アースクライシス2019⑪~桜花絢爛、汚されるヒーロー
●ダストブロンクス・ダウン
「あはぁ……♥
なかなか妄想はかどるヒーローちゃんが来たわねっ♥」
地下下水道迷宮ダストブロンクスの一角で、巨大汚水槽を守るオブリビオンに、一人の新米ヒーローの少女が挑んでいた。
が……。
「アナタにはこういう責めが似合いそうねっ♥」
少女は、オブリビオンの呼び出した妄想に襲われ、屈辱の中で倒れていく……。
このままでは。
●グリモアベースにて
「ヒーローズアースでの戦争もだいぶん佳境に入ってきてるね。みんなお疲れさま」
集まった猟兵達を前に、美少女グリモア猟兵メリッサ・ウェルズ(翡翠の吸血姫・f14800)は、労いの言葉をかけた。
そして、改めて新しい依頼の説明を開始する。
「ニューヨークの地下に広がる、広大な下水道迷宮ダストブロンクスでの猟兵の活躍に刺激されて、現地のヒーローがダストブロンクスで一斉に蜂起を始めたんだ」
スカムキングは、ダストブロンクス内に『巨大汚水槽』を多数設置しており、自分に逆らえば、汚水槽を爆破してダストブロンクスを人の住めない環境に変えてしまうといって脅迫していたのだけど、蜂起したヒーロー達の努力によって、その汚水層の場所と爆弾の解除方法が解明されている。
「というわけでそのヒーローが、巨大汚水槽の爆弾解除に向かっているんだけど……問題はそこを守る強敵のオブリビオンがいるってことなんだ。
端的に言うと、現地のヒーローじゃ歯が立たないので、このままだと殺されてしまう」
そこまで説明すると、メリッサは1人の少女の写真を猟兵達に見せた。
もしかしたらその少女の事は、前に見かけた人もいるかもしれない。
「今回皆に向かってもらいたいのは彼女の所。
前にも一度ボクの予知で接触したことはあったよね。
『ライドブロッサム』東屋・桜花。
それが今回皆に助けてもらいたいヒーローの名前だよ」
東屋・桜花は、日系人の少女で、ご当地系の身近なヒーローだ。
まだヒーローとしては新米だけれども、正義感に溢れ御近所でも人気者の少女だ。
ニューヨークに住んでいるわけではないのだが、正義感あふれる彼女は、地元でなくても今回の状況の手助けをしたくて出張してきたらしい。
「というわけだ。桜花さんを助けて、彼女と一緒に敵を倒し、爆弾解除をしてほしい。
といっても実際の爆弾の解除については、桜花さんに任せて大丈夫。
ただ、戦闘に関しては、彼女の実力では敵オブリビオンにはまるで歯が立たないので、皆のサポートがせいぜいかな?
爆弾解除に専念してもらってもいいかもしれないね」
そして敵オブリビオンについても説明する。
今回現れている敵は、『ヒーロー・コンプレークス』。
ヒーローに対する妄想シチュエーションを愉しむ変態な少女オブリビオンだ。
「妄想好きのこいつにとっては、若い美少女ヒーローなんて、格好のエサだよね。
そういう意味でも桜花さんとはめちゃくちゃ相性悪いので、助けてあげて?」
そういって、メリッサは転送ゲートを開く。
開きながら、ついでのように言うのだった。
「あ、あと、巨大汚水槽っていうくらいだから、汚水が充填されてて、ものすっっごく臭いからね?
気を付けていってらっしゃい」
雅瑠璃
このシナリオは戦争シナリオです。
ボス戦1章で完結します。
というわけで、こんにちは。またはこんばんは。
雅です。
戦争シナリオ、ダストブロンクスの戦いをお送りします。
今回登場するNPCヒーローの東屋・桜花さんは、以前のシナリオでも登場させていますので、見たことある人はいるかもしれません。
以前のシナリオはこちら。
『桜花絢爛~新米ヒーローの危機』
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=6809
ですが、特に見ていなくても大丈夫です。
一応桜花さんについてもう少し補足しておきます。
『ライドブロッサム』東屋・桜花。
桃色のセミロングの髪の10代半ばの少女。
一輪バイクに乗って街を駆け回り、ヴィランに襲われている町の人がいたら助けに行く、ご当地系の身近なヒーロー。
胸はGカップ。好物は桜餅。
え、前のシナリオ以外でも見たことある?
気のせいだと思いますよ?
さて、というわけで今回は桜花さんを助けながらのボス戦です。
皆さんの介入がなければ桜花さん殺されますので、頑張って助けてください。
メリッサも言っているように、桜花さんの戦闘力は期待できませんが、その代わり爆弾解除については確実に成功させてくれます。
敵の『ヒーロー・コンプレークス』についてですが、桜花さんだけではなく、猟兵に対しても妄想を滾らせてくるでしょう。
どんな妄想の産物に襲われたいかは、プレイングで指定してくれればよいかと。
ひどい目に合いたければ、プレイングにそう書かれているのならそうします。
でも酷い目に合っているだけじゃなく、ちゃんと戦ってくださいネ?(笑)
まぁ、最悪🔵稼げれば何とでもなりますけどもっ。
また、戦争のスムーズな進行のために、人数を絞って書く可能性があります。
確実に全員採用とはいかないと思いますので、その点はご了承ください。
それではプレイングお待ちしてます。
第1章 ボス戦
『ヒーロー・コンプレークス』
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POW : ああん♪こんなのがいいかもー♡
無敵の【妄想シチュエーション】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD : あなたの相手はこれね☆
【妄想シチュエーション】から、【妄想のシチュを再現】の術を操る悪魔「【対象の掛け算に相応しい相手】」を召喚する。ただし命令に従わせるには、強さに応じた交渉が必要。
WIZ : ああ、あんなことやこんなことなシチュがみたい☆
自身が【妄想シチュみたいなことしたいという妄想】を感じると、レベル×1体の【具現化した妄想のシチュ】が召喚される。具現化した妄想のシチュは妄想シチュみたいなことしたいという妄想を与えた対象を追跡し、攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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霧沢・仁美
◎ ♥♥♥
桜花さんを護衛する形で爆弾の設置されてる場所へ向かうよ。
…にしても、何か親近感を感じないでもないかも(一部見つつ)
敵が現れたら、あたしが引き受けて桜花さんには先に行ってもらおうとするけど…その前に敵が仕掛けてくるかも。
…って触手ぅ!?下水道に美少女と言えばこれ、ってどういうこと…!
とは言え襲われたらひとたまりも無くて。
拘束されて剥かれて、身体の外も中も弄られて。
下水の臭いもあって気持ち悪いはずなのに何故か心地よくなっちゃって。
桜花さんとも絡まされたり…あ、柔らかい…
って堪能してる場合じゃない!
念動電光球で触手焼き切って、そのまま敵にも撃ち込むよ。
アイ・リスパー
◎♥♥♥
「お久しぶりです、桜花さん!
お手伝いいただき、助かります!」
桜花さんには爆弾解除をお願いして、私はオブリビオンの対処に回ります!
せっかく桜花さんも来ているのですし、私もヒーローのように魔法少女服に変身して戦いましょう!
「このマジカル☆アイがお相手します!」
変身して強化された情報処理能力で【マックスウェルの悪魔】による氷の弾丸を放ちましょう。
「氷ならば爆弾を誘爆させることはありません!」
そこに敵が使ってきたのは……
「えええっ!?
魔法少女の凌辱敗北シチュ!?」
迫り来る触手。
それに抵抗できずに全身を弄ばれた挙げ句、変身が解除されて……
「いやあっ!」
全裸で触手に弄ばれるのでした。
ルナ・ステラ
◎♥♥
ヒーローが殺される未来なんて絶対に変えてみせます!
桜花さんには爆弾解除に専念して頂きましょうか?
桜花さんも頑張ってください!
魔法で攻撃して桜花さんから目をそらさせましょう!
(押せてます?この調子で!)
—きゃあ!?
汚水が!!
あぅぅ...臭いです...
こほっ...これじゃ集中して詠唱できないです...
ひゃん!汚水から何か!?
にゅるにゅるした生き物が巻きついてきました!
『魔法少女が汚されたり敵にやられたりするシチュ、捗る!』って、このままじゃ妄想の餌食です
...!!
UCでピンチを脱出して反撃です!
〈成功したら〉
『変身からの一発逆転も妄想が捗る!』って、なぜかダメージ受けながら嬉しそうです...
●再会は汚水の香りと触手の味
「お久しぶりです、桜花さん! お手伝いいただき、助かります!」
「アイ! 久しぶり! ってかむしろこっちが助けてもらうんじゃないかな。ありがとねっ!」
ニューヨーク地下のダストブロンクスに転移し、最初に『ライドブロッサム』東屋・桜花に接触した3人の少女の中で、真っ先に声をかけたのはやはり、以前の事件で知り合っているアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)だった。
アイは既に【電脳の天使】にてマジカル☆アイに変身済みだ。ヒーローの桜花に合わせてヒーローっぽくと形から入った結果でもある。
……ちなみに、やっぱりライドブロッサムとは呼んでない。あの時せっかく名乗りを決めたのに……といってもやっぱり本名でのヒーロー活動が定着してしまっている桜花は、半ば諦め気味であった。
「それで、そっちの2人は初めましてだよね。アイの仲間かな?
よろしくね!」
「はい! よろしくお願いします!」
桜花の問いかけに元気よく答えたのは、アイと同じく魔法少女のような扮装をしているルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)だ。ヒーローが殺される未来なんて絶対に変えてみせますとばかりに、ものすごく気合が入っている。
「うん。よろしくね、桜花さん」
もう1人は、こちらは普通の学生風のセーラー服を着た霧沢・仁美(普通でありたい女子高生・f02862)だ。余談だが、なんとなく、仁美は桜花に親近感を抱いていた。主に胸的な意味で。
(「ヒーロー活動するのにあれだけ大きいと大変そうだなぁ……」)
ついついそんな感想を浮かべてしまう仁美である。
一応言っておくと、桜花もかなり大きなバストの持ち主だが、仁美はそれよりさらに大きい。苦労はよくわかっているのだ。
「えっと……?
何かな? あと、アイはどうしたのかな……?」
なんとなく視線を向けられて困惑している桜花と、仁美を見て微妙な表情をしているアイであった。
「な、ななな、なんでもありませんっ」
「大丈夫、アイもきっとそのうち育つから!」
「気にしてませんから!?」
そんな和やかな(?)会話をしながら、4人は『巨大汚水槽』の元へとやってきた。
当然そこには敵オブリビオン、ヒーロー・コンプレークスが待ちかまえている。
「あはぁ……♥
なかなか妄想はかどるヒーローちゃんとそのお仲間たちねっ♥」
やってきたのが美少女4人だ。ヒーロー・コンプレークスは、実に楽しそうな笑みを浮かべる。
「何考えてるのか知らないけど!
ライドブロッサムが来たからには、汚水槽の爆発なんかさせないんだから!」
そんなコンプレークスに対し、至極真面目に堂々とヒーローらしく名乗りを上げる桜花。気合も十分だ。
「その通りです! ここは、このマジカル☆アイがお相手します!」
そしてその桜花を庇うようにさらに前に立つアイ。アイだけではないルナも仁美も、桜花の代わりに自分たちがコンプレークスを引き受けようと前に出る。
「ここは、あたし達が引き受けるから、桜花さんには先に爆弾の方を」
「爆弾処理、私達じゃできませんから、桜花さんにお願いしますっ」
仁美とルナの言葉に、桜花は「わかった」と頷いて、爆弾の方に向かおうとする。
だが……。
「えー? せっかくなんだから、少しくらい遊んでほしいわぁ♥」
コンプレークスは桜花を見逃すつもりもないようだ。爆弾処理をさせまいというよりは、たぶんに趣味で。
「それに、せっかく魔法少女もいるんだし……敗北シチュエーションとか、そそるわよね?」
そして当然のように2人の魔法少女をも巻き込んでの妄想の産物が現れた。
魔法少女の敗北凌辱につきもののそれ……触手である。
「えええっ!? 魔法少女の凌辱敗北シチュ!?」
「ひゃん! 汚水から何か!?」
「……って触手ぅ!? 魔法少女と言えばこれ、ってどういうこと……!」
ダストブロンクスの下水を流れる汚水の中から、にゅるにゅると伸びだしてくる触手の群れに、アイもルナも仁美も、そして爆弾処理に向かおうとした桜花まで、纏めて掴まってしまう。
「あはぁ♥
ヒーロー少女や魔法少女が汚されたり敵にやられたりするシチュ、捗るわぁ♥」
瞬く間に4人が触手に絡まれ、その身体の上を蠢く触手に蹂躙されていくのを見て、コンプレークスは実に楽しそうな笑みを浮かべてうっとりとしていた。
「汚水が?! あぅぅ……臭いです……。
こほっ……これじゃ集中して詠唱できないです……」
触手は下水の汚水の中から現れた。なので当然その匂いもきつい。
ルナはその匂いの顔をしかめ、そして臭いを嫌がるあまりに、魔法で逃れようとはしても、詠唱に集中できないでいた。
そして反撃ができない間に、ルナの服の中に細い触手が潜り込み、地肌の上を這いずり回る。
「にゅるにゅるしたのが巻きついてきました!?」
ルナの身体に巻き付いたにゅるにゅるは、服の内側からその幼い身体に刺激を与えてきて、ますます詠唱もままならなくなっていった。
「いやあっ!」
アイも同様だ。にゅるにゅるの触手が魔法少女服の中へと潜り込み、薄い胸に絡みついてはその先端をこすり付ける。
せっかく爆弾に影響与えないようにと準備していた氷の魔法も、身体に与えられる刺激に翻弄されている間に霧散してしまった。いや、それどころか、そもそもアイのマジカル☆アイの衣装自体が、魔力で編んだものなのだ。という事はつまり……。
「そんなっ。服がっ?! み、見ないでーー
?!?!」
せっかく来た魔法少女服が消えてしまい、お約束のように全裸になってしまうアイ。そのまま身体を触手に弄ばれてしまう。
「うぅ……下水の臭いが臭いし、気持ち悪い、はず……なのに」
裸に剥かれるといえば、仁美もだ。剥かれるというよりは、セーラー服の中に潜り込もうとする触手のせいで捲れあがって、下着が露になってしまっている方が正しいか。触手が蠢くことでセーラー服が破れ、豊満な胸を包むブラが露になってしまう。そしてさらにそのブラの中へさえも触手が潜り込んでくる。
「いや……なのにぃ……」
気持ち悪いはずなのに、仁美の身体は自らに絡んで蠢く触手が与える刺激に、少しずつ快楽を感じてしまっていた。
このまま触手に弄ばれ続ければ、堕ちてしまうかもしれない。
だが。
「ちょ、この……離しなさいよぉ?!」
同じように触手に囚われてしまっている桜花の姿を見て、なんとか意識が飛ばないように踏ん張っていた。
(「あ……やわらかい……じゃなくて
……!」)
(「う、桜花さん、大きい……」)
「このままじゃ妄想の餌食です
……!!」
「い、いい加減に……にゃああああ?!」
触手に弄ばれる中、仁美もアイもルナも桜花もまとめて、4人がくんずほぐれつ絡み合うように弄ばれていく。
「さー♥ いつまで堕ちないでいられるかなぁ♥」
約1名は、桜花や仁美の豊満な胸を押し付けられたのがある意味トドメになっているのか、自慢の氷の魔法もつむげないほど弄ばれたままにはなっているが、他3人は諦めたりはしない。
楽しそうに涎垂らして見ているコンプレークスの姿を視界にとらえ、これ以上はやらせないと気合を入れなおして詠唱を唱えた。
「ティンクルティンクル☆お星様お月様わたしに力を! マジカルドレスアップ☆」
……内心では、毎回これ言わないといけないのかとか、恥ずかしいですとか思ってしまったりするが、それでもルナは呪文を唱え切った。ドレス姿に変身してピンチを切り抜けるユーベルコード【星の王女様】、ルナの切り札だ。
「おお?」
「変身からの一発逆転、ですっ!」
変身の力で触手を振りほどいたルナは、星屑の魔法を解き放ち、コンプレークスを攻撃すると同時に、仲間たちを星の光で癒していく。
「わぁ♥ いいわねぇ。敗北シチュもいいけど、ピンチからの一発逆転も、それはそれで妄想はかどるわぁ♥」
「ひぃぃ?! な、なんでもいいんですかっ?!」
さすがに攻撃を喰らいながらも、その状況まで妄想対象にされてしまって、ドン引きのルナである。
とはいえ、ルナの癒しの魔法もちゃんと発動している。それゆえに次に動き出したのは仁美だった。
「プラズマ展開……行くよ!」
仁美がサイキックで生み出した【念動電光球】のプラズマの炎が、触手を焼き切って、囚われていた桜花や、裸のままピクピクしているアイを解放していく。
「はぁ……助かった。ごめん、ありがとう!」
「桜花さん、こっちはいいから、あなたは爆弾処理に!」
仁美は解放された桜花にそういうと、桜花を逃がすべくルナと共にコンプレークスに向き直った。
「ごめん! 任せたよ!!」
そして桜花は巨大汚水槽へ向けて駆けていく。
「あーらら。あっちのヒーローちゃんを止めないといけないわねぇ……♥」
仁美の火球とルナの星の光に阻まれながら、そしてダメージを受けながらも、コンプレークスはまだまだ、余裕はありそうだった。
ちなみにアイはまだ裸でピクピクしていたという……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
リリス・ホワイトフェザー
◎❤️❤️❤️
SPD
【おとりと慢心】
私が囮になって、爆弾解除の時間を稼ぎましょう!
【妄想】
素早さに自信のあるヒーローが、油断から素早さで隙を突かれて、いいようにされる妄想ですって?!
わたしが素早さで負けるわけには!
UCで装備を脱いで、天使のランジェリーになって戦い……あれ?敵はどこ?
(過去に戦った尻子玉を抜いてくる餓鬼に隙だらけの背後から、尻子玉を抜かれて、脱力、無様な状態のまま下着をずらされ、オブリビオンにヒップスラップされて、時間を稼いで見せます)
なんとか爆弾解除出来たら、反撃のナイフで攻撃しましょう。
相馬・雷光
◎♥♥(純潔を奪うことのみNG)
ここがダストブ――くさっ!?
妄想、ね……
前に行った触手同人誌即売会で邪神がっての
あれで売ってた本で私によく似た子が(触手が創造される)こういう触手の相手させれるのよね!
雷撃弾(属性攻撃・乱れ撃ち)を撃ちまくるけど、数が多くて迎撃し切れない
桜花の方に向かってるのだけでも【援護射撃】で潰して爆弾解除に専念してもらう
その分がこっちに来るけど!
四肢を拘束されて身動きできなくされて、ひたすらお尻を攻められる
お、お尻ばっか……気が強いのはそっちが似合う? 知らないわよ!
でも……絶体絶命からの逆転もよくあるシチュエーションよ!
【全力魔法】【帝釈天降魔砲】を本体にぶっ放す!
●妄想はお尻を狙う
「ここがダストブ……くさっ!?」
相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)は、ダストブロンクスに降り立ってすぐ、辺りに立ち込める下水の臭いに鼻をつまんだ。
だが、臭いからといって帰るわけにはいかない。現地ヒーローこと桜花の手助けをしなければ。
「私達で囮になって、爆弾解除の時間を稼ぎましょう!」
雷光と一緒にやってきたのは、リリス・ホワイトフェザー(エンジェルシーフ☆リリス・f14244)だ。奇しくも、忍者とシーフの、スピードコンビでの参戦になっている。
「そうね。ヒーローの人は、えっと……汚水槽に向かってるみたいね。なら、こっちで惹きつけましょ!」
そうして桜花の元へと駆けていく2人に、ヒーロー・コンプレークスも気が付いたようだ。
「あら♥ 新しい妄想のネタが来てくれたかしら♥」
「妄想、ね……」
妄想と聞くと雷光はいやな顔をした。思い出すのは、様々な人の妄想の産物を見ることになった以前の依頼……同人誌即売会での事件の事。
「知ってるわよ。前に行った触手同人誌即売会で売ってた本だと、私によく似た子が触手の相手させれるのよね!」
そしてそれに続けるようにリリスも言う。
「それとか、ヒロインが自信のある得意な分野で、油断して隙を突かれて、いいようにされてしまう妄想とかも定番ですよね?」
もちろん、そんな定番ネタなんて、フラグでしかなかった。
「なるほどなるほど♥
じゃ、そうしましょっかー♥」
というわけで、2人に襲い掛かるべく触手が現れたのである。
「ほらきたー!」
ネタを提供したのは自分であることは棚に上げて、案の定という顔をした雷光は、愛銃ヴァジュラブラスターから放つ雷撃弾で襲い掛かってくる触手を迎撃していく。
甘く見てたら、汚水槽に向かって作業をしている桜花をも巻き込みかねないので、こちらに惹きつけるべくとにかく撃って撃ちまくった。
「その程度の素早さに負けるわけにはいきません!」
リリスは、自身のあるスピードで、触手に捕まらないようにかわし続ける。服を脱ぎ、天使のランジェリー姿になったリリスは、【シーブズ・ギャンビット】の効果もあってさらに速度を増し、触手をダガーで切り裂いていく。
触手の動きは、リリスを完全にとらえられないとあって、リリスは先程自分で言ったシチュエーションのように、得意のスピードゆえに油断してしまっていた。
そんなリリスの背後に触手ではない影が現れる。
コンプレークスが呼び出した別の妄想……それは、リリスをも上回るスピードを誇る痴漢だった。
「えっ?!」
まるで以前の依頼で遭遇した、尻子玉を狙う餓鬼のような痴漢が、恐るべきスピードで油断していたリリスの背後に迫り、そのお尻に手をのばした。
「いやっ?!」
そして一瞬にしてパンツを脱がすと、スパーンと露わになったお尻を叩く。
「ひゃんっ、な、なにを……いやぁっ?!」
そのまま何度もスパンキングされたり、あるいは本当に尻子玉でも抜こうというのかお尻の穴を指で弄られるリリスである。そこに絡んできた触手によって足が固定されてしまったため、逃れようにも逃れられず、お尻を散々弄ばれてしまうことになってしまった。
一方、雷光の方もピンチを迎えていた。
リリスがお尻を弄られていることで、リリスの素早さで翻弄していた分の触手まで雷光に向かってきたからだ。
「数が多くて迎撃し切れないっ?!」
こちらも触手に四肢を絡めとられて動けなくなったところに、触手が伸びてくる。
「あは♥ あなたもお尻がいいかしら?
気の強そうな子は、お尻が弱いってのも定番よねぇ♥」
「な、何を……」
触手を妄想でコントロールするコンプレークスのその言葉通り、雷光に絡みついた触手はお尻に潜り込もうと執拗にお尻を狙って蠢いている。
「お、お尻ばっか……気が強いのはそっちが似合う?
そんなの知らないわよ! ああああああっっ?!」
強気で言い返しながらも、お尻の穴に触手をねじ込まれて悶絶してしまう雷光であった。
そのまましばらく2人とも、お尻(だけ)を散々弄ばれてしまう。
だが、2人が弄ばれている時間は、爆弾解除に取り掛かる桜花にとってはありがたい作業時間になっている。
2人は囮の役目は十分果たしたのだ。
……だから、そろそろ逆襲してもいいよね?
「こんの、いい加減に!
……絶体絶命からの逆転もよくあるシチュエーションよ!」
「そうです、これ以上はもう!」
雷光の叫びにリリスも応え、リリスは、スパンキングで真っ赤になったお尻を隠すこともなく、強引にダガーを振るう。
そのダガーは餓鬼を斬って消し去り、さらに雷光を拘束していた触手の一部をも斬り割いた。
「これでもくらいなさい!」
そして手が自由になった雷光は、全力を込めて【帝釈天降魔砲】をコンプレークスに向かって解き放つ。
それは狙い違わずコンプレークスに直撃し、そして2人を弄んでいた妄想の産物も消え去った。
「あばばばばば?!
やーん、ちょっと遊びすぎちゃったかしらねぇ♥」
雷光の渾身の雷撃弾を喰らっても、まだどこか余裕のありそうなコンプレークスである。
とはいえ、2人の囮としての役割はこれで十分だった。
桜花は、しばらくコンプレークスの目が離れたこともあり、順調に爆弾解体を始めている。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
凍雪・つらら
桜花さんが爆弾に迎えるよう、全力でオブリビオンを足止めしますっ!
あれ?オブリビオンがこっちをじーっと見つめて...ガチガチに凍えてる女の子も良いかもしれない...?そんなー!
ひっ!雪だるまみたいなのが沢山召喚されて、吹雪を...さむいいっ!!
からだがこおって...さむい...さむいよぉ...
全身ガチガチに凍ってく私の顔を覗こうとオブリビオンが近づいて...今しかないですっ、凍気の歌っ!
凍った体の凍えるようなか細い声はオブリビオンの心を震わせる...はずです!そして寒い寒いと泣くオブリビオンに力を振り絞り抱きついて...一緒に凍って貰います!震え凍える猛吹雪っ!カチカチになってくださいっ!
●ダストブロンクスに氷の世界
「桜花さんが爆弾に迎えるよう、全力で足止めしますっ!」
と、勢い込んでダストブロンクスにやってきた凍雪・つらら(凍える雪狐・f14066)である。
気合は十分なのだが、地下下水道迷宮であるこの場所は寒かったのか……あるいは普段通りか、やたらと分厚いコートに身を包んでいた。
そんな彼女に、ヒーロー・コンプレークスが気が付いて、じーっと視線を向けた。
「あら……♥
なんだかすごく寒がりな子なのね……震えて凍える女の子もいいかもしれないわ♥」
「ひっ?!」
まるで悪戯を思いついたようないい笑顔で、コンプレークスは、大量の雪ダルマを召喚した。その周りに急に吹雪が吹き荒れ、視界が雪に閉ざされる。
「へくちっ……なに、なんでいきなり地下に雪なんか?!」
このコンプレークスの思い付きは、意外な所にも波及していた。
爆弾解除中の桜花が、急に寒くなったことで震えて、作業の手が止まってしまったのだ。
「さむいいっ!!
からだがこおって……さむい……さむいよぉ……」
もちろん、その雪だるまから吹き荒れる吹雪に、最も近い位置にいるつららはたまったものではない。折角の厚着も無意味なくらいに急に冷えだした環境に、身体を抱えてガタガタと震えているだけだった。
身体を抱いたままの格好で、足元から凍り付いていくつらら。
そんなつららの姿を見ようと、コンプレークスはゆっくりと近づいてくる。
「全身カチコチになったら……固めってやつだっけ?
これはこれでいい趣味よねぇ♥」
足元から、胴体、腕、そして頭まで凍り付いていくつららを間近で見ながら、コンプレークスはご満悦だった。
だが、つららはコンプレークスが油断して近付いてくるのを待っていたのだ。
(「今しかないですっ、凍気の歌っ!」)
凍り付いた口元が、完全に固まる前に、願いと祈りを込めてつららは歌いだす。
凍った身体から発せられるか細い声が紡ぐ【凍気の歌】、それはコンプレークスにも共感を与えていく。
共感というか……要するに寒さを感じさせているわけだが。
「寒っ?! な、なんで急にこんな寒く……なんであたしまでこんな?!」
自分の妄想から生み出した寒さを、まさか自分が感じるとは思っていなかったのだろう。つららの歌に与えられた寒さに震え始めるコンプレークス。
「い、今ですっ。一緒にカチカチになってくださいっ!」
この機を逃すまいと、つららは、まだかろうじて動く手をのばし、コンプレークスに抱きついた。凍り付く自らの身体ごと抱きついたことで、コンプレークスも少しずつ凍り付いていく。
「ああっ♥ このまま美少女2人が抱き合って固まった氷像に……♥」
なんだかそれをも妄想したのか、少しだけ嬉しそうな悲鳴を上げるコンプレークス。ダメだこいつ、早くなんとかしないと。
「このまま一緒に凍って貰いますっ!」
そしてコンプレークスが意外と抵抗しないので、つららは必死に抱きついて一緒に凍らせようと頑張っていた。
「あ、雪がやんだ……地下でやんだってのも変な話だけど、とにかく作業の続きっ」
コンプレークスが一緒に凍り付いていくにつれ、雪速水、桜花は作業に戻る。
このあとコンプレークスがつららを引き剥がし、氷から抜け出すまでの間、桜花は落ち着いて作業できたそうな。
成功
🔵🔵🔴
ウィーリィ・チゥシャン
あー…まためんどくさい相手に絡まれてるな。
加勢するぜ。桜花。
邪魔者はこっちで引き受けるから、爆弾解除は任せた!
桜花を【かばう】形で戦闘に介入。
相手の攻撃を鉄鍋の【盾受け】でガードしながらそのまま突っ込み【シールドバッシュ】を食らわせ、桜花から引き離す。
そして大包丁での【二回攻撃】を叩き込む。
残念だったな!野郎相手じゃお前の妄想も捗らないだろ?
(だがそこへ人をダメにする系の年下好きのお姉さんが!)
奴のイマジネーションは無限大か!?
ま、待て!ここは悪臭漂う汚水槽だぞ?
そんな場所であんな事してお前的にはアリなのか!?
必死に抵抗して奴の能力に疑念を抱かせ、その隙に本体を狙って【飢龍炎牙】!
秋山・軍犬
おっすおっす! 桜花君!
あ、ヒーロー・ヴィラン連合とかできたけど
チマキラーとは仲良くなれた?
で、ヒーロー大好きなら性癖以前に
熱血展開も大好物ですね?
という訳で、今回の妄想シチュは
ブ〇ッケンJr 対 ミスター〇ーメン な感じで
桜花の前に立ち塞がる強敵コンプレークス
連日の戦いでダメージの蓄積した桜花ピンチ
その時、現れるライバル チマキラー!
「ここは私にまかせるでちま!」
だが実力差によって追いつめられるチマキラー
そんな時、謎の猟…超人が乱入して
レッグ圧力拳とかで決める流れで
は?今度の躯の海での新刊は
桜花×チマキラー?(Byコンプレークス)
まあ周りに迷惑かけない範囲でね…
…帰りに和菓子でも食ってくっす
●ライバルヴィラン・チマキラーの恐怖?
「おっすおっす! 桜花君!」
「あー……まためんどくさい相手に絡まれてるな、桜花」
ヒーロー・コンプレークスが氷漬けで足止めされている間、爆弾解除に専念していた桜花のもとに、顔なじみの2人がやってきた。
ともに以前の事件で顔見知りになった秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)とウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)の2人だ。
「あ! 2人とも久しぶり!」
桜花は顔なじみの2人を見てうれしそうに声を上げる
「そういやヒーロー・ヴィラン連合とかできたけど、チマキラーとは仲良くなれた?」
「いやー……それがこの戦い始まってから見かけてないんだよねぇ……」
軍犬は、世間話のように、前に遭遇した桜花のライバルヴィランのチマキラーの話題を出した。
桜花が言うには、ヒーロー・ヴィラン連合ができて参加したときに、チマキラーも探してみたのだが……見かけなかったらしい。
「お互い顔合わせると色々面倒そうだし、別のところ行ってるのかもね?」
「ふぅん、チマキラーって、こんな子だったっけぇ♥」
そんな世間話も交えながら爆弾解除をしていると、足止めから逃れたコンプレークスが、いつの間にか近付いてきていて、会話に混ざってくる。
その傍らには、抜群のプロポーションを、身体に張り付けた笹の葉で申し訳程度に隠しているような、そんな扇情的な少女の姿があった。
「チマキラー?! なんで?!」
「リクエストに応えてみましたぁ♥」
驚愕する桜花に、コンプレークスは、自らの妄想で生み出したものだとにこやかに説明する。
「ちっ。まためんどくさいことを……。
邪魔者はこっちで引き受けるから、爆弾解除は任せたぞ、桜花!」
「う、うん。よろしく……でも、なんでアイツがチマキラーの事……?」
「ヒーロー大好きらしいっすからねぇ……どこかで調べてたのかも?
とにかくこっちは任せるっすよ」
ウィーリィと軍犬の2人が桜花を庇うように前に出る。
コンプレークスと……そして彼女が妄想で生み出したチマキラーらしい影を迎え撃つために。
「で、ヒーロー大好きなら、性癖以前に熱血展開も大好物ですね?」
軍犬の問いに、コンプレークスはにこやかにもちろん、と答える。
「もちろん! だからライバルちゃんを出してみましたぁ♥」
「熱血展開なら、かつての強敵が力を貸してくれるところでしょうが!」
襲い掛かってくるチマキラーの鋭い蹴りを避けながら、このシチュエーションに文句を言う軍犬である。
「立ち塞がる強敵を前に、連日の戦いでダメージを受けて立ち上がれない桜花!
その時現れたかつてのライバルが、ヒーローはひとりじゃないちま。ここは私に任せるちま! と現れる!
それが王道じゃないっすか!!!」
軍犬の語りが熱い。まさに少年マンガの王道だった。
「そーねぇ♥
そして国中に散らばったリングの上で戦って、ピラミッドで乱入されたり、谷底に落ちたりするのも楽しそうよねぇ♥」
……そしてコンプレークスは、軍犬の言いたいことをだいたい理解しているようだった。コンプレークスの妄想ネタストックの幅広いなぁ……。
「で・も♥
今はチマキラーちゃんに襲われる桜花ちゃんが見たい気分かなー♥」
そういってコンプレークスは、妄想チマキラーをけしかけてくるのだった。
「くっ……今度の新刊は、桜花×チマキラーっすか……!」
チマキラーの鋭い蹴りが軍犬をに襲い掛かる。
……が、そこにウィーリィが庇いに入った。
「残念だったな! 野郎相手で!」
ウィーリィは、チマキラーの蹴りを鉄鍋を盾にして受け止め、そのままシールドバッシュ。チマキラーを弾き飛ばして不敵な笑みを浮かべた。
「野郎相手だったら、その妄想もはかどらねぇだろ。
こっからは俺が相手だ!」
ウィーリィは、大包丁を振るって妄想チマキラーに連続攻撃を仕掛け、彼女を追い詰めていく。
「妄想なんか吹き飛ばして、すぐにお前を倒してやる!」
だが、そんなウィーリィの挑発に、にこーっといい笑顔でコンプレークスは応えるのだった。
「あはぁ♥ チマキラーちゃん、実は年下の男の子好きなお姉さんキャラってのもありよねぇ♥」
「なぬ?!」
コンプレークスが新たな妄想を滾らせたことで、もうそうチマキラーの動きが変わる。
「うふふ、かわいいちま……♥」
ただでさえ、素っ裸に笹の葉を張り付けているだけの扇情的な格好なのだ。それがウィーリィをかわいがろうと、抱きしめようと、迫ってくるのだ。
「ま、待て。ここは悪臭漂う汚水槽だぞ?
そんな場所でお前的にはアリなのか!?」
妄想チマキラーの豊かな胸に捉えられ抱きつかれて赤面しながら、必死に抗うウィーリィ。シチュエーションに疑問を抱かせれば妄想も弱まると期待しての事だが……。
「あり寄りのアリね♥」
「くそっ、こいつの妄想は底なしか?!」
……コンプレークスには通じなかった。
そのまま、妄想チマキラーの笹の葉によって、ミイラのようにパッケージングされていくウィーリィ。
「いい加減にするっす! そもそもチマキラーのキャラが違うっすよ!」
そこに突然響く声。
そして電光石火のフライングレッグラリアート……もとい、フライングレッグ【圧力拳】が、妄想チマキラーを蹴り飛ばした。
「え? 何事?!」
コンプレークスは驚愕し散るが……つまりは軍犬だ。さすがにヒーローにあるまじきチマキラーの醜態に我慢できなくなったらしく、謎の超人よろしく乱入してきたのだった。
そしてコンプレークスがこの展開にぽかんとしている間に、ウィーリィは妄想チマキラーを完全に振りほどくと、コンプレークスめがけて炎の龍……【飢龍炎牙】を放つのだった。放たれた炎は、妄想チマキラーを焼き尽くし、そしてコンプレークスを飲み込んでいく。
「ひゃああああっ?!」
「生モノの妄想は、本人に迷惑かけない範囲でやるっすよ!」
炎に巻かれるコンプレークスに、軍犬の叱責が飛ぶのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
鍋島・小百合子
SPD重視
桜花殿!久しぶりじゃな!
戦友の為あらば力を貸すぞ
「貴様のたわけた事に付き合っている暇はない。どいてもらおうかの」
UC「群制御動陣」発動
召喚した61人の女鉄砲兵を戦闘知識込みで指揮
兵達に桜花の護衛と戦闘時の援護を命ず
桜花が爆弾解除を成せるまで死守
敵将には妄想を考える暇など与えぬよう兵達と連携して苛烈に攻める(なぎ払い、範囲攻撃、鎧砕き併用)
兵達には三段構えの陣にて交互射撃、動きを封じるために脚を狙わせる
かけざんなど知らぬ、妄想だろうが将諸共叩き斬るまで
敵からの攻撃には残像を用いての回避か薙刀での武器受け防御
隙を見せれば懐の小太刀の一刺しにて咄嗟の一撃を当ててくれる
他の猟兵との連携を重視
紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎
汚水……劣悪な環境で戦い続けた傭兵生活よりはマシでしょうよ(真顔)。
というのはさておき、その世界に住むヒーローを失う訳にはいかない。爆弾解除をお手伝い(メカニック)しつつ、【選択UC】で自分とライドブロッサムさんを敵の攻撃から守る事に専念するでありますよ。(盾受け)
――尤も。この不可視の壁は自動反撃機能(カウンター、属性攻撃、追跡)があるから、好きなだけ妄想してれば? そのかわり電流でビリっとするけどさ(素)。
「其処には壁がある。それでも行けると思うならこっちに来ればいいでありますよ」
「――だから親切心で言ったのに……まあ、事前に警告したんだし、いいでありますよね?」
時雨・零士
俺、参上!ってな!
久しぶりだな、ライドブロッサム!助けに来たぜ!
しかし…敵の格好、際どいというかエロいというか…。
女性に弱い為、仲間である桜花や女性猟兵の偽物相手だと相手が偽者と解っていても攻撃を躊躇し苦戦。
偽物の攻撃を回避しつつ、【怪力】等で取り押さえようとしたりしながら色々な目(内容はお任せ)に会いつつ、最終的にはなんとか回避しながら敵本体に迫り、【トライアドフォーム】にフォームチェンジ。氷と風の力で敵の動きを止め、クロスメモリ全ての力を使ったトライアドスマッシュ(全ての力を集約させたライダーキック)で仕留めるぜ!
色々危ない敵だった…しかし、間に合って良かったぜ、桜花
※アドリブ等歓迎
●妄想の行く末
「んー、遊びすぎちゃったかしら……。さすがにこれ以上爆弾解除続けられるとまずいわねぇ……」
先程の猟兵の攻撃でレオタードが焦げ、普段よりもさらに扇情的な格好になってしまったヒーロー・コンプレークスは、何とか桜花の妨害をしようと桜花に向けて妄想の産物をけしかけようとする。
だが。
「させぬ!」
桜花の周りをガードするように、無数の女鉄砲武者が出現した。
「貴様のたわけた事に付き合っている暇はない。どいてもらおうかの」
その鉄砲隊の中心に立つのは、鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)だ。出現した鉄砲隊は、小百合子の【群制御動陣】によって呼び出されたものである。
さらにもう1人、桜花の顔見知りが駆け付けた。
「俺、参上! ってな!」
いかにもなヒーローの姿でポーズを決める仮面ライダーデオルムこと時雨・零士(仮面ライダーデオルム・f04112)だ。
「クライマックスには間に合ったみたいだな。
久しぶりだ、ライドブロッサム! 助けに来たぜ!」
「久しぶりじゃな、桜花殿! 戦友の為あらば力を貸すぞ!」
「デオルム! それに小百合子も! 来てくれて心強いよ!」
これまた過去の事件で一緒に戦った仲間の2人だ。次々駆けつけてくれた仲間たちに、桜花も笑顔を見せた。
「汚水……劣悪な環境で戦い続けた傭兵生活よりはマシでしょうよ」
「えっ?」
そしてもう1人、こちらは初めての顔が桜花に語り掛ける。
「私は初めましてでありますね。爆弾解除のお手伝いをするでありますよ、ライドブロッサムさん」
「あ、ありがとう!」
声をかけてきた紅葉・智華(紅眼の射手/自称・全サ連風紀委員・f07893)に、桜花は感激している。……手伝う事よりも、デオルム以外で初めてライドブロッサムの名で呼んでくれたことに感激したのかもしれない。
ちなみに智華の方は、この世界のヒーローを失うわけにはいかないと気合も十分だった。
「それじゃ、そっちの爆弾解除は任せた。俺らはアイツを片付けてくるぜ」
「護衛の兵も出しておくから心配ないじゃろう。こちらは任せよ!」
「うん、2人とも気を付けてね!」
爆弾解除の桜花とその手伝いをする智華を残し、小百合子とデオルムの零士は、2人並んでコンプレークスと向き直った。
「ふぅん。それじゃあ、貴方たちが相手してくれるんだぁ♥」
「ああ、妄想でもなんでもきやがれ。なんでも叩き潰してやるぜ!」
気合を入れて突っ込む例示に向かって、コンプレークスは悪戯を思いついたように笑うと、妄想の産物を呼び出した。
「そ、ならこういうのはどっかなー♥」
「な、桜花殿?!」
現れたのは、偽桜花だった。
妄想など、発動する前に叩きつぶすつもりで、召喚した鉄砲兵たちに一斉射を指示しようとしていた小百合子も、まさかの桜花出現に反射的に止まってしまった。
「くっ……偽物なのはわかってても……っていうかなんでアイツと同じ格好なんだよ。その格好、無駄に際どいというかエロいというか
……?!」
零士にいたっては、元々女性に弱い事もあって、偽桜花に攻撃するのを完全に躊躇ってしまっていた。しかも偽桜花の格好が、コンプレークスと同じ格好(ついでに言うとコンプレークスよりもかなり胸がある)なので、まともにその姿を見ることもできなく、つい視線をそらしてしまう。
「あは♥ やっぱりお友達の顔だとやりづらそうねぇ♥」
そのまま偽桜花と小百合子もしくは零児との掛け算でも妄想しているのか、コンプレークスは楽しそうにケタケタ笑っていた。
そして、2人が一瞬止まってしまった隙をついて、偽桜花は一気にその間を抜き、本物の桜花の元へと駆けていく。
「しまった?!」
「くっ、そやつを撃つのじゃ……!」
慌てて小百合子は鉄砲兵たちに指示を出すが、タイミングが一歩遅かった。
偽桜花はあっという間に作業中の桜花に迫り、そして……。
「其処には壁がある。それでも行けると思うならこっちに来ればいいでありますよ」
……爆弾解体の作業を手伝いながら、智華が静かに呟いた。
「えっ?」
その言葉の意味が分からなかったのか、それとも妄想の偽物にはそこまで判断できなかったのか、偽桜花は智華の言葉を無視して本物の桜花に手をのばし……そして見えない壁にあたって、高圧電流で一瞬にして焼け焦げてしまった。
「……だから親切心で言ったのに……まあ、事前に警告したんだし、いいでありますよね?」
焼け焦げて消えた偽桜花にはもう興味ないと、智華は振り向きもせずに静かに呟いた。
タネを明かせば、これは智華のユーベルコードだ。【矛反転する見えぬ壁】によって呼び出された不可視の壁は、オートメーションでのカウンター能力があり、近付き触れたものに高圧電流を流す仕掛けだ。
「好きなだけ妄想してれば? そのかわり電流でビリっとするけどさ」
いくらやってきても返り討ちだと智華はコンプレークスに警告する。
「うぅ……せっかくの偽桜花ちゃんが……」
偽桜花が不発に終わったコンプレークスは、なんだかがっくりと肩を落としていた。そしてそんなコンプレークスに、零児と小百合子の2人が立ち塞がる。
「サンキューな。助かったぜ。そして、これ以上はもういらない」
「じゃな。あとはもう妄想させる暇など与えぬよ」
宣言通り小百合子は、三段構えしてローテーションで鉄砲を撃ちまくる召喚鉄砲兵たちの弾幕を放っていく。
そしてその弾幕の間を縫うように、零士が駆ける。
「ちょ、こっち来るなぁ。もっと女の子と絡んでろぉ!」
慌てて再び妄想の産物の偽桜花……今度は慌てているのか、顔にモザイクがかかったような出来の悪さだ……が、零士に向かって体当たりをしてくる。顔の造詣が邪神象的なくせに、身体、特に胸に関しては完全な出来の妄想偽桜花が、その胸で零士を押し倒そうと体重をかけてくるが……。
「そうやすやすと、やられるか!」
零士はここでフォームチェンジをする。【トライアドフォーム】、様々な自然のエネルギーを武器に変えるというこのフォームは、風と氷を生み出して妄想の偽桜花を吹き飛ばすと同時に、コンプレークスさえもその攻撃の射程内に捉えた。
「あわわ……さすがにこれはまずい、かもぉ……?
もっと桜花ちゃん×猟兵の妄想したいのにぃ♥」
「かけざんなど知らぬ、妄想だろうが将諸共叩き斬るまで!」
さらに逃げようとするコンプレークスに、小百合子は科の鉄砲隊からの鉛弾が次々と突き刺さっていく。
「これで、トドメじゃ!」
「あっ……逝っちゃうぅぅぅ♥」
最後は隙を見逃さず飛び込んできた小百合子の小太刀による一撃でその心臓を貫かれ、コンプレークスは悲鳴とも嬌声ともつかない声だけを残して消滅するのだった。
「よし、これでいいはず……」
「問題ないと思うであります」
そして、ヒーロー・コンプレークスが消滅したのとほぼ時を同じくして、桜花による爆弾解体処理も終わった。
「みんな、ありがとねっ!
おかげで無事爆弾も解体できたし、これで平和へ一歩、進んだかな?」
集まってきた猟兵達にぺこりと頭を下げる桜花。
「なに、これがひーろーの仕事じゃからな。無事に終わればそれでよしじゃ」
「色々危ない敵だったが…とにかく間に合って良かったぜ、桜花。おつかれさん!」
代表して小百合子と零士が言葉を返し、互いに笑顔を交換するのだった。
こうしてダストブロンクスの一角での戦いは終わり、桜花と猟兵達は、またの再会を願って別れていく。
「みんな、また会おうね!」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵