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お菓子の国のおかしなお姫様

#アリスラビリンス


●お姫様、現る!
「ふんふふ~ん♪ ステキな王子様はどこかしら!」
 軽やかな足取りで硝子の靴を踏み鳴らし、ドレスの裾を翻しながら意気揚々と森を突き進む一人のお姫様がおりました。
 そこに、ふわりと流れてきたのは甘いお菓子の香り。
 その香りにピン、と来たお姫様は大きな声で宣言しました。
「決めました! この美味しそうなお菓子で王子様を釣りあげましょう!!」

●王子様を釣ってどうする
「……そんなわけで、アリスラビリンスに現れるプリンセス・オウガをどうにかしてほしい」
 プリンセス・オウガとは一体なんなのか。
 そんなツッコミも、ハハハと笑って流しながらミツハ・カイナ(空憬・f19350)が言葉を続ける。
「よし、順番に説明しよう。 まずは、新たな不思議の国が見つかったんだ」
 そこは、色とりどりのマカロンのなる木をはじめ花や実の代わりにお菓子が咲く森だった。
 新たな国にさっそくお菓子が大好きな愉快な仲間たちがやってきたのだ。
「たくさんのお菓子を収穫して、彼らはお菓子の家……もといお菓子の集落を作りたいらしい」
 愉快な仲間たちはお菓子を色々なものに加工をするのが得意だそう。
 お菓子で家を作ることはもちろん、アクセサリーやお菓子をベースにしたドレスを作ったりということもできるのだ。
「そろそろホワイトデーだろ? 愉快な仲間たちの手伝いもしつつお返しを準備してみるのもいいんじゃねぇか?」
 愉快な仲間たちは、国作りを手伝ってくれる猟兵たちに感謝をしてお菓子を分けることも、加工も喜んで請け負ってくれるそうだ。
 もちろん、ホワイトデー関係なく好きなお菓子を楽しむのも悪くはない。
「が、ここで現れるのが最初に言った通りプリンセス・オウガだ」

 出たな、プリンセス・オウガ。

「王子様を探してあちらこちらに現れるようだが、お菓子の国の香りに気付いてお菓子の国のお菓子で王子様を釣りあげ……もとい誘き寄せようとこの国を制圧しようとしてくるようだ」
 このプリンセス・オウガに攻め込まれてしまえば、愉快な仲間たちだけでは太刀打ちはできない。
 あっという間にお菓子の国はプリンセス・オウガのものとなってしまうだろう。
「だから、皆にはお菓子の国の手伝いと防衛までをお願いしたい」
 楽しいホワイトデーの前に、一仕事頼まれてほしいと転送ゲートを開くミツハに見送られ、猟兵たちはお菓子の国へと向かうのであった。


天藤
 バレンタインシナリオの次がホワイトデー(前日譚)シナリオになりましたね、天藤です。

 1章:愉快な仲間たちとお菓子集めをしよう。
 2章:愉快な仲間たちにお菓子加工をしてもらおう。
 3章:プリンセス・オウガとボス戦!
 というような流れになります。
 ホワイトデーのプレゼントにお菓子を、ということであれば2章は愉快な仲間たちの家造りのお手伝いに専念して頂ければと思います。
 何かアクセサリーや衣装を用意したい方は2章で愉快な仲間たちにご依頼下さい。
 また、1章のみや2章のみなどピンポイント参加も歓迎しておりますのでお気軽にご参加ください。

●プレイングの受付について
 1章のプレイングは【3/4(水)8:31~】受付開始と致します。
 プレイングの受付終了タイミングはMSページ等で告知しますのでご確認ください。

 それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
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第1章 日常 『マカロンの森でひと休み』

POW   :    お腹いっぱい食べる

SPD   :    色々な味を食べくらべ

WIZ   :    小箱に詰めてお土産に

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●ウサギの穴からひょっこりと
「おかしだー!!」
 ウサギの穴からぴょこんと飛び出たのは犬の耳。
 勢いよくぴょーん!と飛び出てきたのは黒い犬のぬいぐるみの姿をした愉快な仲間たちです。
 お鼻をくんくん、とさせると一目散にピンクのマカロンが生っている木に走って行ってしまいました。
「待ってよぉ」
「ぼくもお菓子いっぱい食べるー!」
 その後ろから続くように白いもこもこ羊のぬいぐるみがのそのそと転がり出て、オレンジ毛並みの猫のぬいぐるみは犬さんに負けないようにと駆け出します。
「食べてもいいけど、ちゃんと町の素材にするのも集めるんだよ」
 金色ライオンのぬいぐるみの掛け声に愉快な仲間たちは大きな声で返事をしました。
 マカロンの木、チョコの泉、クッキーの花畑。
 カラフルなお菓子があちらこちらに!
 さぁ、皆でいっぱいのお菓子を集めよう!!

 ============================

 動物ぬいぐるみの姿をした愉快な仲間たちがたくさんいます。
 リーダーポジションは金色ライオンさんのようです。
 断章に追加した動物たち以外にも色んな動物ぬいぐるみな愉快な仲間たちがおりますので住人達と交流したい方はお好きな動物さんを出して頂いても大丈夫です。
●ウサギの穴からひょっこりと
「おかしだー!!」
 ウサギの穴からぴょこんと飛び出たのは犬の耳。
 勢いよくぴょーん!と飛び出てきたのは黒い犬のぬいぐるみの姿をした愉快な仲間たちです。
 お鼻をくんくん、とさせると一目散にピンクのマカロンが生っている木に走って行ってしまいました。
「待ってよぉ」
「ぼくもお菓子いっぱい食べるー!」
 その後ろから続くように白いもこもこ羊のぬいぐるみがのそのそと転がり出て、オレンジ毛並みの猫のぬいぐるみは犬さんに負けないようにと駆け出します。
「食べてもいいけど、ちゃんと町の素材にするのも集めるんだよ」
 金色ライオンのぬいぐるみの掛け声に愉快な仲間たちは大きな声で返事をしました。
 マカロンの木、チョコの泉、クッキーの花畑。
 カラフルなお菓子があちらこちらに!
 さぁ、皆でいっぱいのお菓子を集めよう!!
木常野・都月
お菓子の家…!
先週、図書館で借りた童話にあった!
青い鳥を探しに行くと、お菓子の家があるんだ!

凄い…そういえば、アリスラビリンスでは、お菓子の家があるんだよな…凄い…

これは頑張ってお菓子を集めないと。

UC【小さな俺分身】を使用して、分身達にもお菓子集めを手伝って貰いたい。

(分身達に)
「全員よく聞け。
これからお菓子の家になるお菓子を集めるんだ。
つまみ食いは2回まで、3回目は無い。
うっかり食べても1回だ。
尻尾をピッと立てて、頑張るんだ。
さあ、行ってこい!」

本当に俺達…俺の行った事、理解しているんだろうか…



●黒狐と白狐のお菓子隊結成!
「お菓子の家……! 先週、図書館で借りた童話にあった!」
 ――青い鳥を探しに行くと、お菓子の家があるんだ!
 つい先日、本の中で見たばかりの光景が見れると思うと心は踊り、耳もぴょこぴょこ、尻尾もふりふり。
 瞳を輝かせながら木常野・都月(妖狐の精霊術士・f21384)は、えっさほいさとお菓子を抱えて進む愉快な仲間たちを見つめていました。
 しかし、見つめているだけではいけません。
 お菓子の家が待っているのではなく、これから都月たちが手伝いながらお菓子の家を作らなければいけないのです。
「……凄い……ミニチュアでないお菓子の家作り体験ができてしまう……」
 こんなことができるのもアリスラビリンスならではなのでしょう。
 目の前にはラングドシャ・シガレットの木にふわふわな緑の綿あめが葉っぱのように。
 本当にお菓子なんだよな?と近付けば甘い綿菓子の香りがふわり。
 ちょっと試しに食べてみれば――。
「綿あめだ!!」
 夏に食べたふわふわ綿あめと同じ味が口の中いっぱいに広がります。
「ふわふわ綿あめ葉っぱはクッションやお布団に、シガレットツリーはお家の柱にしたいよねぇ」
 そんな都月の横にやってきたのは白い狐の愉快な仲間たちです。
 都月と同じように耳をぴょこぴょこ、尻尾もふりふりしながらシガレットツリーを見上げています。
「そうだ、俺は手伝いに来たんだ。 よし、出てこい『俺たち』! 頑張ってお菓子を集めるんだ」
 都月の呼びかけに応えるように、小さな都月がひょこりひょこりと現れます。
「点狐!」
 点呼ならぬ、点狐の掛け声に合わせて小さな都月が順番に並びながら「1!」「2!」「3!」と声を上げて整列していきます。
 あっという間に「72!」の声が続き……「73!」元気よく、白の狐さんも最後尾に並んでしまいました。
 白の狐さんも72人の小さな都月と一緒にお仕事がしたいようです。
「全員よく聞け。 これからお菓子の家になるお菓子を集めるんだ」
 任せろ、と言わんばかりに大きな都月の言葉に小さな都月と白の狐さんもこくこく頷きます。
「つまみ食いは2回まで、3回目は無い。 うっかり食べても1回だ」
 ガーン!!
 72人の小さな都月と白の狐さんが同じ表情で目をまんまるとさせました。
 お菓子をいっぱい食べたかったようです。
 困ったように隣同士で顔を見合わせています。
 そんな様子に大きな都月もちょっぴり心配そうな顔になりますが、これは大事なお仕事です。
 これから白の狐さんを始めとする愉快な仲間たちが新しく済む場所を作らなければならいのですから。
「尻尾をピッと立てて、頑張るんだ。 さあ、行ってこい!」
 ピシッと、了解!の挙手とともに、尻尾もピッと立てて小さな都月と白の狐さんが駆け出しました。
 シガレットツリーを倒し、葉っぱ綿あめとシガレットを分けて――つまみ食い。
「あ! さっそく、つまみ食いしているな!?」
 バレた!と言わんばかりに先ほどよりもピッと尻尾を立ててしまう小さな都月。
 でも、つまみ食いはまだもう1回は大丈夫なはずです。
 目線がそう訴えていました。
「……これはすぐに3回目になってしまいそうだぞ……」
 少しの不安もありましたが、大きな都月の監督のもと、小さな都月たちはつまみ食いもしつつ、しっかりとお菓子の収集のお手伝いを頑張ったのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティエル・ティエリエル
SPDで判定

ねぇねぇ!ボクもお菓子いっぱい食べていいかな!いいかな!
転移が完了したらぴょーんと飛び出してさっそく愉快な仲間達に「コミュ力」を使って話しかけるよ!
高い木の上にあるお菓子はボクが取ってきてあげる!と有用性もアピールだよ♪

あまーいお菓子を中心にもぐもぐしながら、いろいろなお菓子を食べようと愉快な仲間たちと分け合いっこしちゃうね♪
マシュマロをゲットしたらチョコの泉に漬けてチョコフォンデュ代わりにしちゃえー☆

お腹いっぱいになったらもこもこ羊さんの背中でお昼寝しちゃうかも!

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


栗花落・澪
お菓子も好きだけど童話も好きだから
なんだかとってもワクワクしちゃう!

集めるの僕も手伝うよ
脱いだパーカーを器代わりに協力
取ったお菓子はここに入れてね
届かない?それじゃあ代わりにちょっと持ってて
パーカーを預けたら翼を広げて取りに行くよ

こういうのは自分の手で集めてこその楽しみだから
今回は増やすUCには頼らない
…でもハレン呼ぶくらいはいいかな?
たまには息抜きさせてあげたいしね

…リーダーさんは見てないかな?
いっぱい集めたご褒美に、今のうちに皆でこっそり食べちゃお
少しくらい大丈夫だよね
僕達だけの秘密の時間
他の皆にはナイショだよ(ウインク)

減った分は★Candy popを投入
これも素敵な素材になるかな


夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
お菓子の国ですか、素敵ですねぇ。
それでは、まずは素材集めでしょうかぁ。

『FBS』を四肢に嵌めて飛行、大きめの籠を複数御用意、一杯になったら交換する形式で、比較的取り辛いと思われる「上の方の品」や「不足している品」を中心に集めますねぇ。
【豊饒現界】で[怪力]を強化しておりますので、かなりの量でも問題なく運べますぅ。

「街づくり」に使い辛そうな「破損した品」が有りましたら、愉快な仲間の方々に尋ねましょうかぁ。
不要な場合は勿体無いですし、同様に強化した[大食い]でいただいてしまいましょう。

目的地までの[運搬]も[怪力]で行いますので、ご遠慮なく仰って下さいねぇ。



●フライング&シークレット
「ねぇねぇ! ボクもお菓子いっぱい食べていいかな! いいかな!」
 見上げればカラフルなマカロンの実がどの木からも溢れんばかりに実り、目の前に広がる光景に青の瞳をキラキラと輝かせ、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が愉快な仲間たちに声をかければ、皆にこにこと頷きます。
「もちろんだよ! いっぱい食べてもまだまだいっぱいあるんだよ!」
 太陽の色をしたウサギさんがぴょこんと飛び跳ね、先を指させばマカロンだけでなくマシュマロにキャンディにと森の奥までお菓子の森が続いています。
「すごいね! 食べ放題!!」
「うん! 食べ放題!」
 ティエルの言葉にウサギさんもぴょんぴょん飛び跳ね歓喜の声。
 そんなティエルたちの後ろからやってきたのは――。
「お菓子の国、素敵ですけどまずは素材集めからですねぇ」
「そうだね。 お菓子はご褒美!」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)と、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)の二人です。
 二人ともお菓子をとても楽しみなのはティエルや愉快な仲間たちと一緒です。
「だからこそ、まずはいっぱいお菓子を集めようね!」
 これを持って広げてね――自身の着ていたパーカーを脱ぎ、ウサギさんに預けてふわりと背中の白い羽で羽ばたき先陣を切ったのは澪でした。
 お菓子も、そして童話も好きだからこそこの新しくできたばかりの国に協力したくて、楽しみたい気持ちもいっぱいだったのです。
「マカロンを採ったら皆とところに落とすからそのパーカーを広げてキャッチしてね」
「わぁ! すごいすごい!」
「頑張ってキャッチするよ!」
 澪のお願いに、愉快な仲間たちは楽しそうに頷きました。
 澪がマカロンを採ってくれるのを今か今かと待ち構えます。
「ここは木になっているお菓子が多いようですから、私たちの得意分野ですねぇ」
「食べ放題の前にしっかりお手伝いができることもアピールしなきゃね!」
 高いところのお菓子は任せてよ、とるこるに続いてティエルも胸を張ります。
 澪に続いて、るこるがFBSを飛行具として起動し飛び上がれば、ティエルも妖精の羽で軽やかに空を舞います。
「ティエリエルさん、こっちのマカロン採取を手伝ってくれるかな?」
「もっちろーん! まかせて、まかせて!」
 澪の呼びかけに応えて近付けば、木の下にはパーカーだけでなく籠も構えてウサギさんたちは準備万端で待ち構えています。
「いつでもおっけーだよ!」
「いっぱい落としてね!!」
 ウサギさんたちのやる気に応えるべく二人はどんどんとマカロンを採っていきます。
 二人が空からマカロンを落としてくれるのは、なんだかアトラクションのようで楽しいのか、誰が一番マカロンを採ることができるのかウサギさんたちも競争しているよう。
「それじゃ、二手に分かれた方がよさそうかな? チーム・澪はこっちだよー!」
「よーし! チーム・ティエルも負けずにいくよー!」
 そんな張り切る二人をにこにこ見守りながらも、るこるもお菓子集めに奮闘します。
 マカロンは二人に任せ、他のお菓子をメインに採取するべきと考えウサギさんたちに声をかけます。
「せっかくなら不足している品を中心にと思うのですが、欲しいお菓子はありますかぁ?」
「何があったかな?」
「そういえば、お家の窓に使うガラスを飴細工で作りたいって言ってたね」
「キャンディがいっぱいあると嬉しいかも!」
 ウサギさんたちの言葉に、なるほどなるほどと頷きます。
 それならキャンディの木がいいですね、とるこるはキャンディの木々の方へ向かいます。
 オーロラのように綺麗な色のキャンディの実。
 これがガラスのようになるのなら、きっと綺麗なものができるに違いありません。
「それじゃ、いっぱい採っていきましょうね~」
 よいしょ、とキャンディを採るとぽんぽんっと抱えた籠に入れていきます。
 るこるが持つのはとても大きな籠でした。
 それにはたくさんのキャンディが入りそうですがウサギさんたちは心配そう。
「籠が大きいけどそんなにいっぱい大丈夫?」
「重くない?」
「ふふふ、私には神様の加護があるので重いものもへっちゃらなのですよ」
 ただし、お腹もいっぱい空いちゃうんですけど。
 内緒ですよ?と人差し指を立てれば、ウサギさんたちも内緒だね!とこくこく頷きます。
「だから、後から町造りに使えないような破損しちゃったお菓子があれば分けてもらえたらなぁと」
「確かレンガにするつもりだったクッキーが割れちゃったのがあったよね」
「あったね! あれは後で食べようねって言ってたから大丈夫!」
 それじゃ、皆でキャンディの採取が終わったら食べに行きましょうと約束をしさらに張り切ってキャンディ集めに勤しむのでした。

 そして、チーム・澪の方は澪が呼び出した金蓮花の精霊ハレンが澪の周りをふわふわ飛び回りながら口を挟みます。
「効率考えるなら親衛隊とか呼べばいいじゃない」
「こういうのは自分の手で集めてこその楽しみだよ……はーい、次いくよー!」
 そういうものかしら、という目線のハレンをよそに木の下にいるウサギさんたちに声をかけながらどんどんとマカロンを落としていきます。
 ハレンを呼んだのは彼女の息抜きになるように。
 だからこそ、もぐもぐとマカロンを齧っているのも多めに見ているのです。
「でも、ハレンだけじゃなく僕たちもちょっとは食べてもいいよね?」
 いくつかマカロンを採ると下に投げずにふわりとウサギさんたちの前に着地。
 きょとんとした顔をしてみせるウサギさんたちにマカロンを差し出して。
「いっぱい集めたご褒美に、今のうちに皆でこっそり食べちゃお?」
 辺りを見渡せば、いつの間にか周りにいるのは澪たちだけです。
 ――僕たちだけの秘密の時間、皆にはナイショだよ。
 悪戯っ子のような笑みを浮かべ、ウィンクを。
 澪が差し出したマカロンを笑顔で受け取れば皆で秘密の共犯者です。
 内緒の甘い一時をこっそりと過ごすのでした。

 それでは、チーム・ティエルはどうしているかというと――。
「ほらー! チョコフォンデュー!!」
「わぁ、すごーい!」
「チョコをつけると美味しさましましだね!」
 いつの間にやらマカロンの森を抜け、チョコの泉までやってきてしまいました。
 その道中に集めたマカロンにマシュマロ、クッキーなど色々なお菓子とチョコを掛け合わせて小さなチョコパーティが始まっていました。
 もちろんお菓子の町の素材はしっかりと残しつつ、せっかくのチョコの泉を皆で楽しみたかったのです。
「わぁ、なんだか美味しそうな香りがするねぇ」
「わわ! マシュマロに負けないようなふわふわ羊さん!!」
 そんな楽しい雰囲気と甘い香りに誘われてか、一緒に作業をしていたウサギさんたちだけでなくふわふわ羊さんもやってきました。
「ねぇねぇ、このチョコマシュマロをあげるから背中に乗せてくれないかな?」
「もちろんだよ」
 羊さんの言葉に嬉しそうな笑顔をみせると、ティエルがあーんと食べさせます。
 甘いチョコマシュマロに羊さんの笑顔もチョコに負けないぐらい溶けていきます。
「美味しいねぇ」
「でしょー!? よぉし、次はボクがふわふわ体験だ!」
 ぼふん、と勢いよく羊さんの背に飛び込めば小さなティエルの身体はもこもこに埋もれていきます。
 なんだかお日様の香りもするような温かなもこもこに今度はティエルの瞳がうつらうつら。
「いっぱい働いたし、いっぱい食べたし」
 なんだか眠くなってきちゃったかも。
 ふわぁ、大きなお口から零れた欠伸の後に聞こえてくるのは小さな寝息。
「おやすみだねぇ」
「おやすみだねー」
 ウサギさんたちに見守られ、もこもこ背中でナイショのお昼寝タイム。
 集めたお菓子はウサギさんたちが抱え、羊さんの背中に揺られながら皆と合流するまでの一時温かな時間を過ごすティエルなのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

雨音・玲
【ファブル】で参加
恋人に渡すホワイトデーのネタ探しなぁ
じっと座して考えるより動いてる方が性に合ってるんだけど
折角、2人に時間を貰えるんだ真剣に考えよう

アリラビは初めてだけど全部こんな世界なのかな?
何処を見てもお菓子お菓子お菓子…
うん、まるで夢の世界に居るみたいな不思議な感覚だ

興味深げに近くに咲く美しい飴細工の花を手に取り口に運びます

うん、コレは…
おいしい!!
そうだ、溶け難い飴細工とかもいいかも保存も効くし
後は形だな―
…まぁ追々考えるか

愉快な仲間たちに視線を移して行動を観察--

板材が欲しいのかな?
切り出しぐらい手伝うよ
危ないから少し離れてな?

「属性攻撃」で手刀に炎を宿して器用に切り分けていきます


ヘザー・デストリュクシオン
【ファブル】で参加!

わー、すごくあまい匂いがするの!
わたしはあまいのより魚とにんじんの方が好きだけど、エイルちゃんはあまいもの好きって言ってたからきっとプレゼントしたらよろこぶの!
でも、玲くんからのプレゼントならきっと何でもうれしいと思うの。
だってわたしなら、ルトルファスくんがわたしのために考えてくれたってだけですごくうれしいもん!
だからおかしの国のてつだいはわたしとオリフィスちゃんにまかせて、玲くんはゆっくり考えて!

ユーレイの子たちにもてつだってもらって、おかしを集めるの。
…にんじんクッキー!
…1個だけ…んー、おいしいの!
はっ!ちゃんと集めるからだいじょぶ!
ルトルファスくんにも持って帰るの♪


高砂・オリフィス
【ファブル】で参加!

玲さんはエイルさんに、
ヘザーさんはルトルファスさんから、
あげたりお返しだったりの予定なんだねっ!
内緒でこっそり菓子集め大作戦!
そういうことならぼくは! 今回はサポートさせてもらおうかなっ! 楽しんでこー!

やっぱり手伝うにしても美味しいのを選ばないとねっ
あまーい! こっちもあまーい!
ちょっと待ってさっきのは? いやさっきのってこっち?
わからなくなったらとりあえず全部もらえばいいよねっあははっ
カバンやポッケに入るだけ詰めちゃお!



●内緒でこっそり菓子集め大作戦!
「わー、すごくあまい匂いがするの!」
 元気よく、お菓子の国に飛び込んだヘザー・デストリュクシオン(白猫兎の破壊者・f16748)はその鼻をクンクンと鳴らしてあまいお菓子の香りを堪能します。
 色んなお菓子の香りが混ざりあってなんだかお腹も空いてきそうです。
「アリスラビリンスは初めてだけど全部こんな世界なのかな?」
「場所によるかな? 前にぼくが見たところはこんなに可愛い感じじゃなかったよ」
 そんなヘザーのあとに続いて現れたのは雨音・玲(路地裏のカラス・f16697)は興味深げに辺りを見渡し、高砂・オリフィス(南の園のなんのその・f24667)も以前に来た場所との違いに驚きを隠せない様子。
「何処を見てもお菓子お菓子お菓子……うん、まるで夢の世界に居るみたいな不思議な感覚だ」
 お菓子でできた植物や、泉のように湧き出るチョコレート……そして、先に到着していた猟兵たちの手伝いによって集められたお菓子の素材もどーんと山のように積み上げられていました。
「わたしはあまいのより魚とにんじんの方が好きだけど、エイルちゃんはあまいもの好きって言ってたからきっとプレゼントしたらよろこぶの!」
 お菓子の山を見渡す玲に、にこにことヘザーが玲の大事な人の名前を出しました。
 そう、今回このお菓子の国にやってきたのはバレンタインデーのお返しを探すためなのです。
「ホワイトデーのネタ探しなぁ……」
 目的は決まっていますが、何を渡すかはまだ決まっていないのです。
 少しばかり困ったように頭を掻く玲を励ますようにヘザーがぴょんぴょん跳ねながら自分の想いを伝えます。
「でも、玲くんからのプレゼントならきっと何でもうれしいと思うの。 だってわたしなら、ルトルファスくんがわたしのために考えてくれたってだけですごくうれしいもん!」
 プレゼントは真心なのです。
 プレゼントが嬉しいのは、贈る人がその人を想ってプレゼントを選んでくれたことなのだとヘザーは瞳を輝かせて伝えます。
「玲さんはエイルさんに、ヘザーさんはルトルファスさんから、あげたりお返しだったりの予定なんだねっ!」
 そんな二人の様子を見て、オリフィスもぱぁっと表情を輝かせます。
 これは『内緒でこっそり菓子集め大作戦!』というやつなのでは!?
 二人の大事な人が喜ぶ姿がすでに瞼に浮かぶよう……ぐっと拳を握り、オリフィスもやる気をみなぎらせます。
「そういうことならぼくは! 今回はサポートさせてもらおうかなっ! 楽しんでこー!」
「だからおかしの国のてつだいはわたしとオリフィスちゃんにまかせて、玲くんはゆっくり考えて!」
 さぁさぁ、とロールケーキの切り株の上に座らされ唖然としているうちにヘザーとオリフィスはぶんぶんと手を振って愉快な仲間たちのもとへと駆けていきます。
「……じっと座して考えるより動いてる方が性に合ってるんだけど」
 少し困った表情を浮かべる玲ですが、その口元は微笑んでいます。
 二人の優しさと好意であることは分かっているのですから、その気持ちを大事にしてじっくり恋人へのお返しを考えることにします。
 今座っている切り株のようにロールケーキも美味しそう。
 先ほどのチョコレートの泉から何かチョコレート菓子をというのも悩むけれど……チョコにチョコで返すよりは他のお菓子の方がいいのだろうか?
 お菓子がたくさんあると選択肢が増えていいけれども、なかなか決め手にかけて難しいものです。
 さて、どうするか……そんな玲がふと視線に捉えたのは可愛らしい飴細工のお花でした。
 キラキラ赤色の輝く飴細工が、なんだか彼女の髪の色を思い起こして興味を惹かれたまま手に取り口に運びます。
「うん、コレは……おいしい!!」
 やはり、信じるべきは自分の直感でしょうか。
 見た目も味も申し分ないと、贈り物はこの飴細工の花に玲は決めたのです。
「そうだ、溶け難い飴細工とかもいいかも保存も効くし。 後は形だなー……まぁ追々考えるか」
 愉快な仲間たちの手伝いは任せてと二人は言ったけれども、何もしないままというのも性に合いません。
 少しは何か手伝いを、と二人の姿を探すべく視線を動かせば――。

「やっぱり手伝うにしても美味しいのを選ばないとねっ」
「うんうん! わぁ、見て! オリフィスちゃん、にんじんクッキーなの!!」
 猫の姿の愉快な仲間たちと、ヘザーのお友達のユーレイの少女たちと気付けば大人数でお菓子の採取を楽しんでいるように見えて……。
「……1個だけ……んー、おいしいの!」
「あまーい! こっちもあまーい!」
 ヘザーは見つけたにんじんクッキーをついぱくり。
 オリフィスは素材の良さを確かめるための味見を繰り返し、ふわふわマフィンを一口、さくさくクッキーを一口。
「食べ過ぎじゃね?」
「そそそそそ、そーんなことないよー!?」
「はっ! ちゃんと集めるからだいじょぶ!」
 そんな二人のやり取りにツッコミを入れながら玲が合流すれば目線を反らすオリフィスに、はっとなってクッキーを籠に詰め込みだすヘザーの姿。
 猫さんたちも一緒になってお菓子を楽しんでいたこともあり皆一緒にはっとした顔をしてみせます。
「玲くんはもうお返し決まったの?」
「あぁ、だから手伝いにきたんだ……っと、板材が欲しいのかな?」
 慌てて作業に戻った猫さんたちを視線で追えば、どうやらロールケーキの木を切り倒して板材とするべく集めている最中だったようです。
 食べることに夢中になってしまっていたのはご愛敬。
「切り出しぐらい手伝うよ。 危ないから少し離れてな?」
 そっと、自身の手に炎を纏わせ一刀で倒したロールケーキの木を切り分けていく様に、すごいすごい!と猫さんたちも拍手喝采です。
「玲さんに負けてられないね! ぼくたちもお菓子をいっぱい集め……ちょっと待ってさっきのは? いやさっきのってこっち?」
 さっき美味しかったのはどっちだっただろう?
 きょとんと首を傾げるオリフィスに、にんじんクッキーに夢中だったヘザーも首を傾げます。
「わからなくなったらとりあえず全部もらえばいいよねっ! あははっ!」
「おいしいお菓子いっぱいだもんね! わたしも、ルトルファスくんにも持って帰るの♪」
 にこにこ笑顔で誤魔化しながらどんどん鞄やポケットに詰め込んでいくオリフィスと大事な恋人へのお土産をそっとヘザーも詰め込んで。
 皆の想いが伝わりますように、いっぱいのお菓子と願いも詰め込むのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リューイン・ランサード
【竜鬼】

お菓子の国ですか、本当にメルヘンな話ですね。
ひかるさんへのホワイトデーにぴったりのプレゼントを作れそうですし、行ってみましょう♪

ひかるさん及び愉快な仲間達と一緒に、家の材料になりそうなお菓子を集めます。

壁や柱はお菓子の木を切って作るのかな?
重くは無いと思うけど嵩張りそうなので、剣で適度な大きさに切って【怪力】でリーダーのライオンさんの所に運びます。

材料集めを頑張ったら、ひかるさんと一緒にお菓子を食べよう。
美味しいお菓子食べ放題なんて夢見たいですね~♪と、ほっこりする。

戻る前にホワイトデー用に、綺麗なマカロン、宝石の様なキャンデー、カラフルな木の実チョコ等、美しいお菓子を採集します。


荒谷・ひかる
【竜鬼】

わ……すごい!
まるで、絵本の中の世界みたいです!
うふふっ、早くお手伝いしに行きましょうっ♪

みんなと力を合わせて、町の材料になるお菓子を集めますね
【大地の精霊さん】発動……してみると
チョコやクッキー、キャンディでできた全高2mくらいのゴーレム(大地の精霊さん)がわらわらと出現
しかも(・ワ・)←こんな感じのいつもよりかわいい表情
……愉快な仲間が増えましたねっ
資材搬送してもらいつつ、仕事が終わったら彼らのボディも材料に活用してもらいます

一段落したら、リューさんとお茶の時間。
あ、リューさんほっぺにチョコついてますよ。
(キスで取って)
ふふ、ご馳走様です。

(※ホワイトデー関係は気付かない方向性で)



●お菓子のように甘い時間を
「わ……すごい! まるで、絵本の中の世界みたいです!」
 リューさん、すごいですね!と満開の笑顔で振り返る荒谷・ひかる(精霊寵姫・f07833)の姿に、釣られるようにリューイン・ランサード(竜の雛・f13950)も微笑み返します。
「お菓子の国ですか、本当にメルヘンな話ですね」
 えっさほいさとお菓子を運ぶ様々な動物の姿をしたぬいぐるみの愉快な仲間たち。
 その周りはカラフルなお菓子の植物や木々が咲き誇っています。
 でも、きっとその光景がとても好ましく目に映るのは――。
「うふふっ、早くお手伝いしに行きましょうっ♪」
 このお菓子の世界が楽しみで仕方ないと自身の手を引くお姫様がいるからでしょう。
 そんなお姫様に素敵なホワイトデーのプレゼントを探すのも今日の王子様の目的の一つなのです。
「行きましょう、ひかるさん」
 お姫様にもらったチョコレートに負けないお返しを。
 王子様はこっそりと張り切るのでした。

「何かお手伝いすることはありますか?」
 手を繋いだ二人がやってきたのは愉快な仲間たちのリーダーポジション、金色ライオンさんのところです。
 他の仲間たちに指示を出していた金色ライオンさんは声をかけられると人懐こい笑みを浮かべて傍に寄ってきました。
「ありがとう! あともう少しお家に使う柱の素材がほしいのと壁に使うクッキーを集めたからこれを今から運ぼうと思っているところなんだ」
「なるほど。 柱だとあのお菓子の木かな? それじゃ、柱の素材集めは僕が」
「運搬なら大地の精霊さんの力を借りて私が手伝いましょう」
 金色ライオンさんの言葉に、リューインとひかるが即座に役割分担。
 それぞれの得意分野でお手伝いを始めることにしました。
「それじゃ、大地の精霊さん。 お菓子運びの手伝いをお願いしま……ん?」
 いつも通り、ひかるは大地の精霊さんを呼び出したはずでした。
 しかし、ここがアリスラビリンス――もといお菓子の国だったからでしょうか。
 (・ワ・)カチコチチョコをベースにしたゴーレム(・ワ・)
 (・ワ・)キラキラ輝くキャンディをベースにしたゴーレム(・ワ・)
 (・ワ・)サクサククッキーをベースにしたゴーレム(・ワ・)
 色々なお菓子をベースにした全長2メートルほどの(・ワ・)ゴーレムたちがわらわらと現れます。
「な、何か……顔が緩い、ような?」
 ……愉快な仲間が増えましたねっ!
 ひかるは細かいことは気にしないことにしました。普段よりちょっと可愛い顔ですし、この場にも馴染んでいます。多分。
 大地の精霊さんもといお菓子ゴーレム(・ワ・)たちは楽しそうに愉快な仲間たちと一緒にクッキーを町の方へと運んでいきます。
 そんな彼らに続くようにひかるもいくつかクッキーを抱えてとことことゴーレムたちのあとを追いかけます。
「それじゃ、僕もしっかりお手伝いしなきゃですね」
 緩い顔のゴーレムの行列の後ろに続く愉快仲間たちとひかるの姿を眺め、こっそり和んだ後お菓子の木の採取を始めます。
「木はどのお菓子の木でも大丈夫ですか?」
「大丈夫だよー。 それぞれ使い道があるからね」
 金色ライオンさんに確認し、それならばと近くの木から順番にリューインが伐っていくと愉快な仲間たちが切り倒した木の枝を落としたりと形を整えていってくれます。
 いくつかのお菓子の木を伐りながら、ホワイトデーのお返しを集めるのも今のうちではとこそっと愉快仲間たちにリューインが尋ねます。
「ねぇ、この木になっているお菓子たちを少し分けてもらっても大丈夫かな?」
「もちろんだよ。 今食べるかい?」
 差し出されたお菓子を受け取りながら、ちょっとだけ照れた顔で愉快な仲間たちの問いかけに答えました。
「大事な子へのプレゼントにしたいんだ」
「わぁ、それは素敵だね! それならいっぱい持って行ってね!」
 リューインの言葉に愉快仲間たちも表情を輝かせます。
 誰かへのプレゼントというのは彼らにとってもわくわくするものだったようです。
 彼らも誰かが喜ぶ姿を見るのが大好きなのです。
 綺麗なマカロン、宝石の様なキャンディ、カラフルな木の実チョコなどと気が付けばたくさんのお菓子がリューインの腕の中に集まっていました。
「リューインさん! お菓子がいっぱいですね!?」
 リューインたちが集めたお菓子の木の素材を運ぼうとやってきたひかるが驚いた顔を見せました。
 ひかるに渡したいお菓子はこっそり隠し、他のお菓子をリューインが差し出します。
「あはは、いっぱい貰っちゃって……休憩も兼ねて一緒に食べましょうか」
「はい!」
 二人並んで座って、いただきます。
 リューインはチョコマシュマロを、ひかるは小さなマドレーヌを揃ってぱくり。
「「美味しい!」」
 二人揃って声をあげ、顔を見合わせて瞳を輝かせました。
 すると、ひかるがふと何かに気付いたようでくすくす微笑みます。
「あ、リューさんほっぺにチョコついてますよ」
 ひかるの指摘に慌ててリューインが頬を触るより早く、隣に座っていたひかるの顔が近付き――。
「ふふ、ご馳走様です」
 お菓子の国では、王子様からではなくお姫様からのキスだったようです。
 真っ赤になった王子様を見ながら、お姫様は楽しそうにもう一口とマドレーヌを食べるのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『帽子屋シックハック』

POW   :    かっこよくキメてみる

SPD   :    綺麗にオシャレを

WIZ   :    独創性を発揮

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●素敵なお菓子のアイテムを
「いっぱいの手伝いありがとう!」
 猟兵たちを前にリーダーの金色ライオンさんがぺこりと頭を下げました。
 お礼はこれぐらいしかできないのだけれど、そう言って金色ライオンさんが見せてくれたのは、虹色キャンディの花で作ったイヤリングやマカロンとリボンを組み合わせた可愛いブローチ。
 トランプのスートクッキーと羽飾りを組み合わせたシルクハットに、バニラアイスな真白のドレス。
 色々なお菓子をアクセサリーや衣装へと作り替えていくではありませんか。
 アイテムに変わったお菓子は食べられないけれども、甘い香りはふんわり残っている様子。
「好きなお菓子を好きなものに仕立て上げるよ」
 えへん、と胸を張って金色ライオンが応えます。
 その後ろで他の愉快な仲間たちがお菓子の町の出来上がりを喜びさっそくのスイーツパーティを楽しんでいます。
 何かを仕立てるのも、お菓子の町を散策してみるのも、愉快な仲間たちとお茶会を楽しむのも猟兵たち次第。
 出来上がったばかりのお菓子の町で楽しい一時を!

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 お菓子で素敵なアイテムを仕立てようターンです。
 愉快な仲間たちにお願いすれば持ってきたお菓子をベースに希望のアイテムへと仕立ててくれます。
 特に彼らに仕立てをお願いすることなくお菓子を食べたり持ち帰ったりも自由です。
 散策やお茶会など、フラグメントの内容にこだわらず楽しく過ごして頂ければと思います。
 プレイングの受付は【3/12(木)8:31~3/14(土)21:00】までの予定です。
 返せる分はホワイトデー当日にお返しできればなということで期限を設定しております。
 少しばかり受付期間が短くなりますがご協力頂けましたら幸いです。
 2章からの参加も歓迎しておりますのでぜひどうぞ。
木常野・都月
俺は、まだヒトのファッション感覚とか疎いんだ。
どんな服が好きとか、俺自身よく分かってなくて…

だから、お菓子とか食べる方が気楽でいいな!
俺たちー整列!
点狐!

皆よく聞け!
お菓子を沢山集めたから、お菓子食べていいって!
俺もお菓子食べる!
食べながら喧嘩するなよ〜?

さてと、どれか美味しいお菓子を味見して回ろう。

ビスケットとか、マシュマロとか、アイスとか、マカロンとか…色々食べていきたい。

あ、これ美味しいな。
マカロンって、正体不明のお菓子だけど、甘くてサクサクして美味しいな。

これ、バレンタインのお返しに持って帰れたらいいな。
ついでにもう1個…(パクっ)



●縁結びマカロン
「うーむ……お菓子を衣装にというのも面白そうではあるのだけれど……」
 むむっと都月が唸るのは、まだヒトの姿になれるようになってから日が浅く自分の好みというのもまだ分かっていないのです。
 せんす、というものやどういう服や小物が欲しいというのも中々浮かばず、お任せという選択肢もあるかもしれないのですが、正直なところ……。
「(美味しいもの食べたいよな)」
 都月と一緒にいる小さな都月たちもお菓子食べたいなーな目線を向けています。
 じゅるり。
 どこからかそんな音が聞こえた気がしなくもないし、せっかくなのでこの美味しいお菓子をつまみ食いではなくしっかり頂くべきと賛成多数もとい全都月一致で決まりました。
「だから、お菓子とか食べる方が気楽でいいな! はぐれている者はいないな?俺たちー整列! 点狐!」
 都月の掛け声に「1!!」「2!!」「3!!」と小さな都月たちが点狐の返事と共に一列に並んでいきます。
 お手伝いの時より掛け声に元気がある気がするのは、ぶんぶんと振られる尻尾を見る限り間違いでもないようです。
 そのまま点狐は続き「72!!」「73!!」と、気付けばお手伝いでまた力がアップしたのか小さい都月が一人増え、最後に「74!!」とあの白の狐さんもまた最後に点狐に混ざっていたのです。
「白いお前も一緒にお菓子を食べよう」
「うん! あっちに僕の大好きなお菓子があるから誘いに来たんだよー」
 都月の言葉ににこにこと白の狐さんが、あっちあっちと指を指し、服の裾を引いています。
 これはなんだか素敵な予感……小さな都月たちもざわつきます。
「お前たち、まだ早いぞ!」
 ぴゃっ!と小さな都月たちは整列し直し背筋と耳と尻尾をピンと立てます。
「皆よく聞け! お菓子を沢山集めたから、お菓子食べていいって!
 俺もお菓子食べる! 食べながら喧嘩するなよ〜?」
「「はいっ!!」」
 わらわらと各個行動となると、大人数の小さな都月たちが迷子になってしまいます。
 大きな都月の号令に元気よく返事をして、白の狐さんと大きな都月が手を繋ぎその後ろから行進をするかのように小さな都月たちがついていきます。
「僕のお気に入りはマカロンなんだぁ」
「ほう……あの木にもなっていた正体不明のお菓子だな」
 色々な世界でお菓子だけでなくヒトの食べ物も食べてきたけれど、まだまだ知らないお菓子もたくさんあるのです。
 せっかくお菓子の町に来ているのだから色々なお菓子を食べて帰りたいと思う都月なのです。
「おいしい!」
「これもうまいぞ!」
「~~っ!!」
「あっ! 小さい俺、いつのまに!」
 気付けば小さい都月たちがビスケットを抱えもぐもぐ、そっちの小さい都月はマシュマロを抱えてもぐもぐ。
 小さい都月サイズに合わせて準備してくれたコーンに乗ったアイスを受け取った小さい都月は瞳を輝かせ美味しさに言葉も出ないのか、声の代わりに尻尾をぶんぶんと振っています。
「これはさすが俺と言うべきなのか……悩むな……」
「はい、マカロンあげる!」
 そんな大きな都月に白の狐さんは自分の大好きなマカロンを差し出しました。
 どうかな?気に入るかな?といったわくわくした瞳で都月を見上げれば――。
「うん、これ美味しいな」
「ねっ!? 美味しいよね!!」
 さくりとした食感、ふわりと広がる甘い味に都月がふわりと微笑めば白の狐さんもぴょんぴょこ喜び跳ねながら嬉しそうに笑うのです。
 自分の好きが、気に入った人も好きだと嬉しいと白の狐さん。
 なんだかその気持ちも嬉しくて、都月の胸もなんだかほんわか温かくなるのです。
「(これ、バレンタインのお返しに持って帰れたらいいな)」
 そんな気持ちも分け合えたらいいな、なんて思いながらもう一個、とそっとマカロンに手を伸ばすのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雨音・玲
【ファブル】で参加

ライオンさん?
ホワイトディのプレゼント用と…
折角だしスィーツパーティ用の衣装の二つをお願いしても良いかな?

お願いする内容は
プレゼント用の
「虹色キャンディの花で作った髪飾り」
パーティ参加用の
「ブラックチョコで作ったスーツ」に「ステッククッキーのステッキ」

作成にはデザインの案とか口を出したいのでUB『双子の炎』で仲間と繋がり
「世界知識」「ブームの仕掛け人」「変装」の技能レベルUP↑↑
今の流行りのスタイリッシュな感じで仕立て
「変装」で着こなします

お茶会もただ参加するってのも面白くない
パフェやケーキでも追加すっか

腕まくりしながら「奉仕」「料理」技能をフル活用

料理しないと落ち着かねーわ


高砂・オリフィス
【ファブル】

パーティかあ! いいねいいね盛り上げがいがありそう!
玲さんが料理するなら味見は任せてよねっ
ってそれじゃいつもとおんなじか、あははっ

オーダーはこれだ!
キャンディでパリッとコーティングしたフォーマルコーデ!
へへーっ、普段とのギャップがクールだよねっ?! どうかなどうかなっ?

ついでに食べられる楽器みたいなのがあったら借りてどんどん騒ごう!
つらい思い出なんて今は忘れてさ、だって今は楽しまなきゃソンだから!


ヘザー・デストリュクシオン
【ファブル】で参加!

…パーティーはむかし、お父さんにひどいことされてるって大人に言ったら信じてもらえなくてつげぐちされた思い出しかないの。
…でも、みんなといっしょならきっと楽しいよね。

ユーレイの子たちがパーティーならドレスじゃないとだめだって。
でもスカートって動きづらくてきらいなの。
…みじかいと動きやすい?オーダーメイドならむねも苦しくない?
ならいっか。
よくわかんないからみんなにまかせたら、イチゴショートのミニスカートのドレスになったの。

わ、二人ともかっこいいの!
玲くんはやっぱり料理するのね。
じゃあいつものキャロットケーキ食べたいの!
…ありがとう、オリフィスちゃん。
うん、いっしょだと楽しいの!



●想い出ミルフィーユ
「パーティかあ! いいねいいね盛り上げがいがありそう!」
 新しく作られたお菓子の町の広場で楽しそうにパーティの準備に勤しむ愉快な仲間たちの姿に釣られるように、オリフィスのテンションも上がっていきます。
 玲もスイーツパーティ用の衣装にするお菓子をどれにするかと楽しそうに吟味している中、先ほどまではにこにこ笑顔だったヘザーは一人なんだか浮かない表情です。
「ヘザーさん、どうしたの?」
「……パーティってね、お父さんにひどいことされてるって大人に言ったら信じてもらえなくてつげぐちされた思い出しかないの……」
 勇気を出して口にした想いが踏みにじられてしまった場所。
 ヘザーにとってパーティとは、楽しいものではなく辛い記憶が刻まれてしまった場所でもあったのです。
「本来パーティってのは楽しい場所なんだ」
「そうだよ! それに今日はぼくたちも一緒、ヘザーさんに悲しい想いなんてさせないよ!」
 ぽんと、肩に置かれた優しい玲の手。
 ぎゅっと握りしめた拳を包みこむ温かいオリフィスの手。
 そんなヘザーと一緒にいるよ、と言わんばかりに寄り添う少女の霊たち。
 ヘザーは皆を見回し、こくりと頷くといつものように満開の笑顔を見せました。
 ――きっと、みんなと一緒なら。そんな想いがヘザーの胸を温かくするのです。
「よし! 全力で楽しむためにまずはドレスアップだな」
「ヘザーさんは白が似合うと思うんだよね……ベースはショートケーキがいいんじゃないかな?」
「あのね、ユーレイの子たちがパーティーならドレスじゃないとだめだって」
 でもスカートは動きにくいから嫌いなの、むねがきついのも嫌だしと唇を尖らせるヘザーの前にひょこっと現れたのは仕立てを請け負う金色ライオンさんでした。
「長いドレスだったりすると動きにくいかもだけど膝丈ドレスなら大丈夫じゃないかな? それにちゃんとドレスを着る人にぴったりのものを仕上げるからきつくもないよ!」
「……そうなの? それならおまかせするの!」
「そうだな、オリフィスのいうショートケーキにイチゴの赤も入れた方がヘザーには似合うと思うんだ。 スカートはこうふんわりさせて、軽めにしてさ」
「ふむふむ、ほうほう。 それじゃ、ストロベリーソースのフリルもいれちゃおう!」
 せっかく素敵な衣装を仕立てるのであればと玲もどんどんと提案をしていきます。
 玲のセンスに触発されるように金色ライオンさんも可愛いドレスを仕立てていきます。
「オリフィスちゃんはどんな感じにするの?」
 白のふんわりショートケーキドレスはストロベリーソースを模したフリルで鮮やかに、胸元のリボンは愛らしく、いつものように軽やかに動き回れるように膝上丈のミニスカートで出来上がり。
 そんなドレスを纏ったヘザーは大満足、次は皆がどんな衣装を仕立てるのか楽しみでしょうがありません。
「ぼくはキャンディでパリッとコーティングしたフォーマルコーデをお願いしたいな!」
「それならこのアップルキャンディはどうかな?」
「ちょっと落ち着いた赤でシンプルな感じだな」
 オリフィスのオーダーに金色ライオンさんと玲が仕立てたのはアップルキャンディをベースにしたキラキラ輝く赤のマーメイドドレス。
 装飾は少なくとも綺麗な身体のラインを魅せるドレスと、ドレスと一緒に仕立てられた硝子の靴を思わせる赤に煌くヒールも合わせてクール&エレガントです。
「へへーっ、普段とのギャップがクールだよねっ?! どうかなどうかなっ?」
「うんうん! オリフィスちゃんおしゃれなの!」
 衣装はクールでも、いつもの元気良さは相変わらずのオリフィスなのでした。
「最後はお兄さんだね。 どんなのがいいかな?」
「ブラックチョコで作ったスーツと、スーツに合わせてステッククッキーのステッキをと思っているのだけど……それから」
 それは格好良くなりそうだ!と目を輝かせる金色ライオンさん。
 そんなライオンさんの視線を受けながら少しだけ照れくさそうに玲が続けたのは大事な人へのプレゼントです。
「スーツとステッキは今日のパーティ用になんだけど、大事な人へのプレゼントがあるんだ」
 玲の手には、先ほど手に入れた虹色キャンディの花。
 これをプレゼント用に髪飾りに加工したいのです。
「なるほどなるほど。 それなら、キャンディの花飾りにお兄さんの衣装で使うブラックチョコでリボンを付けようか!」
「うん、同じものを使うのは嬉しいね」
 金色ライオンさんの提案に頷き、出来上がったのはクラシカルなブラックチョコスーツと、ココアとチョコのマーブルで落ち着いたカラーのステッキ。
 そして、スーツとお揃いのダークブラウンカラーのリボンに虹色に輝くキャンディフラワーの髪飾りです。
「喜んでくれるかな?」
「玲くんからのプレゼント、喜ばないわけがないの!」
「ぼくにだって貰った瞬間に笑顔を見せてくれる彼女が想像できるよ」
 玲の呟きに即座に二人が頷きます。
 玲の大切な人であり、二人にとっても大事な友人なのです。
「ありがとう、二人のお陰だよ。 よし!楽しいパーティに俺も腕を振るわせてもらおうかな」
 ただ参加するだけというのも面白くない、料理をしないというのも落ち着かない。
 それに、ヘザーとオリフィスに愉快な仲間たちへのお礼としても自身の料理でお返しするのも良いなと思ったのです。
「やったぁ! 玲くんの料理なの! わたしキャロットケーキが食べたい!」
「玲さんが料理するなら味見は任せてよねっ!……ってそれじゃいつもとおんなじか、あははっ」
 それじゃ、玲さんが料理をしている間にぼくはパーティを盛り上げちゃおう!
 ステッククッキーでできたマリンバでオリフィスが軽快なリズムを奏でれば、ヘザーが愉快な仲間たちと手を取り合いながらダンスをはじめます。
「つらい思い出なんて今は忘れてさ、だって今は楽しまなきゃソンだから!」
「……ありがとう、オリフィスちゃん。 うん、いっしょだと楽しいの!」
 もっともっと、楽しい時間を過ごせるように。
 そんな願いを込めてオリフィスが奏でる音にヘザーの笑顔もキラキラと。
 辛い想い出もそれを忘れるぐらい楽しい想い出を積み重ねていけるように。
 ヘザーリクエストのキャロットケーキと、楽しい想い出を幾重にも重ねるようにそんな想いを込めて玲は二人の笑顔を見ながらミルフィーユケーキを作るのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
そうだなぁ…1番好きなのは金平糖だけど、僕お菓子はなんでも好きなんだよね
折角だし…僕に合いそうなものをお任せで、って有りかな?
どうせなら君達からのプレゼントが欲しいんだ

勿論作ってもらったものはその場で着用
ほんの少しだけ恥じらいながら、皆に見えるようにくるりと回り
…に、似合う、かな?(そわ

もしよかったら…もう一つ、お願いしてもいい?
僕と対になるように
男らしくてかっこいいあの人に似合いそうなもの
完全なお揃いでは無理でもさ、繋がりを感じられるもの…持っていたくって

作ってもらったものは大事に大事にしまって
お礼に何か贈り物を
【指定UC】で輝く星魔法を纏いながら
【ダンスと歌唱】を魅せる【パフォーマンス】



●想い、フォンダンショコラ
「ここは、チョコレートでダークチョコレートで差をつける?」
「明るい色も使いたいね」
 そんな愉快な仲間たちの相談風景を澪は楽しそうに見守っていました。
 好きなお菓子で何でも作っちゃうよ、と張り切る愉快な仲間たちへの澪からのオーダーは『お任せ』でした。
 せっかくなら、仲良くなった彼らが選んでくれたものが欲しい。君たちからのプレゼントがほしいのだ――その願いを伝えると、愉快な仲間たちは全力で応えるべくあれやこれやと相談を始めたのです。
 そして、出来上がったのは――。
「……に、似合う、かな?」
 ベースの素材はオランジェット。
 オレンジ色のクラシカルなシャツに、ミルクチョコレートカラーのストライプベストとショートパンツ。
 ベストの後ろは燕尾服のようになっており、くるりとまわれば裾もふわりとひらめいて。
 やはり、カッコいいより可愛い系になってしまうようだけれど。少し照れながらも愉快な仲間たちにお披露目すれば、わっと大きな歓声があがります。
「似合うよー!」
「いい感じ!」
「そしてこっちがお土産用ー!!」
 澪の衣装を絶賛しながら、『お土産用』と渡したのは同じくオランジェットを素材としたらしいダークチョコレートカラーのロングジャケットだ。
 どうやら澪より一回り以上は大きそうなサイズのもので、これは澪が自分のものとは別にこっそりオーダーした大事な人へのプレゼントなのです。
 澪と対になるような、男らしくてかっこいいあの人に似合いそうなもの――それぞれの好みや似合うものの系統が違うから全くのお揃いは無理かもしれないけど、それでも繋がりを感じられるものが欲しいと願った澪への愉快な仲間たちからの贈り物。
「チョコカラーはダークチョコを使ったからこっちの方が暗めでシックなんだよ」
「襟のオレンジのラインがお揃いなのー、君のオレンジシャツにはダークチョコのラインを入れたよー」
「あと、裏地がオレンジなのよ」
 ここが拘りポイント、とばかりに力説する愉快な仲間たちに嬉しそうに澪が頷きます。
 その腕の中には彼らからもらったジャケットを大事に抱えます。
「それから、ジャケットなのはね――君のその温かい想いをフォンダンショコラのように包んでほしいという僕らからの願いだよ」
「あ、ありがとう……」
 その気持ちはとても嬉しいけれども、なんだかとても照れてしまいます。
 赤くなった頬に気付かれないように、貰ったプレゼントは大事に大事にしまって、今度は澪がお返しをする番です。
「あ、なんだか素敵なメロディが聞こえるね。 それじゃ、僕から皆へのお礼は――」
 キラキラと輝く星を纏うように、流れるメロディに乗せて即席の歌を歌いながら。
 アン・ドゥ・トロワと三拍子のステップ。
 楽しい時間を皆で過ごせるように、手を取りリズムに合わせて愉快な仲間たちと輪になって素敵な時間を過ごすのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティエル・ティエリエル
わわわっ、すごーい!
えっとね、えっとね、それじゃあボクはマシュマロでクッションを作ってくださーい!

クッションが出来上がったら、それーとクッションに飛び乗るよ♪
ぽよんぽよんとしていながら体にフィットして極上の心地よさが……
ふわー、これはフェアリーをダメにするクッションだよ♪
ごろんと転がりながらチョコレートをもぐもぐといただきまーす!
はっ!こんなにごろごろしてたらママに怒られちゃうかも!

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です



●魅惑のマシュマロ
「ふふ、ふふふ……すごい、これはフェアリーをダメにするクッション……」
 真白のふわふわマシュマロクッションにぼしゅん、と埋もれてごろごろと至福の時間を過ごしているのはティエルです。
 もうここから動きたくない……そんな気持ちに捕らわれているのはほんの数十分前に愉快な仲間たちからプレゼントされたこのマシュマロクッションの存在です。

「すごい! パンケーキお布団!?」
 愉快な仲間たちが作ったあたたかふかふかパンケーキのお布団。
 ふわもこ羊さんの上ですやすやお昼寝を楽しんでいたティエルですが、愉快な仲間たちが気を利かせてくれたのか、目覚めるとティエルはパンケーキのお布団に挟まれていました。
 ほどよい弾力性、焼き上げたばかりかと言わんばかりのほかほか具合。
 ほのかに布団から香る甘いメープルシロップの香り……でもお布団になってしまったので食べられないのですが。ちょっと残念。
「いいでしょー、ふかふかお布団だよ」
「すごい、すごーい! 他にも作れるの!?」
「もちろん! 色々作れるよ!!」
 愉快な仲間たちがえへん、と胸を張ればティエルはがばっとお布団から飛び起きました。
 でもちょっとだけ、まだパンケーキのお布団は名残惜しいけれども。
「えっとね、えっとね、それじゃあボクはマシュマロでクッションを作ってくださーい!」
 一度、埋もれてみたかったんだ!マシュマロ!!
 フェアリーサイズのティエルでもものによってはマシュマロは埋もれるには小さいし、さすがに本物に飛びついて埋もれるわけにはいきません。
 もしやこれは夢が叶ってしまうのでは?
「もちろん大丈夫だよー。 大きさはどれぐらいがいいのかな?」
「あのね、あのね! こう、全身でぼすんと埋もれるぐらいの!! ちょっと大きいぐらいがいいなって」
 ティエルの身振り手振りを交えた説明に愉快な仲間たちがなるほどなるほどと頷きます。
 そして用意したマシュマロをこねこねこねこね、特別な魔力でコーティング。
「はい、ピンクマシュマロのふわふわクッションだよー」
 愉快な仲間たちが作ってくれたのは、ティエルの花のようなふわふわスカートとお揃いカラーのピンクマシュマロクッション。
 希望した通り、サイズ感はティエルをすっぽり包み込むような一回り大きいサイズ。
 そして、みるからにふかふか……!
「わーい、ありがとー!! それじゃ、さっそく……」
 そーれ!とクッションに飛び込めば――ぽすん。まるで柔らかな雪の上にダイブしたかのような優しさに包まれます。
 これは……想像以上のふわふわ感……!!
「ぽよんぽよんとしていながら体にフィットして極上の心地よさが……」
 左右にごろごろしても落ちることなく、常に優しく包まれているような安心感。
 ここは極楽か。

 と、そんなこんなプレゼントされたクッションをさっそく大満喫しているティエル。
 クッションからちょっと手を伸ばせば届く距離にチョコレート。
 動くことなく美味しいお菓子ももぐもぐもぐ。
「はぁ~……幸せ……」
 うっとりにっこり笑顔を浮かべていたティエルでしたが、ふと頭に過ったのはにっこり笑った母の顔。ただし、その笑顔は圧がかかっているものとする、でした。
「はっ! こんなにごろごろしてたらママに怒られちゃうかも!」
 がばっと、飛び起き辺りをきょろきょろ。
 流石にママここまで来てないよね?来てないよね?
 世界も違うし、いるはずがないのだけれども世界を超えて飛んできた笑顔の圧だからかティエルの頬に冷汗が一粒。
「う、うん。 ちゃんと使用頻度を守ってダメにならない程度に使わなきゃね」
 いそいそと、作ってもらったマシュマロクッションをフェアリーランドにしまい込み、ティエルは頬の汗を拭うのであった。
 ばれてない、ばれてないはずだよ……きっと、多分、うん……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リューイン・ランサード
【竜鬼】

ひかるさんへのホワイトデー用に綺麗なお菓子を採集してきたので、金色ライオンさんに渡してアイテムにしてもらいます。

ひかるさんを見るとお姫様の様なドレスを作ってもらっているので、それに似合うティアラが良いと思いました。
白金風の素材に色とりどりの宝石で飾り立てた煌びやかなティアラをお願いします。

完成すれば金色ライオンさんにお礼を。

ひかるさんの可愛らしいドレス姿にドキドキしつつ、「僕からもプレゼントです。ひかるさんに似合うと思うけど、どうかな?」と手渡し。
喜んでくれるようなら、そのままひかるさんの頭に載せます。

「とても綺麗です♪」とにっこり笑って抱き締め、「大好きですよ。」と優しくキスします。


荒谷・ひかる
【竜鬼】

わぁ……!
お菓子で衣装が作れるなんて、すごいですねっ!
折角ですし、わたしにもお願いしますっ!

ライオンさんに渡すのは、ふわっふわな純白のホイップクリーム
わたし自身をスポンジに見立て、ケーキをイメージしたドレスを作ってもらいます
プリンセスラインのボリューミーなスカートのドレスに、絞ったクリームの装飾をふんだんに盛り付けて完成
そこへリューさんからのティアラが!
白一色のケーキなわたしに、彼からのティアラは仕上げのフルーツのよう

嬉しいです……あなた好みに飾り付けてください。
さあ、召し上がれ♪

そうして彼好みに「出来上がった」わたしは、美味しく頂かれてしまうのでした♪



●ハッピーホイップ、ラブデコレーション
「わぁ……! お菓子で衣装が作れるなんて、すごいですねっ!」
 いつもはしっかりもののひかるも、お菓子の衣装が作れると聞いてキラキラとその瞳を輝かせます。
「折角ですし、わたしにもお願いしますっ!」
「もちろんだよ、任せてね!」
 ひかるから、純白のホイップクリームを受け取り金色ライオンさんが胸を張ります。
 可愛いドレスを作るよ!と意気込む金色ライオンさんにひかるもよろしくお願いしますとぺこりと頭を下げました。
「リューさんは何か衣装は作らないのですか?」
「僕は別のものにしようかな、と」
 ひかるがドレスを作るのならば、それに似合うものを渡したい。
 だからこっそり準備して驚く顔が見たいのです。
 それに、先ほどはリューインが驚かされたばかりなので今度はリューインがひかるを驚かせたいのです。
「もう少しだけ何を作るか考えるから、先にひかるさんはドレスを作っていてください」
 ひかるさんのドレス、楽しみにしています!
 なんて笑顔で言われてしまえば、こくりと頷きリューインが喜んでくれるような素敵なドレスを作ろうと意気込みます。
「ドレスのイメージはあるかな?」
「私をケーキのスポンジのように見立てて、クリーム一杯の大きなケーキのようにできたらなって」
 それは、ウェディングケーキのような――なんて。
 口には出さなかったけれども、二人のやりとりを見ていて気付くこともあったのでしょう。
 金色ライオンさんはにこにこと頷くと手際よくひかるのドレスを仕立てていきます。
 真白一色のプリンセスラインのドレスはふんわりと優しく広がって足元まで覆い隠すように。
 ドレスには絞ったクリームの装飾を幾重にも重ねればふわふわフリル。
 ひかるの白銀の髪とも相まって美しくも可愛らしいお姫様の出来上がりです。
 そんな光景を優しい視線で見つめながら、そんなひかるに渡すものならばとリューインはカラフルなキャンディを金色ライオンさんの元に持っていきます。
「このキャンディを宝石みたいにしてひかるさんに似合うティアラをお願いしたいのですが」
「ティアラだね。 ドレスに似合うように素敵なものを作るよ!」
 リューインからキラキラ輝くキャンディを受け取るとさっそくティアラ作成に取り掛かります。
 ベースは白金のような飴細工で、そして色とりどりの宝石キャンディ。
 青緑キャンディはアイオライトのように、初めての愛を。
 紫色キャンディはアメジストのように、愛の守護石となりますよう。
 赤色キャンディはルビーのように、貴女に捧げる愛の炎。
 黄色キャンディはシトリンのように、今日のような甘い想い出をこれからも。
 透明キャンディはダイヤモンドのように、永遠の絆を。
 そんな五つの宝石キャンディにより煌びやかに彩られたティアラがリューインの手に渡されます。
 金色ライオンさんにありがとうございます、とお礼を告げひかるを見ると真白のドレスに包まれた愛らしい姿。
それは、ウェディングドレスのような――なんて。
「リューさん」
「僕からもプレゼントです。ひかるさんに似合うと思うけど、どうかな?」
 名を呼び見つめるひかるに、はにかみながらリューインがティアラを差し出します。
 にこりと微笑み、ひかるが恭しくドレスの裾を持ち上げ軽く屈みます。
「嬉しいです……あなた好みに飾り付けてください」
「はい。 ひかるさんがもっと輝けるように」
 ケーキを飾り付けるフルーツのように、大好きの想いを込めたティアラをそっとひかるの頭に載せ――。
「とても綺麗です♪」
 驚いた顔も見たかったけれど、やっぱり笑顔の方が好きだなと嬉しそうに微笑むひかるを見やります。
 そしてひかるは、愛しい人を受け止めるように腕を広げます。
「さあ、召し上がれ♪」
 それは、とてもとても甘いお誘い。
 いつでも、貴方にならばと言うように。
「ひかるさんには叶わないですね」
 それでも、広げられた腕に飛び込むのではなく手を取って引き寄せて。
 王子様だって王子様らしいことをしたいのです。
「大好きですよ」
 それは、とてもとても甘い言葉。
 それに負けないぐらいの甘く優しい誓いの口付けを。
 彼の好みと想いに彩られた甘いお菓子のお姫様は、美味しく王子様に頂かれてしまうのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
うふふ、楽しそうですねぇ。

それでは、お約束の通りに「破損したクッキー」をいただきに参りましょうかぁ。
そのままいただく以外に、溶かしたチョコレートや牛乳に浸したり、焼いたマシュマロを挟んでも良いですねぇ。
他の品も御一緒に「お茶会」を、ということで、色々と楽しんで参りましょう。

後は【饒僕】を使用、『僕』を召喚し、町中の様子を[情報収集]していただきますねぇ。
出来立ての町ですから、まだ不安定な部分が有ったり、不足する物が有るようでしたら、合間を見てお手伝いしましょう。

……愉快な仲間の方々には秘密ですが。
『オウガ』の襲撃に備え『地形』等も確認しておきたいですぅ。



●偵察ドーナツ
「うふふ、楽しそうですねぇ」
 皆で色々なお菓子を食べ比べしたり、楽しそうな演奏とともにダンスを楽しんだり、愛しい人との甘い時間を過ごしたり……各々が過ごす時間をるこるも楽しそうに眺めていました。
「お姉さんはこのクッキーでいいの?」
 他にもいろいろあるよ?と首を傾げる愉快な仲間たちにるこるがにこりと微笑みます。
 その手にあるのはお菓子の町を作る際に集めたお菓子がかけたもの。
 このままでは家の素材には使えない、となったお菓子たちです。
「えぇ、もちろん。 このままでももちろん美味しいですけれど」
 ぱくり、と破損したクッキーを一口かじればふわっと広がるバターの香り。
 今口にした通り、破損をしたから使えなかっただけでお菓子としては文句なしの美味しさなのです。
「こうやって味を変えてみるのも、色々な味が楽しめてとても良いですよ~」
 同じようにちょっと溶けてしまったチョコレートをしっかり溶かして浸してみたり。
 形が不揃いだったマシュマロで挟んでみたり。
 使われなかったものでもそれぞれ組み合わせるだけで美味しさも倍増です。
「お菓子もたくさん頂きましたし、せっかくですから新しい街も色々見て回りたいですねぇ」
 お菓子の街を見て回りたいのも本当です。
 でも、この後この街にやってくる脅威がいることをるこるは知っています。
 備えは万全に。
 この街に被害を出さないことが第一ですが、万が一を考えれば不安定な部分や不足している部分があれば整えておく方が良いと思ったのです。
「お手伝い、お願いしますねぇ」
 るこるの呼びかけに応えるのは彼女が奉ずる女神の僕たち。
 空を飛ぶ小動物の姿をした子たちに、愉快な仲間たちも興味津々です。
「うわぁ、お友達? お友達?」
「はい。 色々街のお手伝いをしたいのでこの子たちも連れて行ってくれませんか?」
 そんなるこるのお願いに、わーい!と喜ぶと愉快な仲間たちは僕たちを連れて駆け出しました。
「私も色々見て回りましょうか~」
「あ、それならねぇ……これをあげる!」
 愉快な仲間たちが差し出したのはドーナツをベースにしたと思われる不思議な虫眼鏡。
 渡されたるこるがその虫眼鏡で覗いてみると――。
「あらあら、遠くのものがくっきり見えますねぇ」
「色々見るのに便利だよ!」
 近くを拡大させる虫眼鏡ではなく、遠くのものを見るためのドーナツ虫眼鏡の様子。
 ありがとうございます、と礼を告げるこるはそのドーナツ虫眼鏡を受け取ります。
 そして、街の補強は僕たちに任せ、るこるはFBSを起動させふわりと空へ舞い上がりました。
 街中は僕たちに任せたので、その情報を補強するべく空から状況を確認しようと思ったのです。
「街自体は平坦なよくある造りですねぇ……せっかく作ったお家ですしできるだけ巻き込みたくないのでできれば市街地戦は避けたいところですが……おやおや?」
 ドーナツ虫眼鏡を覗いた先――お菓子の街から北の方角、お菓子の森のその先にこちらに向かって一直線に進んでくる何かの影。
「あれがオウガでしょうねぇ」
 今なら、あのオウガが街に辿り着く前に森で待ち受けることができるのでは?
 そう考えたるこるは僕たちに他の猟兵たちへの伝言を頼みます。
 オウガ接近中、お菓子の森にて迎撃を開始しましょうと。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『シンデレラ』

POW   :    カボチャキャバリア
自身が操縦する【カボチャの馬車に乗り、そ】の【UC耐性を持つ馬車の重装甲】と【轢き逃げ攻撃の威力・速度】を増強する。
SPD   :    魔性の硝子細工
【ガラスの靴】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、ガラスの靴から何度でも発動できる。
WIZ   :    ビードロキック
【防御貫通効果を持つ、蹴り】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●舞踏会はお菓子の森で
 軽快なステップで姫は森の中を進みます。
 姫の名前はシンデレラ。
 ですが、その姫は童話に出てくる可愛い姫から変り果て王子様(アリス)を探し求め喰らう姫(オウガ)なのです。
「だんだんお菓子の香りが近付いてきたわ! きっと、お菓子が大好きな王子様(アリス)が来てくれるはずよ」
 るんるん、と鼻歌を口遊みながらも障害物だと認識した目の前に立ちふさがるお菓子の木々を蹴り倒し一直線にお菓子の街へと目指します。
 でもこの姫(オウガ)は気付いていません。
 そのお菓子の街を守るために、すでに猟兵たちが姫(オウガ)を討つべく待ち構えていることを――。

 ============================

 猟兵たちの働きにより、事前にオウガの行動を察知することができました。
 お菓子の街での市街地戦ではなく、街の前にあるお菓子の森での迎撃戦となります。
 また、オウガはまだ猟兵たちの存在に気付いていません。
 先制で動けますので森の中という地形等もうまく利用しつつオウガの相手をよろしくお願い致します。
 プレイングの受付は【3/16(月)8:31~】となります。
 プレイングの受付締切についてはシナリオ完結までの成功度の状況をみてMSページにてご連絡いたします。
 それでは、プレイングお待ちしております!
栗花落・澪
さてさて、随分おてんばなお姫様だね
王子様もびっくりしちゃいそう

気付かれる前に足場に★花園を広げておき
ふわりと飛んで木の枝上へ
【指定UC】を発動し姫様へ声をかけるよ

こんにちは、素敵なレディ
君も甘い香りに釣られて来たのかな

僕はアリスではないけれど
貴方のお相手はいたしましょう

【空中戦】で距離を取り敵のWIZを回避しながら
【誘惑】と【催眠】を乗せた言葉で誘うよ

折角素敵な森に来たんだから
食べて終わりは勿体ない
折角の景色、楽しんで行っては?

花魔法の【属性攻撃】を仕掛けながら
少しずつ花畑へ誘導
一歩でも足を踏み入れたら風の【高速詠唱、全力魔法】で
【破魔】の花弁を一斉に舞い上げ攻撃

やっぱり…貴方には花が似合うよ


木常野・都月
美味しそうに食べ物食べてる女の子は可愛いと思う。

でも俺は猟兵、王子様を守る立場なんだ。
捕食を邪魔して少しだけ申し訳ないと思う。
でも、お姫様とはいえオウガだから、遠慮しない。

先制攻撃が可能、しかも場所は森。
故郷と違う森だけど、森は森だ。

森の植物の精霊様に頼んで[属性攻撃]をお願いしたい。

UC【精霊の矢】を地の精霊様の助力で使用したい。

敵の攻撃は相手に近付かないように[逃げ足]で距離を置きたい。

逃げ切らなければ、[吹き飛ばし、属性攻撃(2回攻撃)]の[カウンター]で対処したい。

やっぱりというか…童話に出てくるシンデレラと、なんか違う。



●お姫様と花嵐の舞踏会
 美味しそうに食べ物食べてる女の子は可愛いと、都月は思います。
 大好きなもの、美味しいものをにこにこと食べる様は好ましいものです。
 ですが、その対象が王子様(アリス)であるのならば話は別、都月は――都月たちは猟兵、アリスを守りオウガを倒すものなのです。
「お姫様を倒すって、童話じゃないんだけどな」
 今までヒトの世でなく、獣の世で生きてきた都月としては捕食を邪魔することに関しては少しだけ申し訳ないと思う気持ちもあるのだけれど。
 放置しておけばいつか、ここに迷い込んでしまったアリスが狙われるかもしれない。
 それに、先ほどまで楽しい時間をともに過ごした愉快な仲間たちがいるのです。
「俺は護るためにここに来た……お姫様とはいえオウガだから、遠慮しない」
 お姫様(オウガ)はこちらに向かっては来ているようですが、まだもう少しの時間はありそうです。
 この場所が自分が今まで過ごしてきた森とは違えども。
 ここがお菓子の森であったとしても――森であるならば、都月の狩場です。
「森にいる精霊様たち、どうか俺に力を貸して頂きたい」
 都月の祈りに応えるのは、森の木々や花々の精霊たち、大地を司る精霊たち。
 そして、そこにふわりと馴染みの香りが混ざりあいました。
「さてさて、随分おてんばなお姫様みたいだね。 あれじゃ、王子様もびっくりしちゃいそう」
「???」
 都月の花々の精霊たちの力と混ざりあうかのように、辺り一帯に咲き誇る魔力の満ちた色とりどりの花たち。
 そこにふわりと舞い降りたのは、琥珀色の長い髪を纏わせ金蓮花の香りを纏った都月と身長のさほど変わらぬ中性的な美青年――そう、都月はこの香りを知っています。
 しかし、香りと自分の見知っている対象のビジュアルが一致しないのです。
 香りは嘘をつかない……はず、とおそるおそるその名前を口にします。
「栗花落……先輩?」
「木常野君が一緒なのは心強いね。 僕があのお姫様を引き付けるから君が……ってどうかした?」
 やはり、この人物は都月の知る人物――栗花落・澪で間違いのないようです、が――。
「へ、変化の術?」
「まぁ、それに近いかな?」
 ちょっと大人の自分を前借りしているんだよ、と澪は言います。
 そう、これはまるで童話のような――人にも自分にも夢を見せる力なのです。
 現実はそううまくいかないものなのです。かなしいね。
「……っ! 栗花落先輩!」
 と、澪の変化に驚いてばかりいるわけにはいきません。
 大地の精霊様が都月にそっと囁きます――お姫様(オウガ)が迫っているよ、と。
 都月の顔を見て、それじゃ任せてとウィンクとともに光の輝き(イケメンオーラ)を纏わせて先陣を切ったのは澪です。
「こんにちは、素敵なレディ……君も甘い香りに釣られて来たのかな」
「あら、私の探す王子様(アリス)ではないようだけれど……貴方も中々美味しそう(強そう)ね?」
 恭しく礼をする澪にお姫様(オウガ)――シンデレラもご機嫌です。
 にこやかにドレスの裾を持ち一礼、そして挨拶代わりにくるりとダンスのターンを魅せるかのように回し蹴り。
 その風圧で巻き起こる花嵐の中、澪も踊るかのように飛び避けます。
「僕はアリスではないけれど、貴方のお相手はいたしましょう」
 お姫様をエスコートする王子様のように。
 お姫様にしては少しどころではなく足癖の悪いシンデレラをリードするかのように、時には空を舞い、時には抱き寄せるかのように少しずつ都月の待つ魔力の花畑へと誘います。
「折角素敵な森に来たんだから食べて終わりは勿体ない。 折角の景色、楽しんで行っては?」
 ほら、この綺麗な花畑は君のために用意したのだから。
 花舞う舞踏会というのも素敵だと思いますよ――にこりと、極上の笑みを澪が浮かべトンと踵を鳴らします。
 ですが、その合図は十二時の鐘の音のようにお姫様に終わりを告げるものです。
 ぶわっと、巻き起こるはカトレアの花嵐。
「大地の精霊様、どうかお力を……っ!!」
 破魔の力を纏った清浄なる花弁がシンデレラを包み、動けなくなっているタイミングを見計らい都月が大地の力を魔力の矢へと変え放ちます。
「くっ! やってくれるじゃない!!」
「カトレアの花言葉は魅惑的……美しいお姫様、やはり貴女には花が似合うよ」
 花弁はシンデレラの動きを阻害し、思うように動けずにいる隙に都月の矢が的確に射抜いていきます。
 最後を彩るのであれば貴女に似合う可憐な花で。
 そう澪は告げますが、このシンデレラはそこで終わるようなお姫様ではありませんでした。
「もう一人隠れているようだし、この場所は私には分が悪いようね……!」
 どこからともなく取り出した鞭をぱしーんと撓らせるとそこに現れたのはカボチャの馬車。
 そこに乗り込むのかと思いきや、御者台に飛び乗ると自身が馬を操りお菓子の木々をカボチャの馬車で轢き回しながら駆けていきます。
「やっぱりというか……童話に出てくるシンデレラと、なんか違う」
 お前、自分で馬車を乗り回すのか……その光景に一瞬唖然となってしまう都月でしたがすぐに我に返ると狐の姿をした月の精霊、チィに声をかけます。
「チィ、お姫様がここを抜けた。 後続の猟兵たちに伝えて、そちらに向かっていると」
「チィ!」
 自身が駆けるよりチィに頼んだ方が早い、そう判断した都月に任せろとばかりに一鳴きし、チィが仲間の元に翔けていきます。
「なかなか厄介なお姫様のようだけど……」
「皆に後は任せよう」
 二人は頷き合い、念のために最終防衛ラインを張るべくお菓子の街へと引き返すのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
成程、あの方ですかぁ。
確実に守る為にも、町に入られる前に仕留めたいですねぇ。

『FBS』で飛行したまま回り込んで接近、森の葉っぱや枝を盾にして隠れ、上から隙を伺いましょうかぁ。
猟兵の誰かが近づきましたら、以降其方側は警戒される様になると思いますから「回り込み側面からの攻撃」が有効そうですぅ。
『FRS』『FSS』を強化に回し【耀衣舞】で『光速の突撃』を仕掛けますねぇ。
南瓜の馬車自体が装甲で【UC】に耐え破壊を免れても、「側面からの『光速の突撃』」で転倒してしまえば、立て直しには相応の時間がかかりますぅ。
後は、町に近づかせない様「連続攻撃(=[2回攻撃])」を繰返しましょう。


ティエル・ティエリエル
WIZで判定

ようし、ママに怒られないように、きちんとしっかりしてるところをアピールだ!
悪いオブリビオンをやっつけちゃうぞ☆

お菓子の森の中に隠れてオウガがやってくるのを待ち伏せるよ!
オウガを発見したら気づかれる前に一気に飛び込んで【妖精姫のいたずら】でドレスの中に潜り込んじゃうぞ☆
ふふーん、服の中に潜り込んじゃえば得意のキックも出来ないよね♪
泣いて謝るまでドレスの中を縦横無尽に移動しながらこちょこちょして擽りまわしてやるね♪

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です



●お姫様はお転婆姫と光の使徒に翻弄される
「連絡ありがとね! もうすぐあのお姫様が来るっぽいよー!」
「わかりましたぁ。 確実に守る為にも、町に入られる前に仕留めたいですねぇ」
 先陣を切っていた猟兵からの伝達役を一撫でし、森に身を潜めていたティエルとるこるは頷き合います。
「それでは、手筈通りに……」
「うんうん、まずはボクがいくよ! ようし、ママに怒られないように、きちんとしっかりしてるところをアピールだ!」
 悪いオブリビオンをやっつけちゃうぞ☆気合十分なティエルは森の奥から響く木々をなぎ倒しているであろう音の方向を見やります。
 よろしくお願いします、と手と手を合わせるとティエルは木々の間をすり抜けながらシンデレラの方へと飛んでいきます。
「さっきの面倒な人たちが追い付いてくる前にあのお菓子の街を制圧しちゃいましょ」
「さっきの人たちはいなくてもボクたちがいるんだよ! えいっ!!」
 小さいフェアリーであるティエルだからこその接近戦。
 辺りを気にすることなく突き進むからこそ響く爆進音、だからこそティエルの微かな羽音にシンデレラは気付くことができなかったのです。
 そして、その一瞬の隙にティエルが取った行動は――。
 ぼふんっ!!
 ふわりと広がるドレスの中に素早く潜り込んだのです。
「えっ!? ちょっと、今なに……きゃはははは!? く、くすぐった!!??」
「ふふーん、服の中に潜り込んじゃえば得意のキックも出来ないよね♪」
 潜り込んだドレスの中で、脇腹をこちょこちょ、脹脛をこちょこちょと縦横無尽に駆け回りひたすらに処すのはくすぐりの刑です。
 これが本物のお姫様のやることか!とのツッコミが入りそうな気がしますが気にしません。
 だって、ティエルはおてんば妖精姫なのです。
 ぽっと出のお姫様になぞおてんば度で負けるわけがないのです。
「ふははは! くすぐりはお手の物だよ!」
「ちょ、や、やめなさ……!! あはははは!!」
 食後の運動にはちょうどいいよねと右に左にとこちょこちょこちょこちょ。
 シンデレラも抵抗を試みますが、ティエルの言う通り服の中にいる自慢の蹴り技を浴びせることもできず、御者台の上では動きにくい、そして馬の操作をしていることもあり手で叩き落とすこともできません。
「泣いて謝るまで許してなんてやらないよー! 今がチャンス!!」
「はい! ティエルさんが作った隙、無駄にはしませんっ!!」
 身動きの取れないシンデレラを見下ろすように空に浮かぶのはるこるです。
 ――大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その衣を纏いて舞を捧げましょう。
 るこるが纏うは陽光のように輝く光の結界。
 さらに八枚のビームシールドがるこるを護るかのように展開されますがその狙いは護るためではなく――。
「FRS、開門――行きますっ!!」
「そして私はささっと回避!」
 両腕に固定された砲門の照準はシンデレラでなく自身の背後。
 砲門から放たれるエネルギーは自身を押し出す勢いへと、加速をつけて何重にも纏った光の盾とともにるこる自身がシンデレラへと突っ込みます。
 るこるの声を合図に、ティエルはシンデレラのドレスの中から退避します。
「ぜぇぜぇ……酷い目にあっ……ちょ、次は何っ!?」
 ぱっと上空を見上げるともうすぐそこまで迫りくるのはまるで光の砲弾。
 慌てて退避しようとカボチャの馬車を走らせますがそれよりも早くるこるの光の盾が迫ります。
「このまま貴女も、そのカボチャの馬車をも吹っ飛ばします!!」
 狙うはシンデレラではなく、カボチャの馬車。
 そして、吹き飛ばす方向は――。
「皆さん、よろしくお願いしますっ!!」
 勢いを緩めることなくその身とともに全力の体当たり。
 馬車が横転するとともに、シンデレラの身体が空へと放り出されます。
 少しでも、お菓子の街に近付けさせないように反対の方向へ。
 そして、この先に控える猟兵たちの方向へ向かうように計算されたるこるの一撃。
 地面に叩きつけられたシンデレラ、キッと二人を睨みつけるとこれ以上は相手にしないとばかりに駆け出します。
「ふふーん、面倒な人たちはまだまだいるんだよ♪」
「えぇ、そちらへ向かうよう私たちも追い込みましょう」
 次に控える猟兵たちのもとへあのシンデレラが向かうようにとティエルとるこるは二手に分かれてシンデレラを追いかけるのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

高砂・オリフィス
【ファブル】
笛ラムネを両眼に当てつつ、観察観察!
あの脚……どうやら相当大威力! うーっなんか対抗心がメラメラだねっ!
奇襲は性に合わないけど、ぼくの蹴りでぶっ飛ばす!

使用するユーベルコードは《やがて来たる過去》
蹴り技に音の衝撃波を混ぜて、連続攻撃は控えて気絶攻撃を狙うよっ
自分のことしか考えてない困ったさんには、眠っててもらおうかなっ
連携攻撃で一気に決めちゃう!

パリッとしたスーツがカラカラ鳴る音が心地いいね
やっぱりパーティは楽しまないと、さ! 帰るまでドンドコ盛り上げてくよー!


ヘザー・デストリュクシオン
【ファブル】で参加!

蹴りで兎にいどもうなんて、いいどきょーなの!
それならこっちも蹴りでお返しするの!
みんなの楽しいパーティー、じゃまするやつは壊すの!

木に登って敵が来たら木から飛び下りてかかと落としで奇襲するの。
かぼちゃの馬車?こんなところでそんなの当たるわけないの!
ダッシュやスライディングで木の影にかくれてやりすごして、木に当たって止まったところで足を兎の脚に変えて攻撃力重視で力溜めして攻撃するの!
かたい!でもこっちは一人じゃないから、みんなで壊れるまで壊すだけなの!

あー、楽しかったの!
…ドレスよごれてない?
思ってたよりずっと動きやすかったの!
ライオンさんもみんなも、ありがとう!


雨音・玲
【ファブル】
おぃおぃおぃ…
太い木を蹴り倒すとか中々の威力だな
(ドーナツ虫眼鏡を借りて様子を窺い眉を顰めます)
う~ん…
近距離戦はリスキーか?

ん??あぁ~~…
蹴り姫2人がライバル意識燃やしてガチ勝負したがってるし
なら俺はUB『群れなす黒影(SPD)』でサポートに回るか

向こうからこっちに向かってきてくれんだ
場所も丸分かりだし効果範囲も十分
『魔性の硝子細工』の効果は封じさせて貰おう

ステッキで地面を叩き
空中に召喚魔方陣を描いて烏の群れを呼び出し
ステッキをタクトのように降って指揮を出します

さぁ2次会パーティーの始まりだ!
俺たちの流儀でかき回してやろうぜ!!

一斉に木々の間を縫うように飛んで襲い掛かります



●お姫様たちの華麗なる舞踏会
「なんなの、なんなの! 次から次に私の邪魔をして!!」
 イライラを隠せない様子で森を駆けるシンデレラ。
 そのイラつきを周りの木々に当たるかのように蹴り倒していきます。
 その様子をお菓子の木の上から確認している姿が三つ。
「ガラスのヒールを履きながらあの走りっぷり、一撃で木を蹴り倒すあの脚……どうやら相当大威力! うーっ、なんか対抗心がメラメラだねっ!」
「蹴りで兎にいどもうなんて、いいどきょーなの! それならこっちも蹴りでお返しするの!」
 めらめらめらめらめらめらめら。
 なんだか目の中に炎が見えてきそうなほど闘志に満ち溢れているのはオリフィスとフェザーです。
 愉快な仲間たちから借りた笛ラムネ双眼鏡を目に当てこちらに向かって駆けてくるシンデレラの姿を捉えます。
「おぃおぃおぃ……太い木を蹴り倒すとか中々の威力だな。 これは近距離戦はリスキー……」
 そして状況を冷静にドーナツ虫眼鏡でシンデレラを観察していた玲は、遠距離からの連携をと考えていましたが隣には燃えた眼差しのやる気に満ちた女性陣です。
 これは近距離戦を避けようとは提案できない雰囲気です。
「(蹴り姫二人がやる気に満ちてるし……ここは俺がサポートに回るか)」
 作戦変更。
 今回のオーダーは近距離戦で徹底的に潰す、です。
「よし、数分後にはあのお姫様がここまで到着だ。 準備はいいな?」
「まかせるの! みんなの楽しいパーティー、じゃまするやつは壊すの!」
「奇襲は性に合わないけど、ぼくの蹴りでぶっ飛ばす!」
 三人で視線を交わし、拳をコツンと合わせます。
 フェザーが反対側の木に飛び移り、オリフィスはそのまま待機。
 一人玲が木から飛び降りてシンデレラを待ち構えます。
「あら、今度のお相手は貴方?」
「残念。 俺にはもう素敵なお姫様が待っててくれてるんでな!」
 ――その代わり、二人のお姫様があんたとのダンスをお望みのようだぜ。
 舞踏会の始まりを告げるのは玲のステッキ。
 コツン、と地面を鳴らしくるくると回しながら空中に描くは召喚の魔法陣。
 お姫様たちの望みは、シンデレラのタイマン勝負なのです。
「その魔法の靴も、カボチャの馬車も使わせたりなどさせはしないさ!」
 魔法陣から現れるは、漆黒の烏の大群です。
 まるで、舞踏会のオーケストラを指揮するコンダクターのようにステッキを自由自在に振り烏たちを縦横無尽に操ります。
 烏たちを振り払おうと
 お姫様たちの望む舞台を作り上げる、それが玲の役目です。
「さぁ二次会パーティーの始まりだ! 俺たちの流儀でかき回してやろうぜ!!」
「まずは挨拶代わりに一発いかが!」
 先手を取ったのはオリフィスです。
 木の上から放つ飛び蹴りでした。狙いをシンデレラに定め、速攻の一撃を。
「あら、とんだご挨拶ね!」
 しかし、シンデレラも負けてはいません。
 玲の放つ烏を振り払いながらバックステップでオリフィスの一撃を躱し、カウンターに入ろうとしますがもう一人のお姫様を忘れてはいけません。
「さっさと壊れちゃえばいいの!」
 フェザーは木から飛び降りた勢いのまま強烈な踵落としです。
 フェザーのタイミングに合わせるように続くオリフィスは身体を捻り、後ろ回し蹴りのようなケイシャーダ。
 格闘技と音楽とダンス、それらが融合した文化――それがオリフィスの嗜むカポエイラです。
 流れる音楽はないけれども。
 玲の操る烏の羽音、呼吸を合わせて共に動くヘザーの姿、強敵との相手に燃える心に流れる血潮。
 自身の蹴りによって発生する風圧は衝撃波となり新たな音を奏でます。
 自身が動くたびにキャンディで出来た真っ赤な衣装はカラカラと響き、両足を兎の脚へと変化させたヘザーが宙を舞い、着地した瞬間から即座に大地を駆けるその音もオリフィスの心を滾らせます。
「熱くなってきた!! よぉし、一気にいくよ!!」
「なかなかすばしっこいの! でも早さなら負けないの!」
 それに、あなたは一人だけれど――と、ヘザーは続けます。
 隣で息を合わせた動きで連携を取るオリフィス、二人が動きやすいようにと援護に専念してくれる玲の姿。
 ドレスは動きにくいから嫌と言ったヘザーのために動きやすいドレスを作ってくれた愉快な仲間たちがいるのです。
 このドレスのまま戦闘をしても動きやすかったよ、ともう一度ありがとうを伝えたい彼らが待っているのです。
「こっちは一人じゃないから、みんなで壊れるまで壊すだけなの!」
「自分のことしか考えてない困ったさんには、眠っててもらおうかなっ!」
「その通りだ、一気にいこうぜ。 舞踏会のフィナーレだ」
 ヘザー、オリフィスが次の一撃のために一瞬の後退。
 その間シンデレラを二人のそばに近寄らせないように、ステッキを大きく一振り――玲が漆黒の群れを放ちます。
 そして、思い切り力を溜め一気に駆け出す白のお姫様と赤のお姫様。
 ドレスを華麗に翻し、両側から強烈な回し蹴りを繰り出します。
「かはっ!!」
 十二時の鐘の代わりに鳴らすは粉骨音。
 シンデレラから舞うのは赤き血の花。
 地面に倒れ伏すシンデレラ、渾身の一撃で満身創痍。
 本来であればもう立ち上がれないであろう傷の数――それでもこのお姫様は、オウガであり諦めの悪さとしぶとさもピカイチだったのです。
「王子様に会うまで……倒れるわけにはいかないのよっ!!」
 もちろん猟兵たちも油断をしていたわけではありません、追撃の構えを取ったほんの一瞬シンデレラはカボチャの馬車を再度呼び出し飛び乗りました。
「あっ!! 往生際が悪いの!!」
「こっちも追うぞ! 烏達は先行してくれ!」
「本当に困ったお姫様だね。 まだまだ皆とパーティを楽しみたいんだ、お菓子の街には行かせないよ!」
 走り去るカボチャの馬車を急ぎ追いかける三人なのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

荒谷・ひかる
【竜鬼】

(前章のドレス姿で杖を振り)
そこまでです、無法者!
ここから先、わたしたちの築いた街へは一歩たりとも通しません!
(あたかもこの国のお姫様ぽく)

リューさんに抱かれ飛びながら【大地の精霊さん】発動
一章と同じ、お菓子なゴーレムたち(・ワ・)を呼び出します
正面から力押しと見せかけて、地中からの急襲もしたり
リューさんが仕掛けるための囮になったり
壊されても周辺のお菓子で補修も簡単です

リューさんの攻撃が上手くいったら、ほっぺにご褒美のキスを
終わったら、もーっとしてあげますから、がんばってください♪

ふふっ……自制効かなくなってもいいんですよ?
なんちゃって。
(一瞬妖艶な表情作りつつ、からかうように微笑む)


リューイン・ランサード
【竜鬼】
昼なのにガラスの靴履きっぱなしという時点で、まともなシンデレラではないですね。

近接戦は(防御貫通効果もあって)避けます。
素早く状況を確認し、ひかるさんを抱き上げ、翼を使って【空中戦】で上空に移動。そのまま遠距離攻撃を仕掛けます。

オウガはジャンプして襲い掛かってくるでしょうが、【第六感と見切り】で予測し、【残像】を生み出して狙いを定められないようにして、【空中戦】で回避します。

ひかるさんの援護を受けつつ、UCに【光の属性攻撃、全力魔法、高速詠唱】を上乗せして【スナイパー】で捕捉して一気に撃ち抜きます!

ひかるさんのキス援護には「自制効かなくなりますから、1回だけでお願いします。」と照れる。



●お姫様は愛には勝てない
「そこまでです、無法者! ここから先、わたしたちの築いた街へは一歩たりとも通しません!」
 真白のドレスを身に纏い、精霊杖を構え凛とした佇まいはまるで一国のお姫様。
 そんなひかるを守るかのように横に立つリューインは騎士であり王子様。
「あんたたちに許可なんて取らずとも、私はこの手であの街を私のものにするわ!!」
 こちらは見た目はお姫様でも中身が完全に略奪者です。
 それに、今までの猟兵たちの猛攻ですでにシンデレラは疲労困憊、あのお菓子の街で態勢を整えたいのです。
「そうはさせません! ひかるさん!!」
 あのシンデレラと近接戦闘は避けるべき、カボチャの馬車で突っ込んでくるシンデレラと距離を取るかのようにひかるを抱き寄せると竜の羽をはためかせ、空へと舞い上がります。
「まずはあの馬車からですね、大地の精霊さん!」
 ひかるの願いに応えるように精霊杖が光り輝き、お菓子の木がゴーレムの姿を象ります。
 もちろん、お手伝いをしてくれたゴーレムと同じようにどこかほのぼの感を漂わせる緩いお顔。
「私のこと舐めてる!?」
「そんなこと言っていられるのも今のうちだけですよ?」
 現れた(・ワ・)ゴーレムをシンデレラが轢き倒していきますが、次から次へと(・ワ・)ゴーレムは現れます。
 横からしゅばっとその大きさに似合わず俊敏な動きで現れたかと思えば、進路を妨害するかのように地面からにょきっと(・ワ・)ゴーレムの顔が現れます。
 リューインに抱かれ、空を自在に飛び回りながらシンデレラの行く先々に(・ワ・)ゴーレムを作り出し進路を妨害していきます。
「ちぃっ!! よくもまぁこんなクソ面倒なやつを!!」
「あらあら、お姫様がそんな言葉遣いでは程度が知れますよ?」
 ゴーレムの相手に苛立ちが隠せないのか、シンデレラのお口がどんどん悪くなっているようです。
 ですが、それも意に介さずひかるの(・ワ・)ゴーレムの猛攻は続きます。
「リューさん」
「えぇ、任せてください」
 これも二人の作戦のうち。
 攻撃の主体がひかるの(・ワ・)ゴーレムだと思わせるための陽動です。
 ひかるの呼びかけに応えるように、頷くとシンデレラへ向けて放つは――。
「天空の光よ、我が元に来りて敵を貫く槍と成れ!」
 空から降りしきるは流星群のように。
 四方からシンデレラ目掛けて光の槍が降り注ぎます。
「くっ!!」
 周りを囲むように聳え立つ(・ワ・)ゴーレムに止むことのない光の槍雨。
 カボチャの馬車を操る方が的になると判断したのか、馬車の御者台をその自慢の足で蹴り上げ、飛び上がっての空中戦をシンデレラが仕掛けます。
「リューさん、右から!」
「分かった!!」
 飛びかかる様にシンデレラから放たれる空中回し蹴り。
 ひかるを抱きかかえていてもその素早さは失われることなく、瞬時に飛び避けさらなる加速で空中を飛び回れば本体と見紛うかのように残像が空に残ります。
「あー! もう、ちょこまかとっ!!」
 お菓子の木々、(・ワ・)ゴーレムさえも己の足場とし空を翔けるシンデレラ。
「昼なのにガラスの靴履きっぱなしという時点で、まともなシンデレラではないですが……どこまでも規格外ですね」
 シンデレラからの猛攻を交わしながら光の槍で応戦するリューイン――その頬に触れる温かなもの。
 それは王子様を鼓舞するお姫様からの祝福のキス。
「ひかるさんっ!?」
「終わったら、もーっとしてあげますから、がんばってください♪」
 あんな破天荒なお姫様に負けるような王子様じゃないですよね?
 だって、私の王子様は誰よりも優しくて強いのですから。
 その温かな手も重ねられて、そんなことを言われたら王子様は格好いいところを見せねばなりません。
「もちろんです! でも自制が効かなくなりますから、一回だけでお願いします」
 照れたようにそう告げて、今までは流星のように振らせていた光の槍を集束させていきます。
 リューインの魔力、そして重ねられた手から伝わるひかるの魔力をも纏い放つ光輝の大槍。
「避けられると――」
「――思わないでくださいね!!」
 天空より穿つ大いなる一撃を――。
 重なった二人の声とともに放たれる光の大槍は、シンデレラに防ぎきることもできず躱すこともこともできず眩い光とともに彼女を躯の海へと還します。
 放たれた光の槍の粒子が空にキラキラと輝けば新たな街の門出を祝福するかのようです。
「無事に終りましたね」
「はい、リューさんもお疲れ様です」
 カッコよかったですよ、と微笑みもう一度だけご褒美のキスを。
「一回だけとのことですけど……私は自制が効かなくなってもいいんですよ?」
「ひかるさん!?」
 あわあわとどういう表情をすればいいのかと戸惑うリューインに、なんちゃってと微笑むひかるの表情は可愛らしいお姫様というよりはどこか妖艶で。
 どうやらまだまだお姫様の方が一枚上手なようでした。
「それでは、お菓子の街に戻りましょうか」
 エスコートよろしくお願いしますね、とぎゅっと抱きつく様は愛らしいお姫様。
 これからもこのお姫様の色々な表情を一番近くで見れるようにとそっと胸に誓い、笑顔で申し出に頷きリューインは街に向かってその羽を羽ばたかせるのでした。

 ――そして、猟兵たちの活躍により愉快な仲間たちで作り上げた新しいお菓子の街は無事に守り切ることができたのでした。
 猟兵たちは再び街に戻り、何事もなかったかのようにパーティの続きを楽しむのでした。
 猟兵たちが悪いお姫様と一波乱があったことは知られずとも、素敵な猟兵さんたちと作り上げた街のお話は、きっと童話のようにこのお菓子の街で語り継がれていくことでしょう。
 めでたし、めでたし。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年03月21日


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#アリスラビリンス


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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
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 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアララギ・イチイです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト