【ラファエラさんと1:1】桜舞う都で
ジュジュ・ブランロジエ 2021年5月31日
サクラミラージュの街角にて、
白兎頭のフランス人形がくるくる踊り、奇術師の少女と共にショーをする。
昨日は人形劇、今日は手品。
同じ場所に立ち、街の人々に小さな娯楽を提供していた。
1
ジュジュ・ブランロジエ 2021年5月31日
あれれ、トランプがないよ。メボンゴ、知らない?『メボンゴが食べちゃった!けど今返すね!』(メボンゴの口からトランプが出てくるが、もちろんそのように見せた手品である。実際はメボンゴのふりふりの袖に隠してあったものを手に移して口元で出しただけだ。だがメボンゴにそれをさせるのは自分がやるよりも難しい)……メボンゴ、お腹空いたからって商売道具を食べちゃダメだよ!『ごめんね!』(そんな難しさなど微塵も感じさせず、にこやかな顔で操り糸を巧みに操る)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年5月31日
(女優帽にサングラス。ドレスのスリットスリーブを靡かせて、女は通りを足早に往く。その足取りが緩むのは……この、連日同じ場所にいる奇術師のショーのせい。昨日は人形が喋っていた。今日は、カードを使ったショーだった。今は人形がカードを食べただとかで、可憐な口から消えたカードを吐き出している)
(そのさまを固唾を飲んで見守るうちに足が止まってしまうのだ。こうした芸の見物のルールをなにも知らぬから、それは控えめに遠巻きな位置からなのだけれども)
……、(もっとよくみたい。一歩二歩、自覚なく歩み寄ってしまう)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年5月31日
(燃えたカードが薔薇になったり、消えたカードが観客の胸ポケットから出てきたり。マジックとしては定番だがジュジュとメボンゴの掛け合いを織り交ぜて面白おかしく演出する。カードをお菓子に変えて小さな観客に配った後、メボンゴがぴょんぴょん跳ねた)『さあさあ、ご注目!』お次は本日最後の演目! なんと習得したばかり!『失敗してもご愛嬌!』大丈夫だよ、メボンゴ。失敗はしないよ。『えー、本当かなあ』(腕を組み、頭をこてんと横に倒すコミカルな仕草に観客が笑う)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年5月31日
見ててね。(トランクから出した木の板を立て掛けるとトランプを空に向かって思い切り放り投げた。ハラハラ舞い散るカード達)えいっ!(小さな銀のナイフを板に向かって投げると、一枚のカードが板に縫い付けられた。裏側になっていてどのカードかわからない)さてさて、素敵なドレスの、そちらのレディ。トランプの中で好きなスートと数字はなぁに?
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年5月31日
(あの薔薇やお菓子は本物だろうか。胸ポケットにカードがあった観客は、なにも気づいていなかっただろうか。気になる。気になる。気がつけば普通に観衆に混じって眺める位置にいた。)(兎頭の人形の口上と仕草に、観客と一緒に笑いそうになって、咳払い。いけない。はしたないではないか。)……え(銀のナイフがトランプを一枚、板に縫い止めたのを眺めた後だ。素敵なドレスのレディと言うなら自分であろう。奇術師がこちらを見やれば、彼女の視線が観客たちの視線も連れて来た。嗚呼、私は、こっそり観ていたはずなのに。)……ハートの、エース。(自分でも情けないくらい、消え入りそうな声だった)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月1日
ハートのエース、私も好き!『たくさんのハートも良いけれど、ただひとつの大切なハートも素敵だね!オンリーワン!』(メボンゴが踊るようにあちこちに散らばったトランプを回収していく)
さてさて、実は私、未来予想も得意でして……(ナイフを抜き取り観客にカードを示す)貴婦人が選んだハートのエースがこの通り!(もちろんカードはハートのエース)『カードをすり替えたって思う? よーく見て!』(ナイフが刺さってできた穴がしっかりとある)じゃじゃーん! 正真正銘、私がナイフで射止めたカードでーす!(観客からの拍手を受け、メボンゴと共にカーテシー)以上を持ちまして本日のショーは閉幕! ありがとうございました〜!
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月1日
(兎の話術に地味に感嘆。この少女が喋らせてるのだろうけど、それにしたって。)え……まさか(展開は読める。読めるけど、少女の手の中のカードを驚いて見つめた。ナイフの痕がよく見えるとも。気づけばこんなに近くに来ている。)……見事。(周りの拍手喝采の中、上品すぎる拍手はあまり響かないけれど、惜しみなく。投げ銭が飛んだりするのを横目に見遣り、自分も何かしたいのに、失礼でなく野暮でない相場がまったくわからない、し、お金を投げるなんてしたことがない。)
……奇術師どの。もっと色んな奇術が観たい。
(言うに事欠いてまるで駄々だ。慌てて言葉を補った)
個人で貴公にショーをお願いすることは出来るだろうか。無論、言い値で。
(やたら澄ました態度と声は悪い癖だが、これならスマートに違いない)(……よね?)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月1日
(お礼を重ねながら投げ銭を回収し、商売道具をトランクへ。撤収準備を完了しようとしたところに思わぬ提案。目をぱちくり瞬いた後、笑顔になった)あはは! そんなこと初めて言われた! こんなに奇術師冥利に尽きることはないよ!(嬉しくて声が弾む)ふふ、言い値か〜。それじゃあ、お願いきいてくれる? 私、貴女に興味がわいちゃった。だから私とお友達になってほしいな! あっ、いきなりお友達はハードル高いかな? お友達カッコ仮でもお友達候補でもなんでもいいよ。まずは貴女のお名前を教えてもらえる? 私はジュジュだよ! そしてこの子は『メボンゴだよ!』(メボンゴがぴょんぴょん跳ねた)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月2日
(こういうところも人気の理由なのだろう、彼女が愛想よく観客に礼を述べながら拾う様を目で追っていた。オファーに存外好意的な笑顔と返事が返れば、目を瞬くのは此方のほうだ。此方はばっちり黒いサングラスにて目元を隠しているから、彼女からは短い沈黙と見えただろうか)……友達。(それは家名を名乗らずとも、お父様の口添えがなくとも、こんなに急に出来ても良いのだろうか。嬉しい。僅かに上気する頬を隠す様に少し、顔を伏せた。落ち着かなく帽子の鍔を少し、下げて、それでも口元には笑みを)ありがとう、ジュジュ、と、メボンゴ。素敵なショーだと思った。私はラファエラ・……ラファエラというよ。(常は癖で名乗る家名を、飲み込んだ。名を告げてから、少し思案して、)
……言い値がこれでは恐縮だ。今日のショーのお礼の代わりに、お茶でもご馳走させて欲しい。お礼……いや、お願いしたい演目がたくさんあるから、その話をしたいから。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月2日
(困らせちゃったかな?という心配は彼女の口元の笑みによって消える。良かった)えへへ、ラファエラさんだね。綺麗なお名前!『ラファちゃ〜〜!よろしくよろしく〜!』(メボンゴが嬉しそうにくるくる踊った)うふふ、それじゃあお言葉に甘えちゃおうかな! ラファエラさんは紅茶と珈琲どっちが好き? 甘いものは好き?(新たなお友達のことを知りたくてわくわく)うんうん、どんな演目も頑張っちゃうよ〜!
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月2日
ラファちゃ……(ちゃん付けで呼ばれたことが、なかった。くすぐったい心地がして、意図せず綻びそうな唇を強いて引き結びながら、上気した頬はまだ落ち着いてくれぬのだ。サングラスを直す振りをして、頬に手を触れて)……よろしく。お付き合い、感謝する。私は……何でも美味しくいただく。紅茶も珈琲も好きだし、この近くに、クリームソーダとホットケーキなるものの美味しい店も知っている。甘いものも好きだよ。ジュジュとメボンゴは、どうだろう。
(友達、何の利害もない間柄でこそ、そう言うのならきっとそうなのだ。友好的なこの彼女のことを自分も知りたくなった)
嬉しい。……いちばんの自慢の演目は、何?
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月2日
(最初は大人っぽい印象があったけど可愛いな。同い年くらいかな……などとにこにこ)わあ、いいね! 私も甘いもの好きー!『メボンゴもー!』(ぴょいんっ。両手を挙げて高く跳んだ)苦い珈琲は飲めないんだけど甘くすれば飲めるよ。珈琲より紅茶党だけど、今一気にクリームソーダ気分になったよ〜!ラファエラさんオススメのお店に行こう!
いちばん自慢の演目は、ユーベルコードを使ったショーかなぁ。手品ではないんだけど今までで一番お客さんが盛り上がったのはそれ。ちょっと暗いところでやるのが一番綺麗かも。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月2日
そう。では、クリームソーダの美味しいお店……そこの二つ先の角を左なのだが、来たことはある? あのアイスは珈琲や紅茶に浮かべても良いのだろうけど、私も……うん、苦すぎない方が好きではある(必然、そちらに足を向けつつ。)
ユーベルコード。貴公も、猟兵か。
(したり顔で、頷いて)
それはどのくらい暗ければ良いだろう?夕闇ほど?深夜ほど?
私も、観たい。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月3日
周りを探検した時にちらっと見たけど、入るのは初めてだよ。うふふ、初めてのお店ってドキドキわくわくするなぁ。(当然のように隣に並んで歩く。メボンゴは抱えることにした)『苦い珈琲はオトナだけど、メボンゴも苦くないのがいい〜』
そうそう、猟兵。猟兵になったお陰で色々な世界にいけて楽しいよ。も、ってことはラファエラさんも猟兵なんだね。どこの世界出身か聞いても?
どっちでも! ラファエラさんが好きな時間帯に合わせたショーをするよ!
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月3日
探検か。私もしたよ。この辺りは洒落た店も多いから、歩いていて飽きない。何の店かわからず、入る勇気がない店もあるが……
(兎を抱える少女を横目に、歩調を合わせる。たとえばあれ、と指さすのは少し先のミニシアター。)
珈琲は、私も、好んでブラックは……出身世界?それは秘密にしておけば素敵な想像をしてくれる?
(別段意図があるわけでない。言葉通りの悪戯心であると、口元の笑みが語るだろう)
じゃあ、そのショーが一番映える時間に。夜更かしも早起きも構わない。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月4日
見てるだけでも楽しいよねー。サクラミラージュの建物とか結構好き。(指差す先を見て)ああ、あれはミニシアターかな? 映画が見られるよ。(薫子さん元気にしてるかなぁ、と心の中で。関わりあった女優をふと思い出した)
わあ、それってとっても素敵! うふふ、アリスラビリンスのお姫様、サクラミラージュの貴族の娘、アルダワの魔法使い……想像するの楽しいね!(キャッキャッ笑う)
うーん、一番綺麗なのはいつかな〜。満月の夜か、夜明け寸前か。うむむむ。(真剣に考え始めた)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月4日
そう。趣があると言うか……嗚呼、あれがシアタァ。映画と言うものも観たいと思っていたのだ。明日にでも行かねば。(良いことを聞いた。先程までは謎であった建物を確認する様に今一度、見た)
そうだろう?今日は何にしようかな。貴公にショーを依頼する折には、貴族の当主として丁重にお迎えしよう。(冗談か本気かわからぬ口ぶりで嘯けば、くつりと笑う)
その二択なら、夜明け前はどうだろう。ショーの後にそのまま遊びに行けるし、この店はモーニングと言うのをしていると聞いた。
(店に着いた。アール・デコ調のステンドグラスを嵌めた木製の扉を開ければ、ドアベルが鳴る。赤を基調とした店内はレトロな純喫茶と言った趣だ。「いらっしゃいませ、2名様ですねー」。女給が愛想良く声をかけた)……奥の席を頼む。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月4日
薫子さんって女優さんが出ている映画がオススメかな。以前依頼で関わったことがあって個人的に応援してるんだよね。無声映画ってサクラミラージュでしか観られないし楽しいと思う。UDCアースの映画とはまた違った趣があるよ。
ふふふ、日替わりか〜。良いね、良いね。んふふ、貴族の当主様なら失礼がないようにしなくちゃね。(楽しそうに笑って)『じゃあメボンゴもその日は貴族!貴族仲間になる〜。苦しゅうないぞえ〜』それはなんかちょっと違う気がする……サムライエンパイアのお殿様的な感じになってるよ。
グッドアイディア! じゃあショーの後で朝食食べたら遊びに行こ!(うきうきの足取りのまま店内に。レトロな雰囲気は好きである。内装にあちこち目が行く)素敵な雰囲気だね。(ラファエラと向かい合うように座り、メボンゴは自身の隣へ座らせた)まずはクリームソーダとパンケーキかな〜。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月5日
カオルコ……?わかった。その女優の出ているものを観る。しかし、依頼で繋がる縁もあるのだね。私ももっと依頼を受けねばならぬ。(カオルコ。もう一度呟いて確りその名を記憶した。)
そうだね。日替わりで色々……おや、メボンゴ。貴公も貴族であったか。主も悪よのぅ……(サムライエンパイアのノリでとりあえず知っていた台詞を継いだ)
(席へと案内され、慣れた様子でメニューを取る。それを開く前に、勧めたメニューに決めたこの友人に笑みを零す)
クリームソーダとパンケーキ。嗚呼、後悔はないと思うよ。……失礼、クリームソーダとパンケーキを2人分頼めるだろうか?(店員を呼び寄せて注文を告げる。その様が何処か得意げなのは、こうした注文のしかたも最近覚えたことだからだ。)
……ジュジュは、ずっと奇術師をしているの?
(水の入ったグラスとお絞りを店員が置くのを横目に、ふと思いついた疑問を口にする)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月5日
うん、色々なご縁が繋がって楽しいよ。依頼で会った猟兵さんと別の依頼で再会したりするのもなんか嬉しかったり。いつかラファエラさんとも同じ依頼に行けるといいな。
……!!(まさかノッてくれるとは!)『お代官様!山吹色のお菓子!』(知ってる単語を並べるメボンゴ。なんとなくうきうきした表情をしているように見える)
(注文ありがとう、と礼を述べてから頷いて)うん、故郷を出て、旅芸人一座に潜り込んで旅をしてる間に習得してそれからずっと。(お絞りで手を拭き拭き)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月5日
なるほど。ジュジュとなら依頼も楽しそうだ。行ってみたい。今度、行こう。……私は戦いを心得ないが、多少なら何とかなる気がしている。
(隠した瞳が輝いていることが話しぶりから推し量れるほど、機嫌をよくした。思い立ったら即なのだ。
これまたご機嫌な様子に見える兎人形からの更なるサムライエンパイアネタには少し、首を傾げて)山吹色のお菓子……お、美味しそう……?(なけなしの引き出しが尽きた)
そうか。ああした奇術というのは、やはり修練が必要なのだね。芸事の世界の様に、師弟関係の様なものはあるのだろうか。
(手を拭き終えたお絞りを小綺麗な感じに畳んで)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月5日
やったー! ふふふ、きっと大丈夫! だいたいなんとかなるよ!(会ったばかりだけど、戦う姿を見たこともないけど、目の前の友達を信じている)『メボンゴもいるから大丈夫!』(メボンゴの片手を軽く持ち上げ手を振らせた。ふりふり)『山吹色のお菓子は小判のことなんだよ。賄賂わいろー!』……UDCアースの時代劇がサムライエンパイアの世界観とそっくりなんだけど、エチゴヤ?がお代官サマにこっそり賄賂を渡す時に「山吹色のお菓子でございます」ってお菓子箱?に入れた小判を渡すんだけど、二人きりなのに何で比喩表現使うんだろ。(自信ない単語があるようでところどころ語尾が上がった)
(お絞りで鶴を折ろうと試みる)うーん、どうなんだろう。私は私が師匠だと思った人に一方的に教えを強請ったけど、明確に師弟関係がある人もいるんだろうね。(へにょへにょして上手く折れない)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月5日
そう?ジュジュが言うならそうかもしれない。(こうも笑顔で言いきられると、なんだかそんな気もしてくる。お水をひと口、口にして)
嗚呼、山吹色のお菓子というのは、そういう……。二人で居るのにそう称するのか……茶目っ気か、盗み聞きなどを恐れてでもいるのだろうかね。
(自分なら、両方だろうか。思案しつつ、目の前の彼女が折ろうとしている何かをじっと見つめた)
なるほど、そういうものなのか。一方的に教えを乞うて応えてくれるなら、その師匠は良い人なのだろう。
息災なのか?その方は。
(彼女の手元で未だ形にならない何を見下ろしつつ)
(「お待たせしました」 女給が二人前のホットケーキとクリームソーダを運んで来た)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月6日
それじゃ、機会があったらお誘いするね!(それはきっとそう遠くないうちに)
なるほど。悪いことしてるから盗み聞きには注意してるのかも。でも茶目っ気だとするとちょっと可愛いね。『密談シーン楽しそう!』(手元のお絞りで鶴を折るのは諦めた。しかし白鳥もしくはあひるのような形になる。羽をたたみ、水辺に浮く姿の鳥らしき形だ)
(運ばれてきたものがそれぞれの席に並べられるのを瞳を輝かせながら見守る。女給が去ると一旦閉じていた口を開いた)美味しそうだね。クリームソーダの綺麗な色、大好き! ホットケーキも美味しそうな匂い〜!
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月6日
えっと、師匠の話だったね。(美味しそうな料理の前に完全に逸れていた話を戻す)そう、ちょっとツンツンしてたけど結局教えてくれたし良い人だったよ。ツンデレってやつかなぁ。猟兵になってから全然会ってないし、今どこにいるかわからないけど、きっと元気でいると思う。今もダークセイヴァーのどこかでショーをしていると思う。私はそう信じてるよ!
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月6日
ありがとう。楽しみにしている。
(それで海に行くのはまた別のお話!)
悪人も、たまに可愛いのが居たりするからな……メボンゴがわるい密談をしていたならば正義の味方も見逃すだろう。とは言え、悪事を為すイメージはあまりないが……
(あひるの様になったお絞りを見て、自分も真似ようと手元のお絞りを手に取った。が、女給が机に料理を置くから、カトラリーに持ち替えて)
ここのクリームソーダもホットケーキも、甘すぎなくて、良いと思う。
……師弟というのは意外とドライなものなのだな。もっと、親代わりだとかそういう感じかと思っていた。
しかしツンデレかぁ……可愛いな。
(ふふ。微笑みつつ、厚みのあるホットケーキを切る。皿に垂れたメイプルシロップをたっぷり掬って、ひとくち)
……うん。美味だ。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月7日
『メボンゴ、魅惑の悪女だから〜。正義の味方もメロメロになっちゃうの〜』(ボケているのか本気なのか。変わらない兎人形の表情からはよくわからない)悪事かー。夜中にお菓子を食べるくらい?『罪深い!禁断の味!』
今は夜中じゃないから罪深くないね。いただきまーす!
(ホットケーキを一口大に切り、シロップ絡めて口の中へ)んむんむ、美味しいね!
親代わりみたいな師弟関係も素敵だよね。そういう関係もあると思う。私達の関係は一年弱くらいだったのもあるかも。……ううん、期間は関係ないのかな。やっぱり性格かも。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月7日
なるほど、たしか……に……?
(言われてみればそんな気もする。目元を隠したこちらもまた本気か否かわかり難いリアクションである)
夜中にお菓子。それはこの前私が犯した罪だね。デビルキングワールドでやってみた。あれは年甲斐もなくわくわくする。
(今は罪悪感のないクリームソーダにストローを立てて、ひと口味わった。爽やかだ。)(後で食べたいさくらんぼはホットケーキのお皿に避難)
一年弱でそんなに色んな演目を修められるものなのか。
私もなにか……一番簡単なものを練習してみたいとしたら、どんな技が良いだろう?
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月8日
ついつい罪を犯しちゃうよね〜。夜中のお菓子は背徳の味……!『わくわくするのわかるわかる〜』今度一緒に真夜中お菓子パーティーしない?
(こちらは真っ先にさくらんぼを食べる。それから一口ソーダを飲んだ)しゅわしゅわ爽やかで美味しいね。今の時期にぴったり!
ふっふっふっ、寝ても覚めても人形と共にある生粋の人形遣いだからね!(ドヤッ)
簡単なもの……仕掛けはすごく単純なんだけど、ロマンチックで目を引く手品がひとつあるよ。カード燃やしたら薔薇になる手品。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月8日
そうだね、つい、……ッ?真夜中のお菓子パーティーだなんて……そんなの、絶対するに決まっている。パジャマパーティーも同時開催しよう。それで、最近見つけた美味しいお菓子を持ち寄るというのはどう?食べ終わったら、枕投げでも、怖い話でも。
(欲張りな提案をしながら、ホットケーキをもう一切れ、刻む。)
寝ても醒めてもか。それはすごい。メボンゴもじきにヤドリガミのように勝手に動き出す日が来るのだろうか。
……え。その手品は、実はいちばん気になっていた。火傷をせずに練習出来るなら、したい……
(完全に手が止まっている)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月9日
わーい!パジャマパーティー!!一度やってみたかったんだ〜!『メボンゴも可愛いパジャマ着る〜!』(わくわく感がわきあがってくる)そうしよう!美味しいオススメお菓子いくつか考えておくよ。んんー、(女の子に枕を投げるのはなんだか気が引ける。自身も女の子ではあるけれども)じゃあ怖い話!(クリームソーダを飲んで)
メボンゴがヤドリガミになったら嬉しいなー!どんな子になるか想像するだけでも楽しい……!ヤドリガミじゃないのに勝手に動き出したらホラー案件だけど、それもまた楽しいなぁ。(またクリームソーダを飲んで)それじゃあ、教えちゃうよ!
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月9日
まず火をつけると派手に燃える燃えやすい紙で作ったカードを片手で蝋燭の火に翳す。燃え上がる炎に観客の目が向いている隙に別の手に隠し持っていた薔薇を勢いよくカードが燃えた位置にサッと持っていく。そうするとカードが燃えて薔薇になったように錯覚してくれるってわけ。(ね、単純でしょ?とウインク)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月10日
そうか、メボンゴにもパジャマがあるのか。とびきり可愛いのにして貰うと良い。私も一着新調しようかな。
怖い話か。仕入れておこう。
(手が止まっていたことに気づいて、切ったホットケーキをひと口、味わう。)
ヤドリガミでもないのに勝手に……。それは何か良からぬものが憑いていそう。
……え、ちょっと。待って。
(慌ててナイフもフォークも置いた。カードと薔薇を持っているかの様に、言われた動作を真似てみる。)
ううん……?
(簡単そうに言われたから、簡単そうに聞こえた。が。)
左手にカード。右手に薔薇。燃えたカードはそのまま落として、左手に薔薇を持ちかえる……?
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月11日
ラファエラさんがどんなパジャマか楽しみー! 『メボンゴはふりふりひらひらが好き〜』 うん、可愛いのを着せるよ。ふふふ。怖い話以外もお話ししよ! ロマンスの話も興味あるな〜。私は恋したことないから人の話を知りたい。(大きめに切ったホットケーキをはぐっ。もぐもぐしながら思いつく)メボンゴホラーバージョンも面白いかも。でも子供達が怖がっちゃうかなー。『ホラーメボンゴはオトナ向け!子供達にはメルヘンメボンゴ!』うん、そうだよね。
(ラファエラの動作を見つめて)薔薇は持ち替えなくて大丈夫。観客から見えないように持っててね。カードは一瞬で燃え尽きるんだけど、空中で大きな炎になるから、右手で持った薔薇を炎の中に突っ込む勢いでサッと差し出すイメージ。炎から生まれた薔薇を空中でキャッチしたよ、っていう感じで演技すると完璧。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月11日
パジャマは……ただのネグリジェだ。だが、パーティーをするなら……ふわふわでもこもこの、部屋着のブランドのものを入手するのも悪くない。
ジュジュは、恋を知らぬのか。
好みのタイプなど……気になる……
(強いて詮索もせぬものの、声音は割と本気である。大人むけだの子ども向けだの言う人形に、目を瞬いた。ヴェール越しにはただの沈黙ではあるが)
私は……ホラーメボンゴでもいける。
(それは単なる強がりだ)
なるほど……なるほど?
そうか、炎から産まれたものを手にするならば、同じ手でなくとも構わぬか。
炎の中に入れる手は熱くないのだろうか。
これは、どのくらい練習すれば、上手く出来るようになる?
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月12日
(普通のネグリジェもラファエラさんが着るとお姫様みたいになりそうだなー、なんて思った。それを口にする前にふわもこに食いつく)そ、その部屋着……私も欲しいって思ってた! 可愛いよね〜!
(おっ、恋バナできそう!?とそわり)うん。恋はしようと思ってするものじゃなく落ちるものだっていうからいつか兎穴に落ちるみたいに恋をすることもあるのかもしれないけど、まだまだ……。好みのタイプはね〜、私をメボンゴごと好きになってくれる人!『ジュジュとメボンゴは一心同体!』同体ではないよ。『そうでしたー!』ふふふ、ラファエラさんは好みのタイプってある?(わくわくそわそわ)
うふふふ、ラファエラさん、すっかりメボンゴのファンになってくれてるね。『メボンゴ、嬉しい〜』(両手で顔を覆ってくねくね。もちろんジュジュが操作している)『でもラファちゃは良い子だからメルヘンメボンゴだよ〜』
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月12日
うん、そうそう。炎は本当に一瞬で燃えて消えるから実際炎の中には入らないよ。た、たぶん。(あまりにも早かったら突っ込んでしまうこともあるのだろうか……。少し心配になった)自然に見えて、かつ火傷しないタイミングを練習したほうがいいかも。んんんんん、どうかな……。人によって違うからなー。得意なことが人によって違うみたいに。(話に夢中になりクリームソーダのアイスが溶け始めているのに気付かない)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月12日
おお。あの部屋着はやはり良いものなのだな。ではパジャマパーティーの前に買いに行こう。ピンクとか……着てみたいな……
(ひそひそ。誰を憚るわけでもないが、我知らず声をひそめていた。)
恋は……落ちる……嗚呼、そうかも。しかし、メボンゴが小姑ばりに口を出す等でなければ、メボンゴごと貴公を好きになる殿方はいくらでも居そうに思うな、ホラーはさておきメルヘンなら……こうして私もファンになったことであるし……
(顎に手をやり、思案する素振りを見せて。好みのタイプの問いには俄かに頬を染め、言葉に迷って、ソーダをひとくち飲んだ)
……昔から、優しいひとが好きだ。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月12日
なるほど……上手くやるにも火傷をせぬにも、ともかく練習あるのみということか。ジュジュは器用そうだが、私はだいぶ不器用なので、不安が残る……が、ジュジュに見て貰いながら練習するなら、割と安全だろうか。(一人でやればきっとボヤなど起こしかねない。けれど慣れていそうな彼女がいれば安全だと踏んで、名案とばかりに口にした)
(ホットケーキのバターはとうに溶け尽くしているし、クリームソーダは全体的にだいぶマイルドになっている)(気にせず飲むけど)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月13日
えっへへー!同じデザインの色違いとかも良くない? ラファエラさん、ピンクきっと似合うよ!(ひそめられた声に照れてるのかな?と思いきゅんとした。可愛い!)私は水色かなー。
口出す小姑メボンゴ……ちょっと面白いね、それ。(相手にとってはたまったものではないだろうが想像するとおかしい)『メボンゴ、良い子にしてるよ!たぶんね!』(実際のところ、メボンゴは感覚で動かしていて制御を超える時もあるのだ。つまりどうなるか未知数なのである。柔らかくなったアイスを掬って食べた)
『ラファちゃ、メボンゴのファン!嬉しい!ファンサービスしちゃう〜』(パチリとウインクするメボンゴであった)
んふふふ、優しい人か〜。(にこにこ)いいねいいね。優しくて大事にしてくれる人は素敵だよね〜。
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月13日
任せて! ばっちりしっかり教えるよ!(名案をナチュラルに受け入れる)不器用でも大丈夫。練習を繰り返せば熟練になるよ。道具は私が仕入れておくね。(燃やす紙は慣れてるまでは安価な練習用にしようかな、などと考えながらホットケーキをもぐもぐ)
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月13日
同じデザインの、色違い……!それは、やってみたい。じゃあ、ジュジュが水色で、私が……ピンク。最近黒ばかり着ていた為、明るい色は……少し勇気が要るな。
(今日だってこの真っ黒な装いである。クリームソーダを飲み干して、残りのホットケーキに取り掛かる)
小姑でもメボンゴなら許されそうなところがなくは無いよね。
でも、ジュジュが変な男に捕まりそうになった時には、何とかしてくれそうな心強さもあるような。
……おや。これはあれだな。神対応。
(ファンサービスのウインクにふふと笑って)
……ああ。優しさだけでは足りないが、優しくなくては、つらいよな。
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月13日
ありがとう。完璧に習得するまでは寝ずにでも練習してみせるとも。
道具の仕入れは請求してくれ。あとレッスン代も。
(言ってから、少し首を傾げた。仮にも友達と称する仲にその物言いはもしかして野暮だろうか。わからない。)
現金でも、……なにか好きなプレゼントなりお返しを指定してくれても構わない。
いつからレッスンをお願い出来る?
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月13日
それじゃ一緒に買いに行こ〜! 次々と楽しい予定が増えていって嬉しいな〜! 高貴な黒も似合うけど明るい色や可愛い色も似合うと思う!(ホットケーキを食べ終えてゆっくりクリームソーダを飲む)
『メボンゴ、可愛いから〜。美貌ゆえに許されちゃうと思うの!』ふふ、メボンゴの見る目は厳しいからね。うーん、確かに優しさだけでは難しいね。うっかり連帯保証人になっちゃったりしたら破滅しちゃうし……(論点がズレたような気がする)
(寝ずに練習との言葉を言葉通りに受け取って)待って待って!ゆっくりで大丈夫だからね!睡眠大事!……んんん、じゃあ消耗品の紙だけ実費を頂こうかな。レッスン代はいらないけど、そうだなぁ。時々一緒にお茶したりご飯食べたり遊んだりしてくれればそれで!
道具を準備してからだから……そうだなぁ、明日ショーが終わってから買いに行くとして、早くても明後日からかな。いつがいい?
ラファエラ・エヴァンジェリスタ 2021年6月15日
よし、買いに行こう。ジュジュも、爽やかな水色はよく似合うだろう。あ、お菓子も一緒にたくさん買おう。
(最後の一切れを口にしてから、ジュジュとメボンゴの掛け合いに笑って)
なるほど、メボンゴのお眼鏡にかなう男はどんな人だろうね。現れたら私にも紹介しておくれ。
連帯保証人か、それは良くないな……なんというか、いっそ私以外には優しくなくて良いな……。
(ズレた論点を、割と真面目に吟味している)
わかった。睡眠はとることにする。消耗品代と……謝礼は、そんなことで良いのなら喜んで。
早くて明後日からというなら、もちろん、明後日から!
パジャマも明日買いに行く?
(フォークとナイフを揃えて置いた。空いた手の、指先を重ねてうきうきと)
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月16日
えへへ、うん! ケーキも買っちゃおっか!『アイスクリームも〜!』(豪華なパジャマパーティーになりそうである)
うん、もしも現れたら紹介するね。『メボンゴの鷹の目は悪い男を見逃さないよ!』メボンゴはうさぎでしょ。(メボンゴにゆるくツッコミ)
恋人にだけ優しいって、それはそれでときめくかも。少女漫画みたいな。『オレがこんなことするのはお前にだけだ……みたいな!』(何か読んだらしい)
よーし、じゃあ明後日から始めよう! えっ、いいの? ラファエラさんの予定が空いてるなら是非!
ジュジュ・ブランロジエ 2021年6月16日
(お出かけとレッスンとパジャマパーティーと……たくさんの楽しい約束に心躍らせて、二人の少女はお店を後にしたのであった)【終】