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【サポート優先】潜む殺意、白き脅威
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●さるウワサ
「なぁ、知ってるか……?」
「なにを? ああ、
絶界詩篇殺戮者?」
ある者は恐怖をもって口にのせ、ある者は作り話だろと笑い飛ばす。
「それを撃破してしまったプレイヤーは、バグプロトコルに殺されていないにもかかわらず
遺伝子番号を焼却されてしまう」
そんな噂がGGOの間では流れていた。どこで見た、あれはそうなんじゃないか。そんな根も葉もないうわさが多いが、中には――。
●グリモアベースにて
「皆さん、
絶界詩篇殺戮者の出現を予知しました」
聖典のグリモアを閉じ、アルトリンデ・エーデルシュタインは話を聞きに集まった猟兵に予知した内容を伝える。
「場所はGGO内の古城、ダンジョンとして設定されたそこに存在する隠しボス、です」
隠しボスの部屋の場所自体は予知できているので迷う事はない。だが、その道中に出るモンスターの数が尋常ではないようだ。
「溢れ出ているのは低級のバグプロトコル『アマルガムビースト』ですが、とにかく数が多いです。ただ倒しているだけだと延々と進めません」
そのため、バグプロトコルをかき分けながら進むことになるだろう。文字通り蹴散らしながらボス部屋まで辿り着いてほしい。
「予知で現れると出たのは白教の聖女ですが……もしかしたらその前に何かあるかもしれません」
何にせよ、モンスター以外の障害はないと予知されている。出てきた隠しボスがなんであれ、すべて倒せば解決すると思われる。
「ボスまでの道はそれなりに広い、中世のお城の中の通路といった様相なのですが、お話しした通りバグプロトコルがみっちりです。
そして隠しボスの部屋は結構な広さがありますので、障害物は気にしなくて良さそうですね」
ダンジョン内部は明かりが灯っているので十分に明るいとの事だ。戦闘するには申し分ないだろう。
「現れる
絶界詩篇殺戮者は強大ですが、皆さんならば必ず勝てると信じています」
そう言葉を括り、アルトリンデは猟兵たちを送り出すのだった。
●統制機構、何処かの場所
薄暗い部屋の中で一台のコンピュータが何かのプログラムをはしらせている。
明滅するモニターには【
絶界詩篇殺戮者起動中】の文字が浮かんでいた。
こげとら
おひさしぶりです、こげとらです。
こちらは
絶界詩篇殺戮者のシナリオとなります。3章共に戦闘となっておりますので、存分に暴れていただければと思います。
第1章、集団戦です。倒し切るのは困難ですので、隠しボスの部屋まで蹴散らしながら進むことになります。
第2章、ボス戦です。が、予知したのとは違うボスがいます。
第3章、引き続きボス戦です。予知した
絶界詩篇殺戮者が姿を現します。このパートでは「統制機構に住んでいる」という設定の猟兵が参加していた場合は優位な展開になるかもしれません。
それでは、よろしくお願いします!
第1章 集団戦
『アマルガムビースト』
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POW : バグプロトコル・クロー
自身の【爪】が触れた対象に【バグ】を注ぎ込み、身体部位をねじ切り爆破する。敵との距離が近い程威力増大。
SPD : アマルガム・ゲイル
【魔獣のオーラ】を纏いレベル×100km/hで疾走する。疾走中は攻撃力・回避力・受けるダメージが4倍になる。
WIZ : ミューテーション・プロトコル
【体表面に出現する「魔獣の顎」】で敵の肉片を捕食する。自身の身体部位ひとつが変異し、敵のユーベルコードひとつを使用可能になる。
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アラタマ・ミコト(サポート)
荒魂鎮神命助太刀に馳せ参じてございます。
かの軍勢が障害なのでございますね。
では、極楽浄土で身に付けし武芸でお相手いたしましょう。
古城の中は既にバグプロトコルの巣窟と言った様相を呈していた。いや、所狭しと文字通り敷き詰められている様子はより圧迫感のあるある種異様な雰囲気だ。
「かの軍勢が障害なのでございますね」
荒魂鎮神命助太刀に馳せ参じてございます、と現れたアラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は古城の惨状に臆する事無く
宇露菩櫓須無礼怒を構えた。物理的に排除していかねば足の踏み場もない状況だ。
「アラタマちゃんの法力に従い、宝剣よ妖を穿つのです」
手にした鞭剣を振えば念動力で繋がっていた刀身が幾重にも別れ飛ぶ。その一片一片を
弾進愚狙踊で操り、アマルガムビーストの群れを斬り裂いた。
轟く咆哮は獣の焦りか憤りか。多くが斬り裂かれる中、何体かのビーストは剣片を喰らいその身から棘を生じさせる。放たれた棘が空中で曲がりアラタマを狙うも……。
「なんと直線的。手本を見せましょう」
極楽浄土で身に付けし武芸の前では児戯に等しい。返すように振るわれる鞭剣の刃が棘を砕き、アマルガムビーストを斬り裂いた。アラタマはビーストを倒して消滅させ、開けた道を進み、その先を塞ぐビーストを倒して進んでゆく。
成功
🔵🔵🔴
エリー・マイヤー(サポート)
フラスコチャイルドのサイキッカー × 寵姫です。
常に丁寧語で、あまり感情を乗せずに淡々と話します。
ユーベルコードは習得した物をどれでも使用し、目的達成のために全力を尽くします。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
***
ごきげんよう。
掃除が必要と聞いて手伝いに来ました、エリーです。
念動力が通用する相手なら、お任せください。
防御も攻撃も概ね念動力でなんとかします。
敵の攻撃を念動力で止めたり逸らしたり。
念動力で敵を掴んだり潰したり叩きつけたり。
まぁ、状況に応じてそれっぽく対応しますよ。
キャバリアは……まぁ、必要そうなら乗ります。
アマルガムビーストひしめく古城に足を踏み入れる者がまた一人。
「ごきげんよう。掃除が必要と聞いて手伝いに来ました、エリーです」
短くなった煙草を携帯灰皿に仕舞い、エリー・マイヤー(被造物・f29376)は紫煙と共に現れた。
一見して丸腰に見えるエリーの姿にアマルガムビーストが疾走する。魔獣のオーラを纏い襲い掛かる獣の群れ。その牙が、爪がエリーを引き裂こうとしたその間際にぴたりと制止する。
「念動力の出力を上げれば、このくらい……」
見えない力に押さえつけられたかのようにアマルガムビーストが苦悶の声を上げる。エリーは身動き取れなくなった獣の群れに悍ましい程に莫大なサイキックエナジーを放つ。
念動オーバーフローが引き起こした念動力の嵐がアマルガムビーストを纏めて吹き飛ばした。
「キャバリアは……まぁ、必要なさそうですね」
サイキックエナジーをバカ食いするので、ちょっと苦手なんですよね、とはエリーの言だ。アマルガムビースト相手ならばそこまで消耗する必要もなさそうだと新しい煙草を咥え、エリーは奥へと進んだ。
成功
🔵🔵🔴
エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』
口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪
弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系
シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット
「ヒャッハー! 頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!」
突如として巻き上がる爆炎、空から降り立った、いや突っ込んできた男が上げた声が
古城の空気を震わせる。やってきたのはエドゥアルト・ルーデル(黒髭・f10354)その人である。
「んん~、聖女が奥に居ると聞いてやってきたでござるが……」
しかし辺りは見渡すかぎりのアマルガムビースト。隠しボス部屋に辿り着くまでにどれだけの数を倒さねばならないか。先を思えば中々に骨が折れるかもしれない。そう考えている間にもエドゥアルトはマークスマンライフルで襲ってくるアマルガムビーストの頭を吹き飛ばしていた。
「遊び甲斐のないオモチャでござるなー」
射的の的程度なら間に合っている。というか、さっさと先に進んで聖女ちゃんに合いたい。であればどうするか。
エドゥアルトは
Luftflotteで戦闘機を召喚する。なお冒頭で突っ込んできたのもこの戦闘機である。
「それでは一気にいきますぞー!」
そのまま突っ込む戦闘機から放たれるミサイルと弾丸の雨がアマルガムビーストを吹き飛ばし再び古城は爆炎に包まれる。
「待っているでござるよ、いま拙者が行くでござるー!!」
奥に居るであろう白教の聖女目掛けてエドゥアルトは戦闘機をかっ飛ばした。
成功
🔵🔵🔴