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ロゼ・ラファイエットのフレンド


😊ペルル・フルル


真珠の様に透き通る肌、絹の如くさらりと艶めく髪、好奇心を宿し煌めく宝石の瞳。自由を謳い尊ぶ都市に生まれながら、その稀少性と歌声に心惹かれた貴族により、人目に触れぬ屋敷という名の籠に囚われていた娘。世界の加護により夢見た外へと飛び立つ力を得、紆余曲折を経て学園へと舞い込んだ。その生い立ち故にか世間知らずな面も多く、クールでボーイッシュな見目に反し非常に好奇心旺盛で純真。花や獣達と唄う一時が幸せ。
仲良し

😊マリオン・リッシェ


元は平凡な町に生まれた平凡な少女――だった。目覚めはある日、突然に。町が吸血鬼に襲われた時、幼子を庇い確かに切り裂かれた筈の背に咲いたのは、血の花ではなく純白の翼。後の記憶は殆ど無く、気付いた時には奇跡だ天使だと涙する人々に囲まれていた。以来、温かな光を人々にと一心に願い、猟兵として奔走する日々。ふわりと舞う白銀の髪に花開くは、清らかな雪色の薔薇。連れる傀儡は黒猫型――母の手作りにして形見の品。
仲良し

😊キャロライン・ベル

今日も素敵な一日でありますように
深い夜の様な艶やかな黒毛、月の如く静かに煌めく金眼を持つ、穏やかなる老婦人。ケットシーの例に漏れず旅と恩義を尊び、老いて尚好奇心も尽きる事なく、のんびりと諸国漫遊を続ける身。歳を感じさせぬしゃんとした佇まいで、外面は生真面目な様に見えるも、内面は童心忘れぬお茶目な一面も。お茶会と歓談を愛し、行く先々で花を咲かせ過ごす日々。人は勿論、動物達も大切な友。鮮やかな魔術と華麗な剣舞も嗜む。愛称はキャロル。
茶飲み友達

😊重松・八雲

若さ? 童心さえ忘れずにおれば問題無かろう!
古刹の嫡男として生まれるも故郷は幼少時に滅び、形見の刀と己の拳のみを頼りに、我武者羅に武者修行と諸国漫遊を続けてきた男。還暦以降は腰痛が酷いだの膝に矢を受けただのと宣い、安住の地にて楽隠居生活を満喫――していた筈が、何やかんやで気付けば前線に舞い戻っている剣客。性格は極めて単純な脳筋。豪放磊落で豪快。ノリと勢いと無駄なチャレンジ精神で生きる73歳児。厳つい見目に反し、けだまと甘味をこよなく愛す。
すごい

😊鳳来・澪

笑顔が一番よ
右目に一筋、刀傷が残る娘。その傷に関して多くは語らず、本体も見せず、瞼の裏に焼付く地獄は笑顔で塗り込め、明朗快活に在ろうと振舞う強がり。元来社交的ではあるが、一際賑やかな場を好むのは孤独を嫌う裏返し。他人の涙も自分の涙も見たくはないから、笑顔守る為に戦うのだと云う。過去に関しては“おばあちゃんっこだった”、“ほんまに大切にしてもろたんよ”とだけ、最近溢すように。
ステキ

😊花川・小町

色見えで 移ろふものは――
絢爛な蒔絵に彩られた鏡台――其より出でし宿神。表面上は気風の良い姉御肌ながら、過去は明かさず、本心も見えず、何もかもを綺麗に粧い隠して笑顔で躱す女。今が愉しければそれで良いじゃない、と嘯く刹那主義者。元が元故にか、髪から爪先に至るまで抜かりなく飾り付けた華やかな装いを好む。また酒と花を愛し、風流を良しとし、月夜に一人逍遙する姿も。飄々と自由に振舞う様は、嘗ての己や見守った女達の境遇への反動か――
綺麗

😊月永・由良

私は私のやりたいようにやるだけさ
夜闇の黒髪に、冴え冴えとした月色の瞳が凛と映える、中性的ですらりとした佇まいの女――ながら、悠然とした雰囲気と紳士然とした言動も相俟って、一見は男装の麗人ともいえる風貌の流れ者。クールな様に見えて知識欲と好奇心は中々に強く、心の向くままに動く気紛れな猫の様な性格。呪詛も禁術も畏れる事なく神殺しを為し、その死霊すら己が力と変える冒涜者――と名乗る裏に秘するは、その身に流るる半魔の血と過去への皮肉。
頼もしい