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【RP】晴天、お散歩日和

神狩・カフカ 2021年7月21日


初夏の空が青く澄んできらり光る。
見上げれば雲ひとつない快晴の空。

本日は絶好の空のお散歩日和だ。



🍁😈
カフカと美夜





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神狩・カフカ 2021年7月21日
おー、いい天気だな。こりゃ上からの眺めもいいだろォよ。

ほれ。
(おんぶしてやる、と少女の目の前で屈んであげた) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
やったーおんぶー!
(びょっ、と飛び乗るような勢いでカフカの背に飛び付く)
うち、カフカはんのおんぶ好き!
カフカはんえらい背ぇ高いさかい、遠うまで見えるんやんなぁ!
(早く立って立って、と急かすように体を揺らす) (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
ぐぇっ……!
(勢い余ってつんのめりそうになるが、大人の意地で踏ん張って体勢を直した)

わかった、わかった! 元気が有り余ってるお嬢ちゃんだな……。しっかり掴まっとけよ。
(よっ、と地を蹴ればふわりと宙に浮かび上がり、そのままどんどんと高度を増していった) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
うん!
(言われるまでもなく、カフカの首元のあたりに手を回し、体を密着させて掴まる。子供とは思えない怪力だ)
わ、わ、わ……
すごーい、カフカはんほんまにお空飛んどるー!
(すごいすごいとはしゃぎたて、カフカの肩越しに頭を乗せて辺りを見回す) (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
お、おい。あんまり首を締めてくるなよ? おれが落ちたら元も子もねェからな? ったく、羅刹ってのは力が強ェもんだよなァ……。
(若干息苦しさを感じつつも、喜んでくれてるようなので、やれやれと溜息を吐いた)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
どうよ。いい眺めだろう?
(見渡せば真っ赤な紅葉に、満開の桜に、夏の新緑に――と、不思議な山の光景が広がっていて。けれども、自分たちが飛んできたお社はどこを見ても視認できないようだ) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
他の誰よりも高い! すごい!
あっちが紅葉、そっちが桜……
(下界をきょろきょろと見下ろしながら、探検済みなのであろう場所と上空からの光景を一致させていく)
……あれ? お社どこやろか?
どっか行ってもうたん? うちら、帰れないとちゃいますやろか……? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
いつ見ても、上からは季節がごっちゃで面白ェよなァ。あっちの桜のほうも行ったことあるのか?
(なんて、自分の山にくせに他人事のような言い草で)

ああ、あそこはおれの神域だからな。上からは見えねェようにしているのサ。なんでもかんでも入ってこられちゃ困るからな。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
ほえー、シンイキ。
たしかに、自分ちに誰でも来ると、賑やかやけど困ってまいますやろなぁ。
(納得したように下界を見下ろしながら、あれ?と首を傾げる)
でも、うちは歩いてやけどお社見つけましたやろ?
(見つけた、というよりは正しくは迷い込んだのが正しいが。都合よく美夜の中では書き換わっていた)
お空からは見えんのに、歩いてたら見えはるん? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
(高度も安定してくれば、緩やかに滑るように空を飛んでいく。初夏の日差しが少しだけ熱を帯びて)

ふふ。そりゃァ、お前さんが迷い込んだ――まァ、いわゆる神隠しにあったからだろォよ。普通はあの千本鳥居を抜けねェと辿り着けねェようにはしているからな。
(力の強い人ならざる者ならば、鳥居以外からでも辿り着くことはできるのだろうが、大方そういう仕組みである) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
ゲートみたいなもんなんやなー、あの赤ぁい鳥居。
(なるほどー、とわかったようなわかってないような、そんな気の抜けた声を上げる)
ほなら、うちがここに来られたんはたぶん刹鬼丸のおかげやんな!
うち、力は弱い方やさかい。
(お空を見上げると、太陽が見えた。ちょっぴり暑くて、目を眇めてしまう) (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
ははっ! まァ、そんなようなもんサ!
(気の抜けた返事がなんだか微笑ましく、思わず笑いながら)

ほーう、なるほどお前さんの刀か……。そいつァ、珍しい刀なのかぃ? (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
そやで。
真鬼宮に伝わる宝刀やさかいね。どんな幹や蔓草でも切れてまうんどす。こないな刀、うち今まで他に見たことあらへんよ。
(宝物を自慢するかのように胸を張る。実際に宝物の自慢なのだが)
カフカはんにもそないな宝物、ありまっしゃろ? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
へェ、まさしく伝家の宝刀ってやつじゃねェか。その歳でそんな凄ェ刀を継いでるなんざ、お前さん小さェのに中々やるな。
(元気で活きの良い少女かと思いきや、実は凄まじい才能を秘めているのだろうか――なんて、感心したような声音で)

もちろん、あるサ。おれにとっての伝家の宝刀はこれだな。
(ほれ、と片手で取り出して見せたのは天狗の羽団扇だ) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
ウチワや。なんやふわふわしてはる。
(カフカの肩に顔を乗っけて、まじまじと見つめる)
こないな伝家の宝刀で、蔓草を切れますのん? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
蔓草どころじゃねェさ。見てろよ。
(ひょい、と軽く地上へ向けて振って見せる。すると、鎌鼬のような鋭い風が吹き抜け、そこら一帯の木々をすぱすぱと切り刻んでいった)

――どんなもんだ。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
(触れてもいない気がばっさりと斬られた光景を見て、美夜はあんぐりと口を開ける)
すっごーい!
手品みたいやったわぁ、どないしはってあんなり切れましたのん?
ねえねえ、教えたってー! (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
(予想以上に驚いてくれた様子で、くくと笑いを噛み殺す。子どもは素直なものだ)
これぞ天狗の力ってやつサ。
神通力って知ってっか? 天狗っつーのは皆修行を重ねて、こういう不思議な力を使えるようになるのサ。

(羽団扇を懐へ仕舞って、よいしょと少女をおんぶし直した) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
ジンツーリキ?
(聞き慣れない単語をオウム返しにする)
ふぅーん、カフカはんも修行して使えるようになったんやね。
あっ、ほなら、うちももしかしたら修行重ねとったらジンツーリキ使えるようになりますやろかっ?
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神狩・カフカ 2021年7月21日
(起こした風のせいか、ふわりと上空まで桜が舞い上がってきた。その中をすいすいと飛んでいく)

おっ? お前さんも天狗に興味があるのかぃ? 
うちの山には天狗になりたくて修行してるやつが大勢いるからな。お前さんも修行すりゃァ、神通力を使えるようになるサ。ま、何年かかるかはわからねェがな。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
んえー……何年もかかってまうの?
うち、修行は好きやけど、何年もかかるんは長すぎや~……。
(子供にとっての数年は、時の長さとしては永遠に等しい)

ほっ!
(目の前を通り過ぎる桜の花びらへと手を伸ばし、キャッチする)
とれたー! 桜の花!
カフカはん、取れたでー!
(取れた取れた、と言いながら桜の花びらを指先でつまんで、肩越しにぶんぶんと強調してみせる) (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
そりゃそうサ!
何十年、何百年と修行するやつもいるくれェだからな。数年ちょっと修行してなれるくらい簡単なもんじゃねェのサ。
(子どもらしい甘さが可愛らしい。くすくすと笑みが溢れる)

おっ、動体視力はあるみてェだな。桜の花びらを空中で掴むと、幸せになれるとか、願いが叶う……なんて話もあったか。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
えー、ほんまに? うち、幸せになれるんっ?
願いなんてなんも考えてへんかったわ。
(うーんうーんと桜の花びらを手に、願い事を考える)
カフカはんは何やお願い事とかあらへんの? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
迷信かもしれねェが、信じて損はないと思うがねェ。

……………………おれか?
(予想外の問いに、思わず目を瞬く)
急に振られると思いつかねェもンだなァ……神が神頼みってのもおかしな話だし……。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
え~~……。
(不満げに口の先っちょを尖らせる)
……あれ?
でも、神頼みっちゅうことは、うちがカフカはんにお願いするっちゅうことちゃう? (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
…………ははっ! 確かに!
(こりゃ一本取られたと、愉しそうに笑って)

おれァ、そうやすやすと願い叶えてやる神じゃねェけどなァ。聴いてやらねェこともねェぞ? (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
(ぎゅっと桜の花びらを握り込んだ手をカフカの胸元に当て、ぎゅっとしがみつく)
そやったらもう叶えてもろてるから、これが後払いやんな!
空、飛びたいなー思っとったし! (無効票)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
…………そんなことでいいのか? 欲がねェ嬢ちゃんだなァ。
(長く生きている間に、色んな人種を見てきたからだろうか。愛らしくも感じる殊勝な態度に、胸の裡に温かなものを感じた)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
そンじゃ、もっと楽しんでもらわねェとな!
お前さんの行きたいところ、どこでも連れてってやるよ。 (。)
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真鬼宮・美夜 2021年7月21日
やったー! カフカはん大好きー!
(えへへー、と肩越しに置いていた顔を、頬ずりするように擦り付ける)
ほならねー、次、あっちー! (。)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
よせやい、照れるだろうが。
(こいつぅ、と頬ずりに応えてやる。なんだか孫でも相手にしている気分だ)

へいへい、あっちな。りょーかい。
(山の頂上の方へと旋回してから飛んでいく。青々とした新緑が瑞々しく、そろそろ蝉の声なんかも聴こえてくる頃合いだろう。夏を感じならがもう少しだけ空の散歩は続く)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
(尚、後日無理が祟って山神が腰を痛めたのは、また別の話である――)
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神狩・カフカ 2021年7月21日
(〆)
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