【邪神山脈】季節先取り!クリスマス邪神
●UDCアース・邪神山脈【古代邪神封印の洞窟】
「よーしよしよし。大きくなってきてるわね!」
真っ赤なビキニの上にサンタ帽と真っ赤なマントというなんとも寒いのか熱いのかわからないチグハグな女が、巨大な冷蔵庫を撫でまわしていた。
「フフフン♪この邪神が復活すれば、極寒の冷気が一気に溢れ出すわ……」
どうやらこのビキニサンタが撫でている冷蔵庫は邪神……つまりはオブリビオンであるようだった。
「最初、封印されてたのを見つけた時はどうなるかと思ってたけど順調に封印の中で育ってるじゃない」
ここは人跡未踏の高山。
通常、人が入り込めるような場所ではなく、つまりここにいるのは全てオブリビオンであり、この頭の若干悪そうなビキニサンタもまたオブリビオンであるようだった。
「今年のクリスマスに完全復活すれば、極寒の冷気が世界を包むわっ!」
バッ!とマントをはためかせたビキニサンタはマントの下のビキニ姿をさらす。
「兎ちゃん達!クリスマスまで絶対にここには誰も来させないようねっ!大きく成り切る前にこの子が起きちゃ台無しよ!」
「「「はーいぴょんぴょん♪」」」
ビキニサンタの周りにはいつの間にか集まっていたのか、バニ―服に身を包んだ少女達が大勢控えていて、元気よく応えるのだった。
そこにびゅーと寒い風が通ってきて。
「へっきゅしょんっ!……ちょ、ビキニ寒っ!?」
●グリモアベース
「という事で、オブリビオンを蹴散らして、完全復活する前の邪神をぶっ倒してきてください」
羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)が作戦を伝える。
説明しよう!
猟兵達とUDC組織の研究者の協力の末、南極遺跡で得られた情報により、超古代に封印された強力なUDCの所在が明らかになったのだ!
くしなが予知したのはヒマラヤ山脈やカラコルム山脈、崑崙山脈を擁するチベット高原周辺の人跡未踏の高山の一つの封印。
ここに封じられた古代の邪神は、封印の中で少しずつ力を蓄えており来るべき時に完全復活を遂げて【極寒の冷気】を世界に振りまく存在になろうとしているとの事だ。
冒頭のビキニサンタガール(オブリビオン)は偶然この封印された古代の邪神を見つけ、配下と共に古代の邪神の完全復活を目論んでいるらしい。
何故ならば、クリスマスは雪が定番だから。……いや、クリスマスに復活するとは限らないんだけどね。
「古代の邪神は、通常のオブリビオンよりも遥かに強大な力を持っています……が、今ならまだ完全復活には程遠く、その力を十全に発揮する事はできません」
これは邪神勢力の軍勢を削るまたとない好機である。
完全復活する前に古代の邪神の封印を先に解き放ってしまい、寝ぼけている合間に猟兵達で倒してしまうのだ!
丁度この場は人跡未踏の地。どれだけ暴れても一般人に被害は出ないだろう。
「山脈の途中まではテレポートで送ります。まずは山を登り【古代邪神封印の洞窟】まで進軍してください」
勿論ただの登山になる訳ではない。
猟兵の襲来に気付いたオブリビオンは『工作員・バニーレディ』を多数放ってくる。
彼女達もまたオブリビオンであり、封印を護るために登山中の君達に襲い掛かってくる。
バニーレディを蹴散らしつつ山を登りながら【古代邪神封印の洞窟】を探し出すのだ。
「古代の邪神の封印の前には、守護者となっている邪神がいます。……あんまり頭のよくなさそうなビキニサンタです」
見た目も言動も頭が悪そうな感じがするがこれでも邪神の一柱だ。
古代の邪神の封印を護るために戦いを挑んでくるのでこれを打ち倒して欲しい。
「守護者を倒せば、遂に目的の【古代の邪神】に勝負を挑めます」
古代の邪神は通常の個体よりも遥かに強大だ。
だが完全復活する前であれば勝機はある。必ずや倒してきて欲しい。
「一般人のなっちゃん博士が命がけで収集し、解析してくれたデータです。この成果に応えるには、邪神を討ち滅ぼすしかありません。頑張ってきてください」
そしてくしなは背景をUDCアースの山脈へと変えるのだった。
ナイン高橋
ナイン高橋です。
久しぶりに邪神依頼です。
以前の南極遺跡の調査依頼の結果、古代の邪神の封印が判明しました。
※なお以前の依頼を読む必要は全くありません。
第一章は集団戦です。
バニーレディが一杯来ます。殲滅する必要はないですが、やたらと誘惑とか色仕掛けとかで時間を稼いで足止めしてきます。
強い心で跳ねのけて押し通してください。
第二章はボス戦です。
ビキニでサンタなオブリビオンが守護者を名乗って立ちふさがってきます。
ここだけの話ですが寒さにも暑さにも弱いらしいです。
第三章はボス戦です。
遂に復活した、完全ではない古代の邪神との戦いです。
完全復活はしていませんが、今の状態でも通常の個体よりも強大です。
具体的には冷蔵庫の大きさが3~4倍くらいあります。
どんな邪神が封印されているかはよくわかりませんが、冷蔵庫です。
それでは皆さんのプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『『パパ活邪神教団・工作員』バニーレディ』
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POW : そこ行くお兄さん、ワタシとイイ事しませんか…?❤
【バニー服に包まれたハリツヤ抜群の艶姿】を披露した指定の全対象に【ついつい彼女の誘いに乗ってしまいたい】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
SPD : ちょっと荒っぽくイキますね…♪
【催淫型UDC内蔵の拳銃】による素早い一撃を放つ。また、【バニー服の布面積を減らし、露出度が増す】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : エマージェンシーモード・『獣欲化』
【自身の理性と倫理観の全て】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【バニー服のUDCを解放し、自らを性欲の獣】に変化させ、殺傷力を増す。
👑11
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●第一章 集団戦 『『パパ活邪神教団・工作員』バニーレディ』
テレポートした先は山脈地帯。
標高が高いため雪がちらほら見える。
人の立ちいった様子はなく険しいがそれでも獣道と言えるようなものはある。
グリモア猟兵の予知の通りであれば、この先に【古代邪神封印の洞窟】があるはずだ。
君達は厳しい自然にも負けず登山を開始する事になる……が、そこへ。
「ぴょんぴょん。ここから先にはイかせません」
「それよりもー」
「そこ行くお兄さん、ワタシとイイ事しませんか…?❤」
バニー姿の少女の姿を模したオブリビオン達が君達の前に現れる。
兎の跳躍力を得ているのか。身軽な様子で山中と跳び近寄ってくる。
だが、ここに来てオブリビオンが来るという事はこの先にこそ目的の【古代邪神封印の洞窟】があるという事に違いない!
やたらと邪魔してきたり足止めしてくるバニーレディを蹴散らし(全滅させる必要性はありません)古代の邪神の封印まで突入するのだ!
イェーガー!
ベアトリス・アールエル
アドリブ連携歓迎
POW
UC「キャッチ&リリース」で
バニーレディを早業、フェイントを活かした
怪力、グラップルで掴んで他の敵の方に投げ飛ばして
複数を一気に蹴散らしつつ山をどんどん登っていくよ
体力と気合ならまだまだ若い子にも負けないさ
その姿で仲間を鼓舞
戦闘知識、野生の勘、足場習熟で戦いにくい地形にも慣れていくよ
「残念だったねえ、あたしは女だ。艶姿見せて誘惑したって無駄だよ」
あたしには悪いけどそっちの気はないんだよ
誘惑するんならアラサー位の年下の男連れてきな
正面の敵は胸で弾き返して
他の方向から不意をつかれたら尻尾でなぎ払う
誘惑されかかってる仲間がいたら
身体を張って誘惑など色気のある方法で正気に戻すよ
ハロ・シエラ
クリスマスには流石にちょっと早すぎやしませんかね。
とにかく邪神を復活させる訳には行きません。
ここは先を急ぎましょう。
山登りも良いですが、ここはユーベルコードで連続【ジャンプ】して進みます。
敵もウサギだけにジャンプ力があるようですし、素早いですが、空中を蹴る事は出来ないでしょう。
拳銃に対しては跳び回りながら【第六感】で回避して行くしかありません。
威力の程は分かりませんが、直撃だけは避けたいですね。
【空中戦】の要領で姿勢を保ち、可能ならダガーを【投擲】して【カウンター】を仕掛けましょう。
弾が当たらない事に焦れて近寄って来てくれれば斬る事もできるのですが。
とにかく、最大限前進を優先しましょう。
●
「クリスマスには流石にちょっと早すぎやしませんかね」
テレポートしてきたハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)はグリモア猟兵の説明を思い出す。
今回倒そうとしている古代の邪神はクリスマスの復活に向けて頑張っているらしい。
……いやこれ守護者が勝手に言ってるだけだけど。
「とにかく邪神を復活させる訳には行きません。ここは先を急ぎましょう」
守護者がちょっと頭悪そうな感じだとしても、古代の邪神が復活したらその被害は計り知れない。
ハロは使命感に燃え、山を登り始まるのだった。
「山登りも良いですが、ここは……」
ここに来て、早速ユーベルコードを起動する。
「飛びます、鳥の様に……」
ぴょいーん。
ハロは身体のバネを生かした跳躍を見せ、山を登っていく。
「白い肌、赤い目、抜群の跳躍力……貴女はお仲間ぴょんね!」
「うさぎじゃありません!」
「違うぴょんっ!?」
とここで工作員・バニーレディ達が現れた!
どうやら猟兵の侵入を感知して迎撃に来たようだ。
「仲間じゃないなら……猟兵ぴょん?」
「でもあの見た目は素質があるぴょん!」
「やっぱりバニーぴょん!」
「違います。その証拠に、ウサギでは空中を蹴る事は出来ないでしょう」
口々にハロの見た目を言い合って仲間に引き入れようとしていたバニーレディに対して、ハロはぴょんと空中に躍り出るとユーベルコードの能力で再度空中で跳躍!
山道を自在な空中移動で進んでいく。
「むむ!しまったぴょん!」
「このままだと抜けられてしまうぴょん!」
「仕方ないぴょん。ちょっと荒っぽくイクぴょん……♪」
強引に道なき空中を跳躍して進んでいってしまいそうになるハロに対して、バニーレディ達は慌てて手に持つ拳銃を構える。
「バンバン!ぴょん!」
「甘いですね」
だが空中戦の要領で跳び回るハロは銃弾を回避。逆にダガーを投擲してカウンターを仕掛けていく。
「ぴょんっ!?」
「バニー服が破けたぴょんっ!?」
あまり実戦を経験していないのかハロの動きに翻弄されて列を乱すバニーレディ達。
ダガーも距離があるためかクリーンヒットはしないもののバニー服が破かれてしまう。
「……だったら、バニー服型UDCも弾丸に込めてしまうぴょん」
「それがいいぴょん!」
だがその行為が発端になったらしくバニーレディ達が自身のバニー服を犠牲にしながら弾丸にUDCを込めていく!
「一体、何を……」
「素早くバンバン!ぴょん!」
身軽になったバニ―レディ達の銃弾はその分威力と弾速を増してハロに向かって放たれる!
「え、きゃあっ!?」
先程とは比べ物にならない速度の弾丸に回避が間に合わず被弾してしまうハロ。
(威力の程は分からないので、直撃だけは避けたかったのですが……)
しかし意外な事に強化された弾丸を受けてもそれ程ダメージはない。
「これは一体どういう……うっ」
頭を押さえて膝をつくハロ。どうやら、これは肉体的ダメージではなく精神的な攻撃を主としたユーベルコードだったようだ!
「ぴょんぴょーん。これは催淫型UDC弾丸ぴょーん」
「受けたらすっかり発情して……語尾が"ぴょん"か"ばにー"か"うさうさ"になるぴょん!」
「ついでにバニ―服型UDCを材料に追加してたから、服装が勝手にバニー服になるぴょん!」
ぴょんぴょん跳ね回りながらハロの周りに集ってきたバニーレディ達が口々にそう言ってくる。
そしてその言葉通りにハロの服装がいつの間にか見た目がバニー服に!
「そんなうさうs……こほん」
思わず出てきそうになった語尾を口を塞いで止めるハロ。
「さぁこれで正真正銘、お仲間になれるぴょん」
「大丈夫ぴょん、戸惑うのは最初だけぴょん。慣れれば楽しいぴょん」
「さぁ一緒にいくぴょん……」
口々に勝手な事を言ってくるバニーレディ達。
だがすっかりバニー服に着せ替えられ、喋ろうとすると語尾がついてしまうハロは段々とバニ―レディの言葉に頭をクラクラし始めて……。
「そういう勧誘の仕方は感心しないねぇ」
「うひゃあぴょん!?」
後ろから現れたベアトリス・アールエル(ツーヘッド・ドラゴン・f18089)がバニ―レディの一人の腕をもってひょいと担ぎ上げるのを目撃するのだった。
「思ったより軽いねえ。ちゃんと食べてるかい?」
ベアトリスは捕まえたバニ―レディを持ち上げて振り回し軽口を言う。
「ぴょぴょぴょっ!?このおばさん誰ぴょん!?」
「おい……"おばさん"じゃなくて"お姉さん"だろ?」
あ。
ビューン!と山の彼方に投げ飛ばされてしまうバニ―レディ。
「あーーーれーーーぴょーーーーん」
「体力と気合ならまだまだ若い子にも負けないさ」
やりきった感を出したベアトリスさんじゅうななさいは、そのまま周囲にいたバニ―レディに目を向ける。
「ぴょ、ぴょぴょん……!」
目が合ってしまったバニ―レディはびくりと震え……しかし意を決した顔をしてユーベルコードを発動する。
「そこ行くお姉さん、ワタシとイイ事しませんか……?❤」
バニー服に包まれたハリツヤ抜群の艶姿を見せる事でついつい彼女の誘いに乗ってしまいたい感情を与える。
それがバニ―レディのユーベルコードの一つなのだ。
「残念だったねえ、あたしは女だ。艶姿見せて誘惑したって無駄だよ」
だが色気たっぷり姉御肌なベアトリスには効果がなかった!
「あたしには悪いけどそっちの気はないんだよ。誘惑するんならアラサー位の年下の男連れてきなっ!」
そのまま真っ直ぐ突っ込むと、正面側にいたバニ―レディをそのめっちゃ母性溢れる胸で弾き返し、後ろから飛び掛かってきたもう一人にはドラゴニアンの尻尾を奮って吹っ飛ばす。
「あーーーれーーーぴょーーーーん」
「女を磨いて出直してきなっ」
土俵からバニ―レディを全部投げ飛ばしたベアトリスはパンパンと手を払い、そして膝をつくハロに目線を合わせるように座り込む。
「……あー、なんだ。似合ってるよ」
それはもうすっかりバニ―服に変化させられてしまっていたハロにかけるフォローだった。
(ふるふる)
でもそう言う事じゃないと首を振るハロ。
「……うーん。これはあれかい?あたしもバニ―服を着ろってことかい?」
(ふるふる)
そんなこんなで二人は話し合ってから登山を再開する事になった。
因みにハロは語尾が勝手につきそうだったので喋るのをやめようとしていただけらしいぞ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
御狐・稲見之守
最近精気を使い過ぎてのう、ここらでちょいと邪神でも喰って精でも付けるか。さて盛った兎達を喰うのも悪かないが数が多いのはどうにも。
UC魅了の術、[催眠術]……さあ良い子の兎さん達、ワシの云うことを聞くんじゃよ。盛った兎達を魅了、兎同士互いを慰めあっているがよい。ついでに魅了した兎の一匹を唇から[生命力吸収]でつまみ食い。ん、まあ中々。
しばらくほっといて連中がよろしくできあがったら、まとめて[生命力吸収]して精気を啜るんじゃ。んむ、美味い。
アルタ・ユーザック
「え・・・?また
・・・?」
何だか前にも見たことがあるバニーガールのお姉さん達が出てきた・・・
「相変わらず薄着だし・・・『氷雪嵐』」
本来は氷の華で敵を殺傷するんだけど、血で他の魔物を呼び寄せるのも嫌だから、殺傷力をなくして疑似吹雪として、体温低下・凍結方向で対処
「やっぱり、理性が無くなってるから相変わらず寒さ対策とか考えないよね・・・」
そのまま、氷の威力を最大にして眠ってもらおうかな・・・?
・・・そもそも、あんな薄着で何でこんな高山来たんだろう・・・?
●
「最近精気を使い過ぎてのう、ここらでちょいと邪神でも喰って精でも付けるかと思うてな」
妖狐の御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)は自信に溢れた表情と仕草で山道を登っていた。
「しかしその前に……」
「ぴょん!?猟兵ぴょん!?」
「いつの間にここまで来てたぴょん!?」
山道でバニ―レディの集団と鉢合わせしてしまったのだった。
「まさかこんなに早う出くわしてしまうとは運が良いのか悪いのか」
腰に手を当てて工作員バニーレディ達を見まわす稲見之守。
その落ち着いた様に対し、オブリビオンであるバニーレディの方は突然の出会いに完全に動揺してしまっていた。
「や、やばいぴょん!?どうするぴょん!?」
「こうなったら、エマージェンシーモード・『獣欲化』ぴょん!!!」
「エマージェンシーエマージェンシーぴょん!!!」
そしてユーベルコードを起動!
【自身の理性と倫理観の全て】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【バニー服のUDCを解放し、自らを性欲の獣】に変化させ、殺傷力を増す。
「さて盛った兎達を喰うのも悪かないが数が多いのはどうにも」
そこで稲見之守は振り向いて一緒に登ってきたもう一人の猟兵に声をかける。
「何か妙案はあるかのぅ」
「え……?また……?」
問いかけられたのはアルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)。
(何だか前にも見たことがあるバニーガールのお姉さん達が出てきた……)
どうやらアルタはこの工作員・バニ―レディと戦った経験があるらしい。
「ほう。であれば有効な手段も知っておるという事じゃな」
因みに同じ姿をしているように見えてもオブリビオンは個々で別物。
必ず同じ手段が有効であるとは限らないので、他で上手くいったからと言って過信してはいけない。
「うん。相変わらず薄着だし……『氷雪嵐』」
とここでおも室にアルタが自分の装備している武器を【氷】の華と化し、吹雪を構成してきたー!
「本来は氷の華で敵を殺傷するんだけど、血で他の魔物を呼び寄せるのも嫌だから、殺傷力をなくして疑似吹雪として、体温低下・凍結の方向での攻撃を仕掛ければ……」
刀身にルーン文字の刻まれた刀、氷桜丸が花びらと舞い、周りにいたバニ―レディ達を包んでいく。
バニー服型のUDCの封印を解いているが故にさらに薄着になっていた彼女達には効果抜群だ!
「やっぱり、理性が無くなってるから相変わらず寒さ対策とか考えないよね……」
そのまま、氷の威力を最大にして眠ってもらおうかなと出力を上げていくアルタだったが、理性がなくなるからといって必ずしも寒さ対策が思いつかなくなるという訳ではないのだ。
「うさーぴょんぴょん!」
「ぴょんぴょんぴょーん!」
ほら、ここでこの個体と他の個体で差が出てきた。
兎の本能なのか、バニーレディ達は互いに身を寄せあって体温を暖め合って耐え忍んでいる。
そしてその本能に従った目は、そのまま稲見之守とアルタを見つめてきて……。
「んむ。でかした。これだけ一か所に集めてくれればあとは……『ふふっ、ちょっとした戯れよ』」
稲見之守が自分に注目が集まったと分かったら、ユーベルコードを起動してきた。
魅了の術(テンプテーション)。
【全身】から【魅了の術】を放ち、相手を【傀儡化】する、精を貪る妖狐らしいと言えば妖狐らしいユーベルコードであった。
「……さあ良い子の兎さん達、ワシの云うことを聞くんじゃよ」
「……ぴょーん」
そして一か所に集まって理性を失い真っ直ぐこようとしているバニーレディ達に対してこのユーベルコードはやはり効果は抜群であった!
「盛った兎同士互いを慰めあっているがよい」
稲見之守はそのまま慇懃に傀儡と化したバニーレディ達に命令を下す。
「ぴょ、ぴょんぴょーん」
「ぴょんぴょーん」
「……うわぁ」
互いにくんずほぐれつし始めるバニーレディを遠目に見て、アルタは顔を赤くしていた。
「あまりちこう寄らぬことじゃ。巻き込まれるゾ」
そんな事を言いながら稲見之守はすいすいとバニーレディの一匹を引き寄せるとそのまま唇から生命力吸収。
「ん、まあ中々……つまみ食いはええの」
「えぇー……」
そのまま操って互いに乳繰り合って動いていかないようにしながら全体に生命力吸収と氷の出力を上げて冷気を強めていけば、バニーレディ達はそのまま疲れ果て、眠ってしまうのだった。
「んむ、美味い。やはり精気を貪るのであれば粋のいいのが良いな」
「……そもそも、あんな薄着で何でこんな高山来たんだろう……?」
邪魔な相手を処理してから、二人はゆっくり確実に山道を登っていくのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
UC常時発動
古代邪神と聞いてきたんっすけど…寒っ!?
相手のオブリビオン見てさらに寒い…その姿で平気なの…?
足止めがメインっぽいしここで服を脱ぐ何て以ての外んぐぅ!?(相手の拳銃で撃たれ)
淫熱に犯されている所を集団でお持ち帰りされて近くの洞窟へ
そしてそのまま貪られます…ってぇ、脱がさないでー!?
周囲のバニーがそれぞれ違うUCで攻めてきて息も絶え絶えになりながら何とか反撃の機会をと思ったら臍の下の淫紋が輝き意識が…
その後はUC無自覚の誘惑術により全てのバニーを果てさせUC無自覚の使役術で使役獣化
意識が戻るとなんだこれー!?と叫ぶ
使役獣化バニーに近道教えてもらい進みます
御狐・稲見之守
ふーむ…まだおるんか、さすがに数が多いのは面倒くさいナ……へっくし。寒ッ。
狐火でとりあえず暖を取ろうか。あー冷える……兎さん達も暖まるか? ほれ出来た、焼き芋じゃ。喰うじゃろ? 仲良く分け合うんじゃよ。
ふむ、温まるにはもひとつ(袖をごそごそ、日本酒の一升瓶を取り出して)ワシはこの姿では何故か不思議な力が働いて呑めないが、お前さん方イケるクチかい? ふふ、さあ遠慮せず呑むがいい。
……そいじゃワシは先に行くがゆえ酔っ払って凍え死ぬでないゾ。
アドリブ○ 失敗判定○ プレ棄却◎ \クソ★プレ/
●
バニーレディ達を一度は退けた御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)はずんずんと自信満々な足取りで山道を進んでいた。
「ふーむ……まだおるんか、さすがに数が多いのは面倒くさいナ」
稲見之守は何処かにまだいる工作員バニーレディ達の気配を何やら感じる様子で狐耳をピコピコ動かしていた。
「……へっくし。寒ッ」
だが立ち止まって周囲を観察していると、急に噴いた冷たい風に身を震わせる。
そして傍と気付く。
「……ワシ、もしかして迷ってる?」
あまりにも堂々と大股で進んでいくから完全に信じてしまっていたけど、稲見之守さん!?まさかの迷子案件!
「ふ、ふんっ。こういった場合は聞くは一瞬の恥。聞かぬは一生の恥。誰かに道を訪ねてみればよいのじゃ」
いえ、稲見之守さん。ここ、人跡未踏の地なんですよ。
人はいないんです。
「い、いや。猟兵じゃ。猟兵ならばおるじゃろ。やはり大事なのは共同プレイングじゃな」
稲見之守はそうと決めると動き出す。
目指すはバニーレディ達の気配が五月蝿く集まっている場所。
バニーレディ達は猟兵の足止めをしに来ている。ならばバニーレディ達の集まる場所に猟兵もいるだろうという計算だ。
「……へっくし。……狐火でとりあえず暖を取ろうか」
ボゥと狐火を灯すと稲見之守はそそくさと歩み始めるのだった。
●
「古代邪神と聞いてきたんっすけど……寒っ!?」
久遠・翔(性別迷子・f00042)はテレポートしてくると、山脈の気温に身を震わせる。
「とりあえず、早めに【古代邪神封印の洞窟】とやらを探すっす……」
ある程度寒いのはもう仕方ないと飽きめ翔はこの仕事を早く終わらせようと移動を開始する。
「あー!猟兵発見ぴょーん!」
そこへ跳ねて現れる工作員バニーレディ達!
「次こそ足止めしてやるぴょん」
「この先は通さないぴょん!」
バニーレディ達は口々にそう言いながら翔の周りを囲んでくる。
「うわ、この寒い山中でそのバニー服……さらに寒い……その姿で平気なの……?」
翔は出てきた工作員バニーレディ達の扇情的な姿に興奮する余地もなくその薄着に自分も寒さをさらに強く認識させられてしまっていた。
「寒い時はー、人肌で暖め合うのが兎の常識ぴょんよ?」
「ねぇそこ行くお兄さん、ワタシとイイ事しませんかぴょん……?❤」
だがその程度ではめげもしないバニーレディ達は次々とバニー服をちょっとはだけて翔を誘惑しにかかる。
「いやっ!?足止めがメインっぽいしここで服を脱ぐ何て以ての外んぐぅ!?」
誘惑なんてかからないよとツッコミを入れようとしていたところにズキューン!と【催淫型UDC内蔵の拳銃】の弾丸が当たる!
「えっ、これなんっすか……身体が、熱い……」
「これで貴女も私達とお仲間ぴょーん」
「さあ、寒そうだから一緒にあったかくなろうねぇ❤」
全くと言っていい程に肉体的ダメージは皆無だったが、この弾丸の能力は精神的な浸食にあった。
急激に身体が熱くなっていき、翔は意識が朦朧としてきてしまう。
「こ、これは、やばいっす……ってぇ、脱がさないでー!?」
「汗を吸った衣服は体温を奪うぴょん❤」
「バニー服になるだけぴょん❤」
そしてそのまま近くのバニーレディ達のアジトの一つなのだろう洞窟までぴょいんぴょいんお持ち帰りされてしまう!
「これは、これは、だめっすよーっ
!???」
そして周囲のバニーからのそれぞれ違う攻めに息も絶え絶えになりながらも、何とか反撃の機会を伺っていた翔は意識を失ってしまう。
最後に見たのは臍の下の淫紋が輝くような光景で。
●
目が覚めたら、目の前で稲見之守が焚火を炊いていた。
いや狐火だ。
狐火焚いて暖をとっていた。
「あー冷える……お、目覚めたようじゃな」
稲見之守は意識の戻った翔を見て焚き火をがさごそ探って差し出してくる。
「ほれ出来た、焼き芋じゃ。喰うじゃろ?」
出てきたのはホクホクのお芋さん。
「あ、ありがとうございますっす
......」
「きゅーっ!」
思わず受け取ろうとした翔よりも早く、ちっちゃい兎が芋に飛び付く。
「うわっなんすかこれ!?というかいつの間にかバニー服なんすけど!?」
「兎さんたちも暖まるじゃろ」
気付けば翔に懐いてるっぽい兎が何羽か。
そして翔自身ははち切れんばかりのGカップを包んだバニー服になっていた。
「ん?何か使役化しそうじゃったから手伝うておうたぞ」
稲見之守は仲良く分け合うんじゃよ。とじゃれる兎に芋を与えながら答えてくれる。
なおバニー服はオブリビオンのUCなのでスルーされた。
「手助け、使役化っすか」
「ふむ。ワシはこの姿では何故か不思議な力が働いて呑めんかったが、ちょうど良い酒があったのでな」
酔わせて溺れさせそして下したという。
翔の身体に。
「ちょっ、何やってるんすかーっ!!」
「いやなにちょいとつまみ食いをな?少しじゃよ」
「何やってるんすかーっ
!???」
その後、使役化してすっかり愛玩以外に使いものにならなさそうな兎に道案内をされつつ二人は【古代邪神封印の洞窟】まで辿り着くのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『『ホリデープレゼンター』ビキニクロース』
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POW : 実はこれめっちゃ重い! 多分あたしの胸より重い!
単純で重い【袋】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : サンタ・オン・ザ・ソリ・オン・ザ・ウェーブ!
【ソリの上に立ち、まるで波乗りの様な】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【袋から召喚した怪人スイカトナカイ】の協力があれば威力が倍増する。
WIZ : いい子にも悪い子にもプレゼントしちゃうよ!
【セクシーポーズを見せつけてのアピールと袋】から【の大量のプレゼント攻撃】を放ち、【誘惑】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
諸事情により、次回断章は2020/04/11(土)の朝になります。
多分きっと朝10:00位には出せると思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●【古代邪神封印の洞窟】
ここは【古代邪神封印の洞窟】。
巨大な冷蔵庫が安置されている今回の猟兵達の目的地だ。
「ぴょーん!ただいま戻りましたぴょん!」
そこへ元気よくぴょいんぴょいんと工作員バニーレディ達が跳ねて戻ってきた。
「あら!思っていたより早かったじゃない!」
出迎えたのは、オブリビオン『ホリデープレゼンター』ビキニクロース。
夏も冬もクリスマスのサンタとして活動しようとした結果、ビキニにマントという結論に至ってしまったかなりオツムの方が残念なオブリビオンである。
「ハイブリッドよ!ハイブリッド!そんな事より、バニーレディ達、もう猟兵は諦めたのね!」
何を隠そうこの依頼で猟兵にバニーレディ達を差し向けてきたのはこのビキニクロース。
古代邪神の復活を目論むボスは彼女なのだ!
「いえ!全然止められないので逃げ帰ってきちゃったぴょん!」
「てへぺろぴょん!」
だが部下のバニーレディ達はボスのビキニクロース並みにちょっと残念だった!
「ちょっとーっ!?古代の邪神の封印を解かれでもしたらどうするのよっ!?まだこの娘は力を完全に取り戻せていないのよ!?」
「ごめんなさいぴょーんっ!」
バンバン!とビキニクロースは冷蔵庫を叩いてバニーレディ達を叱る。
どうやらなんかやたらと大きい冷蔵庫、それが古代の邪神の封印らしい。
「こうなったら私が出るしかないわね!!!」
「出陣ぴょん!」
「頑張るぴょん!」
「アンタ達も戦うのよっ!!!」
第二章はボス戦VS『ホリデープレゼンター』ビキニクロース+ちょっとだけ生き残ったバニーレディ達だ!
このビキニサンタ、ちょっと頭の方が残念な気もするが、古代の邪神の封印の守護者を自称しバニーレディ達を率いるだけあって実力は折り紙付き。
真っ向から戦えばそれなりに強いぞ!
なお、きちんと封印の守護者としての役割を果たしているためビキニサンタを倒さずに封印を先に解くみたいな事はなんやかんやあって出来ないようだ。
邪神封印の守護者、ビキニクロースを倒し封印を解くのだ!イェーガー!
因みにバニーレディ達はプレイングに特に記載がない場合は、放って置いても流れ弾で倒れたりリプレイに書く必要性がないようなサクっとバトルで倒される事になる。
あとここだけの話ですが、ビキニでクロースは、寒さにも暑さにも弱いデメリットの合体らしいです。
アルタ・ユーザック
「今度はさっきより薄着の相手が・・・。さっきと同じように『氷雪嵐』で
・・・?」
また『氷雪嵐』で凍らせようとしたら、袋から何か・・・あれは・・・世界のご当地グルメ・・・?
「美味しそうなお菓子に・・・あっちは見たことない食べ物が・・・」
(フラフラと近づき)
でも、相手を倒してしまうとあのお菓子も消えちゃうかもしれないから・・・先に動きを止めておく・・・
「『吸血準備・魅了』」
さすがにオブリビオンだから昏倒することはないだろうけど、威力最大で放てば吸っている間くらいは行動不能にできるかな・・・?
その間に食べられる分は食べて、あとは倒しても残るのを期待・・・
「うん、おなか一杯・・・。じゃあ倒してあげる」
御狐・稲見之守
(いつのまにかバニー服着て)
よし、邪神復活のためにがんばるぴょん! なんか冷蔵庫の形してるけど!
[WIZ]ビキニクロースと一緒にセクシーポーズ、猟兵達をめろめろにしちゃうぴょん!
大変バカビキニ様! あいつら靴下を用意してないぴょん! これじゃプレゼントできないぴょん……え、靴下いらない? クリスマスプレゼントは靴下に入ってないとダメぴょん! それじゃクリスマスプレゼントじゃなくてただのプレゼントになっちゃうぴょん!
……え、靴下ならそこに赤緑のが2つあるぴょん。
アドリブ○ 失敗判定○ プレ棄却◎ \クソ★プレ/
ベアトリス・アールエル
アドリブ連携歓迎
SPD
少女のような悲鳴をあげながら
ソリや怪人からか弱く逃げようとする演技をしながら
全力魔法と高速詠唱でUC「カバラン」をカウンター、だまし討ちで
振り返って近距離で発動
詠唱「アールエルエルアールエル・・・!丈夫で大きな袋よ。出ておいで!」
巨大な袋のレプリカでビキニクロースも怪人もスポッ!と包んで
視界を塞いでしまうよ
敵もパニックになって暴れて攻撃のチャンスだろうから
猟兵仲間に攻撃してもらう時間稼ぎにしても良いし
1人ならくすぐりまくって色々手探りで探って
足を掴んでジャイアントスイングで残ったバニーレディー達の方に
怪力で投擲し吹き飛ばそう
ハロ・シエラ
酷い目にあいました、と言うか現在進行形であってるのですが……まさか服の方に攻撃を食らうとは。
あのバニー集団と親玉のサンタを倒せば元に戻るでしょうか。
戻らなくても倒しますが。
と言う事で服装的に寒さに弱そうなので、ユーベルコードにて冷気の【属性攻撃】と【マヒ攻撃】を同時に行います。
残念ながらそのセクシーポーズは私には効きません。
私も女ですし、そう言う服装にもくしなさんので慣れてますから。
プレゼントをばら撒かれる前に敵を凍らせ【早業】で抜いた剣で突きを食らわせます。
バニー達にはこのサンタがばら撒こうとしていたプレゼントを与え、気が逸れた隙に攻撃してしまいましょう。
さぁ、早く服を元に戻すぴょん!
才堂・紅葉
アドリブ連携歓迎
「頭痛いですね。ですが、これもお仕事です」
ツッコミ所は置いといて中々に難敵だ
「さて、覚悟は良いですね」
【恐怖を与える音の出る鞭】を構え冷やかに見下げる
武士の情けで露出度の多い彼女ではなく、怪人を鞭で打ち据えたい
トナカイを興奮させれば彼女にも制御不能となる事だろう
そこをガツンだ
「ガジェットブーツ」で上下左右に跳躍し、ソリを回避しつつトナカイを鞭打つ
段々楽しくなって来るが我慢だ
「ふふ。手綱がもう握れていないのでは?」
興奮しきったトナカイに振り回されるのを見学し
UCの反動で悦に浸った隙を
「へっ!?」
何故か降ってきた彼女に潰されて転がる
絡み合う女性二人
興奮しきった怪人
何もない訳が無く…
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
UC常時発動
さ、寒い…
敵のUCのはずなのに何故かバニー服が戻らずガタガタ震えてます
唯一の救いは近道通ったので吹雪の道に行かなかった事っすけど…あれ?誰か震えている…?
敵の方が寒そうっすよ!?
セクシーポーズもかなり震えて…って、プレゼント出す前に聞け!なんかあったかいもん出してそれで温まればいいじゃないっすか!?と叫ぶが遅くプレゼントの波に飲まれ…
攻撃後ダメージ受けてないが…バニー服がビキニクロースと同じ服に
余計に寒いっすよ!?って、な、なんで興奮…えっ、素肌同士で温めあう…って、みゃー!?(見えない所に連れていかれ襲われる)
無自覚の使役術で使役しますが息絶え絶えに…
●
「酷い目にあいました、と言うか現在進行形であってるのですが……まさか服の方に攻撃を食らうとは」
ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)はバニー服のまま洞窟までやってきていた。
集団敵バニーレディ達の弾丸を受けた効果で、その衣服がバニー服にされてしまっていたのだ。
「よし、邪神復活のためにがんばるぴょん! なんか冷蔵庫の形してるけど!」
「さ、寒い……」
御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)と久遠・翔(性別迷子・f00042)もバニー服に強制的に着替えさせられており、雪山を寒そうにやってきていた。
当然、バニーレディの趣味で生足&胸元も大胆バニー服なのだ。
具体的には稲見之守とハロのバニー服は胸元のサイズが大きくてぶかぶかしている。
「風の影響受けない近道を通れたのが救いだったっすけど……寒いっす」
なお翔のバニー服の胸元は逆に小さくてGカップがこぼれそうになっているのを何度も直している。
「あのバニー集団と親玉のサンタを倒せば元に戻るでしょうか」
戻りませんが。
「え」
……あっ。
バニー服に着せ替えさせられたのはオブリビオンの能力なので、もしかしたら、敵を全滅させれば服も元に戻るかもしれないっ!
「そういえば、敵のUCのはずなのに何故かバニー服が戻らなかったっすね」
「いえ戻らなくても倒しますが」
翔とハロはそう言ってビキニクロースに向き直る。
「フフフ♪来たわね、猟兵!私は兎ちゃん達とは違うってところ、教えてあげるわっ♪」
「ぴょん。ぴょーん!」
ババーン!とマントを広げ、セクシーポーズを決めるビキニクロース&バニーレディ達!
「敵の方が寒そうっすよ!?」
「服装的に寒さに弱そうですね……」
寒さに若干ガクガク震えてるセクシーポーズをしてるビキニサンタを見て翔とハロが冷静な瞳をぶつける!
「猟兵達をめろめろにしちゃうぴょん!」
と思ってたら稲見之守がビキニサンタ側にいって一緒にセクシーポーズをしていた!
「邪神完全復活のためにがんばるぴょん!」
「ええっ!?御狐様っ!?」
「まさか、洗脳を受けてるっす!?」
あ、これバニーレディ達の催淫弾の影響で洗脳受けてるやつだ。まさかのリプレイ外でいつの間にか攻撃を受けてそしてビキニサンタの馬鹿っぽさの影響を受けてしまうなんて……っ!
「大変バカビキニ様! あいつら靴下を用意してないぴょん!これじゃプレゼントできないぴょん……」
稲見之守がぴょんぴょんビキニクロースに進言する!そうだね、サンタと言えば靴下にプレゼントだね。そしてバニー服はバニーレディ達の趣味で生足だから靴下は無しだったね。
「な、なんですって
!!???……え、何か問題あるの?」
「クリスマスプレゼントは靴下に入ってないとダメぴょん! それじゃクリスマスプレゼントじゃなくてただのプレゼントになっちゃうぴょん!」
「な、なんですって
!!???」
あ。因みにバカビキニで気付くかなって判定したけど勿論気付きませんでした。
「ど、どどど、どうすればいいのよぉ
!!???」
「ぴょんぴょーん!?」
「……え、靴下ならそこに赤緑のが2つあるぴょん」
動揺するビキニクロースに対して稲見之守は洗脳されて濁った瞳ですぅっとビキニクロースの足元を指さす。
「はっ!?成程ね!私自身の靴下を仮で使ってプレゼントしてしまえばいいのねっ!」
「成程ぴょーん!」
バニーレディ達は生足なので靴下の補給はビキニクロースに一任されます!
「寒っ
!!!!???」
そして意気揚々とセクシーに靴下を脱いだビキニサンタは、この極寒の寒さによりダメージを受ける!
頭が若干馬鹿だった!
「なんだか、勝手にダメージ受けてますね」
「セクシーポーズも震えてるっす」
バニー服のまま事の成り行きを見守っていたハロと翔だったが、そこへ後続の猟兵がやってくる。
「残念ながらそのセクシーポーズは私には効きません。私も女ですし、そう言う服装にもくしなさんので慣れてますから」
ば、馬鹿なっ!?くしなんの服はもっとこう、ひらひらしてて中が見えそうになる感じなのに!
「今度はさっきより薄着の相手が……」
追ってやってきたのはクール系肌は露出しない美少女アルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)!
「さっきと同じように『氷雪嵐』で……?」
そして何の躊躇もなく氷系ユーベルコードで相手の体温を奪いにかかろうとする冷徹さ!そこに痺れる憧れるぅぅぅ!
「ぴょ、ぴょーーんっ!?ビキニクロース様っ!やばいぴょん!」
「あの猟兵の攻撃は仲間が一気にヤラれた相手ぴょん!」
「バカビキニ様、どうにかするぴょん!」
そして集団戦で披露した正直屈指の攻撃能力がバニーレディ達に恐れられているのも当然であった。
「えっえええっ!?何それ。やばくない!?この状況でさらに寒くしてくるとか致命傷よっ!?」
バニーレディ達から要望を受けたビキニクロースは慌ててプレゼント袋から取り出す!
「こ、これでどうだーっ!?」
ババーン!【世界のご当地グルメ】-っ!
色気が効果ないのであれば、食い気に働きかける!これがビキニクロース、老若男女と季節を問わず人気を博する秘訣なのだっ!
「はっ!?……美味しそうなお菓子に……あっちは見たことない食べ物が……」
あ、クール系美少女アルタが食べ物を前にしたらフラフラと近づいていってしまう!
「フフフ♪さぁたんとお食べ……」
「もぐもぐ……」
残念、アルタはお菓子の前に餌付けされてしまった!
「何やってんだいアンタ達」
そこへベアトリス・アールエル(ツーヘッド・ドラゴン・f18089)が合流してきた。
絵面を見れば、バニー服になった3人とビキニクロースからお菓子を口元に差し出されてそのままシャクシャクと食べているアルタとあと順番待ちしているバニーレディ達である。
「なんだか、頭痛いですね。ですが、これもお仕事です」
才堂・紅葉(お嬢・f08859)も一緒に合流し、片手を頭に添えていた。
「ま、さっさと仕事終えるとするかい」
「さて、覚悟は良いですね」
しかし大人な女性の胆力で二人はそのままビキニクロースへと戦闘を挑みにかかる。
状況が分からなくても敵は判明しているのだ。
「フフフ、新手の猟兵?でも今の私はわかったの。私の強さはプレゼント!そうよサンタといえばプレゼントなのよ!」
アルタの無力化に成功したビキニクロースは調子に乗っているらしくてそのままプレゼント服をから追加を出す。
「サンタ・オン・ザ・ソリ・オン・ザ・ウェーブ!」
袋の中から頭がスイカでシカの角を生やした屈強な半裸の男、怪人スイカトナカイを召喚するとそのままソリを引かせて波乗りのように突撃してくる!
「「ぶるぁぁぁぁ
!!!」」
「さぁ波乗りの時間よ!」
そのまま狭い【古代邪神封印の洞窟】内部を爆走してくる!
「うわぁっ!?なんすかあれ!?」
ハロはさっと横に避ける事で難を逃れたが、翔は狙われたらしくそのまま屈強なスイカトナカイに追っかけられる!
「覚悟はよろしくて?」
だがそこに紅葉が【恐怖を与える音の出る鞭】を構え冷やかに見下げる。
ひゅん、ばしぃぃぃっ!!!
「「ぶるぁぁぁぁっ
!!!???」」
そして怪人スイカトナカイに鋭い鞭が振るわれる!
「ふふ。こういうのは初めて?」
ドSぅぅぅ!
鋭い痛みの走る鞭が冷ややかな視線と共にスイカトナカイに幾度も振るわれる!
(トナカイを興奮させれば彼女にも制御不能となる事だろう。そこをガツンだ)
だが紅葉もただドSな訳じゃない。武士の情けで露出度の多い彼女ではなく、スイカトナカイを狙うあたりはちゃんと弁えている。
ちらりとベアトリスに目配せをする。
「いやーーーっ!?……なんちゃって」
ベアトリスも少女のような悲鳴をあげて逃げ惑う……ような演技をはさみつつユーベルコードを起動する。
「アールエルエルアールエル……!丈夫で大きな袋よ。出ておいで!」
巨大な袋のレプリカをその場で作成すると、ビキニクロースを捕縛しようと反転する。
「ふふ。手綱がもう握れていないのでは?」
とどめとばかりに紅葉が鞭を奮ってスイカトナカイの興奮をさらにあおってソリの制御を失わせると。
「ちょっダメってばーっ
!!!???」
「へっ!?」
「うわっ」
「「ぶるぁぁぁぁっ
!!!???」」
「あっ、しまった……」
ソリが勢い余って転覆!
そのまま紅葉と翔とスイカトナカイとビキニクロースが絡み合ってくんずほぐれつして、そしてそのまま待ち構えていたベアトリスの袋にスポっと入ってしまう。
「ちょっとーっ!?なによこれーっ!?何にも見えないーっ!」
「あっダメっす!そこはっひゃあっ!」
「ああっ、これ、激しいぃっ」
パニくってる絡み合った女性三人と興奮しまくったスイカトナカイ2匹が袋の中に顔と上半身を突っ込んでバタバタしまくり!
「うわぁ……」
生足がにょきにょき生えて激しく動く服を見て自分でやった事だけどベアトリスはどうしようかなぁと思ってしまった。
「うん、おなか一杯……。じゃあ倒してあげる」
そこへ世界のお菓子を食べ終えて満足したアルタが満腹そうにやってきた。
「吸血準備・魅了(プリペア・エンチャントメント)」
【全身】から【常人なら一瞬で昏倒する程の媚薬フェロモン】を放ち、【吸っている間続く絶頂の快楽と多幸感】を袋の中によりにもよって全力で放つ。
「さすがにオブリビオンだから昏倒することはないだろうけど、威力最大で放てば吸っている間くらいは行動不能にできるかな……?」
勿論、ビキニクロースもっていうか他の猟兵とスイカトナカイも一緒にすごいビクビクして沈黙!
「今の内だね」
ベアトリスがこの隙にズボズボっとスイカトナカイの足を掴んで引っ張ってジャイアントスイングで投げ飛ばす!
「うさぴょーん!」
ついでにバニーレディ達が巻き込まれて吹っ飛んでいった!
「さぁ、早く服を元に戻すぴょん!」
そしてすっかり逃げ回るだけで手いっぱいになっていたハロがコールド・ブラッド(コールドブラッド)でビキニクロースの足に手のひらを押し付けて冷気を放つ。
因みに倒してもバニー服は元に戻りません!
「ひやひやーっ
!!!????」
バキバキ凍って砕けたビキニクロースが消えると、袋の中に残っていたのはビクビクと痙攣する翔と紅葉であった。
あと何故か翔と紅葉はビキニ&マント姿になっていたそうです。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『冷凍庫に潜む者』
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POW : FREEZER_MODE_READY
【冷凍庫の中に引き込む吹雪と腕】が命中した対象に対し、高威力高命中の【冷気で氷漬けにした対象】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD : 猛抵抗
【手当たり次第、氷雪と冷気と冷凍庫にある物】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : もっといい感じの冷凍庫を…
真の姿を更に強化する。真の姿が、🔴の取得数に比例した大きさの【謎の力で改造された、すごい冷凍庫】で覆われる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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●第3章 ボス戦 『冷凍庫に潜む者』
それは『冷蔵庫』だった。
封印の守護者を名乗っていた『ホリデープレゼンター』ビキニクロースだったが、どうやらただ自称していただけではなかったらしい。
彼女が倒された事でこの地に眠る『古代の邪神』の封印が今、解かれようとしていた。
ゴゴゴ……。と重い扉の開く音と、そして内部から冷気が流れてくるのを耳と肌で感じる。
このボスはオブリビオン『冷凍庫に潜む者』 !!!
『れ、れいぞう、こ……』
古代の力を持ってして、その体躯は通常の4~5倍もの大きさの巨大な存在になっていた!
だが今ならばまだ完全体ではない!
力を全て取り戻す前に甦らせた事で本来の能力の半分もその戦闘能力は発揮されないだろう。
寝ぼけまなこの今がチャンス!
今こそ、この『冷蔵庫』(高さ3m位)。そしてその中に『潜む者』(座高が3m位。立ち上がると6m位になりそう)を打ち倒すのだ!
あ、ここだけの話ですが、薄着だとちょっとだけ冷気を手加減してくれるらしいです。
神薙・焔(サポート)
●一言でいうと
元気なセーラー服ガジェッティア(帝都桜學府に編入) with ガトリングガン
●外見
燃えるような赤毛、猫っぽいよく動く緑の目、自身ありげ
クセのある髪を飾り気のないカチューシャで纏めている
セーラー服、スカートの下はスパッツ
小柄でスポーティ。ふとももが健康的、胸は巨
●性格
強気で自信家、理系女子。普段は見せないが寂しがり屋
動物好き、大食い。またゲーム好きで腕前もなかなか
一人称:二人称:三人称=あたし:あなた:〇〇ちゃん/くん/さん
●戦闘
ガトリングガンでの拠点防衛や援護、接近戦では焔を纏ったバルディッシュで戦う
重い一撃と範囲攻撃を使い分け、感情の昂ぶりで心臓の焔が燃え上がる
月守・咲凛(サポート)
対空戦闘機の咲凛です。
空戦用の武装ユニットを装備してます。
私はお姉ちゃんなので、自分が怪我をしてでも戦えない人を守らなければならないのです。
後方への注意はちょっと疎かになりがちで、攻撃を受ける事もあるのです。
オブリビオンにトドメを刺す事を躊躇いませんけど、戦えない相手に対して攻撃するのはかなり躊躇します。
状況次第で武装ユニットを外して囮行動を取る事もあるのです。囮捜査は得意なのです。
戦闘傾向
アジサイユニットを盾として飛ばして身を守りながら、空中での射撃戦を好みますけど、護衛対象がある時とかはアジサイには味方を守らせて自分は敵の攻撃を躱しながらムラサメユニットで接近戦するのです。
御狐・稲見之守
ぴょん!(アイキャッチ的にセクシーポーズ)
…と茶番をしたところで、童女姿ではバニー衣装がぶかぶかなので真姿になっておく。我はナイスバディである。
さてこの冷凍マグロ女どうしたものか。喰ったら凍え死にそう。む、寝起きゆえ伸びをして足攣っておるぞ。
[UC眩惑の術][催眠術]――あと五分、あと五分だけ寝ても大丈夫大丈夫、起きられるから問題ない。さあもっかい寝ような? 冷凍マグロ女がうつらうつらしている内に[念動力]で庫内にある冷蔵設定つまみをこっそり『弱』にしてやろう。これで奴を弱体化できるはずだ。
そして庫内からちょろまかした缶ビールをひと口、美味い。
アドリブ○ 失敗判定○ プレ棄却◎ \クソ★プレ/
臥待・夏報(サポート)
第六猟兵の普通の人担当、夏報さんボス戦バージョンだよ。
知性や感情を持つ相手であれば、揺さぶりをかけた上でのUC【2012/8/19】が常套手段だね。
我ながら悪趣味な力だけど、これが夏報さんの持つ最大の暴力だ。
それが通用しない相手なら、状況に合いそうなUCを選んでくれ。
ボス戦なら【通りすがりの~】が鉄板かな。
ああ、【愛も恋も~】は余程の状況じゃないと使わない。
物理的な武器は拳銃とフックワイヤー。普通の人間程度の身体能力しかない。
UCによる攻撃は基本的に呪詛だ。炎のイメージと、灯油のにおいを伴う。
強敵と対峙するには、夏報さんはやや凡庸すぎる。
それでも笑い飛ばしてやろう。
笑顔が取り柄でいたいからね。
●
「ぴょん!」
若干ぶかぶかなバニー衣装のまま御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)がセクシーポーズでアイキャッチ!
かわいい!せくしー!
「えー、君は何してるんだい?」
だが最後の巨大ボスって事でサポートに現れた臥待・夏報(終われない夏休み・f15753)に突っ込まれてしまった。
「アイキャッチじゃ。ちょっと合間が空いたからの。可愛いじゃろぴょん?」
ぴこぴことウサ耳を動かす稲見之守だったが、因みにこのバニー服は第一章の敵のユーベルコードの能力である。
「いやしかしでっかいね。夏報さんも見上げるような敵はあんまり戦った事ないよ」
夏報はだが敢えての華麗なスルー!
「どんなサイズの敵でも、あたしのガトリングガンで燃やしてやるわよっ」
セーラー服の上に防寒用に大正風味なマントを着こんできた神薙・焔(ガトリングガンスリンガー・f01122)が愛用のガトリングを構える。
「対空戦闘機の咲凛です。巨大な敵……は座ってますけど空中戦で戦っても問題なさそうです」
魔力蓄積用の結晶体を髪から溢す月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)も完全武装状態で合流してきた。
普段着の上にパワードスーツを着こむタイプだと思うので、多分ふわふわもこもこな感じの冬服の上に各種ブースターやスラスターの着いた対空戦用の武装をごてごてつけてきた幼女だ。
対する相手は……古代の邪神『冷凍庫に潜む者』 (冷蔵庫の大きさが通常の4~5倍)。
完全には復活していない。だがそれでも、通常の邪神よりも遥かに巨大な力を持った存在であった。
「この冷凍マグロ女どうしたものかぴょん。喰ったら凍え死にそうだぴょん。む、寝起きゆえ伸びをして足攣っておるぴょん」
あまりのサイズ差にどのように行動しようかと手をあぐねいていると、冷蔵庫からちょっと出て来てのびーん……あっ!?みたいな事をしていた。
それでも巨人サイズの人型が悶えているので近くにいっていたら潰されてしまいかねない動きだ。
「このサイズの敵と対峙するには、夏報さんはやや凡庸すぎるね。誰か作戦とかあったりするかい」
夏報は拳銃を取り出して見るものの、巨人サイズの敵だ。有効打になるかは疑問に思っていた。
「ふむ。まだ寝ぼすけ女じゃ。少し時を稼いでくれればわしに策があるぞ」
稲見之守がここに来てシリアス顔で他のメンバーにアイコンタクトを取ってきた。
自信に溢れた表情だ。
「よし。夏報さん達はサポートだ。任せるよ」
夏報、焔、咲凛は目を合わせるとそれぞれ頷きあい、そして一斉に散開していった!
「私はお姉ちゃんなので、皆を守ります」
咲凛(エルフ7歳)は対空戦装備で空中に飛び立つと、巨大なサイズの『冷凍庫に潜む者』 の顔付近へと接近していく。
相手は地上の敵……とは言ってもその全長は6mはある。
人間サイズから見れば、その上半身は既に十分空中戦の範囲内である。
「この大きさの敵では、通常装備ではダメージは入らないかもしれないのです」
改めて相手の頭上を取るまで飛翔した咲凛はその大きさを実感する。
無論、全くダメージが入らないなんてことはないだろうが、それでも人間サイズの武器がそのまま有効になり得るかは確かに疑問に思うサイズ差であった。
「なので、これです……コード・バニッシャー」
だからこそ咲凛は空中でユーベルコードを起動する。
「バニッシャー発動、対象の消去を開始します」
パンパン!と髪についていた魔力結晶が砕け特殊武装が召喚される!
コード・バニッシャー。それはいま戦っている対象に有効な【サイズのレーザーキャノンユニット】を召喚するユーベルコードなのだ!
そしてそれは巨人クラスの古代の邪神を相手にすれば。
「やっぱり凄くおっきいレーザーキャノンなのですっ!」
それは咲凛の身体の数倍はあるような巨大ユニット!
銃砲だけで桁外れの重量と出力を出す大型レーザーだ!
「いくのですっ!」
空中で召喚したユニットが重力に従って下がっていくのに身を任せながらも、浮遊ユニットを展開してどうにか銃口を古代の邪神に向けると、咲凛は引き金を引く!
―――ギュィィィン!
光の帯が古代の邪神の身体を押し込み、巨大な相手の身体を膝を付かせた!
「巨大な敵ってボス戦っぽくて、燃えるねっ!」
そこへ射撃するのに適した場所に移動していた焔が追撃する。
「Was gleicht wohl auf Erden dem Jägervergnügen?」
対戦車猟兵戦術(パンツァーイェーガー・クンスト)!
ただただ単純に重い大火力のガトリングガンの砲撃が、古代の邪神に叩きつけられる!
地形すら破壊する程のエネルギーが爆発し、相手を押し込んでいく。
さらに冷蔵庫に潜む者は氷の能力を持つ。焔の炎はより効果が高いようであった。
『れ、れい、ぞう……こ……』
攻撃に晒された古代の邪神は本能的に反撃しようとして動き始める。
「派手だね。申し訳ないけど夏報さんはそういうのはないんだ」
そこへ狙い澄ましたかのように夏報が視界に入ってくる。
「古代の邪神くん、君はもっと、冷蔵庫の中で大きくなっておきたかったんじゃないのかな」
そして色あせたアルバムを召喚しつつ、語り掛ける。
【後悔】の感情を掻き立てるための言の葉を。
『……あ、れいぞ、うこ』
「思い出に謝れ。思い出に謝れ。思い出に謝れよ!」
ユーベルコード:2012/8/19(コール・イット・ア・デイ)・
それは【後悔】の感情を与える事に成功した対象に、【色褪せたアルバム】から、高命中力の【燃え盛る写真】を飛ばす呪詛の術。 呪詛は成立し、古代の邪神は燃え盛る写真に包み込まれていく!
『あ、ああ!あああ!熱いっ
!!!?』
それは炎のイメージと、灯油のにおいを伴うもの。
夏報が人間サイズであるかどうかではなく、相手の認識の元に攻撃が成立する。
古代の邪神はさらにのけ反り、後ろに下がる。
「ふむ。待たせたな」
満を持して、稲見之守がここで術を完成させてきた。
「童女姿ではバニー衣装がぶかぶかなのでな。真の姿に変化じゃよ!」
ぶかぶか童女の稲見之守がここに来て猟兵の切り札である真の姿を開放する!
稲見之守の真の姿のひとつ。
それは、大人バージョン稲見之守!
ムクムクムクと見る見る内に身体が成長していき、大人の色気とそして妖力が開放されていく!
「ふん、我はナイスバディである」
勿論、童女の段階でぶかぶかだったバニー服は大人姿のボンキュッボンな身体に窮屈な感じにフィット……したあと内側から破けて弾け飛んだ。
クソプレ空間の補正により、服の欠片が大事なところは隠しているのでセーフ!
「むむっ!?まあよい。幻術の用意は万全じゃ」
ほぼ裸になった稲見之守はそのまま術を行使。
「ほぅれほぅれ……あと五分、あと五分だけ寝ても大丈夫大丈夫、起きられるから問題ない。さあもっかい寝ような?」
そして大人姿で古代の邪神をあやしにいったーっ!!!
『まだ……大丈夫ぅ?』
そして後悔の念にやられたり寝ぼけまなこな古代の邪神は素直に堕ちた!
「ほぅれほぅれ、大丈夫じゃよー?」
そしてそのまま冷蔵庫まで誘導。バタリ。稲見之守だけが出てくると蓋が閉まる。
「ふっ。冷凍マグロがうつらうつらしている内に庫内にある冷蔵設定つまみをこっそり『弱』にしてやったわい」
えっ。
「これで奴を弱体化できるはずじゃ」
そして庫内からちょろまかした缶ビールをひと口。
「美味い」
……えっ!?
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
ハロ・シエラ
戻らないぴょん!
……いや、語尾くらいは戻りますよね?
とにかく相手は大物、服や語尾を気にしている場合ではないうさうさ。
しかし、先に進むにつれてどんどん敵の露出度が上がっているような……
ここはこちらを引き込もうとする腕を狙い【カウンター】を仕掛けます。
腕の動きを【見切り】レイピアで【武器受け】して攻撃しましょう。
吹雪の方は流石にこの格好では寒いですが【気合い】で耐えるしかないですね。
腕に攻撃が命中したなら【残像】を引き込ませて【だまし討ち】します。
手応えのなさに気付かれる前に冷凍庫のドアを閉めて、ユーベルコードで内部を爆破しましょう。
……まず冷蔵庫なのか冷凍庫なのか、はっきりするぴょん!
才堂・紅葉
「想定外でしたね……」
見上げるばかりの冷凍庫に絶句する
隙間からの冷気だけでも洒落にならない……
目覚めさせれば世界が凍る
まずは一枚ずつ脱いでいって【情報収集】
薄着と冷気の手加減具合を調べます
「ほぼ水着になれば即死とまではいきませんね」
問題は普通に凍死しかける事だが
榴弾等を撃ち込んで破壊を試みますが、堅牢かつ強化される冷凍庫に手詰まりです
ここは敢えて冷凍庫に引き込まれて氷漬けになり
「コード・ハイペリア」
氷ごと真の姿の【封印をとき】
味方を巻き込まない冷凍庫内部からUC三連打を狙う
「雪!」
【吹き飛ばし】で真上に打撃
「月!!」
【吹き飛ばし】で更に真上に打撃
「花!!!」
【吹き飛ばし】で地上に叩き付けて締め
久遠・翔
アドリブ絡み歓迎
UC常時勝手に発動中
な、なんっすかこの格好…更に布地が少ない…
そして…足腰立たないよぉ…
前回のUCの影響の後遺症で体が発情状態
しかも汗と蜜で濡れているのでさらに寒さ倍増しているが、それと比例して誘惑フェロモン倍増中
寒くはあるけど体が火照っている影響で何とか耐えている内に言っておく
古代の冷蔵庫って発明されてまだ200年経ってないんっすけど
最初からこれだけは言いたかったので…
うう、寒い…ん?(なんぞ腕掴まれる)
ちょっ!?なんで敵が俺の腕を…って、興奮している…?
あっ、冷蔵庫の中に入れようとしないで!?
大きな舌で嘗め回さないで!?
その後冷蔵庫の中で激しい絶頂が
両者共に果てて退治します
●
「戻らないぴょん!」
若干ぶかぶかなバニ―服のハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)がぴょん!とアイキャッチしてきた。
かわいい!せくしー!
因みにバニー服なのは集団敵バニーレディ達の弾丸を受けた効果で、その衣服がバニー服にされてしまっていたのだ。
つまり第一章からずっとバニー服なのだ。
「第一章の集団戦、第二章のボス戦と、オブリビオンを倒してきたのに戻らないぴょん!」
オブリビオン由来のギャグ能力だからと言って、相手を倒せば元に戻るとは限らない。
それを身をもって証明してくれているハロであった。
「……いや、語尾くらいは戻りますよね?」
いえ、戻りませんけど。
「ぴょん!?」
あ、これ語尾です。
「な、なんっすかこの格好……更に布地が少ない……」
同じく色々あって来た時と衣服が変わってしまっているのは久遠・翔(性別迷子・f00042)であった。
翔はいつもの服→バニー服→ビキニ&マントクロースと章と共に段階を経てレベルアップしてきていたのだ!
バニー服を貫く姿勢もいいけど、毎回服を変えるのもいいよね。
(そして……足腰立たないよぉ……)
そして章と共に快楽度合いも発情状態も段階を経てレベルアップしてきていたのだ。
身動きする度にGカップが縦横無尽に動きまくり、汗と密がむわっと濡れて熱いのに身体がどんどん冷えていくというまさにビキニ&マントのデメリットを体現していた。
「想定外でしたね……」
見上げるばかりの冷凍庫に絶句していたのは才堂・紅葉(お嬢・f08859)。
「隙間からの冷気だけでも洒落にならない……目覚めさせれば世界が凍る古代の邪神」
シリアスに言ってますが冷気を感じるのは翔と同じくビキニ&マントなビキニクロースな格好になっているからだと思われます。
「まずは一枚ずつ脱いでいって情報収集……えっ!?」
紅葉は相手の衣服が薄着程に冷気を手加減してくれるらしいと言う情報の裏や程度を調べるために一枚ずつ脱いでいこうとしていたようだが、第二章の時点でビキニ&マントのほぼ水着姿になってしまっていたのだ!
因みに足腰ガクガクな点なんかも同じである。
「と、ともかく。ほぼ水着になれば即死とまではいきませんね」
古代の邪神の放つ冷気はぶかぶかバニー服とビキニ&マントの格好であるためかそれ程強力ではないように感じる。
どうやらちゃんと手加減されているらしい。
「発射!」
そのまま榴弾を撃ち込んで破壊を試みる紅葉だったが、この冷蔵庫、蓋が閉まっている間はかなり堅牢な様子。
大したダメージが与えらえたようには見えない。
「完全に無力化されている訳ではない様子ですので、このまま続ければ時間はかかっても倒せそうですが」
そこでガコンと蓋がちょっとだけ開くと、ポポイポイポイ!と氷と冷気が大量に投げつけられてくる!
3人は敵の攻撃を避けるためにさっと散開しつつ距離を取る。
「問題は時間をかけすぎてしまうと普通に凍死しかけそうな事ですが」
あ、それは翔と紅葉は汗だくガクガクな事も関わっていると思います。
濡れてると体温奪われるの早いからね。
「こ、これだけは言っておくっす」
そして顔を赤くした翔が寒くはあるけど体が火照っている影響で何とか耐えている内に挿入してくる。
「古代の冷蔵庫って発明されてまだ200年経ってないんっすけど」
あ、そこ突いてきちゃいますか。
いいですか、そもそも古神って古い神って書かれてますがこいつら滅茶苦茶新しいですからね。
あとヤドリカミと違って100年単位の付喪神でもないですからね。
ついでに言うと冷蔵庫に潜む者が100年200年前も冷蔵庫に潜んでいたかは不明です。
このオブリビオンは過去をただ繰り返すタイプではなくヤドカリの如く冷蔵庫そのものを捨てては入れ替えてきたオブリビオンなので、昔はこの雪山の氷の洞窟に住んでいたのが、近代化した現代の過去を骸の海から拾い上げて冷蔵庫にして住み着いてこうなった可能性も十分にあります。
因みに他の『冷凍庫に潜む者』がそうであるかは別問題です。
「ええっなんかそんな色々言われる感じなんすか!?……寒っ」
「とにかく相手は大物、服や語尾、それに製造年月日を気にしている場合ではないうさうさ」
ぴょんぴょん跳ねまわりながら避けて、隙を見て冷蔵庫に斬りつけていたハロも冷蔵庫の堅牢さに一旦引いてきた。
「吹雪の方は流石にこの格好では寒いのを気合いで耐えてますが……いつまで保つか分からないうさうさ」
有効打にならないままでは時間経過では猟兵側が不利。
そのように悟った3人は次の手を考え、同じ結論に至る。
「ここは敢えて冷凍庫に引き込まれて、本体を叩きましょう」
「それしかないっすね」
「カウンター狙いですね」
冷蔵庫が固いのであれば、本体を直接攻撃する。
3人は目配せし合うとまとめて射撃されないように3方向から冷蔵庫に駆け寄って接近戦を挑みにいく!
『れ、れいぞう、こ……』
敵が近寄ってきた事で冷凍庫に潜む者は蓋をあけると、腕を伸ばし猟兵を捕まえようとしてくる。
若干緩慢な動きに見えるが、そのサイズは全長6mクラス。
腕の振りだけでもかなりの速度と、そして巨大な手のひらが襲い掛かってくる!
「しかし、先に進むにつれてどんどん敵の露出度が上がっているような……ばにばに」
バニー服→ビキニ&マント→全裸。
……確かに!
戦闘能力が高まると露出が増えるというシステムなのかもしれない。
「……まず冷蔵庫なのか冷凍庫なのか、はっきりするぴょん!」
このオブリビオンは冷凍庫も冷蔵庫も渡り歩いてきたんです!
だから多分冷蔵庫!
そんな挑発に乗ったのか否か、斬りつけられた冷蔵庫に潜む者がハロを捕まえようと蓋を開けると腕を伸ばしてくる!
「見切りますっ!……ぴょん!」
そんなハロが残像を使い古代の邪神の腕から逃れ……あ、られなかった。
「ぴょん!?」
不完全な復活だけど古代の邪神は巨大だからね。手のひらおっきかったんだよね。
あと普段の服と違ったのでバニー服の一生の一部が爪に引っ掛かってしまったらしい。ぶかぶかだったからね。
「これは……引き込まれ、ぴょんっ!」
だが機転を利かせたハロが引っ掛かったバニー服の一部をダガーで斬り裂き、するりと抜け出す。
ビリリと破かれたバニー服が残像の代わりに冷蔵庫にバタンと持っていかれる。
「予定とは違いますが、これはこれで作戦取りです!」
服を持っていかれたハロはそこでユーベルコードを起動する。
ユーベルコード:陥落(ダウン・イン・フレイム)。
「これは、オマケです!」
それは【近接攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【対象を爆破する魔力】を放つ技。
バニー服をダガーで斬り裂いておいたハロは、冷蔵庫に潜む者に攻撃した訳ではないが、そのままバニー服を追加攻撃で爆破する!
ドカン!
冷蔵庫が内部からの爆発によって揺れ、ハロの衣服が木端微塵になった音がした。
「そういえば、語尾がつかなくなって、冷蔵庫からの冷気が殆ど感じられない……」
バニーレディのユーベルコードの影響を受けた服をほぼ殆ど失ったので語尾洗脳が解かれたのである。
あと靴とウサ耳とカフスとか蝶ネクタイ以外を全て持っていかれてほぼ全裸のため、冷気が手加減されているのである。
「ぴょんっ
!!???」
真っ赤になったハロが身体を隠しながら後ろに下がるタイミングで、冷蔵庫の蓋が開き、中にいた巨体の古代の邪神が両腕を伸ばしてくる!
「うわっ」
「くっ」
その速度は先程よりもさらに早い!
翔と紅葉が捕まる覚悟があったとはいえ、逃げ切れずに左右の手でそれぞれ捕まってしまう。
「なんか急に早くなってって、興奮している……?」
ダメージを受けた冷凍庫に潜む者は逆に興奮状態に陥ったらしく、火照らしそしてフェロモン出してしまっている二人を捕まえてきたのである!
「あっ、冷蔵庫の中に入れようとしないで!?大きな舌で嘗め回さないで!?」
「ちょっとそこはっああっ!」
そのまま二人は捕まってバタン。
冷蔵庫の蓋が閉まってしまう。
捕まった二人はこのままだと即座に冷気によって氷漬けにされてしまう事になる。
「あああ~~~~っっっ!!!」
はずだったが、そこに翔の叫び声が響く!
ビキニ&マントの薄着の二人は冷気の手加減がある。
その隙を突いて翔がユーベルコードで反撃したのだ!多分!
詳しい事は言えない……何故なら無自覚の魅了術だから。
そんな感じで冷蔵庫の蓋が開くと、若干氷漬けになりかけていたビクンビクンしてる翔と余波を受けて足腰立たなくなってる紅葉が吐き出される。
「いえ、今です」
だが古代の邪神もまた消耗をしているのは確か!
ここで意識を何とか保っていた紅葉が反撃の一手を打つ!
「コード・ハイペリア」
氷を砕き紅葉が、その真の姿を現す!
ハイペリアの紋章が背中に輝き、髪がほどけ、背中を隠すマントが破け去り、背中に回っていたビキニの紐がほどけて際どいパンツ姿になる!
「ハイペリアの鉄槌(グラビトンハンマー)!」
今の好機を逃すまいと紅葉はその格好のまま攻撃を優先!
オブリビオンを真正面から打撃で攻撃する!
「雪!」
【吹き飛ばし】で正面に打撃!冷蔵庫の中に押し込める!
「月!!」
【吹き飛ばし】で真上に打撃!冷蔵庫が大きく揺れる!
「花!!!」
【吹き飛ばし】で冷蔵庫内の地上に叩き付ける!
敵味方の区別をつけなければ、3回攻撃!冷蔵庫の中という密室空間で敵にのみ攻撃を実現してきたのだ!
『れ、れいぞう、こ……』
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
クララマリー・アイゼンバウム(サポート)
私、クララマリー・アイゼンバウムと申します。
普段は世界を渡る旅人をしています。
特技は料理と、誰とでも仲良く話せること…でしょうか。
旅人なので体力には自信がありますが、荒事は苦手です。
戦闘は召喚したバロックレギオンにお任せですね。
戦闘開始と共に『トイソルジャー行進曲』を発動させましょう。
ライフル銃を構えたおもちゃの兵隊を大量召喚、統率の取れた団体行動で集団戦術を展開します。
共闘する猟兵の方がいるならば援護中心で立ち回り、ここぞという時は一斉発射で決めましょう。
念のためですが、公序良俗に反する行動、他人に迷惑をかけたり倫理的に問題のある行いはしません。
あとはおまかせ。よろしくお願いしますね。
七星・桜華(サポート)
『天魔御剣流免許皆伝、だからこそ更なる高みへと。』
『一か八かの勝負?そんな事しなくても私達の勝ちだね!!』
『勝った後は派手に騒ぐんだ!誰一人として倒れないようにね!!』
とある隠れ里に伝わる戦闘術の免許皆伝。
残像を攻撃と防御の両方に使い腰に挿している5振りの刀を使い戦闘する。闘う姿は舞っているかの動きで空中戦もできる。第六感や野生の勘と言われる直感も鋭い、また見切りの速さも早い。
怒ると殺気が残像にまで残る程の濃密加減。戦闘において常に最善策を最短で気づき勝ってきた。
鎧等を無視した内部破壊系攻撃が当たり前のようにする。
敵の消耗と自身の回復に生命力を吸収する。
桑原・こがね(サポート)
あたしを見ろォ!
登場は雷鳴と共に、派手に演出していきたいわね!
名乗りを上げて注目されたいわね!
囮役とかも嫌いじゃないわ。
こそこそしたり駆け引きするのは苦手だし、何事も正面突破の力技で解決したい!
戦うときは大体斬りかかるか、武器を投げつけるか、雷出すかのどれかね。徒手空拳も心得が無くもないわ!
さーて、雷鳴を轟かせるわよ!
●
ドゴォォン!
「あたしを見ろォ!」
轟きと共にポーズを決めたのは桑原・こがね(銀雷・f03679)。
わざわざ目立つために山の高い所まで自力で登っていってからの登場だ!。
「イイ感じに目立つ登場になったわね!」
堂々を大きな胸を張り、座っている状態の古代の邪神を見下ろすこがね。
「ええっ……もしかして、目立つためだけにこの山道登ってきたのですか」
後ろから付いてきたのはクララマリー・アイゼンバウム(巡るメルヒェンの旅人・f19627)。
旅人の健脚で息は切らせていないが、こがねの突飛な行動には驚きの声を上げながらバスケットを持ってきた。
「てっきり頭上を取りにいったのかと思ったが違ったのか」
さらに羽織りを纏った七星・桜華(深紅の天魔御剣流免許皆伝・f00653)がガッと山の端に足を乗せて見上げてくる古代の邪神を覗き込む。
こちらは剣客として高き場所を取るという兵法だと思って付いてきていたらしい。
「へ?何言ってるのよ。この場所がこの辺一帯で一番高いところじゃない。つまり一番目立つ場所だから来たのよ」
こそこそしたり駆け引きするのは苦手だし。とこがねはあっけらかんと言う。
「いや、いい。結果的にいい場所が取れたろうし……目立てば相手も引き付けられた」
桜華は刀を肩に担いだまま眼下のオブリビオンを見る。
『れ、れいぞう……こ……』
派手な登場をした甲斐あって『冷凍庫に潜む者』はガヤガヤと騒がしい3人を認識すると立ち上がってこちらに向かって手を伸ばしてきていた。
「あの巨体を斬るなら、これ位高所から行くのが楽だろう」
その顔に浮かべていたのは獰猛な笑みだ。
「先に行くぞ」
そしてそのまま空中へと躍り出る。
「あっ!ちょっと一番目立つ一番槍はあたしがいきたかったのに!」
一歩遅れてこがねもひらりと山頂から飛び降りていく。
「皆さんもういくのですか。私、まだ準備終わってないのに……トイソルジャー、みんな、一緒に力を合わせましょうね」
クララマリーはそんな血の気の多い二人を見送って山の上で仕掛けを施していた。
「こういうものは早い者勝ちと古来より決まっている!」
桜華は飛び降りながら鞘から太刀を抜き放つと、ユーベルコードを起動する。
(この巨体に何度も攻撃を加えられるとは思えん。一撃で沈めるつもりでいく……!)
その一刀にかけるため戦巫女として、祈祷を組みその身に宿す。
「数多の天に住む者よ、数多の魔に潜む者よ、我が身に宿りて我が力とならん!」
【神霊】【邪神】【幻獣】が桜華の身体に宿り、その身に激しい代償を用いながら力を強大化させていく。
「天魔・神降ろし(テンマカミオロシ)!」
飛び降りた重力と超強化した攻撃力を足し合わせ、古代の邪神の伸ばした腕を真っ向から斬り裂いていく!
「剣刃一閃」
足元の雪に墜落するように転げ落ちながら、桜華は相手の巨大な腕を斬り落とす。
『……あ、ああ、あああああ!』
巨体故の緩慢さか。一拍遅れて、古代の邪神は片腕が無くなった事に叫び声を上げる。
「次はあたしの出番っ!」
銀色の雷を纏いながらさらにこがねが降ってくる。
「こうなったら、手加減できないからね!雷神降臨(ライジンコウリン)!」
生まれついての放電体質を開放する事で、こがねの真の力が開放される。
「さーて雷鳴を轟かせるわよ!」
銀色の雷撃が小刀と一緒に古代の邪神のまだ腕の残っている方の肩に当たる。次の瞬間。
「疾ッ!」
稲妻を伴った突進と突きが、スピードと重さを備えて追撃として決まる!
『ああ……っ』
腕を斬り裂かれ、肩を強く押された形になった古代の邪神はバランスを崩してそのまま後ろに倒れ込みそうになる。
「お待たせしました」
そして上を仰ぎ見るようにして、山頂で多数のおもちゃの兵隊を並べたクララマリーを目にする。
その全てが、銃剣を構え狙いを定めている。
「退いて下さい。退いてくれないのなら……もうどうなっても知りませんよ!」
そしてクララマリーの合図で一斉射撃が敢行される!
『ああああっ!!!』
一つ一つは弱い攻撃であったとしても統率の取れた団体射撃は巨体すらも揺るがし攻める。
「もう一太刀位、貰っていけ」
そして地上では、斬った腕から生命力を奪いとって代償を無理矢理ねじ伏せた桜華が再び、天に向かって刀を斬り上げる!
「轟けェ!」
そして空中では銀色の雷を纏ったこがねがその身の電撃を一つにまとめていた。
クララマリーのおもちゃの兵隊の一斉射撃が始まる瞬間に、飛び退いていたのだ。
「銀雷(ギンライ)!」
そして銀の雷を振り下ろす!
正面、天空、地上。三方からの攻撃が、巨大な古代の邪神を退かせるのだった!
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
御狐・稲見之守
こらMS殿、我を裸にするならもうちっと色気ある描写をせんかい。はい、ここでナイスバデーな我の描写が入ります皆注目(缶ビール呑みながら)
さて、真面目にやろう。冷蔵庫にこもられても厄介である、先に冷蔵庫をどうにかしないとな。[UC七星七縛符]――奴が冷蔵庫の外に出ている間、冷蔵庫の四方に貼り付け扉を開かなくしてやろう。どうせ奥にいつのだかわからん卵や生モノがあったしこのまま開かないほうが良い。
……この缶ビールいつのだ。
アドリブ○ 失敗判定○ プレ棄却◎ \クソ★プレ/
●
冷蔵庫から抜け出し、猟兵の猛反撃を受けた古代の邪神。
傷付いた『冷凍庫に潜む者』は一旦、自分のテリトリーである巨大な冷蔵庫に戻ろうとする。
しかしその前に、真の姿を開放した御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)が立ち塞がる。
「こらMS殿、我を裸にするならもうちっと色気ある描写をせんかい」
あっ、はいすみません。
いえ!違います!裸ではありません。"ほぼ裸"。
大事な所はぎりぎり隠す。これが放送コードに引っ掛からない大事な線引きです。
「はい、ここでナイスバデーな我の描写が入ります皆注目」
ア、ハーン。
稲見之守は冷蔵庫からちょろまかした缶ビールを呑みながらポーズを決めた。
「さて、真面目にやろう」
あ、はい。
そこまで言うなら真面目にやりましょう。
遂にこの高山に封印されていた古代の邪神を滅する時が来た!
順調にバニーレディ達を蹴散らして登山をしていると思っていたら、なんかいつの間にかリプレイの外でUDC催淫弾を受けてバニー服を着せられて洗脳されてしまっていたと言う稲見之守。
童女姿の時にぶかぶか、生足だったのは個人的なMS側の趣味だ!
恐ろしい事にバカサンタで気付くかなってやったのにスルー判定受けたからそのまんまなぁなぁでバニー服着たままだった稲見之守は今まで貯めた赤丸で真の姿を開放したのだ!
「あらすじの所から真面目にやり直すのかっ!?」
稲見之守の真の姿は妖艶な大人の美女。
童女姿→ナイスバディなので、ぶかぶかだったバニー服はぎりぎりを残して破れ去ってしまったのだ。
因みにぎりぎりとは具体的な所は明言できなんですけど、髪ブラっていいですよね。妖狐とか尻尾のある種族の皆さんは尻尾をくるりと前に巻いてこれるのセクシーですよね。
あと生足は継続です。
安心して下さい。足が長く見えるハイヒールはありますあります!
『れい、ぞう、こぉぉぉ……』
とかなんかやってる内に古代の邪神が戻ってきてしまった!
因みに露出が多い程、オブリビオンから放たれる冷気は手加減される特別ルールは生きているので稲見之守への冷気ダメージは殆どないぞ!
アルコール摂取して火照ってるしね!
「ふむ。冷蔵庫にこもられても厄介である、先に冷蔵庫をどうにかしないとな」
幸いにも他の猟兵のサポートによって古代の邪神は既に冷蔵庫から飛び出しそしてかなりの反撃を受けている。
仕込みをするチャンスがあるだろう。
今こそ好機っ!
「――奴が冷蔵庫の外に出ている間、冷蔵庫の四方に貼り付け扉を開かなくしてやろう」
にやりと美人な顔を悪戯を思いついたような表情で歪ませると稲見之守はひょひょーいと冷蔵庫の四方を駆け、護符を並べていく。
ペタペタ。
そしてそのまま印を結ぶと。
『れい、ぞう、こぉぉぉ……』
「――七星七縛符っ!」
敵のユーベルコードを封じる陰陽術。それを応用して冷蔵庫の扉を封印!
「フン、その傷ではそれ程の時間、保てぬであろう」
"ほぼ裸"のまま、堂々としたただ住まいで胸を張り、巨大な古代の邪神を睨み上げる。
そしてぐびりと缶ビールを飲んでから、再びにやりと笑みを深めると。
「どうせ奥にいつのだかわからん卵や生モノがあったしこのまま開かないほうが良い」
最後の手向けとばかりに、真の姿を開放した事で強化された狐火で古代の邪神を包み込む。
「まァ、酒の肴には……ちと大きいか」
冷蔵庫が空かぬまま邪神の身体を欠片も残さぬと燃やし尽くしていく様を見ながら、稲見之守は古代の邪神を最期を缶ビールを片手に見送るのであった。
「……この缶ビールいつのだ」
封印された古代の邪神の冷蔵庫から見つけたやつですね……あっ。
封印されし『古代の邪神』。討滅、完了!
大成功
🔵🔵🔵