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あーしらの国なんか、キケンなんだけどぉ?

#デビルキングワールド #セクシー可 #ネタ可 #プレイング受付中

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●JKの国へ凸って、ぴちぴちになの!

「JK……女子高生悪魔ノ国、良サソウ、美味シイ、ソウ……」
新たな国が出来た事を知った悪魔は、支配しきった小国を後にして目の当たりにした。
制服に身を包んだ様々なJK達がカラフルな家を建て、映えそうなお店や装飾で遠くからでも分かる位に派手である。
「上質そうな肉だ……張りも良く、美味しそうな……国だぁ」
布の間から見える大きな口を吊り上げ、不気味に笑った。

●グリモアベース
「なんとまぁ、奇妙な……皆、集まってくれてありがとうね。デビルキングワールドにて、女子高生悪魔の国が襲われる予知をしたよ」
クレヴィス・ムーンブラスト(不老の呪いを受けし永遠の乙女・f20897)は少し面倒そうに言った。
「悪魔の軍勢が襲ってくる前に、女子高生悪魔たちを説得して共に国を守って欲しいワケよ」
指先で球体のサファイアをもてあそびながらクレヴィスが説明する。
「方法は2つ、いかに悪かを見せるか、力の差を見せ付けるかのどちらか、ね。戦闘の途中で悪の評価を落としてしまえば……悪魔の方に簡単に寝返ってしまうから注意よ」
クレヴィスがため息を吐きながら、デビルキングワールドで襲われる女子高生悪魔の国を映し出した。「奴らは丈夫な悪魔、多少の暴力では倒れぬし、魅了や洗脳を施しても簡単に落ちないと思え。君たちに幸運を、いや……君たちの悪魔的な報告を楽しく待っているよ。では、善良なる悪魔の世界へ!」


龍真 神
 オープニングに目を通して頂きありがとうございます。
 龍真 神(タツマ シン)と申します。
 よろしくお願いします。

【このシナリオは、セクシーな描写可能です】
苦手な方は、他の参加者のリプレイを見る際にはご注意を。
1章は戦うより、共に戦う為の仲間にするパートですので、注意して下さい。
悪魔だから、そりゃ魅力的な悪に心変わりするのでご注意を。

 最低限の文字数でも、ステータスシートを見ながら書かせていただきますので、『まだよく分からないけど、シナリオ参加したい!』という方でも遠慮せずにご自身の文で書いて送って下さい。
 それでは、皆さんのプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『デビルギャルズ』

POW   :    見て見て! アタシのミミたん、ちょ~カワイクね?
【武器や防具を溶かす唾液】を籠めた【カバンミミックの舌】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【武器や防具】のみを攻撃する。
SPD   :    アハハ! アナタも悪い子にしてあげるね♪
対象の【手足】に【催眠攻撃が可能な多数の触手】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[手足]を自在に操作できる。
WIZ   :    ねぇ、アタシと悪いコトしない?
【制服】を脱ぎ、【あらゆる精神攻撃を無効化する悪い子モード】に変身する。武器「【快楽光線を放つスマートフォン】」と戦闘力増加を得るが、解除するまで毎秒理性を喪失する。
👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

津上・未有
女子高生を味方にして悪魔の軍勢を倒せばいいんだな
ふっ…我の【悪のカリスマ】を活かせば楽勝だな!

そこの女子高生たちよ!我は偉大なる魔王である!
近い未来、悪魔の軍勢がこの国に襲い掛かってくる!
撃退するためにも、我に従え!そして戦うのだー!

…ふっ、決まった
ってなんだ?うわぁ、やめろ!撫でるな!な、なんで…我のカリスマは…?
え!?【誘惑】してる!?そんなわけがあるか!我は偉大なる魔王で…だから撫でるなっ!
年下っぽいのに頑張ってて偉いって…いや我は14歳だから確かにそっちより年下だとは思うが…
可愛いじゃない!お持ち帰りしたいでもない!変なところ触るな!
わ…我は魔王なんだぞー!?

セクシー・ネタ・アドリブ可



●悪の……カリ……スマ??

 シュタッ、と善良なる女子高校生悪魔の国に降り立った津上・未有(自称真の魔王・f10638)は、広場の中央で仁王立ちして大きく深呼吸をする。
「そこの女子高生たちよ! 我は偉大なる魔王である! 近い未来、悪魔の軍勢がこの国に襲い掛かってくる! 撃退するためにも、我に従え! そして戦うのだー!」
 決まった、と言わんばかりのドヤ顔ではあるが内心ビクビクしつつ未有が無いモノを張り、チラリと“デビルギャルズ”の反応を窺う。
「えーその恰好ちょー可愛いんですけどー」
 言葉を聞いてさえもいないデビルギャルズ、むしろスマホのレンズを向けて連射している音が響く。
「……ふっ、決まった――ってなんだ? うわぁ、やめろ! 撮るな!な、なんで……我のカリスマは……?」
 怯むどころかグイグイ来る女子高生悪魔たちに未有は、フラッシュの光から逃れようと両腕で顔を隠す。
 それも仕方がない、未有の服装は黒を基調にしたゴスロリ系が目を引くのであろう。
「うちらのミミたん位~可愛い~マジ、これ誘ってね?」
「え!? 誘惑してる!? そんなわけがあるか! 我は偉大なる魔王で……撫でるなっ!」
 未有を囲む女子高生悪魔たち、カバンと思っていたソレから目が開かれギョロリと未有を見る。
 可愛い~と言われながら頭を撫でられ、スカートの中へ女子高生悪魔たちの手やミミック舌が粘液質な音を立て滑り込んだ。
「……いや我は14歳だから確かにそっちより年下だとは思うが……可愛いじゃない! お持ち帰りしたいでもない! 変なところ触るな!」
 と、ぐちゃぐちゃにされながら未有は、ハッした表情から頬を真っ赤にさせた。
「わっ……我は魔王なんだぞー!?」
 甘い声になりつつ、未有が声を上げる。
 迫力はない、むしろ彼女たちから提案を申し出した。
「じゃ、満足するまで悪い事したら、認めてやるしー?」
「ま、魔王だからな!! 悪い事の一つや……っ!!」
 下着は溶かされ、丸出しにされた瑞々しい桃をぺろり、と無数の舌で舐められた。

 “悪い事”

 彼女たちの行動からして分かる意味、ゴクリと唾を飲み込むと未有は“悪い事”をする。

 イケナイ、と知りつつも何故か胸は高鳴った――

大成功 🔵​🔵​🔵​

リジューム・レコーズ
女子高生悪魔ですか…この世界は変わった悪魔だらけなんですね…
私にはふざけた世界としか思えませんがオブリビオンの介入がある時点でイェーガーとして看過出来ない事案です

ちっ!溶解液!?衣服が溶かされて…ミミックの舌が…や…やめ…!
とでも言うと思いましたか?ウォーマシンのこの私が?
裸体を晒した所でなんともありませんし、身体を幾らまさぐられようが何かを感じる感じないは全てセンサーで管理出来るんですよ
その浅ましい劣情を償わせる!
駆動系最大出力、カバンミミックの舌を捕らえます
そして振り回して女子高生悪魔に叩きつけて一方的な暴力で悪を演出します
見せてあげましょう、圧倒的な力の差を!



●圧倒的に!!

「女子高生悪魔ですか……この世界は変わった悪魔だらけなんですね……」
 悪魔という存在が善良と呼ばれる世界、サファイアの様に美しい青い瞳を細めながらリジューム・レコーズ(RS02・f23631)は国を見据えた。
「私にはふざけた世界としか思えませんが……オブリビオンの介入がある時点でイェーガーとして看過出来ない事案です」
 国の中へ転送されたリジュームは、蛍光色のお店やとりあえず目に悪そうな光景を目の当たりにて息を吐いた。
 ベシャリッ、粘着質な液体が背中に掛けられたかと思えば、面積の少ない布が溶けてゆく。
「ちっ! 溶解液!? 衣服が溶かされて……ミミックの舌が……や……やめ……! と、でも言うと思いましたか?ウォーマシンのこの私が?」
 ぬるり、とミミックの舌がリジュームのウォーマシンとは思えない体に纏わりついたが。
 体はプログラムで管理しているので、体の感覚センサーは制御可能な故にそういうモノからの刺激をカットする事なんて容易い。
「その浅ましい劣情を償わせる!」
 身体が肌色一色にされてもリジュームは、伸ばされるミミックの舌を掴んで纏めると、ダン、と地面に足が沈みクレーターを作る。
「パワーアシストギア……最大出力でぇッ!」
 駆動音が響き、束になったミミック達をリュームは圧倒的なパワーで叩きつけた。
「まって、ミミたんをこれ以上は――」
「問答無用!」
 元は女子高生悪魔のペットだ、それに彼女たちは悪魔だから頑丈である事も知っている。
 これは善意でも悪意でもない、仕事だ――
 それも、オブリビオンからこの世界を守る為の。
「見せてあげましょう、圧倒的な力の差を!」
 猟兵とただの頑丈なだけの悪魔の差なんて、結果を見るより明らかである。
 ジュリームは女子高生悪魔たちを力で押し、彼女たちに協力する様に言った。
「共に戦う事となれば、敵側へ寝返ろうとは思わない事ですね。こう、しますからね?」
 ダン! ジュリームが軽く足踏みすると国が揺れ、近場の建物は倒壊しそうになるほどだ。
 ミミックを抱きかかえた女子高生悪魔たちは、ただジュリームの言葉に頷くしかなかったのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎
WIZ

ここの世界は特殊なのだよなぁ…、ある程度心を鬼にして行動しなきゃな…
周囲の無機物を媒体に固有結界・黄昏の間を発動、水の疑似精霊を召喚
自分の前に水鏡を形成
相手の放ってきた快楽光線を跳ね返す

精神耐性はあるみたいだから、反射されても相手には影響はないのかな?
ま、どちらにせよ…暴れられても困るから、氷の柱を生成してそこへ拘束し身動きを封じるよう試みる
あられもない格好で理性も徐々に喪失していってる状況かな?

…そこで取り出したるはクラシックな形状のカメラ
セクシーショットをバッチリ撮影
悪党を装い相手の耳元へ「これ以上抵抗するならこの写真どうしようかな…国中にばら撒いてみる?」と囁いてみる



●アンタが一番邪悪だよ!!

「(ここの世界は特殊なのだよなぁ……ある程度心を鬼にして行動しなきゃな……)」
 両手で頬を軽く叩き、鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は店の影に身を潜めた。
「場よ変われ!」
 水の疑似精霊が召喚されると、眼前に大きな水鏡が生成された。
「ゲッ、邪悪……善良な悪魔しか勝たん!」
 女子高生悪魔たちが直ぐに察知したのはひりょの纏う聖者オーラ、勇者と肩を並べる程に嫌な存在である。
 可愛い制服を脱ぎ捨て、カラフルで可愛い下着姿のままスマホを向けると、画面が光ったと思えばショッキングピンクの光線が放たれた。
「ちょっと、話を聞いてくれれば……そんな状態じゃなさそうだね」
 女子高生悪魔たちの瞳がハートの形になり、餓えた獣の様に駆け出す姿は羞恥という言葉がないのだろうか? と、ひりょは眉をひそませながら思う。
 しかし、相手は悪魔だ。
 己の存在を善良と豪語する世界、ならば聖者であろうとも理性のあるひりょは水の疑似精霊に指示を出す。
「いい具合に楽しんでいるね」
 地面から氷の柱が生み出され、ソレに女子高生悪魔を縛り付けると理性を喪失した彼女たちの耳にはひりょの声は届かない。
「さて……」
 鞄から取り出したるは、その場で写真が現像されるタイプのカメラであった。
 相手は悪魔、聖者である優しい心なんて不要だ!
「これ以上抵抗するならこの写真どうしようかな……国中にばら撒いてみる?」
 カメラから飛び出した写真を扇の様に仰ぎながら、女子高生悪魔に近づくとあられもない姿が浮かび上がった写真を見せながら囁く。
「くっ! アンタ、勇者や聖者の悪人の皮を被った善人だったのかよ!」
「はて? そうなのかな? それよりも、どうするのかな?」
 ひらひら、ユーベルコードの使用でなった姿とはいえ、国中どころか他の国にも配りかねない。
 聖者の皮を被った悪魔、なんてヤツなんだ! と、女子高生悪魔は唇を噛みながら味わう屈辱に負けた。
「分かったよ! あーしらは何をすればいいのよ!」
「交渉完了だね。あぁ、ちゃんと約束守るまでこれは渡せないからね」
 と、精一杯に悪人ぶりながらひりょは答えた。

 グリモア猟兵が予知した時まで間もなく向かえる――

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ブギーブッチャー』

POW   :    美味しそうだね、少し分けてよ!
【肉切り包丁】が命中した対象を切断する。
SPD   :    クレイジーブッチャー
【知恵の布(謎の皮革)】を脱ぎ、【屠殺鬼】に変身する。武器「【巨大化した肉切り包丁】」と戦闘力増加を得るが、解除するまで毎秒理性を喪失する。
WIZ   :    屍食会
【美味しい謎の肉と元気が出る赤い液体】を給仕している間、戦場にいる美味しい謎の肉と元気が出る赤い液体を楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
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●進軍

 鉄が錆びたニオイに似た乾いた血の香りが段々と濃くなってきた。
「……オ、オォ……新鮮ナ……肉ゥ」
 視線を上げた先にはブギーブッチャーの軍勢、猟兵がいくら強いといえどあの軍勢を倒すには体力が足りない。
「へぇ、あーしらの国を取るなんて大きい事マジ無理でしょ。JKしか勝たん!」
 猟兵ではない存在を戦わせるには不安がある猟兵を尻目に、ボコボコにされた女子高校生悪魔たちは立ち上がってミミックを手にすると駆け出した。
「本当に悪魔は頑丈なのですね」
 リジュームは溶かされた部位を修復しながら一瞥した。
「(寝返られぬ様に力を見せつけてあげましょう)」
 背中に装着しているブースターでリジュームは宙へと舞い上がる。
「はははは! 悪のカリスマを持つ我に任せたまえ!」
 と、先程まで悪い事をしていたハズの未有が立ち上がると、乱れた衣服を正しながら声を上げた。
「さぁ、ちゃんと仕事はしてくれよな?」
「女子高生でも悪魔だからあーしら無敵だし!」
 ひりょの言葉に女子高生悪魔たちは、ニッと笑みを浮かべながら駆け出す。

 彼女たちと共に、彼女たちが作った国を……

 守れ――
津上・未有
セクシー・ネタ・アドリブ可
1章の影響で未有の下着は溶かされたままです(スカートで隠していますが…)
基本不殺です

うう、お尻舐められたりとえらいめにあったが、なんとか女子高生たちを味方につけられてよかった…
我の【悪のカリスマ】は本物だったということだな!…そういうことにしておこう…

さて、敵は…ひぃ!?なんだあいつ!キモいしでっかい包丁持ってるし!超怖い!
気が合いそうな奴なら我の軍勢にスカウトしようと思ったが…我とは感性が全く合わなそうだからボコボコにさせてもらうぞ!
来い、我が【魔王の軍勢】よ!奴らを蹂躙するのだ!我は距離をとって【闇に紛れる】!後ろから指示は出すからなー!
我らの力を見せてやろう!



●切り刻め!

「(うう、お尻舐められたりとえらいめにあったが、なんとか女子高生たちを味方につけられてよかった……)」
 胸を撫で下ろしながら津上・未有(自称真の魔王・f10638)は、女子高生悪魔たちと共に軍勢の前に出る。
「さて、敵は……ひぃ!? なんだあいつ! キモいしでっかい包丁持ってるし! 超怖い!」
 悪のカリスマを発しながら“ブギーブッチャー”を目の当たりにした未有が悲鳴に似た叫び声を上げると、ブンッと鼻先に何かが掠めたかと思うと服の一部が切り裂かれた。
「気が合いそうな奴なら我の軍勢にスカウトしようと思ったが……我とは感性が全く合わなそうだからボコボコにさせてもらうぞ!」
 ギリ、下着が無い部分は隠れているが羞恥と怒りに震えながら未有は、ブギーブッチャーを睨みながら人差し指で差しながら叫ぶ。
「来い、我が【魔王の軍勢】よ! 奴らを蹂躙するのだ!」
 黒いオーラを纏った可愛らしい悪魔が召喚されると、未有は言葉にせずに指示を出す。
「やーん、未有たんやるぅ~♪ご褒美あげちゃう~」
 ぎゅっ、と未有の後ろから女子高校生悪魔が抱き着くと、頭ではなく裂かれた服の間へ手を滑りこませてきた。
「ひうっ!?」
 同時にべちゃっ、と股間に違和感を感じるより先に、何故かスカートを捲られて女子高校生悪魔たちは注目を浴びせる様に声を上げた。
「ほーら、美味しそうな子っすよ~」
「きゃぁぁぁ!! まて、我はっ!」
 彼女たちの口を塞ごうと手を伸ばすが、ミミックの舌が当たってビクッと体が跳ねて未有は涙目になりつつ両手で自身の口を塞いだ。
 ブギーブッチャー視線から見れば、未有のパンツがあるであろう部分はミミックの舌でガードされている。
「……グフッ、肉ゥ!!」
 血交じりの涎をまき散らしながらブギーブッチャー達が突っ込んで来た、が――
 未有が召喚した可愛い悪魔たちが影から飛び出し、手にしている小さなスピアで筋肉質な体を突く。
「我らの力を見せてやろう! って、いつまで触っているんだぁぁぁ!!」
 次々と倒れていくブギーブッチャーを見て意気揚々と声を上げる未有だが、女子高校生悪魔のイタズラする手は止まらない。
「え~あーしら、ちゃんと働いているから~その礼ってヤツてコトでーいいかえればー未有たんの魅力ってヤツ?」
「そ、そうか!! 悪のカリスマが魅力な我だから……ひゃっ!!」
 女子高校生悪魔の言葉に惑わされながら未有は、与えられる刺激に耐えながら“悪のカリスマ”を崩さぬ様に振る舞う。

 これも、我の作戦だ!!

 でも、好い……悪魔の行為は溺れ、そう、だ――

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳳凰院・ひりょ
アドリブ・連携歓迎
POW

ヒヤヒヤものだったけど、なんとか女子高生達を味方に引き入れる事が出来たか
…とはいえ、引き入れた方法が方法だからなぁ…(汗
女の子に罵声を浴びせられる事に慣れて新たな世界の扉を開いてしまわないように気を付けないとな…うん

さて、戦闘に関しては持っている獲物なんか見てもこいつは接近戦特化の相手のようだな
同行している女子高生達は敵に近付けさせない方が良さそうだ
相手の肉切り包丁での攻撃を【リミッター解除】した動きで【見切り】回避、カウンターで退魔刀の灰燼一閃

敵を無事に叩き伏せたら最後にこの事件の黒幕に対して一言もの申してやろう
敵が持っていた赤い液体で壁に殴り書き
「次はお前だ」



●聖者からの

「(なんとか女子高生達を味方に引き入れる事が出来たか……とはいえ、引き入れた方法が方法だからなぁ……)」
 冷や汗が掌を濡らし、嘆息しつつ鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は、ブギーブッチャーの軍勢を見据えた。
 ただ、“国を守れ”というシンプルな依頼ではあったものの、猟兵が頑張って全てを相手に出来ない程の数だという事実を受け止める。
「(それに……)」
 女子高校生悪魔たちを一瞥すると、この軍勢を動かしている主であろうオブビリオンに惹かれて寝返った彼女たちからも挟み撃ちされては、頑丈な悪魔たちを相手にしつつ逃げるなんて――
 最悪の事態を想像したひりょは、震える腕を掴んで抑え付けた。
「(さて、あの悪魔は手にしている包丁以外の武装は見えないという事は――接近戦特化の相手のようだな)」
 腰に携えている“退魔刀『迅雷』”の柄を握り、ひりょは眼前に迫りくるブギーブッチャーの群れを静かに見つめる。
「……肉、肉ゥ!! 新鮮ナ、肉ゥ!!」
 ただ生きており、尚且つ若い悪魔や人は全て同じ“新鮮な肉”という判別しか出来ないブギーブッチャー。
「いくら頑丈でも、あまり過信し過ぎないでね!」
 ひりょに同行している女子高校生悪魔たちへ下がるように指示をだし、振り上げられた鉈にしか見えない大きな肉切り包丁の軌道を見切って回避する。
 巨体、力はあれど速さは鈍い――そう感じたひりょは、退魔刀『迅雷』が心地の良い鍔鳴りを響かせながら抜刀する。
「全力全開! 一撃必殺っ、喰らえっ!」
 ひりょが一歩前へ進み、刀身に宿った破魔の力が穢れた身を横一閃で斬る。
 ヒュッ、と白刃が煌めき、刀身に付着した血を払う。
 血だけあらず、肉片や臓物が入っているバケツを拾い、ひりょはブギーブッチャーの布を容赦なくはぎ取って太い棒の先に丸めたのを付けた。
 臭い、ただの血の生臭さなら耐えられるが、腐敗しつつある肉などの固形物がただよう腐敗臭に顔をしかめながら壁に文字を書く。
 『次はお前だ』、と。
 新たに作られる国々を支配して回り、この軍勢を動かく程の力を持つ悪魔――オブリビオンに対する予告だ。
「首を洗って待っているんだね」
 聞こえないと分かっていてもひりょは、軍勢の先に居るまだ見ぬ首謀へ向かって呟いた。

 聖者としてではなく、ただ一人の猟兵として――

大成功 🔵​🔵​🔵​

アニエス・ベルラン
セクシー・アドリブ可

悪魔たち相手なら遠慮はいらないよね
さあ君たち、ぼくの魔法の実験台になるがいい

…といっても、相手は理性も知性もろくになさそうなバケモノだね
こういう相手はぼくの十八番たる魔眼が通じにくいから実は苦手なんだよねぇ…
ま、いいさ。【アルカナ・ブラスター】で焼き払ってくれよう
そこの女子高生たち、ぼくは詠唱を始めるから少しの間無防備になる。その間時間稼ぎを――
――ってなんでぼくの体をベタベタ触るんだい。いや…だから、敵はあっち…
…ええいっ!離れろ!ロリコンか君らは!くそう、なんだか身体がべたつく…

だが詠唱は済んだ!消え失せろっブギー!偉大なる魔女たるぼくの魔法の一撃に沈むがいいっ!



●知性無き者? 理性無き者?

 未熟で幼すぎる風貌の少女が月の様な金色の瞳で悪魔たちを見据えた。
「悪魔たち相手なら遠慮はいらないよね」
 血の様に赤い髪が鉄錆びに似た風で揺れると、アニエス・ベルラン(自称知識人の幼い老婆・f28971)は小さな手を胸元の高さまで上げる。
「さあ君たち、ぼくの魔法の実験台になるがいい」
 凛、としているが可愛い声でアニエスが言うと、空気中に漂う魔力を自身の体へ溜める。
「そこの女子高生たち、ぼくは詠唱を始めるから少しの間無防備になる。その間時間稼ぎを――」
 アニエスが声を掛けるより先に、いつの間にか女子高校生悪魔達に囲まれている。
「えーうそーちびっこ? 威張っているの可愛くね?」
 ぺたぺた、遠慮の欠片がミジンコサイズでさえない女子高校生悪魔達は、遠慮なく興味の赴くままに小さな頬をつついたり、とにかく触る。
「――ってなんでぼくの体をベタベタ触るんだい」
「ちょーすべすべで~柔いから~」
 アニエスの問いに女子高生悪魔達は、自分たちよりも小さく幼い姿をしているアニエスが気になるようだ。
「いや……だから、敵はあっち……戦って欲しい」
「どうしようかなー?」
 心なしか衣類が湿っている気がするがアニエスは、手にしている杖“Those who drown also grab straw”で目の前のブギーブッチャーを指しながら声を上げる。
「え~それはぁ~アニたん次第~?」
 話は通じないが、女子高校生悪魔達はどんな姿でも、名前でも“悪魔”なのは間違いない。
 ブギーブッチャーの包丁で切り裂かれても平気な表情で受け、まるでぬいぐるみを奪い合い子供の様にアニエスを取り合ってる。
「……ええいっ! 離れろ! ロリコンか君らは!」
 ぶんぶんとThose who drown also grab strawを振り回して周囲の女子高校生悪魔達を振り払い、肩で息をしつつもアニエスの足元から刻まれた方陣は大きく展開された。
「(くそう、なんだか身体がべたつく……)」
 アニエスは体に溜めた魔力を詠唱を終えると同時に解放し、杖の先を
ブギーブッチャーの群れへと向ける。
「だが詠唱は済んだ! 消え失せろっブギー! 偉大なる魔女たるぼくの魔法の一撃に沈むがいいっ!」
 杖の先から破壊光線が一直線に放たれる――白き閃光が一瞬で醜悪な姿を焼き払った。
「(はて……寒いのは何故?)」
 光線が消え、杖を下ろしながらアニエスは違和感を感じ、視線を下に向けた瞬間。
 べろん、とカバンミミックの舌が上と下の計2枚が身体に絡みつく。
 思考が拒否する、というのはこいう事なのか?
 つまり、ユーベルコード『アルカナ・ブラスター』の凄まじい威力で飛んだのか、それともこのカバンミミックが原因なのか?
「(そ、そういえば、彼女たちに触られた後がヌメっとしていたよな!?)」
 冷静に考えた結果が分かったのは良いがアニエスは今、裸だ。
 つまり、同性はともかく異性も居るかもしれない……いや、寧ろグリモアベースから誰かが見ているかも分からない状況だ。
「(でも、隠れているから大丈夫だ……けど、これカバンミミックの舌っ!?)」
 生暖かい感触と羞恥で思わず両手で顔を覆うが既に遅し、だが女子高校生悪魔達が周囲にいるのは幸いであろう。
「君らの服を貸せー!!」
 周囲から見えない程に彼女たちが群がっている中心でアニエスは、叫び声に近い声を上げながら衣類を奪う。
 ただし、女子高校制服なので更に罪深い姿になってしまい、後悔するアニエスは女子高校生悪魔達のおもちゃにされたのは誰も知らない。

 そう、女子高校生悪魔以外は――

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユノフェリア・ソーダライツ(サポート)
・おまかせ/アドリブ大歓迎

『そう、了解。
Initiating the operation.』

愛称:ユノ
年齢:7歳 

黒蒼色のオブリビオンマシン:フェンリル

真白のクロムキャバリア:フリーン

口調「淡々と/女性的(私、~殿、言い捨て)」

戦闘中「ほぼ無口/男性的(自分、お前、呼び捨て、言い捨て)」

銃と素早さ重視の体術とロボを使い分け戦う。
頭が良すぎる為にしばしば秒単位で思考し自己完結のち色々とすっ飛ばし行動。

致命傷や敵の罠に注意しつつも、ある程度の危険や怪我は厭わず積極的かつ戦略的に行動。
本人的には動ければ問題い。
他猟兵に迷惑をかける行為は不要ならしない。

実験のせいで感情が一部欠落している。



●殲滅

「目標補足、殲滅開始」
 小さな体で両腕に抱えたアサルトライフルの銃口をブギーブッチャーの群れに向け、静かに足を広げながらきゅっと腋に力を入れた。
 ユノフェリア・ソーダライツ(アンサーヒューマンのオブリビオンマシン・f30068)の大きな瞳に醜悪な顔が映る。
 とても幼い顔立ちなのに恐怖の色を見せない。
「(先人のお陰で……)」
 罠や奇襲を考えなくて済む、とユノフェリアは胸の内で呟くとフルオートに切り替えてトリガー引いた。
 銃口から勢いよく弾丸が射出され、反動で揺れる体を抑えながら左から右へと扇状にアサルトライフルを動かす。
 醜い声を上げ、ハチの巣にされていくブギーブッチャーの群れを幼き瞳はただ無慈悲に倒す。
「(邪魔だけはしないなら良い……)」
 ユノフェリアの後ろで待機していたクロムキャバリア《フリーン》が起動する。
 キャバリアAI『Hlín』の女性的な声が響くと、“RSロングレンジライフル”を構えてスコープ越しに群れをぐるり、と見回した。
「あれが……」
 AIの声を聞いてユノフェリアがトリガーから指を離し、屍の山から現れた影へと色の違う瞳を向けた。
 空になったマガジンを捨て、新たなマガジンを装着した。
「殲滅する、のみ――」
 そう呟いてユノフェリアは地面を蹴って駆け出した。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『『暴獣妃』オルトレーヴェ』

POW   :    獣の理・巨躯は全てを圧倒する
【巨獣形態 】に変身する。変身の度に自身の【尻尾】の数と身長が2倍になり、負傷が回復する。
SPD   :    獣の理・適応せし者こそ生存する
自身の【肉体 】を【戦場の環境や敵対者の性質に適応した形態】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
WIZ   :    獣の理・欲望こそ生命の本質なり
【獣欲 】を籠めた【甘い鳴き声】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【理性と知性】のみを攻撃する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ギージスレーヴ・メーベルナッハです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●本能

「生キ残レナイナラ、仕方ガナイ……」
 ガッとブギーブッチャーの屍を蹴り飛ばしながら『暴獣妃』オルトレーヴェは、吐き捨ている様に言う。
「アァ、空イタ……トテモ、空イタ」
 低く呻くと共に『暴獣妃』オルトレーヴェは、グルルとエンジンをふかしているかの様に喉を鳴らした。

 獣の妃の鎖が壊れる音が響いた――
鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎
WIZ

とうとう敵の大将のお出ましか
JK達をやらせるわけにはいかないからね

しかし…相手の甘い鳴き声、これの影響は…理性と知性を攻撃
欲望駄々洩れになるって事か?
後ろについて来ているJK悪魔達も影響受けちゃう?
なんかそのままだとアダルトな世界が展開しそうだが…

非常に残念だが(本音)、俺は親玉を倒す必要がある
自身の周囲へ【結界術】で結界を張って相手の鳴き声を遮断試みる

鳴き声さえ対処出来れば、あとはこっちのものだ
敵へ精霊の護符を【乱れ撃ち】し、そのうちの数枚を敵の周囲の地面へ設置
『疑似精霊・最大火力』で【破魔】付与した大火球で敵を攻撃
JK達もこれで安心…って、まだ理性と知性が崩壊したまま?!



●気が付いたらハーレムでした!

「とうとう敵の大将のお出ましか。JK達をやらせるわけにはいかないからね」
 黒曜石の様に黒い瞳には理性を失った獣を映した後に、鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は後ろの方で騒ぐ女子高校生悪魔たちを一瞥した。
 やはり目の前で荒々しく、そして存在感のある獣の妃を幼き少女の様に女子高校生悪魔は目を輝かせながら見つめていた。
「ガルルル……グルルル……グゥ……ッ!」
「しかし……相手の甘い鳴き声、これの影響は……」
 荒々しい息遣いは静まり、『暴獣妃』オルトレーヴェの瞳が潤み、呻く声は熱を帯びた唇から甘い息が吐かれた。
 ふわり、とむせかえる様な花の甘い匂いがひりょを包み込んだ。
「まさか……っ!?」
 先程まで騒がしい声が聞こえない事に気が付いたひりょは、後ろの方へ視線を向けると艶めかしい光景が広がっていた。
「……っ」
 その光景から直ぐに視線を逸らしてひりょは、『暴獣妃』オルトレーヴェを瞳に映す。
 もったいない、非常に残念だが――
「俺は親玉を倒す必要がある」
 結界術でひりょの周囲に結界を展開させた。
 彼の体に刻まれた聖痕(スティグマ)が熱を帯び、火傷をしたかの様にチリチリと痛む。
 甘い声の誘惑を痛み保ち、結界が攻撃を防ぐと手早く“精霊の護符”を取り出した。
 視界を覆う様に舞う護符、手にした精霊の護符をオルトレーヴェの周囲に向かって放った。
「呼びかけに応じよ疑似精霊、かの者に大いなる鉄槌を……」
 手を上げだひりょの言葉に合わせて、精霊の護符に描かれた文字が赤く光る。
「エレメンタル・バースト!」
 腕を下ろし、指先が地面を指すとオルトレーヴェの頭上から激しく燃え盛る炎の大玉が降りる。
 全てを焼き尽くさんばかりの炎の大玉がオルトレーヴェを潰しながら、ゴウゴウと激しく燃える音と嫌なニオイが広がり始めた。
 暫くは、オルトレーヴェは大火球の中で動けないであろう、と胸を撫で下ろしながらひりょが振り向いた。
「JK達もこれで安心……って」
「良い事しよ~りぃだぁ~」
 瞳がハートマークになっている女子高校生悪魔たちが群がってきた。
「まだ理性と知性が崩壊したまま?!」
 ひりょが胸の中で渦巻く劣情と葛藤していると、そんな事はお構いなしに女子高校生悪魔たちは手を伸ばす。

 事故だ

 これは事故だ

 そう思いながら、この世界では合法てきなJK達の甘い誘惑へ身をゆだねる。

 だが、彼は終わった頃には忘れているだろう――

 そう、突然の甘い誘惑に対して終始パニックになっているから……

大成功 🔵​🔵​🔵​

マヤ・ウェストウッド(サポート)
「アタシの助けが必要かい?」
◆口調
・一人称はアタシ、二人称はアンタ
・いかなる絶望的状況におちいろうとも希望と軽口をたたくことを忘れない。だけどちょっとキザすぎるのが玉にキズ
◆癖・習性
・獣人特有の鋭い野生の勘で、危機を察知できる
・紅茶中毒
◆行動傾向
・おとぼけな言動や態度とは裏腹に、困っている人を放っておけず、たとえ秩序や慣習に背こうとも、自身の正義を貫こうとする
・弱者の盾になることに存在意義を見出しており、戦場では最前線で豪放に戦う。その形相は、まさに地獄の番犬
・医学に心得があり、人体の構造を知悉している。言い換えれば、人を効率よく「壊す」方法の専門家でもある
・パンジャンドラムは淑女の嗜み


リスティ・フェルドール(サポート)
援護・治療・盾役として参加いたします。最優先は自分を含む仲間全員の生存と帰還。成功の立役者ではなく、命の守り人として最悪の結果を回避できれば、それ以上に望むことはありません。

真剣な雰囲気は邪魔をせず、仲間同士の険悪な雰囲気はあえて朗らかに。チームワークが生存率を上げる一番の方法として行動します。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはマスター様におまかせいたします。よろしくおねがいします!



●本能

 喉が渇きそうな程に、鼻をつくほどの血の独特な臭いが戦場を覆う。
「はっ! 歯ごたえがありそうじゃない!」
 口元を吊り上げ、犬歯を剥き出しにしながらマヤ・ウェストウッド(フューリアス・ヒーラー・f03710)は声を上げた。
 体格はあまり変わらないであろう“オルトレーヴェ”の体毛が逆立ち、サファイアの様な青い瞳にマヤが映し出される。
「危ないっ」
 大きく振り上げられた前足をあやつり人形が受け止めた。
「アタシなら平気なんだけど、ね?」
 マヤのポーチから包帯“メディカルテンタクルスA1”が伸び、後ろ脚に絡みつくと後方へ引っ張った。
 ぐるんっ、とオルトレーヴェが前転したかと思えば宙を舞う。
「ですが、僕にも出来ることはさせていただきますでしょうか?」
 リスティ・フェルドール(想蒼月下の獣遣い・f00002)は、両手で“蒼聖石の龍槍”を握りしめながらマヤを見詰めた。
「あぁ、構わないよ」
「ありがとうございます。オルトレーヴェが走って来ます!」
 リスティが視界を向けると同時に声を上げ、それよりも早くに野生の勘で察知していたマヤは“タクティカル点滴スタンド”にして駆け出す。
「ガルルルッ!!」
 振り下ろされる巨大な爪だが、マヤはオルトレーヴェの動きを否、人体に近い構造である筋肉の動きと空気を通して感じる熱で次の動きを予測する。
「一瞬ですが、止めますっ!」
 リスティはからくり人形を操り、オルトレーヴェの元へと駆け出した。
「ドローン、展開……」
 マヤの周囲に約500体のAI搭載型パンジャンドラムが召喚され、ぐるんぐるんと車輪が回転して地面を走る。
 オルトレーヴェがそれに気付いて退避しようとする、が――
「逃がしません!」
 リスティのからくり人形が飛びつき、それを阻止する。
「これも淑女の嗜みでね」
 と、マヤが言うと、オルトレーヴェに無数のバンジャドラムが突っ込んで次々と爆発する。
 大地を揺るがし、じめっとしており陰気臭い空気を爆風が吹き飛ばした。
 後ろで女子高校生悪魔たちの歓声が響いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。
逆恨みで怒ってる?…気のせいデスヨ。UCの逆恨みじゃアルマイシ。

戦闘は、範囲系ユーベルコードなら集中砲火、単体攻撃なら可能な限りの連続使用。
必要に応じて、カウンターでタイミングをずらしたり、鎧破壊で次の人を有利にしておく。

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)



●漁夫の利ってやつよ!!

「頭がふらふらな今がです! 欧米だがなんだか知らないけど!」
 つまり、横文字の名前は噛むので言えないだけである城田・紗希(人間の探索者・f01927)は、腰に携えていた“紅時雨”を抜刀しながら戦場を駆ける。
 灰色の煙が視界を遮る。
 だが、それも近付ければなんとかなる!
「変幻自在の不可避だよ!」
 そして謎の自身に満ち溢れた笑顔で言いながら紗希は、紅時雨を素早く振って煙を斬る。
 視界にオルトレーヴェを捉えると、流れるような動きから斬撃を放つ。
 終わった、と思った瞬間――
「アアァァァ!!」
 オルトレーヴェが鉛色の空へ向けて咆哮する。
 隆起する肉体、先程の斬撃で負った傷が見る見るうちに修復されていく。
「回復、巨大化……まさか!」
 フラグか!? と、叫びそうになる紗希だったが、それよりも勝る思考が身体を動かす。
「回復してしまうなら――」
 回復されてしまう前に、斬れば良い。
「もう一度!」
 駆け出した紗希、ユーベルコードを再び発動させて紅時雨を握りしめた。
 斬撃が再び、オルトレーヴェの体を駆け抜けると同時に腹の底に響く程の咆哮が響いた。
 振り向いた時には、オルトレーヴェの体は縮みながら膝を地面に着けていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

津上・未有
セクシー・ネタ・アドリブ可
1・2章の影響で下着は溶かされ、服はボロボロという状況継続中です

いよいよ親玉が登場か…
我が闇の力で葬ってやろう!
…ってこんな格好じゃ決めポーズも決まらないじゃないか!許さん!ボコボコにしてやる!

…ぬぅっ!?なんだ、この変な声は…頭がおかしくなりそうだ
だが無駄な抵抗だ!世界を裂くは我が無限の剣!その身に刻むがいい、塵芥!
この夥しい量の魔剣の前に散るがいい!魔王の投剣!

…ふぅ、なんとかなったか…
ってうわぁ!女子高生共寄ってくるな!?なんか様子もおかし…ま、まさかさっきの声の影響か!?
やめ、んぁっ!?へ、変な声出たぁ!触るな舐めるな!
も、もうやだぁー!うわぁーん!



●美味しいトコどり!?

「いよいよ親玉が登場か……我が闇の力で葬ってやろう!」
 かっこよくポーズを決めながら声を上げた津上・未有(自称真の魔王・f10638)だが――
 着替え?
 ここには女子高校生的な制服しかないので、魔王である未有には似合わないのでそのまま。
 そう、つまりボロボロのゴスロリ服なので、死闘があったと言えば見栄えは良いかもしれない。
「……ってこんな格好じゃ決めポーズも決まらないじゃないか! 許さん! ボコボコにしてやる!」
 紆余曲折の一言で済まないあれやこれ、主に女子高校生悪魔たちの悪魔たる陰謀でこうなったのだ。
 いや、もしかしたらこれもオルトレーヴェの策略だったのかもしれない?
「ええい!」
 脳裏に過る此処までの出来事を振り払う様に未有は、首を振ると真っ直ぐにオルトレーヴェを睨んだ。
「うぁ~ん」
「……ぬぅっ!? なんだ、この変な声は……頭がおかしくなりそうだ」
 オルトレーヴェのねっとりと、耳に絡みつく様な甘い声が響く。
 しかし、未有は振り向かずに駆け出すが、その後ろに居た女子高校生悪魔たちの異変に気付かないまま――
「だが無駄な抵抗だ! 世界を裂くは我が無限の剣! その身に刻むがいい、塵芥!」
 無駄に多いポーズと詠唱をこれでもか、と言わんばかりに未有は続ける。
「この夥しい量の魔剣の前に散るがいい! 魔王の投剣!」
 闇のオーラを纏った無数の刀剣が召喚するまでわずか、いや約30秒はあったかもしれない。
 漫画で無駄にコマを使った分、ボスの最後は短縮されてしまったかの様に無数の刀剣が放たれ、オルトレーヴェがあっという間に倒されてしまう。
「……ふぅ、なんとかなったか……」
 これで『完』と行かないのが自称魔王の定めなのだろうか?
「ってうわぁ! 女子高生共寄ってくるな!?」
 瞳がハートマークになっている女子高校生悪魔たちが砂糖水に群れるアリの様に、未有の周囲に集まる。
「なんか様子もおかし……ま、まさかさっきの声の影響か!?」
 ハッとした表情で未有が言うが、時すでに遅し。
 慣れた手つきで女子高校生悪魔たちは、手をするりとボロボロの服の隙間に入れる。
「やめ、んぁっ!?」
 ぬるり、と生暖かいミミック達の舌が未有の肌を這う。
「へ、変な声出たぁ! 触るな舐めるな!」
 抵抗するが未有の手は空を切り、戦闘後だからだろうか敏感になっている部分を余計に攻められる。
「も、もうやだぁー! うわぁーん!」
 頬を赤らめ、ぷるぷると体を震わせながら未有は空に向かって叫んだ。
 それは、悲鳴なのか、それとも――?

 兎に角、女子高校生悪魔たちの国は守られた。

 半分以上の何かを失った猟兵たちのお陰で。

 今日も善人である女子高校生悪魔たちは、守られた国をエモで飾り付けながら平和に生きている。

 ※悪魔視点の善行と平和です。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月10日
宿敵 『『暴獣妃』オルトレーヴェ』 を撃破!


挿絵イラスト