エンドブレイカーの戦い⑱~終焉に終焉を!
●エンドブレイカー!
クサリクは11の怪物の1柱で、体内に大量のエリクシルを保有する『エリクシルの門番』であった。
現在、復興した都市国家「楽園組曲ハーティタウン」で蠢いており、体内に蓄えた無数のエリクシルを放出しようとしているらしい。
既に都市国家の人々は避難を完了しているものの、クサリクは体内に蓄えた無数のエリクシルを放出する事で、一気に大地母神を抹殺するつもりでいるようだ。
そんな中、クサリクによる悲劇の未来エンディングを予知した者が、たったひとりだけ存在した。
それは、全てのエンドブレイカーの先祖である『アウィン』であった。
アウィンは、遥か昔に亡くなったものの、終焉を終焉させる意思ガッツにより、この世のあらゆる理を無視して強引に蘇って、愛する妻達と無理やりクサリクと融合したようである。
そうする事で、クサリクの体内からエリクシルが放出する事を、何とか食い止めているようだ。
『……ならば、まずは猟兵達から地獄に送ってやる! それまで、せいぜい足搔くがいい。貴様等など放っておけば、いずれ力尽きるだろうしな』
クサリクも、その事を理解したのか、エリクシル放出を一旦諦め、ひとまず眼前の猟兵の排除に取り掛かった。
だが、本来は恐るべき、その戦闘能力も、アウィンによって大きく減らされているため、大して強くないようだ。
そのため、アウィンが力尽きる前に、クサリクを倒してほしいと言う事だった。
ゆうきつかさ
基本的に、ノリと勢いで何とかなります。
プレイングボーナス……真っ向勝負で倒す。
第1章 ボス戦
『クサリク・ジ・エンドブレイカー』
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POW : ライフイレイザー
自身の【体表面に露出させたエリクシル 】から極大威力の【知的生命体抹殺光線】を放つ。使用後は【アウィンがガッツで動きを封じた】状態となり、一定時間行動できない。
SPD : バビロニアンドラゴン
【エリクシルの巨竜 】を召喚する。騎乗すると【アウィンが僅かな隙を作る時以外は無敵】状態となり、【万物破壊】属性とレベル×5km/hの移動力を得る。
WIZ : エンドブレイカーブレイカー
【自身の体内 】から、対象の【アウィンの力を弱めエリクシル軍団を放つ】という願いを叶える【アウィン殺しの槍】を創造する。[アウィン殺しの槍]をうまく使わないと願いは叶わない。
👑11
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フロース・ウェスペルティリオ
つまり、あの光線は「知的生命体」以外で防げば良い、って事なのかな?
街中なら隠れる場所はいくらでもありそうだけど、それだとそもそも撃たないだろうし……
ん。(UCではないので)少し面倒くさいけど、自力で設定したナノさん(分身体)を囮がわりにして、動き回って貰おうかなぁ。分配した身体の方は滅んでも、ナノさん自体はナノマシンなので、後で回収すれば大丈夫だよねぇ。たぶん(ダメでもまた増えるし)。
ウチは壁の隙間等に隠れて様子を伺いつつ。
敵が光線打って動けないうちに、UC込めた弓矢で射つとしようか。剣と名は付いてるけど、ウチの得物(武装)は基本的にこちらなのです。
狩りは得意な方なんだよねぇ。

サリー・オーガスティン
■SPD
「この世界」のボクは勇者のうち六人までは(仮面憑き化した後だけど)逢ってるけども、アウィン様は遭遇していないはず
戦意喪失していたラズワルド様を翻意させたことといい、直接大魔女とは戦えなかったとは言え、流石は勇者の一人!
移動速度なら、ボクが負ける気はしないけども、先ずは隙を狙わなくては
宇宙バイクを[操縦、騎乗、空中機動、地形の利用]で駆って、隙のできる瞬間まで逃げる
大概は騎乗直前に隙は出来るものさ
【UC】でデモン=ジェイクを召喚して、【UC:Ballistic wave】を12体分戦闘で使えそうな技能出し惜しみせずに使い、叩く!
「クサリクと共に運命を共にする」終焉を破壊出来たなら!

リカルド・マスケラス
「アウィンが文字通り体を張っているっすからね。こっちも期待に応えないとっすね」
と言ってやる気満々の狐のお面
「さあ、こっちっすよ! 当てられるもんなら当ててみるといいっすよ!」
宇宙バイク『アルタイル』を【操縦】して、逃げ回りながら抹殺抗戦を避けてくっすよ
「さて、吹き飛ぶといいっすよ!」
【木の葉竜巻の術】を使ってクサリクを吹き飛ばすっすよ。1km以上吹き飛ぶ計算になるっすけど、その前に建物か何かに直撃するとは思う。そう言った建物か何かに突き刺さってくれれば、味方がそこから連携して攻撃しやすくなるっすかね
「安心して眠るといいっすよ」
そうアウィンと妻達に言っておくっすかね
馬県・義透
全体リクエストを使った戦争支援になります。
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友
第一『疾き者』唯一忍者
一人称:私 のほほん
武器:漆黒風
困っているところに手を貸すのは、当たり前ですからねー。
忍びとして、出陣いたしましょう。
ああ、怪我とかは気にしませんよー。傷ついたとして、私は進むだけですから。
ですから、(後述の制約あれど)好きにどうぞ、ですー。
※
この人が使う専用ユーベルコードには『風』『鬼』がついています。
『陰』『雷』『兵』【四悪霊・『(かい、と読める漢字)』】となっているのものは、誰でも使えます。
『虹』は、陰海月が光って踊ります。
よろしくお願いします。
シュプリムント・メーベルナッハ
ふふん、プリム達の……エンドブレイカーの力を舐めてもらっちゃ困るね?
猟兵の力を得る前に、あなた達の仲間を二体もやっつけたんだよ?
あの時よりもみんなずっと強くなったし、何よりアウィンさん達が助けに来てくれたんだもん。
負ける気なんかしないよ。
というわけで……
そのエンディング、叩き潰させてもらうね!
屍蟲霊界発動、ギガンウォームとそこから出て来る蟲達をクサリクに群がらせる。
その身体のエリクシル、全部食べさせちゃうんだから♪
プリムも呪蛇鎌とそこから放つ【斬撃波】で攻撃しつつ、クサリクが槍を作り出したらこれの破壊も狙う。
アウィンさん達に手出しはさせないよっ!
●勇者
(……『この世界』のボクは勇者のうち六人までは(仮面憑き化した後だけど)逢ってるけども、アウィン様は遭遇していないはず……。直接、大魔女とは戦えなかったとは言え、戦意喪失していたラズワルド様を翻意させただけの実力はあるようだね。とにかく、先ずは隙を作らないと……)
そんな中、サリー・オーガスティン(鉄馬の半身・f02199)が、ジェイク(宇宙バイク)を乗って【操縦、騎乗、空中機動、地形の利用】を駆使しつつ、一定の距離を保ちながら、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
『何か企んでいるようだが、無駄だ、無駄!』
そんな空気を察したクサリク・ジ・エンドブレイカーが、勝ち誇った様子で高笑いを響かせた。
その間に、アウィンがクサリク・ジ・エンドブレイカーの封じていたものの、肉体の限界が近づいているのか、だいぶ弱っているようだった。
「ふふん、プリム達の……エンドブレイカーの力を舐めてもらっちゃ困るね? 猟兵の力を得る前に、あなた達の仲間を二体もやっつけたんだよ? あの時よりも、みんなずっと強くなったし、何よりアウィンさん達が助けに来てくれたんだもん。だから……負ける気なんかしないよ」
シュプリムント・メーベルナッハ(穢死檻の巫女・f38888)が、キッパリと言い放った。
「さあ、こっちっすよ! 当てられるもんなら当ててみるといいっすよ!」
それに合わせて、リカルド・マスケラス(希望の仮面・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』を操縦し、クサリク・ジ・エンドブレイカーを挑発しながら逃げ回った。
『……愚かな。それでは、狙ってくださいと言っているようなモノだぞ』
クサリク・ジ・エンドブレイカーが、体表面に露出させたエリクシルから、極大威力の知的生命体抹殺光線を放ち、リカルドを追い詰めていった。
(確か、あの光線って知的生命体だけを殺す……はず。つまり、あの光線は「知的生命体」以外で防げば良い、って事なのかな?)
それに合わせて、フロース・ウェスペルティリオ(花蝙蝠・f00244)が、ナノさん(分身体)を囮代わりにして、同じように逃げ回った。
『ぐぬぬ、チョコマカとしおって!』
その事に苛立ちを覚えたクサリク・ジ・エンドブレイカーが知的生命体抹殺光線で、ナノさん(分身体)を次々と破壊していった。
その間に、フロースは壁の隙間に隠れ、静かに様子を窺っていた。
『はあ……はあ……』
一方、クサリク・ジ・エンドブレイカーは、アウィンにガッツによって、まったく動く事が出来なくなった。
「……少し結果を急ぎ過ぎたようですね」
次の瞬間、馬県・義透(死天山彷徨う四悪霊・f28057)がオーラ防御を展開し、鎧無視攻撃を付与した斬撃波を乱れ撃った。
『し、しまった』
即座に、クサリク・ジ・エンドブレイカーが自分の身を護ったものの、斬撃波をまったく防ぐ事が出来ず、大量の血を撒き散らした。
「さて、吹き飛ぶといいっすよ!」
続いて、リカルドが【忍法・木の葉竜巻の術(コノハタツマキノジュツ)】で、術式を込めた木の葉で発生させた竜巻を発生させ、クサリク・ジ・エンドブレイカーを吹き飛ばした。
『ぐはっ!』
その拍子に、クサリク・ジ・エンドブレイカーが建物の壁に激突し、大量の血が流れ落ちた。
「……」
そこに追い打ちを掛けるようにして、義透が【四更・風(シコウ・フウ)】で四天流星(鏢)を発射し、クサリク・ジ・エンドブレイカーの身体を貫いた。
「今だ! 早くトドメを!」
アウィンが再びクサリク・ジ・エンドブレイカーの動きを封じ、猟兵達に向かって声を掛けた。
「実は狩りは得意な方なんだよねぇ」
それと同時に、フロースが【黒影剣】を発動させ、ロングボウを闇のオーラで覆い、クサリク・ジ・エンドブレイカーの身体を撃ち抜いた。
『こんな現実……認めてなるものかッ!』
その一撃を喰らったクサリク・ジ・エンドブレイカーが、むりやり身体を動かそうとした。
「……というわけで、そのエンディング、叩き潰させてもらうね!」
シュプリムントが【屍蟲霊界(インゼクテン・ガイスターヴェルト)】を発動させ、巨大芋虫型巨獣ギガンウォームのアンデッドに乗った多種多様な昆虫や蟲の幽霊(635体)を召喚した。
多種多様な昆虫や蟲の幽霊(635体)は、毒針や鋭い鎌、牙や角で武装しており、クサリク・ジ・エンドブレイカーに群がらせた。
『や、やめっ! やめろおおおおおお!』
クサリク・ジ・エンドブレイカーが悲鳴を響かせ、多種多様な昆虫や蟲の幽霊を払い除けようとした。
「みんな遠慮はいらないよっ! その身体のエリクシル、全部食べちゃって♪」
そこに追い打ちを掛けるようにして、シュプリムントが呪蛇鎌「オークツィナーハ」を振るって斬撃波を放ち、反撃する機会を奪った。
『こ、こんなところで、ぐわあああああああああああ!』
次の瞬間、クサリク・ジ・エンドブレイカーが断末魔を響かせ、跡形も残さず食い尽くされた。
大成功
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