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【サポート優先】闇より溢る

#UDCアース


 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

 それは音もなく世界を切り裂いた。
 否、喰い千切ったというべきか。
 昼日中、雑踏する街角の裏路地に落ちる影よりも深い、正しく闇の如き色をした体毛の狭間。ギラリと輝く獣の牙は境目を容易く破り、そのまま無辜の人々へと襲いかかる。
 濁流のような侵略。常人には為す術もない。
 平穏は瞬く間に悲鳴と鮮血で塗り潰されて、その只中に黒獣たちの憎悪が轟けば。
 未だ幽々たる奥の方で一つ、牙とは違う光が煌めく。

●従者が語るところによれば
「この駄犬、即ちUDCが忽然と大量発生した原因は不明です」
 ルーリィ・アルバローズ(従者・f35033)は悍ましい光景の一端を語り終えた後、猟兵たちに向かって淡々と述べた。
「原因は不明ですが、その解明は一先ず置いておきましょう。残念ながら駄犬の群れの出現は確定事項であり、そこから街の人々を遠ざける為の時間は残されていません」
 つまり、予め人払いをしておくことはできない。
 猟兵たちは居合わせてしまった一般市民を守りながら戦わなければならないのだ。
「ですが、己が身を盾として人々の代わりに血を流す事も厭わないと、そう仰るのが御主人様であり、殺られる前に殺れの精神で駄犬を狩り尽くすのが御嬢様でありましょう」
 微笑みながら言って、ルーリィは続ける。
「わたくしは何も案じてなどおりません。……いえ、一つ心配事があるとすれば、犬狩りで御主人様のお召し物が汚れてしまいそうな事でしょうか」
 身を清める支度をしておかなければなりませんね――と、語る従者の瞳は真剣そのものだ。一人の犠牲もなく事件が終息すると確信しているのだろう。

「――では、いってらっしゃいませ」


天枷由良
 あまかせです。
 当シナリオはサポート優先の3章立てです。

●1章:集団戦『混ざり物の猟犬』
 猟犬型UDCの群れ。統制のとれた動きで獲物を狩る。

●2章:ボス戦『岨刻不羇『邪神の鏡』』
 仔細不明。

●3章:日常『地下ライブハウス』
 現場近くのライブハウスを借り受け、事件を目撃した人々への対応を行います。
 基本的にはUDC組織から貸与される記憶消去銃を使用します。

 通常参加の受付状況等はシナリオタグかマスターページでご確認ください。
 よろしくお願いします。
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第1章 集団戦 『混ざり物の猟犬』

POW   :    いぬのきおく
戦場内の味方の、10秒以内の【ダメージ】を無効化する。ただし、自身の幸福な記憶ひとつを心的外傷に改竄する。
SPD   :    いぬのあそび
【あらゆる直線と90度以下の角度から仲間達】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    いぬのきもち
清浄正常な生命への憎悪から鏖殺形態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
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稲護・狐燐(サポート)
※連携およびキャラを逸脱しないアドリブ歓迎
※お色気、公序良俗に反する行動、R18やR18GはNG
※口調等ステシも参照

サポートとしては、お手伝い/サポート役に徹するように立ち回りますが、状況に応じて立ち回ります。細かい判断はお任せします

UCを使う場合は、基本的には高いステータスのUCを状況に応じて使用。
他の猟兵に迷惑をかけたり、脚を引っ張る、目的達成に反する行為はしません。

男性には若干塩対応な素振りをみせます。
女性は年齢を問わず(名前)ちゃん付けで呼びます。
ナンパでチャラそうに見えますが、オンオフはきちんと区別をつけますし、基本的には嫁と家族が大事なので、過度な一線を越えるような言動はしません。



 路地の暗がりから飛び出して牙剥く獣の群れ。
 それを狩り尽くすべく降り立った猟兵たち。
 いずれも常人の五感では掴み取れぬ不意の出現であって、つまり稲護・狐燐(護りの狐火・f35466)が背に庇った制服姿の少女たちが、揃って“きょとん”とした顔を見せるのも当然といえば当然の反応だった。
「お嬢ちゃんたち、其処から一歩も動くなよ」
 僅かばかり振り向いて、呼びかける声色はそれほど深刻なものでない。
 何故ならば――獣たちの唸りに遅れていた情報処理が追いつき、たちまち恐怖と焦燥で生気を失っていくうら若き乙女たちを、さらに怯えさせるような強い口調で従わせる必要はないからだ。
 或いは相手がいい歳の男などであったら、もう少し叱咤したかもしれないが――。
「っ!!」
 そんな事を考える暇もなく、獣たちが襲い来る。
 右から、左から、上から。まるで群れそのものが一つの生き物であるかのように統制された攻撃。
 少女たちの柔肌に傷一つ残してなるものかと意気込めば、両腕に備える刃が忙しなく牙と競り合い、既のところで猛襲を受け流していく。
 傍目に見れば防戦一方だが……狐燐の表情には未だ余裕すら感じられた。
 獣たちの攻撃は“纏まりすぎている”のだ。遊びがないとでも言おうか。次にどちらから来るか、何処を狙ってくるのか。型に嵌りきっているが故に、僅かな応酬からでも十分読み切れる。
(「規則正しすぎるのも考えものだぜ――!」)
 飛びかかってくる黒犬の腹に、下から思いっきり拳を叩き込む。
 手応えは十分。吹っ飛ばされて錐揉みする獣は……くるりと器用に回転して体勢を立て直し、まるで何事もなかったかのように着地を果たす。
 ユーベルコードでダメージを無効化したのだろうが、それならば。
「派手に燃え散れっ!」
 間髪を入れずに放つのは狐火に似た焔。
 敵に触れた途端、渦巻く浄焔と化したそれは獣たちを囚えて離さない。
「――――!!」
 方々から怨嗟のような遠吠えが響く――が、しかし。
 身構えた狐燐の拳や腕刃と、獣たちの爪牙が再び打ち合うことはなかった。
 黒い塊は幾らか間合いを詰めてきたものの、一つ、また一つと斃れていく。
 それらが用いた守りの力を、此方の炎が上回ったのだろう。
 獣たちの恨み辛みに満ちた咆哮は心地よいものでなかったが、狐燐は耳にこびりつきそうなそれを、守り通した少女たちの声で祓う事にした。

成功 🔵​🔵​🔴​

雛里・かすみ(サポート)
 バーチャルキャラクターの戦巫女×UDCメカニックの女性です。
 普段の口調は「明るく朗らか(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
寝起きは「元気ない時もある(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

明るく朗らかな性格の為、
男女分け隔てなくフレンドリーに会話を楽しみます。
どんな状況でも、真面目に取り組み
逆境にも屈しない前向きな性格です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 黒獣たちは何故忽然と湧き出してきたのか。
 その理由が分からないのであれば――別に分からないままでよい。
 今のところ、大して興味を惹かれる要素もないからだ。
 よって、此度の事件は雛里・かすみ(幻想の案内人・f24096)にとって些事であった。
 些事であったが、しかしだからといって事件そのものを軽んじていたりはしない。
 害為す獣の群れは全て狩り尽くすつもりでいるし、其処に無辜の血が流れようとしているならば、己が盾となる事に躊躇いもない。
 偽りなくそう思っているからこそ、ひらりと軽い身のこなしで戦地に降り立ったかすみは、今まさに牙を突き立てられようとしていた一人の男を庇って、幾らか傷を負った。
 かすみはバーチャルキャラクター、つまり電子の精霊であるから、その肉体も人を模したもの。
 ましてや猟兵なのだから、駄犬から少し貰った程度で気にする事もないのだが……それらの事情が分からぬ者、例えばかすみに庇われた男などからすれば、眼前の光景は若い女性が狂犬に噛みつかれたとしか映らない。
 男はあからさまに取り乱した声を漏らした。
 かすみには、その様子の方が黒獣の存在などより余程面白く思えた。
「大丈夫よ、このくらい」
 あっけらかんと言って獣と相対し、同時に動画撮影用ドローンを喚び出す。
 それが映すのは自らと敵との戦い。エンターテインメントにリアリティというものを求めるならば、怪物との実戦ほど迫力満点の映像もあるまい。 
 機密事項? 情報統制? その辺りはUDC組織に働いて貰えばよろしい。
「そういうことで――」
 画面の向こうの視聴者と、組織の者たち。それぞれに別の意味を込めた笑顔を向けて、かすみは大薙刀“旋風刃”を構える。
 演舞の始まりだ。憎悪を剥き出しにして、もはや犬の姿も保てなくなっている敵と切り結ぶ。
 それは恐ろしく疾く、強く、硬く。けれども、かすみだけを狙ってくるから御しやすい。
 幾度かの応酬の最中、ドローンが映す画面の向こうから様々な形での応援が届き始めれば、かすみはより俊敏に、強靭に、堅牢になっていく。
 やがて大きく開いた獣の口の狭間に向かって旋風刃を振り抜くと、真っ二つに両断されたそれらは勢いのままに路地を滑り転がり、静止した地点で溶けるように消えていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

夜鳥・藍(サポート)
生まれも育ちもサクラミラージュ。誰かの願いで転生した元影朧。そのため影朧には同情しがち。
それなりの良家の出で言葉遣いは丁寧。だが両親とは違う種族で生まれたのを悩み高等部(高校短大相当)卒業を機に家を出ている。現在は帝都で占い師。

もふもふ大好き。
実家ではいろいろ我慢してたのもあって、飼えなくとも一人暮らし&猟兵となったことで爆発しがち。
猟兵になっていろいろ経験し悩みを乗り越えた。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭いません。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は絶対にしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 もふもふとした生き物は好きだ。大好きだ。
 大好きなのだが、夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)が今まさに相対している相手は、もふもふしているようでいてさほどもふもふしておらず、どちらかといえばごわごわ、或いはとげとげしていた。
 撫で擦っても心地よくはないだろう。そもそもが純粋な獣とは言い難い風体であるし、あるべきでないところについている幾つもの目や、すっかり間違った位置に開いている口などを見ていると、これを獣と括ってよいのかすら怪しくなってくる。
(「……やはり、これは」)
 怪物。
 それが一番相応しい呼び名であると、改めて確信するに十分な光景はすぐ目の当たりに出来た。
 限界まで引き絞ってから放たれた矢の如く、恐ろしい疾さで迫り来る一匹。
 その直線的な軌道に鋒両刃造の打刀を合わせてやれば、両断されたはずの体躯は幾度か地面を跳ねた後、巻き戻されたかのように元へと戻った。
「ダメージを無効化しましたか……!」
 次なる一匹を刀で受け流しながら呟く。
 ユーベルコードの一つならば、驚異でこそあれ珍しくはない。これで未来永劫続くというなら考えなければならないが――果たしていつまで、どの程度まで耐えられるものか。
 測るならば此方もさらなる力を用いるべきだ。
 藍は構え直した刀に星の力を纏わせ、その最中に迫る獣の足を切り捨てて。
「穿ち貫け!」
 体勢を崩した敵の土手っ腹に鋒を突き立てる。
 その強烈な一撃を無効化する事は出来なかったか、獣は一つ大きな呻きを残して散った。

成功 🔵​🔵​🔴​

赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ



 それは文字通り鮮やかな登場だった。
「ふはははははー、私さんじょーう!」
 カラフルな爆発を背に、何処からか飛び出してきた赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)は真っ赤なインラインスケート型武器“ブースターレッド”で戦場を軽やかに駆ける。
 獣たちの目を引くには十分な動きだ。それを意図しての行動かどうかは緋色のみが知るところだが、真意が何であれ、戦場に居合わせた一般人を危険から遠ざけた事は間違いなく。
 懸案事項が一つ減ったところで、緋色は次の行動に移る。
 即ち、敵の排除だ。急制動、急旋回。華麗な滑りで獣たちを翻弄しながら、取り出したるは魔導蒸気銃。
 一度引き金を引けば雨あられと弾が降る。
 その勢いたるや、あちこちから湧いて出る黒獣たちを物理的な圧力だけで容易く押し返してしまうほど。
「ふははははー!!」
 嘲るように高らかな声を響かせる緋色。
 獣たちも負けじと攻めかかるが――この一幕に差し向けられる全ての手勢を放ち尽くしても、緋色が生み出す礫の波を乗り越えるには至らず。
 やがて一瞬ばかりの静寂が戻った頃、そこには躯の海へと還りゆく獣の屍が山を築いていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 天使と小悪魔が両隣から囁いてくる。
「大変だけど、皆を守るほうが大事だよ!」
 そう力強く言ってくる天使は、己と同じ姿をしていた。
「敵を倒すほうが重要だぜ? 多少の犠牲は仕方ねぇよ」
 誘惑するように語る小悪魔は、姉の一人と同じ姿をしていた。
 どちらも幻に過ぎない。
 ただ小悪魔の誘いに乗れば、この後の行動が大きく有利に――。

「――乗るわけないよね!?」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は姉の幻を追い払い、勢い余って自らの幻も張っ倒した。
 時と場合によっては“燦姉の悪知恵”に唆される事もあるが、今日に限っては常識と非常識の間で揺らぐ余地などない。
 焔は獣に脅かされる無辜の人々を守りに来たのだ。
「いくよ、フローレ!」
 小さな青色のドラゴンに呼びかけて、それが変じた槍を握る。
 そこから始まった応酬は――まあ楽なものではない。
 何か常軌を逸したような憎悪に突き動かされて、獣の形すら崩してしまった敵は凄まじい圧力で爪牙を繰り出す。
 常人の首なら容易く飛ばされてしまうだろう。しかし不幸中の幸いというべきか、猟兵たちが現れて以降、黒獣の群れは一般人にその凶爪凶牙を向けようとはしていなかった。
 敵は恐怖に竦んで動けない者より、抗おうと動く者に狙いを定めているのだ。
 ならば足を止めてはならない。戦いを止めてはならない。
 和メイド服のフリルを激しく揺らして、焔は踊るように槍を振るう。
 その身体には、小悪魔の誘いを受けていれば負うはずのなかった代償が少しずつ増えていったが――その苦労の甲斐もあって、罪なき人々の血が戦地に流れることはなく。
 勢い任せに襲い来る獣たちも、焔の槍捌きの前に一つ、また一つと闇に還されていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シェリー・クサナギ(サポート)
「美しくない世界なんて、生きるに値しないわ」
◆口調
・一人称はワタシ、二人称はアナタ
・女性的な口調
◆性質・特技
・血液の形状を自在に操作する能力を保有する
・可愛いものには目がない
◆行動傾向
・暴力と砂嵐が支配する狂気の世界において、美しいものと可愛いものこそが人の心を救うと信じ、それらを護るために戦ってきた歴戦の奪還者です。社会通念や秩序に囚われることなく、独自の価値観を重んじます(混沌/中庸)
・彼にとって『美しさ』は外見だけでなく、義侠心や献身的な姿勢、逞しく生きようとする精神の高貴さも含まれます。これを持つものは敵であっても尊重します(が、世界を脅かす存在は『美しくない』ので結局戦います)



 シェリー・クサナギ(荒野に咲く一輪の花・f35117)は美しさを重んじる。
 それは単なる外見の美に限らない。たとえば強気を挫き弱気を助く志であったり、己が身を擲つような姿であったり、生というものに対する高潔さであったり。
 そうしたものをシェリーは美しいと感じ、それらを欠片も持ち合わせていなければ美しくないと断じる。
 ならば、今まさに牙むいて殺到しようとする黒獣たちが、どちらに振り分けられるかも明白。
「まるで美しくないわね!」
 ガラクタから作り上げたこだわりの自動小銃“ヴァーチュア”の引き金を引いて吼える。
 忽然と現れて無辜の人々に襲いかかるなどと、それでは己の根幹たる世界を支配する暴力や砂嵐となんら変わりない。
 そのようなものに眼前で思うがままの殺戮を許してしまえば、そんな美しくない光景を見過ごしてしまえば、シェリー自身の美しさも褪せてしまうだろう。
 想像するだけでも気分が悪くなるはずだ。引き金にかかる指先の力は次第に強まり、休みなく撃ち放たれる弾丸は獣の群れを薙ぐように貫いていく。
 倒れた敵は、しかし何事もなかったかのように立ち上がり――。
「……あ、一つ言い忘れてたんだけどね?」
 その弾丸、ただの鉄礫じゃないから。
 口の端をつり上げるようにして、何とも不敵な笑みを浮かべたシェリーが囁いた途端、黒獣たちの身体は次々と爆ぜた。
 弾頭から流れ込んだナノマシン入りの血液が、抵抗する隙さえ与えずに止めを刺したのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『岨刻不羇『邪神の鏡』』

POW   :    渦が深
レベルm半径内を【魂を少しずつ簒奪する鏡の渦迷宮】とする。敵味方全て、範囲内にいる間は【鏡による魂簒奪行動】が強化され、【鏡を割ることに繋がる行為全て】が弱体化される。
SPD   :    禍が魅
状態異常や行動制限を受けると自動的に【魂簒奪行為】が発動し、その効果を反射する。
WIZ   :    彼が身
【今まで奪った魂と微かな意思】を宿した【相対者と似ていて同じUCを使う人型の何か】を射出する。[相対者と似ていて同じUCを使う人型の何か]は合計レベル回まで、加速・減速・軌道変更する。
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 黒獣の群れが消え去り、訪れた一瞬の静寂。
 不意に呼ばれた気がして、目を向けた路地の奥深くで。
 何かが煌めいた。
「……鏡?」
 刹那、罪なき少女は引き裂かれるような悲鳴を上げる。
 再び怯えだす人々。身構える猟兵たち。
 その全員の意識へと、それは直接語りかける。
 此方に来て、私を視て、と。
音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより



 酷い現場だと思った。
 マイクもカメラもライトもない。ということは地上波でも配信でもない。
 というかスタッフもいない。まばらな人影は観客ですらない。
「じゃあそもそも現場ですらなくない……?」
 どうなっているのよプロディーサー、と問い質すことすら叶わない。
 何の因果か、降り立ってしまった此処は戦地。
 助けを求める人々の視線が突き刺さる。
 鏡の形をした何かが頻りに語りかけてくる。
 此方に来て、私を視て――。
「~~~~~!!」
 早くもストレスが限界に達しようとしていた。
 音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)は陰湿、根暗、不幸とネガティブ三種の神器を兼ね備えたネガティブアイドルなのである。
 こんな環境に放り込まれて長く耐えられるはずがないのだ。それでも精神的疲労で押しつぶされそうな心の中に微か光る『私はアイドル』『番組存続』という金科玉条が、鬱詐偽にこの場から逃げ出すことを許さない。
 身動きの取れないまま、鬱詐偽は猜疑心と恐怖心に溺れていく。
 やがて――箍は外れた。一向に止むことのない鏡の声で、ポンと軽く外れた。
 来い、視ろ、来い、視ろ、と。耳でなく心に語りかけてくる異様な鏡。
 恐ろしくないはずがない。溢れ出した恐怖は数多のバロックレギオンを生み出し、その元凶となった鏡の元へと殺到する。
 瞬間、向こうからも正しく写し鏡というべきものが放たれた。
 同じような面。同じような技。
 ――これは一大事だった。アイドル界でキャラ被りは致命的だ。
「な、なんなのよ、もう!」
 悲鳴じみた叫びに、仕事を奪われるのでは、と新たな猜疑心が重なる。
 それはさらなるバロックレギオンを生み出す源となり、同時に真贋を決定づける証左ともなった。
 本物の後ろ向き加減をナメてはいけない。鏡ごときが容易く真似られるはずがない。バロックレギオンの形をしたネガティブ感情同士がぶつかりあって、生き残った幾つかが鏡へと迫る。
 かくして邪な鏡は傷つき追い立てられ、そんな事に達成感など微塵も感じていない鬱詐偽は、この場から一刻も早く逃れたいと願いつつもぎこちなくポーズなど決めてみせた。
 何だかんだ言って、アイドルなのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)



 亀の甲より年の功、とはよく言ったものだ。
 鏡にテレパシーのようなものを送られようとも、生気を吸い取るような邪鏡の渦迷宮に放り込まれようとも。
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)はまるで動じていなかった。
 何せ齢百を超える本物のババアである。これまでに渡り歩いてきた数多の戦場、くぐり抜けてきた数々の窮地、踏み越えてきた強敵の屍を思い返せば、現状など取るに足らない些事なのだろう。
「全く、面倒かけるんじゃないよ」
 そうボヤきながら、グレナディンは迷宮の壁をブラスターで撃ち抜く。
 道なりに進んでいくなんて悠長な事はしていられない。終点までの最短距離なら作ってしまえばいい。
 渦の中心に向かって淡々と。グレナディンは前進と破壊を繰り返す。
 それは邪鏡にとって信じがたい光景だったに違いない。
 迷宮はただの迷宮にあらず。魂を掠め取り、鏡の損壊を拒絶する結界の如き術。
 何故、こうも容易く――と、顔のない邪鏡では焦燥を窺う事も出来ないが。
 強いて言うならば、やはり相手が悪かったのだ。
 百歳を超えて尚、猟兵として働くような老婆である。
 その盛んな魂が姑息な迷宮如きで削り取れるはずもない。
「婆だからって甘く見たのかい?」
 とうとう終点に辿り着いたグレナディンがニタリと笑って銃を構える。
 至近距離から放たれた全力の一撃は、邪鏡を深く貫いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ウィルヘルム・スマラクトヴァルト(サポート)
『緑の騎士の名にかけて、世界も人々も護りましょう』
エメラルドのクリスタリアンの騎士、25歳の男。
騎士として脅威に立ち向かい、人々を、ひいては世界を護るのが自身の在り方。

普段は物腰柔らかく穏健。口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」。
敵には勇猛果敢かつ荒々しく挑む。口調は「勇猛(私、貴様、だ、だな、だろう、なのか?)」。

戦闘スタイルは斧槍と盾による白兵戦。キャバリア戦も可。
UCは状況に合う物ならどれでも使用し、死の危険さえも厭わない。
窮地にある味方や人々を、身を挺して盾となり庇うこと多々。

NG:一般人への加害、お色気系依頼、他の猟兵に迷惑をかける、公序良俗に反する



 平穏な街に訪れた危機。無辜の人々の窮地。
 騎士として看過できない事態に、自然と力が籠もる。
「緑の騎士の名にかけて――!」
 ウィルヘルム・スマラクトヴァルト(緑の騎士・f15865)は斧槍と盾を構え、威風堂々と敵に挑む。
 相手は邪鏡――否、それが生み出した己の幻。
 緑の瞳、緑の髪、緑の肌、緑の武具……似ているのは見た目ばかりでなく。
 盾の扱い、斧槍の取り回し。誠実に積み重ねてきた戦いの経験でさえも模倣されているとなれば、相対する最中に湧き上がる感情は苛立ちか。
「貴様……!」
 自分と瓜二つの姿に向かって罵るように言えば、敵は本物が浮かべるはずもない邪悪な笑いと共に斬りかかってくる。
 突き出した盾から伝わる衝撃に歯を食いしばって、尚も繰り広げられる応酬。
 その狭間にウィルヘルムは思案する。
 正しく写し鏡の如き存在を打ち破るに相応しいものは何か。
 それは――。
「私の、騎士としての在り方だ!」
 渾身の一撃が贋作の盾を打ち砕く。
 外見や技を幾ら精密に真似ようとも、決して鏡には映らない心。意志。精神。
 それらこそがウィルヘルムをウィルヘルムたらしめているものであって、それを持たぬ贋作に本物が倒せるはずもない。
 己の分身を両断した緑の騎士は、その勢いのままに此度の元凶へと攻めかかる。
 重厚な大盾も破った斧槍での一振り。
 邪鏡に守りの術はなく、鏡面には地割れの如き痕が刻まれるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
戦闘面では、大剣と、黒い十字架をメインに使用した近接戦闘が基本で、UCや銃での中遠距離での戦闘をこなします。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
特に無意味な殺生と、親子に対する事象には過敏に反応します
 ※アドリブ、連携歓迎



 オブリビオンである鏡が己の姿を映す。
 其処に何らかの想いを抱く間もなく、鏡像は紛い物の魂と微かな意思を宿して動き出す。
 大剣と黒鎧、黒い十字架。そればかりか纏う地獄の炎までもが同じ色とくれば、いよいよ傍目にはどちらがどちらか分からない。
 けれども口数の少なさ故か、向かい合う二人のヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)は、真贋を語るに言葉を用いず。蒼炎揺らいだ後に響くのは、剣戟の音。
 一つ、二つ、三つ。始まってしまえば途絶える気配はなく、刃は正しく鏡写しのように同じ軌道、同じ力、同じ意図で振るわれて――。

「俺も随分と軽く見られたものだな」
 刃打ち合う音の狭間、ぽつりと零れ出た言葉に片側の蒼炎が激しく燃えた。
 刹那、横薙ぎに振るった剣は模造のそれを弾き飛ばし、続けざま上段から繰り出す一撃が鏡像を両断する。
 所詮、偽物は偽物に過ぎなかったのだ。鏡には決して映らない血の因果、身を焦がすような復讐心。ヴェルンドの姿形をどれほど精巧に捉えたところで、それらを欠いていては本物に成り代われるはずもない。
 そして鏡像を破られた今、オブリビオンである鏡には抗う術さえない。
 殊更、強烈に燃え盛る地獄の炎。
 その力によって大いに強化された斬撃は、鏡に猛獣の爪牙の如き痕を与えてみせた。

成功 🔵​🔵​🔴​

下原・知恵(サポート)
「話は聴かせてもらった。つまり……ここは戦場ジャングルだな!」
◆口調
・一人称は俺、二人称はお前
・ハードボイルド調
◆癖・性質
・公正と平等を重んじ、己を厳しく律する理想主義者
・自分の現況を何かにつけてジャングルとこじつけたがる
◆行動傾向
・己を顧みず同志の安全と任務遂行を優先する(秩序/中立)
・UDC由来の人工心臓が巨大ゴリラの変身能力をもたらす
・ジャングルでの戦闘経験から過酷な環境を耐え抜く屈強な精神力と意表を突くゲリラ戦術を体得している
・とりあえず筋力で解決を試みる。力こそパワー
・手軽に効率よく栄養補給できるバナナは下原の必需品
・生真面目がたたり、意図せずとぼけた言動や態度をとることがある


ヘンリエッタ・ネクサス(サポート)
「状況:能動的脅威を検知/脅威度=グレードⅣ――任務遂行を最優先」
◆口調
・一人称はボク、二人称はあなた
・誰でも丁寧な口調。語彙は硬く、形式的
◆特技・性質
・全身を機械的に強化されており、常人以上の身体能力と反応速度を有する
・USBで充電可能
◆行動傾向
・とあるヴィランの組織の尖兵として造られた宿命に抗うべく、猟兵として活動しています
・体内に武器やセンサー等を格納しており、状況に応じて展開します
・強化頭脳は動作のムダを省きます
・私情や一般的道徳に囚われることなく、合理的な行動に徹します(中庸/中立)
・感情表現を学習途中なので無機質な印象を与えがちですが、実は人情を重んじ、真顔でジョークを言います



 どこまでも同じような色ばかりが続く景色。
 陰鬱な気配。肌に纏わりつくような不快感。
「……ここもまた戦場ジャングルというわけだな!」
「どちらかといえば戦場ダンジョンではないでしょうか」
 不敵な笑み浮かべる下原・知恵(ゴリラのゲリラ・f35109)の言を、ヘンリエッタ・ネクサス(棄てられた少女兵器・f35114)がやんわりと訂する。
 其処には木々も蒸し暑さもなく、ただ延々と鏡の迷宮が広がっているばかり。従って単に言葉の意味だけをなぞるのであれば、ヘンリエッタの方がより適切ではあった。
 だが、たとえどんなルビを振ろうとも、この場が『戦場』であることに間違いはない。
「この程度の戦場ジャングルで俺を殺せるかな?」
 言うが早いか、知恵は自動小銃を構えて駆け出す。
 その大きな背に再度の訂正を投げかけるのは明らかに徒労であって、ヘンリエッタも体内に格納していた各種センサー類を稼働させながら後を追っていく。

 それから暫くして。
「大した戦場ジャングルじゃねぇか……」
 知恵は片手にバナナの皮を携え、息も絶え絶えに言った。
 それを喉につまらせた――訳ではない。内に囚えたものの魂を奪うという鏡の迷宮の効果が、知恵とヘンリエッタを少しずつ、しかし着実に蝕んでいるのだ。
 肉体や精神の根源とも言える部分への攻撃であるのだから、栄養満点の果実を貪ったくらいではどうにもならない。
 一刻も早く迷宮の主を打ち破り、此処から抜け出さなければ……と、そんな焦燥を抱いてもおかしくのないところ、ヘンリエッタは消耗を噯にも出さず先を指差した。
 センサーが捉えたあらゆる情報が、其処に聳える一枚を鏡だらけの世界の創造主だと示している。
「そうと判れば――!」
 知恵はバナナの皮を放り捨て、ついでに小銃もぶん投げた。
 敵は鏡。鏡は割れるもの。割るなら鉛玉などより相応しい武器がある。
 拳だ。
 唸り声と共に振り上げられる大猩猩の豪腕。先んじてヘンリエッタが左前腕に仕込んだ電磁投射砲を放てば――二人の攻撃で粉々に砕けるかと思われた鏡は、差し向けられた力を受けて尚、悠然と佇む。
「馬鹿な……ぐ、う……っ!」
 目を見開いた知恵が、そのまま胸元を抑えるようにしながら膝を折る。
 よもやの事態にヘンリエッタも駆け寄ろうとした。だが、把握出来るだけの情報と強化された頭脳が導き出す答えは、其方に可能性を示していない。
「――任務遂行を最優先。攻撃を続行します」
 状況を打開しなければ共倒れだ。傍らの巨躯から目を切って、ヘンリエッタは左前腕にプラズマの刃を生成すると、鏡へ果敢に向かっていく。

 同時に、ゆらりと現れた影が鏡に襲いかかった。
 立ち上がった知恵……ではない。バイオモンスターの巨躯は迷宮に突っ伏したままで瀕死の状態にあり、それをトリガーとして召喚された影は戦場の亡霊と喚ぶべきもの。
 ――そう、亡霊だ。革命を為すべく戦場ジャングルを彷徨う亡霊。そこに鏡の迷宮が奪うべき魂など存在しない。あるのは目的を果たそうとする意志。その為に振るう力。
 ヘンリエッタのプラズマに焼き切られた鏡が、炸裂する亡霊の巨拳によって木っ端微塵に砕かれる。
 途端に迷宮から解放された二人の周りで、光の粒子のようになった鏡はすぐに跡形もなく消え去っていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 日常 『地下ライブハウス』

POW   :    魂に響くシャウトや、気合いの入ったエールで盛り上げる

SPD   :    超絶技巧のパフォーマンスや、キレのいい合いの手で盛り上げる

WIZ   :    心を震わせるソングや、想いを込めたメッセージで盛り上げる

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒や薬の扱いに長けている
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


月杜・屠(サポート)
大人びていて飄々としたタイプのくの一
臨機応変な柔軟さが信条ね
仕方ないわね、といいつつの面倒見のよさ有り
他の猟兵のフォローなども進んで行うわ
身体能力が非常に高く、忍びならではの身軽さや体捌きを重視しているわ
生業のせいか、人の生き死にに対しては割り切っていて非情な態度を取ることが多いわね
とはいえ、無益な殺生は好まず不要な争いは避ける傾向で、その辺りの搦手は、くの一的な手法を取ったりもするわ
スキルとUCは使い時には使用をためらないタイプよ
NGなし、基本お任せとアドリブは大歓迎


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ



 元凶たるUDCを退ければ、街は平穏を取り戻す。
 しかしながら、幾ばくかの爪痕は残された。不幸にも理外を目の当たりにしてしまったが為に、そちらへと引っ張られかけている者たち。そんな彼らを平々凡々たる日常の中に溶け込む一般人へと戻すべく、猟兵たちは対象者を現場近くにあった地下のライブハウスへと収容した。
「此処なら外から見える事もないし、防音もしっかりしてる。丁度いいわね」
 そう語ったバジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、怯えた目の少女を手早く診察していく。
 曰く、本業は医師――でなく薬剤師。その知識も、どちらかと言えば癒やすより侵す方に通じているようだが、それでも応急処置くらいであれば十分心得ているし、生来の気質からもじっとしてはいられなかったのだろう。
 とはいえ、猟兵の活躍もあって大きな怪我をした者は見受けられない。混乱の中で転びでもしたか、軽く薬を塗っておけば済むような擦過傷がせいぜいといったところだ。
「医学医術でどうにかするのはここまでね」
「それじゃ、次はこっちよ」
 お年寄りか幼子でも介抱するかのように言って、月杜・屠(滅殺くノ一・f01931)がバジルの処置した少女を引き継ぐ。
 幼少の頃より非凡な才を発揮していたという忍びがそのような事を進んで行っているのも、やはり面倒見のよさという一言に尽きるのだろうが――そもそも暗殺術に長けた忍者が皆、無法の殺戮者という訳ではなく。
 むしろ無益な殺生を好まず、不要な争いを避け、己が力を振るうべき時にのみ振るう。そうした屠のような者こそが、真に一流と呼ばれるべき忍であるはず。
 もっとも、肩を貸されている少女はそのような事を知る由もない。夢と現の狭間のような感覚の中で辛うじて分かることは、何やら綺麗な金髪のお姉さんに助けられている、ということくらいだろう。
「……はい、それじゃここに座ってね」
 足元の覚束ない少女を苦もなくパイプ椅子まで運んで、屠はその向かいに腰掛けている少年へとバトンを渡す。
 こほん、と一つ咳払いをする音がして、それは少し遠ざかるように座り直すと――少女に銃を向けた。
 緊張が走る絵面だが、しかし筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)の手にあるそれは日頃武器として使われている熱線銃でなく、UDC組織から借り受けた記憶消去銃だ。
 引き金を引けば光が迸り、対象からUDC関連の記憶を消し去ることが出来る。
「……いくよ、目を逸らさないようにね」
 一応の断りを入れてから指に力を込めれば、暗いライブハウスの中を一瞬の閃光が照らした。
 少女の身体も一度小さく震えて――それが収まってから程なく、生気を取り戻した瞳は、記憶の空白を埋める何かを探して左右を見回す。
 当然、そんなものは何処にもない。故に視線は再びトオルへと戻って、人見知りの少年はそれから逃れるように仲間の方を見やった。
「はーいお客さんこっちデスよ」
 些か上滑りした調子で言って少女を立たせ、そのままぐいぐいと背を押していくのは試作機・庚(裏切者トリプルクロス・f30104)だ。
 その役割は、謂わば治療の総仕上げ。
「それでは、イッツショータイム、デスよ!」
 言うが早いか、ステージを示してみれば――忽然と流れてくる音楽に合わせて、幾人かのボディービルダーが己の肉体を見せつけるようにポーズを取り始めた。
 あまりにも唐突な現象は、勿論ユーベルコードが引き起こしたもの。その効果は……“よくわからんけど多分感動じゃね?という感情を与えること。
 ややアバウトではあるが、しかしUDCが起こした事件に巻き込まれた人々を日常へと送り返すには、何があったのか、何故このような場所にいるのか、そうした事を再び疑問に思う隙さえ与えないくらいの力技じみた手段が丁度いい。現に少女も筋肉に目を奪われて、それ以前の事などすっかり気にもしなくなったように見える。
「――これでめでたしめでたし、ハッピーエンドってわけデスね」
 新たなポーズを決めたマッチョたちを見やりつつ、庚は胸を張るようにして宣った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年09月02日


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#UDCアース


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は馬県・義透です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト