ある手帖
ヒマワリ・アサヌマ 2020年3月28日
××××年××月××日
俺たちは猟兵に救われ、この荒野に道を繋いで行くことを決意した。
この手帖は、俺の諦めてしまった日々を記録していた。
このページより以前は破り捨てた。
もう、俺たちは未来を憂い、現実を嘆き、過去に酔うことなどしない。
これは俺たちの、俺の決意だ。
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=19659
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ヒマワリ・アサヌマ 2020年3月28日
猟兵含めたその場の総意で俺が指揮を務めることになってしまった。なんとも面倒な話だが、他の連中に任せるのもそれはそれで不安だ。やるしかない。
明日から忙しくなりそうだ。
ヒマワリ・アサヌマ 2020年3月30日
作業は順調。しかしこういう時こそ危険だ。俺はそれを知っている。
良い流れを断ち切られた瞬間、人間は動けなくなるものだ。
油断は出来ない。
ヒマワリ・アサヌマ 2020年3月30日
『シヴィルズの車輪』計画に参加したいと言うグループがやって来た。
暢気に「これから頑張ろう」と迎え入れたはいいが、果たして彼らは
いや、よそう。悪い方向にばかり考え過ぎるのが昔から悪い癖だ。
ヒマワリ・アサヌマ 2020年3月30日
時折猟兵が様子を見に というか、暇つぶしにやって来る。
あの喧しい聖者はどうにかならないものか……
しかし子供の相手をしていたり、なんだかんだ面倒見が良いのが..
どこか腹立たしい。