魔法少女戦記
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魔法使いの時代
時は魔法使いの時代。
世界を混沌に貶める魔王『触手大帝』が世界に現れた。
蠢く触手によって領地を拡大させ、そこに住まう人々を呑み込む『触手大帝』に世界の力のある魔法使いたちは力を合わせ戦いを挑んだ。
しかし、『触手大帝』の強大な力を前に魔法使いたちは次々と倒れていくのであった。
世界は触手に覆われ滅びるだけかと思われたが、世界はひとりの魔法の素質を持つ少女を遣わせた。
少女の名は『マギ・カロラス』。
少女は夢と希望を力に変えて、少女と同様の力に目覚めた仲間と共に『触手大帝』に挑み……。
そして、勝利した。
少女の犠牲を代償として。
我々は少女の勇気を称え、
そして少女を尊び、
後生に語り継いでいく、我々の世界の平和を守った少女の功績を!!
………「誰か私を殺して…」。
●グリモアベース
「えっと、みなさん。
スナークゾーンって、ご存知ですか?」
グリモアベースに集まった猟兵たちにフリル・インレアン(大きな帽子の物語はまだ終わらない・f19557)は訊ねる。
スナークゾーンが現れるようになり、およそ2年程経ち覚えている者も少なくなってきただろうが。
スナークゾーンはオウガ・フォーミュラ『ミストレス・バンダースナッチ』の撃破に伴い、出現するようになった「過去のヒーローズアース全て(地球まるごと)」を再現した超広大な空間である。
そして、そのスナークゾーンの1つをフリルは見つけたと言うのである。
「今回見つかったスナークゾーンは魔法使いの時代で『触手大帝』さんが世界を征服しようとしている頃のものになります」
敵の名前に猟兵たちは嫌な顔をする。
去年のシルバーレインでの『第二次聖杯戦争』に現れた閻魔王『生と死を分かつもの』を思い浮かべていたのなら仕方ないだろう。
「みなさん、ご安心ください。
閻魔王『生と死を分かつもの』さんとは別の触手さんですから」
フリルは呑気に言うが、それはそれで問題ありだったりする。
「それに『触手大帝』さんとの戦いにはヒーローズアースの魔法使いさんたちは勝利しているので、心配ありませんよ」
フリルは冒頭で語られた叙事詩に触れた。
この話では『触手大帝』と戦う魔法少女の存在が語られている。
彼女と共に戦えば『触手大帝』なんて楽勝だとフリルは考えているようだ。
「さて、みなさん再現世界ではありますが、スナークゾーンの世界も平和にしちゃいましょう」
そう言ってフリルは猟兵たちをスナークゾーンへと転送していくのであった。
それにしても、叙事詩の最後の言葉は何なのだろうかという謎には、まったく触れずに。
トルシ
スナークゾーンでの事件になります。
魔法使いの時代のとある魔法少女のシナリオになります。
第1章 集団敵『魔法少女戦隊・ウィッチスターズ』
ちょっと待て!この集団敵の名前は何なんだ!!
ということで、断章をご確認ください。
第2章 ボス敵 ????
ちょっと待て!『触手大帝』じゃないのか??
トップイラストはなんなんだ!!
ということで、第2章までお待ちください。
それでは、スナークゾーンシナリオを楽しんでいきましょう!
第1章 集団戦
『魔法少女戦隊・ウィッチスターズ』
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POW : マジカルアップ(パッション)
【パッショナブルな魔法戦士の姿】に変身し、武器「【魔法のトンファー】」の威力増強と、【光のつばさ】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。
SPD : マジカルアップ(クール)
【クールな魔法戦士の姿】に変身し、武器「【魔法のレイピア】」の威力増強と、【光のつばさ】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。
WIZ : マジカルアップ(キュート)
【キュートな魔法戦士の姿】に変身し、武器「【魔法のアーチェリー】」の威力増強と、【光のつばさ】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。
👑11
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●スナークゾーン
猟兵たちがスナークゾーンに着くと、そこは戦場だった。
1人の少女を少女たちが取り囲む。
「ここまでのようね。
ごめんなさい、あなたたちを救い出すことができなかった」
少女たちに取り囲まれた少女は悔しさに歯噛みし呟いた。
少女を取り囲む少女たちの目は虚ろで、まるで何かに操られているかのようであった。
少女に止めを刺すように、少女を取り囲む少女たちはそれぞれの武器を振り下ろそうとしていた。
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猟兵たちは少女を取り囲む少女たち(魔法少女戦隊・ウィッチスター)が少女に止め刺そうとしているタイミングで猟兵たちが駆けつけることになります。
集団敵の少女たちは止めを刺すような宣言がない限り、戦闘不能までで死亡しません。
どうやらオブリビオンに操られているようです。
第一の目的は取り囲まれている少女の救出になります。
頑張っていきましょう。
リドル・エニグマ
「早速ですが、あなたに第一問。私の名前はエニグマ・リドルである。○か×か。誤答ペナルティ、時間制限はないのでゆっくりお考え下さい。」
「観客の皆さんは回答者の邪魔をしてはいけませんよ。」
■行動
アイテム「アンサーリング」によって自身と一人の少女を対面する形(ミリ○ネア風)の回答席結界に閉じ込める。
さらにその上からユーベルコード「ワールドハッキングプログラム」を張り、結界が破られないように時間稼ぎします。
※初めてのシナリオ参加です。よろしくお願いいたします。
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突如、辺りが一瞬にして暗転したかと思うと少女は座席に座らせられていた。
あたりをキョロキョロと窺う少女の向かいの席にスポットライトが当てられる。
そこにはピエロの覆面をした長身の男が腰を掛けていた。
「早速ですが、あなたに第一問。
私の名前はエニグマ・リドルである。○か×か。
誤答ペナルティ、時間制限はないのでゆっくりお考え下さい。」
ピエロの覆面でそう言う男は手を組み少女を見据える。
少女が緊張した面持ちで辺りをキョロキョロ見回す様子に男は背もたれに背中を預けリラックスするかのように言う。
「ご安心を。
ここは『アンサーリング』の中、外界より隔絶された空間です。
この中でなら、私の【ワールドハッキングプログラム】によって野次や罵倒などの飛び道具を受けつけません。
素直に思った通りお答えいただいて構いませんよ」
フフッと笑う男に少女は口を開く。
「助けていただいたことは感謝します。
ですが、私はあの娘たちを『触手大帝』の魔の手から助け出さなければなりません!
ですから、私をここから出してください!!」
少女は懇願するように言う、だが男は首を横に振る。
「なるほど、あの魔法少女たちも被害者ということですね。
貴重なご意見ありがとうございます。
ですが、あなたはまだ私の質問に答えていない。
だから、あなたをここから出す訳にはいかないのですよ」
「そ、そんな」
少女は手に持ったステッキにぐっと力を籠めるが、すぐに力を抜く。
「賢明な判断ですね。
これまでのあなたの言葉からしたら、私の事を無視してでも外に飛び出すかと思いましたが、ここは対象を拘束するための空間。
そうやすやすと抜け出せるものではありませんよ。
あなたがここから出る為には、私の質問に答えるだけなのですよ。
制限時間はありませんから、ゆっくりお考えを」
そう言う男に少女はふと気が付いた。
「ちょっと待って、私まだあなたから質問を受けていな……」
少女は言葉を詰まらせた。
そして、徐に口を開いた。
「〇よ。
あなたの名前はエニグマ・リドルで〇よ!」
少女の答えに男は立ち上がり拍手を送る。
「お見事です!私が最初に名乗ると見せかけて質問をしていた事に気付くとは流石です」
男のその言葉に少女の顔がほころぶ。
「ですが、人をあんまり信じるのはよくありません。
私の名前はリドル・エニグマ(覆面GM・f42759)で正解は×です。
惜しかったですね」
そんなと崩れ落ちるようにへたり込む少女にリドルは続ける。
「誤答ペナルティ、時間制限はないというのは真実ですので、あなたを現実にお返ししましょう。
そうそう、ペナルティはありませんが貴重なお時間を私にお付き合いいただいたボーナスを差し上げましょう!
それは現実へと戻ったあなたの『触手大帝』との戦いに大きな戦力となるでしょう。
それではご武運を」
リドルがそう言うと、少女は元の世界に戻っているのであった。
大成功
🔵🔵🔵
トウカ・アルハザード
アドリブ/連携可
「はーい♥注目ー♥」
背後にグリードサインを浮かばせて【存在感】を出しながら【注目を集めます】
「これからの天候は霰時々雷が落ちるでしょう♥」
手に持っていた芭蕉扇を振るって【天候操作】し、霰や雷など【範囲攻撃】の【弾幕】を張り、ウィッチスターズを少女から距離を取らせます。
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「はーい♥注目ー♥」
背後に淫らな紋章を浮かべながらトウカ・アルハザード(黒神寵姫・f42756)はウィッチスターズの意識を自身に向けさせる。
「「「……」」」
無言ながらもトウカの方へとウィッチスターズは振り向いた。
そして、各々が魔法戦士へと変身するとトウカへ光の武器を向ける。
トウカはそれに動じることなく言い放つ。
「これからの天候は霰時々雷が落ちるでしょう♥」
ふわりと芭蕉扇を一扇ぎすると、天候が急に変わりだし霰が降り出してきた。
そして、もうひと扇ぎすれば雷が落ちた。
「あなた達のお相手は私がしますよー♥」
トウカは芭蕉扇を扇ぎながらウィッチスターズを挑発する。
降り注ぐ霰や雷は魔法戦士へと変身したウィッチスターズ相手には決め手にはならなかったが、彼女たちの意識は完全にトウカに向けられ小さな結界の中に入った少女の事は忘れ去られているようであった。
トウカは芭蕉扇を扇ぎ続けウィッチスターズの足止めをする。
次の猟兵のアシストをするべく。
成功
🔵🔵🔴
カンナハ・アスモダイ
※アドリブ連携等歓迎
あら、将来の
契約者予備軍を助けに来たら、
なんだか早速ピンチみたいね!
早速いくわよ!変身バンクは巻きでね!
【UC:変身☆悪魔法少女★あすも☆デウス】!
プリンセスハート!メ~クアップ!
みんなに笑顔を!完全無敵★最強アイドル!
悪魔法少女★あすも☆デウス!降☆臨!
私が来たからにはもう安心よ!
よってたかって袋叩きにするような悪い子にはお灸を据えないとね!
<高速詠唱>と<多重詠唱>を駆使しつつ
ウィッチスターズに乙女属性の<属性攻撃>を仕掛けるわ!
必殺★乙女魔法☆
乙女の秘密☆ホーミングスタン光線
!!!!!
これでいい感じに無力化を試みるわ!
それにしても何があったのかしら……
●
「あら、将来の
契約者予備軍を助けに来たら、
なんだか早速ピンチみたいね!」
カンナハ・アスモダイ(悪魔法少女★あすも☆デウス・f29830)はサクラミラージュでアイドル活動をしている「悪魔法少女★あすも☆デウス」である。
契約者予備軍の為なら、世界なんて過去の再現であったって関係ない!
変身シーンも巻きで颯爽と登場!!
「プリンセスハート!メ~クアップ!
みんなに笑顔を!完全無敵★最強アイドル!
悪魔法少女★あすも☆デウス!降☆臨!」
名乗りは重要だからノンカットでお送りいたします。
【
変身☆悪魔法少女★あすも☆デウス】はここに降臨!
「私が来たからにはもう安心よ!
よってたかって袋叩きにするような悪い子にはお灸を据えないとね!」
ビシッと決めた決めポーズにウィッチスターズは無表情のままキュートな魔法戦士の姿に変身する。
敵であったって変身シーンの妨害はしない。
これ重要!
でも、自分は巻きだったような気も……そんなことは関係ない!
カンナハ……じゃなくて悪魔法少女★あすも☆デウスは構える。
「そんな心の籠っていない攻撃なんて!
悪魔法少女★あすも☆デウスには通用しないわよ!!」
ウィッチスターズの魔法のアーチェリーから放たれる光の矢を悪魔的カリスマオーラで浮かび上がり躱していく。
「これはお返し!
必殺★乙女魔法☆
乙女の秘密☆ホーミングスタン光線
!!!!!」
悪魔法少女★あすも☆デウスはチュッと投げキッスと共に飛び出した二つのハート『プリンセスハート★XENOM』を愛用の二丁拳銃に変え、乙女の心のドキドキを魔法に変えて撃ち放った!!
膨大な乙女の光に包まれたウィッチスターズの身体から闇色の触手が消え去るのが見える。
「あの触手はいったい?
何があったのかしら……」
気絶するウィッチスターズを見て悪魔法少女★あすも☆デウスは首を傾げるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ニクロム・チタノ
世界を征服なんて圧政者のすることだね、名前にも大帝ってついているしね?
おっと、誰か知らないけど多勢に無勢は許さないよ
反抗の加護あり
流石に集団でトンファーの攻撃を受けたら蒼焔でも防ぎ切れないね
なら重力領域を展開して近づかれないようにするだけさ
光のつばさの飛翔能力もこの重力の前では無意味だよ!
目が虚ろになっているってことは誰かに操られているんだね?
なら少し眠ってもらうよ、反抗の雷装でね!
圧政者の手先でも無理矢理戦わされている人達は助けないとね
例え再現された世界だとしても、命の尊さは変わらないからね
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「世界を征服なんて圧政者のすることだね、名前にも大帝ってついているしね?
おっと、誰か知らないけど多勢に無勢は許さないよ」
ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は叙事詩に出てきた魔王を思い浮かべていた。
だが、今はウィッチスターズに取り囲まれていた少女の救出が先決と気を引き締める。
幸いにも、他の猟兵によって少女は安全な場所に一時避難が完了している。
なら、自分がなすべきことは……。
「反抗の加護あり」
ニクロムは【
貴女に反抗の竜チタノの加護を】纏いウィッチスターズへと駆けていく。
「「「……」」」
ニクロムの接近を察知したウィッチスターズはパッショナブルな魔法戦士の姿に変身し、手に持つ魔法のトンファーでニクロムを迎撃する。
「流石に集団でトンファーの攻撃を受けたら蒼焔でも防ぎ切れないね」
ニクロムの纏う護りの蒼焔もウィッチスターズの一撃一撃を防いではいるが、その度に削り取られていき、いつかは魔法のトンファーの殴打をニクロムに届かせてしまいそうな勢いがあった。
それならとニクロムは重力領域を周囲に展開する。
「「「……!?」」」
突然の地面に引っ張られるような感覚にウィッチスターズは光のつばさで飛び上がろうとするが。
「光のつばさの飛翔能力もこの重力の前では無意味だよ!」
ニクロムの重力領域は空へと逃げようとするウィッチスターズを大地へと墜落させていった。
地面にへばりつくように身動きの取れないウィッチスターズを眺め、
「目が虚ろになっているってことは誰かに操られているんだね?
圧政者の手先でも無理矢理戦わされている人達は助けないとね」
ニクロムは反抗の雷装でウィッチスターズの身体にうっすらと纏わり付いていた触手を焼き切る。
「例え再現された世界だとしても、命の尊さは変わらないからね」
顔の左半分を覆う仮面から覗かせる右半分に笑みを浮かべ、ニクロムはそう言うのであった。
大成功
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第2章 ボス戦
『『自殺する王』マギ・カロラス』
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POW : 触手要塞
全身を【自他を責めるいやらしい触手で覆われた状態】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD : 触手大帝の特殊能力
【自分を普段苦しめる】【媚薬塗れの透明触手】【風景に溶け込む怪しい擬態触手】【自由自在に転移する卑猥な触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : 擬似触手ヴィラン召喚
自身が【他者の存在や命の危険】を感じると、レベル×1体の【自他を卑猥に責め苛む強靱な人型の触手塊】が召喚される。自他を卑猥に責め苛む強靱な人型の触手塊は他者の存在や命の危険を与えた対象を追跡し、攻撃する。
👑11
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スナークゾーン
異空間に匿われていた少女が異空間から飛び出すと、猟兵たちは温かく迎えてくれた。
少女を襲っていたウィッチスターズも気を失っているが命に別状はなく、少女は安堵の表情を浮かべ猟兵たちに礼を言う。
「助けていただきありがとうございます。
仲間のみんなも無事で本当によかった」
だが、すぐに少女の顔色は曇りだしていく。
「でも、仲間のみんなが回復するのを待っていたら『触手大帝』の勢力が広まってしまう」
悔しそうに歯を噛みしめる少女に猟兵たちは気にかかっていたことを訊ねる。
・予想はついているが少女の正体について?
・少女がなぜ仲間であるはずのウィッチスターズに襲われていたのか?
・『触手大帝』とは何者なのか?
少女はおもむろに口を開き猟兵たちの質問に答えていく。
「すみません、まだ名乗っていませんでしたね。
私は魔王『触手大帝』を討伐するために組まれた魔法少女戦隊ウィッチスターズの指揮官を任せられたマギ・カロラスです。
『触手大帝』は突然現れた謎の魔王です。
多くの魔法使いたちが戦いを挑みましたがことごとく敗れ、あの触手領域に飲み込まれていきました。
私は私と同じく魔を祓う力に目覚めた魔法少女と共に『触手大帝』に挑むべく、かの居城『テンタクルキャッスル』向かっていたのですが、どうやら不意打ちを受けたらしく仲間が『触手大帝』に操られてしまったようです」
カロラスは「私に力が足りなかったばかりに」と悔しそうな表情を浮かべる。
力が足りなかったと言っているがカロラスは『触手大帝』に操られることなく自身に迫る触手は払いのけていた。
彼女にはそれだけの力があるのは確かだったようで、あの場で猟兵たちの助けがなかったとしても、その魔を祓う力を開放してウィッチスターズを助けることができたようだ。
だがそれは『触手大帝』と戦うための力を大きく失うことを意味していた。
そのことを聞いた猟兵たちは叙事詩を思い浮かべる。
カロラスはここで仲間を助けるために力を開放し……。
そして、『触手大帝』と相討ちになった。
それだけならまだしも、『触手大帝』はオブリビオンとなり死後もカロラスを乗っ取り従わせ続けている。
それが叙事詩の最後の言葉の意味なのだろう。
ここはスナークゾーン、再現世界であって現実の過去ではない。
ここでカロラスを助けてもカロラスが『触手大帝』と相討ちになった事実は変わらない。
そんなことは百も承知で猟兵たちはカロラスに『触手大帝』討伐の協力を申し出るのであった。
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第2章は触手蠢く『触手大帝』との戦いになります。
使用ユーベルコードはフラグメントのものになりますが、『触手大帝』の攻撃を受けると『触手大帝』の意のままに操られる呪いの触手を受けることになります(抵抗可)。
充分にご注意ください。
そして、断章にもありますがここでカロラスを助けても彼女がオブリビオンになる現実は変わりません(宿敵主による撃破を除く)。
それでは『触手大帝』との決戦、頑張っていきましょう!
リドル・エニグマ
「ふむ……触手ですか……これは面白い……ぜひとも参考にしなくてはな!」
「おっと……興奮しすぎて、素が出てしまいましたね……とりあえず、他の魔法少女の保護と、これらの触手の解析をしませんとね……」
「クイズ召喚【迷々迷Q(迷々迷宮)】さて……頑張って脱出しましょう!」
「ほかの猟兵さん後は任せましたよ。」
◆行動:WIZ アドリブ/連携OK
ユーベルコードを使用して対触手用と対魔法少女用二種類のクイズ迷宮を召喚します。
触手によって操られていた魔法少女は他の猟兵の攻撃に巻き込まれないように戦場から退避させ、触手に対しては【結界術】【封印術】【影縛り】【束縛】【捕縛】で移動力を下げて【時間稼ぎ】します。
●
カロラスの案内の元、猟兵達は『テンタクルキャッスル』へと辿り着く。
触手で構築された城というよりは巨大な塊を見たリドル・エニグマ(覆面GM・f42759)は興奮したかのように……いや本当に興奮して、
「ふむ……触手ですか……これは面白い……ぜひとも参考にしなくてはな!」
リドルは飛び出していった。
リドルの接近を察知した『触手大帝』は擬似触手ヴィランを召喚する。
触手蠢く『テンタクルキャッスル』から切り離されるように人型の触手が現れるとリドルの興奮はさらに激しくなった。
「人型の触手とは実に興味深い!!
おっと……興奮しすぎて、素が出てしまいましたね……。
とりあえず、他の魔法少女の保護と、これらの触手の解析をしませんとね……」
パチンとリドルが指を鳴らすと、ゴゴゴと『テンタクルキャッスル』を覆うように迷宮が出現する。
「クイズ召喚【迷々迷Q(迷々迷宮)】さて……頑張って脱出しましょう!」
擬似触手ヴィランたちは迷宮内に設置されたクイズに挑戦しリドルの待つゴールを目指す。
ある触手ヴィランは〇×クイズのハズレのパネルに飛び込み泥まみれになり、
またある触手ヴィランはなぞなぞクイズに回答できずに粉塗れになったり、
またまたある触手ヴィランは専門知識を必要とするクイズに当然のように間違え……。
誰得な光景を醸し出すのであった。
……失敬、唯一リドルだけは興味深そうに眺めていたそうだ。
大成功
🔵🔵🔵
トウカ・アルハザード
「うげっ……触手かぁ……」
「触手はいい思い出が無いんですよね……こういう時はさっさと倒すに限るわね……」
「禁じられた楽園を、今、ここに再現する。X-rated Xanadu」
◆行動:WIZ アドリブ/連携OK
ユーベルコードを使用して、技能Lv100で【高性能を駆使する】【鼓舞】で他猟兵と自身のクローンにバフを掛け、【魔力溜め】を行い【高速詠唱】【多重詠唱】による【電撃】の【弾幕】による【範囲攻撃】で触手大帝に攻撃を行います。
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「うげっ……触手かぁ……」
思わず素で嫌悪感を示すトウカ・アルハザード(黒神寵姫・f42756)。
「触手はいい思い出が無いんですよね……。
こういう時はさっさと倒すに限るわね……」
トウカは髪の毛を引き抜き、
「禁じられた楽園を、今、ここに再現する。X-rated Xanadu」
ふぅと息を吹きかけると、何故か性能だけはずば抜けたトウカのクローンが9人現れる。
「「「「「「「「「さあ、みなさん行きますわよ
」」」」」」」」」
仲間を鼓舞して他の猟兵の長所を引き出していくことはできたのだが、クローン同士の長所が【高性能を駆使する】なのでほぼ無意味となる。
【
X重奏「
X-rated Xanadu」】は自身の技能どれか“ひとつ”を「100レベル」で使用できるクローンを召喚するユーベルコード。
そこに注意が必要だ。
だが、他の猟兵達の長所を伸ばすことで全体の戦力は格段に上がり、『触手大帝』を攻める態勢を整えることができたのであった。
成功
🔵🔵🔴
ニクロム・チタノ
例え変えられない現実だとしても、今この不条理に反抗することにはきっと意味はあるよ
だから、降り注げ反抗の星屑
反抗の思いは数多の星屑となって降り注ぐ、立ち塞がるあらゆる敵を撃ち抜くために!
人型の触手塊を召喚したみたいだけど、この星屑には鈍足効果があるんだよ
どんなに攻撃のために追跡しようとしてもこの星屑を受け続ける限り、どんどん動きが遅くなって近づく前に削り倒してしまうよ
どんなに強靭でも降り注ぐ数多の星屑の前では無意味さ
反抗の竜チタノよ、どうかこの世界の内だけだとしても、不条理な結末に反抗の救済を
再現されただけの消え行く泡沫の瞬間でも、この胸に思いはきっと残るから!
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「例え変えられない現実だとしても、
今この不条理に反抗することにはきっと意味はあるよ」
ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)はカロラスを一瞬見てから『テンタクルキャッスル』を見据える。
その言葉の意味をこの先の未来を――現実に伝わる史実の結末を知ることのないカロラスが理解することはない。
そして、その現実が変わることも無い事も分かっている。
でも、それでもニクロムは抗う。
再現世界であっても、今目の前にいる少女を救いたいと思うから。
「だから、降り注げ反抗の星屑!
反抗の思いは数多の星屑となって降り注ぐ、立ち塞がるあらゆる敵を撃ち抜くために!!」
ニクロムが引き抜いた『反抗の妖刀』の軌跡に数多の星屑が浮かび上がる。
無数に空間を切り裂くように滅多切りにしたニクロムの周囲には数多の星屑が浮かび上がり、まるで【
反抗解放】のようであった。
『テンタクルキャッスル』より現れ出でた擬似触手ヴィランは次々と【
反抗解放】に飛び込んでいく。
『触手大帝』が感知した他者――ニクロムを責め苛むべく。
「人型の触手塊を召喚したみたいだけど、この星屑には鈍足効果があるんだよ。
どんなに攻撃のために追跡しようとしてもこの星屑を受け続ける限り、
どんどん動きが遅くなって近づく前に削り倒してしまうよ」
【
反抗解放】に入り込んだ擬似触手ヴィランはその動きが遅くなり、強靭な触手も星屑に削り取られていき擬似触手ヴィランは倒れ伏すのであった。
「反抗の竜チタノよ、どうかこの世界の内だけだとしても、不条理な結末に反抗の救済を
再現されただけの消え行く泡沫の瞬間でも、この胸に思いはきっと残るから!」
ニクロムは【
反抗解放】を開放し続け『テンタクルキャッスル』へと突撃する。
鈍足効果によって動きの遅くなった触手を斬り捨てながら、
諸悪の根源である『触手大帝』の元へと。
大成功
🔵🔵🔵
カンナハ・アスモダイ
※アドリブ連携等歓迎
……あら、水臭いわね
一人で行くつもり?
将来の
契約者予備軍のため
この悪魔法少女★あすも☆デウスも同行させてもらうわ!
たとえ結末は変えられないとしても
それでも足掻いてみせる
明るい明日を夢に見た
魔法少女の想いを守るため
囚われの少女のこれからを誓うため!
いくわよ!タイトルナンバー「あなたのハートにらぶ❤ずっきゅん!」
歌と<ダンス><パフォーマンス>で触手大帝に<存在感>をアピールしつつ
<歌唱>による<多重詠唱>で<全力魔法>の下準備を整えるわ!
無論、触手を<属性攻撃>で叩き落とすことも忘れないわ!
乙女魔法「
完全無欠★究極乙女砲」!
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猟兵の切り開いた『触手大帝』への道を走り出そうとしていたカロラスの前にカンナハ・アスモダイ(悪魔法少女★あすも☆デウス・f29830)は立ち塞がる。
それはカロラスの行く手を遮る為ではなく。
「……あら、水臭いわね。
一人で行くつもり?
将来の
契約者予備軍のため、
この悪魔法少女★あすも☆デウスも同行させてもらうわ!」
手を差し出す悪魔法少女★あすも☆デウスの手を握り、
「はい!」
カロラスは笑顔で応える。
本来の叙事詩にも語られることのなかった現実ではカロラスは一人で『触手大帝』の元に向かていた。
しかし、再現世界であったとしても、この世界では頼れる仲間がいるのだ。
(たとえ結末は変えられないとしても、
それでも足掻いてみせる)
カンナハは心に誓いを立て『テンタクルキャッスル』の中を突き進んでいった。
猟兵達によって切り開かれた『触手大帝』への道をカロラスと悪魔法少女★あすも☆デウスは駆け抜ける。
触手が行く手を阻もうと絡まり合い壁を構築しようとするが、
「はあ!」
手に持った剣状のステッキで切り払う。
即席で作られた壁には強度がなく簡単に切り払われていく。
そして、二人は『テンタクルキャッスル』の最奥にいる『触手大帝』の元に辿り着いた。
触手が絡まり合い巨大な塊となった『触手大帝』とここまでの道を切り開いた猟兵達が戦闘を繰り広げていた。
「お待たせしてすみません!」
「ここからは私達もオンステージでいくわよ!」
カロラスと悪魔法少女★あすも☆デウスが戦線に加わった。
「明るい明日を夢に見た
魔法少女の想いを守るため!
囚われの少女のこれからを誓うため!
いくわよ!タイトルナンバー「あなたのハートにらぶ❤ずっきゅん!」
悪魔法少女★あすも☆デウスの歌とダンスの魔法詠唱が始まる。
それに合わせカロラスと猟兵達は前に出た。
『触手大帝』からこれまでと比較にならない程の擬似触手ヴィランが召喚される。
猟兵達とカロラスは魔法詠唱をする悪魔法少女★あすも☆デウスに近付けないように迎え撃つ。
これは打ち合わせていた事だった。
『触手大帝』を撃ち滅ぼす強力な一撃をカンナハが担当すると。
最初はカロラスに反対されたけど、どうにか説得して。
そして、カロラスと仲間たちが稼いだ時間にありったけの想いを籠め、
「乙女魔法【
完全無欠★究極乙女砲】!」
悪魔法少女★あすも☆デウスは最強無敵ビームを放つのであった。
膨大な光に包まれ『触手大帝』は消滅する。
だが、消え去る直前に『触手大帝』から強力な呪いの触手が悪魔法少女★あすも☆デウスに放たれる。
カンナハは全力魔法の反動で迎撃の体勢を取ることができず、ただ悍ましい触手が自身に迫ってくるのを見つめるだけだった。
これは分かっていた事だった。
なぜ、『触手大帝』とカロラスは相討ちだったのか?
叙事詩の最後のカロラスの言葉の意味は?
それは即ち、ウィッチスターズにかけられた呪いをはるかに上回る呪いがカロラスにかけられたからだったのだ。
将来の
契約者予備軍を守る為、悪魔法少女★あすも☆デウスはその身を捧げたのだった。
「それはさせません!!」
カロラスと猟兵達はカンナハに迫る呪いの触手にありったけの力を籠め迎撃する。
カンナハがとどめの一撃を放つことをカロラスから聞いた猟兵達からカンナハの意図に感付いた猟兵によって、『触手大帝』の最後の一撃をカロラスは知らされていたのだ。
「……あんたたち」
カロラスと猟兵達の迎撃によって呪いの触手は打ち払われ『触手大帝』は滅びたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
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『触手大帝』を打ち倒した瞬間、猟兵達の身体は光に包まれる。
短い間のカロラスとの共闘であったが、別れの時が来たのだ。
「もう行ってしまわれるのですね」
名残惜しそうにカルロスは言う。
だが、すぐに意を決したように首を横に振りカロラス言う。
「いえ、みなさんは次の戦いに向かわれるのですね。
みなさん、お元気で」
カロラスは消えゆく猟兵達を見送るのであった。
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時は魔法使いの時代。
世界を混沌に貶める魔王『触手大帝』が世界に現れた。
蠢く触手によって領地を拡大させ、そこに住まう人々を呑み込む『触手大帝』に世界の力のある魔法使いたちは力を合わせ戦いを挑んだ。
しかし、『触手大帝』の強大な力を前に魔法使いたちは次々と倒れていくのであった。
世界は触手に覆われ滅びるだけかと思われたが、世界はひとりの魔法の素質を持つ少女を遣わせた。
少女の名は『マギ・カロラス』。
少女は夢と希望を力に変えて、少女と同様の力に目覚めた仲間と共に『触手大帝』に挑み……。
そして、勝利した。
少女は語る、共に『触手大帝』と戦った英雄たちの事を。
我々は少女と英雄たちの功績を後生に語り継いでいく、
我々の世界の平和を守った少女たちの功績を!!