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【設定覚書】桜橋・ゆすら(真の姿)

桜橋・ゆすら 2019年8月7日


【真の姿】

「私は綺麗事が大嫌いだ。納得は全てにおいて優先しろ」
「好むのはそう『エログロナンセンス』――低俗? 御尤も。
 執筆のつまみにと気紛れに貪るのが、私にとっての至上の愉しみさ」


 万年筆であるゆすらが、『かつての持ち主』の記憶の残滓を頼りに取り戻した“狂気”そのもの。
 大量殺人に手を染めた女の姿。
 万年筆片手に人を殺し続ける様は、人間の所業とは到底言えない。
 ゆえに、「人でなし」。

 一人称は「私」、基本的には理知的な男性口調。

髪:艷やかな黒髪はそのままに。
肩口で切り揃えられた、昔で云うおかっぱ頭――もとい、ボブカット。

顔:常より大人びて、愉悦に浸るような艶っぽい表情をしがち。
曇り硝子のような暈けた瞳に、それを縁取る長いまつ毛。

服装:通常状態に対し、赤や黒を基調とした純和風の女袴姿に早変わり。

「此処まで読むとは奇特な人間も居たものだな。もしや同胞か?」
「……私を識っている、だなんてことがあるのなら――、――……いいや、どうか忘れておくれ。
 そんな邂逅など、きっと“ナンセンス”に違いない」

【2019/08/07】時点設定覚書




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