防衛線の先に待ち受けるのは…魔法少女?
時は夜。ここはUDCアースの日本のとある軍事基地。元は人類防衛組織UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)の基地であったが、オブリビオン達の軍勢による攻撃で占領されてしまい、今やオブリビオン達の拠点と化していた。
その軍勢は全身を鎧で纏った騎士たちが中心で構成されており、騎士たちの先頭にはリーダーらしき人物が立っていた。
「ウフッ、ここから始まるわよ。アタシの全人類魔法少女化計画が!」
それは騎士たちを率いるのに全くふさわしくない、ゴリマッチョで魔法少女が持つようなステッキを持ち、可愛い服を着た人物であった…。
「…というのが、俺が見た予知だ。いや、待ってくれ。帰らないでくれ」
集まった猟兵たちが防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)の話を聞き、何かを感じて帰ろうとするが、拓也は何とかして彼らを留める。
「とにかく、今回の目的は敵の防衛線を突破し、あの訳の分からんゴリマッチョな魔法少女とその一味を殲滅することだ。それではブリーフィングを始めよう」
彼は左腕のハッキングツールを操作し、中央に置いてある透明な机に今回の舞台の3Dモデルを表示する。
「今回の作戦区域だが、日本のとある軍事基地が舞台となる。ここは既に例のオブリビオン達の軍勢に占領されて、奴らの拠点となっている。皆にはまず基地の防衛線を突破してもらいたい。ここの防衛線を守っているのは邪神教団と関係を結んでいる武装勢力で、兵士たちの主な武装はアサルトライフルに手榴弾ってところだ。人数としてはせいぜい十数人。そこまで大きくはない防衛線だ。突破方法は各自に任せる」
次に彼は敵の3Dモデルを表示する。
「今回の敵だが、調査によればリーダーは『大変態魔法少女騎士』ダンディーニという奴らしい。魔法やステッキに跨っての高速突撃するなどの行動パターンがあるようだ。で、奴のしもべが六零六『デビルズナンバーへいし』だ。見た目の通りに剣による攻撃や周囲の味方との連携攻撃などの行動パターンがある。十分に注意して欲しい」
そう説明を終えた彼は改めて猟兵たちを見回す。
「今回のボスは正直、気持ち悪いの一言に限る。全人類魔法少女化計画という馬鹿馬鹿しい計画を、何としてでも阻止して欲しい。では、皆の武運を祈っている」
最後に彼は敬礼し、グリモアを起動するのであった。
メガネペンギン
待て。今回のボス、俺の知っている魔法少女とは全然違うじゃねぇか。というか、そもそも少女に見えないし…。
さて、皆さん、お元気ですか? 私は花粉症と絶賛格闘中です。お世話になっている方はどうも。初めての方は初めまして。メガネペンギンです。
今回はUDCアース世界にて敵の防衛線を突破し、ゴリマッチョな魔法少女とそのしもべたちを殲滅するというシナリオです。
今回の大まかな流れは、敵の防衛線を突破→六零六『デビルズナンバーへいし』との集団戦→『大変態魔法少女騎士』ダンディーニとのボス戦 という流れになっております。
幸い敵が分かっているので対策は立てやすいかもしれませんが、油断大敵です。
今回、ボス戦が場合によってはギャグになるかもしれません。ご了承くださいませ。というか、ギャグ臭がプンプンするんだもん、このボス…。
皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
第1章 冒険
『敵の防衛線を突破せよ!』
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POW : 小細工無用! 正面突破だ!!
SPD : 抜け道などを利用して、敵との接触をなるべく避けつつ突破する。
WIZ : 敵兵やオブリビオン召喚の関係者などになりすまして、バレないようにしつつ突破する。
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時刻は夜。グリモアによって現場に到着した猟兵たち。彼らはまず、岩陰か草陰、物陰に隠れて防衛線の様子を伺う。防衛線は2つの見張り用の塔があり、兵士がサーチライトを動かしながら、不審者はいないかと探している。
また、ゲートには数名の兵士が立っており、アサルトライフルに付いているライトも使いながら、不審者がいないか見張っている。ゲートの横は鉄柵で塞がれているが、鉄柵自体は古く、どこか抜け道があるかもしれない。また、鉄柵のとある近くにマンホールも見受けられた。そこから侵入すれば、安全に通り抜けることもできるかもしれない。ただ、臭いは覚悟した方が良さそうだ。
猟兵たちは周囲の状況を把握し、突破方法を各々に考え、行動を開始するのであった。
黒木・摩那
【SPD】
軍事基地を占領とか穏やかではないですね。
ボスのオブリビオンがいくらアレでも、基地の武器を普通に使うだけで被害は甚大です。早々に邪教団一味を退治しなくては。
まずは基地への侵入です。
ドローン『マリオネット』を上空に飛ばして、基地にいる邪教団の動きを監視します【情報収集】。
兵員の配置や巡回路などの警備状況がわかったところで、警戒の薄いところを狙って、
侵入します。
基地を隔てる壁や柵はUC【胡蝶天翔】で黒蝶に変換して突破します。
黒蝶で警戒モニターやセンサーも妨害します。
波狼・拓哉
おー…結構しっかりとした防衛線ですね。…これで最後に待ってるのが魔法少女(ダンディ)じゃなければもうちょいこう…緊張感とかあったんですけどねぇ
つっても手抜いたらヤバそうですし、まあそういうわけで化け透かしなミミック。サーモグラフィー辺りは持ってそうですし正面からはきつそうですけど…それ除いても透明化の恩赦は大きそうです
【地形の利用、第六感、目立たない、闇にまぎれる、暗視、視力】で相手の見張りを【見切り】、【早業】で見張り用の塔まで通り抜け、【投擲】で音を出し注意を反らして塔にロープを射出し登攀
反応される前に【早業、衝撃波、気絶攻撃】で沈めて後が楽なようにしときますかね
(アドリブ絡み歓迎)
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
……うわあ。
絶対来たくなかったよ、この依頼。
でもなぁ……のさばらせる訳にもいかねぇもんな。
色々と。風評被害的に。
まぁ潜入は得意な部類だし、やりますかね。
早速『迷彩』服に『早着替え』して、
夜の『闇に紛れる』ように鉄柵付近へ接近。
元がこっちの施設なら、先に『情報収集』もしておけるだろうさ。
工事が入ってない老朽化部分を目指すよ。
スニーキングの最中は【超感覚探知】のテレパスを切らさず、監視兵の意識の隙を突いて行動するように心がける。
他の潜入組にもテレパスを回して、念話できるようにしておくよ!
「…うわあ。絶対来たくなかったよ、この依頼…」
猟兵たちが各々行動を開始した中、潜入のために迷彩服を着用していた数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は、事前のブリーフィングで話されたゴリマッチョな魔法少女の事を思い出し、防衛線の様子を伺いながら、うんざりした顔をする。
「まぁ、その気持ちは分かりますが…この基地を放置しておくのは危険でしょう」
「確かにボスのオブリビオンがいくらアレでも、基地の武器を普通に使われたら、民間人に甚大な被害が出ます。早々に邪教団一味を退治しなくては」
そんな彼女の言葉に2人の猟兵がそう言う。黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)と波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)である。
「まぁ、確かにねぇ。のさばらせる訳にもいかねぇもんな。色々と…風評被害的に」
2人の言葉に多喜はそう言って、うんうんと頷く。
「それにしてもボスがアレな割には、結構しっかりとした防衛線ですね。手を抜いたらヤバそうです」
拓哉はそう言って、防衛線の方へと目を向ける。見た感じはしっかりと見張られており、正面から無理に行こうとすると、集中砲火を受けるのは目に見えていた。
「では、最初に私のドローンで詳細な警備の様子を偵察しましょうか」
摩那の提案に拓哉と多喜は頷き、摩那はドローン『マリオネット』を起動。上空へと飛ばし、情報収集を始める。
「ふむふむ…ゲートにいる兵士は確認できるだけで6名。皆、アサルトライフルを装備していますね。見張り塔にはそれぞれ兵士が1人ずつ。こちらもアサルトライフルを装備しているようです」
彼女は掛けているスマートグラス『ガリレオ』へ送られる『マリオネット』からの情報を見ながら、そう言う。
「どこか老朽化して脆そうなところはないかしら? そこから侵入できればリスクは少ないと思うのだけど…」
「ちょっと待って下さいね。今、探しているところです」
多喜の要望に応えるため、摩那は『マリオネット』のカメラや各種センサーを駆使してその場所を探す。
「…見つけました。ゲートから右へ60mの地点に、鉄柵に穴が開いているようです」
「よし。なら、そこへ向かいましょう。俺が先導します」
拓哉はそう言って、『偽正・非実恐怖』を発動。自身を透明化する。
「じゃあ、あたしはテレパスで互いが念話できるようにサポートさせてもらうよ」
続いて多喜が『超感覚探知』を発動し、互いに念話ができるように取り計らう。
「(どう? あたしの声が聞こえるかしら?)」
「(お、ホントですね。感度良好。これなら声を発さなくても話せます)」
「(じゃあ、行きましょう。早く潜入して、ボスを倒しましょう)」
3人は念話でそう話し、行動を開始する。拓哉が先頭でその後ろに摩那、多喜と続く形だ。彼らはサーチライトやゲートの兵士たちが照らすライトを避けながら、慎重に鉄柵に穴が開いている所へと向かい、無事に辿り着く。
「(ここは私に任せて)」
摩那が念話で拓哉たちにそう話し、『胡蝶天翔』を発動。鉄柵の一部を黒蝶に変換し、人が十分通れるくらいの穴を形成する。
「(さ、行きましょう)」
広がった穴を3人は通り、無事にゲートを突破することに成功する。
「(2人は先に行って下さい。俺は見張り塔の兵士をちょっと気絶させてきます)」
「(了解。気を付けて)」
拓哉は摩那たちと一度別れ、見張り塔へと向かう。彼は最初ロープで見張り塔を上がろうと考えたが、階段で上がれるようだったので、物音で気を逸らして、階段を静かに一気に上っていく作戦に変更する。彼は透明化を維持したまま、適当な小石を見つけて、見張り塔の兵士の足元に投げる。
「ん? 何だ?」
物音に反応した兵士は、音がした足元へと視線を向ける。
「…ただの石ころか」
そう彼が言い、見張っていた方向へと視線を向き直った時であった。
「ふごっ?!」
彼の後頭部に衝撃が襲い、気絶してそのまま倒れそうになるが、透明化していた拓哉によって抱き留められる。
「おっと、危ない。大きな物音で他の兵士にバレたら不味いですから…」
少々冷や汗を掻いたが、拓哉は無事に1つの見張り塔を無力化に成功する。
「あともう1つですね。慎重に行かないと…」
その後、彼は同じ要領で残りの見張り塔を無力化。摩那たちの後を追うように基地内へと進むのであった。
大成功
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黒沼・藍亜
エージェントの先輩方ってこんなカオスにも立ち向かってたんすね……
さて
いっそ逆に考えるっす
「魔法少女の格好をしていれば割とイケるのではないか」
ボスがアレなんだ23歳魔法少女もイケるイケる
というわけで魔法少女っぽい既成コスプレ服を着て侵入を図るっすよ
まあ真正面からは無謀なので、単独の警備兵を見つけて【催眠術】でうまく身内だと騙すっす
無理そうならスカートの中からUDCを出しその触腕で【捕縛】し、複数に囲まれるようなら最悪UC【きらいきらいだいきらい】で心を抉りつつ無力化を狙うっすよー
(しかしボスがあれだと魔法“ 少女"化の効果に疑問しか湧かないっすね)
※アドリブ・共闘歓迎です。よろしくお願いします
斉賀・悠
なんで!?こんな縁は要らないのに!(遭遇n回目)
でも、今は大丈夫…だいじょうぶ…だと思う…たぶん…
(今回は変身無し)
僕自身は何処かの物陰に隠れながら、UC:幻影雷翼 を使って、幻影達に基地の正面で暴れて貰って潜入するよ。
「…皆、頑張ってね…」
大体の敵の気がそっちに向いている隙に、僕は【覚悟】を決めて、古い鉄柵の隙間から…
あ、隙間が広めになってる…これなら問題なく通れる!
「(よし、基地に入り込むぞ…!)」
見つからないように【目立たない】を使って隠れながら、盗み聞きとかして【情報収集】も忘れない様にしなくちゃ………!
幻影魔法少女達の使用技能
【属性攻撃・高速詠唱・破魔・全力魔法・誘導弾】
天星・暁音
割としっかりした防衛線で吃驚するんだけども…まあ、俺自身は板に紐つけて鳥のぬいぐるみに運んで貰いながら空から監視して隙を見つけて降りて行こうか防具の空中歩行も使えばかなりの高度から落下しても平気だし、隙が少ないなら日本人形やフランス人形多めに呼んでちょっとホラー風味に脅しかけてみるかな…幾らファンシーだって言っても暗闇で動く人形なら充分脅しにはなるでしょ
気絶するようならそれでもいいし、後は銀糸を巻きつけてロープみたいに使うのも手かな
まあとにかく、傍迷惑な野望は叩きのめさないとだね
「おい。サーチライトが動いていないように見えるぞ。誰か見て来てくれ」
「了解。サム、行くぞ」
見張りの兵士たちが見張り塔の異変にようやく気付き、2人の兵士が様子を見に行った頃、もう一団の猟兵たちが防衛線の突破を試みようとしていた。
「なんで!? こんな縁は要らないのに!」
「ま、まぁ…落ち着こうか」
今までこなしてきた依頼に似たようなものがあったのか、敵にバレないように小声で悲しみの叫びを上げる斉賀・悠(魔法少年 エクレール・f17889)とそんな彼を宥める天星・暁音(貫く想い・f02508)。その彼らの隣に黒沼・藍亜(人間のUDCエージェント・f26067)がいた。
「ご、ごめん…。今は大丈夫…だいじょうぶ…だと思う…たぶん…」
取り乱していた悠はそう言い、ようやく落ち着きを取り戻す。
「やれやれ…。それにしてもボスがアレでも、割としっかりした防衛線で吃驚するね」
暁音がそう言って、防衛線の方に目をやる。兵士が2人、見張り塔の方へ行ってゲートを守る人数が減ったとはいえ、油断はできない状況だ。
「エージェントの先輩方ってこんなカオスにも立ち向かってたんすね…。本当に苦労してるんっすね、先輩たち…。けど、ボスがアレなら、こうも考えられないっすか? 『魔法少女の格好をしていれば割とイケるのではないか』…と」
そう考えた藍亜は場違いな魔法少女っぽい既成コスプレ服を着ていた。その姿を見た悠たちは心の中でこう思った。
「(いや、絶対に不審者に思われるから、その姿
…!!)」
彼らの心の中のツッコミを気にせず、藍亜は言葉を続ける。
「というわけで、ボクはこの姿で関係者に成りすまして、ゲートの突破を試みるっす。2人はどうするっすか?」
「じゃ、じゃあ、僕は物陰からUCで君が危なくなったら援護するよ。僕はUCで敵が気をとられている間に潜入しようと思っているから」
「俺は自分を板に紐つけて、UCで召喚した鳥のぬいぐるみに運んで貰いながら、空から監視して隙を見つけ、降りて行こうかと思っている。まぁ、隙が少なそうな時や藍亜が危なくなった時はぬいぐるみで脅しを掛けてみるよ」
「了解っす。それじゃ、行動開始っすよ!」
そう3人は頷き合い、行動を開始する。まず、藍亜は正面から行くのは無謀そうなので、単独の兵士を見つけて接近しようとしたが、先に兵士たちに見つかってしまう。
「そこのお前、止まれ!」
「(うわっ、先に見つかってしまったっす
…!?)」
兵士たちはアサルトライフルのライトで彼女を照らしながら、そう叫ぶ。
「ぼ、ボクはダンディーニ様に憧れて、弟子入りを志願しに来た者っす! 決して怪しい者ではないっす!」
両手を挙げながら、彼女は兵士たちにそう言う。単独であれば催眠術で何とかしようと思ったが、敵は複数だ。下手なことはできない。
「え? アレに憧れを持っている…だって?」
彼女の言葉が信じられなかったのか、兵士たちがキョトンとした表情で思わず顔を見合わせる。その時であった。
「うわっ!?」
1人の兵士が何かの攻撃をくらって、その場に倒れて気絶する。
「な、何だ!?」
兵士たちがライトで周辺を照らしながら見回すと、天使の翼を生やした魔法少女の幻影たちが兵士たちを包囲していた。悠の『幻影雷翼』によって召喚された幻影であった。
「て、敵襲!!」
兵士たちはそう言って、幻影たちにアサルトライフルを撃っていく。
「…皆、頑張ってね…」
術の主である悠は幻影たちに敵が気をとられている間に、鉄柵に穴が開いている場所へと走り出す。
「派手にやっているね。じゃあ、俺も援護するか」
暁音は空中で鳥のぬいぐるみに運ばれて下の様子を見ながらそう言い、『お人形さん。出ておいで。』を発動し、さらにぬいぐるみたちを召喚し、兵士たちを背後から脅かす。
「う、うわぁぁぁぁー!?」
「う、後ろにも敵だぁぁぁー!?」
四方八方から襲撃を受けた兵士たちは、もうパニック状態。最早、見張りどころではなかった。
「よし、これなら楽々と潜入できるな」
暁音は悠々と降下し、無事に基地内へと着地する。その後、藍亜と悠も無事に潜入を果たし、合流する。
「いやぁ、助かったっすよ。おかげで皆、無事に潜入できたっすね」
「うん。でも、これからが本番だよ」
「ああ。傍迷惑な野望は叩きのめさないとだね」
そう言って3人は、ボスが待ち受けると思われる場所へと向かうのであった。
成功
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第2章 集団戦
『六零六『デビルズナンバーへいし』』
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POW : 悪魔の長剣(デビルロングソード)
【ロングソードによる攻撃】が命中した対象を切断する。
SPD : 悪魔の連携(デビルコンビネーション)
【一体目の「へいし」の攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【二体目の「へいし」の攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 悪魔の武器(デビルウェポン)
自身の装備武器に【悪魔の力】を搭載し、破壊力を増加する。
👑11
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防衛線を突破し、無事に基地内へと潜入できた猟兵たち。彼らはボスが待ち受ける場所へと向かうが、そんな彼らの前に全身を鎧で纏った兵士たちが立ちはだかる。情報にあった六零六『デビルズナンバーへいし』たちである。彼らは剣を構えて、剣先を猟兵たちへと向ける。どうやらこいつらを倒さないと、あの変な魔法少女?なボスのもとへ行けないようだ。
猟兵たちはそれぞれ戦闘態勢になり、各々、戦闘を開始するのであった。
黒木・摩那
現れましたね。
いつまでも基地に居座ってもらっては困りますから、ここで片づけます。
ヨーヨー『エクリプス』で戦います。
ヨーヨーの外周の刃を出し入れしながら、相手の武器を【武器落とし】して、【念動力】で回収。
ワイヤーを相手に絡ませて、相手を引っ張ったり、こちらから飛び込んだりすることで、【敵を盾にする】して、混戦を誘います。
防御は【第六感】とスマートグラスのセンサーで対応します。
敵が集まってきたところでUC【風舞雷花】で敵を一掃します。
金属鎧だから電気がよく通りますね。
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
しかし解せないねぇ。
なんで先に待ってる奴があんななのに、
付き従ってる奴らはこうも真っ当な奴らなんだか……
や、アタシらと敵対してる以上は決してまともじゃないんだけどさ。
さて、こう言った室内じゃあまり範囲を巻き込むわけにはいかないからね。
文字通りの「電撃戦」で勝負を決めに行くよ!
【嵐裂く稲妻】でサイキックのバリアを纏い、
そのままへいし共へ『ダッシュ』一番、ぶちかますよ!
バリアにゃ『マヒ攻撃』を織り交ぜてあるからね、
掠っただけでも痺れるだろうさ!
特に剣なんて金属の塊だろ?
そいつを伝った『属性攻撃』で、骨の髄まで通してやるよ!
波狼・拓哉
やっぱりしっかりした防衛力してますね?これで最後があれじゃなければ…いや逆に普通にやばいのか。…まあいいですわ。取り敢えず今は目の前の奴どうにかしましょう
さて、味方は危ないから避けてねー、と注意してからミミックを投擲。化け焦がせっと。…まあ、場所がどうであろうと一気に焼き尽くしてやるのが早いでしょう。あとまあ、この建物そのまま残しておきたくないなって…なんかありそうですし?
自分は【衝撃波】込めた弾でミミックの【焼却】範囲に押し込めつつ、【戦闘知識、第六感、視力】で敵の動きを【見切り】攻撃は避けるようにしておきましょう。後はまあ焼け過ぎないように周りに気を使っておきますかね…
(アドリブ絡み歓迎)
「しかし解せないねぇ。なんで先に待ってる奴があんななのに、付き従ってる奴らはこうも真っ当な奴らなんだか…。いや、アタシらと敵対してる以上は決してまともじゃないんだけどさ」
「まぁ、そうですね。取り敢えず、今は目の前の奴らをどうにかしましょう」
「ええ。いつまでも基地に居座ってもらっては困りますから、ここで片付けさせてもらいましょう」
そう言って、先に敵と戦闘を開始したのは摩那、多喜、拓哉のチームである。
「じゃあ、アタシが先陣として斬り込ませてもらうよ!」
そう言って多喜は、『嵐裂く稲妻』を発動。全身に電撃を伴う球状サイキックバリアを纏い、超高速で駆け出し、バリアによる体当たりを六零六『デビルズナンバーへいし』たちに次々と当てていく。
「オラオラオラオラァ! アタシのタックルで痺れちまいな!」
彼女の纏うバリアの電撃には麻痺効果も付与されており、超高速体当たりの直撃を逃れることは出来ても、六零六『デビルズナンバーへいし』たちが纏う鎧は金属。電撃が身体に通るのは目に見えており、掠っただけの兵士でも麻痺効果により膝をついてしまう。
「次は私ですね」
続いて、摩那が自身の武器であるヨーヨー『エクリプス』を取り出し、ヨーヨーを操って外周の刃を出し入れしながら、麻痺効果により動きが止まった兵士たちの武器を叩き落していく。
「お次はこうです」
さらに彼女はヨーヨーのワイヤーを兵士たちに絡ませて、ワイヤーを引っ張って兵士たちを密集状態にする。
「さぁ、一網打尽にしてあげますよ」
そう言った彼女は『風舞雷花』を発動。兵士たちに絡ませたワイヤーを無数の高電圧を帯びた七色の花びらに変えて、兵士たちを攻撃する。これもまた電撃を帯びた攻撃であり、金属鎧を纏った兵士たちには効果てきめん。次々と兵士たちは倒れていく。だが、まだ兵士たちは残っており、残った兵士たちが摩那に斬り掛かろうとする。
「おっと!」
摩那は咄嗟にワイヤーで絡めていた兵士の遺体を盾にして、斬撃を防ぐ。
「おーい。兵士たちをこっちに集めてくれませんか?」
拓哉の言葉を聞いた摩那は頷き、兵士たちをワイヤーに絡めながら、拓哉の言う場所へと密集させる。
「よし。じゃあ、やるか」
兵士たちを密集させた摩那を後退させて、拓哉は『偽正・炎精陽炎』を発動。密集している兵士たちの中にミミックを投げ入れて、灼熱の炎で兵士たちを焼き尽くしていく。
「さぁ、どんどん化け焦がしなミミック…! 陽炎が全てを焼き尽くす時だ!」
炎に包まれた兵士たちはもがき苦しみ、炎が及ぶ範囲から脱出しようと試みる。
「おっと、逃がさないよ」
「言ったはずですよ。ここで片付けさせてもらうと」
そんな兵士たちを逃さぬように、拓哉はモデルガンのバレッフで、摩那がヨーヨーで炎が及ぶ範囲へと押し戻す。やがて炎は兵士たちを焼き尽くし、拓哉たちが相手していた兵士たちは全滅する。
「よし、こっちは片付いたね」
多喜が周辺に倒れた兵士たちを見ながら、そう言う。
「ですが、まだ兵士たちは残っているようです。他のところも片付けましょう」
「ああ。そうだな」
そう言って3人は、まだ残っている兵士たちの討伐へと向かうのであった。
大成功
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天星・暁音
さあて、邪魔者には速やかに道をあけてもらうとしようか、マッチョにも種類はあると思うの
そして今回のタイプは嫌だけど、心の底から嫌だけど、恐ろしい邪悪な企みを打ち砕く為にも!(訳・変態マッチョに会うのは嫌だがそれが増えるのはもっと嫌)
俺は余り自分が正義だとか思ったり言うの好きじゃないけど、今回の俺は間違いなく正義、絶対に、偽りなく、これ以上ないくらいに正しいの!
…でもやっぱりマッチョに会うためって思うと気が滅入る…
ええい、とにもかくにも、道を阻むなら纏めて吹っ飛べー!
銃撃や銀糸で接近を阻止しつつ全力でもって吹っ飛ばします
スキル、アイテム、UCご自由に
アドリブ、共闘歓迎
黒沼・藍亜
あ、危なかった……ほんと味方に感謝っすね
(着替えは無いので格好はそのまま)
本格的な戦闘なので体内のUDC「昏く暗い黒い沼」をスカートの中から滴らせておきます(これ出方が青少年によくないのでこっそりと)
床に広げた「沼」が変化した触腕で敵を【捕縛】、さっき盗ん……回収しておいたエージェント用の改造記憶消去銃のスタンモードで【気絶攻撃】っす
気絶がちょっとの間でも、その一瞬が命取りっすよ
(……猟兵の経験や実力的には他の人の方がきっと上、だったらそのサポートに回るまで)
連中がこっちを「警戒」したのならそれはそれ
床に広がる黒い沼から、異形の落とし仔達が襲い掛かるっすよ!(UC使用)
※アドリブ、共闘歓迎です
斉賀・悠
何だっけ…凄い昔の歌に、悪魔の力を身につけた歌があった気がする…
「じゃなくて… 今度は避けて通れない…よね」
何処かから魔法少年の真の力を解放するルク!とか聞こえた気がするけど、気のせいだよね。うん無視無視!
…って言うか、真の力って何?(割と猟兵としては新米寄り)
【POW】
敵の攻撃は【ダッシュ・スライディング・ジャンプ】なんかで避けつつ、ましんがんで【破魔・誘導弾・一斉発射・援護射撃・呪殺弾】辺りを使いながら【切り込】んだり、支援したりするよ!
「当たらなければ…怖くなんか、無い!」
敵が体勢を崩したら、UC:帯電放出 をしゅーずで発動して、跳び蹴りで止めだっ!
一方、次に敵と戦闘を開始したのは暁音、藍亜、悠のチームである。なお、藍亜は着替えが無いので、あの魔法少女っぽい服装のままである。
「さぁて、邪魔者には速やかに道をあけてもらうとしようか。マッチョにも種類はあると思うの。そして今回のタイプは嫌だけど、心の底から嫌だけど、恐ろしい邪悪な企みを打ち砕く為にも!」
「う~ん…今度は避けて通れない…よね」
「さぁ、行くっすよ! こいつらをさっさと倒して、あのゴリマッチョな魔法少女に会いに行くっすよ!」
各々言いたいことを言い、交戦を開始する。
「俺は余り自分が正義だとか思ったり言うの好きじゃないけど、今回の俺は間違いなく正義、絶対に、偽りなく、これ以上ないくらいに正しいの!」
まず、暁音がそう叫びながら『栄光ある星のごとく輝く者』を発動し、二丁銃を合体変形させた二門砲塔を準備する。
「悪いけど、エネルギーが充填されるまで時間を稼いでくれるかな?」
「了解っす!」
藍亜が暁音のお願いに頷き、『昏く暗い黒い沼』を発動。スカートの中から黒い粘液を滴らせて、黒い沼を作り出す。それを見た兵士たちは警戒感を抱く。だが、それがこのUCの攻撃に必要なトリガーであった。
「さぁ、行くっすよ! 落とし仔たちよ!」
警戒感を抱いた兵士たちに向かって、沼から異形の落とし仔達が現れて、兵士たちに襲い掛かる。
「次は僕が!」
藍亜に攻撃によって動きを止めた兵士たちに向かって、悠が駆け出す。彼に対してどこからか
「(魔法少年の真の力を解放するルク!)」
という声がしたようだが、彼はそれを無視し、『まじっく☆ましんがん』を使って兵士たちを撃つ。兵士たちは剣で彼を攻撃しようとするが、小柄で素早い動きを見せる彼を捉えきれず、外してしまう。
「当たらなければ…怖くなんか、無い!」
そう言いながら、兵士たちの攻撃を避けながら、『まじっく☆ましんがん』を撃ち続ける。やがて1人の兵士が体勢を崩す。その隙を彼は見逃さなかった。
「そこだぁっ!」
彼は『帯電放出』を発動し、『えくれーる☆しゅーず』に雷を溜めて、跳び蹴りを体勢を崩した兵士に放つ。蹴りは見事にクリーンヒットし、兵士を一撃で葬る。
「よし、やった!」
そう言って、華麗に着地した彼。そこに1人の兵士が斬り掛かる。
「あっ…?!」
咄嗟の事に彼は反応出来ず、動きが止まってしまう。剣が彼に向かって振り下ろされ、彼は目を瞑る。だが、彼が剣で斬られることはなかった。
「ふぅ、危なかったっすね…」
剣を振り下ろそうとした兵士を止めたのは、藍亜が沼を変化させた触腕であった。触腕で拘束されて身動きがとれない兵士に藍亜が近づき、『改造記憶消去銃』のスタンモードで気絶させる。
「た、助かったよ…ありがとう」
「潜入の時に助けてくれた礼っすよ」
悠の感謝の言葉に藍亜は微笑んでそう答える。
「2人とも、敵を一網打尽にするから射線から離れて!」
暁音の言葉を聞いた2人は頷き、射線から離れる。
「魔力充填120%。固定アンカー射出、固定完了。照準ロックオン。リミットカット、全法門開放出力最大! グローリーアストライアーッ!!」
暁音がそう叫び、魔力で形成された星の光と闇の螺旋状のビームが、射線上の兵士たちを次々と消滅させていく。
「うわぁ…」
「これは凄いっすね…」
避難していた悠と藍亜は余りの威力に呆然と眺める。ビームが消えた頃には、兵士たちは全滅していた。
「よし、これであの変態マッチョを消しに行けるね」
暁音の言葉に悠たちは頷き、ボスが待ち受ける場所へと向かう。いよいよあのゴリマッチョな魔法少女との決戦である。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第3章 ボス戦
『『大変態魔法少女騎士』ダンディーニ』
|
POW : 可愛らしい呪文(野太い声で)
単純で重い【魔法】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : ライドオンステッキ
【ステッキに跨り絶叫しながらの突撃】による素早い一撃を放つ。また、【服をパージして褌一丁になる】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : レッツ!メイクアアァァァァップ!!
いま戦っている対象に有効な【魔法少女化洗脳光を放ち、新しい衣服と武器】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
👑11
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防衛線を突破し、六零六『デビルズナンバーへいし』たちを倒し、遂に猟兵たちはあのゴリマッチョな魔法少女のもとへ辿り着く。
「嘘っ!? アタシの可愛いお友達たちを倒してきちゃったの?!」
その見た目に似つかわしくない可愛い高音な声で魔法少女は言う。
「こうなったら、アタシが悪者の貴方たちを退治してあげるわ! 正義は絶対に勝つのよ!」
そう言って、魔法少女はウインクしてステッキを猟兵たちへと向ける。
「というわけで、対猟兵アルティメットモードにチェンジよ!」
そう言った魔法少女はステッキを天にかざして
「レッツ! メイクアアァァァァ…!!」
と、急に男らしい野太い声で呪文を唱え始めたところで
「させるかぁぁぁぁぁぁー!!」
と、猟兵たちが一斉に跳び蹴りを放って、詠唱を強制的に阻止する。
「ひ、酷いじゃない! 魔法少女の変身シーンは待つのがお約束でしょ!!」
蹴飛ばされてモードチェンジを阻止された魔法少女は、また可愛い高音な声に戻って猟兵たちに抗議する。
「お前の変身シーンを見ても、誰も得しねぇよ!!」
猟兵たちは一斉にそう返答する。正直、これを書いている私も書きたくないです。いや、書こうと思えば書けると思いますよ…多分。
「くっ…爺やの言葉は嘘だったの言うの…!?」
魔法少女はそう言って悔しがる。…いや、爺やは悪くないと思うよ、多分。ということで、猟兵たちとゴリマッチョな魔法少女の決戦が始まるのであった…。
黒沼・藍亜
女装はシルエットでも判るようなゴツさを隠せばだいぶ見れるようになるってこの前読んだ漫画に……ボクはいったい何を
さ、さて立ち退きっすよ
どうせUCされる前から魔法少女服っす、洗脳さえされなきゃ別に
行動はさっきと同様、触腕で捕縛を……いや待てよ?
あれ+触腕(というか触手)の拘束……
…………
……こうなりゃヤケっす
触腕で【捕縛】、
そしてUC【きらいきらいだいきらい】!
心抉る光景を見ながら散れーい!
スタンモードの【気絶攻撃】もオマケだー!
どうせこっちは既に(別口で心抉る光景が)見えてるんすよォー!!
もちろん捕縛する際味方には目を逸らすよう言います、犠牲になるのはボクだけで十分っす……
※アドリブ共闘歓迎です
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携・絡み大歓迎】
やめろやぁぁぁぁ!?
だからそう言うのはさぁ!?
お前なぁ!?わかるのか!?
なりたくもないのに魔法少女になる奴の気持ちが!
「うわキツ」とか「歳考えろ」とか言われて
針のむしろに座らされてる気分が!
……でもってしれっと当然のごとく
「そんなの分からないよ」って出て来るんじゃねぇ珍獣!?
お前のせいでアタシはなぁ!?
……いやまぁ、有効だった時もあるけどって
なにあのオッサンと意気投合してんだよ!?
わーったよ、変身すりゃいいんだろ変身すりゃ!?
味方からの視線も痛いけど、やるっきゃねぇ!
魔法少女対決だって盛り上がってんじゃないよ!?
半泣きでキレながら敵に『衝撃波』をぶっ放すよ!
黒木・摩那
正直、がちがち筋肉に その魔法少女スタイルは全然似合ってないんですよね。
服がはち切れそうになってるし
相手が魔法少女にこだわるのであれば、こちらは悪の猟兵で通した方がいいんですかね。そういうの嫌いじゃないです。
引き続き、ヨーヨー『エクリプス』で戦います。
自称魔法少女が呼び出した武器を【先制攻撃】で速攻【武器落とし】して、【念動力】で回収します。
これでもう戦えませんね。
さぁ、やってしまいなさい。
次はヨーヨーのワイヤーを相手に絡ませてからのUC【サイキックブラスト】でばりばりとしびれてもらいましょう。
斉賀・悠
う わ ぁ (絶望にまみれた顔)
【恥ずかしさ耐性・早着替え】を発動しながら魔法少年に変身します…(※変身バンクはカット可)
「断じて仲間じゃないし、仲間になりたくないに決まってるでしょ!」
UC:スーパー・ジャスティス を使ったら、攻撃は極力回避しながら戦います!
「前は逃げるのにこのUCを使ってたけど…今の僕は、前の僕とは違うんだっ!」
【覚悟】を決めたからなのか、衣装が勝手に変化して、フリルとその他諸々が増してパワーアップした超魔法少年になります(※真の姿)
「えっ 何この衣装…」(※素)
使用技能
【属性攻撃(雷)・全力魔法・オーラ防御・気合い・破魔・高速詠唱・誘導弾・呪殺弾・一斉発射・掩護射撃】
天星・暁音
さあ、とにかく、君の野望も此処までだよ!
そんな邪悪な企みは今ここで終わりにする!
…とは言ったものの…嫌だなあ…近づきたくないなぁ…こうして目の前にすると…視界の暴力…
俺は何時もと同じように回復にまわるね
皆頑張ってね
怪我したらすぐに治すからね
え?なんでさり気なく距離を取るかって?
だって回復役が危ないとこにいちゃダメだよね
それだけの話だよ
決して近づきたくないから離れるとかそんなことないよ
防具の空中歩行で飛んで逃げながら回復し続けます
近づくいてくるなら銃や銀糸で牽制してにげます
アドリブ、共闘可、スキルUCご自由に
波狼・拓哉
やっぱここだけ毛色違いすぎませんかねぇ!というか少女要素どこだよ!?
まあ、変身シーン待つのお約束チャーお約束ですが…別に我々魔法少女の敵ではありませんからね。いやまあ、目の前にいるのは魔法少女(ダンディ)ですし。魔法少女では無い(断定)
さてじゃあ化け堕とせ、ミミック! 物理的に焼き付けてやりましょう。さあ、巻き付きにいきな!
自分は【衝撃波】込めた弾で【戦闘知識、第六感、視力】で立ち回り撃っていきましょう。取り敢えず…あのステッキから魔法出るんですかね?まあ、嫌がらせも兼ねて【武器落とし】を狙ってやりましょう。
…後はその声も気に食わないですね。喉狙って【部位破壊】やりますか
(アドリブ絡み歓迎)
「まあ、変身シーン待つのはお約束ちゃあ、お約束ですが…別に、我々魔法少女の敵ではありませんからね。いやまあ、目の前にいるのは魔法少女(ダンディ)ですし。魔法少女では無い。断じて」
内心では『やっぱここだけ毛色違いすぎませんかねぇ! というか少女要素どこだよ!?』と思っている拓哉は敵の様子に呆れながらも、何とか言葉を絞り出す。その言葉に他の猟兵たちも頷く。
「正直、がちがち筋肉にその魔法少女スタイルは、全然似合ってないんですよね。服がはち切れそうになってるし」
摩那の更なる追撃の言葉に猟兵たちも更にうんうんと頷く。
「くっ…言いたい放題言ってくれるわね…。けど、これで負けたわけじゃないわ! 勝負はここからよ! 何事も諦めたらそこで終わりだって、爺やが言ってたもの! 頑張れ、アタシ!!」
言葉による攻撃で精神的なダメージを受けたダンディーニだが、爺やの言葉を思い出したのか、すぐに立ち直る。
「うわぁ…」
この敵に会った時からもう絶望にまみれた顔をしていた悠だが、その様子を見て更に絶望を覚える。こんなもんが自分と同じようなことをやっているのかと。
「さぁ、改めてこの魔法少女ダンディーニが、貴方たちを成敗してくれるわ❤」
背景をキラキラとピンクに輝かせて、ウインクしながらステッキを猟兵たちに向けて可愛い高音な声でダンディーニはそう言う。
「やめろやぁぁぁぁ!? だから、そう言うのはさぁ!?」
敵の様子を見て精神的ダメージを負い、泣き叫びながら多喜はそう言う。何と、彼女は魔法少女をやっていたのだ。
「お前なぁ!? わかるのか!? なりたくもないのに、魔法少女になる奴の気持ちが! 『うわキツ』とか『歳考えろ』とか言われて、針のむしろに座らされてる気分が!」
ありったけの心からの叫びを彼女はダンディーニにぶつける。だが、そこへ…
「そんなの分からないよ、多喜ちゃん!」
謎の珍獣が彼女の隣に現れる。どうやら彼女が召喚する神獣らしい。
「って、勝手に出て来るんじゃねぇ珍獣!? お前のせいでアタシはなぁ!? ……いやまぁ、有効だった時もあるけどさ」
そんなやり取りしていた1人と1匹に、ダンディーニがこう言った。
「ふっ、甘いわね。魔法少女たるもの、心がいつでも少女であれば、歳も性別も見た目も…全てを超越できるのよ!!」
…いや、歳と見た目はともかく、性別を超越するのはどうかと。
「おお! 正しくその通りだよ、見知らぬ魔法少女よ!」
と多喜の神獣が喜んで同意する。
「なにあのオッサンと意気投合してんだよ!? この珍獣!!」
頭をバチンと叩いて、多喜がツッコミを入れる。
「…あのぅ、もうそろそろ戦わない?」
「一応、ボクら、討伐に来てるんっすよ?」
戦いに入るまでのやり取りが余りにも長すぎるので、暁音と藍亜がそう言う。そういえばそういう話だったね、これ。
「いや、アンタが忘れるなよ!!」
何故か天に向かってそうツッコミを猟兵たち。さぁ、戦闘開始である。
「魔法少女VS魔法少女…これは胸熱くなるバトルだね!」
「魔法少女対決だって盛り上がってんじゃないよ!? わーったよ、変身すりゃいいんだろ変身すりゃ!? 味方からの視線も痛いけど、やるっきゃねぇ!」
神獣とそうやり取りしながら、多喜は『可愛い相棒』を発動。眩い光に包まれて、魔法少女に相応しい可愛らしい服装へと変化し、ステッキを手にする。
「なら、僕も変身だ! ライトニング メイクアップ!」
と悠が掛け声と共に『まじかる☆でばいす』から溢れた光に全身を包み込まれ、謎のファンシーな空間に転移する。ファンシーな空間では、次々と『でばいす』からこぼれ出てくる光とファンシーなエフェクトが身体に纏わりつき、その部分に衣装が出現。 最後にパチリと髪に電気が走ると髪が伸び、サイドテールになり、髪留めが現れる。
「魔法少年 エクレール! 見参っ!」
と言って、ビシッと決めポーズをする。そこに多喜が並んで
「さぁ、悪しき怪人よ!」
「僕ら正義の魔法少年・少女タッグが…」
「正義の鉄槌を下しちゃうよ!」
と言って、2人でポーズを決める。
「ちょっと、そっちが魔法少女2人って卑怯じゃない!!」
ダンディーニがそう抗議するが、猟兵たちにはそんなものは関係ない。
「まぁ、個人的には悪の猟兵を演じるのも嫌いじゃないですがね。けど、これは戦いですから、問答無用で行きます!」
そう言った摩那はヨーヨー『エクリプス』を取り出し、それを投げてダンディーニのステッキを狙いに行く。
「そうはさせないわ! ハートフル・レイィィィー!!」
それに対してダンディーニは『可愛らしい呪文(野太い声で)』を発動し、男らしい野太い声と共に魔力で形成された光弾をステッキから撃ち出し、ヨーヨー『エクリプス』を弾く。
「…見た目の割にはやりますね。流石はボスと言ったところでしょうか」
摩那は弾かれたヨーヨー『エクリプス』を冷静に制御しながら、再び攻撃を試みようとしたが、それが仇となった。
「今よ! レッツ! メイクアアァァァァップ!」
その隙を突いて、ダンディーニは『レッツ!メイクアアァァァァップ!!』を発動。男らしい野太い声と共に、ステッキから魔法少女化洗脳光が摩那に向かって放たれる。
「ちょっ、ヤバッ…!?」
「そうは行かないっすよぉぉぉー!!」
そこへ藍亜が駆けつけて、摩那を庇う。光が藍亜に命中するが、その光は摩那に対して有効なものであり、藍亜には効果はなかった。
「これ以上、悲劇を増やす訳にはいかないっすよ! 色々と!!」
今まで着てきた可愛らしい服装のフリルをフリフリさせながら、彼女はそう叫ぶ。
「藍亜、大丈夫? 回復するよ!」
そこへ戦闘に入ると何故か皆から距離をとっていた暁音が、『神聖なる祈りの抱擁』を発動。状態異常と精神異常を浄化し癒す神聖なる光が藍亜を包み込み、回復させていく。
「感謝するっすよ、暁音さん! …ところで、何故そんなに距離をとっているんすか?」
「え? だって、回復役が危ないとこにいちゃダメだよね。それだけの話だよ。決して近づきたくないから、離れるとかそんなことないよ」
「なるほど、じゃあ引き続き回復役を頼むっすよ!」
藍亜の問いに無事に答えた暁音は、内心ホッとする。本音がバレなくて良かったと。
「そっちに回復役がいるの!? ますます卑怯じゃない! そっちから成敗してあげるわ!」
暁音の存在に気付いたダンディーニはステッキに跨り、暁音の方へと身体を向けて『ライドオンステッキ』を発動する。
「覚悟しろや、オンドリャアァァァー!!」
どこぞのヤクザみたく鬼の形相で男らしい野太い絶叫を上げながら、暁音へと超高速で突撃していく。
「ぎゃあぁぁぁー!! 来るなぁぁぁー!?」
暁音は精霊銃『エトワール&ノワール』を必死に撃って抵抗するが、ダンディーニが止まる気配はない。絶体絶命である。
「おっと、そうはさせない! さぁ、化け堕としなミミック…! 神も人も…全ての存在を今に堕としましょう!」
そこへ拓哉が『偽正・崩翔鎖線』を発動し、召喚したミミックを白熱した鎖に変化させてダンディーニの動きを止めて、鎖から発した炎でダンディーニを燃やす。
「きゃあぁぁぁー! 丸焦げになっちゃうぅぅぅー!?」
ダンディーニは燃やされながら、可愛い高音な声でそんな悲鳴を上げる。
「…その声、気に食わないですね。喉を燃やして二度と喋れなくしてやりますか」
そう言って、拓哉は炎をダンディーニの喉に回そうとするが…
「甘いわ、小僧! ハートフル・レイィィィー!!」
ダンディーニがその前に『可愛らしい呪文(野太い声で)』を発動し、光弾で鎖を破壊し、脱出する。
「ちょっ…意外に強くないか、このオッサン!?」
鎖が破壊されたことに拓哉はびっくりする。見た目や仕草がふざけているように見えても、ボスをやっているのだ。そう弱くはない。
「今度はボクが動きを止めるっすよ!」
脱出したダンディーニの前に、今度は藍亜が立ちはだかる。
「ふっ、にわか魔法少女には用はないわ!」
「いや、アンタはボクが止めるっす! 皆、ボクから目を逸らすっすよ!!」
そう言って藍亜は『きらいきらいだいきらい』を発動。見た者にとって心を抉る何かの姿をした幻影が、彼女のスカートの中から現れて、ダンディーニの前に姿を現す。「い、いやぁぁぁー!! そんなものを見せないでぇぇぇー!!」
ダンディーニは両手で目を隠しながら、悲鳴を上げる。
「(くっ…どうせこっちは既に(別口で心抉る光景が)見えてるんすよォー!!)」
一方、藍亜の方は内心泣きながらそう叫ぶ。なかなか業が深い技のようだ。
「藍亜…あなたの犠牲は無駄にしないわ!」
完全に動きを止めていたダンディーニに、摩那のヨーヨー『エクリプス』のワイヤーが絡まる。
「さぁ、お仕置きの時間よ」
摩那はそう言い、『サイキックブラスト』を発動。ワイヤーを通して高圧電流を放ち、ダンディーニを感電させる。
「あ…が…」
身体が麻痺状態になったダンディーニはステッキを地面に落とす。これは決定的なチャンスだ。
「これでもう戦えませんね。さぁ、やってしまいなさい」
「言われなくても!」
摩那の言葉にチャンスを伺っていた多喜と悠が前に出る。
「アタシの怒りと悲しみを、その身に焼き付けろぉぉぉー!!」
まず、多喜が半泣きでキレながらステッキからありたっけの魔力を込めた衝撃波をダンディーニにぶつける。
「ぐあぁぁぁー!!」
最早、魔法少女を演じれる気力が残っていないのか、地声でダンディーニはふっ飛ぶ。
「僕は断じて仲間じゃないし、仲間になりたくないに決まってるでしょ! 前は逃げるのにこのUCを使ってたけど…今の僕は、前の僕とは違うんだっ!」
そう叫びながら、悠は『スーパー・ジャスティス』を発動。黄金のオーラが悠の全身を包み込み、意志の強さに応じて戦闘能力を増強させる。その意志の力が衣装に通じたのか、衣装が勝手に変化し始めて、フリルとその他諸々が増してパワーアップした状態になる。
「えっ、何この衣装…?! …けど、まぁいいや。今は敵に集中しないと!」
自身の姿に驚き、思わず素が出てしまう悠。だが、彼はすぐに気を取り直し、ステッキに魔力を最大まで溜める。
「これで…終わりだぁぁぁー!!」
彼はステッキに溜まった魔力を解放し、ダンディーニに向けて特大のビームを浴びせる。
「あ、アタシの…計画が…」
それがダンディーニの最後の言葉になり、ダンディーニは光と共に消え去る。
「やっぱり正義の魔法少女は勝つ! ねぇ、多喜ちゃん。せっかくだから、あの魔法少年とこれからコンビを組まな…ぐばぁっ!?」
とんでもない提案を言った多喜の神獣が、主人?である多喜に無言の鉄拳制裁を喰らう。その様子を見て、仲間たちは思わず苦笑いしてしまう。こうして悪のゴリマッチョな魔法少女とその一味は消え去り、猟兵たちは世界をまた救ったのであった。
大成功
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