羅針盤戦争〜密林まで何マイル?
●あやしげな儀式再び
コンキスタドール『森羅の巫女』達が怪しげな儀式を執り行っていた、そこは何処かの森の中……そして目の前に鎮座するは『巨大な子宮のような塊』。
そして儀式により次々と島に溢れ出す怪物化した海獣達、それらが彷徨うこのゴクモン島は今まさに地獄絵図の縮図ともいえる状態へと陥っていた。
空飛ぶ鳥が突如として密林に多数彷徨う海獣達からのレーザー砲撃で消し飛んだ……、どうやらこの無人島の空は安全地帯ではないらしい。
この儀式が意味するところは何か?
それは謎である、だが一つ言える事はこれをこのまま放置することは事態の悪化しか招かないということだ。
一面の森ばかりの何処で行われているこの儀式、はたして猟兵達は見つけ出すことができるのだろうか?
ドクンドクンと脈動する『巨大な子宮のような塊』は次第にその輝きを増していく……。
●グリモアベース
「どうやら色々な島で儀式は執り行われているようですねー」
いつも通りのマイペースでグリモア猟兵の村雨・ベルは集まった一同に声をかけた。
取り出したのは一枚の地図、それはグリードオーシャンの何処かにある島の一つであり今回の事件の舞台となる場所だ。
「平たく言います~と、何があるかわからない熱帯雨林を踏破して邪悪なる儀式をぶっつぶせ! です」
要点を突き詰めるとひどくシンプルな点だけを説明しベルはさらに話を続けた。
「この密林を突破して儀式が行われている場所を探してほしいんですが厄介な事がいくつかありましてね~」
ベルが言うには密林は足場も視界も悪く不快な探検を余儀なくされる事、そして空を飛ぼうとすると超強力レーザーを空にだけ撃ちまくる海獣が山のようにこの島にはいてあまりお勧めしないということ。
儀式の場所はたぶん島の中心付近にあるであろうが場所は不明という事、という感じにいくつか問題点はあるらしい。
「とにかく儀式の場へ辿り着いたら『巨大な子宮のような塊』を破壊すればおっけーです」
途中で怪物化した海獣達に遭うかもしれないがそこは頑張ってね……と笑顔でお辞儀されては一同も覚悟を決めますかとばかりに返事する。
転送の準備は整った、猟兵達は密林のどこかにある儀式目指して旅立っていく。
どのような災難が彼らを待ち受けるのか、それはまだ誰にもわからないのだった。
轟天
これは羅針盤戦争の1章完結戦争シナリオです。
密林の島を踏破し目標の『巨大な子宮のような塊』を破壊しましょう。
戦争シナリオということで5人ぐらいまで採用できるかなと思います。
先は長いと思いますので無理せず参りましょう。
●プレイングボーナス
ジャングルと怪物海獣に対処する。
第1章 冒険
『怪物化した海獣たちの無人島』
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POW : 怪物化した海獣の脅威を打ち払って前進する
SPD : 不気味なジャングルを探索して、目的地である島の中心を目指す
WIZ : ジャングルの生態や、海獣の行動・習性などから、島の中心地を割り出す
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ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ
【アドリブ・連係歓迎】POW
ジャングルって美味しい食材がいっぱいあるんだよね☆
これは是非とも解放しよう♪
UC【膨張せし肉肉しい宇宙】で宇宙牛に変身・巨大化!
その巨体を利用して、ジャングルの木々を薙ぎ倒し、怪物海獣も圧し潰し、制圧していく!
塊も巫女も破壊しつくそう!
小さい所へは「肉体改造」でにゅるんって感じで流動体になって侵入しましょう!
解放したら得られた食材で「宴会」を開こう♪
●
「ジャングルって美味しーい☆」
巨大な宇宙牛が突如としてジャングルに現れあろうことかその巨大な質量で全てを飲み込みつつ移動し始めたのだ。
海獣達でさえもたじろくその巨体はまさに見上げるほどの大きさ、ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ(ハラペコかわいいコックさん(可食・高栄養・美味)・f31483)にとってはこんなにグルメ気分を味わえる島などひさしぶりなのだ。
(無限に食べていいって何だかお得気分♪)
ジャングルの樹々をなぎ倒すほどに巨大化しそしてバリボリと容赦なく齧り反芻する、そう……これでも草食なのだから樹々を食べてもおかしくはない。
なんかもう歯ごたえすごそうだけれど気にしない、噛む力は恐ろしいほどに強いのだろうか?
バクリと海獣にまで噛みついて……って今さっき草食って説明したばかりだから!?
いやいやバキボキ嫌な音たてて飲み込んでる場合じゃない。
途中で洞窟があったりするも流動体となって奥の奥まで潜りこみ捕食を続けるまさに動く掃除機状態。
きっとこのまま踏破してしまうのだろう、だがまだまだ密林は奥深いのだラヴィラヴァのデリシャスな食事はここからが本番なのだ。
大成功
🔵🔵🔵
高千穂・ましろ
「怪しげな儀式を阻止すればいいんですね!」
【ドレスアップ・プリンセス】で魔法少女に変身。
ノワールを背中に乗せて空を飛んで儀式場を探しましょう。
……地上はドレスが汚れそうだから嫌ですし。
『って、ましろ、グリモア猟兵の説明を聞いてなかったのかにゃ!?
空を飛んだらレーザーで迎撃されるにゃ!』
「ふふん、大丈夫です、ノワール。
この魔法少女服の結界ならレーザーくらい……
って、きゃああっ」
『レーザーは結界で防げてるけど、その分のダメージが着衣ダメージに変換されて服がボロボロになっていってるにゃ!』
「いやああっ、見ないでくださいーっ」(墜落
『さあ、ましろ、そのボロボロの服で戦うのにゃ!』
「無理ですーっ!」
●
「地上はドレスが汚れそうで嫌ですよね~」
『まままま、ましろ! 説明聞いてなかったのにゃ!? 空を飛んだらレーザーBETAじゃなかった……海獣が撃ってくるにゃあああ』
地上から雨霰と撃ちだされるビームに焼かれ高千穂・ましろ(黒猫ノワールと契約した魔法少女・f29622)はましろの魔法少女としての結界へと命中しすでに様々なパラメーターが真っ赤に染まっていた。
この結界がレーザー如きに……そう思うだろうが現実は残酷だ、結界が溜め込んだダメージはどこへ消えていくのか?
それはましろの衣装に対する着衣ダメージに変換されるためすでにスカートは消え去り可愛いパンツとブラだけの恥ずかしい姿になってるなどまさに計算外。
「ななな、なんでこんな事にー!」
『レーザーは結界で防げてるけど、その分のダメージが着衣ダメージに変換されて服がボロボロになっていってるにゃ!』
墜落していくましろ、ジャングルの樹々に引っ掛かり残った布地まで失われ全裸で地上の沼へと真っ逆さま。
「ぺーっぺっ、うう結局泥だらけですか……」
『全裸の代わりに泥パックで身を護るとかさすがましろにゃ!』
相棒ノワールの誉め言葉にてへへと本気で照れちゃうがわかっているのだろうか?
レーザーを帯びればすぐにこの泥は乾いてしまうというこに。
「うぐぐぐ、こうなったら意地でも飛びきって駆け抜けてやるです!」
『あぁぁぁ、ましろがヤケクソモードになっちゃたにゃぁぁぁぁ』
高速で飛びそしてあっという間に泥も剥がれ煌く白い肌、この日島中で空飛ぶ全裸少女がいたという噂が広がるのは時間の問題だったといえよう。
苦戦
🔵🔴🔴
片桐・公明
【WIZ】
海岸から島の中心部に向けてUCを放ち、怪物とジャングルをまとめて焼き払う
UCの跡地、開けた道を島の中心までまっすぐ進んでいく
ただし怪物の奇襲を警戒し、周辺は十二分に確認したうえで進んでいく
危険性を感じるたびにUCで周辺を焼き払う
「灯台下暗しを体現したような怪物ね。足元を移動する分には楽なんだけど。」
「やっぱり手っ取り早いわね。欠点があるとすれば生態系がめちゃくちゃになっちゃうかもしれないけれど」
「ま、支配されているのであれば今更か。」
(絡み、アドリブ歓迎です。)
●
その日島を襲った脅威は何も魔物達だけではない、海岸から一直線に伸びる業火がジャングルも何もかもを焼き払いながら道を作りつつある。
眼鏡の位置をクイっと直し片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)は不敵に出来たばかりの焼け焦げた街道を見て笑う。
「やっぱり手っ取り早いわね。欠点があるとすれば生態系がめちゃくちゃになっちゃうかもしれないけれど」
どちらにしろ海獣達もおかしな化け物に成り果てているこの島ではあまり気にせずともいいのかもしれないが。
湿地であった地面も焼け焦げ歩きやすくはなっている、それでもまだ燻ぶっているあたり本当に大丈夫なのか心配だか手っ取り早いのは確かだ。
「ま、支配されているのであれば今更か」
やれやれと首を竦め細かい事を考えるのをやめた、ここから先どれ程の距離があるのか知らないが進むのにいちいち気にしていられない。
それに空を監視している海獣達のこともある、彼らは空にばかり注意を向け地上を往く者には本当に無頓着だった。
「灯台下暗しを体現したような怪物ね。足元を移動する分には楽なんだけど……」
おそるおそる通るがどうやらまだ反応はない、だがこの先を進むにはやはりというか何体かは邪魔になってしまいそうだ。
なので公明は容赦などはしない、するのはただ一つ冷徹な詠唱のみ。
「母の歴史。父の知識。それを興すは私の能力。すべて焼き尽くす!!」
蛇の如き業火が吹き荒れ全てを焼き尽くし炎の道を再び伸ばしていく、この密林に生きる魔物達の予想外の天敵ぶりに公明は意気揚々と歩を進めるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
成程、厄介な島ですねぇ。
頑張ってみましょう。
【遍界招】を使用し『密林の環境に適応した衣装(探検隊風の服/司会確保用のゴーグル付き)』を召喚、着用して参りますねぇ。
『本当に足場悪い場所』でのみ『FBS』を四肢に嵌め地上から僅かに浮遊、その際は念の為『FMS』のバリアを展開して備えますぅ。
また『海獣』に直接遭遇した場合、必要に応じて『逃走』と『交戦』を切り替えますねぇ。
或る程度島の中心近くに来ましたら、再度【遍界招】を使用し、捜索用の『装甲型ドローン(カメラ付き/操作法:F●S各種と同様)』を召喚、此方を使用して捜索しましょう。
何とか見つけたいところですが。
●
「あ……れ……何で私こんな物を持ってるんでしょうかぁ」
はち切れんばかりの胸元が裂けそうな探検服とヘルメット、さらには総合司会用のマイクまで持ちながら夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は慌ててそれは間違いなのだと女神様にお祈りし直しゴーグルを装着すると視界もすっきり、これで冒険はきっと楽になるはずだ。
(ちょっと誤字っただけじゃないですかぁ……っ)
シクシクとちょっぴり出鼻から嫌な予感がしてたるこる、半洞窟風の場所を胸元まで水に浸かりながら進まねばならない場所や流木を越え樹々を避け歩き続ける事どれぐらいの時間が経過したのか今日はここまでだとキャンプにて体力を回復し翌日に期待をかけゆっくりと眠る。
翌日は装甲型ドローンを周囲へと放ち偵察に行かせたのだが困ったことに樹々の上にまで出た瞬間にそれらの反応が途切れるという事態にまさか?との思いが的中していたと思い知る事になる。
ジャングルの中はいいのだが樹々の上に出てしまうと即座に海獣レーザーの餌食になってしまうらしい。
(やはり上は駄目ですかぁ)
そこは諦め視界が悪いが樹々の間を自動探索モードで調べさせる事にした、一人で探すよりもずっと楽である。
そうして現地民以外の者が大量に移動したであろう痕跡を発見しるこるはそちらへと進路を変え探索を続ける。
この先に儀式の場があるのだろうかと淡い期待を胸にるこる探検隊は先を急ぐのだった……。
成功
🔵🔵🔴
神海・こころ
げげげっ!?
ウソ何アレ?レーザー?
いつも通り飛びかけて周囲の状況に眉をひそめます
対空装備特化って感じかな?
うーん、、、試してみるかな?
ジャングルの手前で『黄金戦陣』を使用
個別に操作出来るから、、、(๑•̀ㅂ•́)و✧
こんなもんかな?
上空を高速で飛行するバット(囮)
低空を高速に飛行する、自分が乗る自動回避を付与したバットを纏めたボードを準備
先行させた囮で攻撃を誘導しつつ
海獣の位置を確認して
戦闘知識で空中姿勢を保ちながらボードに乗って高速で接近
残念でした一撃必殺!!吹っ飛べぇ〜!!!
●
「げげげげっ!?」
ジャングルの樹々の上へと高度を上げかけた神海・こころ(心海に沈む・f31901)は突如として四方八方から飛んできたレーザーの嵐に急速回避しながら地面に叩きつけられ泥まみれになっていた。
これぐらい急速に避けねば今のは直撃していた、いつも通りの癖で空を飛んだのがちょっとまずかったらしいと思わないでもない。
さすがに眉をひそめながら今度は高い樹を選んでよじ昇ってみれば視界は悪いがジャングルの四方が今度はどうにか見渡すことができていた。
樹々よりも巨大な海獣達、その背には水晶のような鉱物状の部位があり飛行する物体がいると容赦なくレーザーをエネルギーなどまるで無限のように連射しまくり叩き落としているというわけだ。
その火力はバカにできたものではないうえに前後左右どこから来るのかわからないという恐ろしさに戦慄さえ覚えてしまう。
(うーん、試してみるかな?)
愛用の黄金バットに集中し力を与える黄金戦陣の力が発動し大量に増えたバット達、しかもそれぞれが勝手に飛ぶように力を付与され何とか動き続ける事ができるはずだ。
それぞれに動きをインプットし何本かはこころ用のサーフボード状に並べさっそく作戦を決行する。
樹木の上へと飛び出したバット達、これはもちろん囮だ……それらをランダムに飛ばせ時間を稼ぐ。
その間に低空から樹々を避けつつもサーフィンするが如くこころは往く、わずか一分もかからず囮のバット達は全滅し蒸発してしまった。
だがそれだけの時間を稼げれば海獣の一体にこころが近づくには十分な時間、ありったけのストレスを籠め大きく振りかぶり……。
「残念でしたーっ一撃必殺、吹っ飛べぇー!」
こころ渾身のフルスイングが海獣を特大ホームランとして打ち上げその直後、浮き上がった海獣に四方八方からレーザーが飛んできてその巨体は大爆発を起こしたのだった。
成功
🔵🔵🔴
ミラン・アレイ
NGなしでアドリブ大歓迎だよー!
巨大な子宮のような塊目指して密林を駆けるよ!
どっちへ向かえばいいかはもうあれだね!【第六感】に頼って行くしかないね!
探検で何かに絡みつかれたりとかどこかにハマったりとかとか、他にも不快なことあっても【怪力】で全部正面突破するよ!まさに脳筋!できないかもだけど……!
海獣相手には遠慮なく【怪力】でドラゴンパンチしたり、雷の【属性攻撃】の【ブレス攻撃】を放ったりして撃破を狙うよ!攻撃は【オーラ防御】で防ぐつもりだけど、防ぎきれないのは仕方ないね!鎧壊れなきゃいいけど!
巨大な子宮のような塊にはUC【天破竜撃】で雷を纏った破壊の一撃を見舞うよ!
●
「どーらーごーん、ぱぁーんち!」
密林に何体もいる海獣にジャングルから飛び出してきたミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)が渾身のパンチを叩きこみ海獣は下半身が吹き飛び沈黙した。
ぜぇぜぇと息を荒げるミランのそれはそれはもうジャングルの洗礼を受けたかのような悲惨な姿に。
転送されるなり当てずっぽうで進むものだからもしかすると島を一周してきているかもしれないとか言うと泣きそうなので黙っておいてあげましょう。
しかも歩いて数分で水たまりに落ちて下着はぐっしょりと濡れ不快感全開、さらには酷い目に遭いそうな前に出発前に某エルフから渡された紙袋を開けるとそこには虫よけスプレーが入っていた。
「あー、これは確かに……必要かも」
シュッシュと全身に満遍なく振っておく、南国だけに蚊がすごく多そうなのだがミランのような露出度でそれをやるとちょっと想像するだけ痒くなってしまう。
これはさすがにどうしようと思ったがミランは決心した、空を飛べないし樹々が邪魔……ならこうである。
「がーおーっ!」
渾身のドラゴンブレスが前方の樹々を薙ぎ払い電光で焼け焦げた樹々が黒焦げになっていく。
そこへ引き抜いた樹々を斧代わりにブンブンと振り回して強引に道を作るなどまさに脳状態のミラン。
海獣以外にも現住生物との悲惨な戦いは彼女の前へと立ち塞がった、鎧の中に入ろうとする触手……張り付いてくる媚薬ヒルコ、蠢くモザイクのかかった強敵達。
「がーーおーーーっ!」
危なかった、ちょっと休憩しようと寝ていたら鎧にまで潜り込んできたもので思わず脱ぎ捨ててしまい胸元が非常に寂しい事になってしまった。
二つの膨らみが丸見えのまま進むのもちょっとアレなので南国植物を蔓で縛ってひとまずのブラジャーにして先を急いだ。
「や、やっと着いた……っ」
フラフラになって儀式の場へと辿り着いたとき口には蟹足を咥え、何だか全身べっとりと白濁の液体塗れなうえに着ている物もほとんど身体を隠していない葉っぱ一枚張り付けただけという悲惨な姿に。
ここまでの道中あった事を振り返ると放送コードに引っ掛かるので語れないというすさまじい大冒険が繰り広げられてきたのだろうか。
「も、もうさすがに今日はこれ壊して終わりだよ、打ち砕けーっ!!」
儀式に集中している巫女達はミランのほうに注意など向ける事はなかった、ただただ近づき思い切り振りかぶった拳をただ叩きつけるだけ。
……それが轟雷纏うエンシェントドラゴンの娘の渾身の一振り、叩きつけられただけで子宮のような巨大な肉塊が弾け飛ぶほどの破壊力を秘めていたなど想像もつかないだろう。
パァンと弾けると同時に島中にいた巫女も海獣も皆ドロドロに溶け去っていく。
それを見届けミランはその場へと座り込んでしまった。
(帰ったら絶対温泉に浸かるんだ~~)
そう思いながら転送の光に包まれたミラインは最大の脅威がまだ待っているのを失念している。
……そう、葉っぱ一枚の姿などでグリモアベースに帰ると目の前に恐るべき相手が待ち受けているということに。
絹を切り裂くような悲鳴が直後に聞こえたとか聞こえなかったとか……。
大成功
🔵🔵🔵