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春の小川の花筏を【4月限定RPスレッド】

黒紅・真九郎 2020年4月13日


「普通の旅団」の拠点となっているこの建物は不思議な場所がある。
エレベーターでは行けず、唯一のルートとなる階段を上がった先の屋上。
コンクリートの床があるはずの扉の先は――満開の桜が咲く、小さな川沿いの道だった。

穏やかな風と温かな日差し、その風に乗って舞い踊る花弁。
しかし木々の花が散ることはなく。数多の花弁はあぜ道に落ち、また舞い上がり、やがて川へと降り注ぐ。
そうして出来上がった桜の花筏は、緩やかな弧を描く川の上流まで続いていた。

川沿いの道を散策すれば、先人が残した橋やベンチを見つけるだろう。
ふと視線を下ろせば芝桜を見つけるかもしれない。
それとも、貴方だけが見つける何かに出会う未来も。

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扉を開けると、春の小川に続いていました。
迷惑をかけなければどのように過ごしてもらっても大丈夫です。
(この場所に被害が発生しても、いつの間にか修復しています)

【ルール】
・このスレッドは1日2回まで発言することが出来ます。
多重人格者など、異なる人格やAIを持つ場合も1日2回までです。

・RPの補助として簡単なダイス表を用意しています。ダイスは1日1回のみ振ることが出来ます。(利用するかは自由)

ダイス表
01~24:川沿いを歩く
25~49:橋を歩く
50~74:ベンチに座って休憩
75~99:川岸まで降りてみる

ゾロ目:黄色い花弁を付けた桜――鬱金桜の樹を見つける


期間は4月末まで。 団員以外のご利用もご自由に。




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黒紅・真九郎 2020年4月13日
(扉を開け、あぜ道に一歩を踏み出し)……うん、安定したみたいだ。
それにしてもこれだけの場所に繋がるなんて、本当に凄いなぁ。川沿いにずらりと咲き誇る沢山の桜……見てるだけでもあっという間に時間が過ぎそうだ。
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水鏡・怜悧 2020年4月13日
(薄く扉を開け、こっそりと妖精だけが現れる。遠隔操作しているはずの少年が扉から入ってくる気配はない。妖精は目立たぬよう低空を飛び、手近な木の影に隠れて座る。少しして扉はそのまま閉まり、妖精はパタリとその場に倒れた。羽を象っていたUDCは空中に溶けて消え、後にはただの人形が残されている)
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水鏡・怜悧 2020年4月13日
(再び扉が開き、今度は普通に少年が現れる)……ふむ、やはり途切れますか(妖精を回収しようやく周囲を見渡す)さて、どうしましょうかね(はらはらと舞い踊る花びらを見て目を細めている)
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水鏡・怜悧 2020年4月14日
(ひらりと舞い落ちる花弁を一枚指先で摘まんでみる。瑞々しさの残る花びらは少し冷たく、独特の手触りを返してくる。指先で弄びながら、ゆっくりと川沿いを上流へと向かって歩いていく)
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黒紅・真九郎 2020年4月15日
さて、僕もそろそろ動いてみよう。ここがどんな場所か調べる……よりも、やっぱり桜を見て回りたいしね。(そう言って川沿いの桜の下をくぐるように歩いていく。周囲を舞う花弁を不快に感じることはなく、その微かな香りがむしろ心地いい)
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水鏡・怜悧 2020年4月15日
(結局決めきれないまま、見つけたベンチに腰を下ろす。弄んでいた花弁を手のひらに乗せれば、風に巻き上げられいずこともなく飛んでいった。目を閉じ、ベンチの背もたれに頭をのせる。風と桜の香りが心地よい)
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水鏡・怜悧 2020年4月17日
(再び目を開ける)ふむ、目を閉じていても仕方ありませんね。さてどうしたものか
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水鏡・怜悧 2020年4月17日
問題の先送りのような気もしますが、ゆっくり散策するとしましょう(ベンチから立ち上がり、川沿いをさらに上流へ向かう。桃色の川面は穏やかに流れ続いている)
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黒紅・真九郎 2020年4月19日
(桜を眺めつつゆっくりと歩いていく。川沿いのあぜ道は小石一つも落ちておらず、不意に何かに躓くこともないだろう。それだけの場所がこうして残されているというのは、僅かばかり寂しさを感じさせる)
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黒紅・真九郎 2020年4月19日
(少しして川に向かって設置された西洋風のベンチに腰を下ろす。金属製のそれはしっかりと真九郎の身体を受け止め、軋む音もなかった。先人の残した物は気になるが、眼前の花筏の美しさは些細な考え事など吹き飛ばすほどに華やかで)本当、素敵な場所だ。
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樋島・奏弥 2020年4月19日
(扉を開けたそこにある風景に瞳瞬かせ。数秒経った後に歩き出す。舞い落ちる花弁が落ちる先を目で追った後、追いかけるように川のそばへ。花筏を見ては瞳を輝かせた)
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樋島・奏弥 2020年4月19日
(側にあったベンチを見つければ、座面にあった桜の花弁を払って座る。ぽかぽか陽気にのんびりと時を過ごす)
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黒紅・真九郎 2020年4月20日
(麗らかな春の陽気は眠気を誘う。真九郎もいつの間にか舟を漕ぎ始め、カクリと体を大きく動かしたところでおぼろげだった意識を取り戻し)……とと、いけない。思わず眠ってしまうところだった。
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黒紅・真九郎 2020年4月20日
(ベンチから立ち上がりグッと身体を伸ばす。緩んでいた筋肉が引き伸ばされる感覚を数秒、上げていた腕をだらりと下ろせば気分も元通り)……よし、もっと上流に向かってみよう。
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水鏡・怜悧 2020年4月20日
(ふと、川を見る。大きな花筏が水流によって2つに分かれ、各々が別の流れに乗って流れていく)……そういえば。サンドイッチでも食べながら、と言っていましたね(社交辞令の類だろう、と思う。そういう判断は苦手だが。上流を見る。源流は遥か遠いだろう。この『場』的にたどり着けなくなっているのかもしれない。下流をみて、頷く)戻ってみますか。
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水鏡・怜悧 2020年4月20日
(ただ戻るのも味気ない。何か新たな試みを。とわずかに考え、近くの橋の欄干から、水面へ向かって飛び降りた。花筏の上へふわりと舞い降り、空中浮遊で筏と同じ速度で進んでいく)このまま流されれば桃太郎の気持ちとかわかるのでしょうか(首を傾げつつ下流へと流れていく)
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キーラ・トフェニス 2020年4月22日
(扉を開けて広がった景色に驚きの表情を浮かべたあと、何度か瞬きを繰り返す)
(風が頬を一なでし)まぁ、夢ではないのね。
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キーラ・トフェニス 2020年4月22日
不思議な扉ね。……あぁ、なんて綺麗なの。(開けた扉を一瞥したあと、舞い散る花弁に誘われるまま歩を進め)
まるで花の雨ね。なんという花なのかしら。(目についたベンチに座る)
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水鏡・怜悧 2020年4月22日
(花筏の上に浮き、流れと同じ速度で下流へと進む。流れは少しずつ緩くなり、細切れの花筏は合流して絨毯のように広がっていく。先ほど分かれた花筏も、再び1つになっているのだろうか。そんな考えが一瞬よぎった。橋の下を通るとき、興味深げに橋の底を見上げる。そうしてゆったりと、更に下流へ流れていく)
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黒紅・真九郎 2020年4月23日
……おや?(のんびりとした速度で上流へ歩いていると川の中に見覚えのある姿を見つける。浮いているのか乗っているのか、原理は定かではないが不思議なことに濡れていない様子)
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黒紅・真九郎 2020年4月24日
(話しかけるにはいささか距離があり、あちらも川からの景色を楽しんでいるようで。その楽しみを不必要に遮る必要もないので、こちらからのアクションは軽く手を振る、程度に留めておいて)
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水鏡・怜悧 2020年4月24日
(橋の下を通り過ぎれば青空と花吹雪が目に入る。パステルカラーを眺めながら、上空から探した方が早いだろうかと考え始めたころ、視界の端に手を振る青年を見つけた。フワリと飛んで青年の横に降り立つ)こんにちは真九郎さん。サンドイッチをたかりに来ましたよ(そう言ってニマリと笑った)
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黒紅・真九郎 2020年4月26日
(近くに降り立ったロキの言葉に驚き)え、こっそり持ってきてたのに……何時ばれたんだろう?(腰のポーチに手を当て)
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水鏡・怜悧 2020年4月26日
花筏を眺めに行くという話をしていた時に、ベンチに座ってサンドイッチでも食べながら、と仰っていたもので(首を傾げ)言っておいてなんですが、真九郎さんの分しかないのであれば遠慮しますよ?たかりにとは言いましたが真九郎さんの分を奪ってまで食べたいわけではありませんので
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黒紅・真九郎 2020年4月27日
むう、その言葉をしっかり覚えているとは流石。
量は確かに多くないけど、サンドイッチ作る時にちょこっとつまみ食いしたから持ってきた分を全部食べれるかは怪しかったんだよね。残したら持ち帰ればいいと思って。
なので、良かったら食べて貰えると嬉しいです。
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水鏡・怜悧 2020年4月28日
では座って食べましょうか。(くるりと身を翻してベンチに座ると、誘うでもなく真九郎さんを眺める)
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キーラ・トフェニス 2020年4月29日
(風に乗り自分の方に来た花びらへ思わず手を伸ばすも、呆気なく素通りし太ももへと落ちたそれを摘むと)
……食べられるのかしら……(ぽそりと呟き周囲に誰もいないことを確認するとぱくり)
……。
…………。
……う、ぅん……美味しくないわね(数分前の己の行動を後悔した)
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黒紅・真九郎 2020年4月29日
調子いいなぁ……普通のサンドイッチだけど召し上がれ。(ロキの隣に座り、ポーチから長方形の容器を取り出す。蓋を開ければ容器に収まるよう、食パンを4等分に切ったサイズのサンドイッチが計8個。
たまごサラダ、トマトレタス、人参と牛蒡のきんぴら、ホイップみかんがそれぞれ2つずつと、以外にも種類豊富だ)
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水鏡・怜悧 2020年4月29日
ご不快でしたらすみません。……知人とこのようなことをするのはあまり経験がないもので(知人と友人の境はどこなのだろうかと、そんな考えが頭を過ぎった)では、遠慮なく(誤魔化すように視線をサンドイッチに向け、結局無遠慮に人参と牛蒡のきんぴらサンドを1つ取る)
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黒紅・真九郎 2020年4月30日
僕は楽しいし、嬉しいよ?こうして友達と他愛ないお喋りするのも久しぶりだし。(ロキが一つ摘んだのを見てから自分もトマトレタスサンドを取り、口に運ぶ)
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黒紅・真九郎 2020年4月30日
※お知らせ※
このRPスレッドは4月末までの開催予定でしたが、もうちょっと遊びたくなったので5月10日まで延長します。
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水鏡・怜悧 2020年4月30日
(和食の挟まったサンドイッチは初めてだ、と興味深げに口に運び。途中聞こえた友達という表現に、一瞬ピタリと動きが止まる。再び口を動かしながらどうしたものかと考える。理屈で考えれば拒絶すべきだろう。自分は悪人なのだから。だが、感情は……)友達は、選ぶべきだと思うのですが。……久しぶり?そうなのですか?(肯定でも否定でもない言葉を返してから、続く言葉の方に興味が惹かれた。魔眼のことを考えれば一時的に疎遠になることは理解できるが。それだけの意味なのだろうか)
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黒紅・真九郎 2020年5月1日
別に選んでないよ?ロキが僕をどう思ってるかは分からないけど、僕はロキも怜悧もアノンも友達だと思ってるから。単に一方通行の感情なんだ。(何も変なことはないと、自然体のままに話ながら半分のトマトレタスサンドを口に放り込む)
うん、中学生の頃からお稽古が中心になって、当時の友達とあまり流行りの会話も出来なくてね。学校終わりに友達の家で遊ぶことも無かったし、そのあとコレが出来ちゃったもんだから尚更ね。(そう言って自分の瞳を指差す)
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水鏡・怜悧 2020年5月2日
ふむ、対価を求めないで友人と表現されるのは初めてかもしれません。私は……(少し悩むも素直に表現することにした)どう、でしょうね。感情の把握は苦手なのです。少なくとも嫌ってはいませんし、関係性は続けたいと思っていますよ。
……しかし3人ともとは。アノンとはほとんど面識なかったと思うのですが……真九郎さんの知人と友人の境は何なのですか?(不思議そうに首を傾げる)
なるほど、元々友人の作りにくい環境ではあったのですね。(デキモノでもできたかのような表現にくすりと笑い)学校なり、趣味の集まりなり、友人は今からでも作れるのでは?(自分のことは棚に上げて気軽に言い放つ)
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黒紅・真九郎 2020年5月2日
それでいいと思うよ、ロキの感じるままに過ごしてくれれば。(タマゴサンドを口に運びながら)
確かにアノンと出会ったのは数えるほどしかないけど、旅団で過ごしてくれたからね。境は……んー、僕が相手を好きだと思ったら、かな?
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黒紅・真九郎 2020年5月2日
高等教育は通信教育で一応卒業したからね。大学はお金の都合もあるけど、猟兵の活動が僕の主な収入だからなにより時間が足りなくて。
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水鏡・怜悧 2020年5月3日
好きだと思ったら、ですか。……ほとんどの人が友人になりそうですね(目の前の青年が誰かを嫌うという姿は想像できなかった。そもそも自分が好きの範疇に収まっている時点で許容範囲が広すぎるのではないだろうか。敵であればまた別なのであろうが……と考えつつ、トマトレタスサンドを取ろうとする)
まぁアノンも最近は敵味方が多少は理解できるようになりましたからね。暇なときにでも相手してあげて下さい(クスクスと笑い)
ふむ、大学も通信制はありますが、友達は作り難いですかね。猟兵の依頼は確かに不定期ですから学校に通うとなると難しいかもしれません。短期間で思い切り稼いで、数年間活動を止めるとなれば別ですが。
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黒紅・真九郎 2020年5月4日
僕はね、悪を否定するんじゃなくて、人の善意を信じたい。
たとえ行動原理が打算や偽善だとしても、それでも善だから。
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水鏡・怜悧 2020年5月5日
初めて逢った頃にも思いましたが、真九郎さんってお人好しですよね。もしかして、騙されても良いとか思っていたりします?(サンドイッチへ伸ばしていた手を引っ込めて、目を合わせようとする)
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黒紅・真九郎 2020年5月6日
全部が全部ではないけど……僕一人だけが騙されて、それが誰かにとって良い事なら余計な口出しはしないかなぁ。
でも物理的だったり、金銭面的な被害は別の話。それは悪いことだと理解して貰わないと、他の人に迷惑がかかるからね。
だから正義という言葉を盾に他人を傷つける人が一番苦手かな。(もう一つのきんぴらサンドを摘み)
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水鏡・怜悧 2020年5月7日
ふむ、盲目的な自己犠牲というわけでも無いのですね。少し安心しました。ですがまぁ、注意深くはあるべきかと。少なくとも真九郎さんに何らかの被害があれば、ご家族や周囲の人間は心を痛めるのではないですか?
正義……ふむ。一般的に言う正義はどちらかというと大儀に近いことが多いですね。私にはどちらも良くわかりませんが。どちらにせよ、正義が人を傷つけるのは良くあることだと思うのですが……要するに、自覚、の問題ですかね?
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黒紅・真九郎 2020年5月8日
その辺りは注意しますとしか言えないなぁ。猟兵の仕事が危険と隣り合わせなのは理解してると思うし、一応独り立ちしてる身でもあるから。
正義に関しては自覚の問題だね。正義という便利な言葉で本質を覆ってしまうと本人にもそれが見えなくなる時があるから。
(一段と強い風が吹き、桜の花弁が舞い上がり)……そうなると、こういう綺麗なものにも気づかなくなってしまったりね。
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水鏡・怜悧 2020年5月10日
まぁ、無防備に死地に行かなければ問題ないかと。猟兵である以上、多少の怪我やストレスは致し方ありませんね。私が同行すれば怪我の手当てくらいは出来ますが……いえ、ストレスの方は悪化しそうですね(クスリと笑い)
(釣られるように舞い上がる花弁を見上げ)花にも、動物にも、正義も悪も無いのですがね。美醜も同様に。ですが、この景色は確かに、綺麗だと思いますよ……友人と、眺めているからかもしれませんね(小声でぽつりと付け足した)
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黒紅・真九郎 2020年5月11日
(一人の友人として、ロキの言葉に笑顔を浮かべる)
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黒紅・真九郎 2020年5月11日
ざわざわと木々を揺らす春風が吹く。
舞い上がった花弁は空へ飛び、川へ落ちた花弁は仲間と寄り添いながら流れに身を任せ。どこまでも美しい桜の道は、そろそろ終わりを迎える。
一人、また一人と扉を開けては旅団へと帰っていく。この景色を胸に秘めて。

このスレッドは終了となりました。
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