日差しの暑かった夏が過ぎれば色んな読まれ方をする秋の到来。
その中でも実りの秋らしく収穫祭だか感謝祭だか、とにかく作物の実りを祝う祭りに参加していた相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)は、夏のビーチでも共に過ごした……色々な要因が重なって仲を深めた大学生の悟と一緒に屋台を巡っていた。
互いに――レンタルではあるが浴衣を着て目に付いた食べ物の屋台を物色、食欲の秋よろしく同じ品物を味別に買っては分け合ったりして違いを楽しんでいく様子にはもう誰の目で見てもカップルにしか見えないだろう、時折悟の方から雷光の腰に腕を回したりと見せつける様にもしていたようでもあったし。
ただ雷光は飲食の屋台以外にちょっとしたゲームの屋台にも視線を寄越していたりで、悟が回してくる腕の意図に気づいているのかいないのか……。
「あ、射的屋があるじゃない……私の腕前、披露してあげるわっ!」
実戦でも銃を扱うだけあって射的に自信のある彼女は勇んで射的屋に飛び込んで店主にお金を渡すと、ゲーム用の玩具の銃を手に取り、目標に狙いを定めて――引鉄を引く。
まあ……実弾ではなくコルクを飛ばす玩具の銃だ、ポンっと実物の銃とは違って何とも間というか、空気が抜けるかのような音が銃口が鳴らされ、飛ばされたコルクはまっすぐ――空気の抵抗を存分に受ける形状のせいでそうはいかなかったが、それでもパスンと得点の書かれたターゲットの紙に命中。それを見届けた雷光は驕ることもなく次弾を銃口に詰めて、また構えての発射を繰り返し、結局低い数字から順繰りに大きい数字に移行していくように、UCも使う必要もなく一発も外さないで全ての目標に当てたのであった。
「ふふん、どーよ」
雷光はそこで初めて、勝ち誇るような顔を浮かべてやると、いつの間にか集まってきていたギャラリーからの拍手から喝采を浴びることに。
その後は、得た得点の範囲内で景品と交換するといったシステムということで幾つかの……まあすぐに実りを祝っている祭りということで食べ物を中心に交換して、また屋台巡りに戻っていくのだが、しかし手荷物が多くなってきたために、一旦は消費しようと脚を人気のない方に向けて、祭りの喧騒が小さくなる場所に辿り着いた雷光は、そこで獲得した景品の一つであるりんご飴を舐め始めたのだが。
「……ちょっと、なにおっ勃ててんのよ」
悟は、雷光の唇がりんご飴に触れて舌が這わせられていく様にナニを妄想したのか、ペニスを膨らませてきていた。
彼がナニを求めているのか、頻繁に後ろの穴で繋がりあった雷光には分からないはずもなく、後、すっきりでもさせないと歩くのもままなら無さそうというこで、彼女は悟を適当に腰かけられる場所に座らせて、勃起しているペニスを取り出し……口に咥えこむ。
普段はお尻に入れさせていることで汚いと思われてしまうけれど、終われば毎度綺麗にしているからと雷光には躊躇いもなく、だからこそやり慣れているフェラチオ。すっぽりとペニスの根本付近まで口内に含めてしまえば改めてその大きさを顎で感じることに。とはいってもそれで口から放すようなことはせずに一度、ペニス全体を唾液に塗していくようにして頭を前後に振っていく。
当然それだけに留まらず、玉袋を優しく抓んで軽く揉みながら裏筋にも舌を這わせていけば悟はペニスをビクつかせて気持ちよさそうな反応を示してきて、それを期にして雷光は一旦は口からペニスを放し、今度は亀頭に口を付ける。
ちゅぷ…雷光の柔らかな唇の感触が敏感な亀頭に触れたことで、またビクンと震えるペニス。けれど彼女はそのことに気にすることなく鈴口を舐め始め、舌を捩じり込む。そうしていけば悟はいつもとは違う刺激となったのか、容易に射精をしてしまった。
「ん…ふぅ…んくっ」
いきなりの射精であったが、しかし雷光はすぐにまた口に咥えこんでしまうと、放出されてくる精液を口内に受け止め、けれそすぐには飲み込まない。
それによって口のなかが精液でいっぱいになってしまうのだが、雷光はまるで味わうかのようの口の中で転がしてから飲み込んでいって、ペニスの中に残っている分までもぢゅるぢゅると啜っていくのだけど……そんなことをしてしまえば悟はまだ勃起させてしまうもので。
「……また硬くなってるんだけど?」
射精した直後だというのに、先のフェラチオの時と遜色のない硬さにいつも一晩中ヤってるから? なんて考えてしまいつつも、結局5回ほど精液を飲み込むことになってしまい、そこで雷光はようやく、すぐに収まる訳ないと思い至り……それなら後はどうするか?
このまま外で続けていたら幾ら人気がないとはいえ誰かが来るかもしれない懸念もあるからと、雷光は帰ったらいつものようにしましょうねとそこで止めることにして、口の中を雄の匂いを残しながらお祭りの屋台巡りに戻っていくのであった。
成功
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