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市場は銃声に満たされる

#サムライエンパイア


 多くの人々で賑わう大通り。
 今日は街をあげての大安売り市が開催されており、その左右に立ち並ぶ商家はこぞって出店を出し、心躍る商品を用意していた。
 その最中。
「構え……放て!!」
 響いたのは凛とした女性の号令。そして、重なる数多の銃声。
 そこに残ったのは、人々の絶叫と呻き、重なる死体と血の海であった。

●グリモアベースにて
 ざわめくグリモアベースに、急いた様子でケットシーが駆け込んできた。
 彼は羽織はためかせ椅子に飛び乗ると、目前に集まった猟兵達へ説明を始める。
「それがしはケットシーの剣豪、久遠寺・篠だ。早速だが、皆の衆には急ぎサムライエンパイア世界に向かってもらいたい。人の多く集まる市に、オブリビオンの襲撃を予知した」
 篠はそう言うと、机の上に通りの様子を描いた絵を広げた。
「ここは江戸にほど近い、商家の多く集まる街だ。特に事件の現場となるこの大通りは街の中心を貫く最も大きな通りで、左右に多くの商店が並んでいる」
 描かれている街、通りは華やかで、説明の通りに種別を問わず様々な商いが行われていることが伺える。
「事件が起こる日はこの街全体で大安売りが行われていて、大通りには多くの人が集っている。そこに」
 さらに提示されたのは、鎧を着た女武者の姿。
「この鉄砲を携えた女武者のオブリビオンの軍団が迫っている。彼女達の目的は、この街の制圧……皆の衆はこの女武者が通りに来る十分ほど前に現場に転送することが出来る。なんとかして、被害を抑えながら女武者を掃討して欲しい」
 篠は一度そこで言葉を切ってから、ふうと息を吐いた。
「女武者を統率しているのは、かつて戦乱の時代に生きた戦国武将、小西行長……その、オブリビオンとなった姿だ。女武者を掃討出来れば、恐らく姿を現す」
 そこから僅かに篠は表情を緩める。
「先にも言ったように、この街では大安売り市が開催されている。被害を食い止め全てを片付けられれば、戦闘後に買い物を楽しめるだろう」
 篠はそうして広げていた資料を纏めると文にし、表に依頼状と認める。
「人が多く、放っておけば被害は甚大だ。皆の衆、よろしく頼んだぞ」


三橋成
 皆様こんにちは、三橋成(みはし・せい)です。
 今回は商店の多く集まる賑やかな街の、大通りを襲撃から守る依頼となります。
 第一章は被害を出さないように動くには一般人を守ることも重要になりますので、何かしらの対策をプレイングにていただけますと幸いです。
 OPの説明の中にもありますが、敵到着の十分前に現場に着くことが出来ます。

 第三章は街にあるあやゆる商家でお買い物を楽しむことが出来ます。服、装飾、武器、等々に、食べ物も色々売っていますので食い倒れていただいても構いません。
 皆様と格好良い物語を紡いで参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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第1章 集団戦 『切支丹女武者』

POW   :    鉄砲三段
【鉄砲の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    部位狙撃
【鉄砲】から【トリモチ弾】を放ち、【手や足を狙う事】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    聖母の慈悲
【聖母に捧げる祈り】を聞いて共感した対象全てを治療する。
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喜羽・紗羅
アドリブ可

おうおう、派手な格好しやがって旅芸人かてめえら
市の日に鉄砲たあ景気がいいねえ。だが知ってるか?
鉄って字は金を失う――縁起でもねえんだよ
カチコミしたきゃ他所当たりな
それが出来ねえってんなら……斬るぜ?

紗羅と婆娑羅に分かれて戦う
紗羅は偽装バッグで援護射撃
地形を利用し隠れつつ
先ず榴弾で敵の陣形を崩して
その後は機関銃の掃射だ

ちょっと! またこんな危ないモノ使うの?
使わねえと死んじまうぞ。俺もお前も、後ろの奴らも!
相手は人じゃねえ亡者、あの世にお帰り願うだけだ

俺は太刀を薙刀に変化させて
援護射撃で奴等が怯んだ隙に飛び込む!
脚の速さと飛び込みにゃあ自信があんだ
上から鎧の無い所、そっ首を一太刀だよ!


伊織・あやめ
天下自在符を見せながら、唐傘をさしてみせるの
「雨が降るよ!お店は中断、一度中に入って!」
できるだけ大きな声で皆に呼びかけて、子どもやご老人の避難のお手伝いを
安売り商品から目を離さない御婦人は腕を引っ張って
できる範囲で皆を守れるように頑張るよ

敵が現れたら【全力魔法】【高速詠唱】【先制攻撃】をフルに使って
【符術・菖蒲】でできるだけ広範囲に攻撃を
敵が怯んだのを見て刀で一気に畳み掛けます
もし銃を一般人に構えるようなら【武器受け】や【オーラ防御】で
できるだけ人をかばえるように
あたしは怪我なんて怖くない 一般人の被害が心配だよ
身を投げだしてでも頑張るつもり!

アドリブ・絡み歓迎です


セリオン・アーヴニル
一般人の被害を防ぎつつ敵を掃討…
となると人手は多い方が良いか。
ならば、俺のとるべき手段は『コレ』だろうな。
《即興共闘、アドリブ等可》

予め【境界崩壊】を発動し、自身の複製を生成。
その内の25人程を文字通りの『肉盾』として民衆の付近に待機させ、避難誘導員兼、いざと言う時は身を呈して庇う防衛要員として行動。
後は自身を含めた残りの複製で敵勢の排除に当たるとしよう。
フェイントを交えた近接攻撃を主軸に、なるべく敵の攻め手を減らすべく、攻撃重視の各個撃破を目標に行動。
自分が正面で抑えて複製に側面又は背面から一撃を…と言った連携で着実にダメージを与えてやろう。
余裕があれば、他の味方の援護に複製を向かわせる。


近衛・六花
この賑やかな街を死体で埋めるなんて、そんな事絶対にさせないよ。
女武者を倒すのが目的だけど、一般の人も守らないと……使いたくないけど、UCの口寄・群虫を使い半数程を女武者と一般人の間に展開して、一般人を守る盾としよう。
残りの半数で女武者達へ攻撃させつつ、その影から【暗殺3】【残像1】を用いて女武者の首元へ小太刀を突き立て攻撃するよ。
範囲攻撃を警戒して、銃撃後の弾込め等の隙をついて攻撃するよ。
あまり深追いせずに、隙を見て一人ずつ確実に、女武者の数が減ってきたら、一般人の盾に使っていた群虫を全部じゃないけど攻撃に回すよ。
貴女達の目的も何も興味ないよ。ただここで、静かに死んでね。



 人々の喧騒に満ちた大通り。そこに、華やかな紫の衣に身を包んだ少女が立った。
 彼女はばさりと唐傘を広げると掲げ、息を吸う。
「雨が降るよ! お店は中断、一度中に入って!」
 発したのは、彼女が出しうる限りの大きな声だった。その少女の名を伊織・あやめという。
「人外《ヒトデナシ》だからこそ出来る『マトモじゃない』手段を見せてやろう」
 その横で自身の額に掌を当て、セリオン・アーヴニルは己の肉体へと念じる。影分身のように現れたのは、彼自身の複製である。それは三十二体もの数になり、彼らは大通りにいる多くの人々を左右にある商店に避難させようとばらばらに動きはじめる。
「ひどい雨が降るよ! 早く早く!」
 あやめは傘をさしながら大声で呼びかけながら通り、そのパフォーマンスに、次第に人々が自主的に動き始める。
「ほら、後からいくらでもお買い物できますから、今は店の中に!」
 その中には安売り商品に齧りついてその場を動こうともしない人もいるが、あやめはその御婦人の腕を引き、半ば無理やり商店の中へと連れて行く。
 セリオンもまたあやめの言を習い、その数でもって雨が降るからという体で避難を進めていく。
 この場において数は力だ。危機感を煽られる訳でもなく、人々は落ち着いて店の中へと入っていく……が。逆を返せば、彼らは急ぐことも、遠くに逃げることもなかった。
 通りにいた全ての人を、店の中に収容することは出来ない。

 未だ人が残る通りに、無情にも前進を鎧に包んだ女武者が現れる。
 彼女達は通りを埋めるように一列に並び、その手に鉄砲を構え、一人の女武者の掛け声に合わせて掃射が開始される。その一連の動きは止めることが出来ない。しかし。
「口寄、群虫……」
 雨のように、壁のように襲い来る弾丸の前に現れ人々に届く銃弾を零にしたのは、数多の羽虫の群れであった。
 夥しい数の羽虫達は一見してぞっとするものではあるが、彼らは自ら弾丸にぶつかりに行き、盾として立派に役目を果たした。
 その使役主は、近衛・六花。彼女は黒の装束に身を包み、口元へと黒の布地を引き上げる。
 赤き眼差しは、真直ぐに女武者達へと向いていた。
「この賑やかな街を死体で埋めるなんて、そんな事絶対にさせないよ」
 六花と同じく女武者達の前に立ち塞がったのは、喜羽・紗羅。
「おうおう、派手な格好しやがって旅芸人かてめえら」
 朱塗の鞘を持つ太刀を無造作に担ぎながら仁王立ちする彼女の見た目は十五歳の美少女に他ならないが、その真紅に染まった瞳が、彼女の中に別人格が宿っていることの証であった。
「市の日に鉄砲たあ景気がいいねえ。だが知ってるか?」
 紗羅はそう語りかけつつ、『もうひとりの自分』を召喚する。
「鉄って字は金を失う……縁起でもねえんだよ」
「ちょっと! またこんな危ないモノ使うの?」
 呼び出された茶の瞳を持つ紗羅は、その手にある短機関銃に婆娑羅へと声をかけたが、婆娑羅の答えは簡潔であった。
「使わねえと死んじまうぞ。俺もお前も、後ろの奴らも!」
「分かったよ……」
 意を決したように紗羅は機銃を構え、女武者へと撃ちかけはじめた。こうして、戦いは始まる。
 初撃の一斉掃射を防がれた女武者達であったが、機銃で圧されながらも鉄砲での攻撃をやめない。そしてその銃から放たれるのは、トリモチ弾。それは紗羅の手足に着弾し、地面に縫い止めるように動きを封じる。
 が、その攻勢は別の者にとっては隙でもあった。
「カチコミしたきゃ他所当たりな。それが出来ねえってんなら」
 婆娑羅は瞬速で一人の女武者の懐に飛び込むと、太刀を抜刀。その瞬間、太刀は鞘と合体し薙刀へと変形する。
「……斬るぜ?」
 目にも留まらぬ一閃。
 間合いの伸びたその刃は、近くに居た女武者三体の首を掻っ攫っていった。

「舞えよ、花びら。風に乗り、紫に染めよ」
 通りに吹くは一陣の風。
 佇むあやめは指の間に挟んだ花の形をした符を無数の菖蒲の花びらへと変え、一斉に女武者達へと襲撃する。それらは風に乗り、美しくも恐ろしく彼女達を襲い幾筋もの傷を与えていく。
「聖母よ我らを護り給え……」
 その花嵐の中、幾人かの女武者が揃って聖母に捧げる祈りを口にする。すると、まるで本当に聖母の加護でもあったかのように彼女達に光が降り注ぎ、その傷が癒えていく。
 だが、その中の一人の身体が前触れなくバタリと倒れた。
 そして、その隣に立っていた者も、一人、また一人と。
「貴女達の目的も何も興味ないよ」
 菖蒲の花びらに紛れ、暗躍していたのは六花。
 飾り気のない小太刀は慈悲なく女武者の首を掻き切り、その生命を奪っていく。
「ただここで、静かに死んでね」
 花弁や羽虫での範囲攻撃は彼女達の高い癒やしの力によって回復されてしまうが、一撃必殺には聖母の祈りも通用しない。
 そして花嵐の混乱に乗じるのは、六花だけではない。
「数には、数だ」
 複製した自身共々槍剣『オルファ』を振るい、セリオンもまた確実に敵の数を減らしていく。
 応戦するように女武者もトリモチ弾を放ちセリオンの動きを止めようとしてくるが、一名の動きが止められたら他の者が動けば良いだけ。
 正面から斬りかかるセリオン自身の刃を女武者が構えた刀で受け止める、が、その背後から複製体が貫く。
 地へと崩れ落ちる女武者の身体。
 銃声は止み、通りに立っているのは猟兵と、彼らに守られた人々だけとなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『小西行長』

POW   :    「商人の根性舐めたらあきまへんで」
【異教を信じる心と商売人としてのプライド】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD   :    「球弾きもお手のものや。捌ききれまっか?」
【商売道具であるそろばんを武器に用いる事】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【そろばんの珠】で攻撃する。
WIZ   :    「真似から始まりマネーに至るは商いの基本でっせ」
対象のユーベルコードを防御すると、それを【見様見真似で再現】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
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「可愛そうになぁ……」
 女武者達の身体転がる大通りに現れたのは、一人の男。
 男は佇むと呟き、己の胸に手を当てる。すると、通りに倒れていた女武者達の遺体が浄化されるように光となって消えていく。
「あの子達をやったのはアンタらか」
 男は丸いサングラスの上から真直ぐに猟兵達へと視線を向ける。
「敵取らんとあかんようやな」
 その男の名を、小西行長という。
喜羽・紗羅
アドリブ可

南蛮被れの商人風情が大名気取りか、あ?
冗談じゃねえ
ここでテメエらが何する心算だったか
俺達が知らねえと思っての物言いかオウ

ちょっと、何で喧嘩売ってんのよ!?

こみゅにけーしょんだバカヤロウ
とっとと鉄砲の準備しとけ、いいな

初弾は榴弾を選択、目標はそろばん
アレを封じ込めて飛び道具を無効化――戦闘教練でやったけど
本当に大丈夫かなぁ? その後は機銃掃射で援護射撃よ
勇気だ自分!

どうせ人の成りした物の怪の類だろうがコノヤロウ
地形を利用し攻撃はフェイントで回避してダッシュで奴に迫る
奴の懐に入れたら武器落としで初撃を防いで
返す刃で軟そうな所を諸手突きだ
速さ勝負、援護が効いてる内に一気呵成に攻め立てるぜ!


伊織・あやめ
あ、ちょっとカチンってきた
そっちのほうから喧嘩ふっかけてきておいて敵取るとか可哀想とか何様のつもりですか
あたしでも名を知ってる人だからって偉そうにしてほしくないな

相手のUCは【見切り】や【武器受け】【オーラ防御】で避けつつ
必ず当てる覚悟で【妖剣解放】
「この刀で……切り開く!」
あたしの攻撃で決まるなんて思ってない
あたしは、まだまだ弱いって自分を知ってる
だからこそ、攻撃を当てることで他の猟兵への隙を作る!
そのためだったら、そろばんの珠より早く駆け抜けてみせる

せっかくの楽しい商いの場を台無しにして
敵を取るのはあたしたちのほう!
首洗って出直してくるといいんだ!

アドリブ・絡み歓迎です



「あ、ちょっとカチンってきた」
 眼の前に立ちふさがる小西行長の言葉に、苛立たしげな声を上げたのは伊織・あやめだった。
「そっちのほうから喧嘩ふっかけてきておいて敵取るとか可哀想とか何様のつもりですか」
 あやめはゆっくりと刀を鞘から抜き放つと、その切っ先を行長へと突きつける。
「あたしでも名を知ってる人だからって偉そうにしてほしくないな」
 その凛とした声に同意するよう喜羽・紗羅が進み出る。否、彼女はもうひとりの自分の人格を具現化させたままにしており、前へと出たのは婆娑羅の方である。
「南蛮被れの商人風情が大名気取りか、あ?」
 ふっかける啖呵はかなりガラが悪い。
「冗談じゃねえ。ここでテメエらが何する心算だったか、俺達が知らねえと思っての物言いか、オウ」
 そんな二人の言葉と態度に慌てたのは、彼女の本来の人格である紗羅だ。
「ちょっと、何で喧嘩売ってんのよ!?」
「こみゅにけーしょんだバカヤロウ」
 紗羅の諌める言葉に婆娑羅はそう端的に言葉を返し、彼女の方へと向くと、やや低めた声で合図を促す。
「……とっとと鉄砲の準備しとけ、いいな」
 そんな彼女たちのどこか楽しげにも見える様子に、サングラスの向こうで行長は目を細める。
「俺はただの商人やあらへん。天下人にも仕えた武や、それは死して尚代わりあらへん……ここにある、志もや。甘く見とると痛い目にあうで」
 行長はそう、自身の胸元へと拳を当てる。その様子はごく自然で、言葉さえ解さない下級のオブリビオンとは格が違うのは確かなようだ。
「この刀で……切り開く!」
 そんな中、真っ先に飛び出したのはあやめだった。
 彼女は自身の攻撃だけで首級を取れるなどと己に自惚れてはいない。ただ、その一刀が仲間が攻撃を紡ぐ足がかりを作ることを狙っていた。
 地を蹴り踏み込み、目にも留まらぬ速度で駆けながら刀を振り下ろすと、そのほんのりと白い刀身から斬撃派が放たれ行長を襲う。
 彼女の電光石火の一刀に行長も反応が遅れたが、しかし斬撃派が身を斬る寸前で巨大そろばんで身を守り。逆にそろばんを振るうとそこから放ったそろばんの珠があやめへと飛んだ。
「球弾きもお手のものや。捌ききれまっか?」
「飛び道具は私が無効化するよ!」
 戦闘訓練で行ったことを思い出しながら、紗羅が構えた銃から榴弾を放つ。実地で上手くいくか半信半疑な攻撃であったが、榴弾は空中で巨大そろばんの珠にぶつかり、爆音を立てて爆ぜた。
「武ったって、どうせ人の成りした物の怪の類だろうがコノヤロウ」
 その生まれた隙をつき、駆け出しその懐へと婆娑羅が踏み込む。
 応戦するよう行長が再び巨大そろばんを振る、が。
「させない。敵を取るのはあたしたちのほう! 首洗って出直してくるといいんだ!」
 尋常ではない速度で駆け、新たな位置取りをしたあやめが背後から行長へ斬撃を飛ばし、その斬撃派が行長のそろばんを弾いた。
「痛い目見るのは、貴様の方だ!!」
 無防備になるその身体。そこへ両手で握り込んだ刀を突き刺したのは、婆娑羅。刃の切っ先がついた喉元から溢れ出す、夥しい鮮血。
 首元の白いスカーフが赤く染まり、常人であれば、それは致命傷になったことだろう。
 そう、常人であれば。
 行長は後方へと蹌踉めき、自身の喉元に手を当てる。
 しかし、猟兵達を見据える眼差しの鋭さは、未だ衰えてはいなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

星野・祐一
よっ、武将きどり…いや、商人きどりかな
ヒーローみたいな啖呵を切ってたみたいだけどよぉ
やろうとした事は山賊の略奪行為と変わんねーぞ?

【ゴッドスピードライド】で変形した【宇宙バイク】に騎乗して
相手の周りを動きまくって注意をこっちに向けさせるぜ
そうすりゃ後は味方がなんとかしてくれるだろ

相手が味方に注意を向けそうになったら
すかさず【熱線銃(ブラスター)】でそろばんを狙い撃って嫌がらせだ
こうも邪魔されたらご自慢の武を出すのも難しいだろぉ?

お前が昔どれだけご立派で偉かったかは知らねーが
今を生きる人達の自由を奪う権利はないんだよ
商売の自由を奪おうとした代金を今すぐ払いやがれ!

アドリブ・絡み等はOKです


天方・菫子
アドリブ等歓迎

割り込みごめんね
生まれ故郷での商いを邪魔するのはちょっと許せないな
それがお偉いさんならなおさら
微力だけど皆に代わって成敗を、なんてね

そろばんの珠は【オーラ防御】で弾き飛ばしながら
UC【妖剣解放】を使用
この妖剣は天方家に代々伝わる因縁の刀
翼を広げて風をさらに受けるようにして
一気にスピードに乗り一撃を狙うよっ

【殺気】をみなぎらせて「そこを動くなぁっ!」

防御は【オーラ防御】と妖剣解放で得たスピードを利用した回避のみ
多少傷つくのは念頭に置いて
それでも斬ることだけに専念するっ

商売人なら商売人らしく
商いの楽しさを皆に伝えなきゃね?



 緊迫した戦いの最中、辺りに響いたのはサムライエンパイアでは普段聞くことのない、派手なエンジン音だった。
 人のいなくなった大通りを大型のバイクが疾走する。そのバイクを巧みに操縦するのは眩い銀の瞳を持つ男、星野・祐一。
「よっ、武将きどり……いや、商人きどりかな」
 祐一はバイクを行長の前につけると、バイクに跨ったままそう声をかける。
 その声は軽快で、そして好戦的だった。
「ヒーローみたいな啖呵を切ってたみたいだけどよぉ、やろうとした事は山賊の略奪行為と変わんねーぞ?」
 すでに仲間によって追い詰められていた行長の怒りは、露わに祐一へと向く。
「俺達はここの商品を強奪するのが目的な訳やあらへん。この地を足がかりに……」
「目的なんて、関係ないんだよ」
 行長の言葉を遮ったのは、祐一のバイクに同乗してきた天方・菫子だった。
 オラトリオの少女はバイクから降りると手にした妖刀を鞘から抜き放つ。
 その妖刀は、彼女の家に代々伝わる因縁の刀。その刀の重みは新米猟兵として戦場に立つ少女に力を与えてくれる。
「生まれ故郷での商いを邪魔するのは、ちょっと許せないな。微力だけど皆に代わって成敗を、なんてね」
 菫子の言葉はどこかおどけてみせるようで、しかし彼女の蒼き瞳には真なる闘志が燃えていた。
 一瞬の間。次に再び動き出したのは祐一。
 エンジン音を響かせ、祐一は行長の周囲を走り出す。それは敵の注意を自身へとひきつける狙いがあった。
「何やその馬は、今動きを止めたる」
 行長が祐一へ向け巨大そろばんを振るおうとしたその瞬間。
「そこを動くなぁっ!」
 白の翼を羽ばたかせ、風をきり菫子が行長へ肉薄する。その身に纏うのは、手にした妖刀から放たれる怨念。その禍々しさは愛らしい少女に似つかわしいものではない。
 しかし、敵を屠るべく一心に刃を振るうその姿勢は、まさしく剣士のそれであった。
 幾度も振り下ろされる妖刀をそろばんで受け止め、つばぜり合い、再びの打ち合い。その緊迫し拮抗した実力を、周囲を走る祐一が崩す。
 彼はバイクに騎乗したまま手にした熱線銃でそろばんを撃ち、一瞬の間を生んだ。
「商売の自由を奪おうとした代金を今すぐ払いやがれ! 行け、菫子!」
 返す言葉はなく、返事は迷いのない太刀筋のみ。
 菫子の振り降ろした刃が行長の身体を袈裟斬りにした。
 斬撃に音はない。戦いの終焉は、驚くほど静かにやってきた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『ばぁげん、なのです!』

POW   :    周囲を牽制しつつお買い得商品を気合いで確保する。

SPD   :    客の流れを読み素早く目当ての品を確保する。

WIZ   :    誰も目をつけていない棚の奥から幻の限定商品を発見する。

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 小西行長の亡骸は、女武者達と同じように光の粒子となり消えていった。
 激戦の後、大通りには左右の商店に隠れていた人々が溢れ、そして全てを見ていた彼らからは、猟兵達へと惜しみない拍手と感謝が送られた。
 それから後、人々は落ち着きを取り戻し、この大通りには再び戦いが訪れていた。
 商戦、という名の、商人と客の本気の勝負である。
 大通りには今、様々なものが売り出されている。服、装飾、武器等の品物に、勿論食べ物も多くあり、またそのほとんどが驚くほど安い。
 さて、どこで何をして過ごそうか。
喜羽・紗羅
アドリブ可

ご飯食べよ! ご飯! 私お腹空いちゃった

よくメシなんて食えるな、大したタマだよ全く

大通りで美味しそうなお店を探すよ
何かおススメはあるかな、街の人に聞いてみよう
締めはスイーツ! 氷菓子はあるかなあ?
あとお酒は駄目よ! アンタも私も、まだ未成年なんだからね!

畜生め、どうせ憑くなら色気のある姉ちゃんが良かったぜ

何か言った?

言ってねえよ。とりあえず大通りをぶらぶらと
得物にゃ困っちゃいねえが、掘り出し物はあるかね。装飾屋で何か探すか
おい親父、何か面白い物ねえか? 心配するな金なら都合は付く
まあ変な値段で出して来たら腕の見せ所だ
情報収集で物の価値はそれなりに把握してるんだ、ちゃんと交渉してやろう



 買い物をする人々で賑わう大通りを、喜羽・紗羅は意気揚々と歩いていた。
 その隣には、戦闘時も常に傍に居たもうひとりの喜羽、婆娑羅がついている。
「ご飯食べよ! ご飯! 私お腹空いちゃった」
「よくメシなんて食えるな、大したタマだよ全く」
 紗羅が目を輝かせて大通りの食べ物屋を探す様子に婆娑羅はやれやれと肩をすくめて後をついていく。
 まず買ったのはたこ焼き。楊枝でお互いにつつきながら食べ、その味と熱さをふはふと堪能。
 次に味わうは味噌こんにゃく。柚子の薫りがする味噌をつけたこんにゃくは味わい深く、ヘルシーさが女子には嬉しいポイント。
 さらに締めに何かスイーツはないかと紗羅が店を探していると、婆娑羅の姿が消えていた。
 慌てて左右を見渡すと、酒屋に近づく姿を見つける。
「こら、お酒は駄目よ! アンタも私も、まだ未成年なんだからね!」
 紗羅は買い求めたかき氷を一口、匙ですくって婆娑羅へと差し出す。
 そのひとくちを食べながら、婆娑羅はけっと呟く。
「畜生め、どうせ憑くなら色気のある姉ちゃんが良かったぜ」
「何か言った?」
「言ってねえよ」
 二人は喉をひんやりと冷ましてくれるかき氷を味わいながら、そんなやりとりをして大通りを進む。
 婆娑羅はさらに、武器屋に寄ると機能的で美しい苦無を見つけると、店主と値段交渉をして大層オトクに手に入れていた。
「そんなものどうするの?」
「音を立てられんねぇ時に使えるだろ」
 先程までどこかつまらなそうにしていた婆娑羅はそう満足げに。
 かき氷を食べていた匙を咥えながら、肩をすくめるのは今度は紗羅の番であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

伊織・あやめ
よかった!これで市も元通りだね。
オブリビオンに思うところは色々あるけれど
とりあえず、今は大安売り楽しもうっと!

玉簪のヤドリガミだから、やっぱり簪は気になっちゃう
いい掘り出し物がないか、きょろきょろ
…あっ、あの花かんざし可愛いなあ
でも高いんだろうなあ……って、えええ
こんなに安くていいの、いいの!?
これは買っちゃうよー ありがとう、いいお買い物した!

余ったお金でふかしたてのお饅頭をいただきます
はふはふ、幸せの美味しさだね

あ、あの根付、篠さんのお土産にいいなあ
ネコの形してる!

アドリブなど歓迎です!



 晴れ渡る青空の下、楽しげに買い物をする人々の姿に伊織・あやめは知らず知らずのうちに笑みを浮かべていた。
「よかった! これで市も元通りだね」
 玉簪のヤドリガミである彼女にとって、人々の喜ぶ姿というものは特別な意味があるもののようだ。
「やっぱり簪は気になっちゃうよね」
 あやめが向かったのは簪屋だった。色とりどりの簪が並ぶ店内には、多くの女性客がいて、その美しさに魅了されているようだった。中には恋人を連れた者もいて、簪をさしてその姿を見せては自身の輝きを増していた。
 あやめもまた店内を眺め、良い品がないか探す。
 目についたのは紫陽花の花簪。紫の四片が控えめで、しかしその小花が八つ集って華やかにも見える。手にとると花弁がキラキラと輝いて、まるで雨に濡れているかのよう。
「これ可愛いなあ、でも高いんだろうなあ……って、えええ!」
 思わず上がってしまった自身の声を抑えるべく、口元に手をやりあやめは目を瞬く。その視線の先には簪の値札があり、そしてそれはあやめの想像を遥かに越えて安かった。
「こんなに安くていいの、いいの!?」
 はしゃぐ彼女の様子に、店主が楽しげな笑いを漏らした。
「今日は大安売りやさかい、特別なんよ。お嬢さん、さっき化物倒してくれたお人やろ、お嬢さんが買っていってくれたら嬉しいわ」
「これは買っちゃいますよー。ありがとうございます、いいお買い物しました!」
 店主に代金を支払い、あやめは髪にその花簪を飾り、躍るような足取りで大通りへと戻る。
 さらに道中購入したのは蒸したての酒饅頭。芳しい香りと味を堪能しながら道を歩き、最後に見つけたのは猫の形をした根付。
「篠さんのお土産にいいなあ」
 つい財布の紐が緩んで、どこか憎めない目つきの悪い猫の根付を買い求める。服の帯にそれを垂らし、あやめは上機嫌で帰路をたどる。
 色とりどりの玉簪に混ざり、髪を彩る紫陽花が輝いていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天方・菫子
【星野さん(f17856)と一緒に】

戦闘でお世話になった星野さんにお声がけしたら、ご一緒することになったんだ
あのときは援護ありがとうございました 嬉しかった

甘い物はお好きですか? 好き? 本当!?
うんうん、甘い物って世界問わず正義と平和のシンボルだと思うんだっ
サムライエンパイアだと…お団子とか、お饅頭とか、お煎餅とか、かな
ご存知ですか?

うわ、しかもお値段やすーい!
いくらでも食べられちゃいそう!
とりあえず、星野さんにお団子をご馳走しようかな
串に四つささった餡団子 これが絶品なんです
んー、美味しい! 星野さん、気になった甘い物ありますか?
こうなったら食いだおれちゃいましょ!

アドリブなど歓迎です


星野・祐一
【菫子(f17838)と同行】

今回一緒に戦ってくれた菫子からのお誘いで一緒に商店を巡る事になった
俺の方こそお蔭様で助かったぜ
それにその白い翼を羽ばたかせた姿!いやーいいもの見させて貰ったよ
色々とありがとな!

甘い物?そりゃ勿論…大好きさ!
うーん、その考え、なーんかわかる気がするわ
甘い物は世界を救うって奴だな!
お団子、お饅頭、お煎餅、ねぇ…少なくとも食べた事はないかなぁ
ちょっと気になってきたぞ

いいね、これなら沢山買えそうだ
これが噂のお団子か…じゃ、早速(パクッ
こりゃうめぇ!この独特の食感、気に入った!
よーし、残りのお饅頭やお煎餅にその他諸々堪能するぞー!
次はこの、えーと…羊羹?ってのにしようぜ!



「あのときは援護ありがとうございました。嬉しかった」
 戦いの後、天方・菫子は戦闘で連携した星野・祐一に声をかけていた。二人は揃って市を楽しむことを決め、のんびりと大通りを歩く。
 宇宙バイクで疾走するのも爽快だったが、連れがいるならばこうして歩いて移動するのも悪くない。
 同じ歳の頃の二人は生まれた世界は違えども話も合い、徐々に気兼ねというものがなくなっていく。
「俺の方こそお蔭様で助かったぜ。それにその白い翼を羽ばたかせた姿!」
 祐一は戦闘時の菫子を思い出し、そう楽しげに語る。菫子の翼は、彼の瞳には何か自由の象徴のような、力強い存在として映ったのである。
「いやーいいもの見させて貰ったよ。色々とありがとな!」
 自身を褒められ、菫子は気恥ずかしげにほんのりと頬を染める。
「そんな大したものでは……あ、星野さん、甘い物はお好きですか?」
 話に上がった白き翼を僅かに羽ばたかせ、隣を歩く祐一を見上げると、彼はうなずいた。
「甘い物? そりゃ勿論……大好きさ!」
「好き? 本当!?」
 その返答に、菫子のテンションが一段階上がる。
「うんうん、甘い物って世界問わず正義と平和のシンボルだと思うんだっ」
「その考え、なーんかわかる気がするわ。甘い物は世界を救うって奴だな!」
 甘味の話とは思えない壮大な菫子の持論にも祐一は鷹揚に応える。菫子は瑠璃色の瞳をキラキラと輝かせた。
「サムライエンパイアだと……お団子とか、お饅頭とか、お煎餅とか、かな。ご存知ですか?」
「お団子、お饅頭、お煎餅、ねぇ……少なくとも食べた事はないかなぁ。ちょっと気になってきたぞ」
 祐一は復唱してから答える。宇宙船生まれである彼は、その食べ物の名称は聞いたことがあり、知識
としては知ってはいたものの食べる機会には恵まれなかった。
 サムライエンパイア生まれのオラトリオの少女はそんな祐一の手を取り、走り出さんばかりに引いた。
「では、食べにいきましょう!」

 二人が向かったのは、菫子が見つけた団子屋であった。
 しかも今日は大安売りの市。全てのお団子が半額で売られていて、ついつい二人の財布の紐も緩むというもの。菫子は串に刺さった餡団子を二本購入すると、祐一へと差し出す。
「これが絶品なんです!」
「これが噂のお団子か……じゃ、早速」
 祐一は言うなり、受け取った団子にぱくりと食いつく。と、その表情がぱあっと明るくなった。
「こりゃうめぇ! この独特の食感、気に入った!」
 甘い物が好き、と答えた先ほどの返答には一切の嘘はない。彼は真実甘い物が好きで、心底菫子の持論に賛同していたのだ。
「んー、美味しい! ですよね、この世界の食べ物は美味しいんです」
 菫子もまた嬉しそうに頬をおさえ、その餡の薫り豊かな甘さを堪能する。風味豊かで砂糖の甘みは抑えられた上品な味わいだ。
「星野さん、他にも気になった甘い物ありますか? こうなったら食いだおれちゃいましょ!」
 そんな元気な提案に、スペースノイドの青年は思わず笑い声を漏らす。
「よーし、残りのお饅頭やお煎餅にその他諸々、堪能するぞー!」
 やったー、行くぞー、おーと腕を上げて意気揚々。
「次はこの、えーと……羊羹? ってのにしようぜ!」
 二人は心行くままに駆け出す。いらっしゃいませ、と爽やかな店主の声が二人を迎えていた。
 本日大安売り、市は晴天、千客万来の賑わいなり。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年05月29日
宿敵 『小西行長』 を撃破!


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#サムライエンパイア


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は鍋島・小百合子です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト