(きつい……)
授業中、座る姿勢をちょっと動かした隆子は、ひそかに眉を寄せた。
13歳になり、隆子の身長は168cmになっていた。
男装して学校に通っているものの、半ズボンはとっくに体に合わないサイズ感。
みずみずしい太ももは丸見えで、大きく育った胸も
晒の中で窮屈だ。
むき出しの太ももも、晒の中の胸も落ち着かなくて、隆子はとても授業に集中できていない。
「岡原さん、指導室に来てください」
「はい……」
そんな状況だからか、隆子はある日の授業終わり、教師の有賀に声をかけられた。
指導室には有賀と隆子だけ。
校内一の美人教師と名高い有賀は、隆子の顔をじっと見つめて問いかける。
「あなた女性ですね」
確信したような口調で問われれば、うなずくしかない。
「そうだと思った。脚が女性らしいもの」
言った有賀は、隆子のなめらかな太ももに手を伸ばす。
弧を描くように撫で回された隆子の太ももは、女性らしい丸みを帯びている。
有賀が押せばむっちりと押し返してきて、隆子の身体が女性らしく成熟してきていることは明らかだ。
「こんな胸があって……男装は難しいね」
胸元に触れれば、晒に押し潰された胸がぎゅうぎゅう詰めになっている。
潰してなるべくボリュームを落としたつもりでも、隆子の若々しいバストは隠しきれない。
「すべすべの頬ね」
胸を撫で上げた有賀は、隆子の頬にも触れて。
シャープな顎を伝って、柔らかな頬を包む有賀。
薔薇色に色づく隆子の頬は、熟れた果実のようになめらかな手触り。
頬の感触を楽しむ有賀は、長い睫毛に縁どられた瞳を細めながら、隆子に告げる。
「もう男装はやめて……女子の格好をしてみたら……?」
頬を撫でられて、隆子は顔を伏せていた。
丸みを帯び始めた太もものライン、潰しても隠し切れない胸、そして少女らしく色づいた頬……そのどれもが、隆子を女性だと告げている。
なら、できることはひとつ。
「……はい」
うなずくと、有賀は隆子の柔らかな頬を上下にさする。
「お姉さんがいるわね、お下がりの制服はある?」
「あります」
この学校の女子のセーラー服はミニスカート。
スカートの裾から伸びる隆子の太ももは、女らしい曲線を一層引き立てることだろう。
「明日からはスカートを履きなさい」
「分かりました。明日からは、セーラー服で登校します」
決意して言葉を返す隆子に、有賀は嬉しそうに笑んで。
「楽しみにしているわ」
ミニスカートの裾を翻す隆子に思いを巡らせて、何度でも頬を撫でさする。
成功
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