1対1RP「その眼に映すモノ」
天門・千里 2020年4月26日
黒紅・真九郎と天門・千里の1:1RP。
上記のヒト以外は発言禁止
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天門・千里 2020年4月26日
(パンゲア内にある執務室兼応接間。応接間らしく、部屋の中心には背の低いテーブルと、ソファが2つ、テーブルを挟み込むように向かい合って設置されている。いかにも「応接間です」と主張する感じだ。部屋の壁が殆どが本棚で、様々な書物が入れられている。個人の所有物としては結構な量だ。
各世界の神話、歴史の書物から、はたまた「世界の武器辞典」のような情報本。はてはヒトの行動学や心理学など、あらゆるジャンルの本が散見される。
本人は「全部読んではいない」とは言っているが。。。)
黒紅・真九郎 2020年4月26日
(コンコンコン、と外から扉を3回叩く音が室内に響く)
天門・千里 2020年4月26日
どーぞー。(ソファに寝っ転がりながら、適当に返事)
黒紅・真九郎 2020年4月27日
(扉を開けて)失礼しまー……うん、ここは千里の仕事部屋だから当然かもしれないけど。僕が思ってた以上にリラックスしてるねぇ。
天門・千里 2020年4月28日
別に、今更しんくろー相手にかしこまること無いし。
黒紅・真九郎 2020年4月28日
僕たちも気付けば、出会ってから一年経ってるもんね。(部屋の様子を見回しながら空いているもう一つのソファへ)
天門・千里 2020年4月28日
そーゆーこと。
・・・で?(ソファに彼が座ったのを確認し)
黒紅・真九郎 2020年4月29日
ん、それじゃしっかりとしたお話を。魔眼について、ね。
黒紅・真九郎 2020年4月29日
(少し前傾姿勢になって胸の前で手を組み)以前、皆といる時にも少し話したけど、僕は魔眼のコントロールが出来ない。……主導権というか、魔眼を扱うスイッチを持っていない感じだ。
今は少しでも情報と、コントロールの切っ掛けが欲しくてあそこで尋ねさせて貰った。
天門・千里 2020年4月30日
ふーん
・・・。(真剣な話をする彼に対し、千里の反応は極めて淡泊であった。寝っ転がって聞いてる時点で、真剣に聞いているのか怪しい
。)・・・よっこらしょっと(ソファから身を起こし、本棚の方へとあるきつつ)
・・・一口に「魔眼」と言っても、その発現方法やタイミング、効果とかも様々だ。神話で有名なのだと、ゴルゴーンの石化の魔眼、あとは・・・バロールなんかも諸説あるが、様々な効果を持つ眼を持っていたとされる。
天門・千里 2020年4月30日
(手を伸ばせば本をとれる位置にでも来たのだろうか、千里の歩みが止まった。真九郎の位置からは、千里の後ろ姿しか見えない状態だ)
基本的には「眼で見た対象に効果を及ぼすもの」だから、真九郎のも話に聞く限りは、ちゃんと「魔眼」の定義に当てはまってる。・・・私のと違って。
黒紅・真九郎 2020年4月30日
(千里を視線で追いつつ彼女の話を聞き)……?千里の魔眼は、その定義から外れていると?(背を向ける彼女の表情を伺うことは出来ない)
天門・千里 2020年5月1日
・・・さて、(振り向いた千里と「眼」が合った。)
天門・千里 2020年5月1日
(一言で現すのであれば、それはラピスラズリのようだった。楕円の瞳孔に、無数の輝きが見えるよう。だが、それは見つめ続けてはならない輝きでもある。
真九郎は悟るかもしれない。
その眼が視ているのは"表面(テクスチャ)"ではなく、その裏側にある"根源(なかみ)"なのだと。
表側を容赦なく剥がされて、魂を視られているような感覚だった。
こんな眼では、とても日常生活など送れまい。)
黒紅・真九郎 2020年5月1日
(――アレは、何だ?心を読む『心句』とも、綻びを見つけ出す『診孔』とも違う。そも自分の判断で答えが見つけ出せるとは到底思えない、まるで夜空の果て。
しかし、その夜空がこちらを覗いている。肉体ではなく自分の奥に存在する何かを)
黒紅・真九郎 2020年5月1日
(これ以上は危険だと何かが告げ、千里から視線を逸らし)……全てを暴くようなその力、どれだけ精神力があっても生物が耐えられる物じゃない。何時からその瞳を?
天門・千里 2020年5月2日
(千里が目を閉じ、開くと、普段と同じような透き通る蒼い眼に戻っている)
生まれたときから。だからほんとは、まぁ長い命じゃなかったはずだったんだけど・・・。
天門・千里 2020年5月2日
(くるっと今度は体全体で振り返り)悔しいから根性で制御してやった。
黒紅・真九郎 2020年5月2日
…………はい?(先程の状況からは全く想像していなかった言葉に思考が追い付かず、呆気にとられた表情を浮かべて千里に向き直り)
天門・千里 2020年5月2日
だから、死ぬのは嫌だったから死ぬ気で制御した。
黒紅・真九郎 2020年5月2日
あ、うん、命懸けで制御したんだね。……いやいやいや、そんな簡単な言葉で説明終わっていいの?
天門・千里 2020年5月4日
そーはいっても、端的に言うとそんな感じだしねぇ(再び本棚に向き直り、一冊の本を取り出しながら)
黒紅・真九郎 2020年5月4日
ふむ。過程より結果、ということかな。
少し聞きたいのだけど、制御の時は魔眼に意識を集中してる?それとも、普通の視界とただ切り替えるだけ?
天門・千里 2020年5月5日
んー・・・(本を確認しつつ)・・・まぁ多少はこの眼に意識を入れてないといけないから、めんどくさいときは私も魔眼殺しのメガネかけるけど・・・。
普段は・・・なんだっけ、テレビのチャンネルを入れてない感じだな。(ほいっと、机の上に持っていた本を投げる。随分と年季の入った本である)
黒紅・真九郎 2020年5月5日
やはり魔眼とのパスが繋がってないと制御そのものが難しい……とと、この本は?(投げられた勢いで机の上から落ちそうになった本に手を伸ばして留める)
天門・千里 2020年5月6日
魔眼に関することをまとめた本だよ。
正直、私のにはあんま参考にならなかったけどね。
・・・あん?(また千里の眼が輝き)・・・ああ、なるほど。
(どうやら、真九郎の回路(パス)を直接視たらしい)
黒紅・真九郎 2020年5月6日
(適当なページで本を開く。そこには北欧神話の神、オーディンの瞳に関する内容が綴られていた)……なるほど、神話などの特殊な瞳を纏めていると。
(本に目を通していると瞳の奥にチリッと、何かが走るような違和感を覚え)んっ……千里、何かした?
天門・千里 2020年5月6日
いやー、パスがつながってないってまじか、と思って。
黒紅・真九郎 2020年5月7日
うん、コントロールという部分では全く僕は干渉できてない。一応ユーベルコード扱いだけど、魔眼が放出してる力に対して言霊を利用して在り方を括ってるだけにすぎないし。(ページをめくる。このページはインド神話、シヴァの第三の目についての内容のようだ)
天門・千里 2020年5月7日
(細い指にからみついてくる量の多い自分の髪をいじりながら)
なるほど。そんなやり方で魔眼の出力を絞っているというわけか。
(ぼすっとソファに座り)
・・・後天的なちからとはいえ、ハンドルがないのでは制御もくそもないな・・・。
(うつむき、ぶつぶつと何かをつぶやいている。
誰かに聞かせる気のない、思考に没頭するがゆえの独り言だろう。)
うーん、まぁ。その本じゃ制御に役に立つこたぁなぁんも書いてないと思うよ。
黒紅・真九郎 2020年5月8日
あ、やっぱり?見せて貰って言うのはちょっと失礼だけど、この本はあくまで魔眼の情報が載ってるだけみたいだしね。(仏教の天眼通についての記述を見ていたが、千里の言葉にパタンと本を閉じ)
天門・千里 2020年5月9日
そこまで深刻とは思ってなかったしー?(はふぅ、と息を吐く)
うーん、まぁ、・・・つなげるしかないかなー。
黒紅・真九郎 2020年5月9日
繋ぐにしても物理的なものじゃないから……A&Wやアリスにある魔法薬とか?それが僕の魔眼に作用するかは分からないけど。
黒紅・真九郎 2020年5月14日
それか外付けの装置を用意してみるとか?魔眼封じがあるのなら、魔眼操作の何かもありそうだし。そこから制御の糸口がつかめるかもしれない。
天門・千里 2020年5月20日
魔眼封じのそれがもうそもそも外付けのアタッチメントだと思うけどね・・・。
それに、そもそもつながってないパスを外付けのなにかでつなげるようにするのも用意じゃないだろ。物理的なパスではないしな・・・。
黒紅・真九郎 2020年5月20日
それもそうか……今の環境のままでは手掛かりは掴めないね。となると、千里みたいに死ぬ間際くらいの状況になれば、僕もそういう切っ掛けを得る可能性はある?
天門・千里 2020年5月27日
おすすめはできないというか、
まぁ、読んで字の如く、「荒療治」だろうなぁ、それは。