人面の妖獣は里を目指して山を駆け下りる。
とにかく腹が減っていた。
血肉の味を覚えたのは三日前、修行に訪れた仙人をぺろりと平らげてご満悦。
自惚れていた。
俺が勝てぬものはない。
自負を打ち砕いたのはカツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)による奇襲。神威を宿す蛇腹刀で裂いた四肢に光の粒子が密集、祝詞を刻み付ける。
「!!」
四肢が動かない?
もんどりうって転がり落ちる妖獣を八つ裂いて。
「間に合ってよかった」
もう里は目の前だったから。
「僕の神様は言ったよ。救えるものは救えと。蟲たちもお疲れさま」
天然石:
神居古潭石
元のユーベルコード:ジグザグスラッシュ(ケルベロスディバイド)
『僕の神様の力はとても眩しくて、尊いでしょう?』
【神居古潭石の力を宿す水流燕刃刀】が命中した部位にレベル×1個の【己の創造主から分け与えられた白燐蟲が祝詞】を刻み、その部位の使用と回復が困難な状態にする。
能力 SPD 372
No. 2548
石の意味:神秘、厄払い、品格
アイヌ語で『神々の棲家』。糸魚川翡翠と並ぶ霊石としても名高く、持ち主の品格を高めて感情を鎮める働きがあるとされる。
成功
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