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マンホール●と雄プレイ♂~美しい桜の下でお男子を

#UDCアース


●桜の木の下にはカマホモが埋まっている
「あなたたちーーーー! 桜のきせつよおおおおおおおん!!!」
「うおおおおおおおおおおお!!!!」
「もりあがって花より男子しちゃうううううううううう?」
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「いい、いいわあああああ! それじゃあこれからマン☆ホールと雄プレイ計画、始動♡しちゃうんだからあああああああああ」
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
 春には変態が表れる。それは、いつのころからか言われてきた。
 そしてここにも、地獄の果てから舞い戻りし変態と、変態に脳みそを染め上げられてしまった筋肉たちが集っていた。

●邪神さんと漢のアナ
「UDCアースにも春がやってきんした!!!!!!」
 朱鳳・智優利(異世界転生したら邪教の教祖兼変身ヒロインにされた件・f01245)は教祖の服を身に纏い、自称、『教祖らしい厳かな口調』で集いし猟兵たちに言った。
「春になって、転勤、歓迎会……といえばーーーー!? 花見どす!!!!!!」
 ちうりんは元気にぴょんと飛んではしゃぐ。
「でも、あるお花見会場で、いま、大変なことが起こってるっていうか……お花見会場に邪教の拠点があったんどす!!!!」
 その名は『マジカル♡漢女協会』魔法少女に変身したかった紳士が地獄から舞い戻り、筋肉系な手下の脳筋を魔法少女に染めて作り上げた組織である。そして、その目的は……。
「魔法少女たるもの、愛の力で強くならなきゃダメ☆ 春は出会いの季節、イケメンゲットでマジカルパワーもビンビン♂よ!!!!! ……なんやて」
 つまり、イケメンの捕獲である。花見に来たウェーイイケメンや歓迎されるべき新入社員を華麗に歓ゲイするのが、今の彼女(?)たちの第一目的なのである。
「と、言うわけで非常に迷惑なんでここを襲撃してほしいんどすよ。今から送る花見会場の一番大きい桜のそばにはマンホールがあってなぁ、その下が拠点になってるみたいなんどす」
 ちうりんはあくまでも自称、教祖らしい厳かな口調は崩さない!
「あ、折角やから全部終わったら花見しような。その一番大きい桜の花のところは場所押さえてはるみたいやから」
 お花見会場には屋台なんかも出ている。無事筋肉と変態魔法少女の成敗が終わった暁には桜を楽しむといいだろう。
「あと……男の人はイロイロ気を付けたってな……まあ、エロい目には合わへんやろうけど暑苦しい目には合うと思うから……」
 ちうりんは一応そう付け足すと、『プロメスブーケグリモワール』を両手で握り、祈りをささげる。アロマガーデンの温室の扉が輝き、その先は花見会場のマンホールのそばへ続いていた。


ピンク☆フラッシュ
●ギャグ戦闘依頼です
 ギャグ戦闘依頼です。大事なことなので2回言いました。ちゃんとかっこよく戦闘はできます。ただ相手が暑苦しかったり痛々しい変態的な攻撃をしてきます。筋肉魔法少女隊を倒すことはできるのか! ……できるよねー?
 なお3章はほのぼの花見です。イチャイチャさせるのは得意だ、任せろ。そうでなくても1人で着ても誰かと偶然一緒になったり、なんか楽しくなるように頑張るので遊びに来てね☆
 そして、3章ではちうりんもよべまーす! 楽しくお花見したかったらちうりんを召喚してください。ちうりんは皆さんのお誘いを待ってます。
 マンホールの中は割と広い自由空間となってて中のこと何にも考えてないのでプレイングを見て部屋が生えたり廊下が増えて迷路になるので好きに暴れてください!
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第1章 集団戦 『筋肉教の狂信者』

POW   :    神降ろしの儀:地上を照す太陽のポーズ
全身を【使って祈る姿を見た者を、盲目状態】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD   :    神降ろしの儀:夕暮れに飛ぶ鴉のポーズ
全身を【使った祈りを見た者を、帰宅したい精神状態】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ   :    神降ろしの儀:神に捧げる祈りのポーズ
全身を【使いポージング。周囲の無機物を邪神の眷属】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
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●マンホール・アタッケ!!!!
「ふっふっふ。アナタたちは今からワタシたちの王子様になって新たなるマジカル漢女の誕生を助けるのよ!」
 マンホールの中で野太い声でキュート(確信)な紳士が、捉えた男たちを縛り上げて高らかに告げた。
「うぅ~ん、おいしそ……先ずは私が味見しちゃおうかしら……そうよね、イケメン王子はたいていモテモテ……まさか○○なんてことめったにないはずだわ。ヒロイン学において○○は重要じゃない! よし、筋肉ガールズ♂、こいつらの服を……」

<侵入者警報><侵入者警報><侵入者警報>

 オスプレイフィーバーを始めようとする紳士と筋肉ガールズ♂の待ち受けるマンホールの中にやたらハイテクなシステムが使われた侵入者警報が鳴り響く。おピンクな目にいたい蛍光ランプがマンホール拠点の中に響き渡るのだ!!!
「んまっ!!!!! これからいいところだったのにぃ……何事だっていうの!?!?!?!?」
「お姉さまぁあああああ」
 何人かの筋肉禿のムキムキマッチョ。筋肉ガールズ♂がオネエ走りで紳士(変態)の部屋の駆けこむ。
「悪よ! 悪の組織の手先がいっぱいこの楽園に攻めてきたの!!!」
「ぬわぁんですっとぅえええええええ!!!(迫真) 筋肉ガールズ♂、今日までの訓練、お忘れではないわね? 迎え撃つのよ! 私はここで、王子様たちを守るわ……!」
「お姉さま……わかりました、私達、アレをやります!」
「よくってよ……さあ、お願い!」
「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!」


●漢女の祈り……マックスハート♡
「おのれえええええ☆悪の猟兵さんたち、水でもかぶって反芻しなさい!!!」
「太陽に代わって、おしおきなのよ!!!!」
「愛の天罰、飛ばさせていただきます!!!!」
 次々と神にささげる祈りのポーズ、地上を照らす太陽のポーズ、夕暮れに飛ぶ鴉のポーズをそれぞれ披露していく筋肉ガールズ♂たち……(確定宣誓ユベコ)
 楽園(?)の中はスーパーでスペシャルなネガティブ☆ハートとモンモン☆フラッシュとテカテカ☆マスコット妖精(なんか暑苦しい筋肉な邪神の眷属)で溢れかえった。鉄壁、鉄壁の守り! これでどんな悪い猟兵さんたちも私たちのムキムキの心は折れない!!!
 あとなんかちゃんと無視されないようにちゃんと通路のど真ん中とか先に続いてそうな扉の前でポージングしてる! 諸君らはこのムテキの筋肉ガールズ♂のバリアーを越え、このマンホール楽園を超えるのだ! あと普通に突っ込んで筋肉ホールドしてくる筋肉ガールズ♂もいるので注意……!
栗花落・澪
き、筋肉だあぁーー!
えぇー……これサクッと気絶させて無視しちゃダメェ?

被害者助けるためだがんばる

【空中戦】で距離維持しつつ【催眠歌唱】で弱体化狙い

味方が盲目にされた場合や眷属作られた場合は
自身の纏う甘い花の香りの【誘惑】で気を引き
味方が本体を叩けるようにしつつ
僕自身も氷の【全力魔法】で露出部狙い

非力故接近戦はとてもニガテなので
直接攻撃の動きが見えたらUCの【範囲攻撃】
攻撃対象だけを花粉症に

涙で前が見にくいでしょ
これで迂闊に仕掛けて来れな…うわぁちょっとその酷い顔でこっち来るなー!

相手が健康体でも花粉症でも
ホールドされたら力じゃ勝てないので扱いご自由に
ただし隙を見せたら全力で急所蹴りします



●男の穴へようこそ!
「い、いやあああああ! き、筋肉だあぁーー!」
「お待ちなさい! ほら、ご覧になってこの太陽に代わって、おしおきなのよ! のポーズ! ねえ、ねえ、どう決まってるう?(野太い声)」
「えぇー……これサクッと気絶させて無視しちゃダメェ?」
 一番乗りでマンホールに侵入成功した栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は筋肉に追いかけられていた。なんと、マンホールの中は坂道やベルトコンベアがいっぱい!
 筋肉たちはそのポーズを保ち無敵のまんま追いかけてくるのだ。坂を下る筋肉は靴にローションが、コンベアの上の筋肉は逆に滑りどめが!
「もう追いかけてこないでええええ」
 空を飛んで何とか距離は維持するも、このマンホールの天井は低いようであった!
「ねえねえどうなのよこのポーズ!」
「筋肉神は落とせなかったけど、新たな筋肉の扉が開かれた私たちを見て!!!」
「決して逃がさない(ヨモギの花言葉のもじり)って詠唱だけど僕は逃がして!!!」
 襲い迫りくる筋肉に懇願するように発動するユーベルコード【Clarus Virus(クラルス・ウィールス)】はマンホールの拠点の中に木々をはやし、二次路に輝く美しい花粉が、その虹色の演出が筋肉魔法少女隊を照らす。
「いや~ん! なにこれわたしたちうつくしくなっちゃぶええええぇっくし!」
「ぶぇ~っくしょんぶるぁおるぁああん」
 筋肉魔法少女隊はくしゃみも汚かった。
「ふ、ふん。これで迂闊にしかけてこれな、まって! その汚い顔とくしゃみでこっち来ないでええええ」
 涙にぬれ、鼻水に濡れた筋肉ガールズ♂はしかし止まることはなかった。汚いくしゃみをしながら虹色の美しい輝きをフレグランス! 無敵のポーズは崩れたが代わりに全力で追いかけてくる。
「い、いや、いや、凍って――――!」
 澪はたまらず全力魔法で氷属性の魔法をまき散らしながら尚も逃亡。しかし、凍った鼻水の筋肉ガールズ♂はそれでも暑苦しく前進♂前進♂
「あ、ああ……」
 澪はマンホールの中で迷った挙句行き止まりに追い詰まられてしまった。完全にヤバい顔になった筋肉ガールズ♂がにじり寄ってくる。
「ねえみてー! みんなー、この子、男よー!」
「んまっ! ほんとじゃなぁ~い」
「やだ、もしかして魔法少女になりたくて来たの? ダメよ―そんななよっちいからだじゃ魔法少女になれないわ」
 なんだろう、すごい魔法少女とは程遠い存在にめっちゃだめだしされる澪。しかしこれはチャンス! 澪は黙ってとぼとぼ筋肉ガールズ♂に近づく。
「まあ、落ち込んじゃったの?」
 やさしい筋肉ガールズ♂がそんな澪を励まそうと近づいてきたとき……。

 ドカッ!!!

 非力な澪の澪なりの全力の強烈なゴールデンアタックが筋肉ガールズ♂を襲う!
「あ゛……っ!」
 筋肉ガールズ♂は次々澪の祖の猛攻を受け倒れていき、澪は追いつめられ状態を脱出。逃げ出した。

「同じ男でありながら容赦なくここを狙うなんて……恐ろしい子……」
 筋肉ガールズ♂は澪の消えたあと、その言葉を最後に痛みで悶絶し、声なき悲鳴を上げた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

敷島・初瀬
「これは処刑しないといけない奴らであります」
バイクでマンホールの中を暴走しカマホモ共を片っ端から処刑してやるであります、公道ででないから無免許でも問題ないであります。

立ちふさがる敵の前でバイクをウイリーさせそのままジャンプで前輪を敵の顔面にぶち当て押し倒し、後輪を相手の股間にぶつけアクセル全開で後輪を回し股間のアレを磨り潰そうと試みます、抵抗したら口に爆弾でも突っ込んで黙らせるであります。

「汚い悲鳴であります」(処刑中)

(アドリブ、他の人との絡み大歓迎です) 



●筋肉のポテンシャル
「これは処刑しないといけない奴らであります」
 マンホールの中をバイクでひた走るのは敷島・初瀬(フリーの傭兵・f04289)。バイクに乗ったまま無敵ポーズをとる筋肉の股間にあたーっく☆
「ふんぬうううううううううううう!!!!」
 憤怒。筋肉は憤怒。暴走行為は許しません!
「アナタは真の悪なる猟兵ね! 踏んづけてやる!!!」
 なんと、股間にそれを食らったのに、無敵ポーズを維持した筋肉はそれを受け止めてしまった。タイヤの出力が上がらない。バイクがどんどん減速する。
「な、なんですとぉーであります!?」
「マジカルパワーで華麗にブレーキ! 筋肉ガールズ、ごっつぁんです♂」
 愛の天罰、飛ばさせていただきます! なポーズで帰宅精神を加速していた筋肉は、バイクを受け止めると周りの仲間を集め、完全に初瀬を包囲した。
「そ、そんな!?!? めちゃくちゃであります!!」
「めちゃくちゃなのはあんたよ~ん」
 周囲を取り巻く筋肉ガールズ♂のグラサンが一斉にきらりと光る。バイクを止めた筋肉ガールズ♂の、股間をバイクでぐりぐりされ続けていた奴がそのポージングを水でもかぶって反芻しなさい! のポーズに変更。周囲の無機物、そう、つまりはバイク! 彼女ののってきたバイクが邪神の装束に姿を変える! 初瀬危うし!
「ま、待でありますよ! は、話せばわかるであります!」
 慌てて話し合いを求める初瀬。しかし、軍用オートバイはかわいいかわいい魔法少女のマスコット眷属に変えられてしまった! ひ、人の装備に何たる仕打ちを! ってかかわいいな!? お前ら筋肉なのに邪神の眷属かわいいな!!! ひよこみたいな姿してるじゃん!!!!
「あ、あいやあああああああ」
 思わず出る中国語。私別に中国人じゃないのに。た、たすけてだれかー! と初瀬が叫びそうになった時、初瀬に手を伸ばす筋肉ガールズの腕に、壱輪の薔薇の花が刺さった!
「な、何者……!?」
「こ、この薔薇はもしや、王子様……」
 驚き薔薇の飛んできたほうを見る一同、そして初瀬はポカーンと口を開け言った。
「あ、あなたは……だ、だれ?」
 それは、彼女も知らない助っ人の登場であった……つづく!

大成功 🔵​🔵​🔵​

星群・ヒカル
なんでガールズっていうのに筋肉モリモリなんだよ
女の子ってのはもっと柔らかくて華奢なもんだろ
……はッ、真面目に突っ込んでしまった
こうなったら奴らを上回る真の女子力を教えてやるしかあるまい!

(黒い長袖セーラー服着用でドヤ顔を決める)

おれはワンダレイの女装番、番長だッ!
おれはてめーらより若い
てめーらより可愛い
てめーらにモテ力で負ける要素は何一つないッ!

ふぅ、ここまで『鼓舞・気合』入れないと帰りたくなっちゃうからな

『超宇宙望遠鏡・天文台形態』で変態攻撃を回避
『ロープワーク』でワイヤー使ってこきゅっと首を絞めてやるぞ
動けない奴らは……乗り越えて無視して進んでいいんだろうな、これ?

※連携・アドリブ歓迎



●参上! 美少女番長!
「おれはワンダレイの女装番、番長だッ!
 おれはてめーらより若い
 てめーらより可愛い
 てめーらにモテ力で負ける要素は何一つないッ!
 宇宙美少女番長、星群・ヒカル(超宇宙番長・f01648)!
 ロケットより早くただいま推参!!!!!」

 それはヒカル渾身の気合を入れたドヤ顔から放たれる名乗りであった。
 いつもはカラフルなシャツに学ランという彼が、今日は違った。黒い長袖セーラー服。スカートは膝丈より上になるように折って、すべすべのまだ男らしくない脚に履くのはスニーカーではなくローファー……。そう、彼こそが初瀬を救うヒロイン♂なのであった。
「なんでガールズっていうのに筋肉モリモリなんだよ、女の子ってのはもっと柔らかくて華奢なもんだろ。JKにかわっておれが女子力を教えてやるぜ!!!」
 ヒカルは続けてやけくそキメポーズ。筋肉ガールズ♂もこれには拍手する。しかし、彼の行動には女子力がみじんも見られないとその場にいるほとんど全員が思ったのはいうまでもない。
「ブラボー! 素晴らしい、素晴らしいわ! 感動的よ~ん!」
 なんか筋肉ガールズ♂の一部だけ盛り上がってるけど……。だが結果的に筋肉たちを唖然とさせたことにより、ユーベルコードなポージングは解け……。ぽんっと音をたてて初瀬のバイクは元通り。
「今だ! ここはおれに任せていけ!」
「た、助かるっす!」
 初瀬はバイクのハンドルを握り、無防備な筋肉ガールズ♂を引きとばして奥へと進んでいった。突破には成功したが筋肉ガールズがガチムチすぎたためバイクは軍用にもかかわらず修理必須のダメージを受けてしまった。それでも初瀬は奥へ進む。

「く、やってくれるじゃない! 宇宙美少女番長☆ひかるん!」
「へ、変にかわいい呼び方にアレンジするな!!! くそ、お前等なんてこのおれのてきじゃないぜ!」
 筋肉ガールズ♂は一斉にヒカルに向かって飛び掛かった。しかしこのミラクル宇宙美少女番長☆ひかるん! にはヒロインの力と共に授かった魔眼。スターライト♡キャプチャー・ガントバスが備わっている。【超宇宙望遠鏡・天文台形態(ガントバス・オブザヴァトリーモード)】を発動し筋肉ガールズ♂の攻撃を次々によけていくひかるん! そして、攻撃は……。女の子といえばリボンでしょ! リボン(と言い張っているワイヤー)で次々筋肉ガールズ♂を締め上げる華麗なるロープワークで首をきゅっとすれば筋肉ガールズ♂も胸キュンでイチコロよ! まあ、しまってるのは首だけどね!
「ぐはっ!」
「がほっ!」
「あべしっ!」
 全然ガールズ間のない声を上げて倒されていく筋肉ガールズ♂たち。ミラクル宇宙美少女番長☆ひかるん! トキメキマックスハートの進撃は止まることはなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キアラン・カーター
うーん、早速敵のユーベルコードが効いてきたのかな、いきなり回れ右したくなってきたよ。
でも僕も猟兵の端くれとして頑張らなくちゃ…うん、頑張ろう…。

マンホール内だから歌声が響いてしまうかもしれないけど、僕はシンフォニアだから歌わないことにはどうしようもないから我慢してね。その代わり、素敵な歌を聞かせてあげるよ。まあ筋肉ガールズ♂たちにとって素敵かは分からないけど。
UC【呪いの歌】を歌うよ。彼らの無敵のポーズに対抗策も浮かばないし、困った時の神頼み、だね。

それにしてもガールズ♂ってすごく矛盾してないかな…。あ、昨今はあまり触れちゃいけない問題だったりするのかな…くわばらくわばら。



●一方別の通路では
 入り組んだ迷路のようなマンホールの中を進む彼はキアラン・カーター(麗らかなる賛歌・f15716)。そこそこに無視しているが、彼の視界には奥に進むごとに『愛の天罰、飛ばさせていただきます!』なポーズをする筋肉ガールズ♂達の姿があった。攻撃こそしてこないが……。これは……。
「非常に回れ右したい気分だよ」
 しかしキアランも猟兵の端くれ、ここで止まるわけにはいかないのである。
「まあ、周りに味方も見えないし、いいかな」
 全ては神の御心のままに。キアランは少しでも気持ちを上げながらこの筋肉ガールズ♂をどうにかして進もうと【呪いの歌(ノロイノウタ)】を歌い始めた。
「うぇえ~」
「おぶえっ!」
 すごく汚い嗚咽の声が彼の耳に届くが、なんか聞いてるみたいだし歌い続けよう。と思ったら、すっごい苦しそうな筋肉ガールズ♂に足を掴まれてしまった。
「あ、アナタ、ちょっとイケメン臭い顔してるからって乙女♂の便意に攻撃するなんて、最低よ……!」
 すごく地の底から這い出るような自分の歌よりも呪わしい声で筋肉ガールズ♂がいう。そうか、体の外が無敵だから中に効いたんだな……。
「……こんなとこで悶えてないで、早くお花を摘んできたら?」
「う、うるさいわね! 魔法少女はう💩ちなんてしないのよ!!!!!」
 ……隠せてない。
「あ、そう。じゃあ大丈夫だね」
 弱る筋肉ガール♂の手を足で蹴りはらって再び自由になり、呪いの詩を歌いはじめるキアラン。筋肉ガールズ♂はしばらくもだえ苦しんだ後、乙女の恥じらいを晒すことだけは神に許していただけないと思ったのか、くねくねしながらどこかに去り始めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レーナ・ムーンレス
筋肉ムキムキのマッチョなガール

相手したくないですけど、要救護者の被害者の為に頑張りますわ

って、マンホールの中?地下?輝けるアイドルの私が!?
迷ってる暇はないは、私。アイドルはどこでだって居れば、そこがステージなの

さあ、頼れるバックダンサーの皆さんお願いしますわ
UC「闘うバックダンサー」


(アドリブ、他人との絡み歓迎ですわ)



●今夜はブギウギ
 筋肉ムキムキのマッチョなガール……。相手したくないですけど、要救護者の被害者の為に頑張りますわ!
 レーナ・ムーンレス(宇宙級ハイテンションアイドル・f09403)がそう思っていたのが数分前の事である。

 ♪~

「Aw!」

 ♪~

「Fo!」

 ♪~

「Ah,Ah……」

 彼女は今、筋肉ガールズ♂と共に、歌い、踊りながらマンホールの中を進んでいた。アメリカの超有名ミュージシャンのスリルにあふれるみたいな音楽にのせてまるでゾンビの行進のように。行く道はカラフルなライトでちかちか照らされ、壁から立体的なサウンドが流される。どうしてこうなったのだろう。私はただ……。
「さぁ、LIVE(戦闘)の時間よ♪」
 といってユーベルコード【闘うバックダンサー】を発動して、ちょっと調子に乗って指を鳴らしただけだったのに……。突然音楽が流れたと思ったらその音に乗せられてこんなことに……。
「やっぱり、最近の変身ヒロインものは踊れなくっちゃね!!!」
 きゅっとわきをしめてうふふと野太い声でウキウキ語り掛けてくる筋肉ガール♂。そして、
「そうよね~~~~」
 と同意する筋肉ガールズに囲まれているこの状況……しかし、踊りながら進めばすごく安全に進めるのだ。攻撃しようとするとダンスの振付家のように一瞬で無敵ポージングになるこの筋肉ガールズ♂……どこかではコテンパンにしないといけないけど、誰かと合流するまではなんか攻略難しそうだしそのまま進もう。
「さあ、みなさん! 最後までのっていくよー♪」
 ヤケクソおぶヤケクソになる32歳は、そのまま誰かと合流するまで踊りながら進み続け、そして合流後いろいろあって仲間と共にこの筋肉ガールズ♂集団を全員掃除した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月藤・紫衣
彩花さん(f01922)と参加いたします。
色んな方が楽しみにされているお花見が出来ないのは困りますから。
これは、心は女性ということでいいのでしょうか?

盲目になってしまうのは【呪詛耐性】で凌ぐこととしましょう、防げなければ声をかけて位置を聞こうかと。
相手が動けないなら好都合です、【蜜歌絶唱】の【衝撃波】を受けてもらいましょうか。
もちろん、彩花さんを対象にしたりはしません、攻撃の前に注意をします。
その強度を一度で崩せるとは思えません、さらに【高速詠唱】して【蜜歌絶唱】を重ねがけします。
もし迫って来る敵がいたら【見切り】してでも回避して逃げます…暑苦しいのはごめんですから。


彩花・涼
月藤(f03940)と参加
花見が出来なくなるのは感心しないな
あまり無抵抗な女性を攻撃するのは気がひけるが、仕方ない

突進してくる者は黒華・改と黒爪で突進を【武器受け】【怪力】で受け止めてUCで斬りふせる
月藤に向かって来たのも【かばう】ぞ
悪いが、其方に行くのは私を倒してからにしてもらおうか

盲目は【呪詛耐性】で耐えるが、かかった場合は動かないなら敵の【殺気】を感じる方向に黒爪で【スナイパー】
月藤の攻撃で敵が弱ってきたら、接近してUCを使用
【生命力吸収】で体力を削りきる



●花を愛する人
「花見が出来なくなるのは感心しないなあまり無抵抗な女性を攻撃するのは気がひけるが、仕方ない……」
「これは、心は女性ということでいいのでしょうか?」
 躊躇いがちに武器を手にする彩花・涼(黒蝶・f01922)と、戸惑いがちに武器を手にする月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)。彼女たちの前には、太陽に代わって、おしおきなのよ! なポージングを決めて道を塞ぐマッチョたち。
「思ったより眩しいですね、これ」
 どうしてこの禿たちは地下なのにこんなにも頭を輝かせているのだろう。一周回って拝みたくなるほどにピカピカの頭。天井にある証明よりもなぜか明るい。
「まあ、やるだけやってみましょうか」
 呪詛耐性を身に着けた二人だが、必要なのはサングラスだった。でもこんな地下でサングラスとが結局盲目だよね!?
「全てを溶かす甘い蜜のような毒を味わっていただきましょう」
 紫衣はそう唱えるとユーベルコード【蜜歌絶唱(ミッカゼッショウ)】を発動する。甘い、甘い甘美なる声の響きに感動する筋肉ガールズ♂。しかし、そのポーズは崩れない。だが本命はこの甘い歌ではない、その甘さとは裏腹に放たれる音の衝撃波! つまり、歌詞も声も甘いけど、この歌はデスメタル級なのだ。たぶん!
 だが、股間へのバイクダイビングも受け止めた筋肉たち、この程度ではびくともしない!
「なら、この一撃で終わりにする!」
 続いては涼の放つユーベルコード【黒蝶の詠嘆曲(コクチョウノアリア)】。黒蝶の群れを剣身に宿らせた黒華・改による超高速かつ大威力の一撃が筋肉ガール♂に向かって放たれる。
「ぬふううううううんっ!」
 あ、やめてちょっと気持ちよさそうな声上げないで! 筋肉ガール、このすごい威力ナンバーワンユーベルコードさえ受け止める。そう、猟兵が相手のどんな攻撃も受け止められそうなユーベルコードを使えるように、ユーベルコードを封じられなければ本当にほぼ無敵なのだ! まあ、運にもよるけど……。手ごたえを感じるのに微動だにしない、そしてポージングをやめない筋肉ガールズ♂をみて、涼は言った。
「やめよう……」
 と、ため息がちに……。
「え、ど、どうして……帰るんですか?」
「違う、相手にしなくて大丈夫そうってことだ。これ以上無抵抗の女子を相手にするのもな……」
「は、はあ。まあ、そうですね……?」
 涼に言われるまま、紫衣は進んだ。幸い、少し下を向いていれば道は見える。飛び掛かってくるものがもしいたらそれだけ相手にすればいい。脳みそまで筋肉で、ポージングにこだわりぬいてしまった筋肉ガールズ♂をよそに、二人は先に進んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『『大変態魔法少女騎士』ダンディーニ』

POW   :    可愛らしい呪文(野太い声で)
単純で重い【魔法】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ライドオンステッキ
【ステッキに跨り絶叫しながらの突撃】による素早い一撃を放つ。また、【服をパージして褌一丁になる】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    レッツ!メイクアアァァァァップ!!
いま戦っている対象に有効な【魔法少女化洗脳光を放ち、新しい衣服と武器】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
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●魔法少女現る。
「ん~っ、ちゅぱっ♡」
 猟兵たちを待っていた魔法少女の変態紳士は、彼女のまつ最奥の部屋の扉を開けたとき、猟兵たちに心の傷を植え付けかねない行動をしていた。捕まえてきた一般人の王子様(仮)と、あっつぅ~いベーゼをかわしていたのだ。魂を抜き取られたように気絶するイケメン一般人……。ご愁傷様である。
「んまっ! 誰かしら、王子様との逢瀬の最中に……悪趣味ね!」
 悪趣味な姿をして言ってのける変態魔法使い紳士はステッキを猟兵たちにビシッと向ける。
「あ~、イチゴミルクシナモンわかった! わかっちゃったもんね~! あなたたちね! 悪ぅ~い、猟兵さんっていうのは!!!」
 どうやらイチゴミルクシナモンというのがダンディーニの今名乗っている魔法少女名らしい。
「乙女の恥じらう恋模様を盗み見しちゃう悪い子は、つけあがりやがって、お仕置きよ!」
 ……『魔法少女イチゴミルクシナモン』のダンディーニが勝負を仕掛けてきた。
敷島・初瀬
「殺さないと色んな意味で危ないであります!」

これはもう少し遅れていたら更におぞましい事になっていたかもしれない、憎きリア充が犯されるのは喜しいことですが、こちらの正気が削られるのはまずいであります。

普通に撃ち込んでもはじき返してくる未来が見えるので、至近距離まで接近しロケットランチャーを口の中に捻じ込み零距離射撃でぶっとい砲弾をぶち込もうと試むであります、捕まったら何かされるまでに爆弾や火炎瓶で自分諸共自爆するであります。

「ぶっといのぶち込んでやるであります」
(アドリブ、絡み大歓迎です) 



●突撃! 魔法少女隊RB少女!
「殺さないと色んな意味で危ないであります!」
 敷島・初瀬(フリーの傭兵・f04289)はマンホールの中で酷い目にあわされそうになった焦りから判断が極端に過激になっていた、え、いつも過激だって? ま、まさかそんなははは。壊れた軍用バイクで突っ込んだら普通に返り討ちにされそうなのでここは自らの足を使うぜ!
「憎きリア充が犯されるのは喜しいことですが、こちらの正気が削られるのはまずいであります! えいやーーーーでありますっ!」
 初瀬はロケットランチャー片手に魔法少女イチゴミルクシナモンに向かってジャンピングアタック! ダッシュは自信ないから地面をけるのだ!
「もう、なにー! 私とじゃリア充にならないってわけー? マジテンサゲなんですけどー!」
 ダンディーニちゃんはちょっとおこ!
「そんなに近づきたいなら、こっちからお近づきになってあげるわ!」
 野太い声でかわいいセリフをはいたなら、魔法のステッキを股に挟んでライドオン☆ びゅーーーんと初瀬に激突していく!
「ひぇっ!」
 初瀬これには思わず上にジャンプ、イチゴミルクシナモンの肩を跳び箱のように跳び越える!!!
「か、間一髪であります、そしてチャンス!ぶっといのぶち込んでやるであります」
 相手のマンホールにロケットランチャーをシューッ! 超☆エキサイティング♂
「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
 イチゴミルクシナモン歓喜の方向を受けながらケツ大爆発!!!! しかし圧倒的恐怖心を植え付けられた初瀬もまた、動けなくなっていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レーナ・ムーンレス
ダンディーニを一目見て

うわー帰りたいわー
でも、イケメン!(←重要)被害者は助けてあげないといけないわ

魔法少女イチゴミルクシナモン!
あなたが、ニチアサ枠に輝くというなら容赦しないわ
光り輝くのはアイドルたる私!太陽は一つで十分よ

影の精鋭おっかけ隊を召喚してパワーアップ

アドリブ、他参加者と合流大歓迎ですわ


キアラン・カーター
道中の光景も酷かったけど、ここもまた一段と…、なんにしても一般人に危害を加えるなら容赦はしないよ。
いくらイケメンが好きだからって捕まえてきて無理矢理するなんて言語道断。YESイケメンNOタッチ、だよ。

という訳で、UC【裁きの歌】で神に君という存在を裁いてもらおう。
浄化の炎で不浄を焼き払い、できれば二度と現れないことを願うよ。
…それにしても、魔法少女化洗脳光?よく分からないけど当たったら良くない気がする…。頑張って回避しなきゃ。



●ダンディー魔法少女、踊る
「うわー帰りたいわー」
 初瀬とダンディーニのやり取りを見ていたレーナ・ムーンレス(宇宙級ハイテンションアイドル・f09403)は思わずつぶやいた。
「道中の光景も酷かったけど、ここもまた一段と……」
 キアラン・カーター(麗らかなる賛歌・f15716)も同様に動揺している。しかし、一般人に危害を加えるやつを放っておくわけにもいかない。
「そうよね、イケメン!(←重要)被害者は助けてあげないといけないわ!」
 レーナはぺちぺちと自分の頬を叩いて気合を入れた。
「魔法少女イチゴミルクシナモン! あなたが、ニチアサ枠に輝くというなら容赦しないわ。光り輝くのはアイドルたる私! 太陽は一つで十分よ!」
 ダンディーニに向かってけん制する。
「んまっ! わたしだってイケメンの部類なのにぃ~。ほら、なまえだって、だんでぃーでしょーん?」
 ダンディーニはちょっとおどけて投げキッス。ん~まっ♡
「……じゃ、じゃあ、僕は月ということで、ここはともに歌わせていただきましょう」
 キアランも歌う準備。
「オーケーカモン! 私の応援隊!!!」
 レーナは【影の精鋭おっかけ隊(カゲノセイエイオツカケタイ)】を発動し、歌い始める、そして、キアランの【裁きの歌(サバキノウタ)】はその歌に重なるように、即興のデュエットだ! 裁きの詩に乗せて影の精鋭おっかけ隊がオタ芸する! おっとしかし、武器を構えて進もうとするレーナの動きが止まった。なんとイチゴミルクシナモン……。
「レッツ!メイクアアァァァァップ!!」
 一瞬でオタサーの姫魔法少女に変身し、影の精鋭おっかけたいのドセンターで踊り始める! これにはレーナも困惑。状況に応じた衣装選びは魔法少女の嗜みよとばかりに、影の精鋭たちの勢いを飲み込んでいくダンディーニ! しかし、裁きの詩は彼(女)を逃さない! 正直、成功率は低い歌だったが、その歌による裁きの発火減少は、奇跡的にダンディーニを燃やしだした、そう、ダンディーニの……ビーチクカイデーを! ビーチクカイデー燃える! オタクたちはなぜか萌える! 謎の発火減少による乳首ファイアー。しかし、ダンディーニは燃やされながら野太い声で吠えた。
「なんのおおおおおおこんどはあなたたちも、レッツ、メイクアアアアアアップ!」
「な、なんですってー!?」
「え、ぼ、僕も……?」
 世界は、魔法少女洗脳化の光に包まれた。
「う、うそ、私の武器が、一輪の花になっちゃった……」
「んんんんんんん!?!?!?」
 レーナは一輪の花を持った華麗なる乙女魔法少女に。そして、キアランは口をふさがれたどころか全身拘束され動きを制限されてるなんか封印が解けたら強そうな魔法少女に変身させられていた。二人はがっくりとうなだれた。影の精鋭おっかけ隊たちは、おじゃまな魔女っ娘に変身していたという。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩花・涼
月藤(f03940)と参加
ふむ……望んでいない相手に無理やりするのは関心しないな
ん?ノーコメント、で見過ごして良いのかあれは?

呪文を使われる前にUCで『魔法使用禁止』のルールを付与する
悪いが、お得意の魔法を使うならそれなりの代償は受けてもらうぞ
黒華・改と黒爪を持ち、月藤の補助を受けつつ【2回攻撃】【生命力吸収】で体力を削りにいく
UCを使用してきたら【見切り】【残像】で回避する

月藤に洗脳光が当たるようなら【かばう】ぞ
魔法少女化か…一度魔法を使ってみたかったから丁度いいかもしれん
使い方がわからんので武器で殴るくらいしか出来ないがな

戦闘が終わったら、気絶した一般人の安否を確認しておくか


月藤・紫衣
彩花さん(f01922)と参加いたします。
…とても疲れたような気がしますが気のせいということに。
…あまりにも視界の暴力過ぎるのでノーコメントです。

彩花さんが魔法を封じにかかるそうなので、補助に入ります。
UCで彩花さんを【鼓舞】し、飛んで来るビームは【第六感】【見切り】【逃げ足】で回避いたします。
避け損なうなら【呪詛耐性】【オーラ防御】で抵抗です。似たようなモノになるくらいなら全力で逃げます。
隙を見て彩花さんの邪魔にならないよう酔蜜月刀を振って【衝撃波】を放ちましょう。

そういえば、先程の一般人はご無事ですか?応急手当くらいの【医術】の心得はありますから安否を確かめる彩花さんについて行きます。



●まだまだ暴れるダンディーニ
「ふむ……望んでいない相手に無理やりするのは関心しないな」
「……とても疲れたような気がしますが気のせいということに。……あまりにも視界の暴力過ぎるのでノーコメントです。」
「ん?ノーコメント、で見過ごして良いのかあれは?」
 少し遅れて登場したのは彩花・涼(黒蝶・f01922)と月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)。幸い、熱いキッスシーンの目撃は避けられたものの、目の前には消沈する猟兵、魔法少女になって項垂れる猟兵たちと謎の魔女っ娘精鋭に、ビーチクカイデーだけ衣装が焼けてむき出しになっているダンディーニちゃん。これはこれでトラウマである。
「か、帰っていいですかね? さっきの筋肉ガールズより帰りたさ半端ないんですけども」
「気持ちはわかるけどな、耐えろ」
 少し心がくじけそうな紫衣に気合を入れる涼。そうだね、ここで帰るわけにもいかない。
「んもぅ、今日はお客さんが多いのね! ミラクルマジカルクルクル倫、いちごにミルクをグールぐる、シナモンフレッシュ!(野太い声)」
「おっとその呪文、最後まで言わせない! 共に踊ってもらおうか、だが…曲を外さんよう気をつけること!」
 涼は魔法の詠唱に割り込むように【黒蝶の円舞曲(コクチョウノワルツ)】を発動する。彼女自身の影から出現した黒蝶は即座にダンディーニを捉え、ぶつかる。
「よし、ルール宣告だ、魔法の詠唱禁止!」
「な、ぬわぁんですっとぅうぇええええええ!?」
 きゃっ! と巨体が飛び退き驚けば、涼もしてやったりな顔をする。しかし……。
「じゃあもういいわ。えーい! 魔法少女パンチっ!」
 ダンディーニはフィジカル魔法をうってきた。というか多分最初から呪文など本当は必要なかったのではないかというくらいにそれは物理だった。単純で重いマジカルステッキの一撃。そして、呪文ではなく必殺技名を叫ぶだけ……。いや、だがこれはダンディーニちゃんの持つもともとの力だ。たぶん、ユーベルコードでは流石にないはずだ。そして多分だからと言ってこの攻撃を適当に受けてたらダンディーニなら絶対ダメージを受けてでも最終魔法ー☆とかうってくる! この暴力的な魔法(物理)を前に涼は確信する。
「月藤!!!」
「ええ、行きます。満ちる月に踊り咲くは藤の花、共に唄うは祝福の歌」
 このままでは押される、そう思った涼は紫衣に加勢を頼む、そして紫衣はそれにこたえる様に【満月夜に歌え、藤花のように(ツキヨニウタエトウカノヨウニ)】のユーベルコードを発動し、歌った。良の戦闘力がみるみる増強されていく。
「これなら、いける!」
 ダンディーニの振り下ろしたステッキの一撃を涼は黒華・改で受け止め、かきーんという武器と武器のぶつかり合う音があたりに響くかと思うと、それを超える音速で衝撃波の轟音があたりに鳴り響いた。こんなの、まともに受け続けたら持たない。
「そんなにオイタしたいなら、貴方も魔法少女にしてあげる。レッツ! メイクアアァァァァップ!!」
 ダンディーニが高らかに叫ぶと、マジカルステッキの先端が光り、武器を受けている状態で動けようはずもない涼は無防備にその光にさらされた。
「くっ!」
「さあ、新たなる魔法少女の誕生よ!」
 魔法少女化か……一度魔法を使ってみたかったから丁度いいかもしれん。クールビューティー系魔法少女にされていく中、涼は思った。

「これが、私……!?」
 洗脳が思ったより聞いてしまった涼は、ただ、その魔法少女の自分の姿に感動してしまうことになった。
「え、ちょ、彩花さん!? しっかりしてくださいな!」
 紫衣は呆ける涼を急ぎ駆け寄りゆする。
「まあ、王子さまってわけ!? 生意気ね。マジカルミラクルくるるるるん! 情熱のマリッジボンバー☆」
「な……」
 一瞬彩花に気を盗られた紫衣は、軽く乙女の魔法で吹き飛ばされてしまった、しかし、ダンディーニも詠唱の禁を破り、大ダメージを受ける。
「んぐわあああああああああ。まだじゃああああああ!!!」
 彼女の中のダンディーゴリラが、目覚めそうになるほどの痛みに耐えながら、ダンディーニは生意気な王子様である紫衣にとどめを刺そうと近づく。そこで……。
「「おまちなさい!!!!」」
 二人の可憐なる少年の声が部屋中に響いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
僕だってね
かっこいい男になりたいんですよ!
病弱だけど鍛えたいん…

あ、いや魔法少女は目指してないです(真顔)

男のプライド傷付ける悪い子はお仕置きよ!
本当の魔法教えてあげる

攻撃の動きを【見切り】舞うように回避しながら

僕の花はどこまでも貴女を追いかけるよ!
【UC】を放ち斬撃+花弁を体に付着させ
★Staff of Mariaをバトンのように回して敵に向けると
炎の【全力魔法】で花弁に引火

もーその衣装ごと燃えちゃえ!

<攻撃受けたら>
悪い大人は許さない
マジカル☆つゆりん参上♪

ってなに言わせんだー!(全力ビンタ)
僕には自前のマジカルステッキ…違う、杖があるんだー!
(敵が召喚した武器を急所目掛けて振り上げ返却)


星群・ヒカル
悪い猟兵だと?ふふふ、そうだろうな
番長ってのはワルって相場が決まってるんだッ!
そしておれは……『超』宇宙美少女番長☆ひかるんだ!(ドヤ顔)(何の恥じらいもない)

王子様の顔色が悪いことに気づかない、繊細さがない魔法少女には降板してもらおう

『超宇宙・武勇星舞台』で身体能力を強化し、タイマン勝負だッ
敵のUCは、『視力・第六感』を駆使し、いっそ奴が乗ってるステッキに『騎乗』、逆に乗りこなして奪ってしまおう
そして必殺スケバンパンチ!(鳩尾)
……魔法少女は顔を殴らないと聞いたからな

女子力とは磨き続けるものだ
王子様を手に入れ満足した時点でてめーの敗北は決まっていたんだよ
(セーラー服がたなびく)

※アドリブ歓迎



●魔法少女たちとレインボーイエーガール
「「おまちなさい!!!!」」
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)と星群・ヒカル(超宇宙番長・f01648)の声が部屋中に響いた。
「な~に、もうお客さんは最後じゃないの~?」
「王子様の顔色が悪いことに気づかない、繊細さがない魔法少女には降板してもらおう。おれは……『超』宇宙美少女番長☆ひかるん、レッドイエーガールだ!」
「男のプライド傷付ける悪い子はお仕置きよ! 本当の魔法教えてあげる。純真炸裂! オレンジイエーガール! マジカル☆つゆりん!!!! ……って何言わせるのよ!」
「い、いや、お前が勝手に……」
「うっそー!? 僕の衣装がなんか魔法少女っぽくなってる……!?!?」
「さ、さっきの光あびちゃったんじゃねぇの? おれのもなんかちょっと豪華になってるし」
「え、ええええええ。も、もう……」
 な、なにやら二人とも取り込み中のようですがそろそろダンディーニさん動かしていいです?
「あ、いけない。こうなったら自棄よ! 皆! しっかりして! そこ! ぼーっとしない! そこ、早く衣装脱ぐなり着替えるなりして身動き取れるようにする! そこ、自分に呆けない! そこ、いつまでも寝てない!」
 澪は生まれながらの光を放ち、次々と猟兵たちを治療していく。そして、その時間を稼ぐのが番長レッドイエーガールだ! 【超宇宙・武勇星舞台(チョウウチュウ・ステゴロコスモフロア)】で足元に望遠鏡ガントバスが創造した戦士の影を召喚し、自らを操らせることで能力を上げ、ダンディーニとタイマンを張る。
「2人の小娘がいまさら増えたところで、チョコザイなぁ!」
 ダンディーニが野太い声を上げ拳を撃ち出すと、レッドイエーガールはその拳を受け止め、カウンターに自分のこぶしを放った。
「ぬぅ!?」
 のけぞる。ダンディーニ、そこに澪の掛け声がかかる。
「レッド、ちょっとどいて!! ……香り高く舞い遊べ」
「おう!」
 ヒカルが飛び退くとともに澪がダンディーニに指先を向け、【Orage de fleurs(オラージュ・ドゥ・フレア)】を放つ。
「これ以上はまずいわ! えぇ~い! イチゴミルクシナモンはりけーーーーん!」
 ダンディーニはとっさに杖を振り回して高速回転し、単純な魔法攻撃によってそれを振り払う。しかし、その花吹雪の中で、立ち上がる5人の戦士がいた。

「カレーに復活。RB系マジカル少女、イエローイエーガール! ジェラシー☆はっちゃん!」
「やれやれ、僕もか。封印を解かれ今に歌おう。グリーンイエーガール、カースド☆キアラン……ああ、名前そのまま……」
「30超えても今では乙女、ブルーイエーガール! ヴァーチャル☆レーナっち」
「美しく咲け、可憐なる花。ネイビーイエーガール! ファイター☆涼」
「乱れそめにしたが為に……艶やかなる遊女、パープルイエーガール! エレガンス☆しーぽん!」

「「「「「「「私達、レインボーイエーガールが、貴方の茶番、終わらせる!!!!!」」」」」」」

「な、なによ、なんなのよ、レインボーイエーガール!? 本物の魔法少女にでも覚醒したっていうの!? むっきーーーーーー!!!!」
 ダンディーニの洗脳を受け、のりこえて一時の魔法少女となった7人。そして、キアランとレーナっちは2人ですごくプリティーでアクティブな魔法少女オープニング主題歌を歌い始める。精鋭おっかけ隊たちもその歌に目覚め、最高のオタ芸を広いし、ダンディーニのジェラシーむんむんな体が炎を浴びる。
「く、な、なにを……」
「燃えるならとことん燃えるっす! はっちゃん、ジェラシーキャノン!!!!」
「な、ジェラシーって単語はすでに私がぐぼぁああっ!!!!」
 ダンディーニの反論も許さずに放たれるロケットランチャーには爪もばっちりダンディーニを捉えた。
「随分とあそんでくれたな。パープル!」
「……なんで私が遊女……あ、はい。ネイビー。行きます!」
 紫衣は武器を抜き衝撃波を何度も放ちダンディーニに圧を与える、その間に涼が懐に飛び込み武器を振り下ろす、しかし、飛び込んだのは涼だけじゃなかった。
「いくぜ、ネイビー!」
「ああ、レッド……!」
 涼が武器を振り下ろすと、反対側のヒカルが拳を振り上げる。地面に叩きつけるような一撃と上空まで吹っ飛ばすかのようなアッパーの衝撃!
「散々いろいろされたけど、僕だってね、かっこいい男になりたいんですよ! きめるよ!!!!」
 二度目の【Orage de fleurs(オラージュ・ドゥ・フレア)】をはなつ澪。そして、それはダンディーニの乳首の炎で燃え上がり、彼を苦しめていく。
「こ、こんな、こんなはずじゃぁ……王子様ぁああああああああああああん!!!」
 そして、燃え盛る花に包目れし炎の中で、ダンディーニは倒れ、消滅した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『お花見日和』

POW   :    花より団子! 花を見ながら美味しい料理を食べる

SPD   :    花より余興! 花を見ながら踊ったり歌ったりする

WIZ   :    花より芸術! 花を見ながら写真を撮ったり絵を描いたりする

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●戦いの後で。
 猟兵たちはとりあえず着替えることにした。これから花見だ。まあ、そのままでいたいなら止めたいが、普通に楽しむ方がたぶんいいだろう。マンホールは後程UDC組織によって元の役割を果たすように再改造されるであろう。多くの攫われた者たちは一部の猟兵の手当てを受け、無事マンホールを脱出し、それぞれの生活に戻ったり、衰弱したり魂を抜かれたものはこの後で施設に運ばれ治療されることになる。とにかく君たちの戦いは終わりだ。あとは日常を楽しむといいだろう。本当に激しく、目まぐるしい出来事だったのだから……。

●MSより。
 お誘いいただければ朱鳳・智優利(異世界転生したら邪教の教祖兼変身ヒロインにされた件・f01245)が同行します。お気軽に遊んでくれたら喜びます☆
 誘いがなかった場合、彼女は普通に花見をして会場をウロチョロ遊びまわります。
 それでは3章の舞台描写します。

●花見会場。
 マンホールの上にある桜は大きな大きな1本。高台の大桜。ここは貸し切りになっていて、猟兵たちはこの下で優雅にお花見ができる。少しだけ山を下りればたくさんの桜。高台から見えるそのたくさんの桜に囲まれた広場にはいくつか祭のような屋台があり、人々が思い思いに遊び、飲んでいる。
 時間はいつの間にか夕方、とはいえまだまだ明るい時間。夕暮れには桜は儚い美しさを見せ、夜にはライトアップもある。君たちはここでライトアップの終わる深夜まで、桜を楽しむことができる。君たちは特にどんな時間を過ごしたいかを考えておくといいだろう。この、大きな桜、あるいは多くの桜の木の下で……。
栗花落・澪
はぁ……なんかどっと疲れたよ

朱鳳さんを見かけたら声かけ
僕、お花見って初めてなんだよね
だから何が一般的なのかよくわからなくて

高台から下を眺め
皆楽しそう
ああいうのを宴会っていうんだっけ?
僕の記憶には無いものだから、なんだか新鮮

桜は好きだよ
優しくて、儚くて
色も香りも全てが好き

はらはらと落ちてきた桜を両手で掬い
朱鳳さんの髪に添えてあげよう
桜の別名その1、挿頭草(かざしぐさ)
うん、可愛い
ね、よければお花見の楽しみ方教えてほしいな?

その後食事をしたり少し楽しんで
夜ライトアップされたらちょっと余興でもやろうかな

二つ目の別名、夢見草(ゆめみぐさ)をなぞるように
桜の下、★フルートの【楽器演奏】で
静かに場を彩るよ



●ロリとショタのオフ会!
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は朱鳳・智優利(異世界転生したら邪教の教祖兼変身ヒロインにされた件・f01245)を見かけると声をかけた。
「ねえ、朱鳳さん。僕、お花見って初めてなんだよね。だから何が一般的なのかよくわからなくて、一緒に少し回らない?」
 彼女は幼女ながらなんか吉原っぽい言葉でしたたかに話していたし、色々知識が深そうだ、と、思っていた……。
「ほぇ~!? 澪ちゃんも初めてなの!?!? おそろいだねー☆」
 この瞬間までは。彼女は天真爛漫完全記憶喪失異世界転生少女だったのである。

「今年は少し桜が咲くのが早いらしいねー☆あ、ねえねえ。つゆりんは桜好き?」
「え、あ、うん。好きだよ。優しくて、儚くて。色も香りも全てが好き」
 いつの間にかちうりんのなかでつゆりんが定着していた。少し一緒に桜を見て回っているうちにこの少女は澪のよびかたをつゆりんに確定してしまったのだ。元気だなぁ……。智優利は年齢よりとても幼く活発だということが分かった澪だったが、その眼は本当には名を好きな人の目だったので、澪は思いついたように、
「あ、朱鳳さん……」
 と智優利を呼び止めると、その髪に両手で救った桜の花びらを添える。
「ふぇ? ほ、ほえぇ~……!」
 反応がいちいちあざとい気がするがたぶん素だろうからあまり気にしないでおこう。ちうりんは桜を添えられたのがわかると喜びから隠していたオラトリオ特徴、チューリップの花を咲かせた。
「うん、可愛い。ね、花屋さんの店長なんでしょ? 知識があるならよければお花見の楽しみ方教えてほしいな?」
「うん! まっかせてー!!!!」
 智優利は澪の願いに快く承諾すると、しばらく澪を連れまわした。はしゃいだり、踊ったり、お酒……にみたてた矢矢矢ソーダをお猪口に入れたものをのんでくぅ~っていったり。え、若干おっさん臭い楽しみ方してんなこいつ……。ともかくしばらく智優利の体力のままに澪は振り回されてしまったのである。

「はあ、ちょっと疲れたー」
 智優利と別れた澪は、大きな桜の一つの枝に立つように浮遊していた。智優利のおすすめによって、みたらし団子を頬張りながら下の桜の木々を眺める。ライトアップされていて、とってもきれい。
「本当だ。花とお団子ってあうなー。それに、みたらし団子はUDCアースの関西ではとても愛されている組み合わせだった気がするって……彼女、UDC出身だったのかな?」
 自分以上に記憶なき少女は、すべて忘れているからなのかもと空なのか、大変能天気で騒がしく眩しい少女だったわけだが、風流もわかっていたようで。あとなんか知らないけど頭がよさそうな分若干ぶっ飛んでいた。澪はそのみたらし団子を最後まで味わうと、フルートを手に取る。もちろん口周りはしっかりとハンカチで拭って。
「さて、この夢見草をなぞるように、一曲お披露目しようかな……」
 澪は桜の枝の間から、人々に見えないように、その音色を奏でた。春の風に幻想的な音が運ばれ、それは下で騒ぐ人々をいやしたり、楽しませたりしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レーナ・ムーンレス
空の木箱の上で歌を披露しながら楽しみますわ。

朱鳳・智優利さんも、ぜひ楽しんでくださいな

アドリブ・他参加者との絡み歓迎ですわ。



●イエーガーライブ☆サンシャイン!
 真昼の広場、レーナ・ムーンレス(宇宙級ハイテンションアイドル・f09403)は中央に木箱を置き、その上に立った。
「今日も元気に萌え萌え弩キューン! みんなー!!! お楽しみのところ、失礼しまーす! バーチャルアイドルの、レーナでーっす!」
 よし、人々の注目が集まった……。そう思った時だった。
「フラッシュ団教祖、布教系アイドルのちうりんでーっす☆」
 朱鳳・智優利(異世界転生したら邪教の教祖兼変身ヒロインにされた件・f01245)がいつの間にか自分の隣に空き箱をくっつけて同じく歌う準備満タンで隣にスタンバっていた。
「え、智優利さん、その恰好で歌うの!?」
 智優利は普段着、つまりワイシャツにリボンにスカートな学生服だった。アイドル力高い気がする。わ、若いっていいなー。
「ノンノン……エタニティリボン☆ドレスアーップ!!!!」
 ドレスアップ、だと!? レーナが一瞬の動揺をしているうちに、ちうりんを【生まれながらの光】が包み込み、美少女戦士系の変身バンクが始まった。智優利が光に包まれる。智優利の右手が、左手が、謎のSEと共にリボン付きの手袋に、そして足元から這い上がるようにキラキラと装着されていくブーツ。ピロん!という音とともに突然現れるフリフリのスカート。そして、胸元のリボンとケースがひかると、全身の変身が完成した。
「アイドルですから!」
「ふ、ふふ、やるじゃない。それで、何を歌うの?」
 レーナは軽い気持ちでライブしようとしたら突然キャラを食べに来た自己主張の強いアイドルとしての押しが強いこの存在に脅威を感じていた。
「ふふーふ、レーナさん。アナタの歌なら、なんでも歌えまっす☆」
 しかし彼女は、レーナのファンの一人だったらしい。
「カモンっ! ミューーーーーーージック☆」
 智優利が高らかにそう叫ぶと、どこからともなく黒子が表れ周囲に音響装置が設備され、空箱のみだったステージは少しだけ豪華になり、多くの人の注目を浴びた。智優利は宣言通りにレーナのバックコーラスや、デュエット相手に努め、その即興ライブは多くの人を魅了した。智優利の生まれながらの光を連発したパフォーマンスは、体力を使っているはずなのに……やっぱり若いな頼もしい! レーナのライブは光と桜の花の舞い散る中で、大盛況を収めた。

「レーナっち、今日はありがとう!」
 ライブが終わった後、ちうりんは感激したようにレーナの手を両手で握るとぶんぶんふった。とても興奮してキラキラした目でレーナを見つめてくる。
「やっぱり、ヴァーチャルキャラクターのライブって素敵です! 応援てます☆」
 とレーナを追い打ちで褒め殺しにしてくる。
「い、いやあ、あはは。今日は智優利さんのパワーに圧倒されました。またライブ、聞きに来てね」
「はい、もちろん!!!!」
 智優利は何度もレーナに振り返り、手を振りながら元の学生服で花見会場に消えていった。レーナもこの後は、普通に花見を楽しむことにした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

星群・ヒカル
【POW】
普段の学ラン姿に着替え直すぞ
ふふふ、超宇宙スケバンはワンナイトドリームなのさ

昼間に屋台広場をうろつこう
色んな食べ物を順番に買っていくぞ
智優利と合流できたならおすすめの屋台を聞こう
そのまま沢山の食事を集めたら、貸切にしてもらってる大きい桜のところでランチタイムだ!
ふむふむ、こりゃ格別な味わいだなッ(もぐもぐ)

しかし花見ってのは面白いなぁ
実は初めて花見に来たんだッ
宇宙船に桜の木なんて生えてないからな

だがこうやって桜を見るってのはなんつーか情緒があるな
……ふふふ、おれは繊細で雅を理解する心を持った番長だぜ?(ドヤ顔)(ごはんをつまみつつ)

※アドリブ歓迎



●宇宙番長と転生教祖の奇妙なデート?
 星群・ヒカル(超宇宙番長・f01648)は一度グリモアベースに戻り、普通の学ラン姿に着替えなおしてから改めて花見会場へ足を踏み入れた。超宇宙スケバンの出番は終わったのだ。もちろん、奇妙な催眠の影響でノリで叫んだレインボーイエーガールの出番もだ。虹は気が付いたら消えているものなのさ!
「おーい、智優利!」
 ヒカルは人ごみの中から学生服の智優利を見つけ出すと手を振って大声で呼びかけた。
「おぉ~! えっと、えーっと、宇宙番長さん!」
「ヒカルだ」
「そう、ヒカルン!」
 智優利はヒカルにかけよってにへーっと笑う。名前を憶えてなかったのをごまかすように、である。
「んでんで? どうしたのヒカルン? 迷子?」
「いやちげーよ! こんな開けたところで迷うか!?」
「だよねー☆ んじゃあちうりんになんか用?」
「いや、見かけたから声をかけただ……」
 その時、智優利のおなかが大きな音をたて、会話はさえぎられてしまった。
「――あ! ヒカルン、おなかすいたね! おなかすいたよね! ちうりんいまからごはんなんだけどヒカルンも一緒にどう?」
「おー! いいな。おれもはらへってたところだ! おすすめとか教えてくれ!」
 ちうりんのわずかに残った乙女な部分が捲し立てた提案により、こうして二人はご飯を食べに行くことになった。
 桜の会場にはたくさんの屋台があった。クリームソーダ、たこやき、やきそば、たいやき、やきいか、からあげ。子供が喜ぶものはもちろん、お酒のおつまみになるものもいっぱいだ。
「ふぃかるんどれたべうー?」
 ちうりんはイカの足をほおばりながらヒカルに問う。
「はや! え、ンじゃあとにかくお前とおなじもん片っ端から食うか!」
「ふぉい!」
 ちうりんはもう1足のいかやきを差し出して。二人でイカを食ってから屋台制覇を始めた。

「でね、このいかにもおまつりっていうたこ焼きは、屋台によってタコの大きさが違ったり、丸め方のうまい下手はやっぱりあるんだよねー。まあお祭りだからさー。たこ焼き専門のプロと違ってやっぱりちょっと雑っていうか、あ、でも祭りのタコ焼きって、とろとろで、アツアツだとすっごくおいしいんだー。外がカリカリのやつはある程度覚めてもおいしさが変わらないんだけど、祭りのタコ焼きは覚めると固くなっちゃうからやっぱあったかいうちが一番だと思うんだよねー」
「おー! そうなのか。じゃあたこ焼きは後で買うか」
「で、焼きそばもいいけど、私のお勧めはホルモンうどん! お味噌が入ってるからこっちもさめてもおいしいよ。焼きそばは冷めるとのびた感じがするからこれも後にしよ!」
「なるほどなー。買ってその場でぱくつく方がいいのと冷めてもいけるの、好みはあるだろうけどいろいろ考えてるんだなー、智優利は」
「折角だから少しでもおいしく食べたいからね!!! あ、この白いたい焼きはさめてもおいしいからおすすめ、あと、このカステラはあったかい時と冷たい時、両方なんかちょっと違う感じにおいしくて……」
 こいつ、飯の話になるとよくしゃべるな。
「ところで桜っていろんな種類があるって聞いたんだが他にはどんなのがあるんだ?」
「ふぇ? えっとね……いっぱい! しだれてるのとかもっとピンクのとか、あと花の形がすっごい個性的な奴!!!」
 花の事も普通にしゃべるけどふわっとしてるなおい。いや、まあいいか。
 ヒカルはこのあともちうりんに冷めてもおいしいとかあったかいうちに食った方がいいとか、これは最近はやりのやたいだとか、なんかそういう話をいっぱい聞きながら、智優利が買った屋台飯を1口もらったりしつつ、最後にはいろいろとかって智優利と別れ、大きな桜の木の下に来ていた。
「おー、ここから見る景色もすげーいいなー。ふむふむ、こりゃ格別な味わいだな!」
 もぐもぐもぐもぐ……。
 ヒカルはしばし、あったかいうちに食べたいものからどんどん口に運んで行った。

「ふー、くったくった。しかし、花見ってのは面白いなー」
 ヒカルは足を広げてすわり、後ろに手をついて大きな桜を見上げて言った。飯を食ってる時もそうだったが、散り舞う綺麗な花を見ながらご飯を食べる。高原で、空気もいい。そんな中、はしゃいだりご飯を食べたり、あと歌も聞こえてきたな。智優利の歌声も聞こえてきた気がする。あいつも楽しんでるなー。
 それはとても心躍るような時間。大切な日常。戦うばかりでは忘れてしまうものを取り戻す時間。
「おー、ヒカルンここで食べてたのか―。私も歌ったらおなかすいちゃってさー。まだ残ってたらちょっと頂戴☆」
「しゃあねえなー。ほら、すわれ」
 ヒカルは智優利を自分の横に招くと、智優利はそこに座り、ヒカルとともに再びご飯を食べ始める。
「だがこうやって桜を見るってのはなんつーか情緒があるな……」
「え、ヒカルン情緒とかわかるの?」
 実に失礼な奴である。
「……ふふふ、おれは繊細で雅を理解する心を持った番長だぜ?」
「なるほどー☆番長すごい!」
 ヒカルは智優利にドヤ顔して団子を食べる。春の心地よい風がぶわっと吹き上がり、桜は夕焼けをおびて少し赤く舞い散り、きらきらときらめいていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩花・涼
月藤(f03940)と参加 色々と、難敵だったな……ああいう敵は初めてだったが…
もう忘れて桜を楽しむとしよう

戦って腹も減っただろうし、おにぎりを作ってきたので食べないか?
良ければ朱鳳も呼んで一緒に食べよう
屋台にも色々ありそうだな、おにぎりだけでは足りないだろうしな
月藤と朱鳳は何を食べたい?
定番だとクレープや団子だろうか…どっちも美味しそうだ
そうだな、私はクレープを頂こう

夜のライトアップされた桜は美しいな……
桜の花びらを指摘されたら一瞬取ろうと思うが、これもいいかとそのままにしておこう
色々あったが、この花を守れてよかったと思うぞ


月藤・紫衣
彩花さん(f01922)と。
手強い、敵でしたね…はい、花見を楽しんで全部忘れてしまいましょう。

おにぎりですか、お花見っぽくていいですね。
ええ、朱鳳さんにもこの綺麗な桜を楽しんでもらいましょう。
おにぎりに合わせるなら唐揚げなどでしょうか?

でも朱鳳さんはクレープなんかがいいかもしれませんね…彩花さんもクレープを楽しまれてはいかがですか?

あちらには、串団子も売っていますからそれでもいいかもしれません。

美しい桜です…ふふ、彩花さんも朱鳳さんも髪に桜の花びらが付いていますよ?
朱鳳さんの飴玉のような桃色の髪にも、彩花さんの墨を流したような黒色の髪にもよく似合ってらっしゃいますね。



●夜桜座談会
「おじゃましまーす!!!!」
 智優利はにっこり笑うと元気よく彩花・涼(黒蝶・f01922)と月藤・紫衣(悠々自適な花旅人・f03940)にあいさつした。2人に呼び出され、ルンルン気分で合流したのだ。
「おう、来たか。朱鳳」
「ようこそ、朱鳳さん。それじゃあとりあえず、屋台の方へ行ってみましょうか」
 まるで保護者のように涼と紫衣は智優利を挟んで歩き出した。

「私たちは一度グリモアベースに戻って休憩してから来たのですが、朱鳳さんはずっとここにいたんですか?」
 紫衣が智優利に尋ねてみると、朝から夕方までいろんな猟兵と遊んだことを楽しそうに智優利は話した。澪と花を心行くまで楽しんで、ヒカルと昼ご飯を食べて、レーナとライブをやって、ヒカルとおやつを食べて、痕は御昼寝していたそうだ。なるほど、とても自由奔放な幼児的楽しみ方と少女的楽しみ方を堪能していたようだ。
「それはとてもいい一日でしたね」
 と紫衣が素直な感想を述べると、智優利は、
「うん、とっても! 今もこうやってお話聞いてくれたから、もっと楽しいの!」
 まるで聞いてお母さん! を聞いてもらえた子供のような喜び方をする智優利に、紫衣と涼は少しほっこりとした。

「そうだ、おにぎりは握ってきてるんだ。なにかおかずになるものやデザートを買おう」
 涼じゃ自分の持ってきた重箱を掲げながらいうと、また智優利はキラキラとした目で喜んだ。グリモアベースで説明していた時とは確かに雰囲気が違う、オンオフができる子らしい。
「それで、月藤と朱鳳は何が食べたい?」
「おにぎりですか、お花見っぽくていいですね。では、唐揚げなどでしょうか。おにぎりによく合いそうです」
「じゃあちうりんはお好み焼きと焼きそば!!!」
 ちうりんは非常に関西なチョイスを選択した。
「そのチョイスだと、たこ焼きはいらないんですか?」
「い、いる! いるけどあとで! たこ焼きはおかずじゃなくておやつのやつなので!!!」
 おやつのやつなのか。これは関西人では割と通じることのようなので覚えておきましょう。
「ああ、でもお昼たくさん食べたようですし、そこそこにしてあちらのクレープやお団子なんかもいいんじゃないですか? 彩花さんもクレープを楽しまれてはいかがでしょう、それに、あちらに串団子もあるようですし……」
「おおおおおお! くれーーーーぷっ!」
 智優利はナイスアイディア!!! といわんばかりにグッとガッツポーズのようなポーズをしてその提案に乗った。
「どっちもおいしそうだが、そうだな、私もクレープをいただこう」
「ちうりんはイチゴとバナナとチョコとカスタードクリームと生クリームのやつで!!!!」
「じゃあ、私はこのブルーベリージャムとクリームのやつかな……」
「私はチョコレートバナナと生クリームのやつですね」

 3人はおかずとクレープを買うと、ライトアップされた桜のよく見える例の大きな桜の木の下に移動した。智優利が用意していたポップでかわいらしいレジャーシートを広げてくれる。
「私は汚れてもいいけど、紫衣さんとか白の着物だったので用意してみました!!!」
 ドヤ顔ちうりん。
「ええ、ありがとうございます」
「たすかる。地べたでもいいけど長く座ると草がチクチクするからな」
 3人輪になって座り、涼の作ってくれた2重の重箱のおにぎりと、唐揚げとお好み焼きと焼きそばと、他にも色々買ってみたものを並べて、食べて、ジュースとお酒で乾杯してのんびりとした時間を過ごした。

「夜のライトアップされた桜は美しいな……」
 ご飯を食べ終わり、買ってきたクレープを齧りながら涼はうっとりと言った。
「だねぇ……♪」
 智優利も紫や黄色の光を浴びた桜を見てうっとり。
「ええ、美しい桜です…ふふ、彩花さんも朱鳳さんも桜の花びらが付いていますよ?」
 紫衣は夢中で桜を眺める2人の髪に落ちた桜の花びらをみてやさしく微笑み指摘する。
「わぁ、ほんとだー。えへへ☆ きれー!」
 智優利はそれをすぐに指でとり、つまんだまま眺めていたが、涼は自分の髪の桜を取ろうとする手を止めた。
「朱鳳さんの飴玉のような桃色の髪にも、彩花さんの墨を流したような黒色の髪にもよく似合ってらっしゃいますね」
 紫衣はそんな涼の姿を見て、まるで髪飾りを褒めるように2人を賛美する。
「ああ、色々あったが、この花を守れてよかったと思うぞ」
 涼はつぶやき、再びうっとりと桜を眺めた。
 月はもうすぐ、夜空の頂点に上ろうとしていた。桜を眺める3人の上から誰かの吹いたフルートの音が降り注ぎ、風に乗って下の花見会場へと流れていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月01日


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
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 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ポーラリア・ベルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
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 苦戦🔵🔴🔴
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 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


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