【1:1】陽だまり猫日和
水那母・みちる 2020年12月2日
とうとうこの日がやってきた。
可愛い妹分と約束したあの日から、年甲斐もなく楽しみにしていたのだ。
『彼ら』と触れ合うことを想定して服も選んだし、写真の上手い撮り方も予習済み。
間違いない、完璧だ。
いざ、約束の地――
猫カフェへ。
+++
お相手:
フラン・スティレット(Ambivalent・f09009)
1
フラン・スティレット 2020年12月29日
うーん。そこまで腹も減ってないし、別にいいかな。十雉が食いたくなったら、俺も食う。(こうして触れられるのも慣れたもので。甘えて返すように目を細める)……ねぇ、見て。十雉っぽい猫がいる。(再び上着の裾を引いて。そっと指差す先には、気ままに毛繕いをするほっそりとした白猫。兄貴分の顔を見上げて、くすくすと笑ってみせた)
宵雛花・十雉 2021年1月3日
おう、りょうかーい。んじゃあこれで受付完了だってよ。(「お待たせ」と振り返れば、示された先に白い猫。ガラス一枚で隔てられているのをいいことに、のびのびと寛いでいる)可愛いなぁ……オレってあんな感じ? じゃあさ、フランはこっちのちまい猫かな。(白のそばに三毛猫を見つければ、やはりガラス越しに指差して)
へへ、早く遊びてぇな。さっそく部屋ん中入るか。(ガラスの向こう側は猫たちと触れ合う空間になっているらしい。備え付けの消毒液で手を消毒した後、すぐ側の扉から入るようだ)
フラン・スティレット 2021年1月13日
お疲れさん。まぁ……色と体型は似てるだろ。(白猫と兄貴分を交互に見比べて。無邪気に顔を綻ばせてみせる)
えぇー。あいつと俺、どこが似てんだよ?……ま、いいけどさ。(物問いたげながらどこか嬉しげなのは、その三毛猫も可愛らしく思えたから)十雉、待ちきれないんだ。ふふ……。ほら、行こ行こ。(からかうように瞳を細めて。消毒液を掌に擦り込みながら、兄貴分の背を肩で押した)
宵雛花・十雉 2021年1月18日
んー、甘えたそうな顔してるとこ?(なんて言って浮かべたのは意地悪い笑み)
おう、オレもずっとガラス越しなんて御免だぜ。さっそく行こ行こ。(脱いだ手袋を懐に仕舞い込んで、同じように消毒液を掌に取った。一通り済めば先に入室するだろう)
おぉ……(部屋中どこを見ても猫、猫、猫。思わず顔も綻ぶというもの)見ろよ、フラン。可愛いぞ! 夢みてぇだな……
フラン・スティレット 2021年1月23日
ど、どこがだよ。少なくとも、俺は甘えたそうな顔なんてしてないっての。(照れ隠しに兄貴分の背をはたいて、ぴたりと後に続く)わぁ……。と、十雉。ま、まずは……どうしよう……?(猫たちを前に、思わず感嘆の声を漏らして。威勢のよさはどこへやら、助けを求めるかのように小声で問う)
宵雛花・十雉 2021年1月27日
(はいはいと、上機嫌に背を叩かれて)え、まずは? そりゃあまぁ、遊ぶだろ。うん。呼んだら来てくれっかなぁ……(何故だか妙に緊張する。扉の近くに用意されていた猫じゃらしを手に取ると、目が合ったキジトラへ向けて振ってみる)
ほらほら、こっち来て遊ぼうぜ。(どうやら興味を示したようだ。キジトラは姿勢を低くしながら、今にも飛び掛からんと猫じゃらしを狙っている)
フラン・スティレット 2021年1月29日
あ、遊ぶって、そりゃそうだけどさ。まぁいい、十雉のお手並み拝見だ。(不満げな態度を装うけれど、臆せず挑戦する様子が頼もしくて。ほんの少しだけ甘えるように、ぴたりと寄り添う)
あ……その気になってるみたいだよ。……お、おいでー……?(兄貴分の肩越しに息を呑んで、キジトラの様子を見守る。後押しするように、柄にもなくか細い声で呼びかけた)
宵雛花・十雉 2021年2月3日
(呼びかける声を聞いて、にやりと何か思いついた顔)ほれ、フラン。パス!(言いながら、キジトラの狙う猫じゃらしを手渡そうと)
フラン・スティレット 2021年2月9日
え、えぇー。仕方ないな、もう……。(渋々と受け取るけれど、結局は満更でもなさそうにはにかんだ)……さ、おいで。……ふふ。ほら、もう一回っ。(恐る恐る振って誘って。飛びついたキジトラは穂先を叩いては捕まえて。繰り返すうちに、ころりと横たわってこちらを見上げた)と、十雉。ほ、ほら、触れそうだよ……?
宵雛花・十雉 2021年2月12日
(おぉ、と猫じゃらしの行方を目で追いかけて)うぇ、マジ!? 触れる!? じゃ、じゃあ失礼して……(恐る恐る手を伸ばせば、腹の辺りを控えめに撫でる)す、すげぇ……ふわふわしてる。
フラン・スティレット 2021年2月18日
……はは。なに感動してんだか。……よし、俺も……。(戯れる兄と猫をそわそわと見守って。寛ぐ様子を好機と見て、小さな額を指先でそっと撫でれば、キジトラは心地よさげに瞳を細めた)わ、頭ちっちゃいなぁ……。こいつ、触られるのは好きみたい。ほら、気持ちよさそうだよ。(兄貴分に向けた笑顔は、すっかり猫の魅力の虜になったと伝えるようで)
宵雛花・十雉 2021年2月25日
いやぁ、これは感動するって! 可愛いなぁ……ほら、猫じゃらし交代。もっと撫でてやんな。(つられるように目を細めながら、玩具を受け取ろうと手を差し出して)
フラン・スティレット 2021年3月3日
ま、そうだね。……ほら。(微笑みと共に、猫じゃらしをひょいと手渡せば、キジトラは逃げゆく玩具を目で追って。その小さな頭をくしゃりと撫でる)……そうだ。十雉、写真撮るんじゃなかったっけ?一枚くらい試してみたら。(素っ気なく努めるのは、照れ隠しと期待感ゆえ)
宵雛花・十雉 2021年3月4日
おっ、そうだそうだ! 夢中になってすっかり忘れてた。(言えば、猫じゃらしを振りながらもう片方の手で懐を探って、やっとのことで端末を取り出した)今ちょうどいい感じだから一緒に写ってくれよ。
フラン・スティレット 2021年3月10日
し、仕方ないな……。ちゃんと撮れよ。ヘンな顔で映ったら嫌だからな。(気だるげな態度とは裏腹に、内心はすっかりその気で。そおっとキジトラに手を添えて、兄貴分の方へと向き直る)ほら、早く早く。(気恥ずかしげに、けれど、嬉しげにはにかんでみせた)
宵雛花・十雉 2021年3月17日
んじゃあいくぞー! はい、うさぎ。(謎の合図と共に端末を指でつつけば、シャッター音が響いて)どうよ、なかなか可愛く撮れたぜ?(得意げに言いながら画面を見せようと)
フラン・スティレット 2021年3月20日
……なんだよ、今の。(画面を覗けば、無邪気なキジトラと照れくさそうに微笑む自身の姿。ばつが悪そうに、けれど、どこか上機嫌に首を傾げた)まぁ、ちゃんと撮れてはいるか。……十雉は写ってないけど。(キジトラの背を撫で、ぽつりと零す)
宵雛花・十雉 2021年3月22日
どうだい、緊張がゆるんでもっといい顔になったろ。(うんうんと満足げに頷きながらも、零れた呟きまでしっかり掬い取って)
まぁ、確かになぁ。んじゃあ次はフランが撮ってくれるかい? あ、2人と1匹で写んのでもいいぜ。
フラン・スティレット 2021年3月25日
いいよ。十雉が写りたいって言うならな。えーと……。(にんまりと機嫌よく笑んで、自身の端末をひょいと掲げて)ほら十雉、でかいんだから屈んでよ。……あ、ちょっとそいつ前向かせてやって。(当然のように二人で写るつもりで、兄貴分の裾を引く。すっかり馴染みつつあるキジトラは、撮影など気にも留めずにこちらを見上げて)
宵雛花・十雉 2021年3月27日
りょーかいっと。屈むってこんな感じか? ……ほら、にゃんこ。見るのはあっちだぜ。(男は楽しげにカメラマンの指示に従うことだろう。端末の方を指差せば、つられるようにキジトラの顔も指先の方へ向いて)
フラン・スティレット 2021年3月29日
ん、オッケー。……これで何とか入りそうか。(フレームに収めるという目的を建前に、ぐい、と兄貴分の肩に顔を寄せて。気恥ずかしげながら、満足げな笑みが浮かんだ)……よし。十雉、準備いい?ポーズ取るなら今のうちだよ。
宵雛花・十雉 2021年4月4日
おっけー、ばっちり決めっから男前に撮ってくれよ。(言いながら猫を抱き直して、妹分に負けない程の笑顔を浮かべた)
フラン・スティレット 2021年4月5日
それじゃ。……いくぞ。(パシャリ。少しの思案のあと、タイミングを見計らってシャッターを切った。――兄貴分の悪戯を真似て返そうと考えたけれど、良い単語が思い浮かばなかった)……よし、撮れた。ほら、とりあえず一枚な。……ふふ。(ひらりと端末の画面を向けて。笑顔の二人と一匹が、フレームいっぱいに写っている。――思い出の一枚だ、と、そっと微笑んだ)……お前も、付き合ってくれてありがとな。(不思議そうに此方を見上げるキジトラに囁いて。その小さな頭を、わしゃわしゃと撫でた)
宵雛花・十雉 2021年4月10日
(腕の中の一匹と共に画面を覗き込めば、「おぉ」と感嘆を漏らして)すげぇ、いいじゃん! 写真撮んの上手いんだなぁ、フラン。(ありがとな、とキジトラへ感謝を重ねれば、ふかふかのラグの上へ解放した)
へへ、他の猫とも遊んでみっかい?
フラン・スティレット 2021年4月21日
そお?ま、普段は写真なんて滅多に撮らないんだけどな。……ふふ。(機嫌よく腕を組んで。今一度画面を眺めて、満足げな笑みを零した)
ん。どうしてもって言うなら、付き合ってやるよ。……なんか、面白そうなやつはいる?兄ちゃんにそっくりな白猫とか?
宵雛花・十雉 2021年4月23日
なんかこう、UDCアースの若者って自撮りってのをするんだろ? 友達なんかとさ。フランはそういうのはやんないのかい?(街を歩いていても時折見かける光景だ。自分の故郷には無い文化故に面白く思ったものだ)
オレにそっくりな……あ、そういやさっきガラス越しに見たよな! どこ行ったかな、あの白猫……(言いながら室内を見回し始めて)
フラン・スティレット 2021年5月9日
まぁね。そういう知り合いも居ないし。俺はSNSとか興味ないからさ。(肩をすくめて、ひらひらと端末を振ってみせる)……でも。こういう写真だったらまぁ……いつでも歓迎。
……あ。あれじゃない。(キャットベッドのひとつを指し示して。ほっそりとした白猫が琥珀色の瞳を細めて、悠々と手先を舐めている)ほら、十雉猫だ。目も黄色っぽくて、兄ちゃんそっくり。(肩を揺らしてくすくす笑った)
宵雛花・十雉 2021年5月16日
えすえぬ……あぁ、呟いたり踊ったりするらしいな!オレもまだよく知らねぇんだけどさ。まぁ、えすえぬえすとか関係なしに撮ろうぜ。家族写真?……とも違うか。とにかく思い出残してぇし。(一緒に写った写真がよほど嬉しかったらしい。いつもより饒舌になって)
お、ホントだ。さっきの猫。よし、そっと近づくか……
フラン・スティレット 2021年5月19日
ん。……いいよ。(いつになく素直に頷いて。照れくさそうに、けれど嬉しげに兄貴分の顔を見上げた)幸い、端末の容量には余裕があるからな。家族写真でも兄妹写真でも付き合ってやる。
……猫が相手じゃすぐ気づかれるんじゃないの。……ほら、こっち見た。(そろりそろりと近づけば、白猫はちらりとこちらに視線を向けて。しかし、さほど気に留めずに毛繕いに励む姿からは、人馴れしている様子が見て取れる)
宵雛花・十雉 2021年5月24日
へへ、フランならそう言ってくれるんじゃねぇかって思ったんだ。(我ながら、すっかり甘えてしまっているなと思う。子供じみた我儘も許してくれるものだから)
……あ。(目が合えば、金縛りにでもあったかのように動きを止めて。けれど悠々とした振る舞いに安心したように息を吐く)
すげぇなぁ、余裕あるって感じがする。
フラン・スティレット 2021年5月25日
っふふ。なーに固まってんだか。(兄貴分の脇腹を小突いては、肩を押し付けじゃれついて)猫にとってはちょっとした仕事感覚だったりしてな。また人間が来たか、仕方ないな……なんて。――それに、色んな奴と会ってるから、ヒトを見る目があるのかも。(ゆっくりと歩み寄れば、白猫はこちらを睨んでごろりと横たわって。ふてぶてしくも、勝手に触れとの意思表示のようにも見える)……ほら、いけそうだよ。
宵雛花・十雉 2021年5月31日
あ、あり得るなぁ。オレたちはそれにまんまとやられちまってるって訳か。世渡り上手なんだなぁ、お前さん。(恐る恐る手を伸ばせば、柔らかな横腹に触れて。どうやら逃げないようだと分かるとそのまま撫でてやる)
ん、首輪に何か書いてある。『ゆき』……名前か?
フラン・スティレット 2021年6月3日
ゆき……。なんだお前、もしかして雌?兄ちゃんそっくりだから、雄かと思ったのに。(勝手な思い込みだけれど、と、くすくす笑う。頭も撫でてしまえば、白猫はこそばゆげに身をくねらせた)……ねぇ、見てよ兄ちゃん。こいつの肉球。ほら……可愛い。(兄貴分の裾を引き、薄桃色の小さな肉球を示して。堪らず笑みを零す姿は、年相応の少女のよう)
宵雛花・十雉 2021年6月7日
『ゆき』ってピンク色の文字で書いてあっから、雌なんだろうなぁ。随分と凛々しいことで。(とは言え、妹の手と戯れる姿は凛々しさとは程遠く。「可愛いなぁ」と感想が漏れる)
お、ほんとだ。桜の花弁みてぇじゃねぇか。(「兄ちゃん」と呼ばれるたび、嬉しそうに表情が緩んでいるかもしれない)少し触らせてもらったらどうだい?
フラン・スティレット 2021年6月10日
……確かに、桜みたいだ。(いつか観た枝垂れ桜が頭に浮かぶ。どこか嬉しげな兄貴分に、笑みを返すようにはにかんだ)
触っても平気かな。……お前、いいか?(断りを入れるように白猫の額に触れて、小さな掌に指先を重ねて)……わ。……ぷにぷにしてる。さわり心地まで可愛いや。……わかったわかった、しつこくして悪かったな。(一度二度と感触を確かめれば、もう十分だろ、とでも言いたげに白猫は前足を丸める。宥めるようにその頭を撫で、無邪気な笑顔を兄貴分に向けた)……へへ。猫の肉球、初めて触っちゃった。
宵雛花・十雉 2021年6月15日
桜っていうと思い出すなぁ、前に見た枝垂れ桜。すげぇ綺麗だったよな。(懐から取り出した樹脂の珠を見せ、にぃと笑い)
お、ホントかい? どうだった、初めての肉球の感想は。
フラン・スティレット 2021年6月17日
……!まぁ……ね。桜はどこでも綺麗だけど、あの時のは凄かった……よな。(持ち歩いていてくれたんだ、と、はっとして。気恥ずかしげに視線を泳がせる)
うーん。滑らかで、思ってた以上に柔らかい感じ。……すごいよな、裸足で過ごしてる足の裏なのにさ。(白猫は気ままに伸びをして。ごろりと仰向けに横たわり、所謂へそ天の状態に)
宵雛花・十雉 2021年6月25日
なー。桜もよかったし、あの時飲んだやつも美味かったよな。何よりフランが楽しそうな顔してたしさ。(その顔を見て、喜んでくれたようだと自分も安心したっけ。まるで昨日のことのように思い出される)
確かになぁ。もしかして毎日手入れしてんのかな。人間みてぇに化粧水でもつけてたりして。(無防備なその腹に引き寄せられるように、そろりと右手を伸ばして)
フラン・スティレット 2021年6月28日
えぇ、そんな顔してたかな。……まぁ、また今度連れてってよ。別のとこでもいいし、何なら桜以外でもいいからさ。(照れ隠しにすまし顔をつくるけれど、結局は笑顔をみせて。まるで、甘えた猫のように)
はは、まさか。……こいつもだんだん慣れてきたんじゃない。というか、観念したのかな。……ほら、触っちゃえよ。撮ってやる。(白猫の鼻先をつんと触れば、こそばゆげに指先に前足を絡ませる。――すっかりリラックスした様子を見て取って、端末のレンズを向けた)
宵雛花・十雉 2021年7月4日
おう、任せとけ!また楽しそうな場所がありゃあ声かけっからさ。(笑顔が覗けば、満足げにそう返した。結局のところ、自分は妹のこの顔が見たいのだろう)
触っちまうかぁ。(背を押されるように、そのまま白い腹に触れた)あー、やっぱ好きだなぁ。猫。
フラン・スティレット 2021年7月6日
わかった。……楽しみにしてる。(にやりと口角を上げて。照れ隠しに、ぐい、と肘を押し付けた)
……ふふふ。自分で掻いてるつもりなのかな。(白猫は心地よさげに身体を伸ばし、ひょこひょこと後ろ脚を振る。――すっかりされるがままの姿が、フレームに収められてゆく)……十雉はさ、飼わないの?猫。
宵雛花・十雉 2021年7月13日
へへ、そうかもな。孫の手にでも何でもなるぜ?(うりうりと柔い腹を撫でる。動く脚と尻尾をついつい目が追いかけて)
んー……飼いたい気持ちもあっけど、なにせ一人暮らしだからさ。オレに何かあった時のこと考えっと心配になっちまうんだよな。
フラン・スティレット 2021年7月18日
ふふ。最初は気取った感じだったのに、すっかり懐いたな。……その辺も、ちょっと十雉みたい。(ごろごろと鳴らす喉を撫でて、兄貴分に悪戯っぽい笑みを向ける。――どちらかと言えば、それは自分の方かもしれないけれど)
そっか。……じゃ、まずはいいひと見つけないと、だな。……それまでは、こうして猫に会いに来ようよ。きっと“ ゆき”も覚えていてくれるよ。
宵雛花・十雉 2021年7月24日
なんだよ~こんなにフレンドリーな男前を捕まえて。(などと軽口で応えつつも自覚はあるのだ。悪戯に笑みを返して)フランもそういうタイプだよな。懐くまで時間かかっけど、懐いたら腹まで見せちまうっての?
……まぁ、暫くはふらふら気ままに生きていくさ。(「お、言ったな?」と少しばかり身を乗り出してから)また来ような! ゆきにも、他の猫にも会いにさ。
フラン・スティレット 2021年7月28日
えぇー……?それは……相手による、けど。……まぁ。(そうかもね、と不服げに肯定する。少なくとも、彼に対しては“そう”だから)
うん。……ちゃんと連れて来てくれよ、兄ちゃん。こんなとこ、ひとりじゃ入れないから。(別れの挨拶代わりに白猫の頭をひと撫でして、今度は兄貴分の顔を見上げて強請る。――我ながら、すっかり懐いたものだと思う)……ね、写真と動画、後で共有しようよ。
宵雛花・十雉 2021年8月4日
へへ、最初は警戒心強いし壁作ってるように見えてさ、生き辛そうだなって思ってたんだ。だからかな、楽しんでるお前を見てると安心すんのは。
おう、来る時はまた2人一緒だ。(約束な、と頭を撫でてやりながら)
共有か、いいな! 後でやり方教えてくれよ。
……んじゃあ、そろそろ出るか?
フラン・スティレット 2021年8月7日
ふぅん?それは、兄ちゃんがぱっと見で胡散くさかったのもあると思うけど。……ま、いいや。(じゃあ、楽しむ姿をたくさん見せよう。どこか満足げに首を傾げたのは、そんな想いから)
仕方ない、な。よさげなアプリ教えてあげる。まだ若いんだから、スマホの扱い慣れなきゃだめだかんな……?(小言とは裏腹に、髪を撫ぜる心地よさに瞳を細めて)ん。行こっか。……じゃあ、な。(最初に見かけた三毛猫と目が合って、軽く手を振った。――きっと“ゆき”と遊びに来たのだろう)
宵雛花・十雉 2021年8月10日
(ぐうの音も出ない。けれど、こんな軽口にも不思議と居心地のよさを感じるもので。悔しげな顔を見せた後、またすぐに笑顔に戻った)
おう、色々覚えるぞー。アプリってので何でもできんだろ? 仕事にも遊びにも活かせそうだからな。
(またな、と手を振って、仲睦まじい猫たちとの再会を夢見る。硝子の内側の世界を去るのがなんだかとても名残惜しかった)
宵雛花・十雉 2021年8月10日
(隣の少女を見る。こんな『自分』を兄のように慕ってくれている、可愛い妹分。
だからこそ、伝えなければならない。幻滅させやしないかと恐ろしい。それでも――)