バトル・オブ・オリンピア⑫〜正月だ!サッカーやろうぜ!
●世界一の次は
ここまでのあらすじ。
バトル・オブ・オリンピアに呼応するかの如く、突如として、宇宙から異星のダークリーガー、「ギャラクシィリーガー」の軍団が来襲した。
そして彼らは一方的に、銀河の支配権を争うサッカー勝負、「ギャラクシィリーグサッカー」の開催を宣言したのだった。
「な……何だって!? この星を賭けた戦いって事かよ!?」
熱血なGK、安藤がそう叫ぶ。
「聞き捨てならないな。お前らは本当に宇宙から来たというのか?」
冷徹なMF、木戸がそう睨む。
「やらせるか! 俺達が勝つに決まってらぁ!」
不良のようなFW、米岡がメンチを切った。
『ふっふっふ……既にダークリーガーを一人こちらの手駒にしているのですよ! 貴方がたに勝ち目はありませんねぇ……』
ギャラクシィリーガーのキャプテンがそう言うと、一人の男がフィールドに入って来る。
「お、お前は
……!!」
安藤が目にしたのは、かつて世界大会で戦った相手そのものだった。
『サッカー……しようぜ? 安藤?』
しかし彼の目からは、光は失われていた。
●グリモアベース
「皆様、戦争が始まりました。場所はアスリートアースです」
グリモア猟兵のスリー・サクセス(猟兵サポート型AIプログラム・f34842)が
戦争開始の笛を鳴らすポーズを取った。
「このサッカーチーム、ボルトイレブンというそうなのですが、かつて世界大会で戦った同志『セルヒオ・バンデラス』が身も心もダークストライカー化され、スポーツを愛するダークリーガー魂を失っている事に動揺しているようです。彼らボルトイレブンと共に戦って、かつ相手のダークリーガー魂を取り戻すようお願いします」
ちなみにダークリーガー魂とは、「暴力や卑怯な手段は使うけど、スポーツそのものは愛している心」である。それも捨てた彼は今、戦闘マシーンに過ぎない。
「そして、負けたらギャラクシィリーガーの配下に星の全員がされてしまうという事なので、どうかこの超異次元サッカーで
勝利を収めてください。それでは、宜しくお願いします」
そう言ってグリモアでの転移を開始する、サクセスだった。
椿油
椿油です。超異次元サッカーの開幕だ! 某ゲームとは一切関係ありません。
戦争なので1章構成、『セルヒオ・バンデラス』とのボス戦です。やる事は敵ダークリーガーとのサッカーです。しかし相手は冷徹非道の何をしてもおかしくない状態(ダークストライカー)に洗脳されています。
プレイングボーナスは、「ダークストライカーの魂を取り戻す」ことです。
皆様のアツいキックオフ、お待ちしております!
第1章 ボス戦
『セルヒオ・バンデラス』
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POW : ジャイアントキリング
戦場に、自分や仲間が取得した🔴と同数の【己と同等のサッカー技術を持つ、自分の分身】を召喚し、その【放つサッカー覇気】によって敵全員の戦闘力を減らす。
SPD : ハンドリングレッドカード
戦場内に「ルール:【あらゆる戦闘行動において、手腕は使用不可】」を宣言し、違反者を【極めて強固な、戦場外のサッカー覇気の檻】に閉じ込める。敵味方に公平なルールなら威力強化。
WIZ : カテナチオ
全身に【邪悪なるサッカーの覇気】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【分身タックルや超高速スライディング】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。
👑11
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ソラウ・エクステリア
あっ、ラーミア!
『ラーミアなのだ』バァーン『サッカーやろうなのだ』バァーン『は~ん』バァーン『ラーミアはダンスを踊るのだ』バァーン『わはんわはん』バァーン
指定UCの効果でUC狂気の生命体・ラーミアを発動した
試合開始
『ラーミアはスライディングをするのだ』バァーン
ラーミアは次元能力で瞬間移動してスライディングでボールを奪う
最悪、僕が視力で見ながら推力移動で加速してスライディングで奪う
『パスなのだ』バァーン×∞
ラーミア達が素早くパスを回して僕の方へパスが回ってきた
行くよ!滅殺の歌!
UCを発動してボールを上の方に蹴り上げた後に飛び上がって再び蹴った後に滅殺の歌を歌いボールは加速していった
「あっ、ラーミア!」
ソラウが指差す先には、UC《狂気の生命体・ラーミア》で出て来た大量の梟、その名もラーミア。
『ラーミアなのだ』
『サッカーやろうなのだ』
『は~ん』
『ラーミアはダンスを踊るのだ』
『わはんわはん』
バァーン×大量。これだけ増やせば対抗できるはず。キックオフだ。
『ラーミアはスライディングをするのだ』
『くっ、こんなに大量に来たら躱しきれねぇ!』
セルヒオ・バンデラスも苦戦しながらボールをキープしている。そしてついに、取られた。
『パスなのだ』
『パスなのだ』
『パスなのだ』
『パスなのだ』
『パスなのだ』
バァーン×無限。サッカーってこんなに梟が多くて良いのか? 超異次元サッカーなので良いらしい。
「行くよ! 滅殺の歌!」
UC《ソラウの歌『愚者』》を同時に発動して、破滅の歌姫となったソラウは上空に飛ばしたボールを飛び上がって蹴り、歌を唄う。
「ゴーール!!」
加速したボールがギャラクシィリーガーのGKの手の先でゴールに入ったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
フラーウム・ティラメイト
さあ、オベイ!私達の華麗なプレイを観客達に見せましょう!
『ケー!』
オベイは元気に返事をしてくれた
さあ、キックオフです!
UCを発動して分身を増やした
素晴らしいドリブルですね…
『ケー!』
オベイがフィールドの端の方へ飛んでいった
分身達が推力移動で加速するが抜かれてしまうが実は相手をある場所に誘い出す為の戦術
『甘いな』
指定UCの効果でUC復活の因果獣神皇・ディストーション・オベイを発動して次元能力を使用したオベイが華麗なプレイでボールを奪う
『決めろ!フラーウム!』
オベイからパスを貰ったので禁呪を纏ったボールを勢いよく蹴り上げた後に推力移動で加速しながらシュートする
オベイはとっても可愛いですねシュート!
「さあ、オベイ! 私達の華麗なプレイを観客達に見せましょう!」
『ケー!』
【封印石・ディストーション・オベイ】の中のオベイが元気よく返事をした。フラーウムはUC《因果獣神皇・チェイス・オベイ・ディストーション》を発動し、増殖分身して人数は丁度良い11人に。ボルトイレブンとは入れ替えだ。
「素晴らしいドリブルですね……」
『ケー!』
実は空を飛べるオベイがフィールドの端へと飛ぶ。分身達はセルヒオ・バンデラスに追い抜かれるが、これも戦術の一つ。
『甘いな』
UC《復活の因果獣神皇・ディストーション・オベイ》でオベイは次元能力を得ていた。次元を超えてボールを奪い、フラーウムにパスをする。
『何ぃ!?』
『決めろ! フラーウム!』
オベイが叫ぶ。
「オベイはとっても可愛いですねシュート!」
禁呪の力を纏ったシュートがゴールへと飛んで行った。GK、またしても点が奪われて悔しそうに地面を叩いた。
『初めてですよ……宇宙最強(自称)GKの私から2点も奪った奴は……!』
フラーウムはオベイとハイタッチしていた。
大成功
🔵🔵🔵
エリュファシオン・アルティウス
サッカーか、初めてなんだよな…
『オォォー!』
オーさんは元気に返事をした
『俺達も手伝うぜ!エル!』『やりましょう、お姉様』
UCの力でUC幽銃逆行王零と滅詩逆行王命を発動し零と命が現れて手伝ってくれるという
はあ!
私はスライディングをするが躱される
『行くぜ!零!』『よっと!命!』『ありがとうございます、お姉様』
躱した相手に対してオーさんが龍に変身して零と総攻撃もどきで相手からボールを奪い命にパスする
『エル!』
ありがとう!皆!行くぞ!
命にパスを出したくれたので決める事にした
IT'S SHOWTIME!裁け!Satanael!
サタナエルを呼び出してボールを蹴り上げる
黄金回転破弾を放ちボールを共にシュート
「サッカーか、初めてなんだよな……」
『オォォー!』
エリュファシオンの不安な声に【オオサンショウウオ型バイク『オーさん』】が元気に返事をした。
UC《逆行奥義・調停龍パラダイム・パラドックスの総攻撃》を発動した事により、UC《幽銃逆行王零と滅詩逆行王命》の同時発動で零と命が現れる。
『俺達も手伝うぜ! エル!』
『やりましょう、お姉様』
「はあ!」
『ふっ、それ如き!』
エリュファシオンのスライディングを躱すセルヒオ・バンデラス。
『行くぜ! 零!』
『よっと! 命!』
オーさんは龍に変身し、セルヒオ・バンデラスに総攻撃を仕掛けてボールを奪い取る。
『ありがとうございます、お姉様』
そして命からエリュファシオンへとパスが渡った。
『エル!』
「ありがとう! 皆! 行くぞ!」
気合いを込めるエリュファシオン。
「IT'S SHOWTIME! 裁け! Satanael!」
サタナエルが呼び出され、まるで化身のようにエリュファシオンを援護する。そこから放たれた黄金回転破弾が、ギャラクシィリーガーのGKをまたも突破して3点目が入ったのだった。
大成功
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スターレイル・エストレジャ
サッカーは吹き飛ばす為にある…
『いやファールだから辞めようね?』
アウラに呆れながら諭してくれた
【相手のUC対策】
動きは見切る為にある…
【視力】と【心眼】と【気配感知】で相手と分身の動きを見てアウラに指示を出す
分かったよ…お姉さん!
【迷彩】で姿を消していたアウラが【視力】で相手を見ながら【スナイパー】でボールを持った相手にスリングショットから【凍結攻撃】の【エネルギー弾】を放ち動きを止める
ありがとう、アウラ。決めようか…
私はボールを奪った後UCを発動した後ボールを3回連続で蹴り上げて星と虹を纏ったオーラのボールを必殺シュートを発動する
星虹のミルキーウェイ!
神速の性質を付与したボールをシュートした
「サッカーは吹き飛ばす為にある……」
『いやファールだから辞めようね?』
スターレイルの言葉に突っ込んで諭す【フラワースライム『アウラ』】。
『もうこれ以上負けてられねぇんだよ!』
セルヒオ・バンデラスは自身と同じ技術の分身を召喚した。
「(動きは見切る為にある……)」
セルヒオ・バンデラスの動きをしっかりと見極め、アウラに指示を出すスターレイル。
『(分かったよ……お姉さん!)』
指示を見て、姿を隠している所から凍結のスリングショットを放ち、球を持っていた分身の動きを止めたアウラ。
「ありがとう、アウラ。決めようか……」
分身から球を奪うと、UC《原初の星虹》を発動するスターレイル。
「星虹のミルキーウェイ!」
星と虹を纏ったシュートが神速の速度でGKの横を過ぎ去ってネットの中に入っていった。
『馬鹿な……私が4点も取られるとは!! 何をしているのです、セルヒオ・バンデラス!』
『ったって……こいつら、強いぞ!』
少しずつ点差は開いていく。その隙を見逃さない、猟兵達だった。
大成功
🔵🔵🔵
ザッカリー・ヴォート
●WIZ
ダァーッハッハッハァ!!
宇宙から来ただぁ…?
それなら俺様も同じよ!!
この全宇宙に名を馳せている宇宙海賊、ザッカリー・ヴォート様にかかればギャラクシィリーグサッカーなんだか知らねぇが…え、知らない?
…じゃあ、ここで覚えて貰おう
伝説の冒険野郎「キャプテン・カワ・グッチ」の意志を(自称)継いだ宇宙海賊…ザッカリー・ヴォート様をなぁ!
そう啖呵を切ったは良いが、ルール違反してなければな連中を俺ひとりで相手するのは些か面倒だ
ここはひとつ『ステイシスビーム』で意識を飛ばして、連携の壁を切り崩しに掛かるぜ!
見たか!これが本場の光線技あり宇宙サッカーよ!!
洗脳の意識も飛べば儲けもんだが…それでも勝負だ!
「ダァーッハッハッハァ!! 宇宙から来ただぁ……? それなら俺様も同じよ!!」
ザッカリーはバルバリア星人である。
「この全宇宙に名を馳せている宇宙海賊、ザッカリー・ヴォート様にかかればギャラクシィリーグサッカーなんだか知らねぇが……」
『いや、知りませんよ貴方の事は』
「え、知らない?」
ギャラクシィリーガーの眼中には居なかった事を少し悲しみながら、ザッカリーは啖呵を切った。
「……じゃあ、ここで覚えて貰おう――伝説の冒険野郎「キャプテン・カワ・グッチ」の意志を(自称)継いだ宇宙海賊……ザッカリー・ヴォート様をなぁ!」
『知らないし覚えねぇよ!』
セルヒオ・バンデラスが邪悪なるサッカーの覇気を浴びて、超高速スライディングを仕掛けようとする。その瞬間、UC《ステイシスビーム》を飛ばしたザッカリー。
『どうしましたセルヒオ・バンデラス!? 返事をしなさい!』
今、彼の意識は
時間停滞領域に飛んでいた。スライディング途中で固まったその間にボールを運び、シュートを決めるザッカリー。
「見たか! これが本場の光線技あり宇宙サッカーよ!!」
ザッカリーはカワ・グッチの意志を示して堂々とゴール前に立ったのだった。
大成功
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七那原・望
ぐらんどせれ……いえ、なんでも。
スポーツを愛する心を思い出させるにはスポーツしかない。
向こうがアツくなるくらい正々堂々試合展開的に苦しめればいいのですね。
わたしはフォワードですので切り込むのみです。
サッカー覇気は自身の身体に結界術をオーラのように纏う事で凌ぎます。
相手がボールを持っているときはオラトリオの影でボールを奪い去ります。
ボールが取られそうな時は飛び上がって空中で木戸さんや米岡さんにパスを回しましょう。
敵のシュートは……安藤さんを信じます。わたしフォワードですしね。
シュートチャンスが来たら背中の翼で飛翔。ボールを結界術で保護しつつユニゾンもろとも必殺技、ルクスデザイアでシュートです。
「ぐらんどせれ……いえ、なんでも」
別にこの後地球から宇宙に行ったり、米岡が偽者になっていたりはしないのでご安心を。
「スポーツを愛する心を思い出させるにはスポーツしかない。向こうがアツくなるくらい正々堂々試合展開的に苦しめればいいのですね」
つまりそういう事である。セルヒオ・バンデラスが分身と共に放つ覇気は、身体に結界術を張ってソウル……もといオーラで防いだ望。
「こっちだ!」
望に迫るセルヒオ・バンデラスに気付いて指示を出す木戸。一旦パスした後、木戸がパスをした米岡と共に駆け上がる望。
「シュート……撃って来いよ!」
米岡から望に再びパスが回った。
「いきます」
UC《Lux desire》を発動し、真核・ユニゾンから放たれる膨大な光の奔流がギャラクシィリーガーのDFとGKの目を眩ませる。
『うっ!!』
「いっけぇぇ七那原ーーーッ!!」
安藤が吼えた。そのままシュートが決まり、ギャラクシィリーガーのGKは愕然とした。
『何なのですか……地球人は!!』
最早、敵は戦意を喪失しかけているだろう――。
大成功
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久留米・圓太郎
■WIZ
オレはスポーツそのものは正直得意じゃない。
まぁ背はあるから、これで誤魔化せられればいいんだが……
と、いうわけで、DFに入らせてもらうぜ
(点さえ取られなければ、負けることはない。だよな?>サッカー)
これは猟兵仲間のブーストをさせたほうが良さそうだな
【UC】でチームとなった仲間の戦闘能力UPだ!
レッドカードモノのタックルやスライディングには、[オーラ防御、結界術]でガードだ
そして隙あらば(攻め上がれるチャンスがあれば)[逃げ足、カウンター]で前線に攻め上がる!
……スパイクいらずの脚でよかった(三毛猫由来の脚からツメを出し入れしながら)
※連携・アドリブ共歓迎
「オレはスポーツそのものは正直得意じゃない。まぁ背はあるから、これで誤魔化せられればいいんだが……。と、いうわけで、DFに入らせてもらうぜ」
圓太郎が考える通り、もうこれだけ点差がついていれば点さえ入れさせなければ負ける事は無いだろう。
UC《威風堂々》を発動し、木戸や米岡を強化して先程のザッカリーや望に迫っていたセルヒオ・バンデラスの分身達に太刀打ち出来る身体にしていた圓太郎。
『オラァ!!』
セルヒオ・バンデラスがタックルをしてくる。
「くっ、それ位痛くもなんともないぜ!」
実はオーラ防御や結界術で防いでいる訳だが、そんなに守りが固いのかと一瞬セルヒオ・バンデラスを動揺させるのには成功した模様だ。そしてボールを奪い取り、駆け上がる圓太郎。
「7点目、決めてやれ!!」
「ああ、米岡っ!」
木戸にパスしたボールが米岡へと渡る。戦闘力の上がった米岡のシュートからは稲穂が出る。
「ライスクラッシュG5!!」
稲穂と共に駆け回る飛蝗がゴールへと突き刺さっていった。それと同時に、プレー終了の笛が鳴ったのだった。
「俺達の……勝利だ!!」
安藤は嬉しそうにガッツポーズをしたのだった。
「(……スパイクいらずの脚でよかった)」
密かに三毛猫の爪を出し入れしていた圓太郎であった。
大成功
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