏とコーラスが、ウィンディア姉妹のパフォーマンスをアシストする。
「それにしても、アイドルか! おれも前に、自作のウィンディアの舞を披露したことがあったからな!」
「まぁ。今日はそれが見られるのかしら?」
期待を寄せるリオ。
テラはニカッと破顔一笑すると、星刃剣『グランディア』を鞘から抜いてみせた。
「いいぞ! 盛大にやってやる! リオ! それにミフェットも! 一緒に楽しもうぜ!」
リオもミフェットも、にっこりと満面の笑みで頷いた。
「せっかく集まってくださった観衆だけれども。オブリビオンならば慈悲はない。では、好き勝手にコンサートやります!」
リオは魔力を編み上げると、なんと空中を歩き始めたではないか。
「驚かれましたか? これぞ、我がウィンディア家に伝わる結界術の一端。空気中の魔力を足場として、即興のステージを作り上げてみましたの……♪」
上機嫌で空中散歩を楽しむリオ。
思わず鼻歌が漏れ出してしまう。
「ふんふんふん~♪ El uso hace al maestro. さぁ、ご覧あれ。あなた達を送る『死出の歌劇』を……♪」
リオが息を吸い込む。
吐き出されたのは、力強いハイソプラノ。
彼女もまた、音楽を媒介にユーベルコードを駆使する猟兵のひとりだ。
歌い上げるは、音楽を楽しまない存在の動きを極端に鈍らせる効果を持つユーベルコード……もっとも、残滓達は歌声に魅入られて音楽を楽しんでいるので、行動鈍化の効力を発揮していないのだが。
それでも、リオの歌声自体が呪歌のそれであり、聞き惚れた残滓達の攻撃の手を完全に止めていたので一定効果は表れていた。
リオはミフェットの演奏と完全に調和させ、自分の歌い方を刻々と変化させて適応させていく。
なんたるプロ意識。プロの技量。
齢9つでこの才覚なのに、まだまだ伸びしろがある事が末恐ろしい。
だが、単純な歌唱力と演奏技量はミフェットのほうが格段に上だ。
リオの歌声が息継ぎで途切れた瞬間、意を決してミフェットが歌劇に飛び入り参加!
♪海がチョコに変わっても
♪波が砂糖に変わっても
♪お菓子の海賊に囲まれても
♪ひびかせる歌声は かなでるメロディは
♪この胸の中の思いとおなじ
♪いつだって どこだって 変わらない
♪それはまるで 嵐の中で立ち上がる騎士
♪絶えぬ勇気の炎と 闇を照らす希望の輝き
♪だからおねがい そこをどいて!
ミフェットの勇気の歌声が、テラとリオの戦闘力を底上げしてそれぞれのユーベルコードを強化!
「いいぞ! どんどん力が湧いてくる!」
リオの後ろで、実践に近い剣と槍の演舞を見せるテラ。
その勇猛な動きに合わせ、祝詞の如き歌を紡いでゆく。
♪闇があった ある日、一点の光が生まれた
♪光は闇を押し退け 瞬く間に広がっていった
♪生まれた光は散り散りに広がって
♪やがてそれらは いつしか星と呼ばれた
リオの作った結界のステージを警戒に跳ね回りながら、炎の魔力を宿した武器を残像の軌道を描くように振るうテラ。
武器が振るわれるたびに残滓達は斬り刻まれ、蒸発してゆき、次第に個体数を減らしてゆく。
そして、これはリオのユーベルコードの詠唱の延長線上でもあった。
♪星々よ 空の虚空よ
♪原初より存在し 全てを繋ぎながら
♪全てを圧壊し虚無へ至り
♪そして万物を生誕せし原初と至るその力よ
♪顕現せよ そして証明せよ
♪今こそ 仇為す愚者へ その存在を示せ――!
突如虚空から出現する、ブラックホールキャノン『プルートーの炎』を搭載した三界神機『ヘカテイア』!
空中結界の上に軟着陸すると、海域へ向けて照準を定める。
『テラ! もっと出力を上げないと殲滅が難しいです!』
ヘカテイアの勧告にリオが答えた。
「でしたら、私の呪歌の魔力をヘカテにゃんに回しますわ!」
『嬉しいですけど、ここでヘカテにゃんって言わないで下さいよー!』
普段は黒猫に擬態しているヘカテイアへ、サディスティックな笑みを向けながらリオは渾身の力を籠めて歌い上げる。
♪愛しきトラウマたちよ、こんにちは
♪愛しもしたけれど 国が滅んではどうにもならない
♪殺してしまったあの時も
♪今はそれがどれだか分からない
♪記憶の断片は笑顔と悲しみ
♪それでも私この先を見てみたいの
♪例え一人になっても
♪あぁ、私はただの道化の表現者
小刻みの良いテンポで転調を繰り返し、身振り手振りで演技も披露する。
飛び交う毒の花はカーテンコールのよう。
もちろん、当たらないように素早くリオは回避してゆく。
これにミフェットも支援をする。
♪この歌声が聞こえるなら この演奏が聞こえるなら
♪どうかこたえて 白銀の巨神さん
♪増え続けるあわれなおねえさんたちを
♪骸の海へいざなう せんれつないちげきを!
『エネルギー、120%! オーバーチャージ!』
「いくぞ、ヘカテ! 黒き極光へと至れ! メガ・グラビティブラスト、発射!」
テラの号令とほぼ同時に、漆黒の光線がチョコレートの海域を文字通り消失させる!
超重力ビームが、増殖する残滓達を一点に圧縮・凝縮させ、たちまちまとめて粉砕していってしまったのだ。
「終わったな! リオ、それにミフェット! ヘカテにゃんに魔力を回してくれて、ありがとな!」
『もう、テラまで……!』
ヘカテイアは、逃げるように亜空間へ消えていってしまった。
こうして褐色の海面は、元の青さを取り戻した。
羅針盤戦争もいよいよ大詰め。
猟兵達は七大海嘯全ての本拠地に乗り込み、決戦に臨んでゆく……!
大成功
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