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アルダワ魔王戦争8-BⅡ〜Last for Last

#アルダワ魔法学園 #戦争 #アルダワ魔王戦争 #宝石災魔


「…やっぱり。大変なものが残ってたの」
 集まった猟兵達に告げるグリモア猟兵、フロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)、通称ベル。
「戦略級殺人鬼『グラン・ギニョール』。あのデカ乳様がいた区画から、隠し部屋に通じる道が見つかったの」
 隠し部屋の先は、飛び出す槍や矢の罠があった区画の裏側。そこに、グラン・ギニョールが研究開発していた存在が残されていたのだという。
「『宝石災魔』。災魔に万能宝石エリクシルを組み込んで作り出された、独自の能力を有する災魔なの」
 その能力というのは『世界移動』。文字通り、他の世界への転移を可能とする能力だ。猟兵達と同じように。
「それで何をするつもりだったのかは分からないけど、他の世界にオブリビオンを輸出させるワケにはいかないの」
 幸い、グラン・ギニョールの見立てより早く猟兵達が大魔王を撃破したというのもあり、まだ世界移動能力は完成しておらず、宝石災魔達はまだ研究施設内に残留している。しかし放っておけば、いずれ能力を完全させ別の世界へ飛び出していくことだろう。
「そうはさせないの。世界移動能力が完成する前に全滅させるの」
 ベルの言葉に頷く猟兵達。

「宝石災魔は複数いるけど、一体一体がかなり強いから、相手にするのは一度に一体なの」
 だからその一体を倒すのに全力投球して欲しいの、とベルは言う。
「あと、こっちのユーベルコードより先にユーベルコードで先手を打ってくるから、その対策も必要なの」
 無論、それを凌いでも敵は大魔王にも劣らぬ強敵。万全の態勢で挑まねば苦戦は免れないだろう。
 しかし。
「でも、大魔王もやっつけた皆なら。決して勝てない相手じゃないの。皆の力を結集させれば、必ず勝てるの」
 絶対の自信と信頼を以て。ベルは断言する。
「それじゃ、転送始めるの。よろしく、お願いするの」
 グリモアが輝き、猟兵達をかの隠し部屋へと送り出してゆく。
 残された禍根を断つ為に、もう一仕事。


五条新一郎
 Try extra stage!
 五条です。

 アルダワ魔王戦争延長戦。
 グラン・ギニョールが残した災いの種、宝石災魔の討伐シナリオでございます。

●本シナリオについて
 このシナリオの難易度は『やや難』です。
 通常より厳しい判定が出やすくなっておりますのでご注意ください。

●目的
『宝石災魔』の撃破。
 尚、フラグメント内容がボス戦となっております通り、本シナリオで戦う宝石災魔は一体のみとなります。

●戦場
 ファースト・ダンジョン最下層より通じる隠し部屋、グラン・ギニョールの研究施設。
 空間は広く、研究機材などもそれなりにありますが機動に際し注意を要する程ではありません。

●プレイングについて
『敵のユーベルコードの対処法を編み出す』ことでプレイングボーナスが得られます。
 敵は必ず先手を打ってユーベルコードで攻撃してきますので、その対策が必要となります。

●リプレイについて
 現在運営中の「Fill the Filth」と並行して運営して参ります。
 25日中の完結を予定しております。

●補足
 3/1の16時までに、これら宝石災魔討伐シナリオが合計20シナリオ成功することで、宝石災魔の世界移動を阻止できます。

 それでは、皆様の画竜点睛たるプレイングお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『宝石災魔』

POW   :    龍脈✕女神✕断龍剣
【喰らった者に活力を与える『赤の首』】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【ユーベルコードを吸収する剣】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    瘴気✕屍王✕模倣死者
【敵の肉体をコピーする『青の首』】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【首から下の肉体形状】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ   :    霊紋✕鬼霊✕地獄絵図
レベル×5体の、小型の戦闘用【高速飛翔する『緑の首』】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
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天御鏡・百々
我らグリモア猟兵の
この世界を超えるグリモアの力は
世界に平穏をもたらすために与えられたと我は信じている
故に、世界を脅かすオブリビオンに、その力を渡すわけにはいかぬ!
(百々のグリモアは、本体の神鏡の中に映る光です)

『緑の首』の大群に対し
神通力(武器)による障壁(オーラ防御81)で押しとどめ
真朱神楽(武器:薙刀)にて薙ぎ払って対処するぞ(破魔68、なぎ払い35)
数の多さは厄介でも、耐久力は無いようだからな

そのまま『巫覡載霊の舞』へと繋げ
衝撃破で緑の首を蹴散らしつつ宝石災魔へと向かい
真朱神楽を一閃する

宝石災魔よ、これで終いだ!

●神鏡のヤドリガミ
●本体の神鏡へのダメージ描写NG
●アドリブ、連携歓迎



『飛翔×飛翔×飛翔……』
『飛翔×完成×あと少し……』
 ファースト・ダンジョン第八層の隠し部屋。広い研究室の中を飛び回るは、何体もの宝石災魔。赤・青・緑、三色の生首じみた霊体を伴い飛翔する姿は、不気味さよりも神秘的な雰囲気を感じさせるものだが。
「此奴らか。世界を渡り災いを撒き散らさんとする災魔共は」
 天御鏡・百々(その身に映すは真実と未来・f01640)は幼い貌に険しい表情を浮かべそれらを見る。完成すれば世界を渡る能力を手に入れる、という宝石災魔。此処で仕留めきらねばどれ程の災いを生ずるか。
 何より――百々は、傍らに浮かぶ神鏡を見る。己の本体でもあるその鏡の中心に映る、穏やかながら力強さを感じる光。グリモア猟兵でもある彼女の、その力の源。グリモアの輝き。
 百々は信じている。この世界を超えるグリモアの力は、世界に平穏を齎す為に与えられたのだと。一方、目の前に在る宝石災魔が得んとする同質の力は真逆、世界を脅かす為の力に他ならない。
「――故に。その力、渡すわけにはいかん。この場にて、全て終わりとしてくれよう!」
 決然たる声で宣言し、朱塗の薙刀を構える。
『感知×グリモア×敵性存在……』
 そこで敵も百々の存在に気付いたらしく。一体の宝石災魔が百々へ近づきだした。三つの首のうち、緑の首が明確に百々の方を向いたかと思えば。
『霊紋×鬼霊×地獄絵図……』
 緑の首が突如破裂、無数の小型のそれとなって、凄まじい速度で四方八方へ散り。百々のもとへと飛翔し迫り来る。
「成程、この数は厄介だな。だが!」
 決然たる百々の声、応えるが如く迸る神通力が光の障壁を形作り、迫る首群れを押し留め。
「纏めて薙ぎ払ってくれよう!」
 小さな身体、その全身を使い薙刀を大きく振るえば、破魔の光を帯びた剣閃が走り。緑の小首が一気に複数体寸断され、そのまま消え失せてゆく。
 なれど敵数は多く、薙刀を振り抜いた百々が再び構えるまでの間にも次々と彼女目掛け殺到。光の障壁に、瞬く間に皹が入り、今にも砕け散ってしまいそうな程に追い詰められる。
「このままでは限が無いか。なれば一気に決めてくれる!」
 障壁が砕け、百々の身へ打撃を加えんとする緑の首達。百々の喉元まで迫った首が、しかし迸った光に灼かれ消し飛んでいく。百々の胸元を透かすように輝く白い光。ユーベルコードによって神霊体となった彼女の防衛機構。その輝きは、本体たる神鏡に宿るグリモアの輝きにも似て。
 再び薙刀が振るわれれば、合わせて放たれた衝撃波が緑の首群れを消し飛ばす。そしてその向こうに見出される、宝石災魔の本体。
 疾走、宝石災魔へと迫る。後に追いすがるものは輝く光で。前を阻むものは衝撃波で。首の群れを蹴散らしながら、肉薄。
「これで、終いだ!」
 跳躍、渾身の力で薙刀一閃。宝石災魔の胸に、鋭く傷を刻む。
『斬撃×損傷×一時後退……』
 なれど未だ撃滅には遠いか。残る緑の首群れを盾に距離を取らんとする宝石災魔を、百々は見送り、自らもひとたび退くのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルトリウス・セレスタイト
セフィリカ(f00633)と共に
リシェリアの同居人か。宜しく頼む

先制は『絶理』『刻真』で終わった後へ自身を置いて回避
問題ないとは思うが、万一セフィリアの方が拙そうなら手を取って時間を同期
必要魔力は攻撃分含め『超克』で“外”から汲み上げる


界離で時の原理の端末召喚。魔力を溜めた体内に召喚し自身の端末機能を強化
宝石災魔の行動全てを始めようとした瞬間に終了させて潰す
状況は『天光』で逐一把握
身じろぎ一つもさせてやらん


封じたら始末
コピー体がいればそちらから
ゴーレムの弱点は胸部だったな
反撃は潰してくれるそうだから遠慮もせん

『励起』で個体能力上昇
『刻真』で無限加速した打撃に『討滅』をのせ物理力と死の原理で砕く


セフィリカ・ランブレイ
アルトリウス君(f01410)だっけ、あの子から聞いてるよ
スケールの大きい男だってね。ま、一緒に転送されるのも縁だね、よろしく!

製造する身としてはこういう手は使いたくないけど、仕方ない
出来るだけ頑丈なゴーレムを準備しておき、先制攻撃への盾にさせてもらう
相手のコピー能力も織り込み済みで、胸部に弱点部位を設定しておく
アルトリウス君も、覚えといてね

ゴーレムのリソースを防御に回す以上、後の私が取れる手段は魔剣を使っての攻撃のみ
とはいえ、でかい打撃はアルトリウス君のが得意そう、か


【夕凪神無-柳布式】で、相手からの反撃は流していこう
私が防御周りはカバーするから、どんどんぶち込んじゃってね!



「あなたがアルトリウス君、だっけ?」
 グリモア猟兵による転送の直前。アルトリウス・セレスタイト(忘却者・f01410)にかけられた声。見れば、頭一つ下から見上げる金の髪の娘の姿。闊達ながら高貴さも感じさせるエルフの娘だ。
「私はセフィリカ。あなたのコトはあの子から聞いてるよ、スケールの大きい男だ…ってね」
 その娘、セフィリカ・ランブレイ(蒼剣姫・f00633)は屈託なく笑ってみせる。その名乗った名に、アルトリウスは己の戦友たるヤドリガミの娘を思い出す。確か――
「――彼女の同居人だったか。奇遇だな」
 淡々と、しかし確かに快の感情の滲む声音で応えるアルトリウス。
「一緒に転送されるのも何かの縁だね。よろしく!」
「そうだな、宜しく頼む」
 短く交わされた会話の後、二人は転移を果たす。かの戦場へ。

『感知×外界×敵性存在……瘴気×屍王×模倣死者……』
 姿を見せた宝石災魔は、感情を感じさせぬ声音を発しつつ二人へ迫る。その周囲を巡る三つの首の一つ、青の首が二つに分裂、それぞれがアルトリウスとセフィリカ、それぞれへ襲い掛かってゆく。
 アルトリウスはセフィリカを見る。己は断絶と時の原理によって存在時間軸をずらし攻撃を無視できるが、セフィリカはそうもいかない。必要とあれば彼女も己と時間を同期させるつもりであったが。
「大丈夫、私だって手段は考えてきたから!」
 製造する身としてはあまり使いたくない手段だけど、とセフィリカが繰り出したのは自身謹製の鋼鉄製ゴーレム。セフィリカの前に立ちはだかったそれが、盾として青の首の突進を受け止める。衝撃に大きく仰け反るも、耐久性に特化したことで破壊には至らず。
 反動で軽く跳ね返った青の首に、胴体が、四肢が形成され、その足が地を踏みしめる。ゴーレムの機体形状を記憶し、コピーしてみせたのだ。
 次いでアルトリウスへの攻撃を諦めたもう一体の青の首がゴーレムへ突撃。装甲が大きく凹むも耐えるが、もう一体の首もまたゴーレムの形状を複写する。
「…こいつらは私に任せて、アルトリウス君は本体をお願い」
 二体の青のゴーレムを前に、セフィリカが言う。その手に魔剣を抜きながら。
「良いのか?」
 確認めいたアルトリウスの問い。二体の敵を前に、あのゴーレムは長く持ちそうにないが、との危惧からだが。
「大丈夫、手段は考えてあるから」
「――そうか。ならば、任せた」
 自身に満ちたセフィリカの表情を確かめれば、其処に信を置き。アルトリウスは宝石災魔へと向かう。気付いた青のゴーレム、彼を追わんと踵を返すが、セフィリカの差し向けたゴーレムが行く手を阻む。
『接近×外界×敵性存在……迎撃×反撃×排除行動……』
 アルトリウスの接近に、宝石災魔は残る二つの首をもって迎撃を試みるも。
「――顕せ」
 短い詠唱と共に、宝石災魔の動きが止まる。否、正確には動いてはいるが『開始と同時に終了している』。詠唱によって彼の体内に現れた時の原理の端末が、時間への干渉能力を強化したが故の芸当である。
「身動ぎ一つもさせてはやらん」
 創造の原理が、アルトリウスの肉体の威を呼び覚まし強靭としてゆく。時の原理が一瞬にして超速の踏み込みを与える。繰り出すは、死の原理を乗せた拳の一撃。
「――砕けろ」
 渾身の一撃。極限まで高まった物理力が、宝石災魔の肉体を激しく打ち据え、遠く吹き飛ばす。
『………!!!』
 声にならぬ叫びと共に吹き飛んでゆく宝石災魔。だがまだ致命ではない。死の原理を乗り越えたか。しかしアルトリウスは追撃を諦め、振り向く。

「…思ったより強いんだね」
 大破したゴーレムを乗り越え迫る青のゴーレムを前に、セフィリカが呟く。ゴーレムが耐え切れないのは予想の範疇だが、破壊の速度は予想以上だ。呆然としたかのように立ち尽くす。魔剣持つ手もだらりと垂れ下がったまま。
 青のゴーレムの拳が振るわれる。セフィリカ、無抵抗にそれを受ける。その破砕音は、やけに金属質なものだった。
 …否。砕けたのは、セフィリカの身体ではない。
「ゆらりゆらり、とね。流させてもらうよ」
 突き出されたゴーレムの腕を沿うように突き出した、魔剣の切っ先。その向く先に、ゴーレムの胸部…魔力輝く動力部。砕け散り、光を失おうとしている。
 これこそはセフィリカの修めた魔剣術の奥義の一つ『夕凪神無―柳布式』。敵の攻撃を受け流して返す攻防一体の技。
 敢えて弱点となる動力部を胸部に露出させたことにより、それをコピーした青のゴーレムもまた、胸部が弱点という概念を継承。そこを突いた形だ。
 もう一体のゴーレムは、本体への直接的脅威たるアルトリウスへ標的を変更し迫る。既に向き直っていたアルトリウスに、セフィリカの声。
「その子の弱点は胸だよ!」
 頷いたかと思えば、次の瞬間には拳をそこへ叩き込む。死の原理が、青のゴーレムを瞬く間に沈黙させた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アリス・セカンドカラー
なるほど、未完成ね。
ああ、うん。どれだけ数が揃おうと、一撃で消滅代物なぞサイキッカーの敵ではないわ。発炎発雷氷棺に重力波、手札は豊富にあるもの(念動力/属性攻撃/範囲攻撃/マヒ攻撃)。未来予知(第六感/野生の勘/情報収集/見切り)で動きだって視えてるわ。限界突破した継戦能力はダメージを徐々に回復してくれるし、盗み攻撃での吸収属性攻撃でエナジーを簒奪して自らのリソースに回せばスタミナ切れもそうそうないわよ。
で、先制攻撃を凌ぎきったらいつものように『夜』で宝石災魔を捕食し、『夜』に覆い、『夜』に融かし、『夜』に堕とすわ。限界突破した快楽属性攻撃で蹂躙してあげる♡
さぁ、私の中で果てなさい♪



『霊紋×鬼霊×地獄絵図……』
 宝石災魔の詠唱と共に、緑の首が無数の小型分裂体となってアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)に迫る。なれど、かの魔少女は平然とそれらを見渡し。
「――なるほど、未完成ね」
 そう評してみせた。確かにこの数は脅威ではある。だが。
 アリスが右腕を振るえば、炎の波が前方より迫る首群れを消し飛ばす。そのまま背後へ向き直り左手を翳せば、広がる電撃が片っ端から緑の首達を撃墜していく。更に頭上へ手を突き上げれば、念動力の波が首達を捉え押し潰していく。
 これら首群れの唯一最大の弱点と言える、耐久力の低さ。多種多様な範囲攻撃を有するアリスにとって、これらは最早格好の獲物と言っても過言ではなかった。
 未来予知の領域にまで至った直感力は、素早く飛翔する首達の速度をも捉え、隙無き攻勢を可能とする。万一攻勢の隙を抜けられても最悪の形でダメージを受けることは有り得ず、受けた傷も限界を超えた継戦力により問題とならぬ。また、時に複数の首を結界に捉え生命力や魔力を吸い取ることで、それらが尽きる可能性もほぼ有り得ず。
 まさに無双の勢いで敵数を減らしていき、雲霞の如く群れていた首達に妨げられ捉えられなかった宝石災魔本体の姿が、もはやその全体像をはっきりと捉えられる程にまで至っていた。
「さあ、前座はおしまい。これからが本番よ♪」
 幼い貌に妖艶なる笑みを浮かべ、魔少女は宣言する。それは彼女にとっての日常的行為。即ち。
「――我が身は不可説不可説転もの数多の真なる『夜』に変じる」
 アリスの肉体が闇と変じ、空間へ広がってゆく。残る緑の首達も、宝石災魔本体も飲み込んでいきながら。
「『夜』が生み出すは我が精神を具象化せし欲望の迷宮なり」
 それは数多の真なる『夜(デモン)』。全き闇そのもの。意思持つ力。そしてそれら意思の全てはアリスの制御下であり、且つその一部。故に。
『さぁ…私の中で果てなさい♪』
 闇の中に響き渡るアリスの声。と同時、『夜』が圧力を増して中のもの達を捕らえ、貪り、蕩かしてゆく。
『…!!…!!?』
 その全く未知の感覚に、声にならぬ声を上げる宝石災魔。魔少女の喜悦を示すかの如く、闇が震えわなないた。

成功 🔵​🔵​🔴​

天翳・緋雨
【金平糖2号】ルベル君と
【SPD】

この災魔は…世に放ってはいけないヤツだね…
今自分に出来る全てを注ぎ込もう

UCは【陽炎】を

バンダナを解き第三の瞳を開放
全身の呪印を起動
未来予測(戦闘知識・第六感)と身に纏う幻影(残像)を軸に戦うよ

敵の先制(と以後の攻撃)は魔を打ち破る瞳(破魔)で弱体化を狙い
予測に基づく見切りで直撃を避ける

被弾しても不敵に振舞う(激痛耐性・演技)
培った体術と立体的な機動で幻惑しつつ的を絞らせない
(ダッシュ・ジャンプ・空中戦・地形の利用)
機を見て雷光の刃を叩き込む(属性攻撃・破魔・グラップル)

ルベル君は身を削って大技を狙うだろうね
ボクがその覚悟に見合う好機を作り出して見せる


ルベル・ノウフィル
【金平糖2号】緋雨殿と
細かい事はさておき、災魔なら滅ぼしましょう
僕が戦う理由はそれだけで十分でございます

早業と念動力を活用
事前準備で盾の裏側に彩花を数十枚詰めて浮かせて
盾を敵の初撃を迎え撃つように前に飛ばす
敵の攻撃を受けて砕け、砕けた破片と盾裏に隠した彩花でカウンターの鎧無視攻撃

緋雨殿は僕より速くて回避が得意な方です、当然避けている事でしょう
緋雨殿のサポートに感謝しつつ火力を上げる!
この敵を倒すのは恩返しでもあるのです

UC花焔乱舞
対象は敵だけに絞り
火力上げに墨染で自分を斬り、更に寿命を削っての捨て身の一撃
「火精霊は猛り燃えよ、僕の生命を燃料に!」
鎧無視攻撃と申します

人々の未来のために!



『飛翔×飛翔×飛翔……』
 既に少なから損傷を受けつつも、宝石災魔は尚飛び立たんとする。それに向き合うは二人の少年。その一人、天翳・緋雨(時の迷い人・f12072)は藍の瞳を細め。改めて、この災魔は此処で滅ぼさねばならぬと決意を固める。
「この災魔は…世に放ってはいけないヤツだね」
 その傍ら、今一人。人狼の少年、ルベル・ノウフィル(星守の杖・f05873)は頷きつつも。
「災魔であるならば滅ぼすのみ、でございます」
 あくまで特別視はせず。それだけでも、己が戦うには十分な理由である故に。
『感知×グリモア×敵性存在……瘴気×屍王×模倣死者……』
 二人のグリモア猟兵を認識した宝石災魔。周囲を舞う三つ首のうち、青の首が二体に分裂し、緋雨とルベル、それぞれへと飛翔する。
「緋雨殿、来ますぞ…!」
「ああ…!今の僕の全て、注ぎ込んで行く…!」
 ルベルに応え、緋雨は頭のバンダナを毟り取るように外す。その下から現れたのは、紅く輝く第三の瞳。其を模したサイキック能力拡張デバイス。同時に身体の各所が淡く発光し、呪的な文様が浮かび上がる。肉体に仕込んだナノマシンが活性化していく。
「サード・アイ起動…予測演算開始…!」
 第三の瞳が輝きを増すに従い、感覚が研ぎ澄まされてゆく。宝石災魔と青の首、それらの行動パターンの予測が凄まじい勢いで緋雨の脳内を走る。
「…そこか!」
 青の首の突進したそこには既に残像が残るのみ。側面へ回り込んだ緋雨の瞳が閃光を放てば、向き直る青の首の速度は目に見えて遅く。
 一方のルベルは、己に迫り来た青の首を目掛け、盾を投げ放つ。三度まで敵の攻撃を反射するという鏡の盾、なれどあくまで鏡。青の首へと命中すれば、必然が如く砕け散り――無数の破片となると共に、無数の呪符が散る。事前に盾裏へ仕込んでいた、オブリビオンへの死霊の怨みの籠もった札。
「かかりましたね…!」
 まるで意志を持つかの如く――否、実際に意志を有するのであろう。破片と呪符は次々に青の首へと突き刺さり、攻撃の反射と生奪の刃とがその活力を奪い尽くしてゆく。
「よし、後は…!」
 その様を見届けた緋雨、短距離転移を以て一気に宝石災魔本体へ肉薄。
『…迎撃×反撃×排除遂行…』
 宝石災魔も無論のこと黙ってはおらぬ。残る二つの首を駆使して緋雨を打ち落としにかかる。
 対する緋雨、体捌きの限りを尽くし縦横無尽の機動を以て撹乱を重ねていくも、戻り来た青の首を跳躍し回避した処に赤の首の打撃を受ける。
「ぐ…っく、ははっ、この程度か…!」
 骨が軋む音は聞こえぬ振り。不敵に笑ってみせ、余裕の体を装う。そしてこの状況は逆に好機。
「…ルベル君!」
 呼びかける声が届くより早く。ルベルは動く。人狼たるが故の短命を、火精霊に捧げ。花火が如き加護と成し纏う。
「この好機、逃さず繋いでみせましょうぞ…!」
 それが彼への恩返しともなるが故に。命燃やし少年は走る。だがまだ足りぬ。片手に冷哀たる妖気を纏いし黒刀を抜き放てば。
「火精霊は猛り燃えよ、僕の生命を燃料に!」
 己の左肩へ深々と突き立てる。噴出す鮮血もまた焔の如く。花火が如き刹那に輝く命をこそ愛する火精霊は応え、突き出されたルベルの右腕より紅蓮の焔狼として撃ち放つ。
 瞬きの間に焔狼は飛翔、宝石災魔へと着弾。爆炎と化してかの災魔を包み、焼き焦がす。
「人々の…未来の、ために…!」
「お前は、ここで打ち倒す…!」
 膝をついたルベルに、引き継ぐように緋雨が応え。掲げた右腕に纏うは、迸り輝く雷光の刃。一閃。
『………!!!』
 炎に包まれ、雷に貫かれ。宝石災魔が、声にならない悲鳴を上げた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

月宮・ユイ
厄介な代物を残したものね
憂い無く終える為にも、此処で叩きましょう

殺気や危険感知<第六感>併用
動き見切り<情報収集・学習>
周囲に<属性攻撃>風の渦作り範囲攻撃
<破魔>の呪<呪詛>上乗せ強化:対召喚体効果<限界突破>
召喚体の動き乱し足止めや脆さつき撃破<捕食>

《封絶縛鎖》鎖操作と召喚継続
風にのせ周囲に鎖の渦作り盾としつつも攻撃力追加
十分な迎撃力確保後<念動力>で初速強化<早業>射出
外れても鎖張り巡らせ行動阻害狙い次弾射出
敵縛り封じ、鎖収縮させ急接近
呪<呪詛:生命力吸収>込め<怪力>で振るう
斧槍[ステラ]渾身の一撃<捕食>を

完成を許すわけにはいきません
ここで、砕けろ

アドリブ絡み◎
呪宿し操るヤドリガミ



『……飛翔×飛翔×飛翔……飛翔×探索×外世界……』
 数多の傷を負い、ダメージの蓄積が目に見える程に至った宝石災魔。なれど外界目指さんとする意思は揺るぐことなく。その様を月宮・ユイ(月城紫音・f02933)は冷淡に見つめつつ思う。かの殺人鬼も、厄介な代物を残したものだと。
「憂い無く終える為にも。ここで叩きましょう」
 その意思を確かめた直後、宝石災魔の放った緑の首の群れが大挙し迫ってきた。ユイはその動きを注視しながら、詠唱を行う。
「範囲攻撃術式、風属性指定、破魔特性・捕食呪詛付与…限界突破、展開」
 結ばれた刹那、ユイの全身を激しい風の渦が包み込み。突撃してきた緑の首を次々と切り刻み、撃墜してゆく。
 更に腕を振るえば、小規模な竜巻が発生。直撃した首達が磨り潰され、残ったもの達も散開を余儀なくされる。
 それでも果敢に突撃してゆく首群れ。何体かは風の防壁を突破し、ユイの身を打ち据えてゆく。撃墜した首を呪詛で捕食しているとはいえ、これだけでは不足か。
「…鎖の渦よ」
 ユイの身より放たれるはユーベルコードの鎖。風の渦に乗ったそれは高速で回転し、より遠くの首群れをも巻き込み打ち落としてゆく。最早これを突破できる首はあるまい。
 やがて首群れの粗方を打ち落とせば、ユイの視線はその向こうの宝石災魔へ。気付いた災魔、迎撃の構えを取らんとするが。
「…喰らい封じろ」
 風の勢いに、己の念動力を上乗せし鎖を射出。一度は外れたと見えたそれだが、しなる動きが災魔へ絡みつきその身を縛り上げる。
『………!!?』
 鎖を収縮させ、自らを声にならぬ悲鳴上げる災魔のもとへと引き寄せる。と同時、己の核たるコアを取り出せば、瞬く間に柄が、刃が形成され、捕食吸収の呪詛帯びし牙じみた斧槍がユイの手に掴まれる。
「完成を、許すわけにはいきません」
 宝石災魔の姿は目の前。鎖を離し、斧槍の柄を両手に握る。慣性に、己の膂力を上乗せし。
「ここで、砕けろ」
 すれ違いざま、渾身の力で横薙ぎ一閃。奇妙な、だが確かな切断と咬合の感触が、斧槍握る手に伝わってきた。

成功 🔵​🔵​🔴​

テラ・ウィンディア
何とも神々しいな!
だが…ヒーローズアースじゃ神様なんてコンビニで遭遇する外人さんレベルに普通に居るらしいから珍しいなんて思うもんか!

【属性攻撃】
炎を全身と武器に付与

対wiz
【戦闘知識】で展開される緑の首の布陣を見据え
確実に殲滅する為の立ち回りを捕捉
【見切り・第六感・残像・空中戦】で飛び回りながら可能な限り回避に努め
グラビティバスターを向けて
【一斉放射】による砲撃
同時に紅蓮神龍波発動!
展開された炎の龍で可能な限り緑の首の殲滅に努め

数を減らし宝石災魔への道が開ければ
炎の龍を合体させ…共に突撃!
槍による【串刺し】と共に【属性攻撃】で強化した炎の龍の一撃を以て焼き尽くしに掛かる!
我が全霊を以て粉砕する



 何とも神々しい。それが宝石災魔を目にした折のテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)の偽らざる感想であった。
 だがそれを珍しいとは思わぬ。何しろヒーローズアースでは神と称される存在が普通に見られるのだ。そうでなくとも放置すればアルダワに留まらぬ脅威となり得る存在。打ち倒すに躊躇いは無い。紅竜槍を構え、敵を見据える。その槍から炎が噴出し、全身を鎧う。
『感知×猟兵×敵性存在…霊紋×鬼霊×地獄絵図…』
 既に何人もの猟兵の攻撃を受け満身創痍の宝石災魔。なれどその力は衰えを見せず。無数の緑の首の群れが迫り来る。
 その陣容を、テラは冷静に見据える。如何なる立ち回りを行えば最小損害で最大殲滅が可能か。そして高速で飛来する首群れが、テラ目掛け殺到する。
「捕まるものかっ!」
 跳躍、飛翔。視覚にて見切り、直感にてかわし、残像で欺き回避しながら、首群れを一方向に捉え。
「纏めて吹き飛ばす…!」
 着地、取り出し構えるは星霊重力砲。精神リンクにより既に起動していたその砲口に魔力が集束し。
「行けぇぇぇぇぇぇ!!」
 砲撃と同時、テラの足元から前方へ床に皹が走りゆく。そこから噴出するは熱く煮え滾るマグマ。無数の龍の形を取った紅蓮が重力波と共に首群れへと襲いかかり、これらを喰らい、薙ぎ払い、焼き焦がし押し潰してゆく。
 緑の雲霞が晴れれば、その向こうに再度見える宝石災魔の姿。今ぞ好機。再度槍を構えて飛翔、残るマグマの龍達を随え共に災魔へと向かってゆく。
『脅威×迎撃×絶対防衛…!!』
 迫り来るテラと熔岩龍。その攻勢を前とし、ここまで一切の感情を見せることのなかった宝石災魔の声音に、初めて色が宿る。
 それは、恐怖。生まれて初めての、死を意識させられたが故の。生きるものとしての本能が齎した、恐怖。
 故に、迎え撃つ動きも鬼気迫る。赤と青の首が、上下左右、複雑な軌道を描きながらテラに突撃を仕掛ける。災魔本体からも、魔力光線の連射が飛ぶ。
「流石に必死だな…!だが、それでも!」
 二つの首を、無数の魔力光線を、縦横無尽の飛翔で回避。同時、飛び上がった熔岩龍達が集結、結合。一匹の巨大な紅龍となって、テラと共に宝石災魔目掛けて突撃し。
「その身の全て!我が全霊を以て、粉砕するッ!!」
 テラの槍が、宝石災魔の腹を串刺し。次いで激突した熔岩龍が、己の炎熱の全てを宝石災魔へ叩きつける。
『アア…アア…アアアアア……!!』
 全身を焼き焦がされ、腹を抉られ。宝石災魔の口から上がる声は、それまでとは異なる、明確なる悲鳴であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
ここまで来た以上、最後まできっちり片付けるとするか。
行こうぜ、シャーリー。

敵の先制攻撃を【見切り】、盾代わりの鉄鍋の【盾受け】で攻撃を凌ぎながら僅かな隙を突いて【カウンター】の【武器落とし】で剣を弾き飛ばし、UCを吸収できない間に【捨て身の一撃】で【料理の鉄刃】を叩き込んで深手を負わせる。
そしてシャーリーと一緒に畳みかける様に大包丁での連撃を繰り出し、【二回攻撃】を【限界突破】させた『三回攻撃』を奴に喰らわせる!


シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
たとえどんな強敵でも、二人一緒なら勝てる
行こう、ウィーリィくん!

先制攻撃の首の攻撃をブラスターの【乱れ撃ち】で牽制して注意を逸らせた隙に【罠使い】+【ロープワーク】で張り巡らせたワイヤーで首を絡め取り、その隙に本体にウィーリィくんが負わせた傷口を【視力】+【スナイパー】で狙い撃つ
その後はウィーリィくんの攻撃に合わせて【クイックドロウ】+【援護射撃】で攻撃!
反撃する暇なんて与えないんだから!



『アア…アアア…』
 全身焼け爛れた無残な姿を晒す宝石災魔。上がる声は、迫る死への慟哭か、それとも尚生き足掻かんとする雄叫びか。
 そんなかの存在の前に、今二人、猟兵達が姿を現す。少年と少女。
「ここまで来た以上、最後まできっちりと片付けるとするか」
 少年、ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)。その片手に大包丁を携え。
「たとえどんな強敵でも、二人一緒なら勝てる!行こう、ウィーリィくん!」
 少女、シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)。片手にマスケット銃型の熱線銃、今一方の手を目線の高さに掲げれば。
「ああ、行こうぜ、シャーリー!」
 ウィーリィの手が、彼女の手と打ち合わされる。そして二人は駆け出していく。
『襲撃×猟兵×絶対排除…!瘴気×屍王×模倣死者…!』
 対する宝石災魔、切迫した声と共に、青の首を二人へと差し向ける。
「ウィーリィくん、こいつは任せて!」
 熱線銃を連射しながらシャーリー。ウィーリィが頷き応を返せば、そのままひとたび彼から離れていく。追いかける青の首を掻い潜り、ウィーリィは尚も駆ける。
『龍脈×女神×断龍剣…!』
 それを認めた宝石災魔は更なるユーベルコードを発動。片腕に赤の首を噛み付かせれば、その首はたちどころに形を失い。代わって、神々しく力強い巨剣がその手に現れ。以てウィーリィを斬り倒さんとばかりに振り下ろす。
「っと、危ねぇ…!」
 背中から引っ張り出した鉄鍋で受け止め、鍋の丸みを利して受け流す。衝撃の全てを受け止めたわけでないにも関わらず、全身に伝播する猛烈な衝撃。まともに受け止められるものではないか。この攻勢を凌ぎ、隙を見出さんと再度身構える。

「わわっ!!」
 青の首の突進を寸での処で飛び退きかわすシャーリー。だが青の首は素早く方向転換し再度シャーリーを狙う。
「うぅっ、思った以上に素早い…でも!」
 体勢を立て直し、再度駆け出すシャーリー。大きな実験カプセルの間を走り抜けてゆく。
 シャーリーを執拗に追いかける青の首。大きな実験カプセルの間を飛び抜けようとして――そのまま動きが止まる。見れば、その首全体に絡みつくのは無数のワイヤー。シャーリーが逃げ回りながら張り巡らせた、ワイヤートラップである。
「引っかかればこっちのものだよ!」
 止まった標的を撃つことなど、シャーリーにとっては造作も無い。立て続けに撃ち込まれた熱線が、青の首を貫き消滅せしめた。

「っくぅ…!」
 宝石災魔の振り下ろす巨剣を鉄鍋で受け止めるも、まともに伝播したその衝撃に思わずウィーリィが膝をつく。
 それは決定的な好機。宝石災魔、止めとばかりに全力で剣を振り下ろす。だが、それこそがウィーリィにとって最大のチャンスでもあった。
「そこだ…っ!!」
 振り下ろす軌道を見切り、斜め前へと跳躍。以て剣のすぐ真横を取る位置へ至れば、そのまま渾身の力で大包丁を振り上げ、巨剣の側面を激しく打つ。
『………!?』
 伝播する衝撃に、思わず宝石災魔の手が緩む。その隙に更なる一振りが巨剣へ打ち込まれる。堪らず弾き飛ばされてゆく剣。
「今だ…っ!行けぇぇぇぇぇ!!」
 着地したウィーリィ、間髪入れずに再度の跳躍。宝石災魔も残る緑の首を差し向け迎え撃たんとするが、それよりもウィーリィの覚悟が一手先んじた。
『アアアアアア……!!』
 ウィーリィの渾身の一斬が、宝石災魔の胸を深く斬り裂く。そこへ降り注ぐはシャーリーの放つ熱線の雨。痛みに、宝石災魔の悲鳴が響き渡る。
「反撃する暇なんて与えないんだからっ!!」
 早撃ちと連射の技能を合わせた、シャーリーの超絶連射攻撃。反撃を試みんとした緑の首に突き刺さり、それは無数の首群れと化すこともなく崩れ落ち消え果てた。
「よし、決めるぜ…!」
 跳躍するウィーリィ、一振り目で宝石災魔の腹を斬り裂く。二振り目、胸の傷を更に深く抉り抜く。だが、此度はこれで終わりではない。
「こいつで…最後だ!行けぇぇぇっ!!」
 ウィーリィの身体が限界を超えて稼動する。三度目の攻撃。唐竹に振り下ろした大包丁が、宝石災魔の肩口から半身を深く、深く斬り裂いて。
『アア…ア、ア……飛翔×不能×失墜落下……終止×生命×我…何…処……』
 宝石災魔の身体が崩れ、墜落し。地に落ちるそれより前に、消え失せていく。

 その姿が完全に消え去った後には、粉々に砕け散った紅い宝石だけが、残されていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年02月26日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト