【1:1】赤提灯
宵雛花・十雉 2020年6月19日
某日、日も沈みかけた頃。
オレはある人を誘って出掛けたのだ。
場所はUDCアースにした。
どうやら相手のホームらしいし、何よりオレにとっても故郷以外では一番馴染みのある世界だったから。
ゆらゆらと浮ついた足取りで街を行く。
親愛なる同業の先輩と、赤提灯揺れる店先へ。
+++
お相手:
高塔・梟示(f24788)
0
宵雛花・十雉 2020年6月19日
てな訳で、ラーメン屋に行くぞー!(上機嫌な色で声をかければ、緩く拳を突き上げて)梟示さん、ラーメン好き?行き先変更するなら今のうちだからさ、遠慮なく言っといてくれよ。
高塔・梟示 2020年6月20日
(どんな訳なんだ、という心の声はさて置き。上機嫌な彼に倣って緩く拳を上げる)ラーメンは嫌いじゃないし、君の食べたいもので大丈夫だよ。……何だか随分ご機嫌だが、大分お酒回ってるんじゃないのかい?
宵雛花・十雉 2020年6月21日
え?!こう見えてオレぁ素面だよ。単に今日が楽しみだったんだけど……へ、変だった?(そんなに酔っ払ったようなテンションだったのだろうか。自覚がないだけに、ばつが悪そうに頬を掻いて)
高塔・梟示 2020年6月24日
成程……いや、若いっていいねぇ(孫でも見るような笑顔浮べて)ふふ、わたしも楽しみだとも。しかしこういう場所はあまり君のイメージにそぐわないというか……何時もは一人で?
宵雛花・十雉 2020年6月24日
そ、そうかい。アンタも楽しみなら何よりだよ。(変でないのならよかったと、こっそり胸を撫で下ろすのだった。それにしても)梟示さんって余裕あるよなぁ。……こう、大人の男ってぇの?(向けた視線に少しだけ尊敬の色を混ぜ込んで)
イメージと違うって?そうかい?……まぁ、一人で来ることが多いかな。帰って飯作る気力が無い時とかさ。たまぁに友達も誘うけど。(などと言いながら歩いていれば、ぼんやりと店先を照らす赤提灯と、揺れる暖簾がいくつも見えてくるだろう)
……ほぉら、着いたよ。ここらにゃラーメン屋が集まっててさ。ちょっとしたお祭りみたいだろ?
高塔・梟示 2020年6月28日
(何処となく様子が可笑しい気がしたが、其処は目を瞑って。掛けられた言葉には、意外そうに瞬いた)まさか。齢を重ねると誤魔化すのが上手くなるのさ。まあ、君より少しばかり長生きしてるだけなんだがね(視線にはしれっと微笑んで)
もっと小奇麗なところを好むんじゃないかって、勝手に思ってたものでね。自炊するんだ、偉いな…得意料理なんか聞いてみたいところだが――おやもう到着かい?(ずらり並んだ赤提燈と、賑わう通りを見渡して)本当だ、賑やかでいいな。何処も魅力的だが、折角案内してくれたんだし、探偵さんのお気に入りへ連れてって貰おうかね。
宵雛花・十雉 2020年6月29日
齢を重ねると、か。……くぅー、カッコいい。オレもいつか言ってみてぇなぁ。(もう一回りくらい歳をとったら言おうと、心の手帳にこっそりと書き込むのであった)
まぁ顔面は小奇麗だもんな、オレ。得意料理はなんだろ、フレンチトーストかな。今度ご馳走しようか?(なんて冗談めかして笑う)
お、そこでオレのお勧め聞いちゃう?いいぜ、こっちこっち。(言って提灯揺れる道を先導するように行けば、ある店の前で足を止める。深い紺色の暖簾には『いがや』の文字)ほらここ、全部旨いけど味噌が特に絶品なんだよ。ちょうど席空いてるみたいだし、さっそく入っちまおうぜ。
高塔・梟示 2020年7月4日
いやいや?別に格好良かないだろう、歳は誰でも取るんだからね(適当言ってるだけなんだけどな、と苦笑して)
自分で言うかね……まあ、瀟洒なカフェーが似合うように思うよ。いいじゃないか、フレンチトースト。是非お願いしたいもんだ。それじゃ私が紅茶でも淹れようか?(冗談めいた言葉を受けて、笑って頷き)
食にはどうも疎いんだ。ラーメンなんて流行りもあるし、お勧めがあるなら、そいつが正解だからね(提燈に届きそうな背を追って。店前に立つ彼の隣で、暖簾を見上げて、へぇと呟き)味噌ラーメンか…随分食べてないな。楽しみだよ、それじゃお邪魔しよう(戸を開けて中へと)
宵雛花・十雉 2020年7月8日
梟示さんはもうちょい自分の渋カッコよさを自覚した方がいいぜ。こう……なんか、歳だけ取ってる人間ってのもいるもんだからさ。(だろ?と相手にも同意を求める。この仕事をしていると、そういう人間と関わることも少なくなかったから)
おう、自分で言っちまうよ。いい男だからな。……お、いいねぇ。フレンチトーストと紅茶で小洒落た食事風景になりそうじゃん。あとは食うのが野郎2人じゃなけりゃあな。(けらりと笑いながら暖簾を潜ると、空いているカウンター席に通された)ほい、メニューどうぞ。(立てかけられたメニューを手に取れば、相手に見えるように持って)オレはやっぱ味噌かな。梟示さんは?
高塔・梟示 2020年7月11日
渋…何だい、そりゃ。まあ、お褒めに預かり光栄だよ(怪訝そうな顔をした後、小さく笑って。問いには否定とも肯定ともつかない風に、ゆるく首を振った)
クク、まあ違いない。自身がある男ってのは魅力的に見える、って言うからね。……花は無いね。生花でも飾るしかない(苦笑して、通された席に腰掛け。どうも、とメニューを覗き)色々あると悩むが…わたしも味噌で。絶品なら是非味わっておきたいな。
宵雛花・十雉 2020年7月14日
(生花でカバーできりゃいいけどなと、おどけて肩を竦めたとか)お、味噌いっちゃう?いいねぇ。……あ、サイドメニューも何か頼むかい?チャーハンおにぎりとかあっけど、梟示さんあんまり量食わないんだっけ?
高塔・梟示 2020年7月19日
お気遣いどうも。チャーハンや餃子は定番だが、お握り?へえ、面白いメニューがあるんだね。ああ、少食なんだ。サイドにまで手を出す余裕があるかどうか……十雉君はどうぞ、遠慮しないで注文してくれたらいい(メニューのドリンク欄が目に入り、お酒も遠慮無くと笑って)
宵雛花・十雉 2020年7月23日
そうかい?じゃあお言葉に甘えて遠慮なく頼んじまお。(カウンター越しに手を挙げ合図を送ると、目の合った店員に注文を伝える。自分のと、それから彼の分も一緒に。結局自分はおにぎりとビールも追加で頼んでしまった)
……さって、んじゃあ頼んだのが来るまで暫し歓談タイムといこうか。どうだい?最近景気の方は。
高塔・梟示 2020年7月26日
おっと、わたしのまで有難う(お冷で喉を潤すと、困った顔で頬杖ついて)景気か…ぼちぼちってところかな。今の時期は開放的になるからね。浮気調査と子供の家出がメインだが、今年そう多くない。梅雨が明けた後に増えるかもしれないな。十雉君は?…少なくとも余裕はあるみたいだけど(食事が潤ってるようだし、と笑って)
宵雛花・十雉 2020年7月28日
ま、浮気も家出も無いに越したこたぁねぇがな。それじゃあおまんま食い上げだってんだから困ったもんだ。……そう考えると、オレたちは人の不幸で飯食ってるようなもんなのかもな。(自嘲めかして笑うと、冷たい水を喉に流し込んだ)
んー、オレもぼちぼちってとこ?最近は猫捜しとちょっとした家の手伝いが殆どかな。余裕があんのは……まぁ、独り身の野郎だし。金のかかる趣味もねぇから。
高塔・梟示 2020年8月2日
そうそう。仕事に貴賤は無いとはいえ、あこぎな商売みたいに思われるのは悲しいけどね。小説のように華々しくははいかないものだ…あまり人死ばかり起こるのも如何かと思うが(やっぱり平和が一番かな、と苦笑して頷き)
事務所は君一人でやってるんだっけ。家の手伝い…御用聞きみたいなことかい?(副業のようなものかと興味を示して)ふふ、健全でいいじゃないか。金のかからない趣味はどんなことを?
宵雛花・十雉 2020年8月8日
そういや梟示さんは探偵として扱ったことあんのかい?謎が謎を呼ぶ殺人事件。(それは人の不幸の最たるものであろうが、同時に探偵としては華でもある。同業として興味があった)
そうだよ、基本は1人。たまにバイトで手伝ってくれる子がいる。家の手伝いってのは……まぁ、そのまんまさ。買い物代行に家の掃除、引っ越しの手伝いから子守までなんでもやるよ。……あ、今何でも屋みたいだって思ったかい?(かまをかけてみながら相手の顔を覗き込んで)
金のかからない趣味は色々あっけど、例えばこれかな。(言って懐から取り出したのは、真っ赤な千代紙で折られた鶴。ちょこんと掌に乗せて見せ)
高塔・梟示 2020年8月15日
巻込まれたことはあるが、顔を突っ込んだことはないよ(猟兵としてはあったかもしれないが、と首を傾げ)見事解決したら探偵として箔が着くだろうが、高名な英国紳士ぐらい腕っ節が強くないと、実際真っ先に狙われそうじゃないかい?(命懸けだよな、と呟いて)
良いね、助手みたいなものかな。…おっと、探偵さんは読心術も心得ていらっしゃるのか。ああ、思ったとも(覗き込む顔に、悪びれる風もなく笑顔で返し)だが人脈や情報を得るには良い手段だとも思ったよ。
……折紙?(珍しそうに瞬いて眺め)綺麗だね、雅な趣味じゃないか。器用なんだな、十雉君。
宵雛花・十雉 2020年8月22日
そりゃあ確かになぁ。(言いながら相手をじっと見て)梟示さん、実は武術の達人でめちゃくちゃ強いとか……そういうのあったりしねぇ?(物語では意外な人物が意外な特技を持っていたりするものだ)
そそ、助手みたいなもん。……あ、やっぱ思ってたんだ。(言ってわざと拗ねたような口元を作って見せて)人脈に情報かぁ、言われてみると確かにそういうもんも集まってくっかも。
……へへ、折り紙はいいよ?一人でも暇を潰せるし、子供にやったら喜ばれるし。梟示さんは趣味とかねぇのかい?(なんならアンタも折り紙始めてみっか?と冗談めかしたところで、注文したものがそれぞれの目の前に置かれた。ラーメンのどんぶりとおにぎり、それからビールを受け取って)
高塔・梟示 2020年8月27日
(向けられた視線に瞬いて)バリツとか柔道とかかい?逆上した犯人のナイフをさっと躱して抑え込む――浪漫だが、筋肉とは疎遠の生活をしていてね。芸らしい芸といえば、ちょっとした手品が出来るくらいさ(カウンターの上で軽く拳を握り。開けば青い千寿菊がぽろりと零れた)
ふふ。いや地域に根差しているな、とね。人に好かれるだろう、十雉君。色々と気にかけて貰えれば嬉しいじゃないか。
…子供受けも良いなんて、コミュニケーションツールとして万能だな。何かしら特技があるとやはり得だね。どうも不器用なもので、作る系は苦手なんだ。趣味らしい趣味は…うむ、仕事……こんなこと言ってると折角の食事が不味くなるな…(伸びない内にいただいてしまおう、と促して箸を手に)
宵雛花・十雉 2020年9月3日
お、そこでバリツが出てくるとは。分かってんねぇ。(にやりと意味ありげにほくそ笑んで。拳が握られればそれをじぃと見つめる。そして)……わっ!すげぇ、今のどうやったんだよ。(ついさっきまで何も持っていなかった筈なのに。興奮気味に花を摘み上げて)
なんだよー、今の手品だって十分立派な特技じゃん。たぶん子供受けもいいぜ?既にオレにもウケてるし。(はい、と花を相手の方に戻せば、箸を割って胸の前で手を合わせ)
んじゃあ、いただきまーす。(機嫌よく麺を啜る)
高塔・梟示 2020年9月6日
全ての探偵のお手本だろう?人柄はさて置いて。…ああ。弁が立てば、紅茶好きの刑事のように犯人のメンタルを削るのも効果的だろうが(流し見したバディものの番組を思い出し、苦笑して)ふふ、種も仕掛けもあるやつさ。いいかな、子供受け。今度やってみるか…地味な特技だが、喜んで貰えれば嬉しいとも(有難うと笑み。もう一度拳を握れば何もなかったように)
味噌の匂いがそそるものだ。いただきます(崩れた髪を耳にかけて、軽く手を合わせ。少食らしく少しずつ啜りながら、ふと)
そういえば十雉君、巫女さんだって話だったが…御祓いお願いしたり出来るかい?
宵雛花・十雉 2020年9月6日
あ、それ。こないだUDCの友達の家で見たぜ! 気取ってるよなぁ、あの刑事さん。(記憶を頼りに仕草を真似てみながら)
ぜってぇウケいいって!騙されたと思ってやってみなよ。そんで、結果がどうだったか次会った時に教えてくれ。(に、と歯を見せて笑う。時折「あちっ」と声を漏らしながらも食べ進めて)
……お、なんだいなんだい。タチの悪い呪いでもかけられたか?それとも悪霊か何かに憑かれたとか。何でも祓ってやるぜ、言ってみな。
高塔・梟示 2020年9月12日
絶対実在しない感じが面白いよね。そうそう、油断させてからの質問とか(仕草にくすくすと笑って)
ふふ。じゃあ思い切ってやってみるとも。あとで報告させてくれ…おや十雉君、猫舌かい?ゆっくり食べるといいよ(熱いうちが美味しい気持ちも分かるものだが。苦笑して、また口へ運び)
憑かれる分には構わないんだが…引越し先のお祓いを頼めるないかと思ってね。事務所の移転先が古いビルで、若い子が「何か出そう」って騒ぐもんだから(軽くでいいからお願い出来ると嬉しいよ、と溜息混じりに)
宵雛花・十雉 2020年9月18日
猫舌……特に意識したことなかったけどそうなのか? いや確かに梟示さんは平気そうに見えるな。(やはりここでも「大人だなぁ」という感想を覚えるのだった)
いやそこ構わなきゃ駄目だろ。(面白そうにけらけらと笑いつつも、話には真面目に耳を傾けて)ふぅん、なるほどね。曰く付き物件ってのはよくある話だわな。いいよ、アンタの頼みなら喜んで。(承ったと、にっと歯を見せて笑った)
高塔・梟示 2020年9月22日
熱いものが苦手じゃないなら違うのかな。…いや、わたしはちまちま食べてるからだよ。君くらい食べっぷりがいい方が、見てて清々しい(作り手もきっと嬉しいだろうな、と思いながら箸を動かして)
そうかい?実害が無ければ、物好きだなぁと思うぐらいさ(重いのは難儀だけど、と軽く肩叩いて見せ)よかった、助かるよ。これも人の縁ってやつかな。御礼は其方の好いように。しかし、幾つになっても暗闇が怖いなんて困ったものだ…十雉君は、怖いものはあるかい?うちの後輩と違って、お化けは平気そうだけど。
宵雛花・十雉 2020年9月28日
ちまちま……あはは、ネズミみてぇだな。ちゃあんと残さず食えば、ネコもネズミもそんな変わりねぇさ。(なぁ、とカウンター越しに大将に同意を求めれば、立てた親指が返ってきた)
はは、肩が重くなったら後輩に肩叩きでも頼みなよ。……ん、オレの怖いもの? そうだなぁ、お化けは平気だよ。けど独りになんのは怖いかな。
高塔・梟示 2020年10月5日
…御馳走様(漸く食べ終え、箸を揃えて置き)
そいつは簡単な頼みじゃないな…今はパワハラだなんだって言われてしまうからね(機械に頼んだ方がマシ、と溜息吐いて)
…独りが?確かに君は顔が広いから、常に誰かとご一緒されてるような印象はあるな。一人暮らしが駄目って訳じゃなくて、孤独が苦手ってことかね(返答に目を瞠り、ふむ、と考えるように)
宵雛花・十雉 2020年10月13日
(遅れてこちらも箸を置いて)御馳走さん。……あ、ちょっと待った!スープも飲まなくっちゃな。(代わりに手にしたレンゲでスープを数口味わい、ようやく満足したようだ)
ああ、パワハラやらセクハラやらややこしいのがあるらしいな。大変だねぇ、梟示さんも。(後輩に振り回される彼を想像してみる。それはそれは微笑ましい光景だった)
なんてーのかな、誰かといても孤独を感じることってあってさ。ああ、これが独りってことかぁって、そう実感するんだよ。だから余計に繋がりを求めんのかもな。孤独を感じる暇も無いようにさ。……って、悪ィ。湿っぽい話になっちまったか、ははは。
高塔・梟示 2020年10月21日
ふふ、本当にお気に入りなんだね。此処のラーメン(満足そうな顔をみれば小さく笑み浮かべ)
肩叩き拳でも発行すれば円滑に行くかも知れないが…対価が高くつきそうだ。先に生まれたってだけで結構気を遣うものさ。相手も遣ってくれてるんだろうけどね。
…ああ。それは分る気が、いや、違うか…(呟いて難しい顔で蟀谷を抑え)孤独は大勢の人間の間にある、って言葉があってさ。君は恐らく、その間を感じ取り易い人なんだろう――つまり繊細だってこと。いや、興味深い話だよ……十雉君にはしたっけ?わたしが長命種だって。此方が感じる孤独とは違うものだったから(うっかり変なことを言うところだった、と眉下げて苦笑し)
宵雛花・十雉 2020年10月27日
おう、お気に入りもお気に入りだよ。けどあんまり飲み過ぎっとよくねぇよな……(主に健康面で。この店に来る度、美味しさと健康の間で板挟みになるのだ)
繊細かぁ……それっていいことなんかな。間でも何でも、知らない方が幸せってこともあるし。(大真面目な顔で考える。どうにも簡単に答えの出ない話だと思ったから)
長命種って、要は長生きだってことかい? (驚いたように目を丸くする。只者ではないと思ってはいたが、まさかそうだったとは)オレとは違う孤独か……友達が出来ても、自分より先に寿命がきて死んじまうとか?
高塔・梟示 2020年11月4日
ああ、塩分の過剰摂取とか。旨味が詰まっているのに勿体無いな…因みに来店ペースは如何程?(頻繁に来ているのか、と首傾げ)
一概にいいとも言えないが、探偵や神職が機微に聡いのは悪いばかりじゃない。嘘を見抜いたり、神秘に触れ易くなるのだから。過ぎれば生き難さにもなろうがね(彼はそう見せないだけだろうか。思案する顔にちらりと視線遣って)
そういうこと。伴侶も友人も…勿論長命の友人もいるが、それとはまた違うものだ。大勢の中にわたしはいない。過去にも未来にも。…感情を挟まなければいいだけとはいえ、ね(眉下げて苦笑し
宵雛花・十雉 2020年11月14日
頻度はそこまで多くない、筈。最近は月2回くらいだと思う。(こんくらいならセーフだろ、と主張して)
生き難さか……そうだな、生きるってのは辛いことだよ。死んじまった方が楽なんじゃないかって考えることもある。(カウンターに頬杖をつけば、相手と目を合わさぬままにぽつぽつと零し始めた)
だからもしもオレがアンタみたいに長生きだったら、きっと絶望したろうな。……梟示さんはどう?生き難くはないかい?孤独の中で生きててさ。(そこまで言って、ようやく隣の彼に視線を遣り)
高塔・梟示 2020年11月27日
ふふ、セーフかい。我慢はストレスの元だしね。そのぐらいなら若いから大丈夫だろうさ(可笑しそうに口元抑えながら)
(零れた言葉に、驚いたように数度瞬いて)…おや、随分深刻じゃないか。それが過去系ではなく今なら、君、何か悩みがあるのかい?(気遣わしげに声掛け、問いには微笑んで頭を振り)忙しいからもあるが、楽しみも多いので正直あまり、ね。孤独を感じるのはふとした時だけだ…折合いをつけるのが上手くなるんだよ。そうしないと本当に、生きていけないのだろうね(旨く出来てるもんだ、と苦笑浮べ)
宵雛花・十雉 2020年12月2日
若いって得だなぁ。んじゃあ若いうちにハメ外しとこ。節制はもう少し歳食ってからでいいや。(調子よく言いながら、懐から財布を探り)
そうだなぁ、悩みが無いって言えば嘘になっけど……(ちらり、賑やかな店内を一瞥して)ここで話すにゃあちぃと恥ずかしい内容かもな。新しい事務所のお祓いも約束したことだし、次の機会に聞いて貰えるかい? もう少し、静かな場所でさ。(『次』の話が出来るというのは嬉しいことだ。男のささやかな孤独を埋めてくれる)
折り合いかぁ……やっぱり大人だなぁ、梟示さんは。へへ、ふと寂しくなった時にゃいつでも呼んでくれよ。酒の相手ぐらいならなれっからさ。(そこまで言ったところで、ちょうど紙幣と硬貨を数え終えた。ひぃふぅみぃ。2人分の代金をカウンターに上げて、「ご馳走さん」と一言)んじゃあ、そろそろ行こっか。
高塔・梟示 2020年12月3日
羨ましいねぇ。修行じゃあるまいし、無理に味気ない生活を送ることもない。ふふ、楽しんで(調子の良い言葉にくすり笑い)
(視線の向く先を見て、納得したように頷き)…ああ。長居には向かないし、迷惑を掛けても良くないな。また場所を日を改めて、ご一緒させて貰えれば幸いだとも(御祓いの件は此処へ良しなに、と新しい事務所の名刺を差出して)
長生きすれば、自然に生きる知恵も付くものさ。ふふ、有難う。なら遠慮なく付き合って貰うとも。…それに次はわたしが会計を持ちたいからね(「ご馳走様」隣の彼と、店主に微笑んで席を立った)
宵雛花・十雉 2020年12月5日
(受け取った名刺にさらりと目を通すとにやり笑って、大事に懐へ仕舞い込んだ)
お、本当かい? ならお言葉に甘えて次はご馳走になっちまおうかなぁ。また美味いもん食おうぜ、なぁ先輩。
(人懐こく言えば、いい気分のまま店を出るだろう)
宵雛花・十雉 2020年12月5日
(帰り道は夜の始まり。酔っ払いの赤ら顔と提灯が、夢見心地に揺れていた)
宵雛花・十雉 2020年12月5日
―〆―
(お相手ありがとうございました!)