アースクライシス2019⑤〜UFO奪取シーズン3
●グリモアベースにて
「これまでも皆様の活躍により数多くのUFOが奪取されました。ですがまだエリア51、グルーム・レイク空軍基地には多数のUFOが残されています。皆様に今回も頼みたいのはここに格納されているUFOの奪取となります」
猟兵たちをグリモアベースで待ちかまえていたのはアマータ・プリムス(人形遣いの人形・f03768)。3度目ともなればお手の物。完璧に暗記した注意事項を猟兵たちに伝える。
「改めての説明になりますが今回は通称エリア51、グルーム・レイク空軍基地が、ラグランジュポイントより飛来したUFOの大群によって制圧され、地球侵略用の『1人用UFO』が次々と運び込まれています。このまま放置すれば、エリア51を起点として全世界にUFOの大群が襲い掛かり、全地球の制空権と制宙権が、クライング・ジェネシスに奪われてしまう事でしょう。ですが、エリア51に忍び込み、『一人用UFO』を奪う事ができれば、ラグランジュポイント攻略の為の移動手段を得る事が出来るのです。密かに基地に潜入し、『一人用UFO』を奪い脱出する。つまりは潜入作戦です。エリア51周辺には、一人用UFOを操るプルトン人の警備隊が巡回していますのでこの警戒を掻い潜り、UFO格納庫に潜入してUFOを奪取するか、或いは、巡回中のプルトン人を闇討ちして、UFOを奪い取るかして、UFOと共に脱出する作戦となります」
再びの説明を終えてアマータは一息ついて最後に一言。
「戦争新たな局面を迎えようとしています。ですがまずはできることをやっていきましょう。皆様でしたら問題ないと信じておりますがご注意を」
こうしてカーテシーと共に猟兵たちの転移が開始された。
灰色幽霊
どうも、灰色幽霊です。
またまたまたUFO奪取です。多分流石にこれが最後です。
細かい説明は以前と変わりません。敵に気づかれる前に倒すか発見されなければプレイングボーナスが発生します。難しいことは考えずにカッコよくスニークミッションしてください。
基本的には一人一人のリプレイとなりますのでその点はご注意を。
注意事項などはMSページをご覧ください。
それでは皆様の素敵なプレイングをお待ちしております。
第1章 冒険
『UFO奪取ミッション』
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POW : 巡回中のプルトン人を襲ってUFOを奪取。強行突破で追手を振り切って脱出します
SPD : 巡回と巡回の間隙を縫って潜入しUFOを奪取。ハイスピードで追手を振り切って脱出します
WIZ : 綿密な潜入作戦を立ててUFOを奪取。頭脳的な作戦で追手を振り切って脱出します
👑11
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栗花落・澪
毎回同じ戦法になるけど
これが1番安定するからね
★Venti Alaに風魔法を宿してふわりと僅かに空中浮遊
羽音や足音で気付かれないように
極力体を小さくしながら
息を殺して粘り強く警備員の人数や巡回ルートを把握
警戒増えてる可能性もあるし、焦りは禁物
隙を見つけたら障害物を利用し可能な範囲の移動後
物陰を伝わせるように【指定UC】
風の【高速詠唱、属性攻撃】で花弁が運ばれる範囲やルートを調整し
甘い香りで【催眠】の【範囲攻撃】
万一1人でも残ったら急接近
黙らせる意味も込めてキスで直接体内に催眠魔力を流し込み昏倒
操作は経験を活かし
敵の攻撃は【聞き耳】で警戒、対処
追ってくるなら雷の【高速詠唱、属性攻撃】で撃墜
●甘い香りに包まれて
「これがやっぱり一番安定だよね」
またこのグルーム・レイク空軍基地へと舞い戻ってきた栗花落・澪(泡沫の花・f03165)はいつものように『Venti Ala』に風の魔力を乗せて空を駆けることで足音を殺す。その背に生える翼の動きも最小限に極力身体を小さくしながら息を殺して物影に隠れる。これまでの幾度とない猟兵の侵入により基地内の警戒は確実に増している。ここで焦って失敗してしまったら元も子もない。澪は粘り強く物陰に隠れたまま警備の数や巡回ルートを逐次把握していく。
「よし、変更された警備もわかった」
警備の情報を集め終わった澪は物陰から死角を伝い格納庫を目指す。警備が多少変わろうとも基地内部の構造はそう簡単に変わりはしない。あれだけの数のUFOを置ける場所はそう多くなく、なおかつあれだけの数のUFOを移動するには時間が足りない。つまり警備以外は以前潜入した時と変わっていない筈。澪は前回の潜入ルートを踏襲し進む。
「やっぱり」
その予想は当たっていた。以前と同じ位置の格納庫にUFOは鎮座されていた。違う点は警備がさらに増え、これをどうにかしなければUFOの奪取はおろかここから脱出することも難しいということだ。しかし澪にはそれを突破する術がもちろんある。警備の隙をついて位置取りを変え、物陰を伝わせるように【Berceau de fleurs】を発動。優しく甘い香りを放つ花吹雪が格納庫の中を吹き抜け、花びらと甘い香りが中にいる警備たちを眠りへと誘う。
「おやすみなさい。良い夢を」
警備の目がなくなり障害は無くなった。澪は手近なUFOへと近づくがここで唯一の誤算が。UFOにはまだ搭乗者がおり、ガラスに隔てられた操縦席には匂いも花びらも届いてはいない。このままでは警報を鳴らされてしまう。故に澪は操縦席のハッチが開いた瞬間、即座に相手の唇を奪う。そのまま直接体内に催眠魔力を流し意識を奪う。
今度こそ障害が無くなった澪はUFOへ乗り込み慣れた手つきで基地を後にする。
こうしてまたも天使は眠りに誘いUFOの奪取に成功した。
大成功
🔵🔵🔵
メンカル・プルモーサ
……さて、今日も今日とてUFO強奪……
まずは【不思議な追跡者】を放って巡回ルートの確認だね……
…ふむ、今回はこういうルートなら…あそこの警備システムを殺して…
あとは巡回をどうにかすればいける、かな…
……ハッキングで警備システムを無力化して……
…邪魔な巡回の視界に入るかどうかの位置に【開けてはならぬ玩具箱】を設置…罠は強烈な催眠ガス…
…そっちに気を取られている隙に巡回を回避、目立たないように忍び足で格納庫まで進んでいくよ…
…格納庫の扉を鍵開けで開けたらUFOの位置を確認…
【彼方へ繋ぐ隠れ道】を使って格納庫に収められているUFOごと安全圏へと転移するよ…
●開けてはならぬ玩具箱
「……さて、今日も今日とてUFO強奪……」
グルーム・レイク空軍基地へ潜入するなり慣れた手つきで【不思議な追跡者】により黒猫を召喚し斥候に放つメンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)五感を共有している黒猫から送られてくる情報を元に警備システムへハッキングを試みる。
「…ふむ、今回はこういうルートなら…あそこの警備システムを殺して…あとは巡回をどうにかすればいける、かな……」
しかしハッキングでどうにかできるのは警報や監視カメラの機械に頼る部分だけ。そこをどうにかできれば潜入も楽にはなるのだが結局のところ警備自体をどうにかしなければUFOの奪取は行えない。逆に言えば残る障害は警備だけ、ならば如何様にもやりようはあるというものだ。
「…この辺でいいかな……」
ハッキングと黒猫から集めた情報から割り出した警備の巡回ルート。そこを通る警備の視界に入るかどうかの位置にメンカルは一つ箱を置く。『危険!開けるな!』と書かれたその箱はどこからどう見ても怪しさ満点。箱を置いたメンカルはそのまま箱とは反対の位置の物陰へと身を隠す。
「なんだ……これ?」
「怪しいな……」
そしてそこへやってくる警備。あからさまに怪しさ満点の箱を見過ごすことはできず箱の蓋へと手をかける。勢いよく開けられた箱の中から飛び出してきたのは強烈な催眠ガス。直撃した警備はそのまま意識を奪われ昏倒する。メンカルはそれを見届けると隙をついて格納庫まで進んでいく。
電子ロックをサクッと解除するとメンカルはUFOの位置を確認すると詠唱を開始する。
「秘されし標よ、拓け、導け。汝は道程、汝は雲路。魔女が望むは稀人誘う猫の道」
紡がれた言葉と共に【彼方へ繋ぐ隠れ道】により現れる転移陣。それはメンカルと視界に存在するUFO全てを伴って安全圏へと姿を消す。
こうして数多の魔法を操る魔女の手によりUFOの奪取に成功した。
大成功
🔵🔵🔵
ダビング・レコーズ
制空権確保が急務なのは敵も同じですか
警備体制は非常に厳重なようですね
この警戒網を潜り抜けられるのは忍者位と推定します
【POW・全歓迎】
なので忍者になります
ユーベルコード、隠密モードを起動
行動開始は夜間
忍者が持つ静粛性と当機本来の機動力を併せ暗闇に紛れつつ防衛網を突破
基地への潜入及び格納庫までの進攻経路は水路やダクト等通常では入り込めない狭い隙間を選択
なお当機の全高は約3m弱ですが忍者なので可能です
敵の排除が必要になった場合は忍者めいた挙動で天井等の死角から接近
ルナティクスで挨殺します
挨殺は大切です
UFO奪取成功後は速やかに離脱
追撃をミキリ・スキルの弾道予測で回避しながらサヨナラします
●どうもオブリビオンさん。イェーガーです
「ユーベルコード、【隠密モード】起動」
草木も眠る丑三つ時。ダビング・レコーズ(RS01・f12341)はグルーム・レイク空軍基地へと降り立った。制空権を確保するためUFOの奪取に赴いたが想像以上に警備が厳重。この警戒網を突破できるのは忍者しかいないとダビングの電脳は答えを弾きだす。故に今宵のダビングは忍者となる。
忍者が持つ静粛性とダビング自身が本来持つ機動性を組み合わせ、暗闇の中を進む。基地の外に展開する防御網を難なく突破しダビングは基地の内部へと潜入する。
進むのは水路。この規模の基地であればそれ相応の数がある筈。とはいえダビングの全高は約3m弱。通常であれば水路に入りきるサイズではない。しかし今のダビングは忍者である。忍者であればその程度の隙間を潜り抜けることなど造作もない。するすると水路を伝い基地内部へと潜入。その後はダクトへと場所を移し基地の中を進んでいく。どうやって機械の身体で隙間に入り込んでいるか、それは忍者のみぞ知る。
ダクトの中を移動し警備の目を掻い潜って格納庫まで辿り着いたダビングだったがUFOの周囲には見張りの警備。しばらく様子を窺って見ても動く気配はない。つまり見張りをどうにかしなければUFOの奪取は行えない。しかし今のダビングは忍者。暗殺など造作もない。ダクトからするりと抜け出し音も無く落下する。その間に荷電粒子ブレード『PB8ルナティクス』を起動。音も無く警備を切り捨てる。そのまま見張りのいなくなったUFOへ乗り込むダビング。UFOの操作系はそこまで複雑ではなく操縦は問題なくダビングは速やかに離脱。
追手からの追撃も忍者であれば問題ない。類稀なるミキリ・スキルで攻撃をかわし基地からサヨナラした。
こうして機械忍者の活躍によりUFOの奪取に成功した。
大成功
🔵🔵🔵
ネメシス・インフィニー
【心境】
「連続UFO誘拐事件。未確認飛行物体エリア51で消ゆ。」
う~ん。C級映画以下っぽいかねー。
【行動】
おいらは『存在感』を消しつつ、夜闇を進む怪盗宇佐。
今日もUFOいただきます~。
ユーベルコード:『ウサギの秘密は宇宙の謎』発動うさ~
ときにはこっそりプルトン人の監視を潜り抜け、
ときにはこっそりプルトン人をブラックホールに取り込み排除し、
ときにはこっそりブラックホールの持つ特性を利用し、狭い隙間に入り込んでショートカットして進むうさ~。
ブラックホールとUFOは切っても切り離せない関係うさ~。多分。
UFOの操縦も手慣れたうさねー。
ネメシス、いきまーーーーーす(ポチっとな。)
●それはいわゆるC級映画
「連続UFO誘拐事件。未確認飛行物体エリア51で消ゆ」
基地へ潜入しながらネメシス・インフィニー(ヴォーパルバニー・f21907)はそんなことを呟いた。しかしUFOはモノなので強奪が正しい様な気もするがタイトルにはインパクトも必要なのだ。それでもまだC級映画以下っぽいが。
今のネメシスは夜を進む怪盗宇佐。今日もUFOをいただいていく。それに使うのはネメシスの秘密の一つたるユーベルコード【ウサギの秘密は宇宙の謎】である。これによりネメシスの身体の一部、または全身はブラックホールになりどんな所もくぐり抜けられるようになる。
ときにはこっそりプルトン人の監視を潜り抜け。
「ん?誰かいたか?」
「誰もいないだろ。警備を続けるぞ」
ときにはプルトン人をブラックホールに取り込み排除して。
「な、なんだこれは!」
「うわあああああああああ!!!」
ときにはこっそりブラックホールの持つ特性を利用し、狭い隙間に入り込んでショートカットして進む。
「こんな狭い所通れるのは猫くらいだよな……」
「おい、なにしてる。先へ急ぐぞ」
ネメシス曰くブラックホールとUFOは切っても切り離せない関係らしい、多分。それが本当かどうかはさておきネメシスが格納庫への潜入に成功したのは確かである。
ここまでくればもう慣れたもの。警備の隙をついてUFOに乗りこむと手なれた手つきでネメシスはUFOを起動する。
「ネメシス、いきまーーーーーす」
ポチっとスイッチを押されたUFOは高く舞い上がりシャッターを突き破り格納庫から飛び立った。
今宵もまた怪盗宇佐の手によりUFOが一つ盗み出されたのであった……。
こうして自称怪盗の手によりUFOの奪取に成功した。
成功
🔵🔵🔴
鳶沢・成美
これだけ奪取してもまだまだある、あきれた物量ですね
【欺ク光ノ術】を使用し”目立たない”様こっそり潜入
”聞き耳”や”暗視”を使ってプルトン人を避けながら進みましょう
ユーベルコード使用時の疲労は〔元気ガンガンドリンク〕を飲むことで対処
格納庫に到達した後は”第六感”で程度のいいUFOを選び”早業”で乗り込み脱出する
【欺ク光ノ術】を使いながらそうっとそうっと逃げましょう
●光に包まれて
「これだけ奪取してもまだまだある、あきれた物量ですね」
基地への潜入に成功した鳶沢・成美(探索者の陰陽師・f03142)はほとほとUFOの物量に呆れていた。既に成美だけでも片手の指では足りぬほど潜入している。それに加え他の猟兵たちも潜入しているにも関わらず一向にそこを見せないUFOの数。とはいえそんなことを言っても盗み出さなければ数も変わらない。成美は自身に【欺ク光ノ術】をかけ己の姿を消して、足音を殺しこっそり潜入。もう慣れたものである。
耳を澄ませてプルトン人の足音を聞きわけ警備たちとすれ違うことなく通路を進む。暗い通路も夜目を使えば問題なく見通せる。戦闘をしては時間の無駄。できるだけプルトン人との接触を避け成美は進む。ユーベルコード使用の代償からくる疲労は懐に忍ばせておいた『元気ガンガンドリンク』をがぶ飲みして一時的に疲労を誤魔化し進んでいく。
警備の巡回ルートも格納庫までの道筋ももう頭に頭に入っている。それほどまでに潜入は繰り返した。故に成美の潜入にプルトン人は誰ひとりとして気づくことなく格納庫へと辿り着いた。もちろんロックの解除もお手の物。迷うことなく暗証番号を入力すると扉は勝手に開く。
「今回はどれに……」
乗り込むUFOは正直どれでも変わらない。故に成美は自身の勘に従い機体を選ぶ。操縦も何度も繰り返し学習済み。飛ばすのも動かすのも何の問題もない。機体も【欺ク光ノ術】に掛かれば迷彩も完璧。するっと格納庫を脱出してUFOを奪い去っていく。
こうして何度目かわからないUFOの奪取に成功した。
成功
🔵🔵🔴
フィランサ・ロセウス
この基地に来るのも何度目かしら?
…当たり前だけど、回りにも警備のUFOが飛んでいるのよね
今回は趣向を変えて、あれを奪えないかちょっと試してみましょう
まずは全体の巡回ルートを観察、味方から離れ一機だけで飛行する時間があるUFOを狙うわ
その孤立するルート上の物陰に【目立たない】ように身を隠して、
UFOが通り過ぎる瞬間に『ニンジャ・フックシューター』を撃ち込み、巻き取りの勢いでUFOに取りつくわ
この手の機械は外からでもハッチが開けるはずだけど…最悪ぶち破りましょ
あとはパイロットさんに交渉(物理)して譲ってもらうわ♥️
首尾よく行ったらUCで反応速度を強化、【地形を利用】した飛行で離脱するわ
●交渉(物理)
何度目かわからないグルーム・レイク空軍基地への訪問。しかし今回のフィランサ・ロセウス(危険な好意・f16445)は今までと違っていた。闇雲に潜入をするのではなく、基地の周囲を巡回しているUFOに狙いを定めた。その為にまずは基地の周辺に並ぶ木々の陰から全体の巡回ルートを観察する。何処を何機のUFOがいつ通るのか。それを把握し狙うのは味方から離れ一機だけで飛行するUFO。その一機が現れまでフィランサは根気強く待ち続ける。
観察を続け何処にいつ単機のUFOが現れるのかを把握。フィランサの行動はそこから始まる。まずは孤立するUFOの通るルートに先回りして近場の木陰に身を隠す。そのままUFOが通り過ぎる瞬間を見計らい拳銃型のフック付きワイヤー射出装置『ニンジャ・フックシューター』をUFOへと打ち込みワイヤーを巻き取るとUFOへと組み付いた。
「こぉんばんわぁ❤」
「誰だ!?」
そのまま窓ガラスをノックするフィランサとあり得る筈のない来訪者に驚きを隠せない。そしてフィランサのノックは止まるどころか勢いを増し続けられる。それは次第にノックではなく強打へと変わっていく。
「こぉんばんわぁ❤❤❤」
「や、やめろ! ガ、ガラスが!」
殴り続けられたガラスに次第に罅が入りそれでも殴られ続けたガラスは脆くも砕け散る。
「これ、いただけます?」
「ふざけるな!なにを言って―――」
拒絶の意を示したパイロットの首へと伸びるフィランサの右手。喉元を掴まれパイロットは機体の外へと放り投げられた。
「ありがとうございまぁす❤」
強奪という名の交渉を終え、フィランサは無事UFOをいただいた。指を鳴らし【クロックアップ・スピード】で高速戦闘モードに入ると反応速度に物を言わせてこの空域を離脱した。
こうして交渉(物理)によりUFOの奪取に成功した。
成功
🔵🔵🔴
パルピ・ペルポル
猟兵全員分のUFO確保って、冷静に考えると結構無茶よね。
まぁ全員分は無理でも可能な限り確保しなきゃよね。
まずは現場の情報を入手して、目立たぬように隠密行動で格納庫まで向かうわ。
プルトン人は極力避けるけど、どうしても排除の必要があるときは1、2体なら気付かれないように首に雨紡ぎの風糸を巻きつけて、火事場のなんとやらで手早くきゅっと〆るわ。
格納庫についたら見張りの数が減るのを待ってから行動ね。
操作は銀色の円盤状のすごい機械に補助させて、糸も使って全身で操縦するわ。
UFO何機かあって時間があるなら、銀色のすごい機械でハッキングして遠隔操作できるようにして脱出時の囮として利用させてもらいましょ。
●それは火事場のなんとやら
グルーム・レイク空軍基地を飛翔する一つの影。それはパルピ・ペルポル(見た目詐欺が否定できない・f06499)という一人の猟兵だった。パルピは自身の種族であるフェアリーの身体の小ささを存分に発揮してここまで警備の目を盗みやってきた。猟兵全員分のUFOを、というのは厳しい話だがそれでも可能な限りUFOを集めておけば後が楽になる。事前に入手した情報と自身がこれまで忍びこんで得た情報。それを元に格納庫を目指す。
とはいえ今までとは少々基地の中の警備が変わっている。いなかった筈の通路に増えた警備。しかもここを突破しなければ格納庫へは辿りつけない。ここは強行突破するしかない。
パルピが取りだしたのは蜘蛛の糸より細く、柔軟性と強度を兼ね備えた透明な『雨紡ぎの風糸』。それを目の前を歩く警備2人の首へと巻きつける。括りついたことを確認するとパルピは【火事場のなんとやら】を発動し発揮される怪力を使って全力で絞めあげる。喉が潰され声も出せない警備2人は自らの重さで首の骨を折り息絶える。
見張りを排除したパルピはがら空きとなった格納庫へ侵入していく。しかしすぐさま行動は開始せず、中にいる見張りの数が減るまでじっと待つ。
数が減ってきた所で取り出したのは『銀色の円盤状のいろんな機能のついたよくわからないけど何かすごい機械』。つまりパルピにもこれがなんだかわからないのだが以前スペースシップワールドで助けた科学者がくれたこの機械。とりあえず使っておけば機械を扱うことはできる。操縦席に乗りこむと糸を張り巡らせ全身で操縦しつつ、円盤を設置し補助させる。ついでに周囲にあるUFOをハッキングして飛べなくすることで足止めと脱出時の囮に仕立て上げる。
パルピはそのまま格納庫のシャッターをぶち破るとさっさと基地から脱出した。
こうして小さな妖精の活躍によりUFOの奪取に成功した。
成功
🔵🔵🔴
南青台・紙代
※アドリブ歓迎
【POW】に挑戦
sneakとsnakeは語源を同じくする、と辞書にはある。
であるならば潜入任務(スニークミッション)は
ヘビ人間である我輩の出番であろうさ。
(と、かっこつけているがその実初めての戦争にビビっている)
UC『怪奇ヘビ人間』を発動しこの身を毒蛇に変える。
ダクトや隙間、物陰などの『闇に紛れる』ように移動。
孤立してるプルトン人とUFOを見つけられたら、物陰から
『念動力』でそこらのものを勢いよくぶつけて攻撃!
相手が怯んでる隙にUFOの奪取を試みるのである。
追手の兵士たちにも『念動力』でものをぶつけて『時間稼ぎ』
UFOの動かし方などわからぬが、どうにかなる……といいなあ。
●スネークとスニークはなんだか似てる
「この潜入任務はヘビ人間である吾輩の出番だろうさ」
などとカッコつけている南青台・紙代(言の葉綴りし青蛇女・f23355)だったが実は結構ビビっていた。それもその筈初めて参加した依頼が戦争などという規模の大きな物の一つだったのだから。とはいえやることはやらねばならない。ユーベルコード【怪奇ヘビ人間】によりその身体を毒蛇へと変える。これならば人型だった時に入れなかった隙間もダクトも難なく通ることができる。そのまま紙代は警備の目が届かぬ物陰を通り基地の中を進む。
紙代が狙うのは格納庫ではなく孤立したUFO。たび重なる侵入で警備の厳しくなった格納庫よりもそちらの方が安全だと判断したからだ。標的を探しダクトの中を縦横無尽に這いずり回る。
「む、あれであるか?」
通気口から見える眼下には一機で浮遊するUFOが。標的を狙い定めた紙代は持ち前の念動力で通路に置いてあるゴミ箱をUFOめがけて吹き飛ばす。それはダメージを与えることはできなかったが注意を引くことには成功した。
「誰かいるのか!」
周囲の状況を確認するべくUFOからプルトン人が降りた隙にするりと運転席へ潜り込む。動かし方などてんでわからないが起動自体はしっぱなし。その辺にあるレバーを引いたら結構なスピードで進みだす。
「なに!? 待て!」
待てと言われて待つヘビはいない。UFOで飛び回りながら通路に落ちているあらゆるものを投げつけて追手くる警備の足を止める。これなら操作に慣れない紙代でも追手に捕まることなく逃げ切ることができる。
こうして初任務のヘビによりUFOの奪取に成功した。
成功
🔵🔵🔴
アリスカンダル・クラブパルサー
ここはUC「送り狼」で透明化しながら基地に潜入します。
高いところなんかはフック付きワイヤーで頑張って登ります!
もし、途中で見つかってしまった場合は……わ、わたし……こ、怖くて…怯えて…そ、その、泣いちゃいます…。
そうなったら、もう……本体が出て来て、動揺し油断した相手を蹂躙しちゃいますね……ごめんなさい…。
そ、その、本体に注目が集まっている間にわたしは自慢の逃げ足でおさらば……です!
それで、無事UFOまでついたら……まあ…操縦はその時、考えます…。
………たぶん……大丈夫です。
●その後姿を見たものはいない
「んしょ……よいしょ……」
グルーム・レイク空軍基地の壁を『フック付きワイヤー』でよじ登るのはアリスカンダル・クラブパルサー(疑似餌・f19875)。【送り狼】で姿を隠していると言え迂闊な行動をしていては警備に見つかってしまう。だからアリスカンダルは極力見つからないルートを通って基地の内部を目指すのだ。
壁に設置された通気口から基地の内部への侵入に成功したアリスカンダル。その小さな身体を活かしてせっせと通気口の中を進んでいく。とはいえ潜入任務も初めてなアリスカンダル。ここまで上手くいっていたことが奇跡に近いだろう。アリスカンダルは運悪く通風孔を踏み抜いて通路へと落下してしまう。幸いそこまでの高さでもなかったためダメージなどはないが運の悪さとは重なるもので目の前には警備のUFOが。
「あっ……」
「誰だ!」
恐怖のあまりうずくまり動けず固まってしまうアリスカンダルにUFOから降りて近づいてくる警備。アリスカンダルの目からは堪え切れず涙が溢れる。
「お前がここ最近話題になっている侵入者だな! こい!」
「あ、いや……!」
アリスカンダルの腕をひき連れだそうとする警備。しかしその瞬間背後に謎の恐怖を感じた。
そこにいたのは巨大な顎をこれでもかと大きく広げた撫子色の捕食者。それこそがアリスカンダルの本体であり疑似餌であるアリスカンダルに惹かれて寄ってきたモノを蹂躙する。咀嚼音が鳴り響く中アリスカンダルは警備の乗っていたUFOへ乗り込むと起動しっぱなしの操縦系をあれこれと弄りだす。
「う、動いた……」
どうやったかは本人もわからないがとりあえずUFOは前進した。これでUFOの奪取は問題ない。
アリスカンダルは追手が来る前に基地を後にする。
こうして疑似餌の活躍によりUFOの奪取に成功した。
猟兵たちの活躍によりまた数多くのUFOが運び出された。これで次の作戦も問題なく行えるだろう。しかし戦争はまだ続く。
猟兵たちは次なる戦場へと向かう。
成功
🔵🔵🔴