【決戦】キンブレとスーパー怪人を倒せ!
●出でよスーパー怪人
キングブレインキャッスルを完成させた猟書家『キング・ブレイン』は、ブレインバイシクル1号をセットする事で世界中にコンコンコンを……ではなく、スーパー怪人軍団を送り込もうとしていた。
『さあ、猟兵に見つかる前に旅立つのだ、スーパー怪人達よ!!! ……おや、なんだかキマイラフューチャーがふたつに割れてませんか??? メンテナンスルート? なんですそれ???』
何をやらかしてしまったのか、キング・ブレインは知るよしはない。ドン・フリーダムのCGは何も教えてくれなかったらしい――。
それはともかく、スーパー怪人が100人程突撃していく。ただし、3人組なので300人だが。
『ふぅぅぅぅんっ!!』
『我が肉体こそ最強!!』
『魅せてやろう……肉体美という物を』
これがあと99組居るのである。とてつもない物量の集団戦になる事は、間違いなかった。
●グリモアベース
「何してるのよキング・ブレインっ!!! 戦争みたいな事引き起こしてるんじゃないわよ!!!」
グリモア猟兵のジェルダ・ヒーメィ(銭の亡者・f27900)は憤慨した。
「まぁ、それ以外にもとんでもない事引き起こしてるんだけど! 順を追って説明するわね。割れたキマイラフューチャーの隙間からキングブレインキャッスルを目指してもらうんだけれど……3人組の『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』が100組居るわ。つまり300匹いるのよ。でも追加ユーベルコードで《グラウンドクラッシャー》を覚えてるから、破壊の限りを尽くされないように対処してね。まぁ、それ以外のユーベルコードがポージングなんだけれども」
ちなみにグラウンドクラッシャーは「単純で重い【武器】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される」という物である。ポージングされた後に使われてはひとたまりも無さそうだ。恐らくポージングの最中に倒してしまった方がいい、300匹を。
「そしてキング・ブレインとの決戦! だけど何故か『日直式キング・ブレイン四天王』がいるから4人足して5人を相手どる必要があるわ。間違いなく強敵よ。で、倒すと自爆装置を起動するから……冥途の土産にデビルキングワールドの話でもすると喜ぶんじゃないかしら?」
そう言って、グリモアを起動するジェルダ。
「それじゃあ、頑張ってきてね!」
転移を開始する彼女の顔は、どこかキング・ブレインに引いている引きつった表情だった――。
椿油
椿油です。戦争翌月の戦後シナリオとか出ている所にキング・ブレインがやらかした決戦シナリオをお届けします。
第1章は100組の『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』との集団戦です。3人いるフラグメントなので実は300人います。ポージングというタメ攻撃の「タメ」みたいな技があるので、ポージング中に倒してしまうのが有効かもしれません。いきなりグラウンドクラッシャーしてくる可能性もありますが。
第2章は猟書家『キング・ブレイン』と4人の四天王とのボス戦です。ボス戦フラグメント5人分を相手にするような物なので強いです。四天王の特徴は、第2章突入時の断章で追加します。
第3章は自爆装置を起動させたキング・ブレインと最期の話をします(猟兵は自爆からは簡単に逃げられます)。20回倒せば完全に滅ぼす事が出来ますが、19回目まではドン・フリーダムのCGが城ごと再生させてしまうので、複数シナリオに参加すれば何回でも話が出来る計算になります。デビルキングワールドの話をしてあげると喜ぶかもしれません。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 集団戦
『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』
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POW : ポージング
自身の【逞しい肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD : ポージング
自身の【躍動する肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ : ポージング
自身の【洗練された肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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『フゥゥゥン!!』
『フゥゥゥン!!』
『フゥゥゥン!!』
アルパカマッスルブラザーズが3人いる。
『『『フゥゥゥン
!!!!!』』』
これがあと、99組いる――それぞれグラウンドクラッシャーを持った上で。
悪魔のコンボをされる前に、何としても倒さなくては。
※なお判定の都合上、1アルパカマッスルブラザーズにつきグラウンドクラッシャーを使える権利は1回とします。
アルテミシア・アガメムノン
ほほほ、早いものでキング・ブレインさんとも最終決戦ですわね!
魔界の先達の不祥事。魔界の王として治めなければなりません。
ということで量産怪人の皆さんには悪いですがまともに相手をしてあげる時間はありません。サヨウナラ!
開幕先制(先制攻撃)で『黄金の暴嵐』を発動!
戦場全体に黄金の神雷と滅びの暴風を吹き荒ばせて量産怪人軍団を吹き飛ばしましょう。
とはいえキングブレインさんに鍛えられているスーパー怪人。
生き残りが居るかもしれません。
ですが、心配無用です。継続ダメージと行動不能のBSが残っている内に『黄金の暴嵐』のおかわりです!(2回攻撃)
「ほほほ、早いものでキング・ブレインさんとも最終決戦ですわね!」
『あ、あれは!!』
アルパカマッスルブラザーズの一部が驚く。7thKING、アルテミシアが直々に裁きを下しに来た。
「魔界の先達の不祥事。魔界の王として治めなければなりません」
『な、何を……我々にはポージングという素晴らしい能りょ』
「ということで量産怪人の皆さんには悪いですがまともに相手をしてあげる時間はありません。サヨウナラ!」
フゥゥンとポージングをするより前に発動されるはアルテミシアのUC《黄金の暴嵐》。掌より放たれる黄金の神雷と滅びの暴風がアルパカマッスルブラザーズを襲う。
『ぬぅぅぅん!!?』
あ、現KINGだ――などと考える前に吹っ飛んだ彼らおよそ96組。まだ4組12人が残っていた。
『お、恐ろしい……あれが現デビルキング!!』
『キング・ブレイン様からデビルキングの話は聞いてはいたが……!』
『むぅぅん』
やたらと情報通な生き残ったアルパカマッスルブラザーズ達は、行動不能の状態異常でポージングが出来ないまま傷ついていく。
そして、未だ残っていた12人には黄金の暴嵐のおかわりが届いて今度こそ全員吹っ飛んだのだった。
大成功
🔵🔵🔵
馬県・義透
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友
第三『侵す者』武の天才
一人称:わし 豪快古風
武器:黒燭炎
深く考えないタイプなのだが
濃いわ!!さすがキマフュというところか?
で、まあ…ポージングするために不利でも…うむ。
ならば、このUC使うことにするか。
…うむ、肉体誇示するなら、避けようがないのよな。
そしてまあ…うん。内部からの破壊であるから、強烈に痛い。
さらにいえば、グラウンドクラッシャーするにも出来んのよ…武器であろう肉体がボロボロであるからな。
わし、似たようなのできるから、「これやられたら嫌だな」を考えておるからなぁ…。
『侵す者』として現れた、義透。開口一番に放った台詞は。
「濃いわ!!」
300人の
マッスルメンがいるキマイラフューチャーの中央部。
「さすがキマフュというところか?」
さて、相手がポージングをするのなら対抗としてUC《四更・雷》を発動した義透。
『ふぅぅん!!』
肉体の誇示をしている所に、700本の追尾機能付きの生命力を吸収する呪詛の矢が放たれた。
『ぬわぁぁぁぁ!?』
もちろん、当たるととても痛い。
「……うむ、肉体誇示するなら、避けようがないのよな」
『今のは……今のは痛かったぞ猟兵
……!!』
グラウンドクラッシャーしようとするが、生命力を吸収されているのと呪詛の力だろうか、筋肉への負担は半端ではない。肉体武器は振り下ろしようが無かった。
『筋肉痛より痛いぞ……猟兵……』
「わし、似たようなのできるから、『これやられたら嫌だな』を考えておるからなぁ……」
『えっ……』
対策もばっちりしてある義透。意趣返しも恐らく可能なのだろう……全アルパカマッスルブラザーズが恐怖を覚えた。
大成功
🔵🔵🔵
上野・イオナ
ついに始まってしまったのか、
ブレブレとの決戦が!!!
キング・ブレイン非公式ファンクラブ『KKKK』の一員としてじっとしては居られない!
UC【手作り侵略蔵書「『KKKK』会誌」】使用
君達もブレブレの配下になったということはブレブレの素晴らしさが分かるはずだ!
洗脳光線を放ちポージングを解除させる。
仲間達にブレブレの様子を伝える為に奥へ行かせてもらうよ!
※アレンジ・連携歓迎
「ついに始まってしまったのか、
ブレブレとの決戦が!!!」
イオナは《キング・ブレイン非公式ファンクラブ『KKKK』》の会員である。ならばブレブレが動き出したと言われたらじっとしていられないのがファンの性。
『ふぅぅぅん!!』
ポージングをするアルパカマッスルブラザーズ達に対し、イオナはUC《手作り侵略蔵書「『KKKK』会誌」》を発動し、ファンクラブ会誌を取り出した。
「君達もブレブレの配下になったということは――ブレブレの素晴らしさが分かるはずだ!」
『そ、それは……キング・ブレイン様の記録が全部載っているだと!?』
『見せろ!! 見せてくれ!!』
300人がギュウギュウ詰めで会誌の虜になったところで、会誌から放たれるのは洗脳光線。
――ぽーじんぐ? ぐらうんどくらっしゃー? なんだっけ。
「仲間達にブレブレの様子を伝える為に奥へ行かせてもらうよ!」
『いってらっしゃい!』
『それじゃあ我々は会誌読んでるからな!』
『達者でな!』
「(召喚物だから後で消えてしまうけど……まぁ、いいか。彼らも虜になってくれたのだから!)」
イオナは嬉しさで胸の鼓動が抑えられないまま、奥へと向かったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
エル・クーゴー
●WIZ
メンテナンスルートの開放を確認
現場へ急行します(推力移動+空中機動で飛んでく)
アルパカマッスルブラザーズを目視で捕捉――
(作戦を考える)
(おもいついた)
――躯体番号L-95
当機はボディビル大会のガヤに高い適性を発揮します
・ユベコ発動、マネギ達にボディビル大会の壇上っぽいのを建造さす
・そしてアルパカ達へ応援!
・内容は勿論「僧帽筋キレてるニャーン」「腹筋バキバキニャーン」「肩に割れたキマフュー半分乗せてんのかニャーン」といったあれそれ!
・筋肉をおだてて、できるだけ長くポージングしててねっていう策だ!
・そして誰か味方に攻撃ブッぱなしてもらおう
・自分もアームドフォートをブッぱなしておく(砲撃)
「メンテナンスルートの開放を確認。現場へ急行します」
エルは急いでメンテナンスルートの空間を飛翔していく。
「アルパカマッスルブラザーズを目視で捕捉――」
『ふぅぅん!!』
さて作戦はどうしようか――何かを思いついたエルは、アルパカマッスルブラザーズ達に言い放った。
「――躯体番号L-95。当機はボディビル大会のガヤに高い適性を発揮します」
UC《マネギ・カーペンターズ》を発動し、羽が生えたデブ猫のような機械兵器『マネギ』がせっせとボディビル大会会場を建設していく。
『むぅぅん……!? そ、それは……』
ボディビル会場が出来た事で、アルパカマッスルブラザーズは皆そこに詰め寄った。そして檀上のアルパカマッスルブラザーズをマネギ達が賞賛している。
「僧帽筋キレてるニャーン」
『ふははは!! 素晴らしいだろう!!』
「腹筋バキバキニャーン」
『そう、この割れ具合こそ至高!!』
「肩に割れたキマフュー半分乗せてんのかニャーン」
『はっはっは!! 良い誉め言葉だキミ!!』
彼らがポージングをしている間に――エルは【L95式アームドフォート】を思いっきりぶっ放した。
「作戦成功」
300人が倒れたのを確認したのち、キング・ブレインの所へと向かうエルであった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『猟書家『キング・ブレイン』』
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POW : 侵略蔵書「スーパー怪人大全集(全687巻)」
【スーパー怪人大全集の好きな巻】を使用する事で、【そこに載ってる怪人誰かの特徴ひとつ】を生やした、自身の身長の3倍の【スーパーキング・ブレイン】に変身する。
SPD : 本棚をバーン!
【突然、背中のでかい本棚を投げつけること】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【リアクションをよく見て身体特徴】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ : 脳ビーム
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【脳(かしこさを暴走させる)】属性の【ビーム】を、レベル×5mの直線上に放つ。
👑11
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『ブレブレブレブレブレ! まさかこんなにも早く辿り着いてしまうとは! だが吾輩に心酔してくれた四人の四天王の存在を忘れては困る! 四天王だから四人なのは当たり前? こほん――失敬! 誰にだってミスはある』
キング・ブレインが早速面白いボケを披露してくれた所で、日直式四天王の紹介に移った。
『妾は猛毒のクイーンビー! 毒が刺さればイチコロぞよ! おーっほっほっほ!』
『私は快楽のスロットキング……さぁスロットで遊べ……スロットで遊べ……』
『僕は全知のベルーガプリンス! さぁ何でも質問してみてよ! 君を滅茶苦茶に倒した後に答えてあげるよ♪』
『我は筋肉のアルパカイザー! 筋肉を統べる王である! 筋肉で語り合おうではないか!! ふぅぅんっ!!』
『……吾輩がかすんで見える王族率である……』
クイーンとキングとプリンスとカイザー、この四人も同時に相手しなくてはならない――果たして、どうなる。
※クイーンは毒針、キングは誘惑、プリンスは蹂躙、カイザーは筋肉で攻撃してきます。
エル・クーゴー
●対クイーンビー
・ビーの気を惹いて逸らす狙いで、ドローン『マネギ』に蜜をたっぷり湛えてそうなお花を持たせ、その辺に飛ばす
●対スロットキング
・出目パターンから設定を見切り一番出るやつに固定されるようハック(瞬間思考力+ハッキング)、とっとと777叩き出し胴元が破産するようにする
●対ベルーガ
・ショックを与える狙いで「お前を消す方法」って入力
●対アルパカ
・筋肉?なら相手は徒手白兵戦か
・であればアウトレンジから飛び道具を無慈悲にただただ射掛ける
●対ブレイン
・本棚が飛んで来た瞬間の後の先を【クイックドロウ】の要領で狙い澄まし、その本棚含め上記の全敵性も射界に納め【オーバードライブ】発動、一挙打撃を計る
エルはまず、クイーンビーを相手どる事に。
『ほっほっほ、妾の毒針攻撃に敵うはずが』
即座にエルは【ウイングキャット『マネギ』】に蜜をたっぷり蓄えた花を持たせて飛ばした。
『蜜!! 妾の蜜ぅぅぅ!!』
すぐにどこかに消えていったクイーンビー。
『クイーンビーのようにはいかぬ……スロットで遊べ……遊べ……』
エルはスロットキングの出目を見て、777が揃ったパターンが出るようにハッキングした。ジャリンジャリンと湧いて出て来るコイン。
『な……そんなに稼がれると……困r』
――チュドーン!!
破産したからか、スロットキングは派手に自爆した。
『ふふふ、僕はその手には乗らないよ♪ さぁ知りたい事はあるかい?』
ベルーガプリンスがふよふよと挑発しながら飛んでいる。
「では、『お前を消す方法』を」
エルがそう言った途端、ベルーガプリンスは発狂した。
『ああああああアアアアアァァァ!!!』
『彼奴らのようにはいかぬぞ、我がカイザーナックルを喰らうが』
アルパカイザーにはL95式のアンチマテリアルライフル、アサルトライフル、ブラスター等を喰らわせていく。
『遠距離から攻撃だと……ぐはああぁっ!!』
『ブレブレブレ、全部対応しきるとはやりますな――本棚を喰らえ!!』
キング・ブレインがバーンと倒そうとした本棚には瞬発的にUC《オーバードライブ》を発動、照準を放棄した火力に全振りの全周砲爆撃を放ち――四天王含め勢いよく吹っ飛んだのだった。
『今の猟兵何でもありじゃない???』
「埒外ですので」
吹っ飛んで行く瞬間キング・ブレインが放った一言にそう返した、エルであった。
大成功
🔵🔵🔵
馬県・義透
引き続き『侵す者』
濃い。いや本当に濃い。
まあ…長い付き合いなのよなぁ。
で、な?毒針は回避に毒耐性、誘惑は…そもそもスロットってなんじゃ?(触ると何もしてないのにジャミングして機械壊す人格)
全知というなれば、これからのUCが何を起こすか…答えてみよ。
あと、筋肉はさっき見た。四天霊障(生命力吸収つき)を食らうが良い。
UCはな、使うと『炎の津波』よ。言っとくが、賢さ暴走させると制御不能で…。
四天結縄まで解放されるし。それでわし対応厄災『大火』加わって、ファイヤー大惨事になっても知らんからな?
『理性ある悪霊』が賢さ暴走で『理性なき怨霊』にクラスチェンジ?するから、まあそうなる。
『侵す者』の義透、相変わらずの面子の濃さに困惑していた。
「濃い。いや本当に濃い。まあ……長い付き合いなのよなぁ」
『ふぅ。さっきは蜜を飲んで休憩しただけぞよ……毒針喰らうがいいわ!!』
サッと回避した義透。スロットキングに近寄って、触ってみる。
「……そもそもスロットってなんじゃ?」
――『侵す者』は、機械に触れるとジャミングする体質だった。
『お金かねかねかねをいれいれいれいれいれいれててくだくだsssss』
見事にスロットキングはバグが発生したゲーム機のように壊れた。
「全知というなれば、これからのUCが何を起こすか……答えてみよ」
と言って、四天霊障に生命力吸収能力を持たせた上でアルパカイザーにダメージを与えつつ、UC《四悪霊・『階』》を発動してベルーガプリンスに問う。
『ぐああああああ!! 我が筋肉がぁぁぁ!!』
『うるさいよ! えーっと属性と自然現象を合成した現象だから、氷の津波か炎の竜巻だね! 間違いない』
答えはどっちでもなく、『炎の津波』であった。更に『侵す者』の義透が【四天結縄】を解放した事によって、四天結縄の災厄に『侵す者』の『大火』が追加され、現場は大火事になる。
『おのれ、こうなったら吾輩の脳ビームを喰らいなさい!!』
義透が脳ビームを喰らった事で……賢さが暴走して制御不能の暴走状態になった炎の津波。
『何、逆効果ですと!? あっ誰か本棚鎮火させて! ちょっと誰か!!』
現場は大変な騒ぎになっていった。
大成功
🔵🔵🔵
アルテミシア・アガメムノン
ほほほ、キング・ブレインさん、ごきげんよう!
四天王の皆さんも個性的で良い感じですわね!
とは言えここからは魔王と魔王の戦いです。貴方達はこちらの相手をしていなさい。
と『魔王の肉体』から発せられる決して尽きない無限の魔力を捧げ『焔神の乱舞』を発動。出現した高速旋回する複数の大焔球が四天王を襲います!
その間にキング・ブレインさんと決戦です。
『黄金の神剣』で脳ビームを斬り裂きましょう。
そうやって敵UCを防いでいる間に実はまだまだあった大焔球の群れがキング・ブレインさんを襲います!
この大焔球、魔力を捧げて創造するのですが……実はわたくし魔力量には自信がありますの。(無限)
「ほほほ、キング・ブレインさん、ごきげんよう! 四天王の皆さんも個性的で良い感じですわね!」
『おやおや7thKING、お噂はかねがねですぞ!』
『あ、どうも現KING殿。妾達にも挨拶して下さるとは光栄ぞよ』
『スロットで遊んで下され……』
『僕に何か問うてもいいよ!』
『我が筋肉と遊ばないか!?』
濃いメンツがわらわらと寄って来る。
「とは言えここからは魔王と魔王の戦いです。貴方達はこちらの相手をしていなさい」
UC《焔神の乱舞》を発動し、アルテミシアの魔力を捧げたことにより触れた存在を任意で消滅させる大焔球が複数個召喚された。
『あっ毒針が消える! その前に燃えるぞよ!!』
『放出されたコインが……! 折角スロットが揃っていたのに……』
『ぎゃー!? 僕も燃えちゃうよ!』
逃げ惑う四天王達。
『ふぅぅん!! 我が筋肉で止めてみせ――』
ジュッ。アルパカイザーが良い音をして焔に包まれた。
『良い奴であった……おぬしの事は忘れぬぞよ……』
と、騒いでいる四天王をよそに
黄金の神剣を構えてキング・ブレインと対峙するアルテミシア。
『ブレブレブレこれは強い! ……そんなに魔力を使ってしまって大丈夫です?』
脳ビームを断ち斬りながら、アルテミシアは答えた。
「実はわたくし、魔力量には自信がありますの」
そうアルテミシアが言った途端、キング・ブレインの周囲にも召喚される大焔球。
『えっ……誰か止めなさい!! 止めて!!』
キング・ブレインは焦って四天王に助けを求めた。
『無理だよ! もうアルパカイザーが炎の妖精みたいにメラメラ燃えてるし、僕の全知能力によるとクイーンビーもこれから燃えるもの!』
『妾が燃える……嫌じゃあ!!』
『コインがまた消えた……もう駄目だお終いだ……』
財源が減った事により落ち込むスロットキングに、とにかく逃げるクイーンビー、ベルーガプリンスは逃げる方向を全知で何とか予測したものの――キング・ブレインの周囲の大焔球を止められる四天王は誰一人いなかった。アルパカイザー? 南無三である。
『ひぃぃぃぃ!! 蔵書ごと黒コゲは勘弁!!』
とりあえず逃げるしかない、キング・ブレインであった。
大成功
🔵🔵🔵
「ほほほ、キング・ブレインさん、ごきげんよう! 四天王の皆さんも個性的で良い感じですわね!」
『おやおや7thKING、お噂はかねがねですぞ!』
『あ、どうも現KING殿。妾達にも挨拶して下さるとは光栄ぞよ』
『スロットで遊んで下され……』
『僕に何か問うてもいいよ!』
『我が筋肉と遊ばないか!?』
濃いメンツがわらわらと寄って来る。
「とは言えここからは魔王と魔王の戦いです。貴方達はこちらの相手をしていなさい」
UC《焔神の乱舞》を発動し、アルテミシアの魔力を捧げたことにより触れた存在を任意で消滅させる大焔球が複数個召喚された。
『あっ毒針が消える! その前に燃えるぞよ!!』
『放出されたコインが……! 折角スロットが揃っていたのに……』
『ぎゃー!? 僕も燃えちゃうよ!』
逃げ惑う四天王達。
『ふぅぅん!! 我が筋肉で止めてみせ――』
ジュッ。アルパカイザーが良い音をして焔に包まれた。
『良い奴であった……おぬしの事は忘れぬぞよ……』
と、騒いでいる四天王をよそに
黄金の神剣を構えてキング・ブレインと対峙するアルテミシア。
『ブレブレブレこれは強い! ……そんなに魔力を使ってしまって大丈夫です?』
脳ビームを断ち斬りながら、アルテミシアは答えた。
「実はわたくし、魔力量には自信がありますの」
そうアルテミシアが言った途端、キング・ブレインの周囲にも召喚される大焔球。
『えっ……誰か止めなさい!! 止めて!!』
キング・ブレインは焦って四天王に助けを求めた。
『無理だよ! もうアルパカイザーが炎の妖精みたいにメラメラ燃えてるし、僕の全知能力によるとクイーンビーもこれから燃えるもの!』
『妾が燃える……嫌じゃあ!!』
『コインがまた消えた……もう駄目だお終いだ……』
財源が減った事により落ち込むスロットキングに、とにかく逃げるクイーンビー、ベルーガプリンスは逃げる方向を全知で何とか予測したものの――キング・ブレインの周囲の大焔球を止められる四天王は誰一人いなかった。アルパカイザー? 南無三である。
『ひぃぃぃぃ!! 蔵書ごと黒コゲは勘弁!!』
とりあえず逃げるしかない、キング・ブレインであった。
●お知らせとお詫び
エラーにより二重にリプレイが投稿され、断章として挿入されてしまいました。飛ばしてお読みください。
ユニ・バンディッド
アドリブ歓迎
おうさま沢山。お宝もいっぱい持ってそうだよねー、下っ端泥棒の大仕事!。
悪魔的視力で動きを盗み先読み回避しつつ、賢者の石を、贋作錬成力をぶん回す【フェイクアップ!】【デモン・フェイカー】を同時発動。
キング・ブレインに四天王達の
武器・財貨を対象に
精巧なる贋作達を宙に生やし、更に大量の偽物砂金「詐銀」で模り成形した金銀砂贋の造形装飾「絢爛装飾」で存在感マシマシに豪華に飾り立てて。
毒針には毒針、誘惑には
誘惑、蹂躙には蹂躙、筋肉には肉襦袢、本棚には本棚で絢爛装飾を施した贋作達でお返ししてあげる!。
真贋大戦争だー!……っと手品師の要領で注目を集め逸らした隙に、デモン・フェイカーの本領発揮。それは贋作生成だけじゃないよ!真価は贋作対象となった「本物の操作権」を盗むこと!そのための
贋作、盗った「本物」を操って裏切りの咄嗟の一撃や同士討ちさせて騙し討ちに畳みかけるよ!。
「おうさま沢山。お宝もいっぱい持ってそうだよねー、下っ端泥棒の大仕事!」
ユニはシーフであり魔界盗賊、王様が目の前となればこれはやるっきゃないと目を輝かせながら四天王とキング・ブレインに対峙する。
『妾の毒を喰らうがよいぞよ!』
『回せ……どんどん回せ……堕ちろ……』
などと言ってくる四天王はひらりと躱し、贋作錬成力を底上げする【賢者の石】の力を込めながらUC《フェイクアップ!》および《デモン・フェイカー》を発動する。大量の偽物砂金「詐銀」で作り上げた金銀砂贋の造形装飾「絢爛装飾」に包まれた贋作四天王が現れる。
『わぁ! 僕の偽物!?』
『ふぅぅん……!! 我がマッスル同様だとでも
……!!』
何故かアルパカイザーだけ
ボロボロだが、全員が贋作と対峙する。真贋大戦争だ。
『ブレブレブレ、これはこれは! 中々煌びやかな戦いである!』
本棚の贋作に本棚をぶつけながら、四天王達と装飾された贋作四天王達を見てキング・ブレインは呟く。
「
それは贋作生成だけじゃないよ!」
『え???』
ユニの言葉にどういう事だろうとキング・ブレインが首を傾げていると、クイーンビーもスロットキングもベルーガプリンスもアルパカイザーでさえ皆自分に襲い掛かってくるではないか。
『ひええぇぇ!? ちょっと、四天王の皆さん!?』
本物の操作権まで盗んでしまう《デモン・フェイカー》を人に使うと、人ですら操れてしまうのだ。
『覚悟ぞよ!』
『回せ……回せ……』
『今の気持ちなら「どうして襲い掛かってくるの?」だよね!』
『ふぅぅぅん!! 滅する!! 滅する!!』
『…………!』
仰天して言葉も出なかったキング・ブレインは、とりあえず本棚をバーンする事によって解決を計った。だが、贋作もいるこの戦場、数で言えば1対9だろうか。ユニは操っているだけとはいえ――本棚バーンだけで勝てる戦いではなかった。
『お助けぇぇぇぇ!!』
「折角だから、贋作四天王の煌びやかさもご覧あれ!」
『見てる暇ありませぇぇん!!』
文字通り蹂躙されたキング・ブレインであった。
大成功
🔵🔵🔵
上野・イオナ
数多の王族の統べる
王の中の王キング・ブレイン!
まぁ、その従えてる四天王はもう死屍累々の状況なんですが。
ブレブレブレ
対戦よろしくお願いします。
UC【極彩色の花束】使用
とりあえず四天王に技能【焼却】の触手で攻撃……
アルパカイザーだけ技能【医術】と【救助活動】
面白いのはいいけど、やっぱりブレブレが育てた四天王のちゃんとした実力を見てみたい。あと、アルパカイザーだけ可哀想な感じがしてきた。
技能【怪力】の触手で正面からぶつかり合い、
指定UCの能力により追加UC【びったんびったん】使用
アルパカイザーを巻き込まないように気を付けてるブレブレも"いいね!"
アルパカイザーで攻撃します
「数多の王族の統べる
王の中の王キング・ブレイン!」
ついに本物を目の前にしたイオナ。
「まぁ、その従えてる四天王はもう死屍累々の状況なんですが。ブレブレブレ、対戦よろしくお願いします」
そう言ってUC《極彩色の花束》を発動すると、技能100Lv並に強化された触手達が焼却攻撃をクイーンビーとスロットキングとベルーガプリンスに向けて放っていく。
『あちあち! 今度こそ燃えてしまうぞよ!』
『溶かすな……金は溶かしていいが私のボディは溶かすな……』
『熱いよー! って、あれ? アルパカイザーは?』
何とアルパカイザーは医術と救助活動を2本の触手から受けていた。
『な……これは一体!?』
当の本人も思わずびっくりである。
「面白いのはいいけど、やっぱりブレブレが育てた四天王のちゃんとした実力を見てみたい」
『何と心優しい!! ふぅぅん!!』
優しさにポージングで返事するアルパカイザー。
「(あと、アルパカイザーだけ可哀想な感じがしてきた)」
という訳でタイマンである。イオナの触手が怪力を使い、UC《びったんびったん》でアルパカイザーの掴める所を探り掴んでいく。
『ふぅぅぅぅん!! 触手如きィ!! 我が筋肉の敵では……!』
これがアルパカイザー全盛期だろうか。
『ブレブレブレ! 良い戦いである!』
アルパカイザーを巻き込まないように気を付けているブレブレに「いいね!」を送りつつ、完全に掴まれたアルパカイザーをキング・ブレインに投げるイオナ。
『ぬぅぉぉぉ!?』
『あっ、本棚投げちゃっ――避けなさい避けなさい避けなさいー!!』
結局、キング・ブレインにはアルパカイザーがぶつかり、本棚は制御を失ってどこかへすっ飛んでいったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
WIZ
『挽歌・夢華満開』でシスター衣装の女学生9人を召喚。
UC級(技能レベル100)の【祈り】を使わせ
四天王やブレイン様を癒すわ
「万全な状態のお前達と戦いたい的なアレか?」と
感謝しつつも襲ってくるだろうけど
体だけでなく心も癒された事で殺気の抜けた彼らの攻撃を
【第六感・見切り】で避け【誘惑・催眠術・全力魔法】と
【慰め・生命力吸収・大食い】で救済するわ♥
・カイザーに
「逞しい胸板って素敵ね♥
こっち(股間)も御立派なのかしら?」
・クイーンに
「毒は効かない体質【毒耐性】なの」
「クセになるでしょ、私の媚毒【呪詛】唾液を含んだキス♪」
「貴女のココ……女王蜂というより、蜜蜂になってるわ♥」
・キングに
「快楽の女王は私よ。スロットよりも楽しい遊びを教えてアゲル♥」
【脱衣・早業】から顔面に【騎乗】
・プリンスに
「貴方が幸せになれる方法、な~んだ?」
「答えは『私のモノになる事』よ♥」
・ブレイン様に
「皆どうして脱力したのかって?(うっわ、純情……)
マッサージで気持ちよくなったのですよ。貴方もどうぞ♥」
ドゥルールは、戦場に降り立つと即座にUC《挽歌・夢華満開》を発動し、守護霊達からシスター衣装の女学生を9人召喚して祈りの力でキング・ブレインとその配下四天王達を癒していく。
『こ……これは、奇跡ぞよ?』
『もう一回遊べるという事か……なら回せ……』
『やったね! でも何かこの後起きる気がするんだ』
『ふぅぅぅん!! 我、全快ッ!!』
四天王それぞれが喜んでいるのを見て、キング・ブレインも満足げだ。
『これは一興! さぁ、どう戦うのか見させてもらおう、ブレブレブレ!』
身体のみならず、心も癒されて攻撃もゆるゆるな四天王達にドゥルールは誘惑していく。
「逞しい胸板って素敵ね♥
こっちも御立派なのかしら?」
『我のそこッ!! 全部位鍛えているので抜かりはないッ!! ぬぅぅぅん!!』
カイザーを堕とし。
「
毒は効かない体質なの」
『何じゃと? ええい、接吻はやめんか……っ』
「クセになるでしょ、私の
媚毒唾液を含んだキス♪」
『さ、触るでない……あっ……』
「貴女のココ……女王蜂というより、蜜蜂になってるわ♥」
『おぉっ……よきにはからえ……ぬぅ……っ』
クイーンを堕とし。
「快楽の女王は私よ。スロットよりも楽しい遊びを教えてアゲル♥」
スロットキングのスロットに乗っかるドゥルール。
『うぉぉ……私の
内部が回る……』
キングを堕とし。
「貴方が幸せになれる方法、な~んだ?」
『え? 勝つ事かなぁ? でもひょっとして……』
「答えは『私のモノになる事』よ♥」
『はーい、お姉様~! 僕一生ついていきます♪』
プリンスを堕とし。
『ブレブレブレ、あっという間に四天王全員
落としてゆくとは!』
『おとし』違いである。そして何が起きたのかよく分かっていないキング・ブレイン。
「皆どうして脱力したのかって?(うっわ、純情……)マッサージで気持ちよくなったのですよ。貴方もどうぞ♥」
『ふむ、肩でも揉むのであればやって……あーっ!!!? これはなんとも……』
ピュアなキング・ブレインが『救済』された瞬間であった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『キングブレインキャッスルの最期』
|
POW : 相手の強さを讃えて行く
SPD : 少しでも長く話せるよう工夫する
WIZ : デビルキングワールドの話を土産に聞かせる
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ピッ。ピッ。ピッ。
――チュドォォン!!
『ついに……キングブレインキャッスルの最期である』
崩落する城を見つめる、キング・ブレイン。
●
自爆装置が作動したキングブレインキャッスル。この崩落から逃げ切る事は容易い、だがキング・ブレインにせめて言葉をかけてやらん事も出来なくはない。デビルキングワールドの話、
猟書家としてのあれやこれ、などなど……。
さて、貴方はどういう選択を取るか。
※四天王は基本登場しませんが、要望がプレイングにあれば描写されるかもしれません。
馬県・義透
引き続き『侵す者』
まあなあ…デビルキングワールドが存続したのはキング・ブレインの功績ありきであるしのう…。
陰海月が一言(?)伝えたいとか。
で、陰海月…このUCダンスして楽しむと…あら不思議。崩落がゆっくりに感じる!
…ほれ、崩落は陰海月のダンスを楽しまぬからな。
キング・ブレインはノッてくれると信じとる。
陰海月な、デビルキングワールドで『推し(スーパーカオスドラゴンさん)』ができたとかの楽しみあったでの。
それは、あの世界が存続したからである。
※
陰海月「ぷきゅ!ぷーきゅーきゅー!」
陰海月、感謝のUCつきダンス!
デビルキングワールド、楽しかったよ!
「まあなあ……デビルキングワールドが存続したのはキング・ブレインの功績ありきであるしのう……」
『侵す者』の義透が、ミズクラゲの陰海月を連れて来た。
「陰海月が一言伝えたいとか」
『ふむ? 吾輩に伝えたい事?』
キング・ブレインが見たのは――UC《それは虹のように》で1680万色に輝く、陰海月のゆらゆらダンス。
「
ぷきゅ! ぷーきゅーきゅー!」
瓦礫は無機物である、つまりダンスを楽しんでいないので……崩落の動きがゆっくりになった。キング・ブレインはアゲアゲになっているので通常速度である。
『おおゲーミング! 器用なクラゲちゃんですな~』
「陰海月な、デビルキングワールドで
『推し』ができたとかの楽しみあったでの。それは、あの世界が存続したからである」
そうだよ! キングのおかげだよ! と伝えたいが如くゆらゆら踊る陰海月。
『そうか……吾輩のおかげかぁ……』
まんざらでも無い表情を見せながら、頬を赤らめていたキング・ブレインであった。
大成功
🔵🔵🔵
アルテミシア・アガメムノン
【魔王国】アドリブ歓迎
ほほほ、勝負あり、ですわね。
まあ、まだまだ戦いは続くのですが。(城ごと再生するという意味で)
それはそれとしてとりあえずの閉幕です。
キング・ブレインさんは何か言い残す事はあるかしら?
魔界の悪魔は長命の者も多いです。貴方の生前の知人友人に何かあれば伝えても良いですわよ?
え、今の魔界がどうなっているか?
そうですわね。ユニさん、お願いできるかしら?
まあ、こんな感じですわね。
ご存じだと思いますがガチデビルが復活したりいろいろ大変でしたのよ?
(と最近のデビキンの出来事を伝えて)
さて、そろそろお別れの時間ですわね。ごきげんよう!
ユニ・バンディッド
【魔王国】アドリブ歓迎
はいはーい!まかせて魔王様。
【ショータイム!】高速展開した
魔法陣から
飛び出せ!デザイン泥棒の贋作建造物inデビルキングワールド!
話す時間稼ぎに贋作建造物を崩落の盾に足場代わりにしてもいいね!。
グルメコロシアムにあの氷河期大金庫だって具現化しちゃえ!
見たいデビルキングワールドの景色があれば、ボクが出してあげるよ。
懐古、望郷……なんであれ「お涙」
ちょうだいな。
あ、食べ物とかは食品サンプルになっちゃうけどね。生殺し?判定に転がったならそれはそれで。ワルいね、これでも悪魔だもん。
「ほほほ、勝負あり、ですわね。まあ、まだまだ戦いは続くのですが」
アルテミシアの言う通り、ドン・フリーダムのCGが城ごと再生させなければ決着は1シナリオで着くのだが、そんな甘い話はない。何せグリモアベースに【Q】して猟書家を略奪したり神器を与える為の配下を集めたりしていない、最後まで残った純粋なる猟書家だ。
「それはそれとしてとりあえずの閉幕です。キング・ブレインさんは何か言い残す事はあるかしら?」
『うーむ吾輩が言い残す事なぁ……何かあります?』
咄嗟の事に、質問を質問で返してくるキング・ブレイン。
「魔界の悪魔は長命の者も多いです。貴方の生前の知人友人に何かあれば伝えても良いですわよ?」
アルテミシアの提案に、ポンと手を叩くキング・ブレイン。
『あっじゃあ、「歴代KING達お空の上で元気してます~? (キャピ★) 吾輩やられちゃいました★」ってKINGの墓地の前で歴代KINGの親戚の皆さんにも一緒に伝えて下さると』
彼がKINGだった頃の魔界のお通夜ムードというのはこういう物なのだろうか。アルテミシアは少し訝しんだ。
『ところで今の魔界どうなってるんです???』
「そうですわね。ユニさん、お願いできるかしら?」
「はいはーい! まかせて魔王様」
ユニがUC《ショータイム!》を発動すると、
魔法陣から飛び出すのは贋作の建造物で出来たデビルキングワールドの再現だった。
『おぉ! ほとんど変わってないし覚えてます覚えてます、あー懐かしいなぁこのコロシアムとか銀行とか!』
「見たいデビルキングワールドの景色があれば、ボクが出してあげるよ」
『うーん……深夜の玉座で食べた罪深いカップラーメンとか……』
「あ、食べ物とかは食品サンプルになっちゃうけどね。いい?」
『今カップラーメンの気分でして!』
ユニによって玉座も再現しつつ、出て来たカップラーメンを見て食欲がそそられるキング・ブレイン。
『あーこの贋作の玉座に座って罪深いコンソメ味ラーメンを食べたかった!!』
男泣きのポーズで悔しがるキング・ブレイン。
「まあ、こんな感じですわね。ご存じだと思いますがガチデビルが復活したりいろいろ大変でしたのよ?」
『一回KINGになっておいて二期目を狙うとか……ホントガチなワルですなぁ……』
それはキング・ブレイン基準のワルではなかろうか。
「さて、そろそろお別れの時間ですわね。ごきげんよう!」
『ごきげんよう~!』
昔のテレビ番組のように手を振っていたキング・ブレインであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
上野・イオナ
『KKKK』はブレブレに作戦成功して欲しい者、ここで面白おかしく倒れて欲しい者。様々な人がいますが、皆なんやかんやここから続く戦いも"応援"しています!
頑張れキング・ブレイン!負けるなキング・ブレイン!
それはそれとして今回の戦いについてブレブレや日直四天王にインタビューします。
ギリギリまで『KKKK』唯一の猟兵会員として、今回の記録を!
爆発に巻き込まれながら帰るぐらいのつもりで!
※アレンジ・連携歓迎
イオナは、いちKKKK会員としてキング・ブレインに目を向ける。
「『KKKK』はブレブレに作戦成功して欲しい者、ここで面白おかしく倒れて欲しい者。様々な人がいますが、皆なんやかんやここから続く戦いも"応援"しています!」
精一杯のエールを送るイオナ。それは確かにキング・ブレインに届いていた。
『吾輩のファンクラブがある時点で嬉し泣きしそうだというのに、応援までしてくれるだなんて――っ』
とくん。思わずときめいたキング・ブレイン。
「頑張れキング・ブレイン! 負けるなキング・ブレイン!」
『あ、ヤバいこれ号泣しそうですよぉぉ』
そしてイオナはUC《手作り侵略蔵書「『KKKK』会誌」》からお手製の『KKKK』の会誌を広げてインタビューを始める。
「それはそれとして、今回の戦いどうでした? まずクイーンビーさんから」
『あ、妾からかえ? うーん毒針が当たらぬのが難儀じゃった』
「成程成程……じゃあスロットキングさんは?」
『思ったより皆スロットを回さぬ……もっと堕ちて良いのだぞ……』
「ふむふむ、ベルーガプリンスさんは?」
『実は僕は全知じゃなかったって事が知れたかなぁ』
「ほうほう……ではアルパカイザーさん!」
『我が筋肉に一片の悔い無しッ!! 皆も鍛えるが良いッ!!』
そして満を持して、キング・ブレインにインタビューするイオナ。
「それじゃあ、最後に――キング・ブレインさん。今の感想をどうぞ」
『吾輩、四天王にも猟兵にも好かれててとても嬉しいので……次回の吾輩は負けぬように頑張りたいと思う所存です』
「! そうですね、頑張れキング・ブレイン!」
崩落が続くなか、情熱の炎を纏いながら取材を続けたイオナだった。
大成功
🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
ブレイン様の性格なら部下達との記念写真のアルバムとか
残してそう。落ちてくる瓦礫を【怪力・功夫】で砕きつつ
【第六感・ダッシュ】で探し出すわ
「過去は未来に連れて行く為のもの。
野望は潰えても、貴方がたの幸福は潰えません。
私は第2の骸の海。猟兵の手も及ばぬ、オブリビオンの楽園」
デビルキングワールド出身の彼に救済という言葉は使わず
指名手配犯を安全なシェルターに保護するようなものと
ワルを強調し【誘惑】
ブレイン様や四天王の信頼を得て
改めて【慰め・生命力吸収・大食い】
崩れる城の瓦礫は『鳥籠の支配者』の【多重詠唱・結界術】に阻まれ
粉雪の如く消えていく。逃げる必要は無い。
私達のスキンシップと談笑を妨げるものは無い
ドゥルールは、瓦礫を砕いて回っていた。キング・ブレインなら部下達と記念写真を撮っていたりアルバムがあるのでは? と足場にした瓦礫を渡りながら探していたのである。
「あったわ」
――そして、ようやく見つけ出した。全員が全写真でピースサインを送っていたアルバムを。
「過去は未来に連れて行く為のもの。野望は潰えても、貴方がたの幸福は潰えません」
『なるほど?』
キング・ブレインはアルバムを懐かしく見つめながら、概ね理解した。
「私は第2の骸の海。猟兵の手も及ばぬ、オブリビオンの楽園――指名手配犯を安全なシェルターに保護するようなものです」
『ブレブレブレ、そりゃあワルである! よし皆、一緒にシェルターに入ろうではないか!』
『賛成ぞよ!』
『スロット回し放題ならば!』
『僕も全知の力を鍛え直したいし♪』
『そこでトレーニングに励むとしよう! ふぅぅん!!』
全員の理解を得た所で、改めて慰めてイくドゥルール。
降り注ぐ瓦礫に対してUC《鳥籠の支配者》を発動し、技能値13800に達した多重詠唱の結界術に触れた瓦礫を粉雪の如く消していく。
――こうして、何にも妨げられる事はなく。
皆仲良くドゥルールとスキンシップし、談笑したのだった。
大成功
🔵🔵🔵