スイーツ系河童の挑戦状
●スイーツ(笑)
「うんうん、やっぱりこうでなくちゃね。甘々系男子の僕はスイーツ界も支配しなければ!」
その日、河童は相方のセキセイさまを連れてスイーツ食べ放題の店へ来ていた。
ずらりとテーブルに並ぶのは様々な種類のケーキ。この店にあるケーキは全部取ってきたようだ。
「まずはケーキを制覇しよう。粗方食べたら次はアイスだ。トッピングも施してオリジナルアイスを作るのもいいね。これで写真映えも間違いなしだよ、ねっセキセイさま!」
「ソウダナエロガッパ」
「何処でそんなの覚えたんだい!」
口の悪いセキセイさまに突っ込むが、河童はそのイケメン力を崩す事はない。
「さて、これだけケーキがあるんだ。例え同じチョコケーキとはいえ材料が違えば味も違う。しっかり味わって、女の子に細かくオススメ出来るスキルを磨かなければ!」
時には大胆さも必要である事を河童は知っている。だが甘い物となれば女の子はうるさいはず! だからこそ細かな配慮を覚えておく事は間違っていない。きっとそうなのだ。知らんけど。
「ハヨクエヤ」
セキセイさまは既にケーキを突いて食べ始めている。慌てて河童もフォークを手に取りケーキを一口。
「……おぉ何だこれ! 見た目よりもクリームの味が濃厚! 少し食べただけでもお腹がいっぱいになりそうだ!」
まさかこの河童、一口毎にコメントを言っていくスタイルで行こうとしているのか。
「なんという事だ……この店、食べ放題なのに味がしっかりとしている。冷凍を解凍している系の店じゃないな!」
言っちゃいけないような事を大声で言ってしまう河童。しかし問題はない。店員は全員河童が追い出してしまったので誰もいない。
「こりゃあいい! まさにスイーツ天国! スイーツ界の王子として思いっきり楽しんで、早く女の子をたくさん呼ばなきゃね!」
「ハヨクエヤエロガッパ」
●ローズウェルの情報
「お願いしますー! 聞いて下さいー! 本当なんですー!」
ローズウェル・フィリンシア(太陽と月の神子・f09072)は両手をバタバタさせて猟兵達を引き留めようとする。
「間違いじゃないですー! UDCアースに河童さんが出たんですー!」
と、そんな事を叫び続け、やっと集まってくれた猟兵達。ローズウェルは叫び疲れつつも説明を始める。
「はぁはぁ……ええとですね。UDCアースにあるスイーツ食べ放題のお店を、変な河童さんが占領してしまったのです。河童さんを倒してお店を奪還して下さい!」
依頼する内容は彼女の述べた通り。至ってシンプルである。
「私は皆さんをお店の前まで移転させます。そのまま店内で戦う形になると思います。天井のある場所となりますので気を付けて下さいね」
早速河童と戦闘! と行きたい所だが、その前にワンクッションある事をローズウェルは伝える。
「河童さんはセキセイさまと呼ばれる鳥さんを連れています。もふもふで真ん丸な鳥さんです。恐らく最初はその鳥さんが集団で襲ってくるかと思われます」
セキセイさまは数こそ多いが、ぶっちゃけ強くはない。
「鳥さんをやっつけたら、今度こそ河童さんと戦えます。河童さんは、その……『この世で最も強く、最も美しいオブリビオン』を自称しています。イケメン力には自信があるようなので、どうかイケメン対決をしてあげて下さい!」
河童はイケメン力がある。つまり女の子には弱いという事でもある! そして自分より格上の男にも弱いという事だ!
「河童さんを追い出したら、外に避難……もとい追い出された店員さん達に報告してあげましょう! そして、ちゃんと正式にスイーツ食べ放題パーティを開きましょう!」
横暴な河童さんよりお上品な猟兵達がお客であれば、店員も安心して喜ぶ事だろう。
「そういう事で! 河童さんの思い通りにならないように! 私達もスイーツを堪能する為に! 頑張って行きましょうね!」
最後だけは元気に。ローズウェルは猟兵達を応援し、戦地へと送り込むのだった。
ののん
お世話になります、ののんです。
●状況
UDCアースが舞台となります。
大きな戦闘が無事終えられた場合、スイーツ食べ放題プランを堪能出来ます。
この時のみ、ご要望があればローズウェル・フィリンシア(f09072)と過ごす事も出来ます。
●プレイングについて
お気軽に、ご自由にお書き下さい。どの章からでも参加歓迎致します。
キャラ口調ですとリプレイに反映しやすいです。
お友達とご一緒する方はIDを含めた名前の記載、または【(グループ名)】をお願い致します。
同時に投稿して頂けると大変助かります。
申し訳ありませんがユーベルコードは基本的に【選択したもののみ】描写致します。
●リプレイについて
アドリブ等を入れる事が多いので、苦手な方はその旨をお伝え下さい。
以上、皆様のご参加お待ちしております。
第1章 集団戦
『セキセイさま』
|
POW : ガブリジャス
【嘴で噛み付くこと】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : あわだまおいしい
戦闘中に食べた【あわだま】の量と質に応じて【全身の羽毛】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
WIZ : セキセイまみれ
【沢山のセキセイインコ】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
|
「オイエロガッパ、エロガッパ」
「うるさいなセキセイさま。今僕はダークチョコケーキを堪能して……え?」
河童が気付いた時には遅かった。店の入り口からぞろぞろと猟兵達が入り込み、既に武器を構えている。
その中には打倒河童と燃える者も居れば、テーブルに並ぶケーキを羨ましそうに見る者も。ともかく猟兵達の準備は万端だ。
「な、なんだって!? セキセイさま、何で早く教えてくれなかったんだ!」
「ウルセエ」
セキセイさまは何度も河童に忠告をしていたのだから、無視していた河童が悪い。
「くっ……いや、まだ慌てるような時間じゃない。僕にはセキセイさまがいる! 君達なんてセキセイさまだけで十分さ! セキセイさま、あいつらの相手をしてあげてよ!」
「シカタネエナ」
河童が指を鳴らすと、大量のセキセイさまが何処からともなく現れ、猟兵達へと襲い掛かった。
まあるい鳥がふわふわころころもふもふ。そんなのがいっぱい。
そんな女子ウケするかもしれない見た目(その為に河童が仲間にしたのかもしれない)のオブリビオンを相手に、猟兵達はどうする?
真幌・縫
『紫衣(f03940)』さんと一緒に!
今日は紫衣さんと一緒に依頼だよ。
えへへ、紫衣さんは綺麗で優しい人なんだよー。
紫衣さんは甘い物がお好きと聞いたので河童さんを倒したら紫衣さんとスイーツ食べ放題!だよ♪
その前に…問題はこのセキセイさまだよね…。
とっても…とっても可愛いの!
ふわわ…いっぱいなでなでしていい?
紫衣さんも幸せそうだ〜。
でもこれは依頼だから倒さなきゃ。
河童さんを倒すためにも倒さなきゃ。
数が多いからUC【ぬいぐるみさん行進曲】にしよう。
「それじゃあぬいぐるみさん達。攻撃してね(若干元気ない)」
あっ、でもこの光景はちょっと可愛い…。
…!セキセイさまのぬいぐるみ…いいと思います!
月藤・紫衣
とても可愛らしいお誘いをいただきましたので、真幌縫さん(f10334)とご一緒します。
あれが、セキセイさまですか。
なんとも愛らしいのにやはり倒さなければならないのですね。
強くはないそうなので撫でたり触ったりしましょうか、真幌さん。
ふわふわですからきっと楽しいと思いますよ。
ふふ…真幌さんも楽しんでいらっしゃるようでよかったです。
しかし、形状的にもう少し重さがあるかと思いましたが鳥だけあってやはりとても軽いのですね。
さて、沢山ふわふわさせてもらいましたが、お仕事です、なるべく痛くないように【なぎ払い】ましょう…。
…セキセイさまのぬいぐるみとか、あったら素敵だと思いませんか真幌さん。
甘い物好きなお兄さんを誘ってやって来たのに、最初に出迎えてくれたのは丸いもふもふの大群だった。
月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)と、彼の手を引いてやって来た真幌・縫(ぬいぐるみシンドローム・f10334)は目を丸くさせた。
「あれが、セキセイさまですか」
表情に変化のない紫衣。しかしその声は決してがっかりしたものではない。寧ろ逆だ。そして溢れ出るオーラはとても煌びやかだ。
「スイーツって聞いた来たのに、もふもふも居るなんて……。一石二鳥だったね!」
甘い物も好きだがもふもふも大好き。思わぬ敵に縫は驚きながらも笑顔になった。
「オマエラワラッテルノモイマノウチダゾ」
見た目に似合わずセキセイさまの口が悪いこと悪いこと。セキセイさまは体に力を込めると、突如爆発したような光を放った!
突然の光の爆発に目を瞑る紫衣と縫。しかし次に目を開いた瞬間、そこに広がっていたのは。
「……ひあっ! もっ、もふもふっ……っ!」
視界を埋め尽くすインコ、何処を見てもインコ、感触もインコ。
ただでさえ集団戦として挑んできたたくさんのセキセイさまが、大量のまんまるいセキセイインコを召喚してきたのだ。そりゃあもう全身がインコまみれになる程に。
「く、くすぐったい! でも、羽毛が、ふわわ……とっても……とっても可愛いの!」
最初は驚いて叫んだ縫も、すぐさまインコ軍団の虜になってしまった。それに対して隣にいた紫衣は……。
「……なんと、こんなにもサービスして貰えるとは」
インコまみれのインコ魔人と化していた。これはもう飽きるまでもふるしかない。
「ドウダオソレイッタカ」
もふもふした体を押し付けてくる以外何もしてこないインコ達の事を、果たして攻撃と言ってもいいのもなのか。セキセイさまは自信満々にドヤ顔をしている。
「はい、恐れ入りました。見事なふわもふですね。商品化希望です。例えば……セキセイさまのぬいぐるみとか、あったら素敵だと思いませんか。真幌さん」
「……! セキセイさまのぬいぐるみ……いいと思います!」
縫はなでなでもふもふしながら頷いた。
「セキセイさまのぬいぐるみ……ぬいぐるみ……」
そんな事を呟きながら、縫は思い出していく。本来の目的を。
「……でもこれは依頼だから倒さなきゃ。河童さんを倒すためにも倒さなきゃ……」
思い出したらそれはそれで、しゅんと元気がなくなる。そう、インコ達を倒さなければ次に進めない。目的はもふもふではなく甘いスイーツなのだ。
「……それじゃあぬいぐるみさん達。攻撃してね」
少々元気のない声だったが、今の縫にはこの命令を唱えるだけで精一杯だった。
何処からともなく縫の背後から現れたのは、セキセイさまそっくりのぬいぐるみ達。ごろごろぽふぽふ丸い体を転がしながらインコ達にタックルしていく。
驚いてバタバタと逃げ回り消えていくインコ達。そして空中に舞う大量の羽毛。
「……そうですね。では、私もなるべく痛くないように薙ぎ払いましょう」
インコ魔人こと紫衣も、別れを告げる決心をつけたようだ。刀剣を握ると、踊る様にぐるりと一回り、インコを振り払いながら回り鞘から刃を引き抜くと、インコの大群を優しく薙ぎ払った。
こうしてインコもふもふから解放、もとい脱却した二人。自分と縫に再びインコが纏わりつかないよう刀剣を振るう紫衣だが、視線は縫のぬいぐるみVSインコ軍団へと終始向いていたという。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
彩花・涼
ノワ(f02707)と参加
スイーツ食べ放題の店を占拠か…許しがたいな
早いところ河童を倒してスイーツパーティをしよう
鳥……のオブリビオンか、見た目は可愛いと思うが向かってくるなら排除しよう
黒爪で【スナイパー】し、容赦なく撃ち落としにいくぞ
UCを使用してきたら羽毛で弾丸を止められそうだからな、その場合は黒華・改で【2回攻撃】【生命力吸収】で毛ごと切り捨てにいく
敵が攻撃してきたら【見切り】で回避、無差別攻撃の場合はUCを使用し高速移動して避け斬撃でけち散らす
セキセイさまを倒したら後は河童だけだな
ノワ・シュタインファルベ
【彩花・涼(黒蝶・f01922)】と参加
スイーツ食べ放題…素敵な響きだね
沢山食べるために頑張るよっ
セキセイさん可愛いねぇ
ふわふわなのかな?
うちのライオンさんもふわふわは負けないよっ
ライオンさんに乗ってEklipseを【投擲】しながら攻撃
避けるのは【第六感】と【祈り】とライオンさんが頑張る…はず
あわだまって味するのかな?
…気になる……
「スイーツ食べ放題……素敵な響きだね」
普段はぼんやりとしている事の多いノワ・シュタインファルベ(凪ノ皓月・f02707)。しかし今の表情は何処となくキラキラと輝いているようにも見える。
何せここはスイーツ食べ放題の店だ。美味しいものを求めている者としては夢のような場所とも言えるだろう。というか彼女は既にお腹いっぱい食べる気満々である。
「……早いところ河童を倒してスイーツパーティをしよう」
そんなノワの為か、それとも自分の為か。彩花・涼(黒蝶・f01922)も黒爪をくるりと回し、戦闘準備は万端だ。
「セキセイさん可愛いねぇ。ふわふわなのかな?」
「見た目が可愛くともオブリビオンだ。油断は禁物だぞ」
二人の会話を聞いた一匹のセキセイさま。フッフッフ、と怪しく笑う。
「フッワフワヤデ」
すると、何処からともなく(恐らく背中辺りに隠していたのかもしれない)取り出したあわだまを床に転がし始めた。散らばる色とりどりのあわだま。それらを他のセキセイさまが唾むと……。
「あわだまおいしい! あわだまおいしい!」
むくむくと全身の羽毛がパワーアップしていく! より丸みともふみが増したセキセイさま達が床に転がり始めたではないか!
「わ……ふわふわいっぱい。やっぱり可愛いな」
「っ、これは厄介だな」
和やかに見守るノワと打って変わって涼は目を細める。黒爪の銃口をがちゃりと向け、可愛らしさに見惚れる事無く容赦ない一撃を放つ。
弾丸は当たったが嫌な予想も当たった。なんとセキセイさまのふわふわ羽毛が銃弾を受け止めたのだ。からりと力なく床に落ちる銃弾。流石オブリビオン、侮れない。
「よし、うちのライオンさんもふわふわは負けないよっ」
おいで、とノワが呼んだのは黄金のライオン。ふわりと召喚されたライオンは主人に頭を擦り付ける。そっと一撫でしてから騎乗すると、セキセイさまの周囲を縦横無尽に駆け回った。
突然の巨大な獣の登場に驚くセキセイさま達。降り注ぐカトラリーに誘導され逃げ回り、ぎゅうぎゅうと一ヶ所に集まり始めた。それを涼が見逃す訳がない。
「銃が効かないなら接近戦だ」
すぐさま床を蹴り上げ、セキセイさま達に急接近する涼。そして黒華・改を引き抜くと同時に横一線。セキセイさま達のパワーアップした鳩胸(インコ胸?)が見事にばさりとカットされていった。
深く切り刻まれたセキセイさま達だが、なんとギリギリ体を傷付けられる事はなかった。しかし自慢の羽毛を刈り取られたショックと生命力を吸収する黒剣の力によって、セキセイさま達は昇天するように光に包まれ消えていく。
「ヒエッ! ムギュッ」
次々に消えていった仲間を目撃したセキセイさまはころころ転がり逃げようとした。が、それは叶わなかった。ノワのライオンが着地と共にセキセイさまを踏み付け捕らえたのである。
「あ、もしかしてあわだまを出したセキセイさまかな」
ずっと気になってたんだけど、とライオンの背に乗るノワがセキセイさまに話し掛ける。
「あわだまって味するのかな? ……私も味見していいかな?」
「やめておけ、全身羽毛だらけになるぞ」
「うぅん、じゃあ……セキセイさまって美味しいのかな?」
「ヒエッ」
冗談なのか本気なのか。ライオンの足に押し潰されながらセキセイさまは青ざめた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ヒバゴン・シルバーバック
アドリブアレンジ絡み可能。使用はPOW
「河童、恐ろしい奴が現れたウホね…!」
ゴリラ型ロボットのヒバゴン・シルバーバックはその名を聞いて戦慄した。河童、妖怪である。妖怪は怖い。ヒバゴンは妖怪が怖い!そんなものが街のスイーツを狙っている!ヒバゴンの勇気の天秤がスイーツに傾く!出撃したヒバゴンは件のお店に突入した。わざわざ猟兵の不思議な力で体を縮ませて。
「そこまでウホ悪の妖怪たち!このヒバゴンが来たからには狼藉もそこまでウホ!」
ヒバゴンは体のサイズを戻して剛腕を振り回す!実は狼藉の意味は知らないのは内緒だ!
「小鳥に負けるヒバゴンじゃ、あ、あれ」
敵はただの小鳥ではない!負けるなヒバゴン!甘味のために!
店の入り口から聞こえる、ゴロゴロゴロという何かが転がる音。
帽子を被ってマントを付けた箱が転がってきたではないか。
これは箱か? いや違う。これはゴリラ型ロボットだ!
「そこまでウホ、悪の妖怪たち! このヒバゴンが来たからには狼藉もそこまでウホ!」
ガシャンガシャンと正体を現したのはヒバゴン・シルバーバック(ゴリラ型ロボット・f07349)! 猟兵おなじみのなんやかんやの力によって、ちゃんと店に入れるサイズになって参上した!
ここまで来たのは良いものの、実はヒバゴンは妖怪が苦手だ。今回のボスが河童であると聞いた時には震え上がった。
だがヒバゴンはここへやって来た。では何故か。そう、彼の勇気の天秤が圧倒的にスイーツに傾いたからである! スイーツの魅力が妖怪への恐怖より勝ったのだ!
そんなスイーツを独り占めする悪い妖怪は、やはり許す事は出来ない。ヒバゴンは一人の猟兵として、ヒーローとして、勇敢にも立ち向かう!
「さぁ、何処からでも掛かって来いウホ!」
「ナマイキナゴリラダ」
セキセイさま達は一直線にヒバゴンの元へ飛び付くと、見た目によらず鋭い嘴でヒバゴンの体に齧り付いた。
がぶがぶ、つんつん。セキセイさま達が群がりヒバゴンはインコまみれになってしまう。
「小鳥に負けるヒバゴンじゃ、あ、あれ」
完全に押されているヒバゴン。負けるなヒバゴン! 敵はただの小鳥ではないぞ!
「ぐぐ、こうなったら……ふんっ!」
太い腕を振り回しながら、元の大きさへと体を戻すヒバゴン。天井に着くか着かないかギリギリのラインである285cmというウォーマシンならではの巨体を生かし、群がるセキセイさま達を振り払う。
「これでも喰らうウホ、秘技、ヒバゴンサイクロン!」
「モルスァ」
ぐるりと豪快に振り回すヒバゴンの腕。広範囲まで届くその攻撃により、セキセイさま達は次々と凄い勢いで吹き飛ばされ消えていく。
強いぞヒバゴン! 頑張れヒバゴン! 全ては甘味の為に!
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『実録都市伝説シリーズ『河童の章』』
|
POW : 『出番だエキストラ諸君!ステージを彩ってくれ!』
レベル×5体の、小型の戦闘用【水棲生物型オブリビオン 】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
SPD : 『そこの君!この場に相応しい恰好をしたまえ!』
【『今年の水着、まだ買ってない…』 】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【水着や遊具、防水バッグ等が置かれた更衣室】から、高命中力の【更衣室の鍵】を飛ばす。
WIZ : 『待たせたね、この世で最高のステージの開幕だ!』
【実況席、解説席付き特設ステージの召喚 】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
「お ま た せ」
セキセイさま達は皆退治した。残るは河童のみ。
しかし河童は余裕綽々な態度で猟兵達の前へ登場してみせた。
「やぁやぁ、よくもセキセイさまをやっつけてくれたね。この敵討ちはしっかりとしなきゃいけないな」
輝く流し目、そして頭の皿。
「女の子もいるのか……そうだ、僕の仲間にならないか? そうしたらこのスイーツ達を好きなだけ堪能させてあげるよ。僕と一緒に甘々にイチャイチャしよう!」
バッと腕を広げイケメンオーラを発する河童。
「……っと、その前に邪魔な男は排除しなきゃ。それとも、僕とイケメン勝負でもするかい? 力勝負でも負けないけどね!」
男には厳しく女の子には甘い。スタイリッシュスイーツ系イケメン河童に、猟兵達は戦いを挑む!
●お詫び
自己管理がなっていない状態と体調不良により、お預かりしていましたプレイングを返却してしまいました。
大変申し訳ございません。
再度そのまま提出して頂ければしっかりリプレイを書かせて頂きますので、お心変わりがなければ宜しくお願い致します。
以上、宜しくお願い致します。
こちらの不手際により、大変申し訳ありませんでした。
真幌・縫
『紫衣(f03940)』さんと一緒に!
セキセイさま…可愛いかったなぁ…(まだ寂しい)
次は河童さんかー…河童さんは…あんまり?可愛くないね…残念。
あと、イケメン勝負は紫衣さんの勝ちだとおもうんだけど…勝負するの?
仲間になるかって言われても河童さんを倒せばスイーツが食べれるからなぁ…それなら河童さんを倒すよ。
エキストラさん達はぬいのUC【ぬいぐるみさん行進曲】で迎え討ちだよ!
エキストラさん達はまかせて紫衣さんは河童さんをさくっ倒してください!
ぬいぐるみさんたち!攻撃開始だよ〜!
(先程の名残でまだセキセイさまっぽいぬいぐるみ)
よしっ!次はスイーツ!
月藤・紫衣
真幌縫さん(f10334)と一緒に。
とても愛らしい敵でしたね。
あのカッパ半裸ですし…縫さん、あんなのはまじまじ見てはいけませんよ。
ええと…いけめんの定義から考えても?
エキストラは縫さんがお相手してくださるようなので純粋な力勝負と参りましょう。
【三色梅花】で攻撃力を重視して自らを強化し風【属性攻撃】の【衝撃波】を放ちながら【ダッシュ】で勢いをつけて【怪力】に任せた拳の一撃を【スナイパー】のように的確に顔面に、その後【ダンス】するように勢いを殺さず【2回攻撃】でその皿に踵落としをお見舞いしましょう。
カッパの攻撃は【第六感】【見切り】【残像】でかわしてやります。
さ、縫さん、スイーツを楽しみましょう。
河童の登場に誰よりもがっかりしたのは真幌・縫(ぬいぐるみシンドローム・f10334)だった。
「セキセイさま……可愛いかったなぁ……」
そう、河童などアウトオブ眼中であった。今はまだセキセイさまの事で頭がいっぱいだ。大丈夫、セキセイさまは心の中で生き続けているよ!
「ま、待ってくれ! もう章は進んだんだ! 今は僕との戦闘シーンだよ! ほら、切り替えよ!?」
「河童さんかー……河童さんは……あんまり? 可愛くないね……残念」
「Oh...」
速攻でフラれた。
「そうですね、セキセイさま、とても愛らしい敵でしたね。それに比べてあのカッパ半裸ですし……縫さん、あんなのはまじまじ見てはいけませんよ」
縫をフォローをしつつ河童から遠ざける月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)。なんというお兄さんスキル。河童も見習うべきだ。
「半裸とはなんだ半裸とは! 夏に先駆けた水着なんだから当たり前だろう!」
いい加減怒りますよと河童がプンスコする。
「このままじゃ僕の心が痛むだけだ……こうなったら、さぁ出ておいで!」
と、苦し紛れに河童が呼び出したのは小さなエキストラ達。戦闘用の水棲生物型オブリビオンがわらわらと現れた。
「さぁさぁ、この場を盛り上げてくれ! そして教えてあげるんだ、真のオトコとは誰なのかをね!」
「キャー河童様サイコー!!」
「河童様を侮辱するなんてサイテー!!」
エキストラ達は好きなもの以外をディスる系の厄介なファン達だった。男である紫衣に向かって物理的に攻撃しようと襲い掛かるが、彼(彼女)らの壁として立ち塞がったのは縫だ。
「エキストラさん達はぬいにまかせて! 紫衣さんは河童さんをさくっと倒してください!」
縫もエキストラ達に負けじと召喚したのはセキセイさまに似た真ん丸な鳥ぬいぐるみ達。
「ぬいぐるみさんたち! 攻撃開始だよ〜!」
ごろごろ転がり河童のエキストラ達を粉砕していくぬいぐるみ達。寝返ったセキセイさま(?)に顔を歪める河童。その油断を紫衣は見逃さない。
「思いのままに咲き誇るは梅の花――」
紫衣の周囲を飾るは高潔なる赤色の梅花の魔力。ひゅるりと花びらが力を与えると、紫衣は床を踏み込む足に力を入れ、思い切り蹴り上げた。
砕ける床。道中にいるエキストラ達を吹き飛ばす衝撃波。香る梅花。彼が一歩踏み出しただけでそれだけの事が一瞬で起きた。
河童の目の前へは何の障害もなく辿り着く事が出来た。飛ぶ様に近付いたその勢いに乗せ、紫衣は右手を固く握り締める。
「えっ」
相手が気付いた頃は時すでに遅し。河童の左頬には拳がめり込み、ねじり込まれ、床へと叩き付けられるのだった。
大事な顔への攻撃はまだ終わらない。殴ったその勢いは止まらず、ぐるりと紫衣の体を空中回転させる。そして次は片足を上げ、河童の頭を目掛けてその踵を振り落とす。
ずん、という重く鈍い音。そして微かに聞こえた、ぱりっ、という嫌な音。
「ねぇ河童さん。イケメン勝負は紫衣さんの勝ちだとおもうんだけど……これでも勝負するの?」
「……」
今はそれ所ではない。縫の問い掛けに河童が答える事はなかった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩花・涼
ノワ(f02707)と参加
セキセイさまは惜しい事をしたがな…残るは河童のみだ
イチャイチャ…?いや、あいにくと初対面の相手と仲間になるのは遠慮しよう
ノワは河童の皿が割りたいのか…?普通に弱点だと思うんだが…
そしてなぜ私の水着を考える、今は水中戦ではないから水着はいらんぞ
それにもしそうでも着衣水泳は体得済みだ
イケメン対決があるなら見守るが、仲間の猟兵が危ないなら【かばう】ぞ
流石に仲間が傷つくのは見逃せないからな
そろそろ茶番は終わったか?
悪いが貴様の遊びに付き合うのもコレで終わりだ
UC使用し黒華・改で河童を斬り伏せるぞ
ノワ・シュタインファルベ
彩花・涼(黒蝶・f01922)と参加
セキセイさま可愛かったねー
怯えられてた気がするけど気のせいかな?
河童倒したらようやく食べ放題だね
………やっぱりお皿が弱点だったりするのかな?
割ったら弱ったり?
え?水着?
……あ、このオフショルダーの可愛い
涼に似合いそ………(はっ)スイーツっ
水着よりも食べ放題の方が大事だよね
水着は今度買いに行こうね
ライオンさんに乗ってEklipseで攻撃するよ
お皿に当たるといいなぁ割れるかなぁ(わくわく)
女の子の期待に答えてくれるかなぁ?
イケメン対決かー
イケメンの基準ってなんだろね?
よく解らないけど頑張れー
さて、頭の皿がひび割れてピンチになった河童。そこへ現れたのは彩花・涼(黒蝶・f01922)とノワ・シュタインファルベ(凪ノ皓月・f02707)だ。
「セキセイさまは惜しい事をしたがな……残るは河童のみだ」
「セキセイさま可愛かったねー。河童倒したらようやく食べ放題だよ、早く食べに行こうね」
ノワに限っては既に河童を倒した後の事を考え始めている。あれやこれや、河童の後ろに並ぶケーキに目が行って仕方がない。
「くそっ、完全に僕よりケーキ……! そんな事はさせない!」
ボロボロになった上着を整えると、二人の視界に入る場所へわざと仁王立ちし、にやりと笑い始めた。
「やぁやぁお二人さん。後ろに広がるスイーツが気になるかい? 僕の提案を聞いてくれたら食べさせてあげよう」
「提案だと?」
何が来ようと元からそんなものに乗る気などないが、涼はとりあえず聞いてみる事にした。
「ふふふ、僕が不思議な力で未来予知をしてあげよう。君達は近いうち、夏に向けてそわそわし始める事だろう」
「というと?」
「これだよ、これ」
河童が自分の腰部を叩く。
「夏の水着さ……何らかの理由により君達は水着を求めて走り回る事になるだろう。そう、そんな事になる前に! ここで! 水着を着るのだ!」
ドン! と河童の背後に突如召喚されたのは巨大な更衣室。その中から見えたのは様々な水着や遊具。
「……そんな適当な事を言って水着を着させる気か? まだ肌寒い時期にそんな格好になれる訳が」
「え? 水着? ……あ、このオフショルダーの可愛い」
「ノワ……」
涼を残したままノワは水着に一直線。キラキラした目で眺め始める。
その様子を河童は微笑ましく見ていた。うんうん、女子が好みそうなものを集めて正解だった、と。
「それじゃあ、その更衣室で着替えてみないかい?」
じゃらり、河童の手に持つのは更衣室の鍵。くるくるとそれを回すと、ノワの背後に向かって鍵を投げ付けようとした。
「っ!」
すかさずそれを逃さなかったのが涼だった。すぐさま黒華・改を握り締め、ノワと河童の間へ駆け込み、鋭く飛んできた鍵を黒剣で弾いてみせた。
「ノワ、油断するな!」
「涼? ねぇこの水着、涼に似合いそ……」
「君の目的はスイーツだろう?」
「はっ、スイーツっ!」
水着選びから現実に戻ってきたノワ。手に持っていた可愛らしい水着を投げ捨てると、悔しそうにする河童に目を向けながら涼の隣へ立つ。
「水着よりも食べ放題の方が大事だよね。……水着は今度買いに行こうね」
「(ずっと私の水着の事を考えていたのか……)」
鍵攻撃を知るのか知らないのか、ノワのやんわりとした笑顔に嘘はない。
「さて、悪いが貴様の遊びに付き合うのもコレで終わりだ」
「何だよ、水着でスイーツパーティも良いと思ったんだけどな!」
河童は再び鍵を投げ付けた。しかしそれはもう彼女には通用しない。キィン、と黒剣に弾かれ虚しく床に落ちていく。
「行くよーライオンさん」
ノワも黄金のライオンに飛び乗り空中を舞った。きらりと輝くカトラリーセットを構えながら攻撃のチャンスを窺う。
「貴様なんぞ10秒で十分だ。すべて斬り伏せる」
ざ、と涼が腰を低くし構えると、その足元から彼女の身を覆ったのは黒蝶の群れ。直後、彼女の姿はそこから消えた。
河童が彼女を見失い戸惑ったその時には既に、涼は河童の背後に立っていた。ずん、という衝撃が突如河童を襲う。漆黒の斬撃が河童の背を切り刻んだのだ。
河童が前のめりに倒れそうになり、体が斜めを向いたその瞬間。ノワの待っていたチャンスが訪れた。
やはり固いものはナイフとフォークで嗜むべきか。投げられたそれらはまるで、色のついた流れ星のように輝いた。
ノワの狙ったものは河童の頭。つまり皿だ。元からひび割れていたそこへ見事にナイフの先端が刺さると、そのままパリンと砕け散っていった。
哀れ、大事なお皿を失ってしまったイケメン河童。自慢だった顔もボコボコにされ、衣装もボロボロにされ。河童は泣きながらキラキラと消滅していった。
ノワのライオンが着地し、涼が黒剣を収め、戦闘が終わった事を告げる。それまでの時間、ぴたりと10秒だったという。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『スイーツビュッフェを満喫したい!』
|
POW : とにかく食べる! 気合でスイーツ全種制覇!!
SPD : お気に入りはリピートしちゃう! 美味しいスイーツをいっぱい食べる!!
WIZ : 見た目が綺麗なスイーツ重視! 写真映えって大事だよね!!
|
かくして河童の脅威は消え去った。店にはいつもの平穏な時間が戻ったのだ。
戦闘によって壊してしまった場所は……猟兵達の不思議でなんやかんやな力によって修復された! やったぜ!
外に追い出されていた店員達も店内に戻る事が出来、喜ぶ者や、ほっと胸をなでおろす者で溢れ返った。
店を救ってくれた猟兵達に感謝の気持ちを述べる店長。
何かお礼がしたい、と言った店長に、猟兵達はにっこり微笑む。
はい、と猟兵達が店長に渡したのは、人数分のスイーツ食べ放題プランの券。
ちゃんと券売機で買ったそれを店長が受け取ると、喜んでテーブル席へとそれぞれを案内した。
さぁ、時間は無制限。今日は猟兵達の貸し切り。思う存分スイーツを楽しまなければ!
甘いものが、猟兵達を、待っている!
ノワ・シュタインファルベ
彩花・涼(黒蝶・f01922)と参加
やっぱりお皿が弱点みたい
一つ勉強になったね
スイーツスイーツ、食べ放題♪
やっぱり全部制覇だよね
食べ放題のは小さめだからいっぱい食べれるよ
紅茶をお供に沢山食べるよ
春だからやっぱり苺のが多いのかな?
タルトやムース美味しい…
桜のゼリーも可愛いししあわせ……
涼はチョコ好きなのかな?
冬とかチョコメインのありそうだしその時またこようね
お気に入りかーどれも可愛くておいしいから迷っちゃうけど
苺はいっぱいのったタルトかな?
あ、でも蜂蜜たっぷりのケーキも美味しい…
あ、わらび餅の苺大福もちもち…おいしい…
やったーお買い物も楽しいよね
可愛いの見つけようね♪
彩花・涼
ノワ(f02707)と参加
ようやくスイーツビュッフェを楽しめるな(無表情ながらも戦闘時より雰囲気は柔らかい
時間無制限なら思う存分食べられるな、全種制覇するぞノワ
とりあえず始めに端から全種1つずつ取り食べよう、このチョコムース…美味いな。
食べ終えたら再びノワとまた端からループする
チョコムースが美味しかったので、ついそれは多めに取ってしまうな…ノワは何か気に入ったものは見つかったか?
苺は今ちょうど旬だな、ついつい食べてしまうが他の猟兵の分まで食べてしまわないよう気をつけば……
あとな、戦闘中に私の水着は考えなくていいからな…?
まぁ買いに行くのは付き合うが
色鮮やかに並ぶスイーツ。やっと会えたね、と喜ぶ少女。
甘い宝石達に静かに目を輝かせるノワ・シュタインファルベ(凪ノ皓月・f02707)は大きなお皿を片手に次々とスイーツを拾っていく。
「スイーツスイーツ、食べ放題♪ 食べ放題のは小さめだからいっぱい食べれるよ」
目指すは勿論全制覇。目に入ったものをお皿いっぱいになるまで取り続ける。
そんな姿を彩花・涼(黒蝶・f01922)は隣で眺めていた。無表情である事は変わりないが、何処かその雰囲気は穏やかだ。これが本来の彼女なのだろう。
「時間無制限なら思う存分食べられるな、全種制覇するぞノワ」
「うん、ずっと楽しみにしていたんだもの。食べなきゃ損、だよ」
既に食べる前から幸せそうな顔をしているノワ。席に戻るまでも楽しそうに歩き、自分達の使うテーブルにずらりと並べた。
遅れて戻ってきた涼は温かい紅茶を二人分、自分とノワの前へ置く。さて、これで準備は完了だ。
「じゃあ、頂きます♪」
「ん、頂きます」
待ちに待ったスイーツタイム。まずノワが選んだものは、春色のムースプリン。
「やっぱり限定モノにはどうしても手が伸びちゃうんだよね」
スプーンですくって一口。広がる甘い香りと味にほんわり。大事に味わっていく。
「(会いたかったと言わんばかりの笑顔だな……声に出さなくても分かる)」
と、彼女と向かい合って座る涼はチョコムースを選び食す。戦いの後の甘いものは疲れを忘れさせてくれるものだ。
「このフルーツタルトも、桜のゼリーも、可愛いし美味しい……しあわせ……」
「焦って食べる必要はないぞ。スイーツは逃げないからな」
「逃げられたら困っちゃうよー。ねぇねぇ、さっきからチョコばっかり食べてるけど、涼はチョコ好きなのかな?」
「あぁ、チョコムースが美味しかったので、つい……。ノワは何か気に入ったものは見つかったか?」
「うーん、苺のいっぱい乗ったタルトかな? いや、でも蜂蜜たっぷりのケーキも……ううん、わらび餅の苺大福もちもち……おいしい……もぐもぐ……」
悩みながらも気付けば食べている。彼女にとってはどれも魅力的だったようだ。
「チョコなら、冬の時とかに限定モノが出ていそうだね。その時、また一緒に来ようね」
「なるほど、それはいいな」
頷く涼。チョコも良いが、こうしてノワと二人で過ごす約束が出来た事が何よりも嬉しく思えた。
この空間は、戦場にはないもので溢れ返っている。改めてそれを感じられたような気がした。
「あ、そうだ。ここのスイーツ全部食べ切ったら、お買い物行こうよ」
「今度は材料買って作れとでも言うんじゃないだろうな」
「それもいいけど。ほら、水着。買いに行こ?」
「(まだ考えていたのか
……)……まぁ買いに行くのは付き合うが」
「やったー、可愛いの見つけようね♪」
やれやれ、といった様子で承諾した涼だが、やはり楽しそうな雰囲気を振り撒くノワを見ていると許してしまうのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
真幌・縫
『紫衣(f03940)』さんと一緒に!
スイーツビュッフェの時間です!
えへへ、嬉しいなぁ。
ぬいはいちごが好きなのでまずはそこから行きます!
ショートケーキにイチゴのムース、イチゴのタルトも美味しそう♪
マカロンも可愛いなぁ。
飲み物はミルクティーを選んでいったん席に帰ろう。
うん、美味しい♪ショートケーキは定番の味だよね。
あっ、紫衣さんが帰ってきた。
紫衣さんはどんなのを食べるんだろう…。
(ちらりとのぞいて目を輝かせる)
セキセイさまのイラスト…!わぁ、可愛いですね!わぁ…パンケーキで自由に…あとで行って来ます。
いえいえ。こちらこそありがとうございます。すごく楽しかったです♪
また、行けたら嬉しいです♪
月藤・紫衣
真幌縫さん(f10334)と一緒に。
ここまで長かったですが、ようやくスイーツビュッフェですね。
さ、縫さん楽しみましょう。
…おや、チョコレートのタワーもあるんですか?
ふむ、ぱんけぇきも普通のけぇきも…なるほどこれがビュッフェ。
普段は和菓子が多いので食べなれない物を少しずつ皿に取りましょう。
飲み物は珈琲で。
おや、こちらのぱんけぇきコーナー、好きなソースで絵を書いていただけるのですか?
…でしたら、縫さんが随分惜しまれていましたのでセキセイ様の絵をチョコソースでお願いいたします。
ふふ、スイーツビュッフェがこんなに楽しいものだとは。
縫さん、誘ってくださってありがとうございます。
また一緒に行きましょうね。
「スイーツビュッフェ、スイーツビュッフェ!」
わくわくが溢れ返って我慢の効かない真幌・縫(ぬいぐるみシンドローム・f10334)。体に、顔に、声に、それが目一杯表現されている。
「えっと、ショートケーキに、イチゴのムースに……イチゴのタルトも美味しそう♪」
まずは大好きな苺が使われたスイーツをチョイスしてお皿に乗せていく。自分とサジ太用のマカロンも添えて。
「おや、縫さんは可愛らしいものばかりですね」
と、縫の持つお皿を覗く月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)。彼のお皿にはまだ何も乗っていない。
「紫衣さんはまず何から食べます?」
「そうですね、普段は和菓子が多いので食べ慣れないものを……と思っていたのですが。何せ多いもので悩んでしまいますね。縫さん、少々時間が掛かりそうですので、お先に食べてて下さいな」
「はい、分かりました。ゆっくり選んで下さいね!」
元気に答える縫。一旦彼女と別れると、改めて紫衣は並ぶスイーツ達と向き合う。
「ふむ、ぱんけぇきも普通のけぇきも……おや、チョコレートのタワーもあるんですか? なるほど、これがビュッフェ」
と、物珍しそうに見て回っていく。さて何処から手をつけるべきかと悩んでいると。
「……こちらのぱんけぇきコーナー、好きなソースで絵を描いて頂けるのですか?」
生地とホットプレート、そして色とりどりのトッピング。その傍に置いてある看板に気付き、何かを思いつく紫衣。
「もし、そこの店員さん。ここで焼いたぱんけぇきに絵を描いて頂きたいのですが。……え、自分で自由に行えると? なんと……しかし、お手本がないと難しそうですね。ここはお願いしたく……」
場所は変わりテーブル席。隣にサジ太を座らせ、縫は一足早くスイーツを味わっていた。
「うん、美味しい♪ タルトも美味しかったけれど、やっぱりショートケーキは定番の味だよね」
ふわふわのスポンジにたっぷりのクリーム。ちらりと見える甘い苺。これが美味しくない訳がない。
「これが食べ放題かぁ……天国♪」
改めて感じる幸せ空間。ミルクティーでほっとしていると、そこへ紫衣がやっと戻ってきた。
「お待たせしました、すいません」
「いえ! だい……」
大丈夫です、と言おうとしたが、それは強制的に止まってしまう。
何故なら視界に入ってしまったからだ。紫衣の持ってきたパンケーキが。
「……セキセイさま……!」
ぱぁ、と縫の笑顔がより一層輝き始める。パンケーキに大きく描かれたセキセイさま。今にも喋り出しそうだ。
「随分と惜しまれていたようでしたので、チョコソースで描いて頂きました」
「わぁ、わぁ、可愛いです! ぬいも、あとで……!」
喜ぶ少女の姿に紫衣も一安心。心がほっこりとする。
――なるほど、スイーツとは味わうだけではなく、こうして楽しませるものでもあるのですね。
和菓子にも通じるものがあるので知らなかった訳ではないが、改めてそれを感じられる瞬間であった。
「ふふ、スイーツビュッフェがこんなに楽しいものだとは。縫さん、誘ってくださってありがとうございます」
また一緒に行きましょうね、と紫衣は優しく微笑む。勿論、縫はにっこりと頷き返した。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵