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トワイライト・ザナドゥ⑪〜顕現、戦闘機械都市

#サイバーザナドゥ #トワイライト・ザナドゥ #第三戦線 #調停機『セプテントリオン』 #ティタニウム・マキア

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●破滅の決戦配備
「御機嫌よう。遂にフォーミュラとの決戦に至ったトワイライト・ザナドゥ、集まってくれた皆に感謝を」
 グリモアベースにある作戦会議室、招集に応じた猟兵たちをカタリナ・エスペランサ(閃風の舞手・f21100)は一礼で出迎えた。
 サイバーザナドゥの存亡を賭けた戦争もいよいよ最終局面だ。

「色々な形態を備えた『調停機セプテントリオン』だけど……今回は兵団戦形態形態が相手だね」

 世界最大のメガコーポ「ティタニウム・マキア」の保有する究極兵器にしてオブリビオン・フォーミュラ。
 本人は世界の破壊を望まぬ意思を持ちながら、オブリビオンマシンであるが故に搭乗者に従う他無いのだという。
 此処までの戦いで最終殲滅兵器アルコルの起動を阻止できたのは僥倖だろう。
 だが究極を冠する力は伊達ではなく、依然として状況は予断を許さない。

「兵団とは言うけれど、フォーミュラとの闘いだけあって並の戦力じゃない」
 立ちはだかるのは戦場となる都市そのもの。
 企業都市の建物自体がこうした状況を想定して戦闘機械への変形機構を持つよう設計されているというのだ。
 まともな都市でないだけあって、戦場がこの都市内に収まっている間は民間人等の巻き添えの心配も無い。
 加えて兵団の指揮と操作を重視した設計の為か、他の形態に比べると本体単独の戦闘能力はやや劣るらしい。

「強弱と言うよりは戦闘スタイル、相性の差ってところかな」

 総合的に見て他の形態より与し易いとも、し難いとも限らない。
 そう告げた上で一点、留意事項があると有翼の人狼は尾を揺らす。
 この戦いで戦闘機械をすり抜けて本体を狙う暗殺方式の手段は難しい、というのが彼女の見立てだった。

 千差万別の猟兵の力を以てすれば不可能とまで断じる事はない。
 だが指揮に特化したセプテントリオン麾下の兵団は全能力……索敵性能・反応速度・連携技術までが段違いだ。
 敵にとっても強みである兵団を無駄にしない為の警戒、戦力が下手に散逸した場合の二次被害といった懸念もある。
 実際の程度は作戦にもよるだろうが、敵兵団を叩いた上でセプテントリオン本体を討つのが確実だろう。

「今回も危険な戦いになるけれど……キミたちの武運と無事の帰還を祈っているよ」
 締め括った言葉と共にグリモアが輝き、豪奢な装飾の施されたゲートが開いて。


ふーみー
 当シナリオをご覧くださりありがとうございます、ふーみーです。
 滑り込みでお送りするトワイライト・ザナドゥクライマックス!
 今回は『調停機セプテントリオン・兵団戦形態』とのボス戦になります。
 プレイングボーナス:セプテントリオンに随伴する大量の戦闘機械を破壊する。

 また、試験的に難易度オプションも実施しています。
 興味のある方はMSページをご覧ください。
 それでは皆様の健闘をお祈りしています。
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第1章 ボス戦 『調停機セプテントリオン・兵団戦形態』

POW   :    コマンダー・ウェポン
【戦場の「戦闘機械」のいずれか】と合体し、攻撃力を増加する【ティタニウム・マキナ・セイバー】と、レベルm以内の敵を自動追尾する【ティタニウム・マキナ・ミサイル】が使用可能になる。
SPD   :    エレクトリック・ゾーン
戦場全体に【生体すら破壊するEMP(電磁パルス)攻撃】を発生させる。敵にはダメージを、味方には【ティタニウム・マキアの改造機械】による攻撃力と防御力の強化を与える。
WIZ   :    ティタニウム・シックスティ
対象の周りにレベル×1体の【量産調停機「ティタニウム・シックスティ」】を召喚する。[量産調停機「ティタニウム・シックスティ」]は対象の思念に従い忠実に戦うが、一撃で消滅する。

イラスト:柿坂八鹿

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●戦闘機械進撃
 薄暗い曇天と舗装された大地。
 雨の如く降り注ぐ骸の海に汚染された世界は今、崩壊の兆しを思わせる鈍い響きに揺れていた。
 地には戦車と鋼の歩兵。空には空母と戦闘機。そして名状しがたい鋼鉄の怪物たち。
 これまで企業都市であったものが軍団と化し、その歩みで世界を震わせている。
 軍団の最奥にて指揮を執るは調停機セプテントリオン。

 全ての物理を破壊し、遊離した全ての魂をサイキック・ハーツで融合合体する。
 そして、更に多くの魂を融合するべく、次の世界に飛翔する。
 黄昏ののち顕れる理想郷計画……『トワイライト・ザナドゥ』は|多世界侵略船団《コンキスタドール》の如き災厄に他ならない。

『願わくば、私が滅びを齎す前に、正しき者達が私を討ち果たさんことを……』
 その身は演者ならず、拒絶の権は与えられていない。
 悪しき舞台装置は自らの終焉をこそ待ち続ける。
 
ルクレツィア・アストリュード
都市そのものが敵。成程、凄まじい脅威。
これもまた『問い』なのかもしれない。

ともあれ、戦っていこう。
天地の全てが敵となれば、地上も空中も脅威の度に差は無い。
地上を【ダッシュ】しセプテントリオンを目指そう。
周辺状況には常に気を払い、敵の姿あれば距離や予想される攻撃手段から撃破優先順位を【瞬間思考力】で判断、TheAnswererから【斬撃波】を放ち破壊。
数が多いなら払暁巨刃で纏めて薙ぎ払う。
セプテントリオンが放つだろうEMPも改造機械も、纏めて薙ぎ払わんばかりに、力込めて。

この刃を以て、その身に宿る意思を断つ。
『答え』示す為に、この世界を救う為に。

調停機へ肉薄、【一刀両断】としてみせよう。



●その剣が示すもの
「都市そのものが敵。成程、凄まじい脅威」
 これもまた『問い』なのかもしれないとルクレツィア・アストリュード(終極フラガラッハ・f30398)は考える。
 相対するは剣士一人、その光景は鼠が獅子の群れに飛び込むに等しい。

「ともあれ、戦っていこう」
 気負う事無く踏み込む。加速する。
 生命悉くを蹂躙せんとする鋼鉄の軍勢は人間一人とて見逃しはしない。
 上下左右前後のあらゆる方向から無機質な殺意が突き刺さる。

 遠隔からの光線は身の丈程もある|The Answerer《対キャバリア級大剣》の斬撃波が迎え撃つ。
 僅かも足を止める事は無く、弾幕やミサイルは効果範囲を見極め駆け抜ける。
 巨体や近接兵装の直接攻撃は躱し、或いは受け流す。

「纏めて薙ぎ払おう――この刃は、闇を払う」

 疾走の勢いも乗せ、周囲へ放った剣閃が巨大化する。

『……抗うか。だが、私の力は戦場全域に及ぶぞ』
「御忠告どうも」

 一度目の剣閃が戦闘機械を蹴散らす段に至りセプテントリオンが動く。
 宣告通り【エレクトリック・ゾーン】に回避の余地は無く、麾下全ての戦力の底上げは戦況を一変させるだろう。
 構わない。
 目を逸らさず、足も止めず、ただ全身に力を込める。
 敵味方無差別に解放する【|払暁巨刃《エッケザックス》】は3回攻撃。
 超広域を満たす殺戮の電磁パルス、戦闘機械を改造する追加デバイス、全てを纏めて斬り伏せる。

「この刃を以て、その身に宿る意思を断つ。『答え』示す為に、この世界を救う為に」

 その剣で『全て』を斬ることは、果たして可能なのか、否か。
 狂える探求の果てに生まれた解答、最高傑作にして遺作。
 アンサーヒューマンの力は|命題《問い》に対する答えを見出した。

 極度の集中で引き延ばされたような時間感覚。
 更なる電磁パルスと残存する戦闘機械の照準が追い縋るのを感じながら、強く地を蹴る。剣を振るう。
 三回目。

『我が躯体を……断つか。見事……!』

 一刀両断。
 更なる巨大化を遂げた最後の斬撃は、答えを現実とする証を鮮やかに刻み付けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

朱鷺透・小枝子
民間人を巻き込む可能性はない。ならば、壊せ!
一切合切なぎ払い、壊し尽せ!!ディスポーザブル!!!

『禍戦地獄借景』任意装備セット#D03召喚装備
空戦型外殻ユニット装着ディスポーザブル03【操縦】
自機一帯に大焦熱地獄を展開し【オーラ防御】敵も攻撃も全て【焼却】しながらメガスラスター【推力移動】セプテントリオン本体へ前進!!

壊せ、壊せ!壊せ!!壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ!!!

己が【闘争心】を燃やし03【エネルギー充填】
外殻ユニットに内蔵した大型ビーム砲数十台からビーム【弾幕】を一帯へ放ち、超特大ハイペリオンランチャー・ハンドユニットから超巨大荷電粒子ビームをセプテントリオン目掛け収束【貫通攻撃】穿つ!!!



●壊燼
 朱鷺透・小枝子(|亡国の戦塵《ジカクナキアクリョウ》・f29924)は兵士であり悪霊だ。
 人間らしい気性と凶悪な破壊衝動、狂気と合理。
 多くの生命がそう在るように――或いは、より極端に――彼女の裡には時に矛盾する幾多の要素が秘められている。
 即ち。

「――民間人を巻き込む可能性はない。ならば、壊せ!」

 ある種の単純化された状況に於いて、小枝子の攻撃性は極めて純粋な形で解放されるという事だ。
 ただ滅ぼすべき敵が群れるのみ。
 何一つとしてブレーキを掛けるべき理由は無い。

「一切合切なぎ払い、壊し尽せ!! ディスポーザブル!!! 此処が、我らの禍戦場だ!!」

 喉が張り裂けんばかりの絶叫と鋼鉄の咆哮が重なり響く。
 【|禍戦地獄借景《デッドオーバー・シーナリー》】が半径168m圏内を大焦熱地獄に塗り替えた。
 揺らめくは無限軌道スーパーロボット、ディスポーザブル03の機影。
 都市一つをそのまま軍勢と化した戦闘機械群がバターのように熔け崩れる地獄の中、
 メガスラスターの推力は悪魔の如き加速を生んで統率機体セプテントリオンに襲い掛かる。

『死兵……! 捨て身の特攻か!』

 召喚された量産調停機【ティタニウム・シックスティ】は一秒未満で消し飛んだ。
 元より捨て駒。セプテントリオンの側には圧倒的な物量がある。
 全てを焼き尽くす灼熱の中にあって猶、世界を滅ぼす鋼の軍勢は伊達ではない。
 甚大な損害と引き換え、壊滅の間際に全方位から降り注ぐ飽和火力は襲撃者を圧殺する。
 その筈だった。

「壊せ、壊せ! 壊せ!! 壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ!!!」
『ッ!』

 |その程度《・・・・》で悪霊は止まらない。終われない。
 大焦熱地獄よりも凄惨に燃える闘争心が無尽の動力となり、疾うに終わった筈の|使い捨て《ディスポーザブル》を突き動かす。

 調停機セプテントリオンは搭乗席に巣食う意思のかたまりに操られる兵器に過ぎない。
 世界を餌に肥え太ったCEO等の意思が幾ら集まったところで、その|闘争心《狂気》に耐えられる道理が無い。
 如何なバリアも装甲も意味を成さず突き刺さる眼光、怯むように調停機の動きが鈍る。

「壊れろ、オブリビオン・フォーミュラッ!! 全て、全て全て壊し尽くせッ!!!」

 鎧袖一触と称するにはあまりにも徹底的に、視界を焦がす光の弾幕は悉くを打ち砕いた。
 鏖殺の二文字を体現した瓦礫の荒野、ボロボロになったセプテントリオンだけが最後に残っている。
 搭乗席にこびりつき足掻く意思がその躯体を動かすより、悪霊の方が当然に早い。
 機体両腕の特大ハイペリオンランチャー・ハンドユニットに極光が宿る。

『……済まない』
「壊す!! 壊れろ!! 貫けぇええええエエエエエエエッ!!!」

 最後に遺した音声の真意を判じる術は無い。
 初めに自らの終焉を望んだのと同じ不要で無意味な言葉ごと、収束した超巨大荷電粒子ビームが貫き穿つ。
 望みは果たされた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ラスク・パークス


セプテントリオン。サイバーザナドゥの最大戦力。
『;・ω・) そこに兵団も添えるとか脅威過ぎるYO』
それでも。倒さなければ。この世界を滅ぼさせないために。
弊社(勤め先の株式会社)を守るために。
『全力全開DA!』

進める所まで隠密機動力的に浸透して、ザナドゥの影からソティラスを出現させて、搭乗。
戦場真っ只中、蛍光的ケミカルライトに光輝して、目立ちながらUC一斉発射。
『アイサツは省略だ、派手にイけー!』
背中の五対十枚の羽、クリスタルウイングビット(光学兵器反射型戦闘ドローン)を射出して、攪乱・包囲・多角的攻撃。
戦闘機械を破壊しながら、調停機へ猛進する。
狙うは一瞬、邂逅一番レーザー射撃。『御命頂戴!』



●インポッシブル・ミッション
 調停機セプテントリオン。サイバーザナドゥの|最大戦力《フォーミュラ》。
『;・ω・) そこに兵団も添えるとか脅威過ぎるYO』
 ラスク・パークス(|最後の死神《『パクス・ザナドゥ』》・f36616)が装備したバイザーのディスプレイにメッセージが流れる。
 ただ進むだけで地を均す滅びの具現、その絶望的な光景は天災の類にも似ていた。

(それでも。倒さなければ。この世界を滅ぼさせないために。弊社(※勤め先の株式会社)を守るために)
『全力全開DA!』
 臆する事は無い。
 音も無く気配を殺し、死神はその身を闇に溶かす。

(……この辺りが限界か)
 ソティラス、と契約を結んだ巨神の名を呼ぶ。
 身に纏う漆黒の闇より出ずるは輝ける白銀の機体。

『随分と距離を詰めたものだ。だが……!』
『アイサツは省略だ、派手にイけー!』

 発見されるに先んじて仕掛けた先手の有利。
 戦闘機械群の行動原理が"近する敵の警戒・迎撃"から"接敵済対象の処理"に移行する僅かなラグ。
 得られたアドバンテージを最大限に活かし、
 クリスタルウイングビットの【フルバースト・マキシマム】が射程内の対象すべてに爆撃を見舞う。

『; ・`д・´) やったか!?』
 等と表示しつつも油断は無い。ついでに言えば余裕も無い。
 装甲の薄い機体は落とした。
 ジャミング耐性の低い機体は一時的にだが封じた。
 割合で言えば全体の三割か、四割か。
 返礼が降り注ぐ。

(羽振りの良い事だ……!)
 肉食獣を模した機体が飛び掛かるのを躱し、戦塵の向こうから迫るレーザーの照準を外し、
 回避困難な弾幕は装甲の守りを頼みに耐えて突き進む。
 クリスタルウイングビットを用いた攪乱・包囲・多角的攻撃、
 ラスクたちの力量は戦闘機械の軍勢を相手取ってさえ渡り合う事を可能とする。
 拮抗では、足りない。

『……往くぞ。備える事だ』

 調停機の方向から発せられた音声はきっと警告だった。
 手近な戦闘機械と合体したセプテントリオンは【コマンダー・ウェポン】を獲得する。
 破壊力、弾速、命中精度。
 自動追尾性能を備えたティタニウム・マキナ・ミサイルは、戦闘機械の攻撃とは次元が違った。

「……ッ!」

 対処できなかった訳ではない。
 ダメージを最小限に抑えて猶、その攻撃は致命的だった。
 鳴り響く|警告音《アラート》はすぐに遮断される。
 巨神がラスクに撤退を促す事はない。不可能だからだ。
 ミサイルが一度きりで終わる事は無く、第二波は容赦なく放たれるだろう。

「ソティラス」
 代わりに、再び巨神の名を呼ぶ。
 活路は一つ。彼女たちの猛進は止まらない。
 ――――見えた。

 狙うは一瞬、好機は一度きり。残る力のありったけを注ぎ込み搭乗席に狙いを合わせる。
 有効射程の限界を見極め……放つ。

『御命頂戴!』

 邂逅一番のレーザー射撃。
 その輝きはセプテントリオンを操る元CEO達だった意思のかたまりを、正確に撃ち抜いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

穂藤・野々
元が建築物?
任せて、劇的リフォームの匠を知ってるの♪

UC起動
指定対象は建築物兵とセプテントリオン
皆仲良くしましょ?

敵性反応が残った建物はリフォーム対象ね
数多くの建築勢を絶望させてきたタクミの力を見せてあげる
神出鬼没で粘着質、毎ターンちゃんと追加召喚されるから存分に味わってね!

私自身はスカイカナルに乗って回避と索敵に集中
動く摩天楼の注意を引いたり躱したりしながらセプテントリオンを警戒するの
戦う時は魔力を帯びたスカイカナルで空中戦
瓦礫の山が出来る頃には戦い易くなるかな?
戦場全体に発生する電磁パルスが厄介だけど、耐性付き防具もあるから多少は凌げるはずなの
私に敵性反応を示した瞬間から、死角にはご用心!



●刺激的Before After
「元が建築物? 任せて、劇的リフォームの匠を知ってるの♪」

 視界一面に広がる軍勢の途方も無い様相を前にしても穂藤・野々(虹を描く少女・f36805)が怯む事は無い。
 相対するにはあまりに矮小な少女一人、持ち前の軽やかさを失う事なく飛び出していく。
 世界を破壊し尽くさんとする戦闘機械群は容赦なく牙を剥き……

「/summon ……皆仲良くしましょ?」

 唱えた【召喚コマンド「|マイスター《タクミ》」】は指定した対象を友好的なモブと化すユーベルコード。
 無力化できたのは一瞬で大雑把に見積もって全体の一割未満……凡そ3.4%の割合を多いと見るか少ないと見るか。
 |存在改竄《ハッキング》に対する強固なプロテクト、
 セプテントリオンの指揮下にある戦闘機械群は特殊耐性も大幅に引き上げられている。
 降り注ぐレーザーにミサイルにエトセトラ、飽和火力を急加速で掻い潜りもう一手。

「敵性反応が残った建物はリフォーム対象ね。
 数多くの建築勢を絶望させてきたタクミの力を見せてあげる」

 直後、戦場の至るところで地を揺るがす爆発が連鎖した。
 野々が発動したユーベルコードのもう一つの効果。
 死角から音もなく這い寄り大爆発を起こす|匠《緑の豚さん》の自爆特攻は|物体《ブロック》を無慈悲に破壊する。

「神出鬼没で粘着質、毎ターンちゃんと追加召喚されるから存分に味わってね!」
『ターン……?』

 意思無き機械と言えど周囲の情報という入力を受けて出力を返す原理は人間と変わらない。
 処理系統に負荷を掛ける死角より襲う爆発の連続は攪乱として作用し戦列を瓦解させる。
 一方……脅威度の上昇は指揮に徹していたセプテントリオンにも野々の存在を認識させた。

 爆破耐性の低い機体から脱落し、瓦礫の山が出来る頃に動いているのは防御に長けた鈍重な個体のみ。
 問題は本命だ。
 戦場全体を覆う【エレクトリック・ゾーン】の電磁パルスに逃げ場は無い。

「っ……!」

 レア装備に備わった耐性が野々を守った。
 ダメージは小さくないが、まだ戦える。
 そしてもう一つ。否……改めて、と言うべきか。
 セプテントリオンが放った【エレクトリック・ゾーン】の強烈な電磁パルスは戦場全体に効果を及ぼす。

「ここで緑の豚さんの隠された|効果《仕様》が発動するの!」
『なん……だと……?』

 野々のユーベルコードが断続的に召還を続けていた|それ《・・》にも電磁パルスは平等に襲い掛かった。
 不穏な帯電と共に匠は巨匠と化す。

「私に敵性反応を示した瞬間から、死角にはご用心!」

 最後はやはり溌剌と決める。
 更に威力と破壊範囲を増した無数の爆発が、残骸さえ吹き飛ばす程に戦場を飲み込んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

賀茂乃・ホノカ
【雷冥】/他連携◎
冗談じゃ、ないわ
こんな…こんな光景を“また”見る事になるなんて
私は、こんな事に関わりたくなんかないのに…!
…っ、何がおかしいのへきな!

…ええ、そうね
あの時は全部の動力が落ちた
飛行体も、街も――人も
だから私は、見届けるしかなかった
でもまだ、此処は終わっていないのね

…はぁ
そもそもあなた、また私に何かさせる気だから、そんな発破かけてるんでしょう
まったく、戦闘バカな癖にそういう所は達者なんだから
いいわ、やってやろうじゃない!

方針:道を焼き拓く

また運搬役ね
いいけど今回は加減なしよ、覚悟しておきなさい!
…一切躊躇なしか、もう(〔黒雲雷衣〕の一部を絶縁にしつつ)

覚悟を決めて【指定UC】発動
雷霆そのものになり突撃・突入
建築機械内部の構造を一斉に伝い【早業・電撃突進】
へきなが寸断した回路は超過電力でショートさせ【焼却】し爆破

いくら規模があろうと機械は機械
内部が壊れてしまえば!
そのまま突き抜け、次に跳んでる相方を回収…跳んでへきな!
〔鍛雷核〕で親玉のEMPは全吸収!

さあ皆、道は拓いたわよ!


泉津・へきな
【雷冥】/他連携◎
うわっちゃー…これはまた、すごい
凄すぎて、ワクワクが止まらないなぁ!

ん?なに?ホノカ怖いの?
睨まないでよ
だっておかしいんだもの
アナタ、嫌がってるのに逃げるどころか踏み出しそうじゃない
昔のコトはちょっと聞いたけどさ
今回は“復興できる人員”が残ってる
原因の存在だって明確
何をするべきか、身体は分かってるようだし
なら、やるっきゃないでしょ

あっはっは、バレたか!
だーって、こんな大物たちを相手にできるなんて、千載一遇だもんね!
じゃ、やる気になったところで――行こうか!

方針:道を断ち拓く

それじゃホノカ、運搬役よろしく!

感電も構わずホノカを掴んで彼女の速度で突撃
変形建築と激突直前で〔鬼眼〕を全力起動
【ジャンプ・空中機動・衝撃吸収】で相方と離れ敵の外壁に取り付いて走り、機械構造を【ハッキング・見切り・瞬間思考力・解読】し要所回路を【指定UC】で寸断して回る

ホノカの動きは予測済み!
構わず跳躍して彼女が出てきた所を捕まえ掴む!
タイミングばっちし
さあ次!
あわよくば、親玉に一撃入れたいけどね!



●焼き拓き、断ち拓く雷冥
「うわっちゃー……これはまた、すごい」

 地平線を黒く覆う鋼鉄の軍勢、都市一つがそのまま形を変え本性を現した戦闘機械群。
 分かり易すぎる程の"世界の終焉"の光景に泉津・へきな(生死境の|碧泉《ヘクセン》 ~黄泉境界~・f44590)は目を輝かせる。

「凄すぎて、ワクワクが止まらないなぁ!」
「冗談じゃ、ないわ。こんな……こんな光景を“また”見る事になるなんて」

 対照的に賀茂乃・ホノカ(大罪の雷霆 ~|火雷保管体《ケラウノス》~・f42247)の声は血を滲ませるようだった。
 世界の終わり。
 その絶望を、顕現した地獄の凄惨を彼女は知っている。

「私は、こんな事に関わりたくなんかないのに……!」
「ん? なに? ホノカ怖いの?」
「……っ、何がおかしいのへきな!」

 初めて気付いたとでも言うように銀髪の女が軽く笑う。
 赤髪の女の尖った声と共に|不死者《フランケンシュタイン》と化した身体から火花が散った。

「睨まないでよ。だっておかしいんだもの!
 アナタ、嫌がってるのに逃げるどころか踏み出しそうじゃない」

 冗談で済ませるには鋭すぎる怒気を浴びて尚もへきなは軽薄な笑みを崩さない。
 視線でホノカの足元を示し、それから声色を真面目にして言葉を続ける。

「昔のコトはちょっと聞いたけどさ。今回は“復興できる人員”が残ってる。
 原因の存在だって明確。何をするべきか、身体は分かってるようだし――なら、やるっきゃないでしょ」
「……ええ、そうね」

 揶揄われた程度で理性的な判断が出来なくなるほどホノカは未熟ではない。
 へきなの言葉は小癪にも正論だ。頭に上っていた血も下がる。

「あの時は全部の動力が落ちた。飛行体も、街も――人も」
 脳裏に焼き付いた終末の記憶を反芻する。
 自らの根底に刻まれた、大罪人たる烙印の所以。

「だから私は、見届けるしかなかった。……でもまだ、此処は終わっていないのね」
 トラウマのフラッシュバックではなく、自分自身を動かす原動力とする為に。
 遠き日の絶望を、いま乗り超える為の力と変える。
 此方の都合にも心情にもお構いなく進撃を続ける軍勢を見据え、腹を括るついでに嘆息一つ。

「……はぁ。そもそもあなた、また私に何かさせる気だから、そんな発破かけてるんでしょう」
「あっはっは、バレたか!  だーって、こんな大物たちを相手にできるなんて、千載一遇だもんね!」
「まったく、戦闘バカな癖にそういう所は達者なんだから」

 互いの手札と性格は知れている。二人の間に長ったらしい作戦会議は必要無い。
 曲がりなりにも認めているのは相手の心だけでも、力だけでもない。

「じゃ、やる気になったところで――行こうか!」
「いいわ、やってやろうじゃない!」

 先の火花とは比べるまでもない閃光が迸った。
 宿した神雷を解き放つ【|迅身雷体《じんしんらいてい》【神雷化】(フォーム・ケラウノス)】がホノカを神雷形態に再構築する。

「それじゃホノカ、運搬役よろしく!」
「また運搬役ね。いいけど今回は加減なしよ、覚悟しておきなさい!」

 拳士は最初からそうする事が分かっていたかのように感電も構わずホノカを掴む。
 呆れ混じりに|黒雲雷衣《ニンバスウェア》を絶縁状態に切り替え地面を蹴る。
 今、その身は正しく雷霆そのものだった。
 戦闘機械が備えた各種センサーの有効範囲外から、瞬時にして至近へと距離を詰める。

「良いね、こうでなくっちゃ……!」

 |超演算予測機構《タスクブレイン》【鬼眼】を全力起動してホノカの速度に適応。
 タイミングを見計らいへきな自身も飛び出す二段加速、迎撃を図る戦闘機械群の更に先手を奪い取る。

「余分なもの、持ってるんじゃない?」

 陽炎のように揺らめく拳気が軌跡を残す。最初の0.1秒は迎撃だけ見極め手当たり次第に。
 自由闊達にして傍若無人の【|瞭体裁威《りょうたいさいい》【破断撃】(カット・オフ)】は装甲を一触れで寸断する。

「この姿を取らせた以上――容赦はしない!」

 へきなが飛び出すと同時に絶縁性能をカット、制限を取り払った神雷の放出はただ在るだけで周囲を焼き焦がす。
 数を揃えた戦闘機械の強みは千差万別の性質だ。
 電撃耐性の低い機体は近づかれただけで動きを止める。
 防護性能で耐え動こうとする機体の装甲は、既に拳士に切り裂かれている。
 全方位放電の出力を上げれば、一斉に伝う神雷は内部回路を食い破りひとたまりもなく爆散させた。

「いくら規模があろうと機械は機械。内部が壊れてしまえば!」
「ひゅう、タイミングばっちし! 派手にやるねホノカ!」

 二人が突っ込んだ先、破壊された戦闘機械群が崩れ落ち爆心地めいた空白が生じる。
 そのまま電撃突進で突き抜けたホノカがへきなを回収するのとへきなの側から捕まえに跳ぶのは同時。
 開けた視界の先、接敵から一秒半の内に迎撃態勢を整えセプテントリオンの機体が青白い輝きを帯びた。

『見事……だが君たちの到達より私の【エレクトリック・ゾーン】発生の方が早いぞ』
「問題無いわ」

 戦場全域に効果を及ぼす強烈なEMP攻撃の回避が現実的でない事は承知の上だ。
 同時に放つ改造機械の強化は破壊範囲外に逃れた戦闘機械を此方の能力に適応させ脅威度を跳ね上げるだろう。
 使われる前に決めるのが理想にせよ、フォーミュラとの戦闘がそう容易くない事は覚悟している。
 元より此処まで切り込んだ時点で退路など無い。

「喰い尽くしなさい、|鍛雷核《キュクロプス・ハート》……ッ!」

 ホノカの神雷給電機構は雷電を吸収し己の力に変える。
 稲妻のエネルギー体に再構築された身体を灼熱が苛み激しいノイズが走る。
 戦闘機械の指揮に特化した事によるセプテントリオン本体の出力低下。
 単純に自分が受ける分のみならず、更に範囲を拡大し敵ユーベルコードの大電力を受ける過剰な負荷。
 危うい賭けだった。
 だが、|問題は無い《・・・・・》のだ。

「跳んでへきな!」
「任されたっ!」

 撃ち出された弾丸の如くに拳士が駆ける。
 どこから叩くか。今この瞬間はへきなの方が速い。

『辿り着くか……!』
「あわよくば、親玉に一撃入れたいけどね!」

 厄介なEMPの発生装置に|回路電掌《サーキットグローブ》から電子干渉を叩き込む。
 サイキックハーツにより融合した物言わぬ意思のかたまり、
 搭乗席にこびりつき調停機を操る元凶が泡を食って立て直しを命じる間に二度、三度。

「狙うなら此処かな……! まだやれるよね、ホノカ!」
「当然……!」

 潰したのは搭乗席を幾重にも守るバリアの制御装置。
 後方、大罪の雷霆はフォーミュラのユーベルコードから取り込んだ雷電をも上乗せして撃ち出される。
 インパクトの瞬間、拳気を重ねて――
 調停機の巨体が吹き飛んだ。
 操縦する元CEOたちの意思のかたまりが痛打を受け、稼働し続けていた兵装の幾つかが不自然に硬直する。

「さあ皆、道は拓いたわよ!」

 勝鬨代わりには少し早く、しかし響く声は凛と高らかに。
 絶望は打ち破れるのだと示された。
 世界の滅びを覆さんと、集った命知らずたちが後に続く。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。

逆恨みで怒ってる?…気のせいデスヨ。UCの逆恨みじゃアルマイシ。
ちゃんと説明は聞いてマシタヨ?(地の文と目を合わせない)

戦闘は、範囲系ユーベルコードなら集中砲火、単体攻撃なら可能な限りの連続使用。
必要に応じて、カウンターでタイミングをずらしたり、鎧破壊で次の人を有利にしておく。

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)


キノ・コバルトリュフ(サポート)
キノキノ、キノが来たから
もう、大丈夫だよ。
キノノ?キノだけじゃ心配だって?
マツタケ!キノには星霊の仲間がいるから大丈夫!!
トリュフ!!キノ達の活躍を見せてあげるよ。
シメジ?キノが苦戦はありえないけど、その時は一発逆転を狙っていくよ。
キノキノ、みんなよろしくね。


アラタマ・ミコト(サポート)
|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》でございます。
此度は妖討伐の任を受け馳せ参じてございます。
極楽浄土より持ち帰りし法具の力を開放いたします。
活路は切り開きませたでございましょうか?


ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオンに止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。


印旛院・ラビニア(サポート)
・境遇的なものもあり、思考や嗜好は成人男性のものです(恥ずかしいので自分からは喋らない)
・基本的にはヘタレで気弱、強者にビビるし弱者に慎重な面もありますが、物事がうまくいったり周りに煽てられるとイキって墓穴を掘ることもあります
・なんだかんだで人がいい
・やり込みゲーマーで現状を学ぶ【学習力】と自分のプレイに【チューニング】できる応用力が武器
・キャバリア・劫禍との関係はUCの秘密設定あたりで察してください

 UCは活性化した物をどれでも使用し、例え依頼のためでも、公序良俗に反する行動はしません。えっちな展開はコメディ目であれば許容
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している

◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


カグヤ・モンデンキント(サポート)
モンデンキント級要塞艦に宿ったヤドリガミですわ。
女性に年齢を聞くものではなくてよ

猟兵の方々はオブリビオンを殲滅することを目的としているご様子
ならばオブリビオンが発生した惑星を破壊すべく、地球型惑星を破壊できる規模の主砲であるユーベルコード「ジャッジメント・クセイド」を放ちますわ

止められたら、別のユーベルコードを使います

さもなくば、地殻を割らない程度に威力を抑えた主砲を撃ちます
これでもエネルギーを10桁以上減らしているので、近隣の津波や火山活動の活性化などにはお目こぼしくださいませ


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す

■行動
ガラが悪くとも信心深いため戦う前に【祈り】を捧げる事を忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないまま行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローへ、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業、魔導書
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこいだよ♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは少人数を召喚する系か単体攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは基本リア充扱いします。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。それすら無理なら逃げたきゃ逃げていいよぐらいにやる気なく一応戦います。
基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃、灼熱の束縛などを使っていきたい

攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター
こいつがボスか…
みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

説得できる場合は説得したい
同情の余地がある敵には情を漏らすことも
ほかの技能も状況に合わせて使うよ


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?

|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす。|熟成肉《リビングデッド》うまうま

|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


イネス・オルティス(サポート)
『この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?』

アックス&ウィザーズ辺境のどこかにある隠れ里に住む一族の女戦士
〔一族伝統の鎧〕のビキニアーマーを愛用し主に〔巨獣槍〕という槍を使う
”ダッシュ”で近づき”なぎ払い”、”串刺し”等をよく行う

ボン・キュ・ボンのナイススタイルで、ビキニアーマーを普段使いしている
恥ずかしさ耐性のあるイネスは、周りの視線を気にしません
そのビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまう事がありますが
イネスにそのつもりはありません

アドリブ・絡み・可 ””内技能
描写はセクシーレベルまで
キャバリアには乗らず生身で戦います(他の人のキャバリアを足場にする等はあり)


一ノ瀬・斎都(サポート)
皇族出身の検非違使。前衛を任されることが多いが、
現場では他PC・NPCの判断を尊重し、
指示があればそれに従って行動する。

基本的には敵の引き受け・制圧を担当。
無理な突出や場を乱す行動は取らない。

ユーベルコードは指定に従い使用可。
多少の負傷は問題ない。

サポートとして扱いやすい範囲での描写・演出は歓迎。

口数は少なめ。



●今吹き荒れる勇気の風
「……ああ、そうかい」

 たとえ敵が相手だとしてもコンタクトを取り、相手の行動原理を理解してから行動に入る。
 それが数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)という猟兵の流儀だ。
 企業都市そのものが形を変え世界を滅ぼさんとする戦闘機械群の進撃を前にしてもそれは変わらない。

 自我無き軍勢の向こう側……サイキックの感応を介し、滅びを憂う調停機の意思を彼女は感じ取る。
 オブリビオンマシンである彼、或いは彼女に破壊を強いるティタニウム・マキナCEOたちの悪意も。
 真に"最善"たる道を断じる術は持たない。
 だが……|相手《セプテントリオン》の望む事、|自分《猟兵》の為すべき事は一致した。

「よし! 行くか……アタシを止められるなら止めてみなァ!」

 命を預けるは宇宙カブJD-1725。
 共に幾多の戦いを超えてきた愛騎が音高く嘶き、天災か何かのように絶対的に迫る軍勢へと走り出す。
 道は既に示されている。
 幾つもの奮闘の結果、膨大な戦闘機械の進軍は既に綻びている。ならば後は貫くまでだ。
 駆動輪が回る限り止まりはしない【|無限走破《ホイーリング・ディーリング》】。

「兵団戦形態。話には聞いてたが……お出ましだな?」

 調停機セプテントリオン。
 世界に滅びをもたらすオブリビオン・フォーミュラでありながらその行いを憂う意思を
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)もまた予兆から感じ取っていた。
 情報によれば彼、或いは彼女は世界最大のメガコーポ「ティタニウム・マキア」の生み出した|究極兵器《オブリビオン・フォーミュラ》なのだという。
 そのルーツからすれば寧ろ滅びを望まない意思の出所こそ不自然ではあるが……

「……奪われた命に冥福を、踏み躙られた祈りに救いを」

 小さく口ずさみ、真摯な想いを以て戦いに臨む理由とする。
 此度も例によって戦争級の戦場だった。
 いや、世界の存亡を賭す戦いという点で紛れもなく戦争そのものの戦いなのだが。
 地平線を埋める大軍勢を相手取る戦場の|規模《スケール》を前に
 如何に百戦錬磨、一騎当千の猟兵たちをして先陣を切った多喜のような機動力を持つ者ばかりではない。

「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。御国がきますように」

 唱えた文言は力を呼び起こす。
 【|人類進化:到達《サイキックハーツ》】。
 何が起きるか知る術は無く、しかし"必ず有効利用できる"事が保証された奇跡の御業。
 眩い輝きがギュスターヴに宿る。

『――いや、確かに進化の二文字を冠しちゃいるけどな……!?』

 戸惑いか、もしくは一抹の呆れを含む声がエフェクトと共に反響した。
 効果の一部が年齢を参照する稀有なユーベルコード【ガレオンチェンジ】。
 全長25mの飛空艇に変身したギュスターヴが獲得したのは25人の運搬能力。
 共に戦う味方を乗り込ませ、時速168kmで飛翔する。

 艦載砲の砲撃を打ち込み、しかし戦闘機械群の陣容は厚い。
 集った猟兵が18名。過剰戦力は此方も同じ事だ。

「キノキノ、風が気持ちいいね!」
「こればかりは宇宙には無い感覚ですわね」

 飛空艇ギュスターヴの甲板に立つはキノ・コバルトリュフ(|キノコつむり《🍄🍄🍄🍄🍄》の星霊術士・f39074)とカグヤ・モンデンキント(天体娘・f31348)。
 その後ろからはティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)も顔を出す。
 感知能力・遠隔火力・近接兵争・その他特殊装備、凡そあらゆる手札を取り揃えた戦闘機械群を相手に死角らしい死角など存在しない。
 故にどのアプローチでも然したる差は無いとも言えるが……25mの機体の接近は敵からしても格好の的になる。
 火を吹いた艦載砲が先制を仕掛け、そして追撃を繋ぐのも此方の側だった。

「キノキノ!! 歯ごたえ抜群のキノコ笠はいかが?」
「それでは今回も……振る舞って差し上げましょう、カグヤの雷を」

 超絶猛毒のキノコ笠は生体ならざる戦闘機械の群れに対し有効打足りえないのか。
 |十億分の一《10桁》以下にまでエネルギーを減らした顕微鏡レベルの小技は無意味なのか。
 いずれも否である。
 理に収まらない異能、|罪深き刃《ユーベルコード》たる所以。
 そしてあらゆる種類の兵器が並ぶ軍勢という事は、そのそれぞれに|弱点《・・》があるという事。

 【魔菌「バウンドマッシュ」】の猛毒は生身ならざる機械も侵し狂わせる。
 計167回の加速・減速・軌道変更、その100回を初手で加速に乗せたキノコ笠は豪速の砲弾となり敵陣に飛び込んだ。
 弾性で跳ね回る軌道変更は重装甲さえ食い破り荒らし回る。

 指先の照準に従い天より光を降り注がせるは亜空間潜航鏡結界に守られたカグヤの本体。
 ユーベルコードと同じ名を持つ銀河帝国所属のモンデンキント級要塞艦3番艦カグヤの主砲【ジャッジメント・クルセイド】。
 インドラの矢に例えられ、惑星をも破壊する赫奕たる主砲型神器……その特徴は命中精度。
 速度重視の戦闘機も隠密機能を備えた鋼の獣も逃がしはしない。
 立て続けに指先で標的を指し示し、装甲の薄い機体を次々に狙い撃つ。

「うん、良い感じですね。……こわ……」

 僅か二、三秒で生じた大打撃にティモシーから率直な感想が零れる。
 味方の発揮した破壊力も無法だが、敵の戦力も大概に出鱈目だった。
 圧倒的な頭数とセプテントリオンの指揮による一つの生き物であるかのような連携、
 戦陣のど真ん中に開けられた風穴を即座に埋めるように攻撃範囲外の兵器が押し寄せてくる。
 猟兵側の火力もどれ程あったところで困る事は無い、という事だ。
 ティモシーの周囲に無数のカードが舞い、そして弾幕となって放たれる。

「……たとえ破いても、まだ出てくるよ?」

 八百と五つの【|魔法のカード《マジックカード》】が宿すは切断属性。
 ヤドリガミである自らの本体を偽る為に誂えた言わばカモフラージュだが、
 その効果は単純ゆえに強力に発揮され機械の群れを切り刻む。

「トリュフ!!」
「これなら、まぁ不足という事は無いでしょう」
『こっからは全方向敵だらけだ。総員、より一層の警戒を!』

 物理的に壁となり阻んでいた機械の群れは蹴散らされる。
 切り開かれた血路へ、飛空艇と猟兵たちは最高速度で突入した。
 ギュスターヴの警告を証明するかのように、陣形など既にズタズタにされながらも戦闘機械が殺到……しようとした。

「|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》でございます。此度は絡繰討伐の任を受け馳せ参じてございます」

 鉄火場の最前線にあっても常の如く、アラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は流暢な名乗り口上から入る。
 ある種のルーティーンとも言えるか。
 状況を確認し、己の成すべき働きを定義し、その為に力と意識を最適化する。

「――此処は水面に浮かぶ蓮の葉の上でございます」

 混戦状態にあっては特に、獣を模した構造の戦闘機械が高い機動力を発揮する。
 どうしても|線《・》の経路を必要とする車両型の機体と異なり、自在の軌道で飛空艇に迫り……
 その動きは不意に阻まれる。

「邪なる心の持ち主は渡ることが叶わず、宝剣に貫かれることとなりましょう」

 ミコトの【金葉水連陣】は有効射程168m内の足場に干渉し水面に浮かぶ蓮の葉へと変形させる。
 それはある種の地雷めいて作用した。
 機動力を重視するが故に比較的薄い装甲を3倍の攻撃力で串刺しに貫く。
 速攻を仕掛けてくる敵さえ止めてしまえば、残りはどうとでも料理できる戦力が此方にもある。

「ふぅ……」

 状況は優勢。されど敵は猶も多く前途は多難。
 クールで不敵を売り文句とする筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)であっても、僅かばかりの緊張も無いという訳にはいかない。
 手を抜いていられる余裕など一瞬たりとも存在せず、彼は一度だけ呼吸を整える。
 この戦場の最大目標は戦闘機械群を指揮するセプテントリオンを撃破する事だ。
 未だ無数の手勢に遮られた先に待つフォーミュラへと、
 それを討つだけの戦力を万全のコンディションで届けなければならない。
 膨大な敵へと僅か十数秒の内に与えた被害も甚大。
 予断を許さない事と状況が限りなく理想的に推移している事は両立する。
 これなら、きっと捉えきれる。
 次は自分が皆の奮戦を次に繋げる番だ。

「――疾走せよ黒き稲妻、絡め取りし肉体を我が意に」

 戦場内に漆黒の稲妻の鎖が走った。
 13秒。
 少なくともそれだけの時間、トオルの【|漆黒の稲妻《ブラック・ライトニング》】は命中した対象の動きを支配する。
 代償は自らの寿命。次の13秒はまず無い。
 死ななければ安いものだと、共に戦う味方を……そしてこの戦争で脅かされる人々を守る為、少年は命を懸けた。

『……よもや』

 稲妻の鎖を受けた戦闘機械は動きを止め、或いは同士討ちを始め、自らフォーミュラへの道を開ける。
 猟兵の一騎当千を知ると言えど、僅か二十にも満たない者たちが実際にそれを体現する様には
 セプテントリオンも目を瞠るかのようにアイレンズを瞬かせた。
 搭載された各種計器は彼我の間合いと戦力を測り、半ば自動的に対処の一手を導き出す。

『だが、此方にも予備戦力はある。一撃でも通れば消える急造ではあるが――』
「ッ!」

 突き進む飛空艇を量産調停機【ティタニウム・シックスティ】が取り囲む。
 瞬時に現れた量産型フォーミュラの数は200近く。

『どの辺りが|60《シックスティ》だ!?』
『…………』

 セプテントリオンが持たないのは答える権利か、或いは答えそのものか。
 最前線で戦う猟兵なら100を超える手数、頭数を操る者など珍しくもない。
 とはいえそれをオブリビオンマシンのスケール、フォーミュラ級の地力で行使されるのは次元が一つ違う。
 人影が三つ、飛空艇を飛び出した。

「僕に任せてよ。きっと何とかなるから。……多分」

 勝算はある。とは言え眼前の光景を埋め尽くすのはフォーミュラと酷似した量産機。
 圧の強さに身震いしながらも印旛院・ラビニア(エタらない人(仮)・f42058)は自らを奮い立たせる。

「"俺に任せて先に行け!"ってやつっすね。あ、でもわたしの分も残しといてほしいっす」
「仲間が沢山、って事は……リア充だな? リア充だ! なぁリア充だろうお前ら!!!」

 ひらりと気負い無く手を振った飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)、
 そして少し離れた場所で不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が気炎を上げる。
 いや、物理的に燃えていた。
 本質的に根差した方向性を敵と強引に結び付け、【|汚物は消毒だ《リアジュウハショウドクダ》】の炎は強烈に燃え上がる。
 広域を纏めて焼き払うリア充への怒りを具現化した炎は、曲がりなりにも直撃すれば量産調停機を消し去る程に。
 その余波は空気を焼き、量産調停機の視界からラビニアと杏子の姿を隠す。

 状況に合わせた性能を重視できる【|瞬装《クイックイクイップ》】、ラビニアが選んだのは攻撃回数だった。
 ストレージに収納された武装を使い分け、瞬く間に数十の量産調停機を破壊してみせる。

「さあ、どの武器で仕留められたい?」

 これはいけると、ラビニアを調子づかせるのは実体験を伴う手応え。
 兎もおだてれば何とやら。時に良くも悪くも働く性分だが、今回は体の強張りを解し動きを更に研ぎ澄ませる。

「瞬時に適切な装備を選択できる僕って最強過ぎるよね(キリッ……)」

 そも、元々のラビニアは廃が付く程のゲーマーだった。
 平々凡々と暮らしていた一般人は猟兵となり、膨大な死線を超えて成長を遂げる。
 ともすれば嘗て操作していたゲームのキャラクターたちにも勝るとも劣らない程に、
 印旛院ラビニア自身がその"|操作技術《テクニック》"に追いついている。

「また美味しくいただくっす」

 一撃を二倍に。
 軽い切込みと共に量産調停機を消し去り、取り囲んで銃口を向けた機体は逆に悉く消し飛ばされた。
 かつて喰らったオブリビオンの魂を纏い食道楽オーラを武器とする【フードファイト・|食道楽《グルメ》モード】の前に生半可な数は意味を持たない。

「手応えが軽い、とゆーか無なのは良し悪しっすけど。まぁこれはこれで」

 後の先さえ徹底すれば一撃で消える量産型はハリボテに過ぎない。
 とはいえフォーミュラ級のハリボテというのも錚々無いか。
 攻撃性能は量産型と言えどフォーミュラの似姿、一体とて好きに動かす訳にはいかない。
 縦横無尽に跳び回り、先に進んだ味方の妨害も許す事なく根絶を果たす。

「リア充死すまで静武は死なず……!!」
「はいはい。まだ間に合いそうっすかね?」

 量産調停機の相手は見積もっていたより一秒早く片付いた。
 トオルの稲妻の鎖に囚われた戦闘機械群が自由になるまで残り五秒半。
 前方のセプテントリオンと後方に置き去りにしてきた敵軍を見比べ、息つく暇も無く三人は次の行動に移る。

 一方、量産調停機を相手取るラビニアたちに送り出された飛空艇の最前線。
 先導するように敵群を蹴散らし加速する超絶猛毒のキノコ笠、
 連続して降り注ぎ狙い撃つ【ジャッジメント・クルセイド】に進行方向を切り開く魔力を固めたカード……
 ダメ押しの艦載砲が炸裂し、遂にセプテントリオンとの間を阻む敵の手勢は全滅する。

『【エレクトリック・ゾーン】に安全圏は無い。起動する……!』
「無いなら用意するだけですよ。そうでしょう?」
「今ここに、デュエリストブレイドの開会を宣言する!!!」
『…………?』

 |異世界《アスリートアース》の流儀などセプテントリオンが知る由も無い。
 だからと言って手を緩める事も無いのだが。
 城田・紗希(人間の探索者・f01927)の【|デュエリストブレイド開幕宣言《デュエルシヨウゼ》】は僅かに先んじて効果を発揮した。
 降り注ぐカードの雨が戦場をデュエリストブレイド会場と同様の環境に変化させる。

「そして此処をキャンプ地とします」
『……………………??』

 シン・クレスケンス(真理を探求する眼/蒼焔の|魔術師《ウィザード》・f09866)のユーベルコード【どこでもキャンプ】は効果範囲168m内をキャンプ地と変えた。
 ダメージを伴わない行動を強化すると共に攻撃行為を弱体化させる、広域を覆う概念防御。

「それと……もう一つ。世界を滅ぼす"悪"が、自らの滅びを望んでいます」
 力添えを、と魔導書を開く。
 ユーベルコードの同時行使を可能とするのは【魔法鹵獲術】に記録した月光城の主の意思。

 あらゆる悪に応報を。不条理を決して赦さない、怒りを。
 復讐を意味する【Thistle】、恩讐の炎は悪しきものから全ての能力を剝奪する。
 そして。

「――――待たせたね!」
『ぐ、ッ……!』

 悪路にも構わず、阻む戦闘機械を貫き、最高速度で駆けてきた多喜が遂にセプテントリオンを捉えた。
 フォーミュラの装甲さえ貫く【無限走破】は一筋の閃光の如く。

 直後、生体すら破壊する|EMP《電磁パルス》攻撃がセプテントリオンより放出される。
 間に合った、と言うべきだろう。
 セプテントリオンの至近を守っていた戦闘機械群は全滅し、
 ティタニウム・マキアの改造機械による軍団の能力底上げが反映されるには数秒のラグがある。
 多重に重なった環境改変と恩讐の炎、そして多喜の一撃を受けた事による不完全な能力発動。
 指揮能力に特化していながら猶も単騎で鏖殺を為し得る程の大技に、綻びが生じた。

「今……! 伝統の鎧を纏った【|始祖降臨《ゴセンゾサマサンジョウ》】」

 今度はセプテントリオンの困惑は無かった。
 ひとえにイネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)のユーベルコードが召喚した"それ"の有する力ゆえだ。
 時折不思議な力を使う者が現れるというアックス&ウィザーズ辺境の隠れ里、その始祖。
 一族伝統のビキニアーマーを纏う彼女はイネスの想像力より生み出され、信じる限り無敵を誇る。
 不完全なユーベルコードとどちらが勝るか等、言うまでもない。

「さぁ、砕けなさい!!」

 その一振りは戦場全体を襲わんとしていた電磁パルスを真っ向から捻じ伏せる。
 直後、始祖の二の太刀がティタニウム・マキナ・セイバーと激突し大地を揺るがした。
 系譜に連なるイネスもまた生身でキャバリアと渡り合う女傑なのだ。
 容易く後れを取る事など無く、しかし無敵という一点のみで制せる程フォーミュラは甘くない。

『……見事……これで、最後だ。私を……墜とせるか……!』
「当然」
「無論だ」

 重ねて短く応じた声は二つ。
 戦闘機械の残骸を取り込み【コマンダー・ウェポン】を振るう調停機の前に、二人の剣士が姿を晒す。
 大豪傑・麗刃(27歳児・f01156)と一ノ瀬・斎都(月ノ盾・f45704)が多くを語る事は無い。

 或いは麗刃も、である事に目を疑う者も居たかもしれない。
 【|真・ガチ剣士モード《ガチデギャグヤネタヲイッサイヤラナイモード》】。
 先の二文字を最後に自我と記憶を喪失し、今の彼は冷静沈着な純粋剣士と化している。

「……我は大豪傑・冷刃」

 修めた業は本物。
 それが、一切の遊びなく行使される。

「…… 逃がさぬ。終われ」

 一足飛びに距離を詰め、陽炎と月影の双剣が二連の斬撃を放つ。
 【黒砂断影】の性質は絶対切断。
 |異能《ユーベルコード》の生み出した|大業物《ティタニウム・マキナ・セイバー》であれ、例外は無い。

 漆黒の機体を深く斬り裂かれ、尚もセプテントリオンは動く。
 武装はまだ残っている。
 ティタニウム・マキナ・ミサイル……空中戦形態が放つ中性子ミサイル程の無法ではない。
 だが、追尾機能を持ち無数に襲い掛かるそれは消耗した猟兵に悪足搔きの道連れを強い得るか。

「ここまで来たんだ……! そんな事、させるもんか!」

 サイバーザナドゥの人々を犠牲にさせないのは勿論だ。
 そして、共に戦う味方からも脱落者など出させない。全員で、完全な勝利を。
 ……それがセプテントリオンの望みとも重なる事を百地・モユル(ももも・f03218)は知っている。

「換装っ! ボクの体はこんなことだってできるんだぜ?」

 自身の義腕をバスターフレームに変形する【バスターフォーム】。
 覚悟を固めて勇気を燃やし、モユルは自らの装甲と引き換えに攻撃回数を跳ね上げた。
 無数に放たれたミサイルに飛び込み、迎え撃つ。

 猟兵たちの力と戦術、持てる全てを振り絞る奮戦はセプテントリオンを凌駕している。
 この状態が続けば程なくしてオブリビオン・フォーミュラの撃破は叶うだろう。
 ……トオルの稲妻による戦闘機械群の支配が解けるまで、あと二秒。

 あと一息、あと一歩の遠さを知るがゆえに……響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)はその身を擲った。
 聖者にしてビーストマスター、後衛寄りのリズが前に出る事がまず無謀。
 捨て身の攻勢でセプテントリオンの抵抗を押し込んだ代償、ミサイルの被弾はただ一発でも致命傷に充分過ぎる。
 これが、リズの最後の一押し。

「っ……倒れる私の代わりに……後を託します……」

 声に応え顕現するは白き翼を持った戦乙女。
 【戦場のワルキューレ】は手練れの猟兵であるリズより更に強く、残り一秒を強引に縮める。

「やっと……隙を見せてくれたね」

 撃墜されたミサイルの爆炎が舞い、剣士たちの斬撃を受けたセプテントリオンの機体が揺らぐ。
 その搭乗席にこびりついた元CEOたちの意思のかたまりは猶も諦めない。
 敗北を認めず足掻く無理難題にも、|究極兵器《オブリビオン・フォーミュラ》は物理的に可能である限り答え続ける。

 それが遂に吐き出した"不可能"をクローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)は見逃さない。
 ずっと、虎視眈々と狙っていたのだ。見逃す筈が無い。
 支援に徹し続けた彼女も消耗は激しく、しかし残る力を出し尽くす。

「ダークネス『アンブレイカブル』の中でも、特に投げ技に精通した子の力を借りるとしようか」
『な、に……ッ!?』

 【|ワタシの狂える武人の地獄投げ《ブラック・アンブレイカブル・スロー》】はその腕にアンブレイカブルの力を宿す。
 発揮する力は実に168トン。その膂力で為す事も考慮すれば、それ以上か。
 見掛けだけで判断するなら取るに足りないような生身が、オブリビオン・フォーミュラの巨体を投げ飛ばす。
 最適解を出し続ける機械を圧倒するのは、計算で測りきれぬ単純にして不可解な理不尽。

「っと……! ギリギリ間に合ったっすね」

 後方から駆け込んだ|食道楽の悪魔《グラトニー》の一撃が|本命《フォーミュラ》を喰らう。
 それが皮切り。
 自由になった戦闘機械群が動き出すまでの一秒、指揮するセプテントリオンさえ削り切れば勝利は確定する。
 地獄投げを浴び動きの止まったフォーミュラへと、各々の最大火力が降り注ぎ……
 決着。
 世界を消し去らんとした|究極兵器《オブリビオン・フォーミュラ》は、そのタスクを果たす事無く眠りについた。
 
 
 
 
 
―― 調停機セプテントリオン・兵団戦形態、撃破 ――

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2026年02月07日


挿絵イラスト