バトルオブフラワーズ⑧~ブロック!ブラックアウト
●闇に染まる街を救え
「簡潔に言うとキマイラフューチャーが真っ二つに割れてしまいました。戦争の始まりです。」
地図を広げて説明する佐倉・七星(慈愛の巫女さん・f16090)。いつもの表情とは違いとても真剣な目をしている。
「予知を詳しく説明する時間がないのですが、今回皆様に対応していただきたいのは『クロヌリスレイヤー』というもの。街並みを模した戦場を黒く塗りつぶす敵達を倒して頂きたいのです。塗りつぶされている所に敵はいるはずですので。」
そして、と説明を続ける。
「街並みが全て黒く塗られてしまえば『敗北』その前に相手を倒してくださいませ。相手は隠れていたり待ち伏せしていたりと、猟兵を迎え撃つ準備だってしております。その事にも気をつけてください。」
周囲を守る6つの『ザ・ステージ』。そのうちの1つである『クロヌリスレイヤー』での集団戦。街を塗りつぶされないよう気を付けながら相手を倒していくもの。いつもと違う特殊な物ではあるがなんとかやっていけるであろう。だが多少説明不足も否めない七星の心。心配ではあるが表情には出さず。
「いつもとは違う戦闘になると思われます。ですが
......いえ、無駄な心配はやめておきましょう。」
そして前を向き猟兵達へと声をかける。
「皆様なら必ず大丈夫です!きっとキマイラフューチャーを救えます!何度も言うようですが今回いつもと違う戦いになっております!『敗北』してしまうと強制退場。充分にお気をつけくださいませ!」
朔吹雪
戦争シナリオは初めて、朔吹雪でございます。
このシナリオは『クロヌリスレイヤー』敗北条件に気を付けてください。
なお相手は猟兵を確認次第戦闘を開始しますが戦闘途中で塗り始める可能性もあります。そこのところも視野にいれてもらえると助かります。
それでは皆さん、戦争開始、キマイラフューチャーを救っていきましょう。
第1章 集団戦
『実験室トリオ』
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POW : フラスコ怪人・ウェポン
【フラスコ兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 電球怪人・ジェノサイド
【電球攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ : バッテリー怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【バッテリー】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
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春霞・遙
こういうゲーム流行っているけどしたことないんですよね。こちらも水鉄砲とか持ち込んだ方が良いのかな?
それとも掃除のために雑巾とか持ち込んだり……このインクって燃やせるのかな。
ともし火で潜んでいる敵の影を浮き立たせたり「聞き耳」「第六感」で不意打ちを回避しつつ敵を拳銃で「援護射撃」「スナイパー」「だまし討ち」等攻撃します。
敵が見つからない時は積極的に掃除したり、【悪霊祓いのまじない】を地に落としてインクを払えるなら街を塗りつぶされるのを阻止したりしたいです。
アドリブ共闘おまかせします。
エール・アブス
まずい。塗り勝負なら得意だけど、わたしが使える色ってほとんど黒色だよ!ブラックタール圧倒的不利なんて……あ、そうだ。灰色ならギリギリセーフかな!?
【POW】『転生齎す灰色の泥沼』で全身を灰色に。"アート"技術で黒く塗られたところを満遍なく灰色に染めつつ、襲い掛かってきた実験トリオはフラスコごと泥の中に取り込んじゃうよ。毒耐性もあるし、混ざっても強引に黒い部分を塗りつぶしてあげる!
●黒はお掃除してしまおう
「こういうゲーム流行りましたよね。水鉄砲持ち込んだ方が良かったかな?それとも掃除の為に雑巾とかの方が
......そういえばこのインクって燃やせるのかな。」
春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)は黒く塗り潰されている街の路地を灯火で照らした。それを見て襲いかかってくるのは待ち伏せをしていた
......頭がフラスコや電球の怪人達。
「早速、お出ましか。」
ただし、彼女には見えていた。怪人の姿ではなく影が、だが。
灯火で照らしていたのは潜んでいる敵の影を浮き立たせるためだった。冷静に拳銃で怪人達を撃ち抜いていく。これは無理だと判断し逃げて街を塗ろうとしていた怪人には灯火として使っていた火がついているハシバミの枝も飛ばしていった。
相手に不意討ちで襲いかかった筈なのになぜかバレていて普通に撃たれ、せめて塗ってやろうと思い逃げるも燃やされ、怪人達はさぞ無念だったろう。知ったこっちゃないが。
「後はいないですね
?......掃除でもしましょうか。」
そう言って怪人が塗り潰していった場所の掃除を始めた。残っていたハシバミの枝を黒い所に落とし、地形を流れる力を理解しながらインクを払っていく。その隙だらけであろう姿を襲う者はなぜかいなかった
......
......遙が掃除をしている間、何故敵は出てこなかったのか。何故妨害している相手の邪魔をしなかったのか。それは同時刻、建物を挟んだ隣の道での出来事が関係していたのであった。
●黒を塗り替え灰に染まれ
道ではせっせと怪人達が街を黒に塗っていた。黒に塗っていたからこそ気付かなかった。近付いてくる黒い影に。怪人達がその影に気付いたのは声が聞こえたからだった。
「まずい。わたしが使える色って黒ばっかりだよ!ブラックタール圧倒的不利だよ!」
怪人達は一斉に振り向いた。そこに立っていたのはブラックタールの少女エール・アブス(好奇心旺盛な泥人形・f07961)だった。怪人達は振り向き、ブラックタールだと言うこと、さっきの発言“黒ばっかり”。その事実ににやりと笑う。お前が来るべき所ではなかった、消えるがよい、とでもいいたげに息ぴったり全員でフラスコを投げ──
「あ、そうだ。灰色ならギリギリセーフかな!?」
と、まあそんな怪人に有利な状態がずっと続くわけもなく。フラスコが当たるより先に彼女の体は灰色に染まった。灰色の泥はあっという間に黒を塗り替えていく。
怪人達は投げたフラスコと仲良く泥の中に吸収されていった。呆気なかった。完全に油断していた彼らに逃げる事など一切出来なかったのだ。
エールはそのまま黒を灰色へと塗り替えていった
......敗北条件は『街並み全てを塗りつぶされる』怪人の黒よりこの灰色の泥の方が落としはしやすいだろうが
......
こうした事もあり遙の掃除は邪魔されなかった。この一帯の戦闘は一旦幕を降ろし、同じ街のまた違う所で怪人達と戦う事になるだろう。
......泥に塗り尽くされた道を2人で掃除するのはまた別の話であった。
大成功
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ルク・フッシー
その、なんというか、キマイラフューチャーらしい戦争ですね…と、とにかく、がんばらないと!
既に他の猟兵の方が戦ってるみたいですね…!ボクは【ドラゴニアン・チェイン】を使って高い建物とボクを鎖で繋ぎ、【ロープワーク】の技能を活かして街の屋上を進みます
屋上を塗っていくだけじゃなく、上空から地上に向けて【連射塗装】で【範囲攻撃】を行い、塗りと攻撃を同時に進めます
色は…強いて言うなら熱に弱そうな怪人ですね。炎属性の赤に染めましょう
今はまだ、遊びのような戦いですが…油断は禁物です!気を引き締めていきましょう!
ペトニアロトゥシカ・ンゴゥワストード
んー、アートとかはよく分からないけど、完全に塗り潰されなきゃいいなら、なんとかなるかな。
【混獣生成】でネズミとかリスとかの小動物を大量に生み出して、黒以外の塗料を床にまいてその上を走らせれば、足跡や毛がこすれた場所に色が付くようになるよね。
黒く塗りつぶされた場所に分散して走らせれば、あちこちに点々と塗りつぶされてない場所ができるから、小動物を捕まえる手間と塗り残しを見つける手間でだいぶ時間が稼げるはず。
待ち伏せや不意打ちは、あたしそっくりな合成獣を何体か作って囮にしたらいいかな。
囮に向かって連続攻撃したら途中で止められないみたいだし、その隙に攻撃したら楽に倒せるかな?
●動物の行進、降らせろ絵の具
また反対側の方でも怪人達は勝つために街を塗りつぶしていた。そのせいで怪人の周りは真っ黒になっていた。その時怪人の耳に入ったって来たのはどんどん大きくなる多数の足音。
足音の方向からネズミやらリスやらハムスターやらその他諸々の小動物達が大量に怪人達の方へ向かってきていたのだ。その後ろには小動物をけしかけた張本人、ペトニアロトゥシカ・ンゴゥワストード(蛮族キマイラ・f07620)と彼女を模した合成獣数体がいた。まあ小動物だけだったら塗る邪魔に少しなるだけ、ならば不意討ちを後ろのキマイラ達に浴びせて処理すればいいだけだ。そう、いいだけだったのだ。
「んーアートとかよく分からないけど完全に塗りつぶされなければいいんだよね。じゃあ何とかなるかな。」
不意討ちをかける相手を間違えた。合成獣の方へと全員攻撃してしまったのだ。不幸だったのは気付かなかったこと、気付いたとしても攻撃が高速過ぎて中止出来なかったことだった。本物の彼女は囮に攻撃している相手を倒していく簡単な作業を繰り返していた。
小動物達は事前に違う色の塗料を踏んだりしていたらしい。通った所から黒が消えていく。怪人達の苦労?知らない知らない。
だが怪人達も苦労を全て水の泡にされるわけにはいかない。残っていた全ての敵が出てきて小動物や合成獣達へと攻撃を仕掛けていったのだ。
「え、えーい!」
攻撃は空から降ってきた謎の赤い絵の具に止められてしまいました。逆襲叶わず。
絵の具とペトニアロトゥシカによる攻撃で消されていく怪人達。塗り返されていく黒。まず上から降ってきた絵の具はなんだったのか。まあ猟兵の仕業だろうが。
清々堂々戦いやがれ!そんな言葉が出てきはじめるがまず不意討ちかけてきたのはそっちですし。気付けていたら対処できていたであろう絵の具の雨。気付かなかった怪人が悪い。
「う、うまくいきましたか?」
建物の屋上から降りてきたルク・フッシー(ただの少年猟兵・f14346)は自身の作戦が成功したことに安堵する。彼はUCの特性を生かして建物を登り、屋上を塗っていた。すると下で怪人が黒に染めながら戦っている所を発見。炎属性である赤い絵の具を屋上から降らせたのであった。
そして残ったのは黒など跡形もなく消えた街。
「これで充分。キミもよくやったねえ。」
「い、いえボクは屋上から絵の具降らせてただけですし
......それにしてもキマイラフューチャーらしい戦争
......今はまだ遊びのような戦いですけどね。」
「やっぱり油断は禁物だねえ。」
黒が消えた街で話す2人、その者達を奇襲する相手も居なくなった。
これでこの街の攻防戦?は完全に幕を閉じた。だがこれは戦争の一幕に過ぎない。全ての敵を倒した猟兵達はまた別の戦場へと足を踏み入れていくのであった──
大成功
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