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【バックヤァド】

木佐貫・丹菊 2019年11月6日


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しゅる、と何かが滑ったような。
くすり、と誰かが笑ったような。

『やぁだな。気のせいだよ』

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テナントの裏っ方でお喋りする、ひととき。




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木佐貫・丹菊 2019年11月6日
(重い扉がばぁんと開いた。響く声は独り言にしても相手がいるにしても、随分と大きい)やぁやぁ大漁大漁。なんだってねぇ、ハロウィーンというお祭りがあったんだとさ。お菓子がたくさん売られていて、ほら君たちにもお裾分けだよ。(部屋真ん中のローテーブルに置かれた紙袋。てっぺんからロリポップがはみ出て落ちた)
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木佐貫・丹菊 2019年11月6日
……え? 多い? いいじゃぁないか、みんな食べるだろう?(にぃこり。暗がりに話しかけると、其処の何かはしゅる、と返事代わりの息を吐く)
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藤・稔 2019年11月6日
そんなに沢山消費できるんです?……ああいや、ここにいる子らにかかれば、そのくらいすぐですか。(賑やかだと耳を人差し指で塞いで見せながら。がさり袋を除いては、棒を一本つまみ上げた)
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木佐貫・丹菊 2019年11月6日
だぁいじょうぶ。私も食べるし、稔さんも食べるし。(塞ぐ指はあんまり見もせず、稔の後に続いて袋をがさごそと漁る。取り出したのは南瓜ランタン……の形をしたプラスチックケエス、中身はおばけクッキーだ)やぁ、お祭りっていいねぇ。可愛いものもたくさんあったよ。稔さんも連れて行けばよかったなぁ。
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藤・稔 2019年11月6日
(棒の先にはコウモリキャンディ、ちょっと鋭角が多くて食べにくそうだなとも思いながらも、ゆんゆん揺らし手慰む)
まあ確かに、うちには甘いもの好きなかみさまもいらっしゃるので、有難いですけどね。
……へえ、よくよく装飾されて可愛らしい。お祭りねえ、仮装パーティみたいなやつでした?
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木佐貫・丹菊 2019年11月6日
やぁ、かみさまへのお供えものにもなるのかい。良い買い物をしたものだねぇ。(おばけクッキーを一匹まるまる口の中。軽い音立て咀嚼してから、飲み込んで)
そうそう、仮装。みんなお化けやら何やら、色んな格好をしていたねぇ。あれならここの子らが混じって遊んでいても、良かったかもしれないなぁ。
何でも魔法の呪文があるんだとか。トラック……ドラック? 悪戯をしてもよいのだと。不思議だねぇ。
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木佐貫・丹菊 2019年11月6日
(もしゃもしゃとクッキーを食べ、南瓜ケエスの空いた隙間に飴玉やチョコレイトをころころり。後で地下にも持っていってあげよう)
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