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アースクライシス2019⑦~塵溜で吠える魔兎

#ヒーローズアース #戦争 #アースクライシス2019 #ダストブロンクス


●摩天楼の遥か地下にて
 『ダストブロンクス』それはニューヨークの地下に広がる、広大な下水道迷宮。
 かつての公害汚染時代に、廃液から多くのバイオモンスターが生まれたという曰くつきの区域。
 そこは日の当たらぬ闇の住人達の巣窟でありこのような機会でなければ一斉に潜ることなどありえない背徳の場所なのだ。
 汚れた下水がそこかしこで噴き出すなど不衛生極まりないその場所こそが次の戦場の一つ。
 最下層にいるであろう「肥溜めの王」スカムキングを追い詰めるため進むには上層に配置されたオブリビオン達を倒さねば進むことはできないのだ。
 だがそこにいるオブリビオンを普通の敵と思っていては手痛いしっぺ返しをくらうことになるだろう。
 彼らは下水中に充満している下水を浴びる事で回復してしまい、何度でも傷を癒し立ち向かってきてしまうのだ。

 そしてそこにはかつてヒーローとして名を上げながら悪の道へと転落した仮面のオブリビオンがいた。
 ウサギ印のスタンプが目印の彼は溜息をつくと迷い込んだ者に容赦なくハンマーを振るった……。

●グリモアベース
「あ~~~、今回はあれですね。汚染水を如何にオブリビオンから遠ざけるかがポイントになりますね」
 汚水を想像し嫌そうな顔をしながらグリモア猟兵の村雨ベルは集まった猟兵達に説明を始めた。
「ダストブロンクス・アッパー、つまりは下水道迷宮の上層が今回の戦いの舞台となるのだけれど……」
 そう言いつつ目の前に差し出したのは壁一面に配管が通りマンホールの蓋などがこれでもかというほどに設置された薄暗い地下通路だ。
 壁にはスプレーで落書きがされていたりと荒れ放題、ここにいる住人達がどれほどまでにアンダーグラウンドの世界に染まっているのか一目でわかる。
「まー、見ての通りどこから汚染水が噴き出すかわかったもんじゃない場所での戦闘になりますね」
 つまりはただただ攻撃しているだけではダメということだ。
「とにかく汚染水を浴びさせないように先読みで次にどこから汚染水が出るか予想するか、噴き出してもとにかく近づけないというのがとーっても大事だと思ってもらえれば十分です」
 そこまで言い終えると今度はウサギ印のハンマーを持った自分物が映った写真を並べた。
「敵の名前はアクロラビット……地下道なんかで戦うとけっこう嫌らしい敵なので注意してくださいね~」
 そう言いながら眼鏡の位置を直すと猟兵達を戦場へと送り出すのであった。


轟天
 このシナリオはアースクライシス2019の戦争シナリオとなっています。
 今回のポイントは『敵を汚染水から引き離すこと』となっておりまーす。
 ここを重視してもらえればいいのでは!
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第1章 ボス戦 『アクロラビット』

POW   :    ラビットスタンプ
【ウサギ印のスタンプ】が命中した対象に対し、高威力高命中の【対象の所有するユーベルコードのコピー】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    スピットスタンプ
自身からレベルm半径内の無機物を【ウサギのスタンプで刻印して無数の機械兵器】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
WIZ   :    ラピッドワイヤー
【青いワイヤーロープによる拘束】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【にワイヤーを縦横無尽に張り巡らし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
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フランチェスカ・ヴァレンタイン
ええと。…下水で回復って、黒いアレよりアレですよねソレ

地下通路の壁や天井を三次元機動の空中戦で応戦を
通路一杯に砲撃を乱れ撃ち、被弾しながらも切り抜けてきたラビットへ戦槌の一撃をお見舞い致しましょう

ある程度削ったところで反撃よりも移動を優先しはじめるようなら、汚染水の噴出箇所へ向かう兆候でしょうかね?
野生の勘と第六感で向かう先を見切り、UCを繰り出して下水浴の寸前で簀巻きにして強引に引き戻し――

「…ごきげんよう? 返り血ならぬ返り下水は勘弁願いたいもので、ええ。
 大人しく振り回されて下さいま――せッ!!」
噴出ポイントを避けて通路の壁やら天井やらにひび割れを作るほどに叩き付ける方向でひとつ?




 薄暗い下水地下迷宮の物陰を黒いアレがカサカサと通り過ぎる、それを露骨に嫌そうな目でフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は見ていた。
(げ、下水で回復ってそれ……黒い……)
 うっかり想像してしまったものだから思わず吐き気が襲いかかりそうになる。
 だがそれも目の前にいるアクロラビットと対峙しながらとあれば我慢するしかないのが残念な所だ。
 双方が同時にピクリと動くと壮絶な空中戦が繰り広げられありとあらゆる物が吹き飛び戦いの壮絶さを物語っている。
 天井、壁そして出っ張ったパイプなどを足場にし双方が上下関係なく飛び交いそしてすれ違いざまに各々の武器で殴り合っていた。
 フランチェスカの戦槌とアクロラビットのウサギ印のスタンプがけたたましい金属音を響かせ火花を散らす。
 ある程度削り合った所で僅かにアクロラビットの動きに変化が訪れた、これは隙を見て別の場所へと跳ぶ準備に違いない。
(となれば次に汚染水が噴き出すタイミングが勝負でしょうか……)
 秘蔵の技の準備を怠らず戦槌をわざと大振りで振るった瞬間アクロラビットが大きく頭上のパイプへと跳んだのだ。
 だがこれはフランチェスカの想定内、次にそこに汚染水が出るのを察していた為にすでに罠は張り巡らされていた。
 あと少しでパイプに辿り着く直前で急遽アクロラビットの動きが止まった。
 そう……事前に射出されていたワイヤーに絡み取られ完全に補足されているのだ、そしてそのワイヤーの端をフランチェスカが握りこみ。
「……ご機嫌よう? 返り血ならぬ返り下水は勘弁願いたいもので、ええ。 大人しく振り回されて下さいま――せッ!!」
 大きく弧を描き別のコンクリートの壁に叩きつけられたアクロラビットの身体がぐにゃりと歪む。
 そして予想通りのタイミングで汚染水が噴き出すがそれはオブリビオンに届くことは無い……戦いはこうして幕を開けたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鈴木・志乃
あっ、汚染【水】って【無機物】じゃん
汚染物質の一部も無機物っぽいなあ?

……引き離す自体はどうにかなるかもね?
UCでレベルm半径の無機物を全部幸福な幻想に変えます
そうだね、沢山のヒーローや猟兵が一緒に戦ってくれる幻想に!
さてどれが本物でしょう?【罠使い】
そのワイヤーも無機物なら貰うからな!!

第六感で敵の攻撃を見切り光の鎖で早業武器受けからのカウンターなぎ払い
可能なら敵のワイヤーに光の鎖を絡ませ、パフォーマンスの要領で縦横無尽に動き回って撹乱するよ

接近したら全力魔法の衝撃波で壁、地面、天井に叩きつける
……あーなにか見落とししてないといいんだけど!




 あまりにも退廃的なダストブロンクスの下水道迷宮の悪臭などに辟易しつつ鈴木・志乃(ブラック・f12101)は自らの能力について思い当たる事を考えていた。
 (汚染水無機物、汚染物質も……無機物っぽいなぁ?)
 だがそんなささやかな思考の時間は唐突に終わりを告げた。
 青いワイヤーロープが天井付近から飛んできたのを志乃は勘だけで避けて横へと跳ぶ。
 行き場を失ったワイヤーが床に触れた瞬間、縦横無尽に飛び散ったワイヤーにより一帯がワイヤー地帯へと変じてしまった。
 だがただやられるだけの志乃ではなく飛んできたワイヤーに光の鎖を絡ませ大きく跳躍するとその勢いのままアクロラビットの脇腹を打ち壁に叩きつける。
「今一時……銀貨の星を振らせよう、世界の祈りの風よ!」
 気合一閃、『流星群』の優しい風がアクロラビットのワイヤーロープを一瞬にして分解し祈りと浄化の風にしてしまい強烈な衝撃波が容赦なくオブリビオンを吹き飛ばす。
 それは留まる事無く連続で吹き荒れ壁に地面に天井にと向きを変えるごとに一面にクレータが出来上がっていく。
 すぐ横で噴き出した汚染水もすぐに祈りと浄化と風へと変質し掻き消えていった。
「何か見落としてないといいんだけど……」
 どうやらその心配は杞憂に終わり志乃は胸を撫でおろすのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

夜羽々矢・琉漣
エリア効果によるリジェネか…結構厄介だね。けど、汚染された水と言えども水は水。凍らせれば浴びることはできないよね。

UCで召喚するのは一切を凍らせる冷気を纏う「氷の女王」。戦場となる場所の床、壁、天井を氷で覆うことで汚染水の噴出を抑制し、周囲一帯を極低温にすることで噴出した汚染水を瞬時に凍らせる。
相手のUCで変換された機械兵器は俺がシステムを【ハッキング】することで無力化を図って、さらに「氷の女王」に氷漬けにしてもらうことで動きを抑制する。
逃げられないように接敵場所から伸びる通路も氷の壁で封鎖できるといいんだけど…望みすぎかな。




(エリア効果によるリジェネーション能力か……やっかいだね)
 説明を受けたオブリビオンの能力を夜羽々矢・琉漣(コードキャスター・f21260)はやれやれと思いながら思い起こす。
 だがそれでも悲壮な表情はしていないなぜならば……。
「……汚染された水といえども水は水、凍らせれば浴びる事はできないよね……おいで、俺の英雄」
 タブレット端末を操作し現れた召喚陣より『氷の女王』が現れ冷たい視線を正面へと向けた。
 その先にいるのはスタンプを振り回しつつピョンピョンと跳ね近づいてくるアクロラビット、その大雑把に振るわれたスタンプを琉漣は危なげなく避けたのだがどうやら狙いは元から違うものだったらしい。
 スタンプされた壁の一部が盛り上がり機械兵器へと変質を始めて歪な姿の者達が次々と通路を埋め尽くし始めていく。
「くっ、そこは好き勝手できると思ったら間違いだよ?」
 タブレットをタップし特別製のウィルスを流し込む、機械兵器達はその複数の矛盾した命令を受け取ってしまいその場で無意味な動きを繰り返すばかり。
 そこで氷の女王がそっと吹きかけた吐息で全てが凍り付いていく。
「ムキー!」
 せっかくの子分たちをあっさり無効化されてしまうアクロラビットが再びスタンプを振るおうとし異変に気付くと後方へと慌ててジャンプして逃げた。
 いつの間にか天井、壁床と触れる物全てが凍り付かせその冷気は確実にアクロラビットの体力を奪い始めていた。
 回復をしようにも噴き出すべき汚染水すら壁の中で凍ってしまったのかこの戦場はすでに琉漣の支配下になっている。
 逃げ出そうにもいつのまにか出来た氷の壁がアクロラビットの退路を断っている。
「簡単に逃げれると思われちゃ心外だね」
 琉漣と氷の女王の戦いはまだまだここからが本番であるようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイシス・リデル
普通の人は、想像するのも嫌、だよね
うん。わたしは、大丈夫
こういうところは、慣れてるもん、ね

汚染水が噴き出すのを見つけたら
敵より先に、不浄の器の力でわたしの中に全部、取り込んで
回復に使えないように、きれいな水にお【掃除】しちゃうから
わたしには【毒耐性】があるから大丈夫、だよ

そうやって、わたしの中に取り込んだ……「食べた」汚染水の毒で
【暴食者】でわたしの身体をおっきく、つよくして、戦うね
これをコピーされても、周りの毒は全部、わたしの中に取り込んであるし
あなたは、わたしみたいに毒をたくさん取り込める身体はしてない、よね

おっきくなった身体で、逃げられないように道を塞ぎながら、戦うよ




 ダストブロンクスの地下道迷宮で戦うという事においてアクロラビットは少しばかり運が悪かったかもしれない。
 そこに迫るのは下水で生きることに特化したアイシス・リデル(下水の国の・f00300)だったからだ。
(普通の人は、想像するのも嫌、だよね)
 臭気の立ち込める通路でアクロラビットがスタンプを振り回しそれをアイシスがにゅるりと躱す。
 ブラックタールの身体特有の動きで巻き付き締め付けポイっと捨てる、普通であればそんなに脅威でないように見える攻撃も繰り返されれば次第に疲労が溜まり始める。
 アクロラビットは一旦体力を回復しなければと壁を這うパイプに駆け付けようとした。
 「ダァメだよ♪」
 噴き出す汚染水にアイシスの身体が割り込んだ、だがアイシスごしに水圧は止まる事なく噴き出し続けオブリビオンは全身に癒しとなる汚染水を浴びたはずだった。
 そう、汚染水を浴びたというのに回復する予兆も効果もない……それどころかこの水はまるで浄化でもされたように綺麗な水へと変化をとげている。
 まさかとばかりにアクロラビットが見る目の前でアイシスの身体がむくむくと膨らんでいきその色は毒々しいものへと変貌をとげていく。
「UGAAA!!」
 汚染水の毒をモノともせず暴食者の力でさらにそれを食べて膨らんだブラックタールの肉体へと、ウサギ印のスタンプが何度も叩きつけられ今度はアクロラビットの身体も巨大化していく。
 だが両者には決して同じではない、汚染水に含まれていた毒成分は全てアイシスの身体を通過する際にろ過されてしまっている以上はアクロラビットはただただ膨らんだだけで能力は引き継がれていない。
 しかも膨らんだ事で逃げ場まで塞いでしまってはここで泥仕合を続けるしかない。
「わたしはこういうところは、慣れてる、もんね」
 にゅるりと大振りのアイシスパンチ(?)が動きの鈍ったアクロラビットにクリーンヒットしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

石守・舞花
うわ、汚い……
地上とは全然違いますね

UCで反応速度を上げて、汚染水が噴き出したらすぐ対応できるようにします
ガタガタしてるマンホールや不穏な音のする配管に近づかせないように、通せんぼするように陣取ります
敵の近くで汚染水が噴き出してしまったら、遠ざけるように攻撃して汚染水から離れたところに追い込みます
ダメージは【激痛耐性】で耐えて、回避や防御よりも汚染水から離すこと優先です

敵の作る機械兵器は、【部位破壊】で破壊
半端に壊して投げたりすることで汚染水に辿り着くのを阻害する障害物として利用を試みます
〆は包丁で切りつけて【生命力吸収】します
下水はいらないので綺麗な生命エネルギーだけ吸収させてください




「うわっ、汚い……」
 宇宙巫女服に身を包んだ石守・舞花(神石の巫女・f17791)はダストブロンクスの地下道迷宮が予想以上にひどい悪臭やら何やらで(宇宙服で臭わないはずなのに)可愛い顔をしかめてしまっていた。
 スタンプを担いだアクロラビットにもかなり疲労が溜まってきているようだ。
 つまりは汚染水が噴き出せばすぐに回復に走る可能性が高いと簡単に予想できた。
 炎を纏う薙刀『狐百合』を振り回し構えなおすと姿勢を低くし一気に間合いを詰める。
「そこっ!」
 横薙ぎの一閃はジャンプで躱されウサギ印のスタンプが天井や壁などに何度か刻印をするとそこかしらで機械兵器がメキメキと姿を現す。
 パチン
 舞花の指が鳴らされると同時に見えない速さで一閃がそれらの頭脳体の部分を打ち砕いた。
 瓦礫が飛び散りアクロラビットは予想外の速さに驚き距離を取るガタガタと揺れ始めたマンホールへと駆ける。
 パチンとまた指を鳴らす音が響く。
 数舜の後にそのマンホールは思い切り踏みつけられ汚染水が噴き出すことは無い。
 舞花はさらに加速した超スピードで先回りをし決して回復を許しはしない。
「ここは通行止めだー他をあ~た~れ!」
 壁の配管へと向きを変えたアクロラビット、だがそこにはすでに先回りし通せんぼする舞花の姿があった。
「GUAAAA!」
「きゃっ!?」
 これにはさすがのアクロラビットも怒り心頭、防御も省みず力任せに打ち込まれ激痛が舞花の肩に走る。
 思わず薙刀が床に転がるがこれは痛みによるものではない、何故ならば舞花が懐から取り出した普通の包丁……その実態は。
 ザシュと生々しい音をたて魔切り包丁がアクロラビットの肩口に突き刺さる、それは何度も何度も突き刺され飛び散った鮮血が返り血となって舞花へ降り注いだ。
「下水はっ……いらないのでっ、綺麗な生命力だけいただきます……ね!」
 包丁で刺すごとに舞花の顔に生気が戻り先ほどのダメージが嘘のように抜けていくようだ。
「GYAAAAAAAAA!?」
 やめてくれとばかりに暴れるアクロラビットの声にならない悲鳴が地下道迷宮に響き渡っていた……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティエル・ティエリエル
WIZで判定

背中の翅で羽ばたいて「空中浮遊」、空からの「フェイント」を織り交ぜたヒット&アウェイによる「空中戦」を披露するよ!
ワイヤーロープによる攻撃は「見切り」で避けて、張り巡らされたワイヤー陣もどんどん切り捨てていくよ!

戦いながら汚染水が噴き出す場所と間隔を「情報収集」していくね♪
汚染水の噴き出す周りに【妖精姫の括り罠】を設置しておき、
アクロラビットが汚染水に向かったら罠にかかるように誘導してやるぞ☆
罠に引っかかって動けなくなったところに「捨て身の一撃」で強力なのをお見舞いしちゃうぞ!

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です




 ダストブロンクスの地下道迷宮の中を飛び回るのにティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)の小柄な身体は非常に都合がよくデタラメにしか見えないランダムな飛翔でアクロラビットの振り回すスタンプの一撃は未だにかすりもしていなかった。
「ふふーん、こっちこっちー♪」
 さらには張り巡らされたワイヤーの隙間まで器用にすり抜けつつ風鳴りのレイピアでそれらを切り捨てていくためにもはや止めようがなかった。
「UGAAA」
 ティエルの突きがチクチクと前後左右から次々と刺さり悶絶するしかないアクロラビットは次第に動きが精彩を欠くようになっていく。
 汚染水を浴びねばと仮面の下で視線を奥まった場所へと滑らせる、アクロラビットの計算に間違いがなければ10秒後にそこに汚染水が湧くはずだ……と。
 今だとばかりにティエルの包囲を抜けそこへと跳んだアクロラビット、マンホールがカタカタと震え始めタイミングがばっちり。
 だが……そこへ辿り着くことはなかった、何も無かったはずの場所にいつのまにか足に絡みつく罠が設置されていたのだ。
 しかもそれはっちょうどティエルが見せた死角になる部分に設置されている、つまりはわざとそこを通るように誘導されたということだ。
「狙いはバッチリ♪ 今日は特別に鍼治療もつけちゃうんだぞ☆ いっくぞー! これがボクの全力全開だよ☆」
 身動きのとれないアクロラビットに思い切り突き刺さったレイピアの一撃は見た目の何倍もの破壊力を叩きこみ、地下道迷宮にオブリビオンの凄惨な悲鳴が響き渡ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイスン・ドットハック
【WIZ】
汚染水でパワーアップとは、ばっちい奴等じゃのー
ならそれをさせないのも、僕なりの嫌がらせかのー

UC「昨日の強敵は今日の親友」を発動し白騎士ディアブロの電脳シュミレート霊子体を召喚
自身も空間を【ハッキング】して状況予測を高め、【第六感】【情報収集】を駆使してラピッドワイヤーを食らわないように立ち回る
アクロラビットが汚染水に近づこうとしたら、10秒後の未来を予測する白騎士ディアブロのレーザーを撃たせ阻止し、追撃の電脳ミサイルを【誘導弾】【一斉発射】で叩き込む
さらに汚染水に近づけないようにワイヤー式爆破トラップを随時【罠使い】【地形の利用】【破壊工作】を駆使して設置していく

アドリブ絡みOK




 ダストブロンクス地下道迷宮で続く戦いに到着したメイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)はその異臭に顔をしかめつつマイペースを貫き飄々と奥へと進んでいく。
(汚染水でパワーアップとは、ばっちぃ奴らじゃのー)
 敵の能力を思い出しつつ内心舌を出し心底嫌そうに先を急ぐ。
「……ならそれをさせないのが、僕の嫌がらせかのー」
 決意を口にすると手を翳し目の前の床へ力を注ぎ込む。
「ではディアブロ君、やってくれのー」
「了解した、マスター」
メイスンの声に応じて目の前に白騎士ディアブロの霊子体が姿を現し一礼した。
 それを確認し終えると周囲のシステムにハッキングを始めさっそく状況の確認を開始するとニコリと微笑みを見せつつ正面を見る。
 ほんの10秒後違う通路から飛び出てきた正面に現れたアクロラビットがメイスンに気付きスタンプを振りかざした。
 だがメイスンはそのハンマーよりも警戒していたものがある。
 スタンプはフェイントでありその直後に飛んでくる青色のワイヤーこそが本命、それをまつで予期していたかのように伏せて避けると同じくワイヤーを避けていたディアブロのレーザーが撃ち込まれワイヤーを何本か焼き切りそれ以上の被害を防いだ。
「!」
 その時点で何故か横にあるマンホールへと移動していきその場を占領するとレーザーを連射し寄せ付ようとしない。
 ほんの数秒後ゴトゴトとマンホールが動くがそれはディアボロが踏みしめているために噴き出すことは無い。
「不思議そうな顔をするのじゃな」
 電脳ミサイルを不規則な動きで誘導しメイスンもまた別のパイプへと走りこみ通せんぼをする。
 そのすぐ直後に汚染水が噴き出するがアクロラビットはその場へは近づくことができず地団駄を踏んだ。
また別のマンホールがゴトゴトと震える予兆を感じ取りアクロラビットは今度こそとばかりに飛び込んだ瞬間何かが足に触れた。
 それはメイスンが事前に仕込んでおいたワイヤー式トラップ、哀れな獲物のがかかった瞬間に爆発し地面へと叩きつけられた。
「ムキになりすぎると未来予知するまでもなく動きがバレバレじゃー」
 メイスンが指でこちらに銃を撃つポーズをとると同時にディアボロのレーザーが悔しそうに唸りをあげるアクロラビットに降り注ぐのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

月宮・ユイ
アドリブ◎
*器に<誘惑の呪詛>宿す呪:呪詛操るヤドリガミ

敵の住処への侵入、
敵の領域とそこに適した能力を与えられた者が相手ですか
なかなかに厄介な状況ですね

《捕食樹海》展開
まずは地の利を奪ってしまいましょう。
迷宮内に取り込めば、汚水も届かず
私と繋がる迷宮は手足で感覚器、どれ程素早くとも補足する。
念の為汚水も特別製な事を警戒し、
迷宮に侵入してきた場合植物と地や壁で吸い尽せる様準備

[ステラ]斧槍<怪力の呪>威力増強
纏う<念動:オーラに属性:風>込めワイヤー弾き逸らし拘束防ぐ
<属性攻撃:地・木>植物は捕らえ様と蔓伸ばし、
地や壁は変形し体勢崩しワイヤー外れ、槍となり串刺し。
残念ながら、此処は私の領域ですよ




 ダストブロンクスの地下深くアクロラビットの住処に近づくにつれ月宮・ユイ(捕喰連星・f02933)は相手の能力のいやらしさを思い浮かべ嫌そうな顔をする。
(領域に適した能力を与えられた者ですか、なかなかに厄介な状況ですね)
 だが幾人もの猟兵達に追い詰められおそらくは弱り始めているはずここで追い打ちをかければもはや虫の息に違いない。
「GARUUUU」
(共鳴・保管庫接続正常、能力強化。無限連環増幅術式起動。共有同調、対象・効果指定。樹界形成)
 アクロラビットの放った青いワイヤーが弾着するその前に急に視界が歪みそれは結局壁に命中することはなかった。
 なぜならば
周囲の景色そのものがまるで樹海へと変化してしまっていたのだ。
「迷宮展開……」
 ユイがゆっくりと息を吐き出し『捕食樹海』の発動がギリギリ間に合ったことに安堵の息をつく。
 ここはすでにユイの領域、そのへんにある樹木一つ一つもその地面も何もかもが怪しげなオーラに包まれアクロラビットのワイヤーを寄せ付けない。
 慌ててスタンプを振り回そうとするが伸びてきた蔓が巻き付き動きが阻害されてしまう。
 しかも本来の世界で噴き出した汚染水が結界内にも侵入してくるかに思えたがそれらは全て結界内の植物に吸い尽していく。
 ワイヤーが広がり陣を形成しようとするが地面や壁が変化し固定したはずのものが外れ崩れていく。
「GUAAA!」
 怒りにまかせたアクロラビットの振り下ろすスタンプがユイの頭を打ち砕くべく振り下ろされるがそれもあとほんの少しという所で蔓に絡み取られ勢いが削がれてしまった。
「残念ながら、此処は私の領域ですよ?」
 次の瞬間槍へと変貌した地面がアクロラビットを串刺しにしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

佐伯・晶
厄介な状況だね
皆と協力して対処しよう

出発前に地図を貰い
汚染水の出そうな場所を予測しておくね

地下に入ったら多機能ゴーグルを起動し視界を補うよ
機械兵器をガトリングガンの範囲攻撃で薙ぎ払いつつ
本体も巻き込む様に攻撃

近づいて来たら神気でスタンプの時間を停めて固定しようか
これは僕なりのオーラ防御だよ
近くでまごついてたらアクロラビット自身も停まるかもね
それとコンクリから創った使い魔に石化攻撃させて
相手の機動力を奪うよ

敵と汚染水の出そうな場所の間に位置取りたいね
邪神の涙の範囲内に汚染水があるようにして
敵を巻き込みつつ汚染水を凍らせて
染み出しを停めるよ

その上でガトリングの牽制で邪魔しつつ
ダメージを与えていくよ




「この区画を曲がれば目的地だね」
 ついつい独り言でも言いたくなってしまう。
 地図を広げつつ佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)はこの場には不釣り合いな普段着を着てダストブロンクスの地下道迷宮を歩いていた。
 汚染水の出そうな配管等もギリギリまで暗記するつもりで目を通しながらだ。
 さすがに薄暗く視界の悪い場所へ来るとあって多機能ゴーグルを装着してはいるがその姿はこの場には本当に場違いにしか見えないだろう。
 やがて間違いなくアクロラビットは近くにいると確信の持てるエリアへと入ると静かにガトリングガンを構え慎重に歩みを進めた。
(機械兵器が群れているこの通路……間違いない)
 確信を持ちガトリングガンのモーターが高速でバレルを回転させ始めると一斉に機械兵器群が晶の方を見た。
「てぇい」
 ガトリングが火を噴き張られた弾幕は目の前にいた機械兵器を蜂の巣にしてしまう、そのまま銃口を向けた先にスクラップを大量に製造していくとそれを躱し跳んできたのはアクロラビット。
 縦回転でグルグルと回りつつ振り下ろされたウサギ印のスタンプは晶の周囲に漂う邪神の神気に触れるなりその動きを止めてしまう。
 厳密には静謐さを極限まで高め極限まで運動エネルギーを低速化させてしまっているのだろうか、人の目にはただただ空中で固定されてしまったかのようになってしまったようにしか見えないだろう。
 自らも動きを封じられるのを警戒してかスタンプを捨て距離をとるアクロラビット、そこへコンクリリートから作り出した使い魔に追い打ちをかけさせるがこれは新たに作り出された機械兵器群と互いに潰し合い泥仕合が始まる。
 アクロラビットとしてはすぐにでも噴き出す汚染水で回復したいだろうが、地形を把握した晶が噴き出すポイントの汚染水を邪神の涙にて時が凍り付いたようにしてしまうためにそれも叶わない。
「GURURURUU」
 怒りを露わにするもそれで何が出来るというわけでもない。
 近づきもできずガトリングでの弾幕をさらに叩きこんでくる晶相手にアクロラビットが出来た事はその場から逃亡をはかることだけだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルエット・ブラン
【アドリブ・連携歓迎】

「匂いキツイ…あんまり長く居たくない…だから、頑張る…」
目深にマントを羽織り直すね…
吹き出す場所に注意しながら戦うね
一人よりも二人…嫌がるかもだけど、もう一人の私の出番…

「手伝って…お願い…」
『しょうがないわねもう!』
魂を映し出す鏡でもう一人の私と一緒に戦うね
ん、やっぱり匂い嫌だよね…だから、頑張ろうね?

「狙いは拘束」
『汚水を浴びそうなら釣り上げる!』
《拷問人形アペガ》と《拷問人形カーミラ》を二人で操って攻撃
中に閉じ込めたり抱きしめて動きを封じるね、勿論糸も使うよ
下水が出そうな場所だったら、釣りみたいに引っ張るね

『身動きできなきゃ!』
「ん、終わり…」
糸と人形の罠…完成だね




 ダストブロンクスの地下道迷宮を小さな黒い外套姿の少女が降りていく。
「匂い、きつい……あんんまり長く居たくない……だから、頑張る」
 目深にマントを羽織りなおすとアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)はふるふると首を振り纏わりつきそうな悪臭を少しでも吸わないようにと思ってしまったようだ。
 口に出さないとすぐにでも帰りたくなってしまう、というより帰りたい。
 汚染水がいつ噴き出すかわからないこんな場所では自慢の鼻のせいか頭痛までしてしまうかもしれない。
(早く帰るには一人より二人……嫌がるかもだけど、もう一人の私の出番……)
 少しでも早く解決するためにアルエットはすぅと深呼吸をする。
「手伝って……お願い……」
『しょうがないわね……もぅ……』
 アルエットと対照的に白い外套に褐色肌のもう一人のアルエットが現れ鏡写しのように二人は手を繋ぐ。
 ここまで歩いてきてある程度鼻が麻痺しかけてきたアルエットと違いもう一人のアルエットはあまりの悪臭に顔をしかめうっと座り込んでしまった。
『な、なにこれ……臭すぎ!』
「ん、やっぱり……嫌、だよね」
 しゅんとするアルエットを見て褐色のアルエットがまぁまぁと宥める。
『だから一緒に頑張ろうね?』
 二人は手を取り合い再び目的地へと急いだ。

 シュンと音もなく伸びた斬糸が機械兵団の一体に巻き付きバラバラに切り裂く。
 別の機械兵団もまた足を絡めとられ身動きができずにジタバタともがくのみ、二人のアルエットの息の合ったコンビネーションにアクロラビットの作り出した尖兵は次々と拘束され使い物にならなくなっていく。
 すでに周囲には斬糸で作られた一種の結界状になっておりそこでの戦いを強いられている時点ですでに劣勢なのはもう変わらない。
 さらには二人が操る拷問人形アペガとカーミラがその糸の結界内を自在に動きつつ襲い掛かられアクロラビットは休む暇もなく動き続けていた。
 汚染水が吹き出しそうになり近づこうとするごとに糸で巻き付かれ吊り上げられさらなる追い打ちを受けるなどばればれな動きではこの二人の攻撃から逃れるのは不可能に思えてくる。
「狙いは……拘束!」
『汚水を浴びそうなら……吊り上げる!』
 またも人形たちに左右から挟まれたが今度は先ほどとは挟まれるという意味がさらに違う、拷問人形アベガの無数に棘が生えた腕で抱き着かれながら拷問人形カーミラの内側の無数の吸血針が光る中へと押し込まれ全身から血を吹き出し悶絶の声をあげた。
「GYAAAAAAAAAAAAA!?」
 その絶叫を聞きながら二人は人形に完全に捕まえるべく指先に力をこめる。
『身動きできなきゃ……!』
「ん、終わり……」
 二人のアルエットの声が重なり鋼鉄の処女たるカーミラの蓋が完全に閉じられ内側から苦悶の声が地下道迷宮に響き渡った。

成功 🔵​🔵​🔴​

テラ・ウィンディア
ううう…くちゃい!(涙目)

【戦闘知識】で周囲の下水の状況と空間と敵の動きの把握
更に下水が噴き出すポイントも補足しておく

お前うさぎさんなのに鼻が馬鹿になってないか!?
【属性攻撃】で炎を纏い

【空中戦】で飛び回り
【見切り・第六感・残像】で攻撃は回避し
槍で【串刺し】
下水で回復しようとしたらグラビティバスターで砲撃して妨害
更に

紅蓮神龍波で火炎を生み出し下水を焼いたり妨害するぞ!

取りあえず…ここの下水は何だか色々とやばそうだからな!
しっかりと消毒するぞ!
あれだ…こういう時はこういうんだったか?
汚物は消毒だー!!(敵も焼き尽くす

あ、無いと思うがおれのナイスなボデエについて描写してたら画面に向けても紅蓮神龍波




 ダストブロンクス地下で繰り広げられる戦いもいよいよ終末が近づいてきていた。
 数々の猟兵に手傷を負わされ回復の手段を奪われ続けたアクロラビットに起死回生のチャンスはあるのか?
 だがそれをさせはしまいと大遅刻で今頃やってきたお子様……じゃなかったレディが一人いる。
 ちびっこいつるぺたーんなテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)が悪臭漂う地下道迷宮にすっかりご立腹なのはチャンスへと繋がるだろうか?
 まあこのお子様……見た目はこれでもなかなかの手練れなのでそう上手くいかない気がしないでもない。
(おい、なに勝手に変なナレーションつけてんだー!)
 突然あらぬ方向(画面)に向けて紅蓮神龍波を放ちテラがぷぅと頬を膨らませた。
 なんだろ何か気に障ったんだろうか……わからないことばかりである。

「だいたこんな臭いのに平気とか……お前、うさぎなのに鼻が馬鹿になってないか?」
 愛用の槍を前方へと突き付けるとそこには全身傷だらけで憔悴しきったアクロラビットが身を隠している通路だった。
「GUZOOOO」
「吠えるんじゃないぞ!」
 炎を纏った槍を手に突然跳んだテラは天井を跳ねまわり背後へ回り込むと槍をふるう。
 壊れかけのスタンプでそれを受け流すもののアクロラビットは足元がふらつき思うように避けれてはいないようだった。
 マンホールがカタカタと揺れそこにアクロラビットが跳んだ……のだが殺気に気付き慌ててバックステップで転がった。
 先ほどマンホールにテラの放ったグラビティバスターが叩きこまれ、もしもそこにいればぺちゃんこになっていただろう。
「UGAAA」
 ヤケになりテラへと突進するアクロラビットにはもはや策などはない、あるのはただ目の前にいる天敵を殺し汚染水を浴びようという意思のみ。
「あぁ……あれだ、こんなときはこう言えばいいんだよな?」
 頭上で槍をブンブンと振り回すテラがニヤっと笑い神気が立ち込めていく。
「汚物は……消毒だーっ!!」
 槍の先端地面に叩きつけられ龍の形をした炎が燃え上がりそれが一気にアクロラビットの身体を叩きつけそして包み込んでいく。
 紅蓮神龍波……それがこの技の名だ、その紅蓮の炎はアクロラビットをそして汚染水を吹き出す配管までもを焼き尽くしそして充満したメタンガスに引火した瞬間その区画ごと一気に大爆発を起こし全てが吹き飛ばされていく。
「けほっけほっ……酷い目にあった」
 瓦礫から身を起こしたテラは周囲の惨状を見て戦いはどうやら終わったらしいとようやく確信することができたらしい。

 こうしてダストブロンクス地下の戦いは終わりを告げたのである。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年11月15日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ヴィル・ロヒカルメです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト