【先着1名どなたでも】夜の世界の暗い森
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月11日
ダークセイヴァーのとある森の中、少女は息を切らして獣道を走る。
やがて疲れ果て、座りこんだのは白薔薇の樹の茂み。
※先着1名様はいつでも好きな時に登場してください。発言が一週間途絶えたら途中で別れたという設定になり、新たにお相手を募集します。
(誰もいなければひとりで遊んでいます)
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ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月11日
うわー、びっくりしたぁ! まさかあの街にヴァンパイアがいるとは……! 上手く逃げられてよかったね、メボンゴ!『危なかったね!』(白兎頭のフランス人形・メボンゴに話しかけ、人形がそれに応える──が、それはジュジュの裏声。一人芝居である)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月12日
白薔薇の樹があると何だか安心するなあ。故郷にたくさんあったからかな。『白薔薇はセーブポイント!』そうだね。セーブポイントっぽいね。セーブポイントじゃないけどね。メボンゴ、UDCアースのゲーム好きだよねー。『あーるぴーじー!』
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月12日
ところでここはどこだろう。どっちから走って来たっけ? メボンゴ、わかる?『わかんなーい!』(顔を横に振る人形) ですよねー。……とりあえず森を抜けなきゃ。
エレニア・ファンタージェン 2019年1月12日
(下草を、白薔薇の樹の茂みを、探るように触れるのは蛇の絡んだ杖の先。覚束ない足音が、その杖先を追いかける。)……ねえ。そこに、誰かいる?(森の木々の黒い影を背に、やたらと白い少女は問いかけた。茂みの陰で誰かが会話する声を聞いた、気がしたから)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月12日
わっ!(人がいた驚きと人に会えた歓喜が混ざった声をあげて振り返るとそこには夢のように美しい白い少女の姿)わ、わ、お伽噺のお姫様……? (咄嗟に出た言葉だが間違っていないような気がしたのでそのまま話を続ける)もしかしてお姫様もこの森に迷いこんだのかな? 私は絶賛迷子中のジュジュ。こっちは相棒の『メボンゴだよー!』(白兎頭のフランス人形が片手を挙げて挨拶した)
エレニア・ファンタージェン 2019年1月14日
……!(驚かせてしまったらしい。しかも何だか誤解をされている。慌てたように手のひらを振ってみせて)えーと……怪しいものではないのよ。お姫様……でもないのだけれど。そうね、迷子よ。エリィはエレニアというの。ジュジュと、メボンゴ、二人ともよろしくね。(お姫様、を意識してか、軽く膝を折るカテーシー。二人は声が似ているから姉妹なのだろう、との誤解をしたのは彼女の胸の中の話。)そう、エリィはお散歩に来たら帰れなくなってしまったの。お出かけ帰りに少しだけ森林浴をするつもりが、右も左も、似たような景色なのね。ここは。(来た道を振り返り、目を眇める。だいたい暗くてぼやけて見えて、困ったように肩を竦めた)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月14日
エレニアさん! お名前も素敵。あまりにも綺麗だったからてっきりお姫様かと。迷子仲間だったんだね。(彼女の所作を見てやっぱりお姫様みたいだ、と思う。もしくはどこかのご令嬢か)私は人形劇を披露しようと街へ行ったらヴァンパイアが居たから逃げてきたの。森を抜けて反対側にも街があるはずだからまずはここから出なくちゃね。(目を眇める様子にもしかしたら目があまり良くないのかな、と思い至る) ね、よかったら一緒に行こうよ。お話しながら進めば迷いの森のひとときも楽しくなりそう。
エレニア・ファンタージェン 2019年1月14日
本当?エリィも、ジュジュさんのお名前、好きよ。メボンゴさんも。同じ森で同じ迷子になったのもきっとご縁ね。嬉しいわ。(言葉通りに、心底嬉しそうに両手の指を合わせて、声を弾ませる。)二人は人形劇ができるのね。素敵。上演ができなくなって、残念がった人も多いのでしょうね。でも、無事で何よりだわ。……反対側の街?エリィそこから来たかもしれない。(たぶんあっち、と、レースの手袋をはめた指先で向かう方向を指差した。指してから、少し首を傾げた。方角の真偽は定かではない。)一緒に行ってくださるなら、こんなに嬉しいことってないわ。ピクニックみたいね。
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月15日
えへへ、嬉しいな!『わーい!』(名前を誉められたこと、素敵な人と縁が繋がったこと、人形劇のこと、たくさんの『嬉しい』に心が弾む)メボンゴは白兎の頭と真っ白ドレスの人形だからカラーリングはエレニアさんと似てるね。『お揃いっ!』(万歳する人形) あっ、じゃあそっちに向かえば万事解決っ!(指差す方向を見て、それから反対側を見る)そういえば私は逆側から走ってきたような気がする。(やはり真偽は定かでない) 月明かりの下のピクニックも素敵だよねー。(ゆっくりとした足取りで歩きだす)エレニアさんのお話、聞きたいなー。普段は何をしてるのかとか、趣味とか!(目の前の少女に興味津々)
エレニア・ファンタージェン 2019年1月16日
そうしてみたら、迷子になるのも良いものね。ジュジュさんが逃げてきたヴァンパイアにすら少し感謝したくなるのだわ。(不謹慎かしら、と添えながらも楽しげな声音を隠せない。人形使いの少女の隣で、歩調を合わせて歩み出す。蛇の杖先は用心深く足元を探りながら)言われてみれば、そう、メボンゴさんも真っ白なのね。親近感があるはずだわ。……エリィ?エリィは普段は探偵助手をしているの。先生はね、きっとどの世界でも一番に違いない素敵な名探偵なのよ。(聞かれてもいない縁者のことまで語り出す。自分を語る時よりも探偵を語る時の方が露骨に誇らしそうだった。)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月17日
うんうん、実は私もそう思ってた!(悪戯っぽく笑う) 探偵助手!(白い少女の言葉に驚きの声をあげた。それはあまりにも)素敵! 素敵な名探偵ととびきり美少女のエレニアさんの組み合わせってすんごく素敵で物語みたい!(興奮ぎみにはしゃぐ) ……あ、探偵といえば私もよく行くご飯屋さんで探偵さんと会うなぁ。常連同士だから。(『素敵』『探偵』のワードで連想した彼がまさか少女の言う名探偵と同一人物だとは思ってもいない) 探偵って事件を解決したりするのかな? もしも私がその場に居合わせたらエレニアさんとその探偵さんに目を奪われちゃうかもしれない!
エレニア・ファンタージェン 2019年1月17日
本当?エリィとジュジュさんは気が合うわ……えっ、そんなに?素敵?エリィは美少女?どうしようかしら……嬉しいわ。(そんなにもはしゃがれて悪い気がするはずもない。素直に賛辞を受け取りながら、睫毛を伏せてほんのりと頬を赤らめた。酷くぼやけた視界では人の顔の造形にあまり馴染みも執着もないものの、彼女が言うならそうかもしれない。)ジュジュさんもきっと美少女ね。あら、探偵というものは皆意外と身近にいるものなのね。エリィも今度先生とそのご飯屋さんに行ってみたいわ。同業同士って、きっと話が弾むと思うの。エリィの先生はね、甘い声で、良い香りがして、優しくて、それに、式神も優秀なの。(聞かれてもいないのによく回る舌で身内自慢。やはりこちらもその「先生」が同一人物であることには思い至らないものの、同業の知り合いがいることに親近感を深めたらしい)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月18日
私、あちこち渡り歩いてたくさんの綺麗なものを見てきたから審美眼には自信あるんだ。(まだ16の小娘ではあるが自信満々に胸を張る) ふふふ、エレニアさんちょっと照れてる? 綺麗なお顔だと思ってたけどその表情は可愛いね。えへへ、私も美少女だといいなぁ。 あっ、それは良い案だね! エレニアさんの先生に会ってみたいし、探偵同士の話にも興味ある! 後でお店の場所を教えるね! ふむふむ、甘い声で良い香りで(少女が挙げる特徴を聞いて自らが知る探偵との共通点が多いことに気付く)式神……。(式神を使う探偵というのはそう多いものだろうか) ご飯屋さんにいる探偵さんも式神使うようなことを言ってた気がする。式神さんを見たことはないんだけど……。もしかしてエレニアさんの先生、ダンピールだったりする?
エレニア・ファンタージェン 2019年1月19日
照れ……ええと、うん。照れたわ。ジュジュさんは色んな場所の、色んな綺麗なものを知っているのね。そんな人に褒められたら、嬉しいのだわ。…もうずっと、メボンゴさんと旅をしているの?(照れ隠しのように、話をそらす。まだほんのりと頬が赤い。)……あら……?(思わぬ方へと転がった探偵談義。どうやら彼女の知る探偵も甘い声で良い香りがするらしい。はっとしたように今更指折り数えはじめた共通点、何だか多い。)そうね。エリィの先生はダンピールだわ。ジュジュさんの言う探偵さんもそうなの?探偵さんってそういうものなのかしら、それとも、生き別れたご兄弟だったりするのかしら……それか、もしかしてその人って先生……?
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月19日
(微笑ましげににこにこ笑っている。旅の話になると頷いて)うん!メボンゴとの修行の旅はもう一年以上になるかな。いつかすごい人形遣いになりたいんだ。観る人がみんな笑顔になるような、そんな人形遣いに。あとねー、手品とかも出来るようになりたいし、ナイフ投げも練習中。とにかく人を楽しませたい! (質問に肯定の言葉を返され)やっぱりそうか。間違いない……(謎解き場面のクライマックスさながらに勿体ぶって間を置き)……エレニアさんの先生と私の知る探偵さんは同一人物っ! お名前、常盤さんだよね?(苗字は省略した。名前が一致していればもう決まりだろう) ここで偶然出会えただけじゃなく共通の知り合いがいるなんてなんだかもう運命めいていて素敵!
エレニア・ファンタージェン 2019年1月21日
わぁ。一年も、ずっと修行?ジュジュさんは志が高いのね。きっとダークセイヴァーいちの人形使いになるにちがいないわ。エリィも観てみたい……でもナイフ投げ、怖くない?大丈夫?(テンション高めの賛辞から、最後は少し怖々と。無論、サーカスの猛獣に対するような、怖いもの見たさの期待もそこにある。彼女の新しい特技は早速未来の観客を惹きつけた様子
。)……(続く推理、大仰に設けられた間に固唾を飲んだ。推理小説なら探偵が犯人を指差す前の間にも思えた。)そう!その人。常盤さんが犯人よ!いえ、先生よ!(興奮した様子で、真実はいつもひとつ、とか、どこかで聞いた台詞も口走ったのはご愛嬌。)運命……運命、そうね、そうに違いがないのだわ。先生と共通のお友達って、エリィ、初めてだもの。こんなことってあるのかしら……!(感極まったように蛇の杖をぎゅっと抱きしめて、木の根に足を取られかけた)あ、
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月21日
ふふふ、エレニアさんがそう言ってくれるなら本当になれそう!(少女が本心からそう思っていることが伝わってきて顔を綻ばせた)是非エレニアさんにも見てほしいな! もっと練習しなくちゃ! ナイフは扱いを間違えなければ怖くないんだけど、精度が低いと危ないからやっぱりこれも要練習だなあ。芸の道は険しい!(といいつつ表情は楽しそう) あははっ!(常盤さんが犯人との台詞につい噴き出して笑ってしまった)うんうん、真実はひとつだったね。 不思議な廻り合わせだよねー。……おっと!(躓きそうなのに気付いて抱き止めるようにして支えようと咄嗟に手を伸ばす)
エレニア・ファンタージェン 2019年1月22日
(これは派手に転ぶかなぁ、と経験的に覚悟を決めて思わず目を閉じた。予想に反して触れたのは固い地面ではなく、ふわり暖かい腕の感触。不思議そうに開いた瞳を瞬いて)あ……ら?ありがとう。ごめんなさい、楽しくてつい足元に注意するのを忘れていたわ。でもきっとこの先も楽しくて危険だから、もしジュジュさんさえ良かったら手を繋いで歩いてくれると嬉しいわ。(体勢を整えてから、杖を持たない右手を差し出した。)そういえば、ダークセイヴァーで一番になったら次はどこの世界にする?色んな世界があるから悩むわね。エリィは事務所があるからUDCアースが良いと思うのよ。そうしたら先生と毎日観に行くわ。(ダークセイヴァーは通過点と言わんばかりに話を進め、ちゃっかり主張も言い添えた)芸の道は長く険しいのね……怪我をしないようにだけ気をつけてね。あ、そうだわ。隣町についたら、そこで公演の予定はある?
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月22日
(間に合って良かったとホッと息をつき)転ばなくて良かった。森の中は危険がたくさんだから気を付けないとね。もちろん喜んで!(差し出された手を握り)ふふふ、お姫様をエスコートする栄誉を賜った騎士の気分! (『次』の話に目をパチクリ瞬いて、それから破顔する)そうだね! ふふふ、うん、UDCアースにする! エレニアさんと常盤さんが見に来てくれるなら張り切っちゃうよ! 旅芸人の公演は風の向くまま気の向くまま、どこでもいつでも。そこに観客がいる限り!
エレニア・ファンタージェン 2019年1月24日
うん。ジュジュさん、ありがとう。エリィも、ジュジュさんが転ばないように気をつけるわ。……ジュジュさんはお姫様より騎士が良い?(言葉のせいかどこか恭しく感じる仕草の彼女に指先を預ける。手袋越しにもわかる温かさに目を細めた)わぁ。楽しみ。エリィ、旅の芸人さんも、人形劇も、観るのは初めてよ。追っかけになってしまったらエリィもあちこち旅をしないとね。……あれ。そういえば、さっき……ええと、ずっとさっき、メボンゴさんは人形と言っていた?(ようやく少しだけ落ち着いてみると、暫く静かな彼女のことが思い出された。今更すぎる疑問。)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月24日
うーん、それはなかなか難しい質問だなあ。(難しいと言いつつ声は楽しそう)人を守る騎士も人に希望を与えるお姫様もどちらも素敵で選べないなー! エレニアさんはどっちが良い? エレニアさんの見た目からはお姫様かなあと思うんだけど。一目見ただけで幸せになるレベルの美しさで、もし一国の姫君だったら国中の騎士達の心の支えになりそう。(言うことがいちいち大袈裟に聞こえるが紛れもなく本心) えっへへー、楽しみにしてて! ふふふ、追っかけになってもらえるくらい上達しないとね! (メボンゴに話が及び一瞬きょとんとした。繋いでないほうの手にトランクを提げ、件の人形は小脇に抱えていた)うん、メボンゴは私の相棒で人形だよ。エレニアさん、もしかして……メボンゴを生きものだと思ってた?(可愛らしい勘違いに楽しそうな声色になってしまう)
エレニア・ファンタージェン 2019年1月24日
……!騎士は守って、お姫様は希望を与えるのね。考えてみたことがなかったわ。そうしてみたら、選べないわね。難しい……エリィは、ランプの魔人みたいな、魔法使いみたいな、そういう夢のある役にも少し、憧れるのよ。(ひそり、誰を憚る訳でもないのに声を潜めたのは、少女本人はこれまで秘密にしていた話だから。)でも、お姫様みたいというのは、嬉しいわ。街に着くまで、2人ともお姫様の役で、お姫様ごっこをするのはどう?(ひそひそ、引き続き居もしない観客の為に声を潜める。それでも名案でしょうと言わんばかりの得意げな気配も漂っていたとかいないとか)……え、(あっさり肯定された疑問。虚を突かれたような顔を見せた)姉妹かと思ってきたわ。2人がお話ししていたときに、声がジュジュさんとよく似ていたから。
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月25日
魔法使い!(新たな選択肢はとても素敵で思わず声をあげた。しかしすぐに内緒話をするように声を落とす)うんうん、素敵なチョイスだね。夢を配る魔法使い。童話でも素敵な未来へ導く大事な配役だ。(お姫様ごっことはなんとも心擽る遊びだろうか。素晴らしい遊びを編み出した少女に称賛の眼差しを送り)すっごく素敵だね。馬車も護衛もいない、お姫様だけの冒険だね。お忍び旅行か逃避行か。 ……んん、メボンゴと姉妹……。(笑いを堪えるように僅かに声が震えた)そりゃ、私が腹話術で話しているからね。(腹話術と呼べるほど上手くなく、まだ拙い裏声のアテレコなのだが腹話術と言い張る)
エレニア・ファンタージェン 2019年1月28日
ね!素敵でしょ。踵を三回合わせたらおうちに帰れる靴だとか、かぼちゃの馬車も作れるの。エリィ、箒で空も飛んでみたいわ。(夢に溢れた内緒話、もう楽しくて仕方がない。篭る熱を伝えるように繋いだ手にも力が入る。)あら、では、今日はお姫様にしましょう。お姫様ごっこ。お忍び旅行も素敵だけれど、逃避行はもっと良いわ。悪いヴァンパイアから逃げるのね。故郷の国が心配ね。(ご機嫌に即興の物語を仕立て上げながらも、妙に利く耳は可笑しさに震えた少女の声をしっかり拾う)あら、変かしら?エリィわからなかったわ。きっとジュジュさんの腹話術がお上手なのね。それにほら、この世界なら人間と人形が姉妹でも何だかあまり不思議がないものだから。
ジュジュ・ブランロジエ 2019年1月29日
いいねいいね。人形に命を与えたり、お菓子のお家も作れる……のは悪い魔女だっけ。あ、箒で空飛ぶの素敵!青空、星空、暁、夕焼け。色とりどりの天翔ける魔法の箒。(歌うように憧れを羅列する。熱に応えるよう手をきゅっと握った) うんうん、悪いヴァンパイアは国を乗っ取ってしまったの。お父様もお母様も大臣たちもみんな吸血鬼の言いなりになってしまったんだけど、勇敢なお姫様の姉妹、つまり私たちは上手く逃げ出したんだよ。いつか国を救うために!(更に物語を広げていく) ……えっ、上手かな!? えへへ、嬉しいな。そういえばそうだね。人形と姉妹も有り得る……! 生きている人形もいるし、後から魂が宿った人形だっている。……メボンゴにも魂が宿ればいいんだけどなー。あと何年かかるんだろ。
エレニア・ファンタージェン 2019年2月2日
お菓子のおうちは、作るより食べる方が良いと思うの。箒で空は、絶対ね!黒い猫を連れて飛ぶのでも、魔法のボールを追いかけて競技をするのでも楽しそう。(語る夢は世界を跨いであちらこちらへ。握り返された手が嬉しくて、蕩けるように笑みを深めた。)そうね、その物語にしましょう。それで、お姫様の姉妹は隣の街へ援軍を求めに行くのね、きっと。素敵な王子様とか白馬の騎士とかを早く探さなきゃ。でもエリィは博徒とか傭兵とかちょっとアウトローな仲間も欲しいかも。(広がり続ける物語、もはやゴールが見えてこない。)上手よ、すごく。だって、生き生きしているもの。そのまま行けばメボンゴさんは、あと90年とか80年くらいで魂が宿ったりするかしら?少し長いわね。ヤドリガミになるのを加速する魔法やアイテムを開発したら、一世を風靡しそうだわ。
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月7日
うんうん、そうだね。食べる方がいい!(名案とばかりに何度も頷き)魔女が慌てるほど食べ尽くしたいなぁ。魔法のボールを追いかける競技は選手になるのもいいけど観戦してみたいんだよね。なんかの手違いで観戦チケット届かないかなぁ。(夢の話のはずだが真面目に言っているようだ)猫ちゃんとランデブーも素敵。あ、ねぇねぇ、エレニアさん。私とエレニアさん、一緒に空を飛ぶなら一本の箒に二人で乗るのとそれぞれ箒に乗って並走するの、どっちがいい?(夢の話のはずだが実現する予定のように話す) 王子様は勇敢なお姫様よりも勇敢じゃなきゃね。見目も良い人がいいな。あ、わかる。ちょっとワルっぽいのも素敵だよね。実戦に長けた傭兵に戦い方を教わったり、悪い人に騙されそうなところを博徒に助けられたり、なんて。
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月7日
博徒といえばおじ様かお兄さんか、エレニアさんはどっちをイメージする?(おかしな方向に話を広げ始めた) えへへ、生き生きしてるって最高の褒め言葉だよ。 んむむ、やっぱり長いなー。そんなアイテムあったら絶対買うー! 大事にしているお気に入りのものとお話しできるようになるなんて最高だもん。絶対流行る!
エレニア・ファンタージェン 2019年2月13日
お菓子のお家は、きっとバレンタイン頃にはチョコが満載なのだわ。食べ尽くせるかしら……あ、エリィ、箒は一本が良い!けど、二本も捨てがたいわ。一本なら、同じ景色を見られるし、二本なら、違う景色を教えあえるものね。(どんどん広がる夢物語。今日の天気を語る如くに、夢とも思わぬ口ぶりで)エリィはね、博徒はお兄さんだと思ったわ。でも、おじさまはそれはそれで素敵ね。ジュジュさんはどちら?ワルっぽい男前は、老いても若くても味があるわね。(おかしな方向へ向かう話にも自然に乗った。)そうよね。そんなアイテムは素敵よね。じゃあ、エリィは発明家も目指しましょう。特許とか商標を取ったら、メボンゴさんの名前を入れる…
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月13日
チョコ!いいね!私、チョコ大好きだからいっぱい食べるよ!……あ、でも一気に食べ過ぎるとお肌に悪いかな。少しずつ食べよう。 んーー、そう考えるとどっちも良くて悩ましいね。選べない!(夢物語を現実であるかのように真剣に悩んでいる) 私もお兄さんかなって。博徒の世界では若造なんだけど凄みがあるの。でもおじさまも素敵。(エレニアの言葉にうんうん頷き)ちょいワル独特の味があるよね。 わー!素敵っ!メボンゴも喜ぶよ!エレニアさんが発明家になったらきっと素敵なアイテムがたくさん生まれるんだろうなー!
エレニア・ファンタージェン 2019年2月18日
あら……そうね、そうよね。チョコレートをたくさん食べるとお肌に悪いのね。でも、そう、箒で飛ぶのはきっとたくさん体力を使うから、その後だったらお肌にも許されるのではないかしら!だから箒は二本にしたら良いと思うのよ。(誰ぞのカロリーゼロ理論並みのこじつけで、しかも箒のお悩みまでも大解決。語る本人は政治家の街頭演説もかくやの様子で声に力を込めた。)エリィ……わかるわ。ちょいワルってどうして素敵なのかしら?ピカレスク・ロマン?もちろんエリィ自身は清く正しい善良な市民だから、……いえ、発明家。発明家になる。研究室をドッカンドッカン爆発させるタイプの発明家はファンタジーでもきっと主役級なのだわ。(いかにも何の発明も出来なさそうなことを宣いながら、足取りは軽い。そろそろ最初に出会った地点からだいぶ歩いたのだろうか)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月19日
ふむふむ、なるほどなるほど。それならいける! 箒ランニング……フライング?の後ならたくさん食べても大丈夫! ふふふ、一気にふたつ解決したね。(全く疑い無く納得した) それそれ!ピカレスクロマン!自分にないものだからこそ魅力を感じてしまうのかも。(ドッカンドッカンに何故かときめく)芸術は爆発だよ!いや、爆発が芸術? 間違いなく主役級だね! すごく楽しそう! 工房の隣に住みたい。(視認できる範囲に森の影の終わりが見えた)あ、そろそろ森を抜けられそう。(繋いだ手をきゅっと握り)足元気を付けてね。
エレニア・ファンタージェン 2019年2月24日
ええ、そうだわきっと。箒で空を駆けるならカロリーもたくさん消費するでしょう。だから、好きなものをたくさんいただきましょう。この際だから脂の多いお肉とかも追加しても良いと思うの。あと、それと、(お菓子の家は何処かへ消えた。夢と食欲の任せる儘にその後暫く炭水化物と脂質の暴力をいくつか並べ立てた模様。)芸術は爆発!それは聞いたことがある。そうしたら、エリィ、心置きなく工房で爆発をさせられそう……あ、あの明るいのは?もう着くかしら?ありがとう、足元はもう、大丈夫よ。(森の向こうに人里の灯りが見えた。目を眇めながら、繋いだ手を離さないように、歩みを進めて)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月25日
うんうん、お肉にはほかほかご飯やふわふわのパンも必要不可欠! 初めて焼き肉とご飯の組み合わせを経験した時の衝撃は忘れられない……! ふふふ、お菓子の家じゃなくて美食の家だね!(なんだかお腹が空いてきた。街についたらまずは彼女をご飯に誘おう)
ジュジュ・ブランロジエ 2019年2月25日
(こうして少女たちは手を繋いで森を抜けた。辿り着いた先でもきっと楽しい時間が続いたに違いないが、それはまた別の話) 【完】