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隠された貯蔵施設を探せ!(作者 メガネペンギン
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「…そうか。ガスはそちらに届く前に、UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)と猟兵たちの手によって、奪われたのか」
 ここはとある地下。1人の人物が無線機を使って、誰かと会話しているようだ。
「この貯蔵施設も危ないと? …ふっ、笑わせてくれる。輸送部隊は奇襲を受けたようだが、ここでは奇襲される心配はない。もし来たとしても、返り討ちに出来る。ここは私の庭のような物だから。…了解。また何かあったら、連絡を」
 そう言ってその者は無線を切る。
「…さて、猟兵たちは果たしてここを探すことが出来るのか…見物だな」
 その者はそう呟きながら、目の前にある大きな扉を開き、その先の物を眺める。そこには大量のガス兵器が貯蔵されていたのであった。

「皆、迷宮災厄戦ではお疲れ様だったな。無事勝利することが出来、カタストロフも回避することが出来た。だが、俺達のオブリビオン達との戦いはまだ終わったわけではない。各世界ではまだオブリビオン達が蔓延っているようだ。というわけで、今回のブリーフィングを始めるとしよう」
 グリモアベースに集まった猟兵たちにそう告げて、防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)は左腕のハッキングツールを操作し、中央に置いてある透明な机に今回の舞台の地図を表示する。
「今回の任務は、邪神教団の貯蔵施設を探し出し、強襲を仕掛けて制圧することが目的だ。実はとある作戦で邪神教団の輸送部隊の関係者が残していた書類の一部を入手し、貯蔵施設が存在することが判明した。そこには大量のガス兵器が貯蔵されている。そんな危険な物を放置しておくわけにはいかん。で、肝心の場所なんだが…とある中東の国の無人島にあること以外、分かっていない。まず、皆にはその島を探してもらいたい。皆を最初に港へ送るつもりだから、そこで船で海上から探すなり、空を飛んで上から探すなり、地元の漁師たちから情報を聞くなりして、目的の島を見つけて欲しい。船の方は俺から話して、借りれるように手配してある。安心して使ってくれ」
 そこで1人の猟兵が敵に関する情報はないのかと質問するが、拓也は首を横に振る。
「残念だが、今回は敵の情報は不明だ。書類には貯蔵施設の主に関する情報、警備体制すら書かれていなかった。とりあえず、どんな敵にでも対応できるように準備をしておいてくれ」
 そう質問に答えた後、彼は猟兵たちを改めて見回す。
「質問がないのなら、以上でブリーフィングは終了だ。どんな敵が出てくるか分からない以上、油断しないように注意してくれ。それでは、皆の武運を祈る」
 最後に彼は敬礼し、グリモアを起動するのであった。





第3章 ボス戦 『冬寂の紫毒『ウルフズヴェイン』』

POW ●心も体も、凍えて終わる
【攻撃される前に強力な猛毒注射で刺した後、】対象の攻撃を予想し、回避する。
SPD ●この中では誰しもが静寂を守る
戦場全体に、【人外にも有効な毒ガスが充満する汚染物質】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ ●呼吸すらも凍りつく
【複数の症状が発生するガスグレネードの範囲】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はヴィクティム・ウィンターミュートです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 洞窟内部へと入り、歩みを進めて行く猟兵達。やがて広い空間に行き着く。そこは奥の方に大きな扉があり、その前には1人の人物が待ち構えていた。
「ようこそ、猟兵諸君。意外と来るのが早かったな」
その人物こそが冬寂の紫毒『ウルフズヴェイン』。今回の施設を守るボスであった。
「お前たちの目的は大体分かっている。あの扉の向こうにあるガス兵器が目当てなんだろう?」
ウルフズヴェインは親指を後方にある扉に差して、そう言う。
「だが、アレを渡すわけにはいかない。ここは私の庭だ。ここまで来た以上、諸君らをただで返すわけにはいかない」
両手にそれぞれ薬品、グレネードを手にし、ウルフズヴェインは構えをとる。
「さぁ、諸君らには私の特製である毒とガスをたっぷりと馳走してやろう。そして、苦しみながら死んでいくがいい!!」
そう言ったウルフズヴェインが猟兵達に突進していく。いよいよボスとの決戦が始まったのである。