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苦しみと痛みの果てに

#UDCアース #黄昏秘密倶楽部 #宿敵撃破


「やめてくれ!頼む!」
「ふふ、怖い……ですか?」
 とある蝋人形館。
 その一室で、展示されている椅子に座らされた男と、手元のねじに手をかけた少女。
「こんなことをしていいと思っ……ぐああああ!」
「ふふふふふ……。」
 苦しい、ですか?
 痛い、ですか?
 少女がねじを締めるたび、男の悲鳴が響き渡る。
「もう……もう……やめ、ああああああ!」
「ふふ……。」
 少女は微笑みを浮かべながら、男に新たな拷問具を取り付ける。
「まだあなたは、新たな痛みを知ることができます。
 ……それがとても、うらやましい……。」

「皆さん、UDCアースで邪神の信者の暗躍が確認されました。」
 集まった猟兵たちへ、アト・タウィルは話し始めた。
「場所は、とある蝋人形館です。
 過去使われた拷問器具にかけられた蝋人形たちが展示されている、そういう場所です。」
 ちょっと悪趣味ですが、それも歴史です。と断りを入れ、
「そこの職員たちが、とある邪神を信奉する集団に入っていっています。
 まずは、その職員たちに接触して、彼らの本性を暴いてください。」
 そして、一人の少女の写った写真を渡し、
「この少女が、今回の事件の首謀者のようです。
 名前は『祈谷・希(いのりや・のぞみ)』、15歳程度の姿をしています。
 ちなみに調べたところ、同名の少女の戸籍はありましたが、数十年前に失踪しています。
 方法はお任せしますが、最終的に彼女を倒してください。」
 ご武運を……と言葉をかけ、アトは蝋人形館の近くへ向かうゲートを開いた。


ヨグ
 ヨグです、今回もよろしくお願いします。

 拷問博物館、という感じの蝋人形館で暗躍する集団。
 彼らの教義を打ち砕いてください。

 ※個人的な都合ですが、12/31~1/3まではリプレイの執筆が難しいと思われます。
 その間にプレイングが却下された場合、再度同じ内容で送っていただけると助かります。
101




第1章 冒険 『教団員を探せ』

POW   :    自分が怪しいと思った相手に力を見せつける

SPD   :    容疑者の情報や証拠から教団員を特定する

WIZ   :    会話して得られた情報から教団員を推理する

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シュトフテア・ラルカ
蝋人形に拷問…命無いものと分かっていても、人形とされる物が拷問されているとなると、複雑なのです…。気を取り直して捜査に移るです。名前と容姿はわかってるです。ネットから【ハッキング】して情報を得ることはできぬでしょうか。そこから証拠をつかめればよし、つかめなくとも、それらしき情報を得ることができればよしなのです。【第六感】も活かして探していくですよ。後は、他の捜査員に情報を共有するのです。一人で探していてもろくなことにならないですから。頼るべきは頼る、適材適所なのです。


勘解由小路・津雲
ふうむ、直接接触してしまっては警戒されるかもしれない。情報や証拠を集めて特定することにしよう。蝋人形館の場所や職員がわかっているのなら、そこを監視しつつ、周辺でおかしな動きがないか調査してみよう。邪神の信者としての活動を行っていなら、尻尾を掴むことが出来るはずだ。


紫洲川・珠璃
とりあえず周囲の聞き込みからかしら

蝋人形館の周囲の店を中心に聞き込み調査ね
建物から物音や声、搬入している物、いるのであれば職員以外で出入りしている人間などなど、いろいろ話を聞いてみるわ

もし出入りの業者なんていうのがいればベストだけど、話聞けるかしら
教団員特定とは関係ないけど内部の見取り図なんかも手に入れられれば後々役に立つかもしれないわ
直接のコンタクトは最終手段にしたいわね
嗅ぎ回っているのを露骨に出すのも良くないでしょうし



「うーん……あの蝋人形館の人ねぇ……。」
「何か、少しでも変わったことがあれば、教えてもらいたいのですが。」
 蝋人形館の近く、周囲の店に聞き込みをしている穏やかに落ち着いた様子の女性がいた。
 紫洲川・珠璃(夜を追う者・f00262)である。
「最近は、なんだか変に笑顔を向けて来て、不気味なのよねぇ。」
 ああ、まただ……心の中で思いつつ、
「そうですか……ご協力、感謝いたします。」
 と頭を下げて離れる。
 出入りの業者からも話を聞いたが、最近は取り引きもないそうだ。
「……営業は、してるのよね?」

 蝋人形館を外から監視している、陰陽師風の男。
 勘解由小路・津雲(ヤドリガミの陰陽師・f07917)が見ている限りでは、館に近づく人もいなければ、中から人が出てくることもなかった……。
「ここまで、ひと気がないとは思わなかったな。」
 独り言ち、ふと道へ振り返ると、たまたま通りかかってあろう女性がいた。
「やぁ、少し話を聞かせてもらってもいいかな?」
「はい、なんでしょう?」
「そこの館について、何でもいいが知りたいのだが。」 
「あー……。」
 勘解由小路の指さした先を見て、露骨に嫌そうな顔をしていた。
「あそこね、元々拷問器具の展示ってことで、評判は良くなかったのよ。しかもちょっと前から、夜ごとに人の悲鳴まで聞こえるって噂まで立ってたわ。」
「ほう、夜に。」
「そうなのよ、だから近づく人なんていないわ。」
 女性は蝋人形館がよほど気に入らないのか、早口でまくし立てていた。
「そうなのですか。いや、ありがとう。」
「いいえ、それより……あなたも、近づかないようにしたほうがいいわ。」
「ええ、そうしましょう。」
 ……というわけにもいかないのですけどね。
 そうつぶやいて、その場を離れた。

「……なるほど、そういう感じなのですね。」
 二人から話を聞き、その間もネットで情報を探し続けている小柄な女の子、シュトフテア・ラルカ(伽藍洞の機械人形・f02512)。
「私も調べたところ、ネットでの評判も似たようなものなのです。ほとんどお化け屋敷扱いなのです。」
「それは、そうよね……。」
 さもありなん、とつぶやく紫洲川。
「あくまでもネットの噂なのですが、中にいる職員がほとんど肌を見せない姿をしているとかで、みんな下には拷問の跡がある……とかいうのもあったのです。」
「だろうな、夜中に悲鳴が聞こえるというくらいだ。」
 そんな噂にもなるだろう、と勘解由小路も同意する。
「ああ、ってことは、本当にやってたから噂が立った、と考える方が自然なのです。」
 これを見るのです、と言って手元のスマホの画面を見せるシュトフテア。
 2枚の、館内の拷問器具の一つを写した写真だが、片方は蝋人形が消えていた。
「これなのですが、蝋人形がいる方が日付が古いのです。」
「……ちょっとまって。いない方の写真に、明らかに血がついてるように見えるんだけど。」
「そうなのです。間違いなく、使っているのです。」
 しかも……、
「この拷問によって、信徒を増やしているようなのです。痛みに耐えられなくなって、邪神の教義を受け入れてるのです。」
「……悪趣味ね。」
「ああ、全くだ。」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

暗峠・マナコ
なるほど、このゴーモンキグにローニンギョー、初めて見ましたがとてもキレイですね。素晴らしいです。こういうキレイなものもあるとは、また一つセカイを知りました。
しかしながら、こういったキレイなものが、キレイでないモノの手の内にあるのは素晴らしくないです。イキドーリを感じますね

私は普段は少女の形をしておりますが、正しい形を持たぬ液体状の生命体です。
沢山の拷問器具や蝋人形があろうとも、身体をうねらせ隙間を通ればあらフシギ、普段なら見つからないような場所にある証拠も見つけることが出来ましょう。万が一刃物とかにあたっても、この軟体なら大丈夫です。きっと、たぶん。


六道・紫音
こんな少女が…俄かには信じ難いが、オブリビオンとなればそれも道理か。
よかろう、ならば斬るのみ。

・行動
蝋人形館に客として赴き、蝋人形や拷問器具の解説を職員に頼みながら怪しい点はないか観察。
「ふむ、蝋人形にしては異様にリアルなようだが」
質問責め、不躾な態度、相手にあえて不信感を抱かせボロを出させる。
「ここの管理は誰が?
ああそういえば…祈谷希の名に聞き覚えは?」
職員が怪しいと確信するか本性を出したら、居合斬りの寸止めで首筋に刃を当て脅迫。
「洗いざらい話して貰おうか…教団の事を」
仮に複数人に囲まれても慌てず陸之太刀《絶佳》で一掃、1人は生かしておき情報を吐かせる。


火奈本・火花
「人の目を避けて山奥に籠もるのも厄介ですが、一般社会に溶け込んで活動をしているのも発見が難しいですね……」

■行動
私は大学の学生にでも「変装」して、レポート提出の為に蝋人形館を訪れている風を装って職員に話を聞きましょう(WIZ)

拷問を実際にかけているような者が相手ですし、興味を示す事で情報を引き出せるかも知れませんね
「レポートの為に始めて見たんですけど、こういう拷問、実際に受けたら痛いなんて物では済まないのでしょうね……どんな感じなのでしょう」
蝋人形の出来栄えや拷問具の配置などを褒めつつ、拷問の実体験や感覚について乗ってくる職員があれば、私自身を囮にして振る舞って情報を聞き出しましょう


ルサリィ・ネキオマンテイア
「あなたのそれ(信奉)は、ただの歪んだ自己愛であって、くだらない自己満足得るために自己欺瞞でしかないですよ。哀れな人ですね」
どのような信仰であれ、それを他者へ強要する者達は、信徒である自分自身が他者よりも崇高な存在であると考えている者が多いです。
そこにつけこんで、会話しながら相手を信奉を貶すような、邪神の崇高さを否定するような言葉を投げかけて反応を伺い、教団員を推理するとしましょう。



「なるほど、このゴーモンキグにローニンギョー、初めて見ましたがとてもキレイですね。」
 素晴らしいです、と隣の人に話しかける暗峠・マナコ(トコヤミヒトツ・f04241)。
 座る場所から肘掛け、足置きまですべてがトゲトゲ……そんな審問椅子の前。
 よく見ると、人が座る部分のトゲだけが、他と比べてどす黒く鈍く光っている。
「こういうキレイなものもあるとは、また一つセカイを知りました。」
「ふむ……キレイに見えるか。」
 話しかけられた長身の男、六道・紫音(剣聖・f01807)は、あまり興味がないように答えていた。
「なかなかこういうのは見ないですからね。あの椅子とか、座るとキモチよさそうですよね。」
「ああそうか、そもそもからして違うのだな。」
 体の構造が、とブラックタールの暗峠を改めて見て返している。
 こうして、はた目にはカップルかのように見えるやり取りをしながら見て回った結果……、
「ローニンギョー、思ってたより少なかったですね。」
「そのようだ、使ったらすぐ死んでしまうようなもののは残っていたが。」
「展示されてるゴーモンキグは、使い込まれた感じがキレイでした。こういったキレイなものが、キレイでないモノの手の内にあるのは素晴らしくないです。」
 イキドーリを感じますね、と邪神の教徒たちへの不快感をあらわにしていた。

「……拷問器具とはどのような歴史があるか、それをレポートにまとめようと。」
「なるほど、それは素晴らしい!どうぞどうぞ、見てやってください!」
 妙に愛想がいい職員に、歴史学専攻の大学生に扮して話をしている火奈本・火花(エージェント・f00795)。
 晒し刑としての巨大な樽や、首に付ける枷をつけた蝋人形を見つつ、
「こういう刑罰のものは、その罪を名前に付けているのが面白いですね。」
「あー、そうですね。」
 ……明らかに職員のやる気が低い。
 その隣にある、小さな板二つをネジで締め上げる物を見て、
「小さくても、人の急所を的確に痛めつけるものもあるんですね。」
「そうです!特にその親指締め具は、ここにある中でも圧倒的に小さいのに、与える痛みは相当なものでしてね!」
 さっきまでの興味のなさそうな雰囲気はどこへやら、妙に熱っぽく手袋をはめた手で使うときの動きを見せながら、痛さについて語りだす職員。
(……明らかに怪しいとはいえ、そうと知らなければただ詳しいだけの人間でしかない、か。一般社会に溶け込んで活動をしているのも発見が難しいですね……)
 と火奈本が考えていると、
「へえ~詳しいですね。あなたは、それを使ったことがあるのですか?」
 横から話しかけてきたのはルサリィ・ネキオマンテイア(オラトリオのクレリック・f10391)だった。
「いえいえ、私自身は使ったことはありませんよ。」
「その割には、どのように絞めると効果的か、など詳しかったですね?」
「はは、知識としてあるだけですよ。」
「ふむ……。」
 考えるそぶりを見せ、職員の手袋をした手を見て、
「あなた、使ったことはないでしょうけど、使われたことがあるのでしょう?」
「……ほう、どうしてそう思いました?」
「痛みの度合いなど、本で読んだだけで解るものではありません。あなたの話には、明らかに体験していないとわからない事柄が、含まれていました。」
 どうでしょう?と勝ち誇ったように言い放つルサリィ。
 沈黙する職員と、唖然とした火奈本。
 ……火奈本の視界に、ほかの職員が集まってくるのが見えた。
「ふふ、そうだ……と言ったら、どうなります?」
「ええそうね、ここの職員は被虐体質で、苦痛を与えることを楽しんでると吹聴するのも、面白そうですね。」
「ちょ、ちょっと。挑発しすぎ……。」
 火奈本の止める声もどこ吹く風のルサリィ。
「苦痛を与えることを楽しむ?それは聞き捨てなりませんね。」
 引っかかることがあったのか、職員はさらに熱っぽく語り始めた。
「我々は、苦痛により全てから解放され、自由となった身です。この世にある苦痛を知ってしまえば、この世の苦しみや痛みなど、恐るるに足りません!」
「痛みや苦しみを知っている程度で、全てを知ったとお考えで?」
 鼻で笑いながら相手の主張を一蹴するルサリィ。
「それなら世の快楽も全て知る、とならないのはなぜです?」
「快楽からは逃れずとも良いからです。苦痛は人生において害を与えます。それを知り、すでに知っている苦痛であれば、人はいくらでも耐え、時には楽しむことすらできます。」
「快楽からは、逃れなくともよい?」
 くっくっく……笑いをあげるルサリィ。
 すでに周りはほかの職員に取り囲まれていた。
「まって、待って……」
「死ぬほどの快楽は苦痛と表裏一体、それだけの快楽を得ずに苦痛だけを知ったと?その程度で全てを知ったなどと嘯くとは、あなた方の信じる神はよほど……。」
 火奈本の制止を一切聞かずに喋り続けるルサリィ。
「不完全、なのですね。」
「貴っ様!」
 周囲の職員が一斉に手に持ったモーニングスターを振り上げた。
「危ないです!」
 二人の足元からにゅるりと伸びあがり、モーニングスターを受け止める暗峠。
「はぁ!」
 さらに他のモーニングスターを刀で切り飛ばす六道。
「危なかったな。しかし、いきなり殴るかかるとは何事だ?」
 いつでもさらに斬りかかれる構えのまま問いかける。
「そのように構える必要はありませんよ。私たちはただ、あなた方を救済しようとしているのです。」
「……それが、祈谷希の教えか?」
「あのお方の名前をあなたのような者が軽々しく口にしてはいけません!」
 あなた方には救済が必要です!と襲い掛かる職員たち。

「……やっと見つけた、要注意団体『黄昏秘密倶楽部』。今日こそ正しく、確保・収容してあげる。」
 誰にも聞こえない声で、火奈本は一人覚悟を決めていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『黄昏の信徒』

POW   :    堕ちる星の一撃
単純で重い【モーニングスター】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    神による救済の歌声
自身に【邪神の寵愛による耳障りな歌声】をまとい、高速移動と【聞いた者の精神を掻き毟る甲高い悲鳴】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    黄昏への導き
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【自身と全く同じ『黄昏の信徒』】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
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六道・紫音
フン、本性を現したか。
いいだろう…まずは貴様らを斬り捨て貴様らの神とやらを引きずりだしてやる。

・戦法
残像と見切りで攻撃を回避しながらダッシュで敵中に入り、大勢を捕捉しての陸之太刀《絶佳》を怪力と鎧無視効果を伴って放つ。
「数頼りで俺を止められるとは思わぬ事だ」
一度崩したらそのまま足を止めずに斬り込んで二回攻撃を存分に発揮した連続斬りで次々と敵を斬り倒す。
「拍車をかける!」
敵に囲まれ始めたら再び絶佳を放ち、敵陣を微塵に斬り裂いて敵集団を斬獲する。
「俺は貴様らとは違う、苦しみすらなく一刀で首を落としてやる」


暗峠・マナコ
なるほど、この歌声はいけませんね、とてもキレイではありません、却下です。【レプリカクラフト】で耳栓を作ってみましたので、皆さんにお配り致しますね。不慣れなもので拙い作りで恐縮ですが、どこから来かわからない目に見えない歌声、悲鳴ですか?を、警戒するよりは、自由に動いて戦うことが出来るのではないでしょうか? それとそうですね、高速移動もするようなので、ついでにトラバサミ型の【仕掛け罠】でも作ってみましょうか。拷問器具が並ぶ中に仕掛けるのであれば、カモフラージュにもなってコウカバツグンではないですか?


火奈本・火花
「結局襲撃を受ける形になったか。眷属化させないように情報収集と捕獲を行いたかったが、仕方ない」

■戦闘
被虐趣味の拷問マニア達に、攻撃がちゃんと通じるかは疑問だな。攻撃を受けた奴らが悦に入られなければよいが……とはいえ眷属も損傷を与えれば問題なく終了出来るのも事実だ

鋼糸を使って「敵を盾にし」ながら、拳銃で応戦しよう。弾切れのタイミングで短針型記憶消去銃に切り替えて、「催眠術」で忘我させる事による隙を作れないか試行する

隙を作れたか、もしくは狙える眷属が居れば拘束式尋問術で捕獲してしまおう
質問は「祈谷・希は何処にいる?」だ。答えずにいても構わない
「お前達が自己終了するなら、それも我々にとっては前進だ」



周りにいた信徒は10体。
 ぱっと飛び退り、外側を回るように駆け回りながら、精神をおかしくするような不快な音を立て始めた。
「あ、これをつけるといいです。この歌はよくありません、キレイじゃないです。」
 暗峠は簡単な作りの耳栓を作り上げ、その場にいたメンバーに配る。
「ありがとう。」
「かたじけない。」
 六道と火奈本も受け取り次第すぐにつけた。
 耳からの不快感は多少は楽になるが、信徒の動きは止まらず廻り続ける。
「さぁ、いつ来る……」
 六道は刀を改めて構え直し、
「襲ってきた、その時は……」
 火奈本は鋼糸を引き延ばし、絡めとる構え。
「……あ、そうそう。」
 暗峠が手を叩き、何かを思い出したような動きをすると、信徒の内2体が何かに足をとられて転んだ。
「仕掛け罠をそこら中に置いたのです。」
 転んだ信徒には、トラバサミが足に食らい込んでいる。
 よく見ると、拷問具の影などわかりにくい場所に、かなりの数のトラバサミが仕掛けられている。
「カモフラージュになって、コウカバツグンですよ。」
「……ちょっとこれは、下手に動けないわ。」
 まぁ私は問題ないけど、と火奈本は構えをとかずに見ていると、
「ちぇぇぇい!」
 足の止まった信徒の1体を一刀の下に切り伏せる六道。
 すぐに血を払い、
「俺は貴様らとは違う、苦しみすらなく一刀で首を落としてやる。」

 それを見た信徒は、目標を火奈本と暗峠へ定めたようだ。
 モーニングスターを構えて突進してきた信徒の一体を火奈本が鋼糸でからめとり、それを盾にもう一体の振り下ろすモーニングスターを躱した。
 同士討ちの形となったが、信徒たちは気にする様子もなく殴り掛かってくる。
「味方だろうと、容赦はないのね。」
「ふ、我らにとって苦痛は解放への道よ!」
 殴られながらも答えてきた信徒の答えにげんなりしながら、片手に持った銃で襲ってきた信徒に鉛玉をぶち込む。
 鋼糸をぎりぎりと締め付け、やっと息ができる程度の余裕しか持たせずに、
「それで、祈谷・希は何処にいる?」
「答え、ると……思った、か?」
「でしょうね。」
 さらに殴り掛かってきた信徒への盾に使い、抵抗の止んだ信徒を投げ捨てて、
「お前達が自己終了するなら、それも人類にとっては前進だ。」

「おっと、これはいけないのです。」
 火奈本の横にいた暗峠は自分たちへ向かってくる信徒を見て、とりあえず衝撃を逃がせるように液状の塊になった。
「逃しはしない……陸之太刀《絶佳》!」
 そこへ六道が駆け寄りざまに斬撃の衝撃波を放ち、まさにモーニングスターを振り下ろそうとした信徒を斬り飛ばす。
 さらに殴り掛かってくる信徒と暗峠の間に入り、攻撃を避けつつ、
「数頼りで俺を止められると思わぬことだ!」
 相手の体の弱いところへ正確に繰り出される斬撃により、信徒の一人をさらに切り伏せる。
「た、助かったのです。」
 ありがとうです、と人型に戻った暗峠が声をかける。
「話は後だ、まずはこいつらをなんとかするぞ!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

シュトフテア・ラルカ
思ってたよりあっさり自分からばらすですね…。直接つついてやった方が効果的でしたか。ともあれまずはこいつらを片付けるのが先ですね。ユーベルコードを発動しつつ【クイックドロウ】【早業】【先制攻撃】【スナイパー】技能を駆使して相手の武器を狙い機先を制すのです。出鼻をくじいた後は皆さんの戦いやすいように【ジャンプ】【空中戦】技能で射線を通すように飛び回りつつ【援護射撃】で援護していくです。どんな言葉で取り繕おうとやってることは狂信者のそれ。邪神復活なんてさせないのです。


勘解由小路・津雲
「おっと、ついにはじまったか。助太刀するぜ」

■戦闘 基本的には【霊符】による【破魔】で攻撃、他の猟兵と協力しながら闘い、ここぞというときに【七星七縛符】を使う。「貪狼・巨門・禄存・文曲・廉貞・武曲・破軍! 北斗星君の名において、汝の動きを禁ず、 急急如律令!」

■その他 敵は教団員と化した職員のようだが、蝋人形が気になる。例えば【黄昏への導き】の対象は人形も含むのか……? 死亡や気絶ではないが、ありえないとはいえないかも。不意を突かれないよう、そちらへの警戒も怠らない。


紫洲川・珠璃
「ずいぶん難儀な教義もあったものね。どう見ても改宗する前に死ぬと思うわ・・・」
教義の内容にあきれつつ、オブリビオンを制圧開始

延焼に気を付けつつフォックスファイアで牽制、
刀の攻撃を敵の数を減らすことを第一に戦闘
一刀流で【2回攻撃】を有効に使って攻撃するわ

星の一撃は、隙が大きそうなので回避してのカウンターで対処
救済の歌声の悲鳴は、狐火や刀で壊しても問題なさそうな物を壊した破砕音で阻害



「大きな音がしてると思ったら、もう始まってたのです!」
 シュトフテアを先頭に展示室に駆け込んできた一同。
 その場で熱戦銃を構え、
「まずは手を止めるのです!」
 信徒たちが振り上げていたモーニングスターを次々と弾いた。
「お見事!では俺も助太刀しよう」
 続けて勘解由小路が、霊符『七星七縛符』をこちらへ向かってきた信徒の一人へ放つ。
「貪狼・巨門・禄存・文曲・廉貞・武曲・破軍! 北斗星君の名において、汝の動きを禁ず。」
 信徒に張り付いた霊符から一瞬、長い巻物を持った老人の姿が浮かび、
「急急如律令!」
 呪文を唱えると、信徒の体をするすると大量の霊符が覆い、自由を奪った。
 そこへ刀を抜きはらい、切り伏せる紫洲川。
「これで一人、ね。」
「ああ、まつのです!」
 そのまま、ほかの信徒の方へ駆け出そうとした紫洲川を止めるシュトフテア。
「足元をよく見るのです!」
 開いたトラバサミが色々なところに落ちているのを見て、
「……ああ、そういうこと。」
 じゃあ、こっちの方がいいってことね、と空中に炎を浮かべる紫洲川。
「よし、では向かってくるのを倒すとしよう!」
「そうするのです!」

 向かってくる信徒へ放たれる、シュトフテアの熱線銃と紫洲川の狐火。
 さらに近づいてくるとあれば、勘解由小路の霊符で足止めされ、紫洲川の刀で切り伏せる。
 まさに鉄壁と言っていい布陣で迎え撃つ三人。
 自然と余裕の生まれた中で、ふとした疑問を口にする紫洲川。
「ずいぶん難儀な教義もあったものね。どう見ても改宗する前に死ぬと思うわ……。」
「同感だな、人の体と心はそこまで強くはない。」
 霊符を放ちながら同意する勘解由小路。
「確かにそうなのです。ですが、」
 熱線銃で霊符が効果を発揮するまでの足止めをするシュトフテア。
「あの信徒たち、もう完全に人じゃないのです。」
「どういうことだ?」
「一度、完全に死んでいるのです。今いるのは、その死体の記憶を宿しただけの、ロボットみたいなものなのです。」
「たぁ!」
 霊符で縛り上げられた信徒を切り伏せる紫洲川。
「……ロボット、ね。」
 そのまま顔に付けている仮面を剥がし、下の人間としての顔を表す。
 張り付いたような笑顔が、こちらを向いていた。
「正確には、下級の霊とかを使って動かしてると思うのです。」
「なるほど、式神……もしくは使い魔などと同じか。」
「……どっちにしろ、苦痛の記憶だけしか持たないで存在させられるなんて、到底許せるものではないわね。」
「その通りなのです。」

 などとやっているうちに、信徒もあと一人となった。
 信徒はこちらを見渡し、背中を向けて展示室から駆け出した。
「あ、待ちなさい!」
 背中から投げつけられる紫洲川の狐火を避け、そのまま廊下を抜け、事務室と書かれた部屋へ逃げ込む。
「逃げ込むからには、何か策があると見た方がいいな。」
「同感なのです。」
 すぐに出てくる様子はない。
 その扉の様子を見て、次の戦いに向けた準備をすることにした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルサリィ・ネキオマンテイア
挑発もしたことですし、私は戦闘は不得手なので、回避に専念いたしましょう
距離を保ちつつ、弱った相手に、技能である気絶攻撃を行いましょう

夜に悲鳴が聞こえるとのことから、この蝋人形館はそれなりに音は響くようですから、祈谷・希が蝋人形館に潜んでいる場合、戦闘音に気づいて奇襲をかけてくる可能性もあるので、そこは留意しつつ、ですね

上手く気絶させられた信徒がいれば、相互理解が必要だと思うので、私も彼らの教義に則って、彼らを救済でもしましょうか
ちょうどいい彼ら流の救済道具もあるようですし?(清々しい笑顔)
軽く脅す・・・もとい教えを説くだけでも、きっと、喜びの声を上げて、祈谷・希を呼び出してくれることでしょう



……が、突然蹴破られる、事務所の扉。
 周りが止める間もなく、つかつかと入っていくルサリィ。
「ふふ、逃げ出すくらいですから、飼い主のところへ行くのでしょう。」
 さぁ出てきなさい!と高らかに言い放つ。

 ……事務所と書かれていたが、部屋の中は完全に拷問部屋と化していた。
 そのうちの一つ、鉄の処女の前に佇む、一人の少女。
「……おや、あなたは?」
「祈谷・希、ね。あなたの信者を追ってきたのよ。」
「そう……ふふふ。」
 含み笑いとともに、鉄の処女の方を向き。
「あなた、勝てそうにないから逃げてきた、ということ?」
「も……し、わ……け……。」
 中からくぐもった声が返ってきた。
「まだまだ、痛みが足りなかったようね。」
「それが強ければ強いほどいい、って?」
「ええ、人の苦痛こそが、我が神の供物。」
 まだ足りないわ、とつぶやき、さらに部屋に入ってきた猟兵を見て、
「苦鳴、嗚咽、苦悶……人が苦しみ喘ぐその声こそ、我らが神の求めること。」
「何とも歪んだ神だこと。あなたがそこまで信奉できる理由がわからないわ。」
「ふふふ、人に成しえないことをできるのが、神というものではなくて?」
 あなた達に話す必要はないのよ、と祈谷・希のすぐ横の鉄の処女の顔に浮かぶ、信徒と同じマスク。
 そのまま浮き上がり、猟兵たちとの間に浮かぶ。
「さぁ、我が神よ!新たな苦痛を捧げます!」

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『『黄昏色の信心』祈谷・希』

POW   :    偉大なる先駆者からの加護
自身の身長の2倍の【強化された眷属『黄昏の信徒』】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    神からの愛と赦しを貴方に
【麻袋を被り巨大な鋏を携えた屈強な拷問者】の霊を召喚する。これは【人切り用の巨大な鋏】や【手足や首を縛って吊るし上げにする鎖】で攻撃する能力を持つ。
WIZ   :    肉と魂が死んだ時、貴方は『黄昏の救済』に召される
レベル×5体の、小型の戦闘用【拷問具を装備した歪な人形】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
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シュトフテア・ラルカ
これはまた…随分とわかりやすい狂信者なのです。痛みが必要な時はあるですが、それのみでは何も生み出さないのです。
ラストスパート、熱線銃を右手に、精霊銃を左手に。本来のスタイルで行かせてもらうのですよ。

【先制攻撃】【早業】【二回攻撃】を使って機先を制すのです。
皆の戦いやすい状況にまずは持っていきユーベルコードを発動し【援護射撃】。そんなに痛みが欲しいのであれば、くれてやるのです。

ユーベルコードを使い切ったら【スナイパー】で狙い撃つように援護。
あくまで私は支援。早いところ決めちゃってくださいなのです。


紫洲川・珠璃
「新たな苦痛、ね。そんなに捧げたければ自分のを捧げればいいわ」

拷問は普通人間に、人型に対して使う物だから
人型から外れたら少しは戦いやすくなるかも、と考えて
神狐召喚で狐の姿になって攻撃

狐の姿で地を駆けつつ銀光の狐火で牽制とフェイントをかけつつ
爪と牙で直接攻撃

喚び出された大型の信徒は、足を集中攻撃してまず体勢を崩すわ
小型の戦闘用人形は狐火をぶつけて破壊して対処する



「まずは小手調べといきましょう。」
 祈谷・希と猟兵の間に浮かぶ鉄の処女。
 それが祈谷の声とともに突然開き、小さな拷問具を持った人形が大量に飛び出してきた。
「おおっと、かなりいっぱい出してきたのです。」
 シュトフテアは熱線銃を右手に、精霊銃を左手に持ち、出てきた人形たちへ弾をばらまいた。
 人形自体の耐久力はそれほどでもないのか、弾が1発でも当たれば動きを止めるようだった。
「思ったより大したことないのです。」
「ええ、そうね。」
 隣で向かってくる人形たちを狐火で焼き払っていた紫洲川も、同じことを考えていた。
「じゃあこちらからも行くわよ!」
「援護するのです!」
 その瞬間、紫洲川は神狐の力を開放し、狐の姿となって祈谷の元へ駆け寄った。
 紫洲川へ鉄の処女が向きを変えるが、シュトフテアが両手に持った銃を撃ち続け、動きを止めさせていた。
「新たな苦痛、ね。そんなに捧げたければ自分のを捧げればいいわ!」
「きゃああ!」
 白銀の光と化し、祈谷へ爪でつかみかかり、牙で噛り付いた。
 が……。
「……ふふふ。」
 嫌な予感がして紫洲川が一気に距離をとると、目の前に巨大なハサミが落ちてきた。
 目の前でハサミを持ち上げる、麻袋をかぶった巨漢の後ろにいる祈谷は、腕から滴る血を舐めとり、
「いい、痛みね。」
「……大して効いてない、か。」
「危ないのです!」
 いつの間にか後ろに迫っていた鉄の処女から、また人形が飛び出してきた。
「く、邪魔よ!」
 銀光を発する炎で人形を焼くと、炎の消えた先には鉄の処女……もとい、巨大な仮面をつけた信徒がモーニングスターを振り上げていた。
「やらせないのです!蜂の巣にしてやるのです!」
 巨大な信徒へ変貌した鉄の処女へ、背中から撃てるだけの銃弾を浴びせるシュトフテア。
 そして紫洲川が、信徒の足元をくぐり抜けざまに、爪で足を払う。
 信徒はモーニングスターを振り下ろす勢いのまま地面に倒れたが、またすぐに起き上がり、こちらへ向き直った。
「大丈夫ですか?」
「ええ、この姿じゃなきゃ危なかったわ……。」
 それにしても、と祈谷の方を振り向くと、最初と変わらぬ笑顔を向けた姿があった。
「……だいぶ厄介ね。」

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

六道・紫音
ふん、くだらん戯言だ…苦痛とやらを捧げてその神は何をしてくれる?
人の苦痛を糧にする程度の神など、俺が斬って捨てるまでだ。

・戦法
「そのデク共が神の力と言う訳か、ならば…全て斬る」
刀を居合構えにしてダッシュで祈谷を狙い斬り込む、召喚された者共の迎撃を残像と見切りで回避しながら距離を詰め、祈谷を含めた全てに対して怪力と鎧無視効果を乗せた陸之太刀《絶佳》を放つ。
「一刀両断とはいかぬか…だが!」
絶佳はあくまで牽制、怯んだ刹那を見逃さず更に距離を詰め、二回攻撃技能を用いた連続斬りで祈谷を斬り刻み、首を落とす。
「救われぬ痛みを生み出し続けた報いだ、ここで果てろ」


勘解由小路・津雲
「ついにおでましか。……しかし、数十年前に失踪したという祈谷・希とこいつとは、どうつながっているのだろう? 姿を使われているだけ? それとも? まあ、それはすべてがおわったあとだな」

■戦闘
引き続きユーベルコード【七星七縛符】を使い闘う。仲間が攻撃する隙をつくったり、仲間が攻撃を受けるのを防ぐ、という戦法。

「北斗星君の名において、汝の望みの成就を禁ず。食らいな、七星七縛符!」


暗峠・マナコ
苦痛が供物のカミサマ、というモノもいらっしゃるんですね。供物を捧げた結果、そのカミサマは何をしてくださるんでしょうか。貴方みたいな人の不幸を集める信仰者に罰を与えるカミサマであればよいのですが、そうでもないんでしょうね。 あなたのカミサマはあなたを罰さないでしょうが、このキレイな方々はあなたを許しはしないでしょう。もちろん、私もですが。

霊ですか。初めて見ました。相対するのは初めてですが、幽霊は掃除機で吸うことが出来ると聞いたことがあります。【ガジェットショータイム】で有効な【変な形のガジェット】でも召喚してみましょう。もし掃除機のように使えるものであれば、私でもうまく扱うことが出来るでしょう。



「しかし、数十年前に失踪したという祈谷・希とこいつとは、どうつながっているのだろう?」
「形はこの人のようなのです。」
 霊符を構える勘解由小路と、よくわからない機械を弄っている暗峠。
「姿を使われているだけか、それとも……」
「そんなことはどうだっていい。」
 刀を抜き放つ六道はぴしゃりと言い捨て、
「人の苦痛を糧にする程度の神など、俺が斬って捨てるまでだ。」
「そうだな、考えるのはすべてが終わってからでも構わぬ。」
「よし!できました!」
 暗峠が弄くり回していた機械は、掃除機のような形状へ変化していた。
「幽霊というのは、掃除機で吸い取れると聞きました!」
「……そうなのか?」
 思わず勘解由小路へ聞く六道。
「すまん、俺もよく知らぬ。」
 だが……と、巨大な信徒へ変化した鉄の処女を見て、
「試す価値はありそうだ。」

「よし、じゃあ行くぞ!」
「行きますよ!」
 と駆け出す六道と、遅れてついていく暗峠。
「俺のやり方で援護する。」
 霊符を数枚掴み、敵の動きを見る勘解由小路。
 迎え撃つようにモーニングスターを構える巨大な信徒と、巨大なハサミを構えた大男の霊が二人へ近づいていく。
 敵が武器を振り被る直前、勘解由小路は霊符を放った。
「北斗星君の名において、汝の望みの成就を禁ず。」
 それぞれに張り付いた霊符が、するすると相手の体を包み込む。
「食らいな、七星七縛符!」
 体を覆う霊符は相手の動きを鈍らせ、近くにいる六道と暗峠は敵の攻撃を容易く避けた。
 巨大な信徒はすっかり動かなくなり、地面に転がっている。
「早速試してみます!」
 ギュイーン!と結構な音量で空気を吸い上げる、暗峠の掃除機。
 麻袋をかぶった大男の霊へ吸入口を向けると、体を覆う霊符と共に吸い込まれていった。
「おお、吸い取れたのです!」
「へぇ、そういうことをする人は、初めて見たかな。」
 祈谷も少し驚いたような調子だ。
「さぁ、あとはあなたですよ。苦痛が供物のカミサマに、祈りでも捧げててください。」
「ふふ、いつも私は神を敬っているわ。」
 手下の霊を消されたというのに、祈谷の余裕は崩れない。
「貴方みたいな、人の不幸を集める信仰者に罰を与えるカミサマであればよいのですが、そうでもないんでしょうね。」
「そういう神を信奉しているなら、そうでしょうね。でも、私の神は苦痛を与えるほど、私の願いをかなえてくれるのよ。」
 祈谷の返答に、少し悲しい気持ちになりつつも、
「あなたのカミサマはあなたを罰さないでしょうが、このキレイな方々はあなたを許しはしないでしょう。」
 もちろん、私もですが。
 掃除機を構えた暗峠が祈谷と対峙する。
 横から祈谷へせまる光があった。
「……陸之太刀《絶佳》は全てを切り裂く。」
「くっ!」
 かろうじて剣閃から逃れ、肩を少し斬られるだけで済ました祈谷。
「一刀両断とはいかぬか…だが!」
 先ほどの剣閃は牽制、さらに踏み込んだ六道の刀が祈谷の首を捕らえ、声を発する間もなく斬り落とした。
「救われぬ痛みを生み出し続けた報いだ、ここで果てろ。」
 ごとり、と落ちた祈谷の首に六道は言葉を吐き捨てる。
「……いかん!離れろ!」
 急に勘解由小路からかけられた声に従い動くと、先ほどまで六道のいた場所を巨大なハサミが薙いだ。
「な!」
「吸い込んだはず!」
「ふふふふふ……」
 首を切り離したはずの祈谷の声に振り向くと、自分の首を小脇に抱えて巨大な男の霊を従えた姿があった。
「神は、人に成しえないことができる。」
 そう言いましたよね?と首を元のあるべき場所へ置く。
 祈谷の首に、つなぎ目があるようには見えなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ルサリィ・ネキオマンテイア
祈谷・希は、この戦闘で新たな痛みを知られるわけですから幸せ
そして私達が彼女に代わり、信じる神とやらに彼女の苦痛を捧げられ幸せ
なんという彼女が望む世界
私も信仰する神は違えど、1人の信奉者として、彼女の望みを叶えるとしましょう

戦闘は、私はまだまだ弱者故、足手纏いにならぬように、遠距離からのジャッジメント・クルセイドで攻撃兼、他の者への攻撃の牽制を行いましょう
拷問具を装備した歪な人形は素早く攻撃して露払い程度には働くといたしましょうか

所詮、人が他者に一方的に説く教えなど私の琴線に触れるものではなかったですね
唯一、愛おしく感じたものといえば、貴女の悲鳴ぐらいでしょうか?


火奈本・火花
「苦悶を捧げられる事で喜ぶ神と、苦悶を捧げて悦ぶ信者か。……歪んだ性癖だな、お前達のSMプレイに人類を巻き込むのは止めて貰おう」

■真の姿
胸から左腕にかけてが樹木化
浮き上がった血管のような根が、顔や腕、脚に張り巡らされている

■戦闘
「先制攻撃」で「催眠術」を仕掛けて見るつもりだ
記憶消去が出来るとは思わないが、一瞬でも忘我させて隙を作れればそれで良い
祈谷・希の攻撃が自身の動きをトレースさせているなら、それで隙も出来るだろう

催眠術が不発なら、拳銃で足元を狙って動きを鈍らせても良いかも知れんな

私は奴への接近が最終目標だ
「激痛耐性」「捨て身の一撃」で強引にでも近付けば、ヤドリギの一撃で終了させてやる



「くっくっく……なるほど、神様のおかげで、便利な体を手に入れたのね。」
「ええ、非常に便利ですよ。」
 ルサリィの言葉に柔らかい笑顔で答える祈谷。
「首を落とされるのは、本当に久しぶり……でも、これは痛みが少なくてダメね。」
「ギロチンが誕生するわけだわ、あなたにとっては不満だろうけど。」
「ええ、そうね。」
「死んでも終わらない、その不死身の体のために、神へ捧げものを与え続けている……。」
 その言葉に満足そうに祈谷はうなずき、
「試せるだけの痛みは試しきったわ。でもね、神は足りないとおっしゃるのよ。」
「苦悶を捧げられる事で喜ぶ神と、苦悶を捧げて悦ぶ信者か。」
 聞いていられなくなった火奈本が横から口を挟む。
「……歪んだ性癖だな、お前達のSMプレイに人類を巻き込むのは止めて貰おう!」
 自分へ振り向いた祈谷へ、Aクラス記憶処理用の光を向ける火奈本。
 少しボウっとした感じに見えたが、効果はほとんどなさそうだ。
「ち、効かないか。」
 だがそれでもいい、まずは距離を……、
 その時、祈谷へ降り注ぐ、天からの光。
「手伝いますよ。」
 ルサリィが指先を向け光を降り注がせると、大男の霊は消え去っていた。
「助かる!」
 いくら苦痛への耐性があろうと、光による目くらましを防ぐことはできない。
 視力を奪われた祈谷に、一気に肉薄する火奈本。
 その体は、胸から左腕にかけてヤドリギの木で覆われていた。
「はあ!」
 ヤドリギの根で覆われ、質量の増した拳で祈谷の腹を殴りつける。
「げぶ!」
 腹を突き抜け、ヤドリギの根がそこから広がり、祈谷の胴を引きちぎった。
「……これで、終了だ。」
「いいえ、まだのようですよ。」
 ルサリィの声に改めて祈谷の方を見ると、ニヤニヤとした顔をこちらへ向けていた。
「ふふふ……くっくっく……あっははははははは1」
 ちぎれた上半身だけで狂ったように笑いだす祈谷。
「本当、よくやってくれるわ! これだけの痛みはなかなか味わえないもの!」
「嘘、でしょ……。」
 ヤドリギの力にかなり消耗した火奈本は、その場でへたり込んでしまった。
「見える物が現実よ。残念ながら、ね。」
「くっくっく……」
 後ろからも含み笑いが聞こえて振り返ると、それはルサリィだった。
「彼女は、新たな痛みを知られるわけですから、幸せ。そして私達が彼女に代わり、信じる神とやらに彼女の苦痛を捧げられて、幸せ。なんという彼女が望む世界。」
「笑い事じゃないでしょ!?」
「くっくっく……でも、見て下さい。」
 引きちぎられた胴は、なかなかきれいに再生していないように見える。
「効いていない、というわけではないのね。」
「そういうことです。」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルサリィ・ネキオマンテイア
どのような状況であれ、私がする作業には変わりないですね

再生の速度に限度があれど、他の方が一気呵成に攻撃を加えようとすれば、その分防御が手薄になり戦闘不能になる危険性が出てきます
こちらの回復手段が乏しく感じるので、こちらの人数が減ると押しきられる可能性がありますね
ですので、相手は眷属の召喚が主な自衛であり攻撃の手段である以上、私は距離を保ちつつ、ジャッジメント・クルセイドでそれを率先して潰して、他の方の祈谷・希への直接攻撃を援護する形といたしましょう

眷属召喚が攻防の要
まさに、自己陶酔でしか己を保てぬ哀れな者が創り出す、映し鏡のような、ただ事の成り行きを見守るだけの怠慢な神そのものですね


六道・紫音
狂気だな…度し難いがその強さは認めよう、刀による切断は相性が悪い事もな。

・戦術
「だが斬れぬモノがあるのは許せないのだ、俺の剣は。
ゆえに断ち切らせてもらうぞ、その狂気と執念を!」
再びダッシュで刀の間合いに入り、残像と見切りで攻撃を回避しながら怪力と二回攻撃技能を存分に発揮して首を、腕を、脚を全て身体から斬り飛ばし。
「再生するなら全てを微塵に斬り刻むまでだ」
陸之太刀《絶佳》で、切り分けておいた部位全てを対象に捉え、再生の間を与えず微塵切りに斬り裂く。
「この世に斬れぬモノなどない、滅せぬものなど…ない!」


勘解由小路・津雲
「しつこいやつめ、たたみかけるぞ!」

■戦闘
ユーベルコード【エレメンタル・ファンタジア】を使用。本来は「自然現象」と「属性」を合成した現象だが、室内なので「スプリンクラー」を「氷の雨」に変えて攻撃。(可能ですかね?)

これらはひとりでやるか、もし可能であればスプリンクラーの発動は他の猟兵の力を借りる、もしくはスプリンクラーを利用するアイデア自体が他の猟兵のアイディア、という形で書いてもらってかまいません(「くっ、外なら氷の雨を降らせてやるんだが……」とつぶやく、他の猟兵が反応するのような)

「氷帝招来、急急如律令! これで終わらてみせる!」(元のユーベルコード名は雰囲気があれなのでこういいます)


火奈本・火花
「人型とはいえUDCだな。以前に対峙した邪神共と同じように……いや、外見が少女型な分、悪質さはこちらの方が上かも知れんな」

■戦闘
再生をする肉体には、やはり再生が追いつかない程の攻撃を与えるのがシンプルな攻め方だな
回数でも威力でも、敵を上回れば問題はない、か。恍惚に浸られるのは癪でもあるが、終了の手立てがあるなら実行するのみだ

「切り替えよう、祈谷・希。お前が痛みを欲するなら、我々が思う存分それを与えてやる。冥土の土産にするが良い」
奴の傷口を追撃するように拳銃での「2回攻撃」で攻めよう。銃弾はあたる、痛みは感じている
狂気存在ではあるが、我々の法則の埒外の相手ではない
UDCスピーチで仲間を鼓舞しよう



「狂気だな……度し難いがその強さは認めよう、刀による切断は相性が悪い事もな。」
「とはいえ、再生が追いつかないほどの斬撃は有効なようだ。ならば、こちらもそのように援護しよう。」
「ああ、頼む。」
 祈谷を倒す目が見えたことで、猟兵たちは各々の武器を構え直した。
「切り替えよう、祈谷・希。お前が痛みを欲するなら、我々が思う存分それを与えてやる。冥土の土産にするが良い!」
 火奈本による銃弾が2発、祈谷へ放たれる。
 1発は大男の霊により弾かれ、天井へ飛ばされた。
「ぐぅ……!」
 もう1発は祈谷の胸へ。
 パッと血が飛び散るがすぐに止まり、残るのは祈谷の恍惚の表情のみ。
「ふふ、これだけでは、まだまだ足りませんよ。……おや?」
 ピチョン……ピチョン……、
 水が落ちたかと思えば、雨のように水が降り始めた。
 天井へ弾いた銃弾が、スプリンクラーを打ち抜いたようだ。
「よし、ちょうどいい!」
 勘解由小路は今までと違う霊符を懐から取り出し、
「俺が祈谷の動きを止める!皆で一斉に叩くのだ!」
「おう!」
「ええ、解った。」
 六道は鞘に収めた刀に手をかけ、火奈本はいつでも放てるように銃を構え直す。
 その様子に、大男の霊は巨大なハサミを構えて勘解由小路の方へ向かうが、
「くっくっく……行かせるとでも?」
 ルサリィが指先を向けると、天上の光が大男を照らし、動きを止めた。
「眷属の召喚が主な自衛であり攻撃の手段である以上、その動きを止めるのが最善の策でしょう。」
 私は私のやり方で、援護しましょう。
 そう言って、眷属達の動きに合わせて天上の光を放つルサリィ。
「く……下手に動けませんね。」
 躊躇する祈谷に対し、印を結び終えた勘解由小路の呪文が響き渡る。
「氷帝招来、落水氷瀑、急急如律令!」
 祈谷へ落ちる水が張り付き凍り付き、まるで真冬の滝のように凍結した。
「ここで決める!」
 駆け出し、居合の要領で祈谷の腕を斬り飛ばす六道。
「これで!」
 祈谷の体から離れた腕に銃弾を当て、さらに遠くへ飛ばす火奈本。
「あなたはここで終わりです。」
 ハサミを構えた大男の霊を、天上の光により浄化するルサリィ。

「再生するなら全てを微塵に斬り刻むまでだ!」
 そのまま、指、手、足、膝、腕、胴……斬れる限りの部位を斬り落とす六道と、
「我々は邪悪にも狂気にも屈しない。光の影に闇はあれど、光のある限り闇は出でず。諸君、勝利しよう!」
 それぞれがバラバラに飛ぶよう、銃弾を当てて弾き飛ばす火奈本。
「ふ、ふふふ、くっくっく……」
 切り刻まれ、胴と首だけになった祈谷は再生もできないまま、恍惚とした笑みを浮かべていた。
「ここにきて、まだ笑うか!」
「ええ、そうよ。ふっふふふふ……最期が凌遅刑とは、私らしいですね、と。あっははははは!」
 さぁもっと!と言い出しそうな祈谷の様子を見て、
「……死ぬことを悲しむよりも、痛みを喜ぶか。」
「そのようですね。くっくっく……。」
 勘解由小路は理解を拒み、ルサリィは彼女の神を考える。
「まさに、自己陶酔でしか己を保てぬ哀れな者が創り出す、映し鏡のような、ただ事の成り行きを見守るだけの、怠慢な神そのものですね。」

「……人型とはいえUDCだな。以前に対峙した邪神共と同じように……いや、外見が少女型な分、悪質さはこちらの方が上かも知れんな。」
「全く、その通りだな!」
 これで最後だ!と六道が首を刎ね、火奈本は弾倉に残った弾を全て心臓へ叩き込んだ。
「あっははははは!我れらが神よ!黄昏の神よ!我が苦痛を最期に捧げられること、感謝します!」
「まだいうか!」
 六道の放つ、陸之太刀《絶佳》。
 刀から放たれる衝撃により、祈谷の頭は正中線から二つに分かれ、耳障りな恍惚の笑い声は止んだ。
「……斬れぬモノがあるのは許せないのだ、俺の剣は。」
 ゆえに断ち切らせてもらった、その狂気と執念を。
 六道が刀を収めると同時に、祈谷の体は塵となって水に流れていった……。

「……黄昏秘密倶楽部は壊滅、任務を終了します。」
「終わったな。」
 お疲れ様、と労う勘解由小路と、銃を収めた火奈本。
「皆さん、お疲れさまでした。」
「ああ」
 微笑むルサリィにぶっきらぼうに答える六道。
「……そういえば、最期に言っていたな。黄昏の神、と。」
「ええ、私が追っていた黄昏秘密倶楽部……それの、祀神とされているモノだ。」
「ふむ、心当たりがあるようだが……まあいい、今はしばしの休息としよう。」
 任務は終わったからな、との勘解由小路の声に同意する一同。

 こうして、一つの事件が終わった。
 だが、黄昏の神を滅したわけではない……今はまだ、その信徒を倒したのみ。
 そのことを考えながら、一同は夕暮れの街へ消えていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2018年12月30日
宿敵 『『黄昏色の信心』祈谷・希』 を撃破!


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 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#UDCアース
#黄昏秘密倶楽部
#宿敵撃破


30




種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は火奈本・火花です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト