破れた夢を繕って(作者 一二三四五六
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●籠絡された夢
「はぁっ……はぁっ……」
 息を切らし、路地裏に駆け込む。誰も見ていないのを確認してから、少女は懐から小さなランプを取り出した。
「すごい、本当に……」
 ランプの炎に魅入られ、それを見つめながら、少女は先程の光景を反芻する。
 誰もがその歌声に耳を傾ける。誰もがその姿に見惚れ、誰もが称賛の声を送る。
 それが彼女が夢見て、望んで――そして手に入れられなかった光景。
「……これがあれば。私はスタアになれる」
 懐にランプを仕舞い込み、ふらふらと歩き出す少女。
 夢が叶う光景を思い浮かべ、その胸を高鳴らせ。

 ――何故だか、その片隅がチクリと傷んだ。

●グリモアベースにて
「やあやあ猟兵諸君。くるるちゃんの召集に集まってくれて感謝するねっ」
 グリモアベースに集まった猟兵達を前に腕を広げ、鏡繰・くるる(属性過積載型バーチャル男の娘・f00144)は愛らしい笑顔と共に元気よく切り出した。
「今回はサクラミラージュで、影朧兵器・籠絡ラムプにまつわる事件を解決してもらうよ!」
 影朧兵器とは、その名の通り影朧――すなわちこの世界のオブリビオンの力を用いた、極めて危険な、そして違法な兵器だ。そしてその一つである籠絡ラムプは、影朧を手懐け、その力を自分のユーベルコードとする事ができるオイルランプである。
 テロリスト集団・幻朧戦線によって密かに市井にばら撒かれた籠絡ラムプは、何も知らぬ一般人の手に渡り、様々な事件を起こしている。
「影朧の力を悪用している事自体も問題だし……それに手懐けた影朧はいずれ必ず暴走する。破綻が起こる前に、これを解決して欲しい」

 今回籠絡ラムプを用いて事件を起こすのは、有賀・茉莉と言う名の女学生。未来のスタアを夢見て歌や踊りの勉強に励んでいたが、どうしても芽が出ずにいた。
 オーディションや劇団の入団試験にも落ち続け、路上での演奏を試みても観衆の耳目を引く事が出来ず……行き詰まっていた所に、ふとしたきっかけで籠絡ラムプを手に入れてしまったのだ。
 それが危険なモノと知りつつも、彼女はその誘惑に屈し、それを使ってスタアになろうとしている。
「彼女はすでに何度か、密かにランプの力を試している。人通りの少ない路地とかで試してるから、まだ大きな騒動にはなってないけど……『幻の歌姫』として、多少は噂になっているみたいだね」
 そして、その効果を確かめた彼女は、より大きな舞台で籠絡ラムプを使用し、スタアとして人々の前に立つつもりだ。
「茉莉はランプを手に入れて以来、行方を眩ませていてね。だからまず、キミ達には彼女をおびき寄せる作戦に参加してもらうよ!」
 帝都でも有名な大劇団の協力を受け、『芸術祭』と言う名目の催しが開催される手筈となっている。
 多数の観客が集まる上に大劇団の主催であるこの催しは、スタアを目指す茉莉にとっては最高の舞台に見える筈だ。
「とはいえ、このイベントをちゃんと盛り上げないと、茉莉が来てくれないからね。キミ達にも、この芸術祭に協力して、ステージ上でパフォーマンスをしてもらうよ!」
 芸術祭は、会場の随所に小さなステージが用意されており、そこで各々が同時に、思い思いのパフォーマンスをする、と言う形だ。観客は多くのステージの中から好きなパフォーマンスを見る事ができる。
 パフォーマンスの内容は、観客を楽しませられるなら基本的にはなんでも構わない。歌に踊り、手品に魔法……喝采を浴びれば浴びるほど、イベントを盛り上げれば盛り上げるほど、茉莉にとっては魅力的なイベントに映る筈である。

「茉莉を現れたら連絡が行く手筈になってるから、そうしたらすぐに向かって欲しい。キミ達が立ちはだかれば、茉莉は自分が誘き出された事に気づくだろう」
 全てを悟った彼女は、籠絡ラムプで手懐けた影朧を呼び出す。まずはこれを倒す必要があるだろう。観客の避難は帝都桜學府の学徒兵達が請け負ってくれるため、猟兵は戦闘に専念しても問題ない。
「今回現れる影朧は、八代目芦屋道満を名乗る陰陽師。呪詛や属性符の扱いを得意とする、強力な相手だよ」
 魑魅魍魎に周囲を百鬼夜行に変えたり、恐怖の白昼夢を見せたりする強力な術を用い、さらに剣の腕前も達人級。属性や状態異常を自在に付与する双剣を扱う。
 加えてそもそも基礎能力が高い。油断出来ない相手となるだろう。
「ちなみに、生前から先代を殺めて八代目になったって言う悪辣な相手だからね。影朧だけど、転生させるのは難しいと思うよ」

 道満を倒せば、籠絡ラムプは破壊され、茉莉は観念して投降する。
「影朧を使役した事以外は、特に罪はないから……戦ったキミ達が許すなら罪には問われないと思う。魔が差しただけだし、出来れば許してあげて欲しいな」
 もちろん、二度とこんな事をしないように言い含める必要は有る。そもそもの原因である悩み……スタアを目指しながら行き詰まった、と言う悩みに、何かしらの導きを示してあげるのが最も効果的だろう。
「……ただし」
 と、そこまで説明すると、くるるは表情を引き締め、猟兵達を見回した。
「彼女がこのままスタアを目指したとしても、その夢を叶えるのは難しいみたい」
 今回芸術祭の開催に協力してくれる劇団にも、茉莉は入団試験を受けにいったそうだ。そしてその時の面接官いわく――。
「やる気はある。努力はしている。技量も悪くはない……だが抜きん出た物はない。何より華がなく、人を惹き付けるものがない。それが試験の時の評価だってさ」
 面接官は、何百人、何千人のスタア候補生を見てきたプロの劇団員であり、その見立ては確かなものだ。
 もちろん、いくらプロと言っても未来を見通す事など出来はしない。あるいは突然に才能が開花し、スタアへの道が拓ける事もないとは言わない。だが、そんな万が一に賭けて、夢を諦めるなと勧めるのが、正しい事なのだろうか。
 だからといって、才能がないから夢を見るのを止めろと非情な現実を突きつける事も、また正しいと言えるかどうか。
「何が正しいのかなんて、答えは出ないと思う。それでも、ランプに、影朧に頼ってしまうほどに思いつめた彼女を、放置しておく訳にもいかない。何かしら、言葉をかけてやる必要はある。……大丈夫、キミ達の心からの言葉なら、どんな言葉であっても、きっと彼女の心に届くと思うよ」
 どの道、他人の未来や人生に責任を持てはしないし、持つ必要もない。何を言おうと、決断するのは茉莉次第。
 猟兵に出来るのは、一時、彼女の心に寄り添う事だけだ。
「いろいろ思う所はあるかもしれない。けど、キミ達の力を貸して欲しい」
 そう言ってくるるは、猟兵達を見回し、軽く頭を下げた。
「ばっちり解決してきてね。良い知らせを待ってるよ」


一二三四五六
 諦めなければ夢は叶うと、人は言うけれど――。

 ごきげんよう。たまにはドシリアスな心情系。一二三四五六です。

 第一章の日常『大喝采を得よ!』は風見・ケイ(星屑の夢・f14457)さん、第二章のボス戦『八代目『芦屋・道満』』は四王天・燦(月夜の翼・f04448)さんの宿敵です。ありがとうございます。
 第三章の日常『籠絡ラムプの後始末』はフレーム共通の公式フラグメントです。

 補足。
 第一章のパフォーマンスは基本的にどのようなものでも構いませんが、観客に被害を出すような危険なものや、官憲のお世話になりそうな倫理的にマズイものは禁止です。
 表舞台で行われる楽しいイベントです。

 第三章の説得に、想定解は用意していません。皆さんの思いを茉莉にぶつけてあげてください。
 多数決ではなく、全ての言葉を聞いた上で茉莉が決断する事になります。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
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第1章 日常 『大喝采を得よ!』

POW鍛え抜かれた肉体によるパフォーマンスで観衆を湧き立たせる
SPD磨き上げた技術によるパフォーマンスで観衆を驚かせる。
WIZ芸術的な感性によるパフォーマンスで観衆を魅了する。
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


キリカ・リクサール
アドリブ連携歓迎

幻朧戦線か…ここ最近はよく聞く名前だな
人の手に余る力を弄ぶだけでなくばら撒くとは、迷惑な話だ

まぁ、今はこの舞台を盛り上げる事を考えようか
舞台に合わせて黒いチャイナドレスを着用
コレぐらい派手ならば人目も惹くだろう
行うパフォーマンスはナイフを投げだ
高速回転する台に複数乗せたリンゴを狙う

海の向こうの大陸で鍛えに鍛えた技の冴え、さぁさぁとくと御覧じろ!
まずはほんの小手調べ、上手く当てたらお慰みだよ!

…少し違ったかな?
まぁいい、密かにUCを発動
極限まで高めたスナイパー技能で正確にリンゴを突き刺していく
最後は目隠しをして後ろを向いたままのナイフ投げだ
全て完璧に命中すれば場も盛り上がるだろう


「人の手に余る力を弄ぶだけでなくばら撒くとは、迷惑な話だ」
 幻朧戦線への怒りと憤りを露わにしながら、ステージに上がるキリカ。クールな美女の黒いチャイナドレス姿に、それだけで観客が湧き上がる。
「……そうだな、まぁ、今はこの舞台を盛り上げる事を考えようか」
 その様子に一旦は憤りを抑え、客席に視線を向ける。せっかく集まってくれた観客を前に、集中しないのは失礼だ。
 舞台袖に合図を送れば、劇団員が用意するのは台の上の複数のリンゴ。
「海の向こうの大陸で鍛えに鍛えた技の冴え、さぁさぁとくと御覧じろ! まずはほんの小手調べ、上手く当てたらお慰みだよ!」
 なんだか少し違う気がして首を傾げるが、観客は盛り上がったようなので良しとする。ナイフを抜いて狙いを定め……それに合わせ、劇団員は台を高速で回し始めた。
「うぉ、すげぇ……あれ、本当に当たるのか?」
「あんなに速く回ってるのに……」
 客席のざわつきも、集中を高めたキリカの耳には入らない。手の中のナイフと、標的となるリンゴにのみ、意識と五感を集中させて――。
「……!」
 トスッ、トスッ、トスッ――次々と突き刺さるナイフ。回転の速度などモノともせず、全てのリンゴを……いや、1つを除いて貫き通す。
 この絶技すら『まずはほんの小手調べ』。
「ええっ、何を……!?」
 最後の1つは、目隠しをしたままリンゴに背を向ける。視覚には完全に頼れず、不自然な体勢で、しかもリンゴは回転を続けており。
「……ふっ!」
 だが、小さな呼気と共に、後ろに投げ放ったナイフは――1ミリの狂いなく、最後のリンゴの中心を貫き通した。
「動き回る敵に比べれば、ただ回るだけのリンゴなど容易いからな」
 目隠しを外して客席へ向き直ると同時に、惜しみない歓声が浴びせられる。
大成功 🔵🔵🔵

弥久・銀花
うーん、愛刀を使ってガマの売上げ口上とか考え付きましたが、あれはあれで微妙なんですよね。
商品販売とセットになってしまっていますし……。



ここは黒ひげ〇機一発の様なのをやってみましょう!

勿論、樽の中には縛られてる私が入るんですよ、だって他の人が入ったら危ないじゃないですか(銀花は真剣を使うつもりです)




ステージ上で近くの観客、出来ればみかじめ料とか取ってそうな人を呼び込みます

剣は一人一本、柄まで刺して樽を貫通させて下さいね、ではどうぞ!

(樽の中に入って来る剣を身を捩って躱しますが、避けようがないくらいになったら銀花の体を貫通しています)

傷はユーベルコードを使って無かった事にしましょう


「うーん、愛刀を使ってガマの売上げ口上とか考え付きましたが……」
 本当に買われてしまったら大変に困る。頭をひねる銀花だが、『穏当な』出し物はいまいち思いつかない。
「仕方有りません、ここは身体を張りましょう!」
 と言う事で、身体をぐるぐる巻きに縛ってもらう。芋虫のように、しっかりと縄を打たれ、樽に入れられる銀花。
「ええと、そこにお客さん、ちょっと手伝って貰えませんか!」
「あ? 俺か?」
 いかにもガラの悪そうな男がステージに上がると、顎で近くのテーブルを指し示す。そこに並べられているのは、何本もの剣だ。
「それで、この樽を? あ、本当に斬れるので気をつけてくださいね!」
「え……いや、おいおい、良いのかよ」
 躊躇いを見せる男とざわめく観客。だが銀花は自信満々に頷く。
「もちろんです。柄までしっかり刺して貫通させてくださいね!」
「……どうなっても知らねぇぞ!」
 グサァッ、と樽を貫通する剣。銀花の身体がビクンと震えて――。
「はい、ありがとうございました」
「おぉぉ……なんで無事なんだ!?」
 平然とした顔の銀花に、驚きとどよめきが会場から湧き上がる。樽の中で身体を捻ってかわしただけ……と言うには樽の中は狭いが、やって出来ない事ではない。
「もっと刺しても大丈夫ですよ。次はそちらの方、どうぞ」
「お、おぅ!」
 さらに何人か、剣を突き刺してもらう。それを身を捩って巧みにかわし続け――。
「……げふっ!」
「!? お、おい……?」
 避ける場所がなくなった。明らかに肉を貫く手応えに狼狽する男。
「ありがとうございました!」
「……!? あ、ああ……」
 それでもあくまで笑顔の銀花。客席は驚きの超魔術に湧き上がる――が、銀花は今なお串刺しにされており、再生能力とやせ我慢で耐えているだけであった。
大成功 🔵🔵🔵

フレミア・レイブラッド
歌とダンスなら、自信あるわ(【歌唱、ダンス、存在感、誘惑】)
折角有名な劇団が協力してくれるって話だし、ここはプロにも協力をお願いするわ。多少の指導や演出面等を協力して貰って、わたしなりにイベントを盛り上げてあげる♪
【念動力】や魔術【高速詠唱】をパフォーマンスに組み込むのも盛り上げるのに使えそうかしらね。

「おねぇさまのパフォーマンス、手伝うのー♪」

それにしても、流石は大劇団ね。ステージ映えしそうな可愛らしい子やスタアの輝きっていうのかしら、華のある子がいっぱいいるわね♪(こっそり【魅了の魔眼・快】(出力弱)を使おうと…)

「おねぇさまー?」(ジト目)

可愛らしい子がいっぱいいるのがいけないのよ♪


「折角有名な劇団が協力してくれるんだし……協力をお願いしてもいいかしら?」
「はい、任せてください!」
 幼くも艶めかしい美貌のフレミアに、少し顔を赤らめドギマギする劇団員の少女達。それを楽しそうに愛でながら、ステージに向かう。
「歌とダンスなら、自信あるわ。わたしなりにイベントを盛り上げてあげる♪」
「おねぇさまのパフォーマンス、手伝うのー♪」
 見習い雪女の雪花も。ぴょんぴょんと可愛らしく跳ねてそれについていく。2人の美少女の姿に、集まってくる観客達。
「集まってるわね。それじゃあ、始めましょうか。――――♪」
 劇団員の演奏に合わせ、透き通った歌声が、客席に響き渡る。おお、とざわめく観客達を見ながら、フレミアは薄く微笑んで。
「――♪」
「きゃー♪」
 雪花の手を取り、くるくると舞い始める。振り回され可愛らしく声を上げる雪花の姿は大いに観客を和ませ……そこからリズムを変えて、今度は美しく、優雅に。
「まあ、あれは何かしら!」
 さらに魔術で炎を浮かせたり、念動力で動かしたマネキンと一緒に踊ってみたり。派手なパフォーマンスで観客を魅了していく。
(それにしても……)
 ある程度客席も盛り上がり、余裕も出来て来ると、ちらりと視線を劇団員に視線を向けるフレミア。
 大劇団でステージを任されるだけあって、どの子も可愛らしく、魅力的で。
(スタアの輝きっていうのかしら、華のある子がいっぱいいるわね♪)
「おねぇさまー?」
 さりげなく魅了の魔眼を輝かせようとする彼女に、雪花が突き刺すようなジト目を向ける。
「可愛らしい子がいっぱいいるのがいけないのよ♪」
「ひゃんっ! お、おねぇさまー!?」
 だが一切悪びれず、雪花を抱き上げくるくる回る。目を回す雪花をたっぷり愛でつつ、歓声を沸き起こしていく。
大成功 🔵🔵🔵

露木・鬼燈
パフォーマンス、ね。
まぁ、隠し芸の一つや二つ程度はあるよ。
これでも絵を嗜んでいるのでね。
異形心眼で捉えて保存した会場の風景を描くですよ。
猟兵として鍛え上げた能力をフルに活用。
<隠忍の見えざる手>で念動手を生成。
両手と念動手に筆を持ち、一気に作品を書き上げる。
大道芸みたいなものだけど、盛り上がるならよし!
作品の出来としては…まぁ、悪くない出来だと思うですよ?
次は4枚を同時に描くですよ。
サクラミラージュらしく幻朧桜をね。
春夏秋冬合わせて四枚同時に完成っぽい!
この盛り上がりは…芸としての評価なのかな?
絵画としての評価も欲しいところですが、それは高望みか。
まぁ、絵は趣味の範囲だからね。


「パフォーマンス、ね。まぁ、隠し芸の一つや二つ程度はあるよ」
 用意したのは大きなキャンパス、そして絵の具と筆。会場をその眼で見渡す鬼燈。
「これでも絵を嗜んでいるのでね。一気にいくっぽい!」
「おおっ……なんだ、筆が勝手に動いてやがる!」
 見えざる念動の手と、自身の両手。それを同時に動かし、一気に絵筆を走らせる。
 驚きの光景に集まってくる観客達の前で、高速で歓声していく絵画。
「……よし、完成っぽい!」
 出来上がったそれは、この会場の風景、それも、写真のような精密画。
 異形の心眼による観察力と演算力、両手と念動手を同時に、そして思うがままに動かす技量。何より絵画の腕あってこその絶技――と言うのが、どこまで観客に理解されるかどうか。
 まあ、とにかく凄いと伝われば、それだけで十分だ。
「大道芸みたいなものだけど……盛り上がるなら良し!」
 増えていく観客を見ながら、今度は4枚のキャンパスを同時に用意してもらう。当然、描くのは全く同時。
「サクラミラージュらしくいくのです!」
 キャンパスに生み出されるのは、4本の幻朧桜。春夏秋冬の美しい景色と、その中心で全く変わらず咲き誇る、神秘の桜の姿。
「今度は、これで……同時に完成っぽい!」
 全く同時に、4枚の絵が描き上がった。固唾を呑んで見守っていた客席からわっと歓声が上がる。
「絵画としての評価も欲しいところですが……それは高望みかな? まあ趣味の範囲だしなー」
 それ以上に、芸としての派手さが目を引き過ぎるのも有るだろうが。それでもその絵は十分に満足行く出来栄えで、満足気に頷いてみせる。
大成功 🔵🔵🔵

播州・クロリア
({メトロノーム・コイン}でコインロールしながら思案する)
幻朧戦線...人を惑わし破滅へと誘う危険な代物をばら撒くなど...
連中は自分たちはどれほど悍ましい行為をしているのかわかっているのでしょうか?
ともあれ、今は件の女学生を誘き出さねばなりません
(ステージに上がると目を閉じ、すっと手を真横にピンと伸ばしたのち{絢爛の旋律}で『ダンス』を始める)
このリズムは栄華と繁栄のリズム
人を惹きつけるにはもってこいの
誘蛾灯のようなリズムです
できれば燃やしたくなどありませんが...
(UC【蠱の一念】を発動する)


「幻朧戦線……人を惑わし破滅へと誘う危険な代物をばら撒くなど……」
 愛用のコインを手の上で転がしながら思案するクロリア。
「連中は、どれほど悍ましい行為をしているのか分かっているのでしょうか?」
 こみ上げる嫌悪を、呼吸を整えて鎮める。今は事件解決のためにも、このイベントを盛り上げる事だけを考えなくては。
「まあ……素敵なお方」
 長身かつ男装の彼女は、容姿だけでも客席の目を引く。だがそれを全く意に介さず、彼女は目を閉じ、手を真横にピンと伸ばした。
 客席のざわめきが、次第に小さくなっていき――。
「……ふっ!」
 それが困惑に変わる寸前、力強くステップを踏み始めた。独特の彩色を持つ髪を振り乱し、力強く大地を踏みしめて舞うその姿は、まるで太陽の如く。絢爛なる旋律と共に、栄華と繁栄のリズムを刻む。
(このリズムは人を惹き付けるにはもってこいのリズムです)
 本能の赴くまま、その身体を激しく動かす。客席が湧き立ち、熱気が溢れ出して。(そう、まるで誘蛾灯のように――)
 その熱気に釣られて観客がさらに集まり、集まった観客がさらなる熱気を生み出す。熱く燃える炎のようなそれは、きっと、茉莉の事を惹き付けるだろう。頭の片隅で思考しながら、身体はあくまで動くがままに任せる。
(出来れば、燃やしたくなどありませんが……)
 少し心を痛めるも、身体は熱気に煽られるように。
 より激しいリズムを刻みながら、さらに情熱的に舞い踊っていく。
大成功 🔵🔵🔵


第2章 ボス戦 『八代目『芦屋・道満』』

POW ●陰陽召鬼『百鬼夜行』
【調伏した魑魅魍魎や妖怪の大群 】を降らせる事で、戦場全体が【百鬼夜行】と同じ環境に変化する。[百鬼夜行]に適応した者の行動成功率が上昇する。
SPD ●陰陽双剣『達人剣術』
いま戦っている対象に有効な【属性や状態異常を引き起こす陰と陽の双剣 】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ ●陰陽極意『八卦迷宮陣』
戦場全体に、【各々の恐怖を見せる白昼夢 】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は四王天・燦です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 それぞれのステージで、パフォーマンスを披露していた猟兵達。
 そこに、帝都桜學府の学徒兵達が駆けつけ、合図を送る。ステージを下り、誘導に従って向かったその先には……聞いた通りの、一人の少女。
「ぁ……」
 猟兵達がその前に立ちはだかると、少女――茉莉は足を止め、全てを理解したように俯いた。
「わ……私を、止めに来たんですね……?」
 懊悩や絶望、恐怖に曇ってはいるが、その顔はとても可愛らしい。整っているとは言えるだろう。素朴な顔立ちが、似合いの化粧で引き立てられている。普通に生活する分には、容姿で不自由する事はあるまい。
 ――だが、多くの人目を惹きつけられるかと言えば。スタアになれるかと言えば。
「そうですよね……こんなもの、使うのはいけない事……いけない……って、分かってるんです。分かってるんです、けど……!」
 諦念、罪悪感、そして……決意。茉莉は意を決して、懐から幻朧ラムプを取り出した。揺れる炎の中から、影が立ち昇る。
「お願いっ……助けて!」
「うむ、良かろう!」
 姿を現したのは、白髪の愛らしい妖狐。風に装束をはためかせ、猟兵達の前に立ちはだかる。
「悪いが、こやつを止めさせる訳にはいかぬ。ワシがこやつをスタアにしてやると約束したのじゃからな」
 聞けばそれは、善意に満ちた言葉のように見える。だがその口元に浮かぶ笑みは紛れもなく悪意。
 分不相応の願いを、邪なる手段で叶えようとする――その苦悩をこそ楽しまんとする、享楽の笑みだ。
 だが、その背に守られている茉莉が、それに気づく事はない。

 会話の間に、学徒兵が観客の避難を終えている。この場にいるのは、猟兵と、妖狐と、茉莉だけ――そしてその茉莉も、妖術の壁で守られる。戦いの邪魔をする者は誰もいない。
「この八代目芦屋・道満、契約に従って、こやつを守ろうぞ。ああ、必ず、な、くくっ……♪」
 数多の魑魅魍魎を従え、陰陽の結界を広げながら。妖狐は白黒の双剣を手に、猟兵達へと襲いかかる――!
弥久・銀花
止めておいたほうがいいですよ、一時の衝動で身の丈に合わない所に上り詰めると、維持出来なくて派手に転がり落ちるでしょう、場合によってはそれは致命傷となりかねません

(そう言う銀花の服装な、一時の思い付きで始めた演目で幾つもの致命傷を負った血塗れ姿です)


さあ、そのあざとい白毛の獣耳娘の言う事など聞くべきではありませんから離れて下さい!


愛刀の白嵐玉椿を抜き放ち、接近戦開始です
相手のユーベルコードには私も自分のユーベルコードの傷跡の記憶で対応しましょう

後は【見切り】と【怪力】でごり押しします


キリカ・リクサール
アドリブ連携歓迎

フン…スタアにしてやる、か
芸事を解さない無粋な奴が言いそうな言葉だ

シガールQ1210とデゼス・ポアを装備
弾幕を張り、さらに自在に舞うデゼス・ポアの刃で攻撃し、敵がUCを発動したらこちらもUCを発動する

百鬼夜行か、面白い
ハロウィンにはまだ早いが…こちらは呪いの人形でお相手しようか

不気味な笑い声を上げ、マスクの眼孔から血を流す呪いの人形…百鬼夜行に相応しいだろう?
攻撃回数を重視し、戦場に蔓延る敵の群れに無数の刃を踊るように叩き付けたらそのまま芦屋・道満も攻撃
それに合わせるように制圧射撃で追撃をする

ナイフ投げの次は物の怪とダンスか
フッ、こちらのパフォーマンスの方が受けは良さそうだな


フレミア・レイブラッド
主想いの殊勝な物言い、と言いたいけど…貴女のその悪意に満ちた本性は隠しきれないわ。
わたしの故郷はそういう悪意に満ちた輩で溢れててね。
貴女みたいな下衆な輩には敏感なのよ。

【吸血姫の覚醒】を発動。
更に敵が降らせた百鬼夜行(魑魅魍魎や妖怪の大群)を【魅了の魔眼・快】【誘惑、催眠術】で魅了。
逆に百鬼夜行を手玉に取り、けし掛けるわ。
敵が過去に調伏した妖怪だし、戦力は期待できないでしょうけど…消耗したり気を取られれば良し。
こちらは敵の百鬼夜行を利用して魔槍に魔力を限界以上に集束【限界突破、力溜め】。

集束完了と同時に百鬼夜行を囮に高速で迫り、魔槍で串刺し。
零距離から【神槍グングニル】を発動して消し飛ばすわ


播州・クロリア
見た目は陽光のように進む道を照らすリズムを装ってますが
本質は歩む人を破滅へと引きずり込む沼のようなリズムです
まさに悪質極まりない
(直立し目を閉じて祈るようなポーズをした後{渦流の旋律}で『ダンス』を始める)
私はそこの彼女に聞きたいことがあるのです
({渦流の旋律}に乗せた『催眠術』による認識阻害で生み出した『残像』を囮に攻撃を回避しつつUC【蠱の宴】を発動し敵の動きを阻害する)
影朧の貴方は早々に消えてください
(一気に敵に近寄り『怪力』から生まれた『衝撃波』と共に強烈な蹴撃を叩きこむ)


露木・鬼燈
芦屋道満ですか。
僕も名前くらいは知ってるですよ。
めっちゃヤバい術者だよね!
まぁ、術で競うのは得策ではないよね。
んー、八代目とか言ってるし初代ほどヤバくはない?
わざわざ危険を冒す必要はないか。
自分の得意分野である剣で挑むのがいいかな。
術者相手に剣で負けるなんてあり得ないよね!
殺人剣理<葬剣>
双剣使いとして格の違いを教えてやるですよ。
属性?状態異常?そんなもの当たらなければへーきへーき。
まぁ、当たっても耐性系はいっぱい積んでるからね。
余裕があれば対処は楽になる。
受け流し、絡め取って…ぽーいっ。
武器を奪ったところに連撃を叩き込む。
スタミナを使い切るつもりでラッシュ。
最後に蹴りを叩き込んで距離を取る。


「主想いの殊勝な物言い、と言いたいけど……貴女のその悪意に満ちた本性は隠しきれないわ」
「悪意とは酷いのう……ワシはこんなにも善意に満ちているのに」
 フレミアの嫌悪の視線と言葉を受け、傷ついたように目元を抑える道満。だがその口元の笑みは隠しきれていない……いや、隠す気もないか。
「わたしの故郷はそういう悪意に満ちた輩で溢れててね。貴女みたいな下衆な輩には敏感なのよ!」
 赤き魔眼が輝いて、魅了の魔力が迸る。狙いは道満――ではなくその周囲の魍魎達。術者を裏切らせ、逆に襲いかからせる。
「自分の軍団に呑み込まれると良いわ!」
「ほほう? 面白い術を使う」
 百鬼夜行への乗っ取りに、だが道満は動じた様子なく、むしろ興味津々にフレミアへ目を向ける。魅了の魔力と道満の支配力がぶつかり合うと、あちらこちらで同士討ちを始める魍魎達。
「その力、ワシのものとしたい所じゃが……まずはこやつをスタアにしてやらねばのう」
「フン……スタアにしてやる、か。芸事を解さない無粋な奴が言いそうな言葉だ」
 そんな魍魎の群れへと、フルオート射撃の弾丸が降り注ぐ。道満をまっすぐに見据え、機関拳銃を片手に吐き捨てるのはキリカ。
「だが、百鬼夜行とは面白い。ハロウィンにはまだ早いが――」
『キィヒャハハハハハハハッ!』
 そしてその背後から飛び出すのは、甲高く、耳障りな哄笑を上げる仮面の人形だ。百鬼夜行へ飛び込むと、刃で魍魎達をズタズタに斬り刻む。
『イヒヒヒヒッ!!』
「こちらは呪いの人形でお相手しようか。やれ、デゼス・ボア」
 仮面の眼孔から流れ出すのは、赤く染まった血の涙。踊るように繰り出す刃は赤く錆びついており、ゴリゴリと魍魎の身体を削り取る。その姿に、ますます興味を示す道満。
「うぅむ、西洋人形は趣味ではないが、その呪いは格別じゃ……欲しいのう」
「気に入って貰えて何よりだ。ならくれてやろう――刃をだがな」
 執拗に、執念深く。目の前の魍魎が動かなくなるまで徹底的に刃を突き立てるデゼス・ボア。百鬼夜行を容赦なく削ぎ落とす。
「おっと、ちと気を抜き過ぎたかのう……役目を果たさねば」
「役目……役目、ですか」
 少し真剣味を増し、双剣を構える道満。その姿を……いや、『音』をジッと見つめるのはクロリア。
「うむ、今のワシは、こやつを導くのが役目じゃ」
「確かに……陽光のように、進む道を照らすリズムにも見えますが」
 彼女の感覚は、相手を色とリズムで認識する。道満の色は美しく――だが、腐り切った銀の色。
「本質は、歩む人を破滅へと引きずり込む、沼のようなリズムです」
 嫌悪を向けて目を閉ざし、両手を胸の前で合わせる。祈るようなそのポーズから、始まるのは優美な舞。
「あなたは、ダラキュな人です」
「む、ぅ……」
 その四肢の動きが表現するのは、全てを押し流す苛烈な大渦。ダラキュ――悪いものへの嫌悪と共に繰り出されるリズムが戦場を支配し、道満の動きを阻害し始めた。
「ち、流石に少し厄介じゃな……!」
 妨害すべく、百鬼夜行の――残り数少ない――魍魎を差し向ける道満。だが、水の流れが岩をすり抜けるように、襲いかかる牙が捉えるのは残像ばかり。
 ダンスのテンポをさらに上げながら、その視線を道満に――いや、その背後の茉莉に向けるクロリア。
「私は、そこの彼女に聞きたいことがあるのです」
「こやつは、聞く事も話す事も無いようじゃがのう?」
 道満の結界に守られた茉莉は、顔を背け視線を反らす。そんな茉莉と道満に向け、愛刀をまっすぐに突きつける銀花。
「止めておいたほうがいいですよ、一時の衝動で身の丈に合わない所に上り詰めると、維持出来なくて派手に転がり落ちるでしょう」
「……いや、それよりおぬし、大丈夫か」
 さっきの演目で全身からダラダラと血を流す姿に、若干引いた様子の道満。だが銀花は気にせず堂々と言い放つ。
「一時の思い付きで始めた演目で、ちょっと幾つもの致命傷を負っただけです。あなたもこうなりますよ!」
「いやそれはおぬしだけじゃと思うが……むっ」
 道満の呆れ声も無視して、愛刀で斬りかかる銀花。もはや百鬼夜行の邪魔もない。双剣で受け止められるが、構わずさらに畳み掛ける。
「そのあざとい白毛の獣耳娘の言う事など聞くべきではありません!」
「ちっ、どの口で言うかっ!?」
 白毛の人狼娘の物言いに言い返す道満だが、銀花の力任せの剣術は、その身体に確実な傷を刻んでいく。
 反撃も、銀花はまるで知っていたかのように回避する……ましてや、リラのダンスも続く状態。そのテンポに支配されていては、動きも大きく鈍っていて。
「いい加減……鬱陶しいわっ!」
「おぉっ!?」
 そのリズムも刀も、妖力で押し返し断ち切らんと、双剣を振るう道満。回避した筈なのに、呪術の余波だけで銀花の傷口から血を噴き出す――いやまあ、単に傷口が開いただけかもしれないが。
「むむ、芦屋道満……めっちゃヤバい術者だよね、僕も名前くらいは知ってるですよ」
 その爆発的な妖力を観察し、警戒する鬼燈。彼自身、様々な術を操るだけに、道満の脅威は肌で感じ取れる。
「……んー、だけど八代目とか言ってるし、初代ほどヤバくはない?」
「はっ、初代が何するものよ。ワシこそが最強の陰陽師じゃ!」
 ますます妖力を高める道満……もはや並大抵の術では、彼女には僅かたりとも通用すまい。だがそれならばと、細身の長剣を2本生み出し、一気に斬りかかった。
「だったらわざわざ危険を冒さず……こっちで勝負なのです!」
「ふんっ、剣ならワシに勝てると思うたかっ!」
 当然、双剣でそれを迎え撃つ道満。4本の剣がぶつかり合い、火花を散らす。陰陽師とは思えぬ剣技の冴え、そして呪詛に満ち満ちた陰陽双剣の威力。
「舐めるでないわっ!」
「そっちこそ、双剣使いとして格の違いを教えてやるですよ!」
 それを巧みに受け流し、一気に間合いを詰める鬼燈。相手に通じる術は無理でも、一時術を防ぐぐらいの事は出来る。
 ましてや彼が今操るのは、人を竜に見立てた異端の剣技。いかに道満と言えど、その存在すら知るまい。
「もらった……ぽーいっ!」
「ぬ、ぅ……がっ!?」
 陰陽双剣を絡め取り、跳ね上げる。隙だらけとなった道満の身体へ、流れるような連続攻撃――無呼吸で繰り出す目にも留まらぬ斬撃が、その肌を傷つけていく。
「き、さま……がっ!」
「……ふっ!!」
 道満が乱れた体勢を強引に戻した所で、最後に蹴りを一発。反撃を不発に終わらせ、深く息を吸い込む鬼燈。
「はぁ、はぁ……ちぃ、このくら――ぎっ!?」
『ヒャハハハァッ!』
 そして蹴り飛ばされた道満の背後から響き渡るのは嗄れた笑い声。デゼス・ボアの刃が深々と背中を抉る。
「ぎっ、このっ、ぐっ……!」
 鬼燈の鮮烈な斬撃とは違う、鈍く深い、錆びた一撃が、傷口をこじ開け激痛を齎す。呻きながらも振り払おうとする道満だが、それを阻害するキリカの射撃。
「ナイフ投げの次は、物の怪とダンスか。フッ、こちらの方が受けは良さそうだな」
「踊りなら……ぐぅぅっ、勝手で踊っておれっ!」
 強引に逃れる道満だが、その代償を取り立てるとばかり、無数の傷を刻みつけるキリカ。そして――息付く暇もなく。
「いいえ、踊ってもらいます」
「っ!?」
 体勢を立て直した直後を突き、間合いを詰めたのはクロリア。踏み込みの速度を乗せ、重い蹴りを土手っ腹に叩き込む。
「影朧の貴方は、早々に消えてください」
「がっ……!!」
 生み出すリズムの間隙を突く一撃を、道満は防ぐことも出来ない。力強い、衝撃波を伴う強烈な蹴りを受け、身体を折り曲げながら宙へと打ち上がる。
 なんとか体勢を立て直そうと、空中でじたばたと四肢をもがかせて――。
「はっ!?」
 慌てて顔を向けたその先には、収束する莫大な魔力。真祖の力を一点に集中させ、魔槍を握りしめるフレミア。
「悪意の報い――その身に受けなさい!」
「く、やめっ……!!」
 地を蹴り一気に道満へ迫るフレミアの槍は、百鬼夜行をも取り込み、限界以上に収束する。真紅の魔槍は眩いばかりの輝きと、それに見合った――神すら滅する力を放ち。
 咄嗟に防ごうとした双剣ごと、断末魔の悲鳴すら許さず、道満の身体を消し飛ばした。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第3章 日常 『籠絡ラムプの後始末』

POW本物のユベルコヲド使いの矜持を見せつけ、目指すべき正しい道を力強く指し示す
SPD事件の関係者や目撃者、残された証拠品などを上手く利用して、相応しい罰を与える(与えなくても良い)
WIZ偽ユーベルコヲド使いを説得したり、問題を解決するなどして、同じ過ちを繰り返さないように教育する
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 パリンっ――。
 道満の消滅と同時に、音を立てて砕け散る籠絡ラムプ。それを見つめ、茉莉は、へたり込むように座り込んだ。
「ああ……」
 破片に手を伸ばし……だが、そこで躊躇うように手を引く茉莉。その表情に宿るのは、スタアへの道が断たれた絶望と、もう邪な手段を取らなくて良いと言う安堵。
 どちらの感情が強いかは、多分茉莉自身も分かっていない。
「……私は、どうなるんですか?」
 影朧兵器や幻朧戦線の事は知らないようだが、自分がしていた事が悪い事だと言う自覚はあるのだろう。猟兵達を見上げ、不安と覚悟の視線を向ける。
 先に説明された通り、猟兵が許すなら、彼女が罪に問われる事はないだろう。

 ただ、このまま帰したとしたら、思いつめた彼女が何をするか分からない。夢への思いを捨てきれていないのも、罪悪感を抱いているのも、一目瞭然だ。
 もう籠絡ラムプなどに頼らないよう、あるいは別の短絡的な行動に走らないよう、彼女を導いてやる必要があるだろう。
 果たしてどのような言葉をかけるか――それは、猟兵次第だ。
播州・クロリア
(微笑みながら茉莉の目線の高さまでしゃがむ)
ひとまず貴女に怪我や異常が無いようで良かったです
やっと落ち着いて話ができますね
ひとつ聞きたいことがありまして
有名になるだけなら他に楽な方法はあるはずなのに
どうしてスタアになろうと?
好きなスタアに自分もなりたい
皆かに笑顔と希望を届けたい
色々あるかと思いますが
スタアになろうと決意した切欠の自分の想いを
どうか大切にしてあげてください
でも今はきっと色々ありすぎて
心の整理がつかないと思います
(立ち上がると茉莉に手を伸ばす)
どうでしょうか?一曲踊りませんか?
何もかも忘れて心の赴くままに踊り
それから色々考えましょう?


キリカ・リクサール
アドリブ連携歓迎

藻掻き、身が捩れるほど焦がれた夢か
叶わぬ願いだと手を打てれば簡単なのだろうがな…

君は罪を犯した、多くの人を巻き込む大惨事になりかねない罪をね
けど、君がそれを強く悔いてるなら、私はどうするつもりもないさ
夢見て、失って、それでも諦め切れずに足掻く…その気持ちは私もよくわかる
だからこそ、君に聞きたい
君はまだその夢を、痛みと苦しみに満ちた夢を、持ち続ける事が出来るかい?
紛い物の力も借りれない、君一人の力で叶えなければいけない夢をだ
…その夢を目指すなら君の後ろにはもう道はない

罪を償った上でスタアを目指すなら、今以上に茨の道になるだろう
けど、自分の力で歩き出せるなら遅すぎる人なんていないさ


露木・鬼燈
助言は難しいんだよね。
叶えるのが難しい夢。
だからそれを諦めろなんて…
そんなこと言えるような生き方してないからね。
それも一族単位で、ね。
竜を殺すための武術が必要な事態なんてエンパイアでもまずない。
僕みたいな猟兵が生まれるなんてイレギュラーがなければ…
まぁ、報われることなんてなかったろうね。
それでも続けてこれたのは楽しいから。
うん、理由はこれに尽きるよね。
だから楽しいのなら続けてもいいんじゃない?
別に報われなくても自分が納得できればいい。
そーゆーものなんじゃないかな?
もちろん普遍的な幸せを求めるのは悪いことではないですよ。
冷静に考えられるようにサポートはしておこう。
心を落ち着ける香りでね。


弥久・銀花
POW




良かったですか、傷が浅くて済んだんですよ。

特に罰則なんてないですし、得難くて臨場感のある良い経験を積めたと思ってこれからもレッスンを頑張ってスタアになれば良いじゃないですか。

こんな経験したスタアなんて多分そうそう居ないと思いますよ。
これを機に貴女だけの華を咲かせたら良いんです。



と、まあ、言うだけなら小さな親切で大きなお世話、耳に痛い正論で、聞き流したいお小言でしかありません。

具体的に役に立つ事をしましょう! ていやっ!
(私のユーベルコードのオルタナティブエネミーを使用します)


さあ、今の貴女よりも優れた貴女です!
一緒にレッスンすれば少しは良くなるんじゃないですか?


フレミア・レイブラッド
気の迷いなんて誰にでもあるわ…らだ、アレの類に今後頼るのはやめなさい。
口では殊勝なコトを言ってたけど、貴女の苦悩、破滅を楽しむ輩よ。
後々どうなったか判ったものじゃないわ。
それに、こんな手段で夢を叶えても、必ずしこりが残るし、貴女も後悔する。
貴女自身、解っていたでしょう?
だから、夢を諦めないというのであれば、ちゃんと真っ当なやり方で夢を叶えなさい。
…酷な事を言うけど、正直、今の貴女では厳しいというのが世間の評価ね。
それでも叶えたいなら、それこそ必死に頑張りなさい。
特にコレだけは絶対に負けない、というものを見つければ道も開けるかもしれないわ

貴女がどんな決断をするにしても、悔いだけは残さない様にね


「君は罪を犯した、多くの人を巻き込む大惨事になりかねない罪をね」
 キリカの言葉に、俯き唇を噛み締める茉莉。その表情に、強い罪悪感と後悔を感じ取れば、安心させるように微笑む。
「けど、君がそれを強く悔いてるなら、私はどうするつもりもないさ」
「ええ、ひとまず貴女に怪我や異常が無いのが、何より良かったです」
 クロリアも、目線を合わせる為にしゃがみ、微笑みかける。道満は悪辣な影朧ではあったが、籠絡ラムプの所有者を守ると言う役目はしっかりと果たしてくれたようだ。
「そうそう、気の迷いなんて誰にでもあるわ」
 フレミアもやはり微笑みかけ……だが許す前にこれだけは言っておかねばと、表情を引き締めた。
「ただ、アレの類に今後頼るのはやめなさい。口では殊勝なコトを言ってたけど、貴女の苦悩、破滅を楽しむ輩よ」
「……はい。すみません……」
 やはり薄々、分かってはいたのだろう。影朧に頼って夢を叶えると言う事の意味も。それを自分が悔いる事も。
「だから、夢を諦めないというのであれば、ちゃんと真っ当なやり方で夢を叶えなさい」
「…………はい」
 そんな、薄々の自覚を言葉にされると、俯き、唇を噛む茉莉。自覚して、それでもなお諦めきれぬ……『真っ当ではないやり方』に縋らざるを得なかった夢。
「藻掻き、身が捩れるほど焦がれた夢か……叶わぬ願いだと手を打てれば簡単なのだろうがな」
 そんな複雑な表情を見て取り、キリカは改めて声をかける。その目をまっすぐに見つめて。
「夢見て、失って、それでも諦め切れずに足掻く……その気持ちは私もよくわかる。だからこそ、君に聞きたい」
 茉莉は、その鋭い視線にも、目を反らす事なくこちらを見つめる。悔いていても、悩んでいても、それでも、その言葉を聞き逃すまいとするように。
「君はまだその夢を、痛みと苦しみに満ちた夢を、持ち続ける事が出来るかい? 紛い物の力も借りれない、君一人の力で叶えなければいけない夢をだ」
「はい…………諦めたく、ないです」
 少し長めの沈黙は、彼女の懊悩の証。そしてそれだけ悩んでも、決して諦められない、夢の重さの証だ。
「……その夢を目指すなら君の後ろにはもう道はない。そして罪を償った上でスタアを目指すなら、今以上に茨の道になるだろう」
「酷な事を言うけど、正直、今の貴女では厳しいというのが世間の評価だし、ね」
 キリカの、フレミアの言葉は、茉莉の心の傷を深く刺激する。それでも、これは言わなければならない言葉だ。その傷から目を背けては、前に進めない。
 ……そして、その傷を刺激されてなお、まっすぐにこちらを見つめる茉莉。それを見てキリカは、微笑みかけた――茉莉のその、思いに。
「けど、自分の力で歩き出せるなら遅すぎる人なんていないさ」
「……はい」
 改めて突きつけられたその苦難。それでも進むと言う決意と覚悟。それを深く胸に刻むように、キリカに対して大きく頷く茉莉。
「ところで、ひとつ聞きたいことがありまして有名になるだけなら他に楽な方法はあるはずなのに、どうしてスタアになろうと?」
「それは……」
 次に声をかけたクロリアは、そう問いかけを投げた。道の始まりを思い出すように、目を閉じ、追憶する茉莉。
「好きなスタアに自分もなりたい、皆かに笑顔と希望を届けたい。色々あるかと思いますが……」
「そう、ですね。……なりたかったんです、自分もあんな風に」
 子供の頃に見た、スタアの華やかな姿。もちろん、決して華やかなだけの、綺羅びやかなだけの世界ではないと、今では分かる。
 それでも、その時に目に焼き付いた輝きは、忘れられなくて。
「こんな理由だから、駄目なんですか、ね。誰かの為じゃなく、自分の為――」
「……いいえ。良いと思いますよ」
 また俯きそうになる茉莉に、クロリアは微笑みかける。目指した理由に貴賤も優劣もないと、教えてあげるように。
「スタアになろうと決意した切欠の自分の想いを、どうか大切にしてあげてください」
「私の、想い……はい」
 きっと、自分の想いを疑った事も、幾度となく有ったのだろう。それを肯定され、少し目を潤ませて頷く。それは喜びか、それとも安堵であったか。
「うーん、助言は難しいんだよね」
 他の猟兵達の言葉を聞きながら、こめかみを掻いて首を傾げるのは鬼燈。
「叶えるのが難しい夢。だからそれを諦めろなんて……そんなこと言えるような生き方してないからね。それも一族単位で」
「一族……ですか?」
 彼の部族はサムライエンパイアで、竜を殺すために武を磨いて来た。一生をその武の追究に捧げ、そして磨き上げた竜殺しの技術を代々継承して来た。
「でも、僕の世界に竜なんて……まあ、滅多に会えるものじゃない」
 あるいは数多の魑魅魍魎の中に、竜もいたかもしれない。だがほとんどの者は、それに出会う事も出来ずに生涯を終えた筈だ。本当に竜を殺せた者など、きっといない。
「僕はたまたま猟兵として目覚める事ができたけど。そんなイレギュラーがなければ……まぁ、報われることなんてなかったろうね」
「……どうして、ですか?」
 茉莉はそんな鬼燈の言葉に、真剣な表情で問いかける。どうして、報われるかどうか分からない夢を、追い続けられたのかと。
「んー……楽しいから。うん、理由はこれに尽きるよね」
 その問いかけに、平然と応える鬼燈。結局の所、彼の生き方の根幹はそれだ。一度きりの命を楽しみ尽くす、それが傾奇者の生き方。
「別に報われなくても自分が納得できればいい。そーゆーものなんじゃないかな?」
「納得……」
 体験を、生き方を交えて語る彼の言葉を、深くその胸に染み込ませる茉莉。無論、誰もがそこまで傾いて生きられる訳ではない、けれど。
「私は……ここで夢を諦めたら、納得出来ない……」
「そう、それならそれこそ必死に頑張りなさい。酷な事を言うけど、正直、今の貴女では厳しいというのが世間の評価よ」
 フレミアのその言葉が、茉莉の現実だ。突きつけられ、俯きかけ……だが、グッと歯を食いしばって前を見る。そんな様子に、微笑みかけるフレミア。
「まあ……特にコレだけは絶対に負けない、というものを見つければ道も開けるかもしれないわ」
「そうそう、これを機に貴女だけの華を咲かせたら良いんですよ」
 あっけらかんと、そんな言葉をかけるのは銀花だ。後悔も不安も何も無い――訳ではないが、それを感じさせない、からりとした態度。
「何しろ、こんな経験したスタアなんて多分そうそう居ないですから。得難くて臨場感のある良い経験を積めたと思って」
「……ええっと、そんなもので、良いんでしょうか?」
 影朧を使役してしまった罪悪感を抱く茉莉は、明るすぎるその言葉に逆に不安を抱く。だが銀花は全く気にした様子はなく、頷いた。
「良いんじゃないですか? 特に罰則なんてないですし。これからもレッスンを頑張ってスタアになれば良いんですよ……と、まあ、言うだけなら小さな親切で大きなお世話、耳に痛い正論でしか有りません」
「……そ、そうですかね?」
 耳に痛いどころか、むしろ優しすぎて不安になるくらいの言葉に戸惑う茉莉。だが、そんな銀花の態度は、過ぎた後悔に囚われたって意味はない、未来だけ見据えて進めば良いと……そんな風にも思わせてくれる。
 当人がどこまで自覚しているのかは知らないが。
「具体的に役に立つ事をしましょう! ていやっ!」
「!?」
 そんな銀花がユーベルコードで呼び出したのは、茉莉の写し身だ。突然自分のと同じ姿が現れ、目をぱちくりさせる茉莉。
「一緒にレッスンすれば少しは良くなるんじゃないですか?」
「……えっと、はい。ありがとうございます?」
 多分それは役に立つのだろうけど、急な事に混乱した様子の茉莉。もちろん、それは自分の分身の事だけではなく――猟兵達の様々な言葉を胸に刻み、けれどまだまだ消化しきれない様子。
「まあ、今日はいろいろありすぎましたよね。簡単には心の整理もつかないと思います」
 そんな茉莉をみるとクロリアはすくりと立ち上がった。その長身で見下ろして、微笑みかけながら手を伸ばす。
「どうでしょうか? 一曲踊りませんか? 何もかも忘れて心の赴くままに踊り、それから色々考えましょう?」
「ええと……」
 差し出された手を見て、少し考え込み……そしてそっと手を取る茉莉。スタアを目指す彼女にとっては、歌も踊りも馴染み深い。
 ずっと考え込むより身体を動かすのも、きっと考えをまとめるのには必要だろう。
「そうですね。お願いします――」
 観客の去った――いや、4人だけの観客が残ったステージで、クロリアと共に、思いのままに踊る茉莉。銀花の生み出した分身が時折指導したりもしながら、結局、一曲どころか、心ゆくまで、踊りを披露する。
「ありがとうございます、皆さん」
 そんなステージの後、汗を流し、疲れ果てた――だがふっきれた様子で、彼女は猟兵達に頭を下げた。
「私……また、スタアを目指してみようと思います。今度は、自分の力で。もっと、もっと頑張って……」

 こうして茉莉は再び、夢に向かって歩き始めた。果たしてその夢が叶うのかは、誰にも分からない。
 最後に見せた踊りも、思いは籠もっていたが、決して人目を引くものではなく。きっとこれからも、挫折を繰り返す事になるだろう。
 だが、どんな険しい道であっても。その道を歩く上で、今日の猟兵達の言葉は、彼女にとって大きな支えとなる筈だ――。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年09月20日
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵