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【RP】月に叢雲、花に風

神狩・カフカ 2021年9月4日


はらはらと紅葉が舞い散り、初秋の月は冴え冴えと夜空に輝いている。
いつもと変わらぬ穏やかで長閑な夜を湛えた神域に、招かれざる客の足音――いや、羽音が響来始める。
月明かりを遮るほどの漆黒の大群は、よく見れば朧気に鴉の形をとった黒い靄が集まったものだとわかるだろう。
それが目指しているものは言うまでもなく、この神域の要である社だ。

そんな山の脅威に気付いた天狗が二人。
寝静まった社を後にした。



🍁⛩🍁
カフカと義経

ダイス値が高いほど沢山倒せる。
ゾロ目で強い個体を倒せた判定。
奇数を出すと攻撃されるので上手く対処してください。





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神狩・カフカ 2021年9月4日
おうおう、こりゃァ随分と大群を引き連れて来なすったもンだ。
(ばさりと朱色の翼をはためかせて、大木の天辺に降り立つ。風に靡く翼と同色の長い髪と、純白の装束が夜闇によく目立つだろう) (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
ふふ、ホントにたくさんですねぇ。
同じ鴉と思ってカフカに夜這いにでも来たんじゃないですか?
(コロコロと笑いながら言の葉を遊ばせて)
直接貴方が対応してあげるのが親切かもしれませんけど……せっかく暴れられるチャンスですから。

僕も遊んでもいいですよね? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年9月4日
おいおい、それ言うならお前さんも鴉だろうに。
(冗談に、やれやれと肩を竦めて返して)

もちろんサ。さすがにおれでもこの数じゃァ、朝までかかっちまいそうだからな。もう一眠りしてェところだし。
(懐から天狗の羽団扇を取り出して構える。ふっ――と神通力が溢れ、周囲の木々を震わせて)

ンじゃ、よろしく頼むぜ?
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神狩・カフカ 2021年9月4日
(ひゅっと羽団扇を前方に向けて揮えば、旋風が吹き荒れる。扇状の範囲の靄が一瞬で消え去った)

ははっ! 景気よく吹っ飛んだなァ! あらよっと。
(靄の鴉がこちらに突進してくれば、大木から飛び去り、くるりよ宙で一回転した) (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
だってここはわかりやすいカフカの根城じゃないですか。
用があるなら貴方ですよ。
(掌に妖力を集めれば、現れたるは身の丈よりはるかに長い大太刀。それを軽く振りざまに飛び出して)
わあ、ずいぶん一気にいきましたね。
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
ではでは僕も……!(先ずは一太刀、霧の鴉を切り捨てて。そいつを足場に飛び上がる。それからもう一振り)
うーん、やっぱりみんなカフカめがけて飛んでませんか?
これじゃあ全然暴れ足りません。 (無効票)
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神狩・カフカ 2021年9月4日
そりゃァここは俺の神域だけどよ……。
(強く否定できないのは、まあ過去に似たようなことがあったからで)(今回は断じて違うとは思うが)
ほほう、お前さんは随分と身軽みてェだな……って、いやいや!? 難癖つけてもらっちゃァ困るぜ!?
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神狩・カフカ 2021年9月4日
(近くにやってきた靄にふーっと一息吹きかけてやれば、シュボッとそいつだけ炎上した)
ふふ、よく燃えるねェ。まァ確かに、こいつらの目的が何なのかがわかんねェと、もやもやするのものがあるが……。 (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
だってカフカは入れ食い状態じゃあないですか。
ひとりだけたくさん遊んでずるいですよ。
(ぷくっと頬を膨らませながらも刀振るう腕は止めず)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
来てくれないなら僕からあいに行くしかないですよねぇ。
(ぽーんと飛んだと思ったら別の木へ。自ら群れへ飛び込んで)
身軽さが僕の自慢ですから。ほらこのように。

ふふ、これでも歌になったりもしてるんですよ。 (無効票)
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神狩・カフカ 2021年9月4日
おい、なんだ入れ食いって。おれァ餌じゃねェぞ。
(大人気ない言い草でじとーっと見やる。外見は大人と子どもであるが、実際の年齢はというとわからないものだが)

ほーう? 歌ねェ。お前さんは随分と有名人みてェだからなァ。おれでも知ってるぜ。
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神狩・カフカ 2021年9月4日
(晴れ渡っていた空に突如として稲光が奔り、遠くの群れにピシャンと雷が落ちる。黒焦げになったのだろうか。元々黒いからわからないが、形をなくしたらしい鴉達はぼろぼろぐずぐずと崩れ落ちていった)

物足りねェなら、おれで釣れたもんでも狩るかい?
(ほれ)(ひゅるり。自分に向けて突っ込んできた黒靄の進路を風で変えてやれば、義経のほうへ向かっていった) (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
おやおや?餌は彼方様のつもりで言ったんですけど。
何方かに食べられてる自覚でもおありなんですかぁ?
(くすくすと笑いながら揶揄う目でカフカを見て)

ふふ、ご存知でしたか。まあ『僕』が生まれるくらいたくさん愛されてますからね。
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
(矛先を曲げられ八つ当たり気味に飛んできた鴉を視界に収め、心底嬉しそうに相貌を崩す)
わあ!ホントにいっぱいですねえ。これは遊びがいがありそうです。(今より更に妖力を注げば大太刀は更にその刃を伸ばし。ブンと一振り、二振りで黒い霧を薙ぎ払う)

……でも、まだまだ足りません。
ねえねえ、もっとたくさん釣ってくださいカフカ。
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神狩・カフカ 2021年9月4日
…………言うじゃねェか。
(ぴきぴき。青筋を立てながら半目で見返して)

そりゃァ、これでも平安くらいから生きてるからなァ。つくづくお前さんは不思議な存在だよ。他にもお前さんみてェのはいるのかい?
(物語から生まれた存在など、自分は彼以外に会ったことがないが。どうなのだろう、と。興味本位だ)
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神狩・カフカ 2021年9月4日
随分と楽しそうに戦るなァ、お前さんはよ。そんなに好きかい。
(好戦的、というのだろうか。自分にはない性質のためか、どこか他人事のように眺めて)

いや、おれを頼りにすんなよ!? お前さんのお陰で随分と減ってきたんじゃねェか? よっ、と。
(ふわり、上空へと高度を上げたかと思えば、下の大群へ向かって力強く羽団扇を振るう。山一帯に風が吹き荒れたかと思えば、一帯にいた靄がすべて消えた) (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
最初にそう思われそうな発言をしたのはカフカですよ。僕じゃありません。(ツンとそっぽを向くふりをすれども口元は笑みをうかべたまま)

見た目のわりにほんとおじいちゃんなんですねぇ。孫みたいにかわいがってくれてもいいですよ。
(笑み崩さず揶揄いの言葉を続けていたが、はたと言葉を止めて)
ん~そんなに不思議ですかね?
人の熱狂する気持ちやらから生まれた、って言いかえれば。他の、人の恐怖が生み出した妖と大して変わらないと思いませんか?
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
だってたくさんの首を持ちかえれば兄様が褒めてくれるかもしれませんから。あと……鬼ごっこみたいで楽しいです。
逆にカフカは戦うのがお嫌いですか?
(その割にはまたいっぱいの敵を相手にしているなぁと見返せば、その黒霧は目の前で一気に数を減らす)
あ、今言ったばかりなのに!
減ってきたからですよ。こうやって……(向かってくる敵を避ける為、ひょいと飛び降りたと思ったら、落ちるさなかで枝を掴みくるりと遠心力で背後をとる)僕のところに来てくれる首は少ないんですから! (無効票)
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神狩・カフカ 2021年9月4日
ともかく! 自覚なんて……ねェし、よ……。
(段々と小さくなる声。色々と筒抜けだ)

人間から見るとじじぃかもしれねェが、生憎おれは神だからな。かわいがって欲しかったら、もう少しかわいげってもんが必要だと思わねェか?
(やれやれと肩を竦める。口がよく回る奴だ。逆に感心してきた)
ほう? なるほどなァ。そう言いかえると自然と腑に落ちるもンだ。
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神狩・カフカ 2021年9月4日
へェ、お前さんの戦う理由は兄君かい。殊勝なこって。おれァ、戦うことは好きでも嫌いでもねェよ。あーあ、またか……って、気持ちが大きいかねェ。面倒に巻き込まれたり、変な輩に目をつけられることが多いからな……。
(今日だって、そのうちの一件なのだろう。何が原因かは未だ目星はつかないが――目星がつかないのも、面倒ごとが多すぎるからなのだけれども)
(靄どもを見遣って、はぁ~~~と大きく溜息を吐いた)

くるくると曲芸師みてェだな。そんじゃ、最後はお前さんに任せてもいいかい? おれが引きつけるからよ。
(残る散り散りになっている靄を一所へ集めるように風を吹かせて) (無効票)
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
おやおやおやおや……。これはこれは。
これ以上揶揄うと馬にけられそうな気配もしますし、じゃあとりあえずそう言う事にしておいてあげましょうか。(つつけばつついただけ色々出てきそうで好奇心は尽きぬけど。それは馬に蹴られない準備を整えてから)

僕がかわいくないっていいたいんですか~?
(まったくもうと拗ねてみせ)
そうでしょう?
妖や神を生み出したりする……本当に人は面白い生き物ですよねえ。
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鞍馬之・義経 2021年9月4日
だって……数少ない家族ですから、ねえ?
(またかという言葉に彼に群がる霧を見て)
なる程なる程。確かにこんなに人気なら飽き飽きするかもしれませんね。……たまぁになら、僕もまたお手伝いしてあげますよ。

まあまずは、せっかく譲ってくれる手柄を見事果たしてみせましょうか!(纏まってくる鴉の群れを、狭い足場に器用に立って、くるりくるりと独楽のように回りながら切り伏せる)
さあ、これで仕舞です。 (無効票)
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神狩・カフカ 2021年9月5日
かわいくはねェだろうよ、かわいくは。
(そこだけは無視できずに抗議しておいた)

家族を大切にする心があることはいいこった。
そういうもんサ。ま、おれには戦狂いの才はなかったってことかもしれねェな。
(きっと根っからの好戦的な者ならば、自分のような境遇は願ったり叶ったりなのだろう。自分はそうではなかった。それだけの話だ)
手伝ってくれる、ねェ……ンじゃ、頼りにさせてもらおうか。
(自分を助けたいからか、ただ戦いたいからか。少年の真意は――まあ、予想はつく)
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神狩・カフカ 2021年9月5日
――――っと、終わったか。お疲れさん。助かったぜ。
(少年の傍へと飛んでくれば、素直に讃える)
(これですっかり元の神域なのだが――すっかり空は白み始めていて。見上げれば隻眼を細めて)
もう一眠り……とはいかなさそうか。ま、こうして朝日を拝むのも悪くねェかもしれねェな。 (。)
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鞍馬之・義経 2021年9月5日
そんな……こんなに可愛いのに。(よよよとわざとらしく崩れ。それからまたくるくる表情を変える)

ふふ、褒められちゃいました。
戦狂いであればきっと僕に獲物は回ってこなかったので、僕は今のカフカでよかったと思いますよ。

はい、おつかれさまです。(隣に降り立った男を見上げ、それから空を見ながら腹を抑える)寝ないのであればこのまま朝餉ですね!たくさんうごいたから僕お腹すいちゃいました。さあさあ、行きましょう。
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鞍馬之・義経 2021年9月5日
(はらはらと紅葉が舞い散る中、社に向かう鴉が二羽。
 賑やかななかへと消えていった)

(。)
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