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今宵われら、希望を奪う(作者 唐揚げ
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#スペースシップワールド  #猟書家の侵攻  #猟書家  #無間のサイビア  #鎧装騎兵  #グレイテスト号の"色男" 


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●スペースシップワールド:異常重力場XX-2068
『余はこう考える』
 物理的・電子的に不安定な異空間に集うは、滅びたはずの宇宙怪獣の群れ。
 錚々たる顔ぶれを睥睨するのは、ことさらに強大な気配を纏う黒き巨躯であった。
『この世界には数多の星が煌く――それはつまり、人類文明といういのちの煌めきだ』
 オーブを掲げるようにした掌の内側に、超新星じみた輝きが生まれる。
 それは命の煌きではない。命を燃やし滅ぼし尽くす、邪悪なる破滅の炎だ。
『その中でことさらに輝くもの……すなわち、猟兵という希望を謳い伝える者ども。
 余らがこの宇宙を支配するならば、何よりもまずこの星の輝きを消さねばならぬ』
 暗黒の大帝、『無間のサイビア』の背後の空間が揺らめく。
 浮かび上がったのは、宇宙空間を進むいささかボロっちい見た目の舟だった。

 宇宙サーカス船、『グレイテスト号』。

 銀河帝国攻略戦以前から、猟兵に味方し激戦を潜り抜けたベテランの船だ。
 恐るべき兵器はない。だが、そこに住む人々は希望に満ち溢れている。
 平和を取り戻したこの世界で生きる希望を、「彼ら」が教えてくれたから。
 戦闘艦としてはあまりにも心もとない、ボロっちい貧乏船。
 だがそれこそが、猟兵という奇跡の戦士たちの持つ輝きの証明だった。

『いまこそ、余らの力を見せる時である』
 無間のサイビアは、破滅の光をゆっくりと握り潰した。
『全軍出撃せよ。これよりわれら、希望(ほし)を奪う――!!』
 そして光が絶え、闇が訪れた。
 滅びたはずの怪獣どもが、希望という星の輝きを喰らい尽くすために跋扈する!

●グリモアベース:予知者、クイン・クェンビー
「みんなみんなみんなー! 集合~~~!!」
 と、慌てた様子のグリモア猟兵が、その場に居た猟兵たちを呼び出した。
 一見すると少女めいているが、背丈と体つきを見れば男性だとわかる少年だ。
 ともあれ彼……クインは、集まった猟兵たちを見渡しこう言った。
「スペースシップワールドで、あの『猟書家』の新しい幹部が動き出したみたい!
 そいつの名前は、『無間のサイビア』。とーっても強い、侵略宇宙人だよ!!」
 ……クインはシリアスなのだが、いささか言葉の響きが珍妙である。
 侵略宇宙人。スペースシップワールド出身の猟兵でも、聞き馴染みがない言葉だ。
 まるで陳腐なサイエンスフィクションめいたワードではあるが……。
「ずーっとずっと昔に滅びたはずの宇宙人が、急に一斉に蘇って暴れ始めたんだよ!
 しかもそいつらは、クインたち猟兵を支援してくれる船に狙いを定めてるんだって!」
 そう言って、クインは予知で垣間見た船の特徴について解説した。
 宇宙サーカス船『グレイテスト』号――すでに幾度となく猟兵を乗せた船だ。
 船そのものの戦闘能力は皆無に等しい……だが問題は戦力の話ではない。
 この船に乗るのは、誰もが猟兵に命を、あるいは心を救われた人々ばかり。
 そして銀河帝国攻略戦や、クエーサービーストとの戦いさえも勝ち抜いたのである。
 まさしく、猟兵という希望を人々に伝える、生き字引とでも呼ぶべき船なのだ。
「放っておいたら、クインたちを信じてくれる人たちが大変なことになっちゃう。
 そしてあの世界の人たちみんなが、猟書家に勝てないって絶望しちゃうかも……!」
 オブリビオンは、絶望と恐怖に漬け込む。敵の狙いは、士気を挫くことなのだ。
 猟兵此処にありと敵に知らしめるためにも、負けるわけにはいかない!

「いまからみんなをグレイテスト号の近くに転送するから、とにかく敵を倒して。
 相手は宇宙人とか怪獣とか、ものすごーい数が一気に攻め込んでくるからね!」
 宇宙空間での戦闘は、先の戦争で猟兵が獲得した『特殊宇宙服』により問題ない。
 だが無尽蔵に召喚される異星人・怪獣軍団を倒すには、ボスの撃破が必須。
 敵の猛攻を凌ぎながら『無間のサイビア』の隠れ家を見つけ出し、叩く。
 それが、この作戦のミッションである。単純だが、易い戦いではない。
「ギリっギリまで頑張って踏ん張って立ち向かって、絶対にみんなを守り抜いて!
 きっとこの船の人たちが……ううん、世界中の人たちが、みんなを待ってるから!」
 退屈を持て余し蔓延る過去の残骸などに、好き放題させる道理などあるまい。
 破滅という宿命を塗り替える、それこそが猟兵の使命なのだから……!

「船の人たちも、みんなに力を貸してくれるはずだよ。一緒に戦えば心強いよね!
 名付けて、強豪・連合・ヒアウィーゴー作戦! えっ、名前ダサい? ええ~!?」
 しょんぼりと肩を落としつつ、クインは気を取り直した。
「それじゃあ、クインの分まで最善・最速・最強で、よろしくね!」
 信頼に満ちたその言葉が、転移の合図となった。





第2章 ボス戦 『無間のサイビア』

POW ●侵略蔵書『宇宙侵略史』
戦闘用の、自身と同じ強さの【侵略宇宙人軍団 】と【宇宙怪獣軍団】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD ●スーパー超次元殺法
【短距離テレポートを駆使した近接格闘術 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【超高速連続攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ ●スーパープラズマ光弾
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【両腕 】から【100,000,000,000℃の光弾】を放つ。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠九条・救助です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●異常重力場XX-2068
 電子的、物理的、魔術的――あらゆる探知網から隠蔽された闇の異常空間。
 それは激戦の末に、猟兵たちの思念波・電脳演算・超視力……数多の力によってその位置を特定され、グレイテスト号が自ら突入することでこじ開けられた。
 歪曲した無間の地平を持つこの空間こそが、闇の大帝・サイビアの玉座。
『……信念、闘志、覚悟、意地、忠誠、義憤……』
 サイビアが立ち上がる。その身体は人間大のようにも、これまでの怪獣・宇宙人の中でもっとも巨大にさえ見えた。
『――希望』
 ぎらりと、スリットのような眼光が煌く。
『やはり余の思った通り、貴様らは危険な存在である。かつての人類よりも。
 なんとしてでもここで宇宙の塵と化し、我らの新たなる侵略を紡がねばならぬ』
 見よ。無間の空間に無数の眼光が浮かぶ――数多の侵略宇宙軍団の殺意!
 サイビアこそがその中核であり、本体であり、そして本丸なのだ。
 奴を倒し侵略蔵書を破壊しない限り、亡霊が消えることはない!
『余は"無間のサイビア"。銀河皇帝すらも滅ぼした戦士たちよ、今ここに滅びよ。
 この無間の大帝たる余をも滅殺しうるその力、我が覇道には不要なり……!!』
 もはやここからは、守るための戦いではない。
 鎧装騎兵隊、そしてグレイテスト号の人々とともに、前へ、より高くへと進め。
 この空間もろとも、"無間のサイビア"を滅ぼすのだ!

●プレイング受付期間
 1/18(月)08:30前後まで。