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カメリア・クラウゼヴィッツのフレンド


😊リリィベル・ワーズワース

いらっしゃい、今日は何にする?
ある街の一角で小さなビブリオカフェを営む幼い見目の魔女———といっても、魔法を使うことはもうあまりやっていない。細い煙草を燻らせながら、滅多に客の来ないカフェでゆっくりと本を読んでいるのが常である。客入りからするとどうにも採算が取れているようには見えないが、何故か街角のタバコ屋ばりに潰れずにいる。カフェには裏メニューが存在しているが、これは一部の、そのメニューが必要な客のみが知っている。
親友

😊弓月・小金

いいですよ、僕のシマで暴れると言うのなら
射るピンキーアイ、柔いミルキーブロンド。凛と伸びたキャットスタイルは拳を武器とし肉弾戦を得手とする。特務機関の中でも大柄な肉体派の集う対UDC戦闘部隊の所属。拳を交え戦うことこそが男に生まれた生き甲斐。弱虫を握り潰し、前を向いて覚悟を決めた日より。 | 自覚した甘いマスクでたまの猫被り。時折滑る荒く物騒な声遣が本性。バイクと煙草は相棒。
戦友

😊冴木・蜜

毒は薬に。薬は毒に。私はどちらにもなり得るのです
――ただ、救いたい。願いを籠めた薬は、数多の命を蕩かす死毒となった。ほんの一匙の悪意によって◆実齢不明。意思持つ毒のUDC。あらゆる薬物に変異し、概念すら融かす致死性の死毒そのもの。白衣を纏った顔色の悪い研究員に好んで擬態するが、下手くそ。時々動揺するとタールを吐いたり溶けたりする。生真面目で穏和だが、どこか卑屈。しかし誰かを救いたい想いを手放せない。毒の手でも救えると信じたい不器用な人外。
戦友

😊比良坂・美鶴

どんな存在も最後は死ぬのよ。せめて最期は美しく、ね
斎場に佇むモノクロームの孤影。仏花の香を纏った、白皙の男。とある葬儀社に勤める納棺師にして、死者の最期を彩る屍化粧師。内面に女性性を抱えたトランスジェンダー。過去の経験から、平生は男性を演じている。穏和で世話好き。種族に由来する蒼白い貌を持ち合わせるも、自らよりも他人を着飾ることを好む。吸血衝動に強迫的な忌避の念を抱いており、限界まで抑圧しては密に死体の血を啜り命を繋ぐ悪癖がある。喫煙者。
仲良し

😊末野木・松路

平等に、朝はやってくるんだ
瞬く怪色、ふるえる声。行ったり来たりの思考回路を追いつかない脳裏にブチ込んで今日を生き延びる。光は苦手だ。此の[眼]にはナイフのように痛いから。◇後ろ向きの言葉、竦む足取り、何時もこの世が生き辛い。嘗て一般人であった体は末に改造行為で滅茶苦茶。人を苦へ堕とす両の眼を持ちながら、人を喰らう化物の器。導きも救いの手も壊してしまった。それからは独り、罪償いのように成す事を成す。あとは朽ちるだけ。
気になる存在