希那古・もち
うわぁ~おっきなプールだ~!
ぷかぷか楽しいなー!つめたいなー!
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犬が楽しそうにプールで遊んでるほのぼのな様子をご自由に書いて頂ければと思います。
NPCやグリモア猟兵さんが登場しても構いません。相手してくれると嬉しいです。
プールで遊ぶ以外にかき氷食べたり他の遊戯で遊んでも構いません。お任せします。
▼注意点
・犬なので難しいことは分かりませんし、悪いこともしません。怖いことも苦手です。
・犬は幼いので簡単な漢字しか使わないイメージです。
・犬なので何でも食べます。人が食べるものなら。
・賢くても所詮犬です。
・謎の静電気で防水されてると思われます。思いっきり濡れたら多分モップになります
ここは何処かのプール施設。
ビート板の上に乗って、足をバタバタと動かしプールの中で泳ぐもちの姿。
そしてお目付け役にグリモア猟兵のメルヒオールがいた。
今日は新しい水着を着ての夏休み。
いつも暑い毎日を少しでも涼みたいからと、もちが提案してメルヒオールを連れてきていた。
ぱちゃぱちゃと小さな足が水を蹴飛ばし身体を前へと進ませている。
しかしそろそろ疲れてきた……ので、もちはキョロキョロと辺りを見渡す。
ここはいろんなプールがあるため、他のプールでも遊びたい! となったようだ。
「メルヒオールくん、あっちの方行ってもいいー?」
「んー?」
あっち。ともちの前足を指した先にあったのは、流れるプール。
何もせず、浮いてるだけで流れることが出来るのもきっと楽しいよね! と思いついたようだ。
メルヒオールは少しだけ考えたが、ループするコースを流れるだけなのでまあそれもいいだろうと一緒についてきた。
少し大きめな浮き輪を水の上に浮かべ、腰掛けるようにメルヒオールが座る。
その隣ではもちがビート板1枚で全身を受け止め、まるで川流れで逃げ場のなくなってしまった犬のように流れていった。
「あ、もち。そっから先、気ぃつけや~」
「えっ、なになにー?」
「上から水が降ってくるでー」
「どういうことー?」
メルヒオールの注意の声に対して理由を聞く前に、機械によって調節された水が空へ打ち上げられて流れるプールに降り注ぐ。
ただ流れているだけでは終わらせないというのがこのプールのコンセプトなのだろう。もちもメルヒオールも洗礼を受ける。
……まあ、もちは謎の静電気を発して水を弾いているので、この程度ではずぶ濡れにはならない。この程度では。
「わー!?」
「もちー!?」
ビート板の上でバランスを取っていただけのもちは、突然降ってきた擬似的な雨に驚いてバランスを崩してしまう。
転んだ先が地面だったらまだ助かったかもしれないが、ここは水の上。バランスを崩し、もちは水の中へと落ちてしまった!
当然謎の静電気で水を弾くもちの体毛も、全身が水に浸かれば意味をなさなくなってしまうわけで……。
「あちゃー……。一旦上がって、水抜きしよか~」
「えー、もうちょっとぷかぷかする~」
「多分そのままやとビート板が沈んでまうなぁ」
「むー……」
今度は気をつけないと。
そう思ったもちは地上に上がり、ぶるぶると身体を揺らした。
成功
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