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帝都櫻大戰⑲〜土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】参戦

#サクラミラージュ #帝都櫻大戰 #第二戦線 #神王サンサーラ #国見・眞由璃 #Re:土蜘蛛戦争


●~アヤカシエンパイア~ 神王サンサーラ VS国見・眞由璃
『哀れな、この世界は既に壊れているのか……』
 アヤカシエンパイアへと降り立った神王サンサーラは、この世界の有様妖蠢く死の大地に哀れみの声を上げる。
 しかし彼は既にオブリビオン。
 サンサーラの纏う「黄金の岩戸」が開かれると、その身からは彼の意志に反して骸の海が一切合切全てを飲み込もうと広がっていこうとする。
「それでも……どんな恥を晒しても、どのような手を用いても生きてゆくのが、命の美しさなのです」
 無限に広がっていこうとする骸の海。
 それを、突如として現れた強靭な蜘蛛糸の檻が押しとどめる。
「……ですが貴方は、どうやら誰よりもそれをご承知の様子。ならばあなたの望まぬあなたのユーベルコード、私が力の限り阻んでみせましょう」
 そこに立つのは土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】。
 空間を引き裂き、それより生み出した蜘蛛童たちと共に、サンサーラを封じる檻を構築する。
「まさかこのような形で異界を渡れるとは思ってもいませんでした。しかしこれもまた我が子たちを守るため。引き受けましょう」
(この地では巣からの精気の供給もない……それ程長くは持ちませんよ、猟兵)

●グリモアベース
「土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】と共に、神王サンサーラを撃破してきてください」
 朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)が説明を開始する。
 平安結界の外側に広がる「死の大地」に大量の幻朧桜が咲き乱れると共に、エンシェント・レヰス『神王サンサーラ』が降臨しようとしている。
 サンサーラは極めて強大なオブリビオンであるが、そのあまりの強大さ故に、サンサーラは「完全に無傷の状態」でない限りこの世界への顕現を維持することができない縛りが発生しているようだ。
 広がり続ける骸の海を乗り越え、何とかして彼に一撃でも与えられれば、神王サンサーラは一旦撤退に追い込めるはずだ。
「サンサーラの能力は、オブリビオン化した事で変質し『骸の海を無限に広げる能力』となってしましました」
 このままではアヤカシエンパイアが無限に注がれる骸の海に飲まれて消えてしまう。
 そんな時、キャンピーくんの力でシルバーレインより現れたオブリビオン……土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』が、強靭な蜘蛛糸の檻を周囲一帯に展開し、それを防いだのだ。
「この土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】は、現在私たちと同盟を結んでいる個体です。どうやら猟兵への恩を売るという意味合いもあって参戦しに来てくれたようです」
 他にも思惑はありそうだが、今回に限っては味方だと言っていいだろう。
 蜘蛛糸の檻によってサンサーラと骸の海を封じ込め、引き裂いた空間から強化・蜘蛛童を呼び出し、猟兵のサポートをしてくれる。
「とは言っても、この【国見・眞由璃】は本来は己の【巣】に蓄えた莫大な精気を使い種の繁栄を望むものです。シルバーレインにある巣から離れた今、アヤカシエンパイアでは自らの身体に蓄えた精気しか使えないためそれ程長い間は檻を維持できないようです」
 また、檻の維持にかかり切りになっており、攻撃に回すだけの余力もないようだ。
 ここは、彼女の援護を受けながら猟兵がサンサーラの元に辿り着いて一撃を入れる役目を担うべきだろう。
「サンサーラは一撃でも入れられれば撤退する事を自覚しており、身体は自動で反撃してきます。どうにかそれを掻い潜り、サンサーラの望まぬ侵攻を食い止めて下さい」


ナイン高橋
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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し『帝都櫻大戰』の戦況に影響を及ぼす特殊なシナリオです。
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ナイン高橋です。
この依頼は「土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】と共闘しよう!」です。
勝利条件は「サンサーラに一撃でも与えること」です。
とにかく、サンサーラの身体は自動であらゆる攻撃を到達できないようにして来ようとしてきます。
またユーベルコードとは別に常に全身から骸の海を放出し、それもまた妨害に使ってきます。

しかし、この依頼には、ナイン高橋の依頼に登場した土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』とその勢力が参戦してきます。
(気になった方は #Re:土蜘蛛戦争 でまとめてあります)

彼女は強靭な蜘蛛糸の檻を作り、骸の海が外部に漏れ出ないように抑えてくれています。
また、強化・蜘蛛童たちに指示を出し、【蜘蛛糸の足場】を作り出してくれます。
シルバーレインにある彼女の巣からの供給がないためそれ程多くの事はできないようですが、
他にもやって欲しいことがあれば、プレイングにあれば検討してくれます。

それでは素敵なプレイングをお待ちしております。

プレイングボーナス……無限に広がる骸の海に対処する/眞由璃の援護を受けて戦う。
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第1章 ボス戦 『神王サンサーラ』

POW   :    サンサーラディーヴァ
自身の【眼前】を【広大無辺の仏国土】化して攻撃し、ダメージと【神王サンサーラへの到達不能】の状態異常を与える。
SPD   :    サンサーラノヴァ
【かざした両掌の間】から、詠唱時間に応じて範囲が拡大する、【五感封じ】の状態異常を与える【神王光】を放つ。
WIZ   :    強制転生光
レベル秒間、毎秒1回づつ、着弾地点から半径1m以内の全てを消滅させる【サンサーラの光】を放つ。発動後は中止不能。
👑11
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武富・昇永
滅びた大地を仮初の平穏で覆い必死に日々を生き抜いているこの世界が哀れだというのか?
オブリビオンと化した身ゆえにこぼれた失言と思って聞き流しておこう!

一撃でも与えればいいのであれば手数を増やして攻撃が良かろう!
{転身式神・多忙冠者}{思業式神・出世魚ハマチ}を召喚し
式神どもの攻撃に合わせて{伏竹弓・勲功必中撃抜弓}で攻撃
さらに{妖切太刀・御首級頂戴丸}で正面から切りかかる!

と見せかけ国見どのの蜘蛛童たちに蜘蛛糸で引っ張り戻してもらい
不意打ちの【出世道・首取り千手】を発動し
頂戴丸たちで彼奴を囲み刃を突き立てる!

世界を救う大手柄を得るためならば己が身も囮にする!
それが青天井の昇り鯉!武富・昇永だ!


山吹・夕凪
確かにこの世界は壊れているのかもしれません
ですが、それでもと生きる命は美しい
眞由璃さまの仰る通りであり、骸の海を阻んでくださるのなら、私が斬り拓くまで
見つめるは過去ではなく、生きてく未来の為に

蜘蛛糸の檻で封じられている間にと、早業で駆け抜けつつ、正面からの攻撃は霊的防護を纏った黒刀『涙切』で受け流していきましょう
刃と敵の攻撃が触れた瞬間には凍結攻撃を発生させ、僅かでも冷たさで動きが鈍るように
可能であれば蜘蛛童たちに側面を守って貰いつつ

五感を封じる神王光は受けても臆することなく、精神を研ぎ澄まして心眼で姿を捉えるのみ

見えずとも眞由璃さまがいるならば、恐れることなどなく
全力で踏み込み、UCを一閃




「滅びた大地を仮初の平穏で覆い必死に日々を生き抜いているこの世界が哀れだというのか?」
 平安貴族である武富・昇永(昇鯉・f42970)はアヤカシエンパイアの現状をサンサーラより現わされ口調を荒げる。
「確かにこの世界は壊れているのかもしれません」
 続くように山吹・夕凪(雪色の吐息・f43325)も言葉を重ねる。
「ですが、それでもと生きる命は美しい」
「オブリビオンと化した身ゆえにこぼれた失言と思って聞き流しておこう!」
 そして二人は今にも完全権限しようとしている神王サンサーラに対峙する。
「眞由璃さまの仰る通りであり、骸の海を阻んでくださるのなら、私が斬り拓くまで」
『猟兵よ。この地では巣からの精気の供給もない……それ程長くは持ちませんよ』
 土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】が二人の後ろから声をかけてくる。
『流石だな。この檻は防げるはずのない私の放つ無限に広がりゆく骸の海をひと時でも抑え込んでいる……だが、それも時間の問題だ』
 サンサーラは完全出現に至ってはいない今の段階でも、その全身から骸の海を無限に広げようとしている。
 それを受け止めているのは土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】の蜘蛛糸の檻なのだ。
 彼女の精気が枯渇する前に決着をつけなくてはいけない。
「見つめるは過去ではなく、生きてく未来の為に」
「一撃でも与えればいいのであれば手数を増やして攻撃が良かろう!」
 眞由璃の糸が空中で固定され、サンサーラへと至る道を作り出す。
『私は「完全に無傷の状態」でない限りこの世界への顕現を維持することができない。止めてみせよ。猟兵よ』
 サンサーラは己の弱点を語りながらもその身から骸の海を放出して夕凪と昇永を吹き飛ばそうとしてくる。
「はっ!」
 夕凪は霊的防護を纏った黒刀『涙切』を構えると、正面からくる攻撃を受け流しながら蜘蛛糸の足場を駆け上がる。
 凍結攻撃によって弾いた骸の海は無力化している。
「一撃でも与えればいいのであれば手数を増やして攻撃が良かろう!」
 続く昇永は{転身式神・多忙冠者}{思業式神・出世魚ハマチ}を召喚。
 弓を構えてサンサーラへと遠距離攻撃を仕掛けていく。
『サンサーラノヴァ』
 だがサンサーラは、【かざした両掌の間】から、【五感封じ】の状態異常を与える【神王光】を放つ。
「むぅ!見えぬと流石に狙いは定まらぬな」
「くっ……蜘蛛童さん!」
 神王光の影響範囲内にいた二人は一瞬にして視界も聴覚も触覚も失い、サンサーラの方向を見失ってしまう。
 しかしそこに眞由璃の配下の強化・蜘蛛童に合図を送ると、背中に蜘蛛糸を着けてもらう。
「よし。見えた!戻った!ならば行けるな!出世道・首取り千手(クビトリセンジュ)」
 背中につけた蜘蛛糸で強引に引っ張り出して貰った昇永は相手の神王光の影響範囲外につけば、そこから遠距離攻撃を再び放つ。
 しっかりと相手を見据え、【妖切太刀・御首級頂戴丸】を無数に複製。
 サンサーラを囲み刃を突き立てる!
『成程。そう来るか』
 放たれる骸の海が頂戴丸に抑え込まれていく。
「世界を救う大手柄を得るためならば己が身も囮にする!それが青天井の昇り鯉!武富・昇永だ!」
 同時に刃を構えた夕凪もまた背中に貼り付けた蜘蛛糸を使って、昇永とは逆にサンサーラの元へと送り出してもらう。
「五感を封じる神王光は受けようとも……精神を研ぎ澄まして心眼で姿を捉えるのみ」
 見えぬ。感じぬ。
 それでも眞由璃がいるならば、恐れることなどなく。
 無念無想に至った夕凪は構えた刀を一閃!
「思いて願い、求める心を澄み渡る剣として。白夜の無想剣(ビャクヤノムソウケン)!」
 超音速の白夜の如き剣気を纏った一撃を与えるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
凄まじい相手ですが、何とか?

国見さんが支えられる時間は然程無い以上、速攻を仕掛けた方が良さそうですねぇ。
『FAS』により飛行、『FLS』で『FQS(https://tw6.jp/garage/item/show?item_id=202099 )』を召喚しまして。
『刀』を指定し【繃炗】を発動、『光波霊』に変化しますねぇ。
『仏国土』の効果は『眼前』、彼ですら容易に捉えられない超光速で旋回を繰返し、『眼前から外れた位置』から回り込めば対応可能ですぅ。
掠めた程度であれば『FQS』での回復も可能でしょう。
複数回攻撃は困難、『超光速の斬撃』で肌の露出した位置への一撃を狙いますねぇ。


上野・ユウヤ
眞由璃さん久しぶりっすー。元気だったっすか? こっちはボチボチっす。いやぁにしてもなんか大変な事になったっすねー。
とりあえず、いつも通り悪魔を準備するっすね。

UC【悪魔用簡易祭壇】使用
→UC内UC【悪魔召喚「イアーリーズ=アキャガック・ネギッジ」】

稼いで貰った時間で祭壇は少しでも効果があるようにきちんと設置。
で、交渉なんすけど僕の片腕差し出すからどれぐらい行けるっすかね。
どうせ出し惜しみ出来る相手じゃないしさっさと捧げるっす。人助けに両腕失った友人もいるし片腕なら平気平気。
行けるならとりあえず骸の海経由でサンサーラの元まで移動・攻撃。
ダメなら骸の海からエネルギー吸収して眞由璃さんの援護っすね。




「凄まじい相手ですが、何とか?」
 神王サンサーラを前に夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は彼に一撃を与えようと進む。
『そうだ。猟兵よ。私は完全顕現するには無傷でなくてはならない縛りがある。何度も傷をつけ、出現を阻止するのだ』
 一度は傷をつけられ降臨を阻止された神王サンサーラは再びその姿を現しながらも自分を止めよと語り掛けて来る。
 オブリビオンと化した今、サンサーラは望まぬままに己のユーベルコードによって骸の海を無限に広げてしまいそうになっているのだ。
 しかしその骸の海を押しとどめる者がいた。
『彼の放つ無限に広がる骸の海は私が抑え込みましょう。今の内です。猟兵よ』
 そこに立つのは土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】。
 空間を引き裂き、それより生み出した蜘蛛童たちと共に、サンサーラを封じる檻を構築する。
「眞由璃さん久しぶりっすー。元気だったっすか? こっちはボチボチっす。いやぁにしてもなんか大変な事になったっすねー」
 "この眞由璃"と何度も面識のある上野・ユウヤ(夢遊病者・f26142)は気軽そうに挨拶をしていく。
 そんなユウヤに眞由璃も薄く笑みを浮かべると頷いてくれる……が、雑談をしている時間的余裕はないようだった。
「国見さんが支えられる時間は然程無い以上、速攻を仕掛けた方が良さそうですねぇ」
「とりあえず、いつも通り悪魔を準備するっすね」
 眞由璃の蜘蛛糸の檻は強靭ではあるが、文字通り無限に広がっていこうとしている骸の海を何時までもとどめていられる訳ではない。
 早急にサンサーラへと攻撃を届かせなくてはいけないだろう。
『サンサーラディーヴァ』
 だがサンサーラの身体は自動で防衛のユーベルコードを発動してきた。
 己の眼前を広大無辺の仏国土化すると、神王サンサーラへの到達不能の状態異常を与えてきたのだ。
「接近はおろか、攻撃すらも到達不能にされてしまうのですねぇ」
 るこるは己の祭器を呼び出しながらもサンサーラのユーベルコードの強力さを確認していた。
「約束どおり祭壇は用意したっすよ。とりあえず手伝いよろしくっす!」
『“Summon the energy demon No.6 «IERIES=UKAGAK・NEGIJ»”』
 すると、ユウヤは悪魔用簡易祭壇(アルター)を設置して強化共鳴した悪魔召喚を行う。
 呼び出すのは悪魔「イアーリーズ=アキャガック・ネギッジ」。
 【ダイモンデバイス】から金色のエネルギーを纏った悪魔が出現する。
「で、交渉なんすけど僕の片腕差し出すからどれぐらい行けるっすかね」
 ユウヤはさっと片腕を出して悪魔と話をつけにいく。
「どうせ出し惜しみ出来る相手じゃないしさっさと捧げるっす。人助けに両腕失った友人もいるし片腕なら平気平気」
 そう言ったユウヤの腕が、広がっていた骸の海にざくりと喰われる。
「うおっ……」
「だ、大丈夫ですかぁ?」
「ま、まあ平気っすよ……ともかくイアーリーズ。行けるならとりあえず骸の海経由でサンサーラの元まで移動っす。もちろん、仲間も含めてっすよ」
 顔を青くしながらユウヤは悪魔との契約を成す。
 イアーリーズは骸の海への干渉能力を持つ悪魔。
 サンサーラの全身より放たれる無限に広がる骸の海は、この悪魔にとっては餌であり自身の得意とするフィールドでしかなかった。
「それでは私も参りますぅ。大いなる豊饒の女神、あなたの使徒に『玉光の加護』をお与え下さいませ。繃炗(チチガミサマノカゴ・ヒョウシュツヘノショウシ)」
 るこるはユーベルコードを発動するとその身を『光波霊』へと変身させる。
 この状態のるこるは超光速移動が可能となり、ユウヤの呼び出した悪魔によって骸の海を経由してサンサーラの眼前へと一瞬で到達してみせる。
「骸の海自体は仏国土とか関係なくサンサーラの身体から出てるっすからね。骸の海を経由すれば確実に到達できるっす」
「そして超光速移動で『眼前から外れた位置』から回り込めば対応可能ですぅ」
『成程。無限に広がる骸の海は私の意思では止められない。それならば私のユーベルコードで防げるものではない。見事なり』
 超光速の斬撃が当たり、サンサーラの出現を止めるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

眞由璃さん……アンタ、どうしてここまで?
いや、今更ここでそれを問うのも無粋だね。
助太刀には感謝するよ、これならあの厄介な骸の海とそれを呼び寄せてる金ピカを何とかできそうな気がするよ……!

こういう正念場こそ、アタシのサイキッカーの本領を発揮する時さ。
奴の光がアタシ達から五感を奪うならば、「その先の感覚」を使えばいい。
【超感覚探知】のテレパスを戦場に広げ、ここに居るココロ持つ全員を把握する!
そして味方の連携を取りやすくしつつ、アタシ自身も足場に誘導してもらいながらサンサーラの意思を目指して近付くよ。
直接ぶん殴れなくても関係ねぇ、放つ『電撃』が届きさえすりゃいいのさ!


ミルフィ・クロノラヴィット
アドリブ連携歓迎

【SPD】

眞由璃様…
お久しぶり
ですかしら…

『しかしながら…また厄介な事になってございますわね…』

眞由璃様とも共闘

眞由璃様の力に
乗せる様にして
こちらも
【第六感】【心眼】【早業】
総動員し
UC発動
戦場全体に
焔の嵐を発生

『これで、もう少し戦場全体くらいは
範囲が広がって…あの仏頂面に、焔の嵐が火傷でも負わせてくれれば、助かるのですけども…☆』

『淫魔の翼』で飛翔
【空中機動】
【空中戦】で

眞由璃様の
【蜘蛛糸の足場】に沿って
飛行し

何とかサンサーラに辿り着き
アームドクロックワークスを
展開
【砲撃】【誘導弾】の
【一斉発射】【弾幕】を
UCとも組み合わせ
眞由璃様の援護も受けつつ
サンサーラに向けて攻撃




 無限に広がろうとしている骸の海。
 それを押しとどめているのは蜘蛛糸の檻。
 土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】の力であった。
「眞由璃様……お久しぶりですかしら……」
「眞由璃さん……アンタ、どうしてここまで?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)とミルフィ・クロノラヴィット(ストライダー白兎・f20031)
『これもまた我が子たちを守るためですよ』
 話しかけられた眞由璃は微笑を浮かべてそう返事をするも、余裕がある訳ではなさそうだった。
『そうだ。猟兵よ。私は完全顕現するには無傷でなくてはならない縛りがある。何度も傷をつけ、出現を阻止するのだ』
 傷をつけられ降臨を阻止された神王サンサーラは再びその姿を現しながらも自分を止めよと語り掛けて来る。
 神王サンサーラがこの世界に居る限り、その身体から骸の海が無限に供給されてしまうのだ。
 幾ら蜘蛛糸の檻が強靭であろうともそれが止められる力には限界がある。
「今更ここで問うのも無粋だね。助太刀には感謝するよ、これならあの厄介な骸の海とそれを呼び寄せてる金ピカを何とかできそうな気がするよ……!」
「しかしながら……また厄介な事になってございますわね……」
 神王サンサーラはただ存在するだけで無限に骸の海を広げていく。
 しかしあまりに強大過ぎる彼は、無傷の状態でしか完全顕現できないという縛りがある。
 一撃を与えられれば猟兵の勝ちだ。
『対応せよ猟兵よ。サンサーラノヴァ』
 しかしサンサーラはオブリビオンとなり自らの意思とは関係なく防衛の術を使う。
 それを搔い潜らなくては攻撃は当たらないのだ。
 【かざした両掌の間】から、【五感封じ】の状態異常を与える【神王光】を放つサンサーラ。
 当然、五感が封じられてしまえば相手の位置がわからず一撃を与えるどころではなくなってしまう。
「こういう正念場こそ、アタシのサイキッカーの本領を発揮する時さ」
「わたくしも、参りますわ☆」
 だが多喜もミルフィもそれぞれが対応する力を用意してきていた。
「奴の光がアタシ達から五感を奪うならば、「その先の感覚」を使えばいい。超感覚探知(テレパシーリンク)!」
 サイキック能力の応用によるテレパスを戦場に広げ、ここに居るココロ持つ全員を把握する多喜。
 その対象は多喜、ミルフィ、土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】と呼び出された強化・蜘蛛童たち。
 ……そして、神王サンサーラ自身である!
「よし!これならアタシの感覚がなくなろうが、蜘蛛童たちの視覚が見えるし、サンサーラの意思も見える!」
 五感を封じる神王光をものともせずに多喜はテレパスで連携して蜘蛛童たちに足場を作って貰いながら、サンサーラへ向けて一直線に突き進む!
「露払いはお任せくださいませ☆」
 多喜の進路を妨害しようと蠢き始めた骸の海にミルフィはユーベルコードを発動する。
「眞由璃様!力をお借りしますわ!」
『ええ。存分に』
 テレパスで繋がったのは何も多喜だけではない。ミルフィは眞由璃とも繋がっており、その蜘蛛糸の檻に力を注ぐ。
「――火山の如く凄まじく、情欲的な炎の凄嵐に……豚の様に灼かれるが宜しいですわ……!【情欲的な女神の焔嵐】(ラスト・フレイムストーム・ペレ)!」
 瞬時に全身からの淫氣を放つと、身も心も万象等をも灼き尽くす情欲の焔嵐が蜘蛛糸を辿って燃え盛る!
「さあ、この炎にも対処できなければもう少し戦場全体くらいは範囲が広がって……あの仏頂面に、焔の嵐が火傷でも負わせてしまうますわよ☆」
 骸の海が急遽、燃え盛る蜘蛛糸と焔に対応を迫られ動きを鈍らせる。
「アームドクロックワークス展開、一斉発射ですわ!」
 そこに追加でミルフィの射撃攻撃が多喜の進路を撃ち抜いてみせる。
「よーし!食らいなぁ!」
『成程。見事なり』
 仲間の援護を信じて一切止まる事のなかった多喜はそのままサンサーラへと跳躍。
 電撃を帯びた拳をその顔面に叩き込むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

煙草・火花
この世界の危機に共に立ち向かってくださるのであれば、それは志を共にする同志!
助力に感謝するであります、眞由璃殿!

蜘蛛童殿たちが作った足場を駆け、一気に神王殿の下を目指すであります
一秒毎に放たれる消滅の光
足場は勿論、小生も当たれば無事ではすまないでしょうが……
であれば、限界を越えてみせるのみ!
光そのものはともかく放つのは一秒毎……なれば、それに合わせて刀を振り続け、相殺するのみ
そして、一度防ぐことができれば二度目からはこちらの成功率も上がるであります!

光を相殺しながら突き進み、一閃
爆発の加速を乗せた全霊の一撃を叩き込むであります!

神王殿!
貴公の過ち、必ず小生たちが払いのけてみせましょう!




「この世界の危機に共に立ち向かってくださるのであれば、それは志を共にする同志!助力に感謝するであります、眞由璃殿!」
『ええ。お頼みます』
 煙草・火花(ゴシップモダンガァル・f22624)は骸の海の広がりを抑え込んでいる土蜘蛛の女王【国見・眞由璃】へと感謝を述べながらその横を走り抜ける。
 眞由璃の意志により、強化・蜘蛛童たちが火花の進むべき先に蜘蛛糸を吐き、足場を作ってくれる。
『そうだ。猟兵よ。あと一撃。それで私はこの場での完全顕現を諦める事になる。どうにか攻撃を届かせるのだ』
 向かう先にいるのは神王サンサーラ。
 ただ在るだけで全身から骸の海を無限に広げるこのエンシェント・レヰスは止めなくてはいけない。
 あまりに強過ぎるがために完全顕現には無傷でなければならない縛りを持つ彼を止める為に、火花は接近しにいく。
『避けよ猟兵。この強制転生光は着弾地点から半径1m以内の全てを消滅させる【サンサーラの光】を放つ』
 サンサーラは己の意思とか関係なく身体が自動で脅威を遠ざけようとユーベルコードを発動してくる。
「一秒毎に放たれる消滅の光。足場は勿論、小生も当たれば無事ではすまないでしょうが……」
 火花は相手のユーベルコードの能力の説明を反芻しながらも突破口を見出す。
「であれば、限界を越えてみせるのみ!」
 発動するのは帝都桜學府流剣術 桜火ノ型 肆式 葉落(オウカノカタ・ヨンシキ・ヨウラク)!
 対象のユーベルコードに対し【可燃性ガスによる爆発と共に鋭い斬撃】を放ち、相殺する能力を持つ。
「光そのものはともかく放つのは一秒毎……なれば、それに合わせて刀を振り続け、相殺するのみであります!」
 相手の放つ攻撃を、攻撃そのものではなく、発動間隔を見切ると、火花は斬撃を振るう。
「その動きは……見切ったのであります!」
『成程。光であれば到達するのは一瞬。私の攻撃そのものではなく、間隔を見切ったか。見事』
 サンサーラの光を相殺した火花はそのまま走って突き進む。
 自動で身体が動くサンサーラは強制転生光を放つが既に一度防いでいる火花は1秒ごとの間隔を完璧に掴み相殺しながら走り抜ける。
「神王殿!貴公の過ち、必ず小生たちが払いのけてみせましょう!」
 光を相殺しながら突き進みんだ火花は一閃。
 爆発の加速を乗せた全霊の一撃を叩き込むのであった!

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年09月15日


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#サクラミラージュ
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#国見・眞由璃
#Re:土蜘蛛戦争


30




種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト