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テレビウム・ロック!テレビウム嬢の錠を守れ!

#キマイラフューチャー #テレビウム・ロック! #テレビウム #システム・フラワーズ


⚫️キマイラフューチャー
「なんなの、アンタ達!?」
「ドドド!」
 その日、テレビウムの少女は自慢の格闘術を自撮りしてアップしようとして広場に来ていた。
 しかしそこで彼女の周囲に突如として幾つものサンドバックが降ってきて、そして彼女を取り囲んでしまったのだ。
 このサンドバック、怪人『戦闘員・ナグルド』 である。
「ハァァァ!竜昇拳っ!拳動波ぁっ!りゅぅううう旋風ぅっ!!」
「ドドドー!」
 テレビウムの少女は自慢の格闘術の三連撃をサンドバック怪人に叩き込む。
「ドド?」
 しかし猟兵でもなんでもないテレビウムの少女の格闘術はいわゆる動画用のパフォーマンス。全くダメージなんて入るはずもなかった。
「やっぱり、ダメかー!ひゃー、誰か助けてーっ!」
「ドド、ドー!」
 襲い来るサンドバックにひたすら逃げ出すテレビウムの格闘着少女。
 彼女のテレビには印象的な『鍵』が映されていた。

⚫️グリモアベース
「と言う事件が起こっています」
 頭巾を角で押し上げている少女朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)が君達を迎える。
「キマイラフューチャーの一部のテレビウムの顔にに突如として『鍵のような映像』が浮かび上がりました」
 全てのテレビウムに映った訳ではなく、また映ったテレビウムに特に共通点はない。
「しかし、鍵の映ったテレビウムは怪人に狙われているようなのです」
 襲い来る怪人たちを撃退しつつ、鍵の謎を解明して欲しい。
「私が予知出来たのは、『格闘少女のテレビウム』です」
 格好いい技を使うが彼女は一般テレビウム。動画撮影用技能なので戦闘には役に立たない。
 彼女を取り囲んでいるのはオブリビオンである怪人『戦闘員・ナグルド』。
 見様見真似の格闘術を披露したが通用するわけもなく、彼女は広場を走り回って逃げている。
 だが広場の出入り口には戦闘員ナグルドが列を成して塞いでいるため脱出する事が出来ない。
 いずれ彼女の体力は底をつき、倒れてしまうだろう。
 その前に彼女を救い、オブリビオンを撃退してほしい。
「今までにない事件ですが、恐らく解決出来るのは猟兵である皆さんだけでしょう。私にもまだどうなるか分かりませんが、頑張って下さい」
 そうして、キマイラフューチャーへと景色を変え、くしなは君たちを送り出すのだった。


ナイン高橋
ナイン高橋です。

期間限定という言葉に弱いMSとは私の事です。

突然のテレビウムの鍵。謎が深まりそうですね。
まずはテレビウムの格闘少女を守り、そして謎の解明のために頑張って下さい!

⚠このシナリオフレームのオープニング公開は『4月22日までの期間限定』で、『4月30日朝8:30までの完成した成功シナリオ数』によって、その後の展開が変わります。

出来る限り期日内の完結を目指します。
ご参加お待ちしております。
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第1章 集団戦 『戦闘員・ナグルド』

POW   :    強靭で無敵だド!
全身を【頑丈なサンドバッグ 】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD   :    バチバチするド!
【触れると爆発する砂 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    飛び道具卑怯だド!
【ボクシンググローブ 】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
ショコ・ライラ
立ち向かう勇気は結構。そして逃げる勇気も大変結構

よく頑張ったね
後は私達の時間だよ

目を細めて集中
《エコー……》私の心に仄かに浮かび上がる残響の波紋に、五感を傾けて研ぎ澄ませる

無敵モードに移る前後の隙も、無数の砂粒も、私の【見切り】で見抜いてみせる
敵の行動に合わせて即座に【クイックドロウ】で【カウンター】
お前の攻撃なんて猟兵には効かないぞって
ヒーローは負けないんだって
テレビウムの子に見せて、安心してもらう為の、後の先スタイル

グローブも出来れば避けたいけど
当たっちゃった場合は…
これならいいでしょ?って
相手の攻撃を【見切り】接近して
【零距離射撃】でキャノンを叩き込む

ふふふ。私の目からは逃れられないよ


ウィーリィ・チゥシャン
事情はわかんないけどテレビウムの女の子がピンチだってのはわかった。
そんな訳で彼女の加勢に入る。
「新たな挑戦者、参上だぜ!」
……って、共闘モノの場合なんて言うんだっけ?
ま、いいや。
お前らの相手は俺達だぜ!
(少女を庇う形でサンドバッグに言い放つ)

相手はサンドバッグ! だったら遠距離攻撃で……
え、飛び道具ダメなの? わがままだな。
んじゃ、しょうがない。お前らと同じ間合いで相手してやるよ。
『料理の鉄刃』+『二回攻撃』でサンドバッグの袋を切り裂き次々と潰していく。
武器使用までダメ出しされてなかったからな。
今更言っても遅いぜ!



●料理の鉄人!と、ショコラティエール予定~新たな挑戦者たち~
「ひゃー、誰か助けて―っ!」
「ドド、ドー!」
 広場では格闘道着を着た可愛いテレビウムの少女がサンドバック達に囲まれていた。
 その顔には『鍵のような映像』が映し出されている。
「事情はわかんないけどテレビウムの女の子がピンチだってのはわかった」
 その様子を確認したウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はすぐさま行動を開始する。
「そんな訳で彼女の加勢に入る」
 広場の土管に飛び乗って腕を組んで仁王立ち。
 バーンと取り出した鍋を鳴らしてサンドバック怪人達の注目を集める。
「新たな挑戦者、参上だぜ!」
 中華服を着た料理人が鉄人に挑戦状をたたきつけに来た!
「……って、共闘モノの場合なんて言うんだっけ?」
 ちょっとこちらも覚えがないが、そもそも共闘出来る程テレビウムの少女は強くないのだ。
「あひゃー!お助け―!」
 そのためピンチに颯爽と現れてくれた中華服の青年の元にダッシュで駆け寄るテレビウムの少女。
「ま、いいや……お前らの相手は俺達だぜ!」
 少女を庇う形でサンドバッグに言い放つウィーリィにテレビウム少女はちょっとトキメク。
「立ち向かう勇気は結構。そして逃げる勇気も大変結構」
 と、ウィーリーの後ろから一緒に転移してきたショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)が声をかける。
 大きな体軀、涼やかな目元。堂々と立っていれば何となくデキる女オーラが漂いそうな気がしたが、なんだかその表情からはぼけっとした雰囲気を感じとる。
「よく頑張ったね。後は私達の時間だよ」
 ぽん、とテレビウムの少女の頭に片手を置いて隠れているように促すショコ。
 テレビウムの少女は確実にトキメイた!
「ドド、ドー!」
 サンドバック怪人たちは現れた二人の猟兵に対して強行手段に出ようとしている。
「相手はサンドバッグ! だったら遠距離攻撃で……」
 ベシ。
 ウィーリィーの顔にボクシンググローブがぶつけられた。
「飛び道具卑怯だド!」
 戦闘員ナグルドは卑怯な相手を許せない質の怪人だったのだ。
「え、飛び道具ダメなの?わがままだな」
「あ、当たっちゃった」
 ショコもやる気のない声でボクシンググローブが肩に当たった事を報告する。
「飛び道具卑怯だド!」
「んじゃ、しょうがない。お前らと同じ間合いで相手してやるよ」
 そういうとウィーリィは身の丈ほどもある大きな大包丁を取り出すと、迷い無くサンドバック怪人に近づく。
 ボクシンググローブを投げつけたサンドバック怪人は地面に落ちたまままるっきり無視されるボクシンググローブとウィーリィの大包丁を交互に見る。
「武器使用までダメ出しされてなかったからな。今更言っても遅いぜ!」
 ユーベルコード:料理の鉄刃(ブレイドワーク・オブ・アイアンシェフ)でスパスパと包丁を振り回し、サンドバックを切断していく。
「研ぎ澄まされた刃と技に、料理出来ないものはない!」
「ドドドー!」
 対して同じくグローブが当たってしまったショコは、目を細めて集中……。ゆっくりとサンドバック怪人の元へ歩いていく。
『感覚で、確かめて』
 ショコは、己の心に仄かに浮かび上がる残響の波紋に、五感を傾けて研ぎ澄ませると、ユーベルコード:エコー……(タッチ・オブ・ソルト)を使用。
「ドド!」
 ブン、とサンドバック怪人のボクシンググローブがショコに向かって奮われる。
 しかしショコはその攻撃を見切り、最小限の動きで回避する。
 テレビウムの少女に見せる事で、安心してもらう為の、あえての後の先のスタイル。
「これならいいでしょ?」
 そのままショコはリボルバーを取り出し、射撃は射撃でも【零距離射撃】のカウンターでサンドバック怪人を狙う。
「ド!」
 それに対してサンドバック怪人素早く全身を【頑丈なサンドバッグ 】に変えて無敵モードに移行しようとする。
「ふふふ。私の目からは逃れられないよ」
 ほんのわずかな感覚の違い。
 サンドバックの砂が少し零れるその砂の匂い。
 そこからショコはまだ≪無敵モードになりきれていない箇所≫を打ち抜く!
「ふふふ。ヒーローは負けないんだって」
 他のサンドバック怪人の噴出した砂の攻撃も、身もせずにさっと身を引いて避ける。
「お前の攻撃なんて猟兵には効かないぞって」
 そしてショコは振り向いてテレビウムの少女に笑みを向ける。
「わかってくれたかな」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ラヴ・フェイタリティ
おう、ラヴ様だ。キマフュヤベーことになってんじゃん。うちの実家のパパズママズも心配になってくるんだけど大丈夫かね。

取り敢えず依頼に集中するぜ。着いたら早々に見つからない場所に隠れてプチラヴどもを召喚、数が揃ったらサンドバッグを囲んで叩きまくる。飛び道具とか誰が使うかオラァ!鈍器でテンプルクリーンヒットいれたらァア!てめぇがくたばるかラヴ様がくたびれるか勝負だコラァ!!

くたびれた。しんどい。ラヴ様普通の15歳女子だっつの…。残りはプチラヴ突貫させてプチポミで自爆させるわ。



●ヒロイン登場ラブ様
「おう、ラヴ様だ。キマフュヤベーことになってんじゃん。うちの実家のパパズママズも心配になってくるんだけど大丈夫かね」
 ラヴ・フェイタリティ(怪奇!地下世界の落ちものメインヒロイン!・f17338)はキマイラフューチャーにある実家を心配するものの、今回の依頼の集中する。
 その結果、実は誰よりも早く転移していたのだが、早々に近くの見つからない場所に隠れて作業を開始していた。
 なんかちょっとバランスの悪い絵筆握って、ひたすらに自分のイラストを描く。描く。描く。
 デフォルメされてるけどラブのイラスト。かわいい!
 すると書き終わったイラストからひょっこり【プチコピー】が出てくる。
『オラァ!ぶっ飛ばしてやるァ!』
 ちっちゃいラブ様がイキってヤル気を見せてる。かわいい。
 ラブのユーベルコード:プチラヴカンパニーはラブ自身が描いた自分のイラストから、程々の強さを持つ自分と同じ装備を持つプチラブを召喚できるユーベルコードなのだ。
 ただし毎回、イラストを1体1枚ずつ描かなくてはいけないらしい。
 因みに召喚するのはレベル×5体。今のレベルは10。50枚ものイラストを描く必要がある。
「まだ終わんねーのかよ!」
 隠れた場所でひらすら描き続けるラブ様。大丈夫、他の猟兵が頑張ってる!時間稼いでます!
『イっぞオラー!』『ヤったるでコラー!』
 ちょっとずつ増えてるプチラブも各自が好き勝手に甲高い声で叫んでるので騒がしくなってくる。
「ぃよし!これで50枚!イくぞコラぁ!」
 ひぃひぃ言いながらも全てのプチラブを召喚し終えたラブ様は広場に残っていたサンドバック怪人たちに群がっていく。
「ド!飛び道具卑怯だド!」
 明らかに見た目からして魔法タイプのラブ様とプチラブ達を見て、サンドバック怪人は素早く決断。
 ボクシンググローブを投げつけて、飛び道具を使った場合にペナルティを化すようにルール付けする。
 しかしラブ様は一切止まる様子もなく、先端に金属をつけた絵筆を振りかぶって、プチラブ達と一緒にサンドバック怪人を取り囲む。
「飛び道具とか誰が使うかオラァ!鈍器でテンプルクリーンヒットいれたらァア!てめぇがくたばるかラヴ様がくたびれるか勝負だコラァ!!」
『オラァ!ぶっ飛ばしてやるァ!』『囲んで叩けコラァ!』『明日のホットワード載ったぞテメー!』『ザッケンナー!スッゾコラー!!』
 パカポコポコポカと51体かがりでサンドバック怪人を袋にするラブ様。
「ドドドー?!」
 予想外な攻撃にサンドバック怪人は成すがままに殴られまくる。だがダメージが低いので中々倒れない!
「……はぁはぁ。くたびれた。しんどい。ラヴ様普通の15歳女子だっつの……」
 そして先に体力が尽きたのはラブ様の方だった。
「残りはプチラヴ突貫させてプチポミで自爆させるわ」
『シネッコラァー!』『ダッテメッコラー!』『ゴートゥー・アノヨ!』『サヨナラ! 』『テメーコラー!』
 本体と同じ装備を持っているプチラブ達は次々にサンドバック怪人に密着(飛び道具は禁止されているので)。ラヴポミ(正式名称:爆薬)を起爆させて、サンドバック怪人を次々と道ずれに自爆していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

中村・裕美
「……どういう理由で……狙っているのやら」
考える時間もあまりないようだし、さっさと敵を倒そう。

「……とりあえず…伏せて」
とりあえず空間に【ハッキング】で襲ってくる敵を【ステルスボム】で爆破。ついでに爆風で砂とかも吹き飛べば楽かしら

敵を全滅させられれば楽だが、無理そうなら公園から脱出できみちを探す
「……ついてきて」
あとは【情報収集】で敵のいない出入り口か、すぐ破壊できそうなフェンスや壁、地下下水道への入り口などがないか探し、そこから脱出

正直人と話すのが苦手なので、テレビウム少女と積極的に会話してくれる人いないかなーって思ってる
いなければ「……私は中村裕美。……あなたは?」くらいの会話くらいはする



●電脳クラッカー
 転移後、実は落ちもの系ヒロイン以外にもそっと隠れていた猟兵の少女がいた。
 ダボダボのパーカー、ぐるぐるメガネ。怪しく光る電脳パネル。中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)だ。
「……どういう理由で……狙っているのやら」
 準備を行っていた、というよりも裕美の場合は純粋に後方火力型なので特に広場に出る必要性を感じなかったのでそのまま電脳空間にハッキングを仕掛けていた。
(考える時間もあまりないようだし、さっさと敵を倒そう)
 料理人やヒーローが斬った張ったを繰り広げ、落ちもの系アイドルのミニが自爆特攻を仕掛けてる広場をハッキング。
 乱戦になっている事もあり悠々と高速のタイプで次々と座標を指定していく。
「……よっ」
 そして最後に広場に降り立つ。
 目の前には『鍵のような画像』が流れる格闘着姿のテレビウム少女。
「うひゃあっ!?貴女は!?」
「……とりあえず…伏せて」
「うにゃあ……」
 裕美はテレビウム少女に覆い被さると、ユーベルコード:ステルスボムの起爆スイッチを押す。
 どどどーん!
 きちんと計算して配置した視えない爆弾が連鎖爆発を起こし、サンドバック怪人の頭を粉砕していく。
「……ついてきて」
 爆発の衝撃が過ぎると、裕美は素早く立ち上がりテレビウム少女の手を引いて移動する。
 予め情報取集しておいた地下下水道への入り口に向かって駆ける。
「この人、意外とおっきい……じゃなくて、いつの間にそんな入口が!?」
 ステルスボムで崩れやすそうな壁を壊して無理矢理地下下水道に繋げていたのだ。
(……あれ?このまま行くと、テレビウム少女と二人きり?)
 裕美は正直人と話すのが苦手なので、テレビウム少女と積極的に会話してくれる人いないかなーって思って少しだけゆっくりなペースになりながらも脱出する。
「……私は中村裕美。……あなたは?」
「あ、えっと、格闘着テレビウム・リューちゃんよ!」
「そう……よろしく……」
「うん、ありがとう。助けてくれて!」
「……」
「……」
 話が、続かない!裕美に初対面の女の子との円滑なコミュニケーションはまだ難しいレベルだったのかもしれない。
(……ので、もう爆破する……)
 どどどーん!
「うひゃあっ!?」

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ジョン・ドゥ・キャット』

POW   :    キャスパリーグの災禍
【凶事を呼び込む巨大な怪猫】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    ボイオティアの眼
【額に、全てを見透かす大山猫の目を開眼して】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    ウルタールの猫葬列
【殺されて死んだ、無残な姿の猫たち】の霊を召喚する。これは【爪】や【牙】で攻撃する能力を持つ。
👑7
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●第二章
 あらすじ!
 こんにちは!私、格闘着テレビウム少女・リューちゃんよっ。
 ある日いつものように格闘技動画を自撮りしてアップしようと思ったら、顔に突然『鍵のような映像』が流れ始めたの!
 なにこれ!?私の写実夢想流には顔のドラゴンちゃんが必須なのよ!?
 それだけならばまだよかったのだけど、なんか突然怪人が現れて私に襲い掛かってきたのよ。
 えぇーん!?私の格闘術はパフォーマンス用だから、戦いなんて出来るワケないじゃないのー!?
 その時、なんと噂の怪人をやっつけるめちゃくちゃカッコいいヒーロー「猟兵」が来てくれたのよ!!!
 すごくない!?
 そしてバッタバッタと斬り捨てたり撃ち抜いたりボコボコに……するのは諦めて爆破したり爆破したりして怪人をやっつけちゃったのよ!
 そして今、また怪人に襲われないようになんとか地下下水道まで逃げてきたんだけど。
「あっ、あっ、あぁぁ!な、なんか顔の画面に鍵だけじゃなくて矢印が出てる気がする!!!」
 私自身の顔に映っちゃってるから正確には見えないんだけど!
 でもなんかアラームも鳴ってるし、明滅もしてるから、気づけない方がおかしいわ!
 な、なんだか、この矢印の方向にいかないといけない気がするわ……。
『ニ”ャアアアア!!!』
 ひゃあ!なにあれ!?ちょっとなんかおっかないネコみたいなのがいっぱい追ってくるんですけどー!
 もしかして、私、またもピンチ!?
「ひゃー、誰か助けてーっ!」

・第二章補足
 広場で襲ってきたサンドバック怪人は無事に退治し、撒きました。
 すると、テレビウム少女の顔にアラームと明滅とともに『矢印』が表示されるようになったのです!
 きっとこの『矢印』の先に、今回の事件の謎を解く"何か"があるのでしょう。

 しかし、依然として『鍵のような映像』の映っているテレビウム少女は怪人たちに狙われています。
 しつこく追ってくる怪人を振り払い、テレビウム少女の顔の『矢印』が指し示す目的地まで辿り付いて下さい!

 勝利条件:テレビウム少女の顔の矢印の示す目的地への到達。
 (オブリビオンを全滅する必要はありません)
 (勿論全滅させて安全を確保してから辿り付いても構いません)

 敗北条件:テレビウム少女が倒れてしまう事。

 それではご参加おまちしております。
ラヴ・フェイタリティ
うおおぉお!?そのアラーム止めろやあぁあ!?(一緒に逃げながら)

今ラヴ様超ピンチ。せっかく鍵っ子テレビウム助けたと思ったらご機嫌なアラーム流しだしたせいで今度は目付きヤベェ猫が襲いかかってきやがった。スヌーズ機能!スヌーズ機能どこだよ!ねぇの?クソァ!サポートセンターになにもしてないのに壊れましたってクレームいれとけ!
このまま逃げ続けても埒が明かねぇ、ユーベルコード発動だオラァ!猫なら体重軽いだろ!天井叩きつけてやるァ!



●これが超次元シュートだ!
「うおおぉお!?そのアラーム止めろやあぁあ!?」
「どぉぉぉおやって止めたらいいのぉぉぉぉ!?」
 テレビウム少女と我らがラブ様こと、ラヴ・フェイタリティ(怪奇!地下世界の落ちものメインヒロイン!・f17338)が地下水道を駆け足ダッシュで逃げ出していた。
「頭のスイッチとか押したら止まるねーのかよ!」
「スイッチなんてないでしょぉぉぉ!」
『ニ"ァアアアアア"!!!』
 今ラヴ様超ピンチ。せっかく鍵っ子テレビウム助けたと思ったらご機嫌なアラーム流しだしたせいで今度は目付きヤベェ猫が襲いかかってきやがった。
「スヌーズ機能!スヌーズ機能どこだよ!ねぇの?クソァ!サポートセンターになにもしてないのに壊れましたってクレームいれとけ!」
「だからそんなのない……あ、もしかしてこれそれっぽいかも!?」
「マジで!?」
 テレビウム少女が立ち止まって頭に手を当ててくねくねくね、とすると、ずっと鳴り響いていたアラーム音が鳴りやんだ。
「すげぇじゃん!鍵っ子!やれば出来るじゃねぇか!」
「でしょー!?リューちゃんはやる時はやるのよ!」
 てーいとハイタッチして喜びを分かち合う二人。
「これであのなんか眼つきヤベぇ猫にも居場所は分かんねーだ……」

―――ピーピーピー!!!

「あわわわっ!?」
「なんでまた鳴ってるんだよ鍵っ子!」
「このスヌーズ機能20秒位までしか設定できないっぽいのよー!」
「どんだけ二度寝する前提なんだよ!」
『ニ"ァアアアアア"!!!』
 ドタバタしてる間に後ろからネコたちが追い付いてきてしまった!しかもなんかこの猫、よくよく見ると霊体のネコとかも一杯いて地下下水道の通路を埋め尽くさんと駆け寄ってきてる!
「このまま逃げ続けても埒が明かねぇ、ユーベルコード発動だオラァ!」
 ユーベルコード:クライシスゾーン!それは自身からレベルm半径内の無機物を【超次元の竜巻】に変換し、操作するユーベルコードだ!解除すると無機物は元に戻るぞ。
「猫なら体重軽いだろ!天井叩きつけてやるァ!」
 そこらへんにあった空き缶を蹴り飛ばすシューッ!エキサイティング!!!
 猫の大群は超次元の竜巻に巻き込まれておしながされていった!
「ラブ様にかかればこんなもんよ!なっ、鍵っ子!」
 しかし振り返った先にはテレビウムお嬢はいなかった。
「あーれー!」
 竜巻の風に流され、テレビウム少女も通路の先へ先へと飛ばされてしまっていたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・フェアリィハート
アドリブや他の方との絡みや連携も歓迎です

そこかしこで
テレビウムさん達が
襲われて…
一体何が…?

ともあれ
テレビウムさん達を
助けなきゃです…!

『テレビウムさん、大丈夫ですか…!?その矢印の方向に向かえばいいんですね…?』

自身の剣
『ヴォーパルソード』で
【属性攻撃】【なぎ払い】等の剣戟や
剣からの【衝撃波】や【誘導弾】等の遠距離攻撃と
【吹き飛ばし】を組み合わせ
敵さんを追い払い
テレビウムさんを守りつつ
矢印の目的地へ向かいます

敵さんを
纏めて攻撃出来そうなら
UC使用
(テレビウムさんや味方を巻き込まない様注意)

敵さんの攻撃は
【第六感】【見切り】【残像】
【オーラ防御】等で
防御や回避

『その矢印の方向に…一体何が…?』



●多分テレビウム少女の身長は30cmくらい
「そこかしこでテレビウムさん達が襲われて……一体何が……?」
 キマイラフューチャーに転移してきたアリス・フェアリィハート(猟兵の国のアリス・f01939)は今回の事件に何かを感じ取る。
「ともあれテレビウムさん達を助けなきゃです……!」
 しかしまずは目の前の襲われている一般テレビウムを助ける事が先決だろう。
 アリスの前に風に飛ばされてきたテレビウム少女が転がり落ちてくる。
「あひゃ~目が回るのよ~」
 その顔には『鍵の映像』とそして『矢印』が明滅していた。
「テレビウムさん、大丈夫ですか……!?」
 アリスはテレビウム少女に駆け寄るとふらついてる彼女を抱きかかえる。
「うーんダメかも~?でも、なんか行かなきゃいけない気がするの~?」
「その矢印の方向に向かえばいいんですね……?」
 キリリと表情を引き締めるとアリスはテレビウム少女の顔の指し示す矢印の方向へと顔を向ける。
『ニ"ァアアア"……』
 しかし向かおうとする先には、怪しげな気配の漂うネコ達が現れる。
「これは……オブリビオン!邪魔するなら斬ります!」
 アリスは自身の剣、"ヴァーパルソード"を振りぬくと、その空色の燐光を悪霊ネコ達へと向ける。
「行きますよ!テレビウムさん!」
「うひゃー!助けてー!」
 そしてテレビウム少女の手を取って駆け出すアリス。ヴァーパルソードに光の属性を纏わせると飛び掛かってくる悪霊ネコ達を斬り裂き、なぎ払う。
 剣を奮うと光の刃が衝撃波となって悪霊ネコを吹き飛ばしていく。
 テレビウム少女に来る攻撃は彼女を抱きかかえたまま残像を残すような動きで避け、そして当たりそうな攻撃はオーラ防御で弾き飛ばす。
「うひゃー!のわー!うひょー!」
 テレビウム少女は振り回されっぱなしな状況だけどなんかちょっと楽し気だった。
『ニ"ァアアア"!!!』
 しかし悪霊ネコはひるむことなく次々と飛び掛かってくる。
「くっ数が多いですね。それなら……」
 アリスはヴァーパルソードを自身の顔の前に地面に垂直に構えると、ユーベルコードを起動する。
「――もの言う花たちの噂話は…あらゆる世界に広まっていくのです……『フラワリーズ・フェイトストーム』!!!」
 ヴァーパルソードの刀身の先から、時空等をも歪ませる衝嵐を伴った鈴蘭の花びらに変わっていき、そして花びらの嵐が悪霊ネコを斬り裂いていく。
 地下水道という密封した空間でのこの技はかなりの威力だ!
「その矢印の方向に……一体何が……?」
 テレビウム少女の顔の画面が指し示す道を見つめ、アリスは呟くのだった。
「きゃー!また嵐なのー!?」
 でもテレビウム少女は風に飛ばされていきました。

成功 🔵​🔵​🔴​

ウィーリィ・チゥシャン
【000】
ちょっと敵の数が多すぎるだろ、これ。
全部倒すのも骨が折れるから目的地への到達を最優先。
少女のカバーリングはショコに任せて俺は『飢龍炎牙』と大包丁の『二回攻撃』で敵を薙ぎ払い道を拓いて強行突破。
そして、少女を安心させるために声をかける。
「ごめんな。何が起きているのか俺達にもわかんないんだ」
「けど、これだけは約束する。この事件をさっさと片付けて、お前が元の日常を送れるようにする」
「だからそれまで、ちょっとだけ付き合ってくれよな!」


ショコ・ライラ
チーム【000】で行動

よし。じゃあウィーリィさん、食い止めお願い
私はリューちゃんを【かばう】様に抱えて矢印の指し示す方へ向かう

《呼び声に応じて》発動――場所柄、全速力で飛んだりはできないけど
ぶつからない程度の速度で急ごう

とはいえ相手は多数の霊を召喚したり、速く動くものを狙ったりするみたいだから
食い止め役の攻撃を抜け追いついてきた敵は、【残像】を伴う【フェイント】で避けたり
或いは攻撃を【見切り】、攻撃直後の隙を突いて即【カウンター】

このコードを選んだのは飛行能力の為だけじゃない
守るものがこの手の中にある…ならば、私はヒーローとして、絶対に負けない。絶対に守り切る
私自身の矜持に、そう誓えるからさ


中村・裕美
【000】
「……どうやって……ここを嗅ぎつけたのか」※おそらく爆発です
とりあえずはウィーリィくんとショコちゃんとで連携ね。
自分はエレクトロレギオンで大量に戦闘機械を召喚し、猫たちの霊にぶつけて派手にドンパチやらせる
「……実弾より……ビームの方が……効きそうかしら?」

戦闘機械で15体くらいははリューちゃんの護衛兼探索に回し、戦闘しつつも、リューちゃんの矢印の方向にどんなルートがあるのか【情報収集】し、目的地までスムーズに行けるようにナビゲート
「…そのまま真っすぐ…そして壁をビームで破壊して抜ければ最短」
うん、直接顔を見ないなら、多少は喋りやすいかも。多少は。



●チーム【000】
「あーれれー?」
 物語の都合上のために2度の嵐に巻き込まれたテレビウム少女リューちゃんがくるくる回りながら地下下水道の道を飛ばされていく。
 ぽふっ。
「よしよし、よく頑張ったね」
 そんなテレビウム少女を抱いて受け止めたのはチョコの香り漂わせるヒーローショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)だった。
「はっ!貴女はさっきの!」
「いつも心にチョコレート、そこにちょこんとショコライラ。‪──‬私のチョコが甘いうちは、あんなネコちゃんたちの好きにはさせないぜ?」
 パチリとウインクまで決めるショコにトキメいちゃうテレビウム少女。
「ごめんな。何が起きているのか俺達にもわかんないんだ」
 ひょこりとショコの横から現れたのは中華服の料理人ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)だ。
「けど、これだけは約束する。この事件をさっさと片付けて、お前が元の日常を送れるようにする」
 テレビウム少女の画面に映った『鍵のような画像』と『矢印』。その謎を解明すると、約束する。
「うん、ありがとー!」
 テレビウム少女は真っ直ぐな視線にちょっと赤くなりながらも感謝の声をかける
「だからそれまで、ちょっとだけ付き合ってくれよな!」
『ニ"ァアアア"』
 とそこへ矢印の示す道の奥から、霊体のネコたちがじんわりとやってきた。
「……どうやって……ここを嗅ぎつけたのか」
 ショコとウィーリィの後ろにこっそり隠れていた中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)がネコたちを見て呟く。
「アラームが鳴ってから来たにしては……手が早いのよね……」
 それはきっと、地下下水道へ入る入口を作る際に出した爆発の音に群がってきた……いえ真相は闇の中です。
「よし。じゃあウィーリィさん、食い止めお願い」
「はわわわわ……っ!?」
 ショコはユーベルコードを起動すると、テレビウム少女を抱きかかえたまま低空を飛翔する。
(《呼び声に応じて》発動――場所柄、全速力で飛んだりはできないけど、ぶつからない程度の速度で急ごう)
「よし、任せろ!『喰らい尽くせ、炎の顎!』・飢龍炎牙!!!」
 炎の料理人ウィーリィは、先行するとユーベルコードで龍の姿の紅蓮の炎を悪霊ネコの群れにお見舞いする。
 浄化の炎は現代人の誰もが行える最も簡単な除霊法である。
 ウィーリィの紅蓮の龍によって通路には道が作られると、そこを3人と1テレビウムは突き進む。
『ニ"ァアアア"』
 しかし焼いた先から隙間を埋めるように悪霊ネコは湧き出てくる。
「ちょっと敵の数が多すぎるだろ、これ」
 大包丁を何度も振るっては薙ぎ払い強行突破の道を斬り拓きながらもウィーリィが叫ぶ。
「……出撃、ウロボロスレギオン」
 とそこへ最後尾でポテポテ追っかけていた裕美がユーベルコードを起動すると戦闘用の小型黒竜機械兵器を大量に召喚。
 悪霊ネコ相手に小型黒竜機兵がビームや弾丸を撃ちまくってドンパチし始める。
「……実弾より……ビームの方が……効きそうかしら?」
 その数150体以上の援護射撃が道を強引に切り開いていく。
「ふふふふふ。二人とも頼もしいね」
 空を駆るショコが二人の快進撃に笑みを浮かべるが、勿論彼女も食い止め役の攻撃を抜け追いついてきた悪霊ネコのひっかきや飛び掛かりに対して、残像を残すようなフェイントや、攻撃を見切ってからのカウンターなどでテレビウム少女をばっちり守っている。
「うひゃー!?目が回りそうなのよー!」
 テレビウム少女も割かし楽しそうだ!
「とは言っても、全部倒すのも骨が折れるから目的地への到達を最優先するぜ!」
 紅蓮の龍を再度放って道を開いたウィーリィが追いつけないネコは無視して突き進めるように道を長く作る。
「……そのまま真っすぐ……そして壁をビームで破壊して抜ければ最短」
 ただ戦闘機械で戦闘を行っていただけではない。
 裕美は飛び掛かってくる悪霊ネコの攻撃に数を減らされながらも全体の1割程度の小型黒竜機兵を、テレビウム少女の矢印の示す方向に先行させ、どんなルートがあるのか情報収集していたのだ。
 そして集まった情報から目的地までスムーズに行けるようにナビゲートする。
 因みに途中からウィーリィとショコとテレビウム少女に1機ずつ通信案内用に黒竜機兵を配備して本人は追いつくのを諦めてゆっくり歩いている。
(……うん、直接顔を見ないなら、多少は喋りやすいかも。多少は)
 人見知りの裕美はテレビウム少女リューちゃんとの真っ直ぐ直視しながらの会話は難易度が高かったのだ!
「このまま抜けようか」
 ショコはテレビウム少女を一層強く抱きしめると、全員を覆うチョコレートの甘い香りを強くする。
(このコードを選んだのは飛行能力の為だけじゃない)
 守るものがこの手の中にある……ならば、私はヒーローとして、絶対に負けない。絶対に守り切る。
 抱きしめたテレビウム少女の震えを直に感じながらショコは、ヒーローとしての、ショコ自身の矜持に、より誓う。
 バーン!とスタイリッシュにビームキャノンを、熱く情熱的に紅蓮の龍を、数多の機械竜の口からビームを、壁にそれぞれぶち当てる!
 壁の先にはネコはいない。
 あるのは地上に向かうマンホールへと繋がる梯子だ!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『シーディーメーカー』

POW   :    人生一発逆転!
レベル×1体の、【背負った負債】に1と刻印された戦闘用【ヴァーチャルキャラクター】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD   :    レディースアンドジェントルマン!
予め【聴衆を盛り上げる司会進行を行う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
WIZ   :    ジャックポット!!
【大量のカジノコイン】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を覆う程の紙幣が舞い飛び】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

●さぁゴール!……したけど終わりじゃない!?
「あひゃー!助かったのねー!」
 テレビウム少女リューちゃんの顔にアラームと共に出ていた矢印の示していた場所は……何の変哲もない広場だった。
 三方向とビルの壁に囲まれており、何故か土管が3つ横倒しになっている。
「え、え、えぇぇぇ!まだ何かあるのぉぉぉ!???」
 広場の中央にまで来ると、突然テレビウム少女の身体が空中に少しだけ浮かび上がり
激しい発光を始める!
「なにこれなにこれどーいうことー!?」
 バタバタバタバタと両手両足を動かすが空中にいるテレビウム少女リューちゃんは全く移動出来ずに空中をくるくる回ってしまう。
「……というかこれ、なんだかここから暫く動かない方がいい気がしてきたわ」
 激しい光は明滅を繰り返したり光量が変わったりを繰り返したりしている。
 それでも同じパターンではなく少しずつ変化していっているのが分かる。
「うーん。これはあれね。果報は寝て待てね!」
 もう追っかけてくるサンドバックや眼つきの悪いネコがいなくなったので余裕があるテレビウム少女リューちゃんだった。

 が。
『レディース、えーんど、ジェェェェントルメィィィイン……』
 ヴゥゥゥン。という独特の起動音と共に派手なシルクハットが広場の上空からふわふわと降り立ってきた。 
『お待たせしました!題して、≪鍵持ちテレビウム争奪戦≫!これより決勝戦を開始します!』
 あれは、オブリビオン【シーディーメーカー】!!!
 芝居がかった大袈裟な仕草とパフォーマンスでやってきたが、どうやら彼の狙いもまた、テレビウム少女リューちゃんのようだ!
「うひゃー!?なんなのなんなのー!?」
 バタバタバタバタと四つん這いで逃げようとするテレビウム少女リューちゃんだったが空中で一歩も動けない。
 どうやら、逃げ隠れする事は出来そうにない。
 明滅を続けるテレビウム少女リューちゃんを守りながら、オブリビオン『シーディーメーカー』を打ち倒すのだ!イェーガー!

・第三章補足
 勝利条件:ボス戦 『シーディーメーカー』 の劇は
 敗北条件:テレビウム少女リューちゃんが発光が収まる前にこの場から移動させられてしまう事。

 シーディーメーカーの狙いはテレビウム少女リューちゃんです。

 それではご参加おまちしております。
ショコ・ライラ
争奪戦?早い者勝ちかい?
なら遅かったね、既に彼女は私達のものさ

‪私は、リューちゃんの助けを求める《呼び声に応じて》ここに来た
だから、最後まで守り切ると誓うよ
ヒーローとして、ね

コードの力で飛翔して、リューちゃんを【かばう】ように位置する
背中に、守るべきものがあるのなら
倒れないのがヒーローというものさ

カジノコインが散らばるなら
その上に乗られないようキャノンの連射で【吹き飛ばし】

ヴァーチャルキャラクターが如何に大量に出てこようが行動を【見切り】
【カウンター】の【クイックドロウ】で
一息の内に撃ち抜く

一匹でもすり抜けさせると思ったかい?
甘いよ。私を‪──‬
“私達を”ナメてるね



●正義の味方、現る。
「争奪戦?早い者勝ちかい?」
 胸元を大きく開けたスニーキングスーツを着たセクシー中学生。ショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)が一歩前に出てて斜めのポーズでシーディーメーカーを見上げる。
「なら遅かったね、既に彼女は私達のものさ」
 広場の中央少し奥で空中に固定化されたテレビウム少女リューちゃんの顎を少しくすぐって、ショコはオブリビオン相手に不敵に笑みを浮かべる。
「あひゃひゃくすぐったいよ~」
「私は、リューちゃんの助けを求める《呼び声に応じて》ここに来た」
 瞬間。彼女の身を包む、甘い、甘い、チョコの香り。
「だから、最後まで守り切ると誓うよ」
 そしてショコはコートを翻しながらテレビウム少女リューちゃんをかばうように守るように前に出る。
「ヒーローとして、ね」
 最後にちょっと振り向いてウィンクをして。
『レディースエンドジェントルマン!さぁさぁ人生一発逆転!ここであのテレビウムをどっかにやれば、借金チャラだよ!』
 空中に浮かび煽ってくるシーディーメーカーのCDから、数多のバーチャルキャラクターモドキが召喚される。
 そのいずれもが、負債を抱えており、血走った目でテレビウム少女を見つめる。
「ひぃ!なんか怖いよ!あの人たち!」
『負債0!借金チャラ!』
 バーチャルキャラクターたちは妙な熱気に包まれている。
「大丈夫、背中に、守るべきものがあるのなら倒れないのがヒーローというものさ」
 ふわりと空中に浮かび上がるショコはテレビウム少女リューちゃんに声をかける。格好いいヒーローは背中でも語るのだ。
「さて。『いつも心にチョコレート、そこにちょこんとショコライラ。‪──‬私のチョコが甘いうちは、君の好きにはさせないぜ?』」
 決めセリフを格好よく決めたのを合図にバーチャルキャラクターたちが一直線に迫ってくる。
 狙いはもちろん、テレビウ少女リューちゃんだ!
『んんーーーっ!!!ジャックポット!!!』
 それだけではない、シーディーメーカーもまた空中からコインを投げつけ紙幣をばらまく。
 負債を追ったバーチャルキャラクター達は空を舞う紙幣を手に掴むごとにその力が目に見えて増していく。
「ふっふふーん?」
 しかしショコは近くづくバーチャルキャラクターの動きを見切り、片っ端からビームキャノンのクイックドロウで一息の内に撃ち抜く。
 さらに舞う紙幣もちょうどバーチャルキャラクターの手に収まるタイミングでキャノンで吹き飛ばしていく。
『うぉぉー!借金返済ーっ!』
 しかし如何にスーパーヒーローであっても多勢に無勢。
 一斉に押し寄せてくるバーチャルキャラクター相手にショコ一人では防ぎきる事は難しい。
「一匹でもすり抜けさせると思ったかい?」
 しかしそれでもショコは焦りを微塵も見せる事なく、ヒーローパワーで強化されたキャノンでバーチャルキャラクターをなぎ払う。 勿論、大きく迂回してきた敵を防ぐには、適さない攻撃だ。
「甘いよ。私を‪──‬“私達を”ナメてるね」
 それが、ショコ一人の戦場であったならば。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・フェアリィハート
アドリブや他の方との絡みや連携も歓迎です

ここは…広場…?
オブリビオンさんが
何を企んでいるのか
判りませんけど…

オブリビオンさんを倒し
リューちゃんさんは守ります!

『リューちゃんさん…今、助けますから…!――あ、あと…嵐で吹き飛ばしちゃって、ごめんなさい…』

自身の剣
『ヴォーパルソード』で
【属性攻撃】や
【2回攻撃】での時間差攻撃、
【なぎ払い】等の剣戟や
剣からの【衝撃波】
剣の光焔の【誘導弾】等の
遠距離攻撃
大ダメージを与える際は
UCも使い
テレビウムさんを守りつつ
オブリビオンさんと戦闘

敵の攻撃は
【第六感】【見切り】【残像】【オーラ防御】で
防御・回避

『シーディーメーカーさん…貴方の思惑通りにはさせません…!』



●猟兵の国のアリス、現る!
 前に出て戦う猟兵の脇をすり抜けて走り寄ってくるバーチャルキャラクターが、来る!
『借金チャラー!!』
「ひゃー!?お助けー!?」
 その狙いは、鍵の画像が画面に映って光を出しているテレビウム少女リューちゃん!
 彼女はこの広場の中央少し奥で光り輝いているが動く事は出来そうにない。
 もはや絶体絶命かと思ったその時。
「ていっ!」
 光り輝く剣を奮ってテレビウム少女に迫るバーチャルキャラクターを吹き飛ばす少女がいた!
 空色のドレスを身に包み、白銀の剣構える少女。彼女こそアリス・フェアリィハート(猟兵の国のアリス・f01939)だ!
「この……広場?で、オブリビオンさんが何を企んでいるのか判りませんけど……」
 アリスは可愛らしい眉をひそめながらバーチャルキャラクターを、そして空中に浮かぶオブリビオン、シーディーメーカーを見据える。
「オブリビオンさんを倒し、リューちゃんさんは守ります!」
 白銀の剣"ヴァーパルソード"を構えると、アリスの想いに呼応するかのようにその刀身が空色の光焔を纏う。
「リューちゃんさん……今、助けますから……!」
 バーチャルキャラクターの攻撃は見切って躱し、オーラ防御で防ぐと、反撃とばかりにアリスが光を纏わせたヴァーパルソードを振るう度に、その刀身から【光属性】の【魔法弾】や【衝撃波】が放たれ、バーチャルキャラクター達を吹き飛ばしていく。
「――あ、あと……嵐で吹き飛ばしちゃって、ごめんなさい……」
 地下下水道でアリスのユーベルコードで起こした嵐で風に飛ばしてしまった事をぺこりと謝るアリス。
 注意していたのだが、世界の修正力とかがね。テレビウム少女と別れないといけなかったからね、あったんだよね。
「あ!あれ、面白かったのよ!」
 テレビウ少女リューちゃんは割とコロコロ吹き飛ぶのは楽しんでいたのだった。
『んんーーーっ!!!ジェントルマン!借金チャラなだけじゃなく、報奨金も、与えちゃいますよー!』
 と、業を煮やしたのか、シーディーメーカーがバーチャルキャラクターをさらに召喚すると、彼らのやる気を漲らせるために金で煽ってくる。
 汚い!流石オブリビオン、汚い!
『うぉー!金ぇ!』
 負債を抱えたバーチャルキャラクター達は単純な思考で熱意を燃やす!
「ここは、私が引き受けます!」
 アリスは"ヴァーパルソード"を両手に持って頭上に掲げると目を閉じ精神を集中させ、力を込めていく。
 そして、彼女の力が、刀身を包む光焔を、より強く輝しく、燃え上がらせていく。
「『――是は…不思議の国の不思議な戦い――受けて下さい、ヴォーパルの剣閃……!!』」
 カッと目を開いたアリスが"ヴァーパルソード"を振りぬくと、巨大ビームの如き光焔の奔流を伴う斬撃が前方へと飛んでいき、遠くも近くもなく、事象や概念等諸共切断し灼き尽す青白き光の炎がバーチャルキャラクター達を一掃していたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラヴ・フェイタリティ
賭博屋のオブリビオンとはおもしれぇ…だがな、ラヴ様は平凡な賭け事には興味がねぇ。賭け事ってのは勝った負けたを楽しむもんじゃない。勝って金をガッと増やすことが楽しみの本質なのさ。そして参加者じゃいつまで経っても勝った負けたで小さく一喜一憂するしかねぇ。やるなら胴元…更に確実に儲けるなら…八百だぜ(八重歯をぎらつかせる)(ラヴ様は八百長で儲けたかった)。
ラヴ様の賭け講座は以上だ、代金はそこの鍵っ子でいいぜ!UC発動!紙幣をどれだけばら蒔こうがインクで塗り潰しちまえばケツを拭く紙にもなりゃしねぇー!不足分はテメェの命で払えオブ公ー!あと言っておく、八百以上の確実な儲け方は、儲け方を売ることだ!以上!



●ラブ様、現る!
「賭博屋のオブリビオンとはおもしれぇ……」
 我らがラブ様こと、ラヴ・フェイタリティ(怪奇!地下世界の落ちものメインヒロイン!・f17338)はシーディーメーカーを見上げ、なんかよくわかんないけど野心的な笑みを浮かべていた。
『ふーむ。おほめに預かり光栄ですな!』
 オブリビオン、シーディーメーカーはそんなラブ様相手に大仰な仕草でおじぎを返す。
「だがな、ラヴ様は平凡な賭け事には興味がねぇ」
 ずずいと前に出てくるラブ様。
『ほほう?』
「賭け事ってのは勝った負けたを楽しむもんじゃない。勝って金をガッと増やすことが楽しみの本質なのさ」
 ニヤリ、と意味深に笑みを深めるラブ様。
「そして参加者じゃいつまで経っても勝った負けたで小さく一喜一憂するしかねぇ」
 ここでバーンと自前の巨大絵筆"ラブロセツ"を構えるラブ様。
「やるなら胴元……更に確実に儲けるなら……八百だぜ」
 八重歯をぎらつかせるラブ様。
 そうラヴ様は八百長で儲けたかったのだ。
 ダメじゃんラブ様!?
『そんなにお金が欲しいなら、コインを上げまショー!ジャックポット!!!』
 シーディーメーカーはラブ様目掛けて大量のカジノコインを放出!しかも紙幣までもが一面を覆いつくそうとばら撒かれる。
「ラヴ様の賭け講座は以上だ、代金はそこの鍵っ子でいいぜ!UC発動!」
 ユーベルコード、グラフィティスプラッシュ、発動!
 その効果は、塗料が命中した対象にダメージを与えるが、外れたとしても地形を塗りつぶし、その上に立つラブ様自身の戦闘力を高めるのだ!
「紙幣をどれだけばら蒔こうがインクで塗り潰しちまえばケツを拭く紙にもなりゃしねぇー!不足分はテメェの命で払えオブ公ー!
 絵筆の柄に金槌を括り付けている(攻撃力小アップ)ためバランスが悪化しているペイントブラシに金槌を括り付けたもの(ラブロセツ)から大量の塗料を負けじとぶちまけるラブ様!
 紙幣の上に浮遊するシーディーメーカーは金金マネーの力でパワーを上げようとしていたが、ラブ様の塗料に上からべちゃーと塗りつぶされて逆にラブ様パワーに押され始める。
「あと言っておく、八百以上の確実な儲け方は、儲け方を売ることだ!以上!」
 そしてカジノコインを吹き飛ばし切り、シーディーメーカーを可愛いピーチオレンジに染め上げてしまうのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ウィーリィ・チゥシャン
「この事件をさっさと片付けて、彼女が元の日常を送れるようにする」。
これは彼女との『約束』であり、自分への『誓い』だ。
だから、破る訳にはいかないよな!

狙いは偉そうにふんぞり返っているボス本体。
仲間がバーチャルキャラクターを相手している間に真っ直ぐ奴の元を目指す。
カジノコインを大鍋の『盾受け』でガードし、紙幣が地面を埋め尽くしたらその上にいるボスごと『神火の竈』の強火の炎で炎上させる。
そして俺の周囲だけ火を消し、大包丁の『二回攻撃』+炎の『属性攻撃』を叩き込む!

※他の猟兵との絡み、連携は大歓迎です



●炎の料理人、現る!
「この事件をさっさと片付けて、彼女が元の日常を送れるようにする」。
 これは彼女との『約束』であり、ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)自身への『誓い』だ。
「だから、破る訳にはいかないよな!」
 その場を動けぬテレビウム少女リューちゃんを守るように前に出て、走りだすウィーリィ、
「狙いは偉そうにふんぞり返っているボス本体だっ」
 既にシーディーメーカーの呼び出したバーチャルキャラクター達は光の刃に殲滅され、シーディーメーカーの戦闘能力を引き上げる紙幣もまた、ピーチオレンジ色に塗りつぶされている。
『んんーーーっ!!!小癪なり!ジャックポット!!!』
 シーディーメーカーはまたも紙幣をばらまきながらカジノコインを投げつけるが、ウィーリィは大鍋を盾のように使ってガードしそのまま突き進む。
「人類で最初に火を手にした人間はこう叫んだ!!」
 止まる事のない少年は、大包丁に迸る業火の炎を逆巻かせると、バラまいた紙幣を、塗りつぶされた紙幣を一気に強火で燃やし尽くす。
 そして己に向かう炎を大包丁に纏わせると、空中に浮かぶシーディーメーカーへ跳躍。
「我こそは料理人なりィィイイイーーーッッ」
 渾身のVの字切りを叩き込むのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​

中村・裕美
「……こういうノリは……苦手」
有効そうな技はあるが
「……リューちゃん……あまり見ないでね」
あらかじめ言っとく

もう一つの人格・シルヴァーナになり【優雅なるご令嬢】で司会のペースを乱して乗っ取る
「まあ、お上手ですこと」
いつの間にかゲスト席みたいなとこに座って合いの手を入れつつ
「ところで、シーディーメーカーさんはモノマネもお上手だとお聞きいたしましたけど」
とか無茶ぶり。いざ何かやってくれても
「ところで近くにパスタの美味しいお店はあるかしら?」
と、フリーダムに動き
「そろそろシルヴァーナの部屋もお開きの時間ですわ」
そして鼻歌と共にナイフでサクッと刺殺

裕美に戻ったら恥ずかしさで悶絶
彼女が無事なら安心だけど



●猟奇的お嬢様、現る!
「……こういうノリは……苦手」
 シーディーメーカーの芝居がかった大袈裟なノリに対して、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は苦手意識を覚える。
 ああいうのをパリピと言うのだろうか。
(有効そうな技なら……ある……けど)
 裕美は新たに得たユーベルコードを思い浮かべるも、それによって引き起こす自身の別人格の行動を想像して、少し顔を赤くする。
「……リューちゃん……あまり見ないでね」
「ほへ?」
 広場の中央少し奥で留まって未だに発光を続けるテレビウム少女のリューちゃんにあらかじめ言うと、裕美はユーベルコードを起動するため人格を変える。
 パンと眼鏡を外すと、一瞬にして、裕美はその雰囲気を変える。
「わたくし、裕美の中におります副人格のシルヴァーナと申しますの。この度は皆様よろしくお願いいたしますわ」
 そして滑らかな口調で自己紹介をするシルヴァーナ。彼女こそが裕美のもう一人の人格である。
 そのままシルヴァーナは優雅なるご令嬢(シルヴァーナ・セリアン)を発動する。
 その能力は【おっとりお嬢様】な技能を急激にレベルアップさせた状態で使用できるものだ。
『ぐぬぬぬ……やりますね。猟兵とやら。しかーし、私はその程度では倒れませんよ!!!』
 そんなこんなをしている内に、ボロボロになりながらもシーディーメーカーが再び復帰し浮遊を開始する。
「まあ、お上手ですこと」
 するとシルヴァーナはいつの間にかゲスト席みたいなところに座っていて、合いの手を入れていた。
「ところで、シーディーメーカーさんはモノマネもお上手だとお聞きいたしましたけど」
 そして唐突な無茶振りを仕掛ける!
『ファ!?モノマネ!?……んんーーーっ!!?』
 振られた側のシーディーメーカーもこの展開に驚きつつも司会進行役として振られたネタには答えねばならるまいと必死にシーディーを回す。
『ならばやりましょう。"鳩"のモノマネ!……ごほん。クル』
「ところで近くにパスタの美味しいお店はあるかしら?」
 がしかし、シルヴァーナは完全にフリーダム!
 司会進行役たるシーディーメーカーの無茶振りへの返しもマイペースにスルー!
『ぬぅぅう!!!せっかく私が完璧な返しをして差し上げた所を!貴女は!』
「そろそろシルヴァーナの部屋もお開きの時間ですわ」
『ぬ?』
 そしてペースを乱されたシーディーメーカーは鼻歌と共にいつの間にか近づいていたシルヴァーナにナイフでサクッと刺殺されてしまったのでした。

●終章
 鍵の映ったテレビウム少女を狙って襲い掛かってきていたオブリビオンの撃退を成功した猟兵達。
 人格が元に戻った裕美は恥ずかしさで悶絶していた。
(彼女が無事なら安心だけど……)
「わーわー!ありがとー!皆っ!」
 謎の光を発光させていたリューちゃんは両手をパタパタさせながら猟兵達に感謝を述べる。
 と、ちょうどその時、テレビウム少女の身体から発していた強烈な光が目に見えて弱まっていく。
「あれ?あれれ??あれれれれ???」
 ぽわーんと空中に浮かんでいたテレビウム少女もゆっくり地面に降りてきて、そして謎の発光現象は収まった。
 顔に映っていた『鍵のような映像』も既になくなっており、いつものリューちゃんの顔になっていた。
「なんか、大丈夫になったみたい?」
 カクンと腰から折れて首をかしげるテレビウム少女リューちゃん。
 猟兵達は何か起きたり新手がきたりテレビウム少女リューちゃんの身体に異変がないかと確認してみるも、特に何も起きそうになかった。
 暫くして問題なさそうかもしれないと思っていたその時。
 けたたましいアラーム音と共に、アナウンスが流れ始めた。

「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』に、侵入者あり」
「テレビウム・ロックの解除数が多ければ多いほど、開放されるメンテナンスルートは増加する。至急の救援を請う」

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月29日


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🔒
#キマイラフューチャー
🔒
#テレビウム・ロック!
🔒
#テレビウム
🔒
#システム・フラワーズ


30




種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ネミ・ミミーニーズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト