●サクラミラージュ
【第二戦線】突如としてクロムキャバリアのプラントから無数の幻朧桜が溢れ出し、エンシェント・レヰス『イザナミ』が出現した。
彼女を蝕む『冥府の蛆獣』は骸の海から戦乱に散ったキャバリア達を引きずり出し、クロムキャバリアに更なる破壊をもたらそうとしていた。
「これは大変マズイ事になりました。冥府の蛆獣共が、キャバリアなる兵器を乗っ取りはじめています。このままでは取り返しのつかない事態に陥ってしまいます!」
イザナミが悲鳴にも似た叫び声を上げたものの、その間も身体に纏わりついた冥府の蛆獣」が次々に膨れ上がり、『攻撃力は皆無だが、防御力が非常に高い姿』となって彼女を幾重にも取り巻いた。
この状態のイザナミに攻撃しても、ほとんどダメージを与える事が出来ないため、倒すどころか、傷つける事さえ困難な状況であった。
「どうやら、間に合ったようだな。私が来たからには、もう安心だ! この蛆獣どもは、みんな纏めて蹴散らしてやる! だから、お前達は安心して、イザナミと戦えばいい。例え、この身が滅びようとも、お前達のアシストをやめるつもりはないからなっ!」
そんな中、キャンピーくんの力で颯爽と現れたのは、プロレス・フォーミュラ『デスリング総統』だった。
デスリング総統の攻撃を喰らった者は、骸の海に放り出す事が出来るため、例え相手が蛆獣の群れであっても、容易に消し去る事が出来るようである。
これならば、イザナミと戦う事が出来るため、後は倒すだけである。
ゆうきつかさ
基本的にはノリと勢いで、何とかなります。
プレイングボーナス:デスリング総統の切り開いた進路を攻める/デスリング総統と協力して戦う。
第1章 ボス戦
『イザナミ』
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POW : 幻櫻死界
指定地点からレベルm半径内を【サクラエリュシオン】に変える。内部にいる者は活力(体温・燃料等)を激しく消耗する。
SPD : 黄泉変異卵
【冥府の蛆獣】から無限に供給される【生命を貪る蛆獣の卵】を、最大レベル体の対象に一瞬で投擲できる。
WIZ : 火雷大神
自身に刻まれた【オブリビオン化の烙印である腐敗した肉体】を引き裂き、【8体の火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)】を召喚する。[8体の火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)]は死ぬまで敵を追跡し、【雷】で攻撃し続ける。
👑11
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試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね
…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース
こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ
ベルト・ラムバルド(サポート)
ハイカラさんのクロムキャバリア ×今は 宇宙騎士!
普段の口調は私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?
騎士道精神を胸にキャバリア《パロメデス》に乗って戦うぞ
弱きを助け強きを挫く誇り高き光明の暗黒騎士だ!
でも実はお調子者でおっちょこちょいな奴だ!いわゆる残念なイケメンだ!
生身でも戦えるけどあんまし強くないかも…?でもタフな奴!
基本はキャバリアの乗って戦うぞ!
キャバリアに乗れない時は…なんとか生身で頑張って戦うぞ!
時々コミュ力で知り合った異世界の人やモノ?を召喚したりするんだ!
仲の良い想い人がいるけどぞんざいな扱い方をされてるけどめげないぞ!頑張れ!
ゾンビーヌ・ロッテンローズ(サポート)
デッドマンのコミックマスター×自由農夫、18歳の女です
普段の口調は「女性的(わたくし、~様、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、心を許したら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です
ゾンビとして蘇った文字通りの『腐』女子
男性が好きですが恋愛対象でなく、妄想のネタとして男同士でくっつけることを好みます
口調は作っているもので、本性は内気な陰キャです
ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
夜城・さくら(サポート)
キャバリアでの戦闘をメインに。
『オーバーフレーム換装』では、装甲を犠牲に攻撃力か射程を上げて仲間を援護するように攻撃します。【スナイパー】技能使用。
手数が必要な時は『無限射撃地獄』です。敵がビット攻撃してきた際には相殺するように展開することも。
キャバリア以外では、『ギタギタ血まみれの外科手術』で仲間の治癒と戦闘力増強に励みます。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
笑顔でノコギリを振るいます。大丈夫怖くない怖くない。
諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
吐院・ぐるめ(サポート)
人間の「ぐるぐるバット」アスリート×シャーマン、18歳の女です。
普段の口調は「キャプテン(私、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、真剣な時は蒼白「(私、あなた、~さん、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
リヴィア・ハルフェニア(サポート)
ミレナリィドールのシンフォニアであり精霊術士。
普段は「女性的(澄んだ・穏やか)私、~君、~さん、ね、わ、~よ、~の?」
敵には「男性寄り(凛とした)私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?」
※場合によっては敵にも普段の口調で話す。
UCや技能はその時に使える物を選び使用。
他人への迷惑行為や公序良俗に反する事はしません。
【戦闘】
後方で攻撃とサポートどちらも可能だか、仲間がいる場合はサポート優先。
永く生き嘗て国の守護者であったので、敵に油断や動揺もしないが敵に慈悲は与える事はある。
【行動】
敵や戦場の情報収集をしつつ、冷静に行動。
あとはおまかせ。
・アドリブ連携歓迎/色欲NG
久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンorレヴィアラクスに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ
変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる
北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。
ティティス・ティファーナ(サポート)
召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
中山・紗奈(サポート)
事件っスか?
……あんまし自宅の外まで出張る気無いんスけどね。
まあ、手が足りないっていうなら、助けてあげるのも吝かでは無いッス。
(参加世界がサイキックハーツの場合は自宅なので張り切って働きます)
とりま、状況を教えて欲しいっス。ふむふむ……多分何とかなるっス。
・動きの概要(以下PL視点)
中山流自宅警備術「多分こんな事もあろうと思って」で行動します。状況に合わせた動き方で自由に扱って下さい。
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。
SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。
アドリブ連帯歓迎
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこいだよ♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは少人数を召喚する系か単体攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
●愛と死の女神
「妾はイザナミ。死を憂う者の枕元に現れ、櫻の楽園にいざなう者。わざわざ妾を倒しに来たようだが、それは無理な話……。妾自身も肉体を蝕まれ、精神も壊れつつある。身体も思うように動かなくなっているから、わざと倒されてくれると思わない事だ」
猟兵達の前に現れたイザナミが、冷たく見下すように言い放った。
「グロロロロ、まるで神にでもなったような振る舞いだなっ! いや、神なのか。それとも、神を名乗る紛いモノか。まあ、ワガハイにとっては、どうでもイイ事だ」
それと対峙するようにして、プロレス・フォーミュラ『デスリング総統』の前に陣取った。
「随分と失礼な輩が現れたようだな。まあ、好きにするがいい。こうしている間も、『冥府の蛆獣』が次々と膨れ上がり、妾を守っているからな」
イザナミが上から目線で、デスリング総統に吐き捨てた。
「確かに、冥府の蛆獣がいる限り、倒す事は難しそうデスね」
試作機・庚(盾いらず・f30104)が、複雑な気持ちになった。
「グロロロロ、それならワガハイに任せておけ! ワガハイがコレを千切っては投げ、千切っては投げて、片付けてやる!」
デスリング総統が高笑いを響かせ、冥府の蛆獣を殴り飛ばし、骸の海に送り返した。
「余計な真似を……!」
イザナミが恨めしそうな表情を浮かべ、呪いの言葉を吐き捨てた。
「……あれ? 倒されるつもりで、ここに来たわけではないのデスか?」
庚がキョトンとした様子で、不思議そうに首を傾げた。
「そんな事……、妾が望む訳が……んぐ……ぐぐぐ……」
イザナミが苦しそうに、頭を抱えてフラついた。
「それでも、倒す事になるんデスけどね」
次の瞬間、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、イザナミの動きと冥府の蛆獣の成長を一時的に停止させた。
「うぐ……、身体が……」
その影響を受けたイザナミが、悔しそうに歯を鳴らした。
だが、先程食らったユーベルコードの影響で、冥府の蛆獣の成長を一時的に止まって、完全に無防備な状態になった。
「それじゃ、いまのうちに削らせてもらうか」
その間に、ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)がリミッターを解除し、キャバリア『パロメデス』に搭乗してエネルギーを充填した後、空中戦を仕掛けて、閃光と共にBXビームセイバーで鎧無視重力攻撃を仕掛けた。
「ええい、小賢しい真似を!」
イザナミがイラついた様子で、傷口を庇って後退した。
「……もう動けるようになったのか」
それに合わせて、ベルトが【オーバーブースト・マキシマイザー】を発動させ、15700km/hで飛翔しながら、パロメデスから全搭載武装の同時攻撃を仕掛けた。
「クク、何とか間に合ったようだなっ!」
即座に、イザナミが冥府の蛆獣を身代わりにして、衝撃を吸収する事で、ダメージを軽減させた。
「ええい、忌々しい! 腹立たしい!」
イザナミが苛立ちを隠せない様子で、瞳をギラギラさせた。
「だいぶ腹を立てているようですわね? こんなはずではなかった……と言ったところでしょうか。悪役が、よく言うセリフですわ」
ゾンビーヌ・ロッテンローズ(元カルト組織「リビング・デッド魔導会」の腐薔薇姫・f40316)が、今にも消え去りそうな声でボソリと呟いた。
「妾が敗北すると言いたいのか!? ふざけた事を抜かしおって! 妾は……妾は……うう……う……」
イザナミが負の感情と戦いながら、猟兵達に対して呪詛を撒き散らした。
「それも悪役が、よくやる事ですわ。……とは言え、このままでは、呪詛の影響で、身も心も腐ってしまいますからね。やれるだけの事は、やってみますわ」
ゾンビーヌがリミッターを解除し、限界を突破した後、【腐れ薔薇の嵐(ロッテンローズストーム)】で、棺に入れられていたGペンを無数の薔薇の花びらに変え、イザナミの身体を腐らせた。
「妾の顔が……美しい顔が! やはり、お前だけは……お前達だけは、絶対に倒す!」
イザナミが醜く歪んだ顔を隠しながら、恨めしそうに吐き捨てた。
「どうやら、のんびりしている暇はないようですね。冥府の蛆獣のせいで、悪影響が出ているようですし……」
夜城・さくら(不思議ちゃんの量産型キャバリア・f30006)が量産型キャバリアAZに搭乗し、威嚇射撃をしながら、悪路走破をして、イザナミと距離を取った。
「悪影響……? そんな事はないぞ。実に……心地いい。まるで生まれ変わった気分だ。うぐ……ぐ……!」
イザナミが負の感情に半ば支配されつつ、オブリビオン化の烙印が刻まれた肉体を引き裂き、8体の火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)を召喚した。
8体の火雷大神は雷を落としながら、次々とさくらに襲い掛かった。
「確かに、別人ですね」
さくらが【アドバンテージ・アンサー】を発動させ、イザナミより戦術的に有利な地形に陣取って、命中率・回避率・ダメージが3倍にした後、レーザーを一斉発射して8体の火雷大神を撃ち抜いた。
「ククククク、無駄だ。そう簡単に倒せるモノではない」
イザナミが不気味な笑い声を響かせながら、再び8体の火雷大神を嗾けた。
8体の火雷大神は雷を落としつつ、再び猟兵達に襲い掛かってきた。
「……だろうな。身体に纏わりついているモノを見れば……、嫌でもわかる」
諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)がオーラ防御を展開しながら、野生の勘でフェイントした後、電撃耐性で耐えた。
「そうツレない事を言うな」
イザナミが不気味な笑みを浮かべ、冥府の蛆獣から無限に供給される蛆獣の卵を投げつけ、啓太郎の生命を容赦なく貪った。
「……って、想像以上に気持ち悪いな、これ」
啓太郎が全身に鳥肌を立たせながら、リミッターを解除した後、【ゴッドスピードライド】で宇宙バイクを変形させて騎乗し、イザナミに空中戦を仕掛けて、捨て身の一撃を繰り出した。
その邪魔をするようにして、8体の火雷大神が纏わりつき、雷で攻撃を仕掛けてきた。
「確かに、仲良くするのは、難しそうですね」
すぐさま、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が雷を見切って、オーラ防御を展開して、残像を繰り出しながら、浄化の力を宿した誘導弾で行為攻撃を仕掛け、4体の火雷大神を消滅させた。
「ホッホッホッ、そ奴等が嫌なら、これはどうだ!」
イザナミが狂気に満ちた笑い声を響かせ、狂ったように蛆獣の卵を投げつけた。
「グロロロロ、ワガハイの事を忘れてもらっては困るなっ!」
デスリング総統が日課のストレッチを終えた後、ダブルラリアットを仕掛けて、蛆獣の卵を骸の海に送り返した。
「ええい、腐汁を飛ばすな、汚らわしい!」
イザナミがイラついた様子で、呪詛の籠った言葉を吐き捨てた。
「ならば、あなたの魂が安息を得られますように、この曲を奏でましょう」
シホが破魔の力を宿した結界術で身を守りながら、【迅奏】聖銃二丁で奏でる超絶技巧曲(ジンソウ・セイジュウニチョウデカナデルトッカータ)で、【聖銃を連射した発砲音で聞き惚れる高速演奏】を発動させ、超高速連続攻撃を繰り出した。
「うぐ、ぐぐぐ……、なんと不快な。腹立たしい」
イザナミがギチギチと歯を鳴らしながら、禍々しいオーラと激痛耐性で身を守り、冥府の蛆獣を身代わりにした。
「ま、まあ……、こんなニオイを嗅いだら、誰でも不快に……うぷっ!」
吐院・ぐるめ(虹色の彼方・f39773)が青ざめた表情を浮かべ、気分が悪そうにしながら、うぷっと口元を押さえた。
「ホッホッホッ、そのうち、これが癖に……ならんな、絶対に……。何となく、気にならなくなってきたが、心地いいとは思えんからな」
イザナミが真顔になって、本音をぶち撒けた。
「グロロロロ、こんなモノ、ボディオイルのようなモノだろ!」
デスリング総統が腐汁を全身に塗りたくり、まったく気にしていない様子で高笑いを響かせた。
「余計な事は言わなくていいから……。と、とにかく、早く倒さないと……」
ぐるめが【オリジナル・スタイル】で、独特な構えと呼吸法で自身の移動力・攻撃力・身体硬度・勝負勘が上昇させて、限界突破をした後、ブレス攻撃で冥府の蛆獣の群れを蹴散らしていった。
「ええい、無駄な事を……! 例え、誰であろうと、妾に触れる事は許さぬ! まったくもって腹立たしいっ! かゆい、かゆい、かゆい!」
イザナミが身体を掻き毟りながら、呪詛混じりの言葉を吐いた。
「自分でも抑えが利かなくなっているようだな? このままだと暴走するのも、時間の問題……と言ったところか」
リヴィア・ハルフェニア(歌紡ぎ精霊と心通わす人形姫・f09686)が呪詛耐性で浄化しながら、高速多重詠唱で全力魔法をブチ当て、イザナミの魔力を吸収した。
「だから、どうした。その時間だけで、十分だ!」
イザナミがニヤリと笑って、さらに8体の火雷大神を召喚した。
12体の火雷大神は連携を取りながら、猟兵達を追い詰めるようにして、次々と雷を落とした。
「……実に哀れだな」
リヴィアが【戦慄を紡ぐ災歌(スベテヲノミコムヨウニ)】を発動させ、深い悲しみや怒りを感じる事で、様々な姿の天災(135体)を召喚し、イザナミ達に襲い掛かった。
それに合わせて、12体の火雷大神が天災に襲い掛かったが、返り討ちに遭って浄化され、残りの1体が逃げるようにして後退した。
「ええい、何をやっている! 目の前に敵がいるのに……逃げるのか!」
イザナミが殺気立った様子で、火雷大神に叱りつけた。
その指示には違って、火雷大神が激しく唸り声を響かせ、狂ったように雷を落としていった。
「……随分と御立腹のようだな? だが、手当たり次第に攻撃をしただけで倒されるほど、俺達は弱くないぜ」
久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、第六感で雷を見切って、オーラ防御と結界術を展開した後、鉄壁の守りで身を守りながら、【厄災の枝、黄昏の剣(ラグナブリンガー・レーヴァテイン)】で、刀剣の刀身から黄金に輝く神殺しの斬撃波を放ち、焔で生命力を吸収して火雷大神を焼き尽くした。
「グロロロ、よくやった! 冥府の蛆獣の方は任せておけ! この勢いで消し飛ばしてやる!」
それに合わせて、デスリング総統が連続コンボを繰り出し、冥府の蛆獣を骸の海に送り返した。
「そろそろ、潮時だ。身体の方も限界だろう」
北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が色々と察した様子で、蒼月・零式(魔刀)と月下美人(白銀の妖刀)で、イザナミの身体を何度も斬りつけた。
「……限界なモノか。むしろ、心地イイのだから……。不満など、何ひとつ……ない! 何も、な!」
イザナミが腐臭を撒き散らしながら、8体の火雷大神を呼び寄せ、猟兵達にむかって突撃させた。
「グロロロロ! ええい、邪魔だァ! 退けぇぇぇぇぇぇ!」
デスリング総統が咆哮を響かせ、目の前にした火雷大神を殴り飛ばして、骸の海に送り返した。
「……問題ない。すべて排除する」
それに合わせて、優希斗が【闇技・蒼滅永眠波(アンギ・ソウメツエイミンハ)】で、全身から骸の海を放出させ、戦場内全ての精神攻撃を無力化した後、2回連続鎧無視コンボを繰り出し、火雷大神達を蹴散らしていった。
それでも、6体の火雷大神は怯む事無く、捨て身の特攻を仕掛けてきた。
「グロロロロ、邪魔だと言っただろうがァァァァァァァァァァァア!」
デスリング総統が存在感を示しながら、オーラ防御と結界術で6体の火雷大神が放った雷を防ぎ、ダブルラリアットを仕掛けて、骸の海に送り返した。
「……残り6体、早めに片付けておかないと、また増えそうね」
その流れに乗るようにして、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が早業で空中戦を仕掛け、零距離射撃でレーザーを放って、火雷大神を撃ち抜いた。
「感がいいな。ならば、やり方を変える」
イザナミが幻櫻死界を展開し、周囲をサクラエリュシオンに変えた。
それと同時に、活力が激しく消耗し、デスリング総統が崩れ落ちた。
「……少し下がっていて」
その間に、ティティスが弾道計算を終え、【フルバースト・マキシマム】を発動させ、全武装の一斉零距離発射で火雷大神達を蹴散らした。
しかし、火雷大神達は全く怯んでおらず、空中を飛び回りながら、再び猟兵達に襲い掛かってきた。
「……って、まだ向かってくるっすよ!」
中山・紗奈(エスパーの自宅警備員・f44218)がハッとした表情を浮かべ、火雷大神達の通常攻撃を無効化した。
火雷大神達の数は、残り4体。
どれも傷ついていたものの、全く退こうとしなかった。
それに加えて、デスリング総統が動けないため、冥府の蛆獣の群れがイザナミの全身を覆い尽くす勢いで増殖していた。
「うわぁ……、これって危機的状況……と言うか、最悪の事態じゃないっすか。えーっと、こういう場合は……そうそう、これっす、これしかないっす!」
そんな中、紗奈が【中山流自宅警備術「多分こんな事もあろうと思って」(コンナコトモアロウカト)】を発動させ、光の雨を降らせて火雷大神達だけでなく、冥府の蛆獣の群れを消滅させていった。
「ええい、何をやっている! ……喰らえ! 喰らってしまえ!」
イザナミがムッとした様子で、火雷大神達を嗾けた。
4体の火雷大神はドロドロに溶けながら、覆い被さるようにして、次々と猟兵達に飛びかかった。
「そんな状態で、私に勝てると思っているの……?」
それを迎え撃つようにして、政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)がリミッターを解除して、拷問具『荊野鎖』を構え、2回鎧無視貫通攻撃で、火雷大神達の傷口をえぐり、生命力を吸収して消滅させた。
「ああ、もちろん。この程度で、全滅させる事が出来たと思っているのか? だとしたら……、愚かだな」
イザナミが軽く皮肉を言いながら、再び8体の火雷大神を召喚し、猟兵達に特攻させた。
その指示に従って8体の火雷大神が、次々と雷を落として、朱鞠に激突した。
「やるじゃない。でも、そこまでよ」
朱鞠が全身に激しい痛みを感じながら、【忍法・鋳薔薇姫(ニンポウ・イバラヒメ)】を発動させ、自分の足で踏んでいる影から金属鎖状の触手を放出し、戦場内全ての攻撃的行動を無力化した。
「ぐぬぬ、これでは役に立たん!」
その事に気づいたイザナミが、悔しそうに歯軋りした。
だが、いくら腹を立てても、火雷大神達の攻撃が有効になる事はなかった。
「だったら、クローネちゃんが、全部倒しちゃうね!」
それに合わせて、クローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)が肉体改造を施し、オーラ防御と霊的防護と結界術を展開した後、鎧無視貫通属性精神回復阻害ブレス範囲2回攻撃を仕掛け、生命力と魔力を吸収しながら、8体の火雷大神を消滅させた。
「ぐぬぬ、こんな状況でなければ、呆気なく倒される事などなかったのに……!」
イザナミが殺気だった様子で、毒の呪詛を宿したブレスを吐いた。
「本当に、そうかな? 負け惜しみに聞こえるけど……」
クローネがキョトンした表情を浮かべ、激痛毒呪詛耐性で耐えた。
「グロロロロ、その通りだ! 予想外の出来事が多発して、焦りまくっているようだぞ!」
デスリング総統がイザナミを挑発しながら、強烈なチョップを繰り出し、冥府の蛆獣の群れを蹴散らしていった。
「それじゃ、もっと焦らせてあげるね♪」
クローネがノリノリな様子で、【ワタシの羅刹ちゃん(ブラック・ラセツ・タトゥー・アーム)】で、刺青を持つ漆黒肌の女羅刹の片腕を召喚し、その身に刻まれた刺青や、鬼の力で異形化して攻撃を仕掛け、イザナミの身体に呪いの入れ墨を刻んで毒や麻痺を付与するのであった。
成功
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ハル・エーヴィヒカイト
アドリブ連携○
彼の巨体に釣り合うよう巨神キャリブルヌスに[騎乗]して共に戦う
[気配感知]により常に総統の動きは把握
彼が蛆獣を吹き飛ばした隙間に追撃したり、反対方向から同時にUCを放ったりして勝手に連携技を叩き込んでいこう
敵が投擲する卵は[心眼]によって投擲タイミングそのものを[見切り]、[カウンター]で刀剣を[念動力]で射出してこちらに到達する前に破壊する
蛆獣によって守られている箇所はUCで攻撃
その守りを破壊し、自身の威力に上乗せして断ち斬ろう
雪華・風月
では、冥府の蛆獣をお任せましたデスリング総統さん
はい、そちらが身命を懸けて事を為すのであれば
わたしもこの身を懸けて真っ直ぐ一直線にイザナミを断つ剣となりましょう
デスリング総統の切り開いた進路をただ真っ直ぐに『ダッシュ』で駆けます
冥府の蛆獣、そしてその卵はデスリング総統さんが消し去ると信じ
防御と回避を捨て『浄化』の霊力を雪解雫に…
龍脈に乗ることで加速【龍脈使い】
身を守る武具を捨て更に加速…
一気に踏み込み、その速度を乗せた『居合』の『早業』にて一刀両断…瞬華終刀!【切断】
●デスリング総統
「グロロロロ、さっきまでの威勢は、どうした。……行方不明か! 降参するなら、許してやるぞ! まあ、ワガハイが許したとしても、猟兵達がどう判断するのか、分からんがなっ!」
デスリング総統が勝ち誇った様子で、豪快に笑い声を響かせた。
「……では、冥府の蛆獣をお任せました、デスリング総統さん。そちらが身命を懸けて事を為すのであれば、わたしもこの身を懸けて真っ直ぐ一直線にイザナミを断つ剣となりましょう」
雪華・風月(若輩侍少女・f22820)がダッシュで斬り込み、雪解雫(日本刀)を振り下ろした。
「……無駄な事を。そんな事をして、何の意味がある! 妾を倒すどころか、傷つける事さえ不可能なのに……!」
イザナミが傷ついた身体を癒しながら、鬼のような形相を浮かべ、衝撃波を乱れ撃った。
「グロロロロ、それは、どうかな!」
すぐさま、デスリング総統が存在感を示しながら、凄まじいオーラを放って、衝撃波を相殺した。
「ならば、妾を倒してみよ。妾は恐れぬ。決して、退かぬ。それだけは……ん、んん? 本当に、それを妾が望んでいるのか。そうするのが正しいのか。あ、頭が……割れそうなほど……痛い!」
イザナミが苦しそうにしながら、頭を抱えてフラついた。
「どうやら、終わりが近づいているようだな」
その間に、ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が剣の騎神"キャリブルヌス"(巨神)に乗り込んだ。
「グロロロロ、ならば冥府の蛆獣どもはワガハイに任せておけ……!」
デスリング総統が雄叫びを響かせながら、蛆獣の群れを殴り飛ばして、骸の海に送り返した。
ハルも反対方向から【極・絶空斬(ゴク・ゼックウザン)】を発動させ、霊力を帯びた祓魔刀から至高の領域の剣技を繰り出し、蛆獣の群れを斬り捨てた。
「一刀両断……瞬華終刀!」
それに合わせて、風月が防御と回避を捨て、浄化の霊力を雪解雫に宿し、龍脈に乗ってつつ、防具も捨てて、家族し続けながら、【瞬華終刀(シュンカシュウトウ)】を発動させ、早業の居合でイザナミの右腕を切断した。
「うぐぐ、こんな事をしても無駄だ。蛆獣がいる限り、妾が倒される事などないのだから……」
イザナミが冥府の蛆獣から無限に供給される生命を貪る蛆獣の卵を掴み取り、力任せに投擲した。
「……無駄なものか」
ハルが心眼で蛆獣の卵を見切って、カウンターで刀剣を射出して破壊し、【極・絶空斬(ゴク・ゼックウザン)】で霊力を帯びた祓魔刀から至高の領域の剣技を繰り出し、イザナミを真っ二つに両断した。
「……!」
そのため、イザナミは悲鳴を上げる事さえ出来ず、ギョッとした表情を浮かべて息絶えた。
大成功
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