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推し方を間違えた哀れな怪人よ

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●もうちょっとやり方はなんかあっただろう
 キマイラフューチャーで今少しずつ流行っている、とあるトレーディングカードゲーム。そのカードゲームは、最近話題のアイドルグループ、"おにゃんこクローバー"を題材としているのだ。
「俺のツッキーちゃんが2000ポイントで、お前のライっちは2200、でも緑は赤に弱いから、プラス300で俺が上だな!」
「くーっ、弱点まで考えてるとか、良い戦略してるぜ、全く。さ、俺のターンだな、ドロー……あれ?」
「どうした?……ってお前のそれ、人気10位のサキサキだよな?」
「いや、なんか変……」
「うわホントだ、カードの記載とかおかしいな?」
「最近どうしてかサキサキのカードばっかでると思ったんだよなあ……まさか」
 と、話をしてる二人の所へ、謎のリスがやってくる。
「……あなたもサキサキ推し?」
「は?違うけど」
「いーや、あなたはサキサキを推すようになるわ、だって、最近サキサキのカードが増えてるもの。いつか分かるわよ、あなたにも、魅力が」
 そう言って立ち去る怪人。
 ……数日後、そのカードを持ってた彼もサキサキのファンになったようだ。

●まあなんやかんやありまして
「キマイラフューチャーで事件だよー」
 やってきた真白。
「最近あの世界で少しずつ流行り始めたカードゲームがあるらしいんだけどね、その中に……偽物のカードを混ぜて、とあるアイドルのカードだけ多くしてる怪人が居るんだって。そうやってどんどんそのカード、そのアイドルに愛されてると勘違いさせてそのアイドルの推しを増やそうとしてるみたい。しかも……」
 そして持ってきたのはポスター。
「これ、そのグループのポスターなんだけどね。」
 ライブのポスター。それも、もうすぐ始まるような。
「……どうも、怪人達はいいねの思いを直接伝えようと、直接侵入してこようとしてるらしい、って予知が出たの。だから」
 人差し指を立てる。
「まずは、カードの鑑定をしてあげて欲しいの。どうやら鑑定してる人だけじゃ人手が足りなくて、一緒にやってほしいんだって。やってあげれば、アイドル達の疑いとか、カード作ってる所に対しても疑惑も晴れると思うし、カードやってるキマイラ達やファンも安心すると思うんだ」
 そして、と二本目の指を立てる。
「ライブ会場の警備。ここが重要だよ。怪人をおびき出す為にも、一緒に突入しようとしてる一般人を落ち着かせるためにも。よろしくね?」
 で、三本目を立てる。
「後は怪人を倒すだけ、簡単でしょ?」
 頷いた後に纏め出した。
「怪人はとにかくいいねいいね言ってるらしいんだ、だからもうそんな怪人には、悪いねって言ってあげよ!それじゃあ、よろしくね!」


みらつば
 マスターのみらつばだゼット。

 今回はアイドルを題材としたカードゲームに混ぜられた偽物のカードを探して、ファン達やカードやってる人達を安心させた後に、ライブ会場を警護してアイドルを侵入者から守ってもらい、最後に怪人を倒して貰います。

 マスターページにも書いてありますが、あまりにもフラグメントを無視した内容の場合、残念ながら不採用になる可能性があります。先走りすぎにも注意してください。

 それでは、よろしくお願いします。
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第1章 冒険 『偽造カードを見破れ!』

POW   :    ひたすら本物と見比べて鑑定する、インクの匂いや光沢など感覚で見極める

SPD   :    手早く何枚も鑑定する、印刷のズレや書体などから判断する

WIZ   :    本物のカードに施されている偽造防止策や、偽造カードの知識を元に鑑定する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

リリエル・エーデルワイス
POW
偽造カード…か。
いくらそのアイドルを推してるとはいえ、やり方としてはよろしくないのは確かだね。
それだけそのアイドルに対する強い感情を抱いてる証なのだろうが、価値観を押し付けるのはいただけないかな

一先ず、本物のカードを借りるなりしてそれをもとに鑑定してみるとしよう。偽物であるなら、本物と記載が異なるだろうし、イラストというかそうしたものの色にも若干なりとも差異がある筈だ。
とりあえず、丹念に調べていけば少なからず出てくる筈だと思う。



「偽造カード…か」
 そう言いつつ、カードの山の前に座るのはリリエル。
「いくらそのアイドルを推してるとはいえ、やり方としてはよろしくないのは確かだね。それだけそのアイドルに対する強い感情を抱いてる証なのだろうが、価値観を押し付けるのはいただけないかな」
 まずは本物を借り、それと見比べる。よく見ると、光沢だったり、印刷が雑だったりと、次々に見つかる雑な部分に、リリエル自身も少し呆れているようで。
「思ったよりも雑ね……」
 そんな声を漏らす。一方見て貰ってるキマイラ達は目を輝かしている。キマイラ達にとっては、猟兵達もアイドルみたいな物、だろうか。
「これは本物……いや、違うわね」
 よく見てみると、説明文の字が違う。
「とりあえず終わったわ、これは本物で、これは偽物。……意外と少なかったけど、他の所に多く混ざってるかもしれないわ。気をつけてね?」
「ありがとうございます、これでここの分は終わりました、後は、他の所ですね……」

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴィサラ・ヴァイン
ふむふむ、今はこんなTCGがあるのですね……ちょっと興味あるなぁ……
箱買いしてパックをたくさん剥きます。……決して最高レアリティの箔押しカードを狙ってる訳じゃありませんよ?
流石に怪人さんでも、箱やパックに偽物を詰めて元に戻すって、かなり大変なのでやらないとは思いますが、安心してパックや箱を買えるって証明したいので……
箱を開けたり、パックを剥く前に梱包に問題が無いか、一度開けて戻してる様子がないか確認します
その後サキサキさんのカードの封入率や、そもそもパック内のカード枚数が増えてないかチェックします
……ちょっとパック剥くの楽しくなってきちゃった……どうせだからもう一箱買って剥いていこうかな……?



「ふむふむ、今はこんなTCGがあるのですね……ちょっと興味あるなぁ……」
 そう言って、まさかのカードの箱に手を掛けようとしているのはヴィサラ。……え、箱?
「なんで箱?」
「あ、いえ、この中見たら多そうだなーって。……決して最高レアリティの箔押しカードを狙ってる訳じゃありませんよ?」
 絶対狙ってる……まあそれはさておき、パックを剥く前に梱包に問題が無いかも確認していくヴィサラ
「えっと、あ、これ切れてますね、後は……問題は無さそうですかね?次はカード自体……」
 と、ふと見てみるとパック内の枚数が多くなっている事にも気づいた。さらに言えば封入率もおかしい。
「へー、こんなカードも有るんですね……あ、これはずれてますし、偽物……というか、よくこんなの混ぜられますね」
 そこまでな物も混ざっていたようだ。どんどん確認していく内に……
「……ちょっとパック剥くの楽しくなってきちゃった……どうせだからもう一箱買って剥いていこうかな……?」
 ……あ、やる気ですね。わかります。楽しいもんねえ、剥くの。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジャック・ソウル
偽装してまでファンを増やすのやり方はアイドルの子に対して失礼だよね。

ひっくり返したり、陽に透かしたりして
印刷がズレてるし、カードの光方も全然違う!コレは偽物だね。
次のは、コレも偽物だ!

手際よく本物と偽物を選別
よくこんなに偽物ばっかり作ったね。この熱意をもっとほかに活かせただろうに…



「偽装してまでファンを増やすのやり方はアイドルの子に対して失礼だよね」
 別の店では、ヒーローマスクのジャックが鑑定を始めていた。
 ……やはりキマイラ達が狭い店内に結構入っている。人気なんだなあ。というかもしかしてお店の宣伝の為に猟兵達に手伝ってもらって……いや、よそう。予想はよそう。
「とりあえず陽に当ててみれば……」
 室内なのに?と思われそうだが、窓際なので行ける行ける。
 当ててみると、普通のカードと光り方が違う事に気づく。
「印刷がズレてるし、カードの光方も全然違う!コレは偽物だね」
 次のも、その次も、その次も、まだ本物が見つからない。
「うへえ、結構ある……むしろ偽物ばっかりだ、運悪いのかなあ?次のは……コレも偽物だ!」
 結局ほぼ偽物だった。
「よくこんなに偽物ばっかり作ったね。この熱意をもっとほかに活かせただろうに……」
 そう言いつつ、鑑定を終えるジャック。……キマイラ達が一杯で、出るのに一苦労してるけど。

成功 🔵​🔵​🔴​

桐府田・丈華
「偽造する努力があるなら自分のプレイ力を磨いた方がいいと思うな!」
と同じカードゲーマーとしてこの依頼は頑張らないとと気合を入れて臨みます
まずは鑑定している運営さんやゲーマーさんに本物のカードを見せてもらって特徴、印刷の具合、字体やイラスト(写真)等を覚えておきます
そして鑑定人さんのお手伝いとして鑑定します
手早く正確に一枚一枚確認して偽造であるかを見極めます
「ボクだってカード屋の子供、稚拙な偽造は逃さないよ!」
見つかったりしたらカードゲーマーから出どころを聞き出します
怪しい人物がいれば影の追跡者で追跡させます



「偽造する努力があるなら自分のプレイ力を磨いた方がいいと思うな!」
 名前からしてカードゲーマーな桐府田。カード屋の子供としては今回の事件は見逃せないのだ。
「ねえ、ちょっと良いかな?まずは本物を見せて欲しいんだけど……」
「ああ、分かった。せっかくなら借りていいよ」
 まずは本物を覚える。……というか、借りていいよと言われたし、見比べる為に持っていく。
「ボクだってカード屋の子供、稚拙な偽造は逃さないよ!」
「おぉ、頼りになるなぁ。じゃあ、お願い」
 と、どさっと大量のカード。しかし、さすがカード屋の子。ぱぱっと手早く正確に一枚一枚確認し、本物と偽物を比べていく。
「よし、おわっ……待った!」
 と、本物の山を見ていく。すると、何枚か偽物が混ざっている。
「あれ、確かに分けたのに……まさか」
 ふと辺りを見渡すと一人、人ごみをかき分けて逃げようとしている。
「逃さないよ!」
 影の追跡者で追いかけると、そいつは安心したのか行き止まりで息を切らせていた。五感を使えるのだから追いかけるのは簡単で、すぐに追いつく。
 驚いてるそいつに
「さて、なんでこんな事をしたのかな?」
「な、なんかリスみたいなやつに、頼まれて」
「リス、ねえ」
 ……とりあえず、ここでの問題は解決しそうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

七色・うみ
今日の気分はWIZ! ふむふむ、カードがおかしいんだね?
そこで超絶キュートなうみちゃんの出番だよね♪
偽物のせいでみんなが嫌な思いをして、偽りの幸せに溺れちゃうのは見たくないもん。

必殺技で生放送を立ち上げます! 視聴者さんや現地の人々と一緒に、コミュがてら鑑定タイム行ってみよう☆
偽造防止策やカード知識はお手持ちのスマホ『OCEANS』で情報を集めて、鑑定してる人たちとの報告とも合わせて、一緒に偽物を特定していくよ!

これが偽物だってカードを見つけるときは、第六感にも手伝ってもらおっか。だってそういうのビビってくるもん!
そうして疑惑を解き明かしてアイドルたちを安心させる、頭のいいパフォーマンスです☆



「 ふむふむ、カードがおかしいんだね?」
 そう聞いて立ちあがったのはうみ。彼女は大胆な方法を思いつく。
「偽物のせいでみんなが嫌な思いをして、偽りの幸せに溺れちゃうのは見たくないもん。だから……生放送でやっちゃいます!」
 生放送でやれば広がりも違う。それが猟兵の生放送となればなおさらだ。グッドナイス・ブレイヴァーを使い、生放送の出来る環境を展開する。
「さて、始めちゃうよー!」
 偽造防止策やカード知識はお手持ちのスマホ、さらに近くに居る鑑定人の知識も合わせて、兎に角カードを鑑定していく。それだけではない。
「え、これはどうなのかな?ここなんだけど……あ、ただの傷?そっかー」
 彼女には視聴者という大きな味方がいる。
「これは本物……いや待って、偽物だ!ほらここ!」
 微妙な印刷ズレも見つける彼女には、生放送ならではの、"888888"という文字列が大量に並ぶ。
 しばらくして、鑑定が終わる。ここは本物が多かったようだ。
「さて、これで完了!もし偽物かもしれないと思ったあなたも!これで見分けがつくからレッツトライ!」
 そう言ってしばらくして、生放送をしめた。
 ちなみに生放送中に社員も出て来て、お詫びとしてそのパックを買ったと分かるレシートと、偽物だと分かったカードと、希望するカードを書いた紙を送ってもらえれば、その書いてもらったカードと交換する、という対応がとられたらしい。
  もちろん同レアリティ内で、だが。それでも、良かったネ!

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『アイドルライブを怪人から守れ!』

POW   :    自分がアイドルに扮してステージに立ち、怪人を迎え撃つ

SPD   :    ステージ周辺に秘密裏に潜伏し、怪人を待ち受ける

WIZ   :    スタッフに紛れ込み、怪人の出現に備える

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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「あらら、なんか増えなかったわ……まあいいか、突撃する為の人を集めたかったんだけどね……でもこれだけでも十分!」
「リスの姉御、どうされますか?」
「姉御は止してよー。とりあえず強行突破する人と、侵入する人と別れて入るよ、そしてあの子に絶対に近づいて、直接愛を叫ぶの!」
「おおー!」
 この変態共め。
「さあ行くわよ!」
リリエル・エーデルワイス
ふむふむ…次はライブの警備かぁ。無論、標的は確実に乗り込んでくるだろうね。
とはいえ逆に言えば、標的を特定し返り討ちにするチャンスを作れる訳だから、ここで何としてもライブを成功させないとだね

自らもアイドルに扮しライブに立つ。目には目を、歯には歯を、偽造には偽装で以て返させて貰うよ。
アイドルに扮してライブに立つのは迎え撃つ為でもあるけど、同時にライブに立つアイドル達を守る為。
ステージに怪人及び唆された一般人達が乗り込んできたら、アイドル達を守る様に立ち位置を入れ替わる等して立ちはだかりライブ妨害阻止狙い。特に一般人に対しては可能な限りアイドルらしい立ち振る舞いで対処してみる。あくまで標的は怪人のみ



「皆ー、今日は来てくれてありがとー!」
 自らもアイドルに扮しライブに立つリリエル。目には目を、歯には歯を、偽造には偽装で以て返す。
 もちろんアイドルにも説明済みだ。キマイラ
「それじゃあ、私は交代。一旦サキサキと下がるね」
 そもそもこのグループ自体人数が多いので、アイドルの休憩時間があるのだ。その時間はその子のファンにとっても休憩時間になるので、ある意味winwinだ。
「ライブ中は来なかった、か……」
 そして休憩が終わり、ステージに上がろうとしたとき
「サキサキちゅわぁん……!」
 一気にアイドル抱きつこうと近づいてくる一般人。しかし、それを腕を使ってガードするリリエル。
「何すんだよ!」
「何って……このままもしあなたが何かしようとすると、彼女はアイドルをやめちゃうと思うよ?」
「何でだよ!?」
「アイドルって、偶像、崇拝される人や物なの。彼女に触れるというのは……あなたにとっては偶像じゃなくなるって事。崇拝を超えたことをしてしまう時点で、サキサキに対する感情はもう"アイドル"じゃないの、だから……彼女を、アイドルで居させて?」
 そう言ってステージへと走ってくサキサキとリリエル。その場に取り残された一般人は、そのまま警備員に取り押さえられて退場していった。

成功 🔵​🔵​🔴​

七色・うみ
よーっしうみちゃん引き続きWIZで頑張っちゃう☆

スタッフさんたちに紛れる為に、黒髪のお姉さん風スタッフの変装をしておきますって!
電子の海に繋げれば、そういう目立たないコスチュームチェンジも余裕だと思います!

人員整理や警備、一般人への対応にも一生懸命尽くして、優しくお淑やかに接して行くの。スタッフさんたちとも邪魔にならない範囲で仲良くコミュしていきたいね。

あ、もっと安心させて落ち着かせたい?
そんな時の必殺技!
過去に私が配信してた、穏やかな曲調の歌「Label」をアカペラで静かに口ずさんで、色んな人を安心させて、怪人の出現に望みます☆

歌詞にも暗号を混ぜて、どうか穏やかに。
「大丈夫、私がついてるよ」



「よーっしうみちゃん引き続き頑張っちゃう☆」
 そう言ってやる気を出してるのはうみ。カード鑑定では生放送をして視聴者と一緒に鑑定していくというやり方で巧みに見抜いていた。
 今回は人員整理や警備をするようで、電子の海に接続して目立たないコスチュームに変化しているようだ。実際目立っていない。
「はいはーい、ライブの物販の入り口はこっちですよー☆」
 ……前言撤回……はしない。うまく目立ってない。
「……ママ、確か今日、もしかしたら怪人が襲ってくるかもしれないんでしょ、ボク、怖いよ……」
「大丈夫よ、来ないかから」
「……でも……」
 うみは不安そうな親子連れを見つける。……実際に来るのだ、不安しかないだろう。しかも、それを聞いた周りもざわつく。しかし、彼女は近づいて。
「……ねえ、ボク。」
「どうしたの、係員さん」
 そう言うと、歌いだす。過去に彼女が配信してた、穏やかな曲調の歌"Label"。アカペラで口ずさんで、暗号を混ぜて、周りにも届くように。
「大丈夫、私がついてるよ」
 周りも一緒に落ち着いていく。……ここは、大丈夫そうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

高柳・零
困っているという呟きが聞こえたので駆けつけました。
成る程、怪人がストーカー的ファンになってしまったんですね。
サキサキさんも災難な…。

テレビウムなので、舞台前の確認用モニターに紛れ込みます。
客席の様子は手数を使って確認。怪しい動きをしてる人が居ないかチェックします。
もちろん、舞台脇のスタッフや警備員にも気を配ります。そちらに紛れ込む方が襲撃は行いやすいですしね。

あ、モニターとしてもちゃんと仕事をしますよ。
画面にはちゃんとライブの様子を映しておきます。



「成る程、怪人がストーカー的ファンになってしまったんですね。サキサキさんも災難な……」
 本番前に事情をスタッフから聞く高柳。実際いつ襲ってくるかもわからない恐怖にサキサキだけでなく、他のメンバーも恐怖している。
「あなたには……何をして貰おうか、正直迷うんだが」
「ああ、では確認用モニターになってましょうか。それならバレないでしょうし、その間も監視はできます」
「そんな事できるのか?でも、それは助かるな……頼むぞ」
「はい、お任せください」
 そして本番中、つまり今に至る。今のところ怪しい人影もなくモニターとしての役割を果たしている。ちなみに高柳の存在はスタッフには知らされているため、特に怪しまれる事も無い。
「さて、今のところは……ん?」
 ふと会場の端を見ると、警備員にしてはやけに怪しい行動をしている男が。その時、運良く目の前にスタッフが。
「スタッフさんすみません、あの警備員の人ちょっと調べてもらえませんか?」
「ああ、分かった」
 スタッフがその警備員に話しかけると、一気に逃げて行った。後でスタッフの話を聞くと、どうやら変装して侵入する担当だったらしい。
 襲われる前に分かって良かった、というところだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

高柳・零
警備員の偽装を見つけたなら、次の行動に移りますよ。

舞台の下と上。おかしな仕掛けや怪しい人物が潜んでないか調べます。
体が小さいので、狭い場所も調べられます。
「これは元からある物ですか?」
不審な物を見つけたらスタッフに報告します。
舞台に関しては素人なので、どれがおかしいかは知らないので。

「変な物は外しましょう」
不審物は自分で解除出来る物は解除し、無理な物は警戒しつつそのままにしておきます。スタッフに無茶はさせられませんしね。

万が一爆発物があったら警察に通報して、申し訳ありませんがコンサートも中断してもらいます。流石にスタッフもファンも納得するでしょう。

アドリブ歓迎です。



「警備員が偽装なら、もしかしたら何か仕掛けられてる可能性があります。わたしなら体の小ささもあるので狭い所も見れますので、良ければ任せてくれませんか?」
「おお、頼んだ」
 調査を頼まれたのはテレビウムの高柳。モニターモードを解除し、邪魔にならないように行動し始める。
 会場の中を探索するが、得に怪しい物は見当たらない。
「ここには無いですか……警備が厳しかったんでしょうね。では、控室等を」
 そして通路を調べたときに気づく。
「……ん、これは……聞くまでも無いですね。なんですかこれ」
「こんな荷物、さっきまで無かった筈なんだがなぁ」
「開けてみましょう」
 スタッフが持ち上げると、そこに居たのは……
「な、バレた!?」
「お、お前は!?」
「やはり、中に隠れてましたか」
 いいねリス。つまりは怪人だ。
「バレたからにはしかたないわね……覚悟しなさい!」
「っく、危ないので下がっててください!」
「あ、ああ!」
 下がるスタッフ。……さあ、いよいよボスのお出ましだ!

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『いいねリス』

POW   :    強いっていいね! いいね!ボム
【いいね! 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【いいね!ボム】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    足がはやいんだね! いいね!ビーム
レベル分の1秒で【いいね!ビーム 】を発射できる。
WIZ   :    いいね!って思ったらみんなあつまれー!
戦闘用の、自身と同じ強さの【共感者】と【いいねリスの分身】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠青景・黒影です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高柳・零
こんな所に隠れてましたか…って、直ぐに分かりますよ!

「以前にも戦いましたが、こいつの目はウェブカメラになってて、力の源は『いいね!』でしたね。ならば…」
そこら辺にある照明を点けて、目に当てます。
「いいねリスの、目も眩むライトショー!」
リスが自分の企画ではないと否定したら「あ、不評だからって裏切るんですか?ズルイですよ。一緒にやろうと言ったじゃないですか!」と、さも相手が裏切ったように言います。

敵の攻撃には盾受け、武器受け、オーラ防御で対応。
攻撃が厳しければ無敵城塞で受けます。

敵が仲間を呼んだら範囲攻撃を。それ以外では2回攻撃で斬ります。

アドリブ歓迎ですw



「こんな所に隠れてましたか…って、直ぐに分かりますよ!」
「何よ!さっきまで気づかなかった癖に!」
 言い合う高柳といいねリス。言い合いが終わると、少し離れて考え始める。
(以前にも戦いましたが、こいつの目はウェブカメラになってて、力の源は『いいね!』でしたね)
「ならば……」
 そう言うと、いいねリスを備品倉庫へと押し込む。少し広いが、そこら辺には色々な備品が置いてあり、中には照明もあった。
 しかし、スタッフの誰かが点検の為にコンセントを挿したままだった為、電気が通っている。
「いいねリスの、目も眩むライトショー!」
 高柳は、それを利用する事を思いついたのだ。一気に照明をオンにすると、その光はいいねリスに集中する。
「な、何よこれ、眩しい……!」
 目潰し。流石のいいねリスも、これには抵抗できずに。
「こんなのわるい!!わるいの!!」
「あ、不評だからって裏切るんですか?ズルイですよ。一緒にやろうと言ったじゃないですか!」
「うるさい!!」
 そう言っていいねボムを放り投げる。しかし、それは偶然にも壁にあった棚へと当たってしまう。
 棚はボロボロになっていたのか、バキッという音と共に崩れる。もちろんその上に乗ってた備品は、落ちてくる訳で……。
「え、何の音、うわぁ!?」
 いいねリスの頭に何個も色んな備品が落ちてくる。……偶然の産物とはいえ、痛い攻撃だ。
 もちろん高柳にも落ちてきたが、無敵城塞の前ではそんな物は痛くない。つまりダメージを受けたのはいいねリスだけだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

高柳・零
「ああ。棚を壊すなんていけないんだあ(棒)」
などと言いつつ、バスタードソードを抜いてリスの毛を刈ります(鎧砕き)。
「おや、毛を刈るとリスかネズミだか分かりませんねえ。そう言えば豊臣秀吉は織田信長から『禿げネズミ』と呼ばれてたとか。生き延びれば出身するかもしれませんよ」
言いながら容赦なく2回攻撃してます。

相手が分身を呼び出したら、盾受け、武器受け、オーラ防御で全力防御しつつ、ユーベルジャックを発動します。
「倉庫にネズミの集団…これは駆除しないといけませんね」
こちらも自分の分身を召喚、敵と戦わせます。因みに本体と同じくらい容赦無い性格をしてます。

アドリブ歓迎です。



「あー、棚を壊すなんていけないんだー」
「あんたのせいでしょ!」
 対峙しているのは高柳といいねリス。いいねボムのせいで備品倉庫は廃品倉庫となりかけているがさておき。
「さて、もっといいねが貰えない体にしますね」
 そう言うと、パスタードソードを構えて、一閃。すると、鎧砕きの要領でばっさりといいねリスがハゲていく。
「おや、毛を刈るとリスかネズミだか分かりませんねえ。そう言えば豊臣秀吉は織田信長から『ハゲネズミ』と呼ばれてたとか。生き延びれば出身するかもしれませんよ」
「は、ハゲネズミ……キーッ、許さない!!」
 共感者は今ここに来なさそうと思ったいいねリスは、自分の分身を呼び出していく。
「倉庫にネズミの集団…これは駆除しないといけませんね」
 しかし、これをユーベルジャックを使う事でコピーした高柳も、自身の分身を呼び出していく。
「くっ……!?」
「おや、意外と簡単に押せますね」
 押しているのは高柳。数がいいねリスよりも多かったのだ。どんどん消えていくいいねリスの分身。そして、ついに本体が。
「痛い、いた、痛たたたた!!」
 分身達にタコ殴りにされるいいねリス。しかし、まだなんとかなっているのか立てている。まだまだかかりそうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

高柳・零
WIZ
すいません。一つ言い間違えました。出身するではなく、出世するですね。まあ、生き残れないと思いますが。

「大分倉庫が散らかって来ましたね。後でスタッフさんに怒られそう…あ、いいんですか?サキサキさんに嫌われますよ」
相変わらず、毛を刈りながらそう言います。
「さっきから気になってたんですが、あなたはオスなんですか、メスなんですか?」少し距離を取ってからそう言います。
わざと分身を呼ぶ隙を与えるためです。

分身が出て来たら出来るだけこちらに引きつけ、武器受けと盾受けとオーラ防御で身を守りつつ、見切りで間をくぐり抜けます。
そして、本体にジャッジメントクルセイド!
「さっきのでその能力は解析済みですよ」



「一つ言い間違えました。出身するではなく、出世するですね。まあ、生き残れないと思いますが」
「な、何を!」
「というか、大分倉庫が散らかって来ましたね。後でスタッフさんに怒られそう…あ、いいんですか?サキサキさんに嫌われますよ」
「うるさい、というか刈るな!!」
相変わらず、毛を刈りながら煽る高柳。
「さっきから気になってたんですが、あなたはオスなんですか、メスなんですか?」
「そ、そんなのどうでもいいじゃない!ええい!」
 煽りに煽られむかついたいいねリスは、もう一度分身を繰り出す。しかし、
「残念ですが、さっきのでその能力は解析済みですよ」
 そのテレビウム特有の小ささで、分身を避ける高柳。そして、いいねリスへと指先を向ける。
「これはどうでしょう!ジャッジメント・クルセイド!」
 すると頭上が光り輝いて天の光を帯び、そのまま光が降ってくる。
 天井の分低い位置から光が降っている為、いいねリスは避ける暇もなく……。
「きゃあああ!?」
 見事に命中。地へと伏せるいいねリス。しかしそれでもゆらゆらと立ち上がる所を見るとまだ、なんとか戦えそうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

高柳・零
あなたもしつこいですね。とっとと倒れて楽になりなりませんか?

防御力は充分に下げたと思うので、2回攻撃で追い込み更にダメージを与えます。
「禿げた所を斬られると痛いでしょう。早く骸の海に帰った方がいいですよ」

「…ところで、サキサキさんってどんな人ですか?警備に夢中で顔すら知らないんですが」
オタクのサガで、好きなものは語らずにはいられないでしょう。
最初は大人しく、しかし油断せずに盾受けとオーラ防御をいつでも出来る体勢で話を聞きます。
相手が悦に入った所で「天斬り」で斬ります。
「戦闘中に油断してはいけませんよ」

アドリブ歓迎です。



「あなたもしつこいですね。とっとと倒れて楽になりなりませんか?」
「嫌よ!絶対に嫌!わたしは絶対に倒れたくないの!」
 あきらめの悪いいいねリスとずっとそれの相手をしている高柳。
 しかも禿げた所を何度も追撃しているのでとても痛い。
「禿げた所を斬られると痛いでしょう。早く骸の海に帰った方がいいですよ。あ、でも……サキサキさんってどんな人ですか?良く考えたら警備に夢中で顔すら知らないんですが」
「え?」
 驚きを隠せないいいねリス。
「さ、サキサキを知らないなんて、あなた損しかしてないわよ!?えっとねサキサキは……」
 と、どんどんと語りだすがこれも高柳の策略。実際今も防御の体勢でずーっと利いている。
「……だから、彼女こそがナンバーワンなの、絶対に。間違いなく!で」
 そんないいねリスが正面を向くと、すでに高柳は武器をいいねリスへと振っていた。
「戦闘中に油断してはいけませんよ」
 もちろんその一撃は、禿げた頭へと刺さる。それが致命傷となり、完全にいいねリスは倒れてしまう。しかし、その顔はどこか満足げな表情だった。
「さて……折角ですから、ライブでも見ていきますか」
 黒幕を一人で倒した高柳は、そのままライブを見に行くことにしたようだ。お楽しみはこれから、である。

大成功 🔵​🔵​🔵​


「ま、まだよ……」
 突然立ち上がるいいねリス。致命傷……のように見えて、そうではなかったようだ。
「まだ終わってないわよ!サキサキパワーでわたし復活!」
 そう叫んで立ち上がる。
「さあ、まだまだ覚悟しなさい!」
高柳・零
POW
「まだ起きますか!何があなたをそこまで…と言ったらサキサキさんと答えるんでしょうね」

「ところで…サキサキさんに何を告白するつもりだったんですか?それもステージ上で」これは単純な疑問です。

「それに、そんな事をしたら他のサキサキさんのファンに恨まれるでしょう。レスリングマスクにレスリングパンツを履いたり、サバト服を着て爆破しに来ると思いますよ」(零は所々常識がおかしいです)

話をしつつも油断はしません。さっきの仕返しをされるでしょうから、いつでも無敵城塞を出来る構えです。

話が終わったら、衝撃波で吹っ飛ばします。

アドリブ歓迎です。


エウトティア・ナトゥア
見つけたのじゃー!
ここで会ったが百年目、今度こそご飯になってもらうのじゃ

前回は、いいねリスを丸焼きで調理しようとして焦がしてしまったのじゃ
しかし、わしはデキる女。同じ失敗は繰り返さないのじゃ!(と、あり合わせの材料で作った不恰好な蒸し器を設置する)
ふっふっふ…これなら焦げる事もあるまい

(しっぽをフリフリしながらお座りしていたマニトゥによじ登って)
それでは早速…狩るのじゃー

《人狼一体》「騎乗」「ダッシュ」「属性攻撃」「誘導弾」使用
マニトゥに騎乗し、狼の爪や牙で引っ掻いたり齧ったり、矢にカマイタチを纏わせて射掛けたりして追い回すのじゃ
うはははー、お肉置いてけーなのじゃー!



「まだ起きますか!何があなたをそこまで…と言ったらサキサキさんと答えるんでしょうね」
「もちろんよ……諦めるもんですか!!」
 立ち上がるいいねリスと帰ってきた高柳。
「ところで…サキサキさんに何を告白するつもりだったんですか?それもステージ上で」
「そりゃあもちろん好きって事をよ!!当たり前でしょ!?」
 ドヤ顔で言ってるが、ただの迷惑客である。さあ言ってやるんだ高柳。
「そんな事をしたら他のサキサキさんのファンに恨まれるでしょう。レスリングマスクにレスリングパンツを履いたり、サバト服を着て爆破しに来ると思いますよ」
 何でだよ。
「そんな訳無いでしょ!?こうなったらさっきの仕返しよ!」
 ツッコミしつつ高柳へと突っ込むいいねリス。
「死なばもろともいいねボム、くらえ!」
 そのままいいねボムを高柳に投げるが、事前に高柳は無敵城塞を出来る構えをしておりノーダメージ。
「全く、甘いですね。さ、吹っ飛んでください」
「あーれー!!」
 思い切り武器を振りますと衝撃波が飛びいいねリスが吹っ飛んでいく。しかし、その先に居たのは……。
「見つけたのじゃー!ここで会ったが百年目、今度こそご飯になってもらうのじゃ!」
「は!?わたし初対面なんだけど!?」
 前回は、いいねリスを丸焼きで調理しようとして焦がしてしまったエウトティア。今回は失敗しまいと、蒸し器を用意していた。嘘だろこれじゃあ丸焦げにはならないじゃないか!
「それでは早速……狩るのじゃー♪」
 後ろにお座りしていたのはいつもの巨狼マニトゥ。尻尾ふりふりして待っていた所を見ると、今度こそ楽しみにしていたようだ。
「ちょ、ちょっと!う、うわー!!」
 もちろん逃亡するいいねリス。しかしマニトゥの早さに勝てる訳が無く、あっという間に引っ掛かれ齧られ傷だらけ。
「か、カンベンして……」
「ダメじゃ。マニトゥも待ってるからの」
 そのままマニトゥは一気に喉元へと噛みつき、いいねリスへとトドメを刺した。
 ちなみに高柳はまた戻ってライブを見に行ったようだ。
「さ、調理を始めようかの」
 と、蒸し器を加熱しようとして火をつけたが、今度はその蒸し器にいいねリスが入らない事に気づく。しかも鍋の湯を加熱しようとつけた火がいいねリスに引火、見事に二回目の炎上、丸焦げに。
「……またか」
 ……えーと、ドンマイ!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月13日
宿敵 『いいねリス』 を撃破!


挿絵イラスト