ゴー・トゥ・ヴァーティゴウ
●娯楽的恐怖
ケミカルなアトモスフィア漂う
電脳空間、勝ち組サイボーグ達は己が『毒されている』事も知らずに
赤子の如くと目を回していた。その原因は、アザトホースよ、一目見るだけで咀嚼出来るものだ。ギラギラと嘲笑うコースターの超音速、くらくらと蠢動し『道』を変えるケイオスとした迷路、挙句の果てには途轍もなくタノシイお化け屋敷だ――此処は
宗教団体が運営するドリームランド、正気の『し』の字も失せて往く、サニドへの冒涜の楽園と謂うワケだ……。
おお――サニドよ――ヴォルヴァドスよ、寝ているのですか。いや、眠っているのは、昏々としているのは、
思考破壊プログラムに中てられた人々だ。最早、彼等はこの悦びから、上下運動から、反芻から逃れる事はない……。
――確か、あの本にはこう書いてあったわね。
「人と昆虫の何が違うと謂うのか、同じバグならば、神からすれば似たような物です」
爆発的な――文字通り――回転数を叩き出したティーカップを背景に『女』は嗤う。盲目的に遊ぶが好いわ、それを、骸の海は望んでいるもの……。
●グリモアベース
「遊園地の時間だオラァ!!!」
まずい!!! 隣人ちゃんだ!!!
「なにがマズいんですか謂ってくださいよ!!! まあ、そんな茶番は置いといてサイバーザナドゥでの厄介事ですよ。いっとくけど割とシリアスな内容です」
本当に???
「ええ、ええ――なんでも、どっかのメガコーポが思考破壊プログラム『ヤマラージャ・アイビー』なんてものをサイバー・スペース、つまりは電脳空間にぶち込んでくれたようです。その空間は高い中毒性、依存性を齎す遊園地になってるそうですよ。そこに侵入してプログラムの回収をしろってお話です。あ、そうそう。現実では絶対ありえないアトラクションになってるらしいですよ。超音速ジェットコースターとかリアルタイムで変化する迷路とか精神を侵蝕するお化け屋敷とか……まあ、猟兵ならなんとかなるっしょ。一人一個はアトラクション乗らねえと客じゃないって認識されるので頑張ってくださいね! で、まあ思考破壊プログラムの位置とかわかったらオブリビ来るでしょーし片付けお願いします!」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
第一章。
やべぇ遊園地です。電脳空間内。
滅茶苦茶リアルなので気分悪くなったり発狂したりします。
能力値は何選んでも良いです、プレイングに乗りたいやべぇアトラクション記載してください。
一人ひとつでも乗ればなんやかんやでヤマラージャ・アイビーの在り処がわかります。
第二章。
思考破壊プログラム、ヤマラージャ・アイビーの仕掛けられた場所がわかりました。
セキュリティが起動し何処からか無数のオブリビオンが現れます。
倒しましょう。
第三章。
娯楽エリアを支配していた強力なオブリビオンとの戦闘です。
倒してプログラムの回収を行ってください。
宜しくお願い致します。
第1章 日常
『危険な遊園地!』
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POW : 超音速ジェットコースター!
SPD : リアルタイム構造変化迷路!
WIZ : 精神侵食お化け屋敷!
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娯楽――それはサニド目覚めぬサイバーザナドゥに於いても必要不可欠な代物であった。負け組サラリマン、ブレイン・ウォッシュされた成れの果てまで、如何様なものでも楽しめる、エンターテインメント。嗚呼、聞くが良い。知るが良い――
お客様どもが狂喜する、あのヴァーティゴを!
ジェットコースター、ダンジョン、ゴースト・ハウス。電脳空間だからこそ無限に増えるヤバイ級アトラクション。猟兵はこの中からひとつを選択し、見事、帰還を果たさねばならない……!
※※※
超音速ジェットコースター、超爆速コーヒーカップ、その他色々あります。
乗りたいアトラクションをプレイングに書いてください。だいたい目が回ります。それではご武運を。
サマエル・マーシャー
遊園地…救世主に遊び惚ける暇なんてありませんが、これは救済のために必要な遊び…どちらにせよ遊ばなくてはいけないのなら、楽しませていただきましょうか。
超音速ジェットコースターに乗ります。遊園地と言えばジェットコースターであると聞いたことがありますので。
ジェットコースターに超音速で振り回されることにより遊園地中に撒き散らされる私の羽(アイテム:神の毒)。私が意思を込めなければせいぜいアッパー系の薬物程度の効果しかないでしょうが。
そんなことには気づかないまま私はジェットコースターに二度目のチャレンジをするのでした。ちょっとハマったみたいです。
(酔いはUCで生み出した酔い止めなどでスッキリ回復させて)
縛されて、絆されて、駿河を問われる儘に。
ダゴンを如何様にして弁護するのか、嗚呼、人間ひとつに委ねたって滅茶苦茶な判決しか出てこない。絡まったコードを無茶苦茶にしてから泥沼に突っ込んで、遂には、病的なまでの死體を蘇生させる。さて、其処に転がっているのは、横たわっているのは本当に『天使』なのだろうか。汁気たっぷりの林檎と石榴、或いはバナナを見間違える。このジョークグッズは面白くもなんともないよ、踏み潰した臀部が贋作の臭いにやられていた。
遊園地――それも、ポンコツなAIが創ったとでも謂うような――娯楽施設。
救世主に遊び惚ける暇なんてありませんが、これは救済のために必要不可欠な戯れ。嗚呼、ジレンマ、針山に投身せよとサタンの化身が嗤うならば、それこそ、愉しむべきだとは思わないか。ええ、勿論、その予定です。これが予定調和であっても救世主は動かなければならないのでしょう。まったくショウ・タイムが早過ぎるのではないか、昏々とした、混沌とした、水底のケミカルさを反芻する……。
オマエが選択したのは超音速ジェットコースター、確かに、あの速度は化け物級だがそれ以上に特筆すべきは――ひねり回転とやらの反復だろうか。反覆するかの如くに連続する、あの、途轍もないGの暴力――さて、其処に宙ぶらりん、足ぶらりんときたものだ。これもきっと人の仔のお約束と謂うものか。聞いたことがありますので……。
スタート地点とゴール地点を繋げている、長い永いレール、最早、宙に弄ばれているような気がしてならない。振り回され、ぶん回され、狂ったように回され……神様の毒が地を濡らす。さて、その所為で人々はテンション・ハイになるのだが、些細な事は無碍にしておくとする――バーチャル存在だと謂うのに目が回ってたまらないのはリアリティの仕業か。脳内シェイクの末路……膏をそそがれる……腸が浮いた。
頑張らなくても好いのだと、何度、誰かさんに囁いたのかわからない。気分の悪さを適当な
御都合主義で押し退けたら……二度目の挑戦と試みよう。え、もう乗らなくてもいいのでしょうか。いいえ、そんなことはありません、ありえません。私は――なんだか、愛されている心地がして、気分が酔いのです……。
ちょっとハマったみたいです……。
浸透する……振盪する……。
成功
🔵🔵🔴
露木・鬼燈
遊園地の時間ですかっ!
理解したのでコーヒーカップでぐるぐるしてくるっぽい!
コーヒーカップでぐるぐるするのは何度目だろうね?
んーわかんにゃーい
多分過去の記憶はキラキラとともに吐き出されて消えたっぽい!
つまり新鮮な気持ちで挑めるってことだね!
思考破壊プログラムとティーポットは酷似している、と、啓蒙ジャンキー様は宣っていた。異端審問の為に沈められたモルモット、或いはマウスの悲鳴は、キャットの髭を悦ばせる。嗚呼、結局、オマエやアイツが行き着く先々で、混沌としていないマトモなど赦されはしないのだ。惰性で吸い込んだお薬の数々、粉末、液体、キーボード……遥かに好い、遥かに良い……。遊園地の時間ですかっ! 犬も歩けば棒に当たるが如く、鬼も集れば暈ばっていく。理解したっぽい。理解したので乗り込むべきはコーヒーカップだ、ぐるぐるしてくるっぽい! ところで選択されたコーヒーカップは何度目だったか? んー……わかんにゃーい。成程、既に啓蒙の虜だと、奴隷だと、装う事で潜り込む作戦か。多分過去の記憶はキラキラとともに吐き出されて消えたっぽい! 作戦……だと思いたい。
新鮮な気持ちで挑む為の準備は完璧だ。何よりもパーフェクトなのは黄金長方形の在り方だけは記憶していた事、コトコトとヤカマシイ冒涜的なマスコットに攫われて夜鷹の嘴の真下で踊らされる。嗚々、愛おしき哉、脳味噌に染み込んでくる不快な刺激のはじまり。臨場感あふれる赤い回転流の神の内側にようこそ、大歓迎していますよ、お客様……。
鳴り響く、耳朶によくない、耳石によろしくないベルの音。最初はゆっくりだった回転も、ハンドル操作などしていないと謂うのに、まわるまわる……止まらないやめられない……。目が回ると嘆くよりもなんだか愉しくなってきた、と、燥ぐべきだ。もう、二度と降りる事の出来ないカップの底への旅……トリップ……初心を反芻しておく。治るので、直るので、セーフだとオマエは謳うが――そうにしても、早々、易々とは鎮まらない。
傾斜に触れたカップがオマエの頭だけを嫌がるように。
ぶおん、ぶおん、もってかれる脳味噌の脆さに感嘆とした。
成功
🔵🔵🔴
中村・裕美(サポート)
副人格・シルヴァーナ
「あら、なかなか楽しそうですわね」
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
特徴 長髪 のんびり 社交的 惨殺ナイフを愛用 実は胸が大きい
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
裕美のもう一つの人格。楽しそうなことには積極的なおっとりお嬢様。食べ物とかはイタリアン系が好き。基本的にお嬢様然とした態度は崩さない自称フランス系イタリア人
楽しそうな催し物があれば、参加者側でのんびりと参加します
裕美に出てきて欲しい時は【オルタナティブ・ダブル】も使用可能です。裕美は頼れていじりがいのある妹みたいな存在で、楽き巻き込めそうなら巻き込みます
あと、虫が苦手
ドラゴンエナジーと啓蒙の違いを把握する為には、先ず、両者を味わって後に記さねば成らない。インスタント・ラーメンを彷彿とさせる思考破壊的な旨味の最中、ぐるり、渦を描く眼鏡の行方はサイバー・スペースか。まるで深淵への投身――或いは混沌へのお辞儀――中村・裕美の行方は何処へやら、その、艶やかとした銀髪はゲーム・キャラクターが如く、わたくしシルヴァーナと申しますの。其処のマスコットさん、お手柔らかに宜しくですわ。ワクワク、キラキラ、最後までネオンたっぷりな遊園地だ。テーマパークと謂えば、そうですね、やっぱり定番のティーカップですの……? するりと手を引かれた自称フランス系イタリア人なオマエ、看板にデカデカと書かれていた『お化け屋敷』の文字。あら、わたくし、
主人格じゃありませんの。そう簡単には
目を回しませんこと……? ずいずいと背を押されて真っ暗闇、粘つくような予感は、さて、大当たりか如何か――楽しそうだと思っていた矢先に奇怪な
音。
不意だとしても、不意でなくとも、虚れは、ヤケにリアルなアトモスフィアだった。足元、いや、耳元で這うかのような凄まじいほどの嫌悪に汗が垂れる。いいや、きっとわたくしの脳味噌が無理矢理生み出した妄想ですわ。プログラムがマインドをハックしたとしか思えない、そう、思いたくて仕方がない。かちり――唐突に閃いた、明るくなった。飛び込んできたのは大きな巨きな――名も知れない、
蟲……。
ひゅっ……! 呼吸がうまく出来ない。鼻腔と口腔、耳孔を塞ごうとキチン質が寄ってきた。視線を逸らしても其処等に犇めく黑・黑・ツルツルとした黑。全身を包む布団のように嗤う連中――わ、わたくし。こんなの聞いてませんわ……。こ、来ないでくださいまし!!!
わたくしの頭の中に入ってこないで……!
これでフラグ回収、
目を回したと……。
成功
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第2章 集団戦
『サイバー・ディーコン』
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POW : 我らの教義は絶対なり
【教祖(あるいは企業重役)に仕える信徒】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[教祖(あるいは企業重役)に仕える信徒]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
SPD : これぞ奇跡なり
【凝縮された骸の海の弾丸】を放ち、命中した敵を【猛毒の骸の海】に包み継続ダメージを与える。自身が【生身の部分を骸の海で汚染】していると威力アップ。
WIZ : 我らの狂信を見よ
【狂信】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
👑11
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思考破壊プログラムの在り処を突き止めた猟兵は
蒼白な状態でオブリビオンの群れと遭遇するだろう。あの、貌の無い
狂気を悉く還さなければこの先、カダス塔の最上階には辿り着けない。
――我等の教義は絶対なり。
――ネオカダスは一人一人の神を尊び、故にこそ信者が増えていくのだ。
――奇跡を望むならば、最初に、啓蒙の味を覚えよ。
脳を晒し、思考を壊し、至上の悦びを得るのだ。
ゴー・トゥ・ヴァーティゴウ。
蹴散らす為に取り敢えず千鳥足を、前後不覚を治すがよろしい。
露木・鬼燈
前後不覚からの回復?
熟達の忍にもできないことはある!
ぐるぐる慣れしてるからって余計に回しすぎたのですよ
しかしそんな状況からでも戦う方法はある!
この危機を乗り越えるたった一つの冴えた方法!
それは配下を使うことっぽい!
とゆーことで<百足忍軍>を招集!
僕はその辺でキラキラしてるのであとは任せ…
自身のタンパク質か、他者のキチン質か、この際、何方にしても構わない。己の、フワフワとした蝸牛に杭を刺すのだ。グワングワンと騒々しい不快感に罪深さを添えておく。僕はショートケーキでもロールケーキでもないっぽい……。
寿司はオーガニックにしてくれ、客席も固定しろ……。
巨大企業に勤める奴隷、もしくは信者は新人の頃に『顔を塗りたくられる』儀を行わなければならない。その際に誓う事は只のひとつ、嗚呼、決して、己の神を疑ってはいけない。その程度の契約、誓約だからこそ、宗教団体ネオカダスは今まで廃れる気配も無かったのだ。嗚々、黄金色の螺旋を描く啓蒙と罅入り、軋みを当たり前とするヤマラージャ・アイビーの存在――前後不覚からの回復? ただの人間にだって赦されやしないのだ。其処等の鬼にだって赦されやしないのだ。熟達の忍にもできないことはある――遥かに良いのではない、遥かに酔いなのだ。ぐるぐるぐるぐる慣れているからって調子に乗った罰だ、なめらかなカーブを孕んだコーヒーカップ。最早、眼球振盪を隠すのに必死である……。
危機だ。それも、未曾有と冠に憑けるほどには『まずい』現状だ。蠅の如くに集ってくる
信者がジャンク・マウンテンの如くに嘲笑をこぼしていく。この最悪を乗り越える方法など、果て、オマエには有ると謂うのか。勿論、此方も
配下を向かわせるのみ。一人で不可能ならば複数、取り囲むのが宜しい、悦ばしい……。
その辺で蹲る事が出来たのは、悉く、蟲毒めいた
状況を作り出せたオカゲだ。狂信者の肉へと這い寄る大百足、大百足の胴体を潰す狂信者、まあ、仮に
狂信者が生き残ったとしても『毒が回っていれば』放置でも問題ない。
僕の作戦勝ちっぽい。
あとは眷属どもにお任せしてサッサと胃の中を空にしてしまえ。
何処かに転がっていた脳味噌を改めて嵌め込む……。
大成功
🔵🔵🔵
サマエル・マーシャー
にゃあらマスターにおまかせします。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします。
踵を掴まれた赤子の如くに、振り回され、ぶん回され、塑れの反芻に嵌まっていた頃だ。転がっていた
狂信に躓いて顔面、地面とのお友達まで数秒前と謂ったところ。心太の如くに柔らかければ、和やかで在れば、幾等か分岐も真面だった筈だが――祝福は私にあります、云々と、妄想に徒り憑かれて異た場合は『おはなし』にもならない。ええ、あなたは私のとっての、ただの救うべき存在なのでしょう。捻じれるかのように、歪んでいくかのように、蚊の休息所としてのもち肌がガッシリとした
輪郭に囚われる。きっと私は天使の喇叭を構える為に、ここに立っているのでしょう――頭の中に注入された
啓蒙も最初から狂っている
設定には効果がない。まったく破滅的なエピソードではないか……。奈落への誘いではないか……。跳びはねた蝗の代わりに真っ赤な
目玉を捧げる。私は甘いのでしょうか、もしくは、辛いのでしょうか。ぐるぐると鬱陶しい宙ぶらりんも遂には正気を取り戻す。情が涌くよりも先に
癪に障った――起き攻めなんて生易しい所業ではない、握り締めた救世……。
ひとつ、ふたつ、みっつ……六を三つ並べ、横たえ、臥せるまでオマエの
埒外性は止まなかった。いや、おそらくは病んでいた事だろう。掌をあわせた心の臓の別れの挨拶――そもそも、これは
骸の海の集合体です。ええ、遊園地さんも謂いました。お片付けお願いします……。
望むが儘に、望まれるが儘に、
愛玩人形はジョークを
嘔吐き続ける。何者も『それ』を望んでいなくとも、臨むところでなくとも、共斃れこそが至高なのではないか……。方舟に詰め込まれた肉の塊、愈々、選ばれた所以を失くしている。
――あふれ堕した
アッパー、
ハイ・テンションに屈する。
大成功
🔵🔵🔵
エクティア・クロンユナイールゥ
※アドリブ大歓迎、自己紹介も見てくれると嬉しいです。また、詠唱も書いてくれると嬉しいです。
狂信者の奇跡なんてあまりはしないわ。ならばこそ私が裁きを与えましょう。
3対6枚の蒼き雷の雷翼を生やして、蒼煌ギアで最適解を選びつつ蒼き雷閃の雷速で回避しながら蒼雷閃光翼のチャージ時間を稼いで稼いで、無限に攻撃対象数が増加するので蒼煌の魂により出力が限界突破した雷翼の蒼き雷のホーミングレーザーの攻撃対象を全てサイバー・ディーコンに設定して、全ての敵を蒼煌ギアで視つつ最適解で弱点を見つけ出し、私の認識する全てを貫きましょう。
実に憐れな存在ですが、容赦は要らないでしょう。全てを滅して、綺麗サッパリさせましょう。
何が有ろうと、何で在ろうと、家族に害なす『もの』を腐らせてはならない。血がデータだとしてもデータが血だとしても、何方にしても、守り通すのが原点なのだ。価値観を押し付けてくるネオカダスのパンフレット、思考破壊プログラム……。
掃除の時間ではないか、サイボーグ……。
啓蒙なんぞ棄てて終え。
玩具を握り締めた赤子の凶器は、狂気は、成程、純粋無垢で在るが故の舌つかいか。酷使された先端は唾液に塗れており僅かな痰の臭いにもやられている。まるで、初めましてとご挨拶してきたマスコットの如くだ。嗚々、我等がドリーム・ランドに如何様な用事なのかと
狂信者は謂う、
狂信者は嗤う。吸い込まれそうな、呑み込まれそうな
虚空に
深淵を当て嵌めての溜息――そんな奇跡『あまり』はしないわ。ならばこそ、すべからく、悉く私が裁きを与えましょう。天使の喇叭は既に響いていると謂うのに、また、随分な蒼白ではないか……。星を視る為に地面へ身投げするなど、矛盾、気に障っている。天に轟け蒼き雷霆、蒼き雷翼から逃れるすべなどありはしない。限界を超えた先に『認めた』のはおそらく
不死身、三対六枚のデウス・エクス・マキナ――ブラウブリッツ・フリューゲル・オーバードライブ。
あらゆる地獄が煉獄へ、あらゆる煉獄が人間へ、あらゆる人間が楽園へ、只管に『遅く』見做された。雲一つ殺した
眼球が
骸の海の所業総てを把握し莫迦々々しいほどに
無碍して往く。ええ、実に憐れな存在ですが、容赦は要らないでしょう。目の前の
暈を晴らして、綺麗サッパリさせましょう――撃! 無尽蔵かつ未曾有、魂からの咆哮。言葉として刻み込むならばバベルの塔への罪滅ぼし……。
つまりはオマエなりの火と硫黄、蝗の飼い方と謂うワケだ。
蒼煌は獲物を逃さぬ
魔弾として振舞う。
鎖付きのチョーカーは『エクティア』と書かれた絆か。
素晴らしい――オマエは神にも『絆されない』と、そう、宣っていたのか。
大成功
🔵🔵🔵
エミリヤ・ユイク
※アドリブ大歓迎、自己紹介と秘密設定も見てくれると嬉しいです。UCの関係上ソロ希望
そろいもそろって見るに堪えない、醜悪だな。狂信者の群れか、いいだろう。纏めて葬り消し去ってやろう。
蒼煌眼で最適解を選びつつ、GCの高速移動で攻撃を回避して隙をみる。
そして、隙がでたら蒼煌眼で縮退天龍降臨を使う上で最適解を選択、主に攻撃対象にする。天に掲げられた縮退星を縮退星を射出する自身の30倍の煌めく天龍に変形し、攻撃回数を5倍にし移動力を半分にする。
そして縮退星で攻撃、全て抹消してくれる。
逃げ場なぞ無いと思え。多く集まるならそれを利用させてもらう。
さぁ、
悪滅神話を始めましょう。
ひとりティタノマキア。
全宇宙が狂乱し、ふるえ、そのバランス感覚を贄とした。
嗤い方を忘れた三日月の位置、塑れを容赦なく咲う事でようやく『人』は『人』として認知されるのか。絡み付くようなコードを触手と見做した刹那、混沌とした、無秩序とした過去が犇めいている。そろいもそろって見るに堪えない、醜悪だな。度し難いほどにインフィニティを、サニティを虚削ぎ遭っている。いっそ厭って異るとでも描写すべきだろうか。狂信者の群れか、
悪の群れか。いいだろう。纏めて葬り去ってやろう……。無気味なまでに神々しい『金』と『蒼』のキャンディ、宙ぶらりんコースターで振盪するほどの『ふたつ』か……? また滑稽なほどに盲目で白痴な事だ……アザトホース、嗚々、
アザトホース……!
膨大な思考はアカシック・レコードに等しく、否、更なる可能性を無限に引き寄せてくれた。たらふく貪る事に特化した結果が、この、デウス・エクス・マキナに於ける怪物具合だ。絶対的な、確実性の高い
最適解を常に掴んで往く――グロテスクとも想える紫色に身を委ねたならば、遂には、
狂信者の波を縫い混む……。逃げ場なぞ無いと思え。集れば集るほどに暴力性を積もらせていく糞の山、利用しない手はないのだ。
さぁ、
悪滅神話を始めましょう。
縮退星――天を覆い尽くすかの如く掲げられた完全成功体からの贈り物。意思を掲げる『もの』は人の姿を失くし、最果て、煌めく
天龍としての振舞いを魅せた。まさしく、悪が絶滅するまで『動き続ける』舞台装置――糸繰るものは最早『ない』がオマエひとつでも十分だ。十分が過ぎるのだ……。
天が落ちる。
落とされ……何度も降ってくる。
移動する必要性すら感じられぬ、気合いと根性のハート・バーン。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『人造魔女・エレクシア』
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POW : 愛無き折檻
【血塗れの経典】が命中した敵の【心と身体】を叩き割る。高所から攻撃する程命中率上昇。
SPD : 正義無き真言
自身の攻撃ユーベルコードひとつを【説法】に宿し射出する。威力が2倍になるが、[説法]を迎撃して反射可能。
WIZ : 救い無き諦観
戦場内を【対象のトラウマたる心象】世界に交換する。この世界は「【救われる為に魔女に従う絶対順守】の法則」を持ち、違反者は行動成功率が低下する。
👑11
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骸の海計画――その全容は未だ明らかにされていないが
巨大企業アミダインダストリーが絡んでいるとの噂がたっている。それに噛もうと試みたのが、おそらく、
宗教団体ネオカダスなのだろう。思考破壊プログラム、ヤマラージャ・アイビーの設置されていたエリアには両社の『章』が飾られていた。嗚呼、結局のところ人も機械も道具なのだ。有給休暇はだいたい数秒くらいだと定められている。取り敢えず
啓蒙をどうぞ……。
これだから
無神論者は嫌いなのよね、とは、目の前の
人造魔女からこぼれた科白だ。見た目はただの女性だが、嗚呼、骸の海計画の一部を知っている猟兵は『わかる』だろう。彼女の身体の中には『骸の海』が注がれている――その為だろうか。一語一句、耳を傾ければ傾けるほどに、思考が改められていく事に気付く。
私に従えばアナタ達は救われます。
私に従えば、ええ、キザイア・メイスンのようになる事だって容易いでしょう。
――黒の書でのアンブッシュとは些か冒涜的ではないのか。
サニドが寝ていると宣ったのはアナタ達なのよ、文句は謂わないで。
ゴー・トゥ・ヴァーティゴウ。
つまりは脳震盪と謂うワケだ。
エクティア・クロンユナイールゥ
※アドリブ大歓迎
さて、残るはあの魔女シスターだけですか。
それで?正義無き真言?説法?
…ふふっ、ははっ、あはははっ。失礼、思わず嘲笑ってしまいました。いいでしょう、ならばこそ私も私なりの裁きの雷で汝を裁きましょう。
蒼煌ギアを発動して常に最適解を選びながら、蒼雷帝限界突破を発動します。
雷速で説法の射出を回避、蒼雷帝限界突破で反撃します。今の私はあらゆる存在を超える魂を持つ者。最大出力の雷鳴攻撃で灼き尽くすまで最大出力飛翔をしながら全力攻撃します。
・詠唱
我が身は全てを超える
蒼き雷帝、超えれるものなら超えてみろ、私はその全てを超えてやろう。ブラウライトニング・ザ・フルオーバードライブ!
魔女裁判――セイレムの戯言を魔女自身が行ったとしたら、成程、世界に真面な人類は残らない。滅茶苦茶な速度で掻き回された、乱された、混ぜられた
釜の底は嘔吐物の臭れ溜まりと化すのだろう。まさしく、滓の冠に相応しい所業ではないか。思考破壊プログラムに、ヤマラージャ・アイビーに相応しい末路ではないか――さて、残るはあの
魔女シスターだけですか。蒼々として早々に、葬送すべきだと神々しさが場を満たす……。それで? 正義無き真言? 説法? つまり、釈迦に説法がお上手だと、そう囁きたいのか猟兵よ、サイボーグよ……。ふふっ、ははっ……。まったく『あはは』の音が頼もしい限りだ。失礼、思わず
嘲笑ってしまいました。何が神で何が佛か、何が埒外で何が怪物か、最早――そんな領域はとっくの
過去に死んでいる。いいでしょう、ならばこそ、私も私なりの裁きの雷で汝を裁きましょう。鎖付きチョーカーは奴隷の証ではないのかとフリークスは囀るが、そうとも、ロゴスは
神意に効かない……。我が身は全てを超える
蒼き雷帝、超えれるものなら超えてみろ、私はその
悉てを超えてやろう。
最適解を選択する、その十八番の時点で『魔女』の
最期は決まっていた。永久の歯車が錆知らずの如くに回転し、噛み合い、
神の寵愛とやらを
拒絶還す。今のオマエを滅ぼす術はない。今のオマエを阻むものはない。何故かと問われればシンプルな事、何よりもオマエは
超越を把握している。
――ブラウライトニング・ザ・フルオーバードライブ!
最大出力――!
蒼き雷帝が駆け、翔け、過ぎると同時に、
冒涜者を灼き尽くす。その肉の欠片まで、その思想の一文字まで、絶対的に
消失して往く――では、サヨウナラ、あなたの神はあなたを救ってくれたのかしらね?
遅れたかのようにこぼれる骸の海の血管、これは欠陥だ……。
大成功
🔵🔵🔵
播州・クロリア
バグ潰しにきました
プログラムの知識はまったくないので
発生源を物理的に破壊しようと思います
目には目を歯には歯を、思考破壊には思考破壊を
すなわち貴女の頭をかち割って中の脳みそをぐちゃぐちゃにしてあげます
(肩幅ほどに足を開き、深く息を吐きながら全身の力を抜いた後{霹靂の旋律}で『ダンス』を始める)
バグ潰しは時間との戦い
時間が経てば経つほどクレームの電話が鳴り響くそうです
なので説法を聴く時間など存在しません
一瞬で終わらせます
(UC【蠱の足】で{霹靂の旋律}で発生した『雷撃』を纏った踵落としを脳天に叩きこむ)
キーボードと口頭の何方が楽なのか、永遠の課題だけを口遊んでいる魔女。箒と掃除機を違えるような沙汰は、莫迦みたいに、現代らしくて忌々しい。遊園地のアトラクションで例える場合は旋回する飛行機だ。徐々に徐々に速度が上がっていく。
――空席はない。
皮膚の裏側を舐るようにして、蟲毒、ドクドクと喧しさをシナプスへと伝達していた。誑かす為に、企てる為に、早々にして組み込まれた骸の海の生温さに思考破壊の四文字が添えられている。真実味を孕んでくださった神々への感謝として俗物、汚濁と見做すべき頭蓋を凹ませるのが宜しい、悦ばしい――バグ潰しにきました。嗚呼、アバドーン、ひとつひとつのオマエに知恵など、如何して天使の喇叭が齎すと謂うのか。そのような知識はまったくないので、発生源を物理的に破壊しようと思います――目には目を歯には歯を、思考破壊には思考破壊を。結局のところ撹拌しなくとも殺す事は容易なのだ……。すなわち貴女の頭をかち割って中の脳みそをぐちゃぐちゃにしてあげます。類は友を呼ぶ、まさしく、現状に相応しい……。肩幅ほどの思想を侵すべく、冒すべく、霹靂の
旋律に倣っていく。深く々く息を吐いたならば、来訪、時間との戦いではないか。戯れではないか。
鳴り響く電話の群れ、彼女等が喚き散らかしているのはクレームの数とも考えられた。なので、説法を聴く時間など、反撥している暇など、存在しないのではないか。そう、刹那の内に
終了を降ろさねば成らない――成立する前に叩きのめせと緑色の目をした怪物が迫った。ええ、貴女は何処までも他力本願で、カッコウの獲物と謂いましょうか……。発生した電撃、その勢いの儘に『足』を揮う。
――ベコりと呆気ない脳天サマに鍛え方を教える。
手遅れだが……。
成功
🔵🔵🔴
ダーティ・ゲイズコレクター
私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター!
凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!
電脳世界に思考破壊プログラムを流し込んで廃人を量産しようだなんてワルすぎます!
よって滅ぶべし!罪状は私よりワルい罪!
おや?罪を上乗せしたことでさらに悪党になっちゃいましたね!
これ以上ワルくなられると困るので罪と一緒に炎で浄化しましょう!
(UC【姦悪!穢憎憐恋火】で炎をまき散らす)
私が救われるのは私が最悪になることのみ!私を救いたいなら大人しく滅んでください!
サニドの目玉を認める事が如何して
一般人に出来ようか。錆びた歯車と劣化したオイル、その両方に有難みを覚えている時点で負け組なのだ。油まみれの、脂まみれの現実に啓蒙のような僥倖を求めてみる――果たして、視ているのは、把握しているのは神か佛か。何方にしても無神論者の巣窟ではただの
偶像にも成れやしない。私はダーティ! ダーティ・ゲイズコレクター! 凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王とは即ち全能を抱えながらも痴れている事ではないのか。ああ、
魔皇を堂々と名乗るなんて、ひどく冒涜的な
猟兵だ。既に狂っているものを叩き直すだなんて魔女のお遊びではない――電脳世界に思考破壊プログラムを流し込んで廃人を量産しようだなんてワルがすぎませんか? 嗚々、つまり悪魔は良い仔だと証明したいのかオマエ。いいえ、違います。滅ぼす為にやってきたのです。罪状は私よりワルい罪!!! それではオマエは彼女をオマエよりも悪だと……そんな事はありません、ありえません!
おや……? 諦観、怠惰を得物として揮うとは本当に『悪』の上塗りが大得意な悪党だ。上乗せして、乗算して、只管にトラウマを引っ掻き回す事実、まるで神経を弦楽器と見做した傲慢だ。これ以上ワルくなられると困るので罪と一緒に炎で浄化しましょう! 勇者めいた言動ではないかオマエ――私が救われるのは私が最悪になることのみ! そんな、法に背いてまで『視ない』なんて脳味噌姦しいと思われるキザイア・メイスン……。
私を救いたいなら大人しく滅んでください!
憎しみの虚に穢れ、恋煩いの如くに、憐れにも
魔女は燃え盛る。磔刑の類からの窒息はなく、只管に、
陽炎の似姿に眩まされたのだ。これで誰も貴女のことをワルだなんて思わないでしょう。何故かって?
――※※※※みたいで似合ってますよ、その焦げ具合。
成功
🔵🔵🔴
露木・鬼燈
僕、復活!
十分な休息をとった僕の三半規管は正常に稼働中なのです
つまりもう一度ぐるぐるできるってわけ
とゆーことで<傘回し>を始めるですよー
和傘をぐるぐるしながら突撃するっぽい!
攻防一体のこの突進攻撃ならイケルイケル!
ついでに自分も和傘と一緒にぐるぐるしてるけど意味はない!
だってこれは和傘をぐるぐるするUCだからね
だがしかしぐるぐるってのは必要とか必要でないとそーゆーんじゃない!
ぐるぐるしたいからするのです!
水平だ。
縦ではなく横に携える事で殺傷力を増せば宜しい。
虚無から生えてきた腕、掌、頭部を掴まれ上下左右に振り回される。そんな、無茶苦茶なイメージに苛まれていたのも数分前の事だ。ゆっくりと背を伸ばして、足を伸ばして、ようやく正常な世界に戻って来られた。僕、復活! 十分な休息をとったオマエの
三半規管は青菜を貪る程度にはしっかりと稼働している。つまり、もう一度、何度でもぐるぐる出来ると謂うワケではないのか――これには
人造魔女も溜息、いや、まさか、自分から地獄に投身する輩が現れるとは驚きの極みと表現しても良い――とゆーことで傘回しを始めるですよー。よいではないか、酔いだけではないか、いつもより多めに回しておいたマドラーの数々、シュガーとココナッツミルクの差を讃えてくれ……。
吐き出された説法の中には
黄金長方形を否定する一文も存在していたがそんな
陰謀論をマトモに受け止める気など皆無か。攻防一体の
突撃が衝突してきた
言葉を受け流す。これならよゆーだしイケルイケル! ついでにオマエが円を描いている意味を答えてくれ。そんなのナンセンスってヤツですよ。だってこれ和傘をぐるぐるするユーベルコードだからね? だが、しかし、ぐるぐるってのは必要とか必要でないとかそーゆーんじゃない! まったく、これだからジャンキーは嫌いなんだ。啓蒙意外に中毒しているだなんて健全がすぎて面白くもない。
ぐるぐるしたいからするのです!
さあ、魔女さんも僕と一緒にぐるぐるしましょう!
規則的な回転だったか不規則的な回転だったか、メトロノームの針すらも螺旋、捻じれている。巻き込まれた魔女は早々に目を回してふらついた。
ついでに腹部にぶっ刺さった和傘、十分に凶器なのだろう……。
成功
🔵🔵🔴
エミリヤ・ユイク
※アドリブ大歓迎
救いだと?…嘲笑わせてくれるなよ、エセシスター。私に救いなど実験体として産まれてから一度たりともあったことはない。あぁ、そうだとも。私に神はいないんだよ。ならば私にとっての神はなんだ?…決まってるだろう、そして皆が無意識に思ってることだろう。神っていうのはな、【自分が信じてる何か】なんだよ!誰かに押し付けられることなんてありはしない、あってはならない。
さぁ、終わらせてやる。
煌焔恒星…発動
無数の全ての光線と斬撃波を奴に収束、回避などさせはせんよ。次元ごと消滅させてやる。血塗れの経典?高所にいることが敗因だな。そして蒼煌眼の前では無力と知れ、全てが遅いんだよ…。この眼の前ではなぁ!
血に塗れていたのは経典だったのか、虚構を吐き続ける、狂った舌の引っこ抜きだったのか。何方が正しいのか、何方が間違っているのか、云々と、常に人は押し付け遭って来たが『最早』無意味だ。ナンセンスの極みとして見做されたひとつひとつの思考の塊が
破壊に依って統一されていく。啓蒙だ。
啓蒙だ。骸の海を漿液として他者のシナプスを遊泳させる――井の中の蛙ごっこを強制させる、強要させる悪夢――救いだと? イカレタ話だ、何処までも何処までも、彼方までもが貌無しの物語性だ。嘲笑わせてくれるなよ、エセシスター。結局のところ、ありとあらゆる
謳いは、神は傷の舐め合いでしかない。私に救いなど実験体として産まれてから一度たりともあったことはない……。また、可哀想な科白を吐く
猟兵だこと……。最初の一文として刻まれていたのは、成程、名も知らぬ神の空白だったのか。
ならば、私にとっての神とは何か。ならば、私にとっての佛とは何か。サニドの黄金色の双眸か。或いは、ヴォルヴァドスの放つ、荘厳なエネルギーか。違う。皆が々、無意識に思っていることだろう――神とは即ち――自分が信じている何か、なんだよ! それではクライマックスの前の問答も終いだ。誰かに示されたり、差されたり、なんぞは「ありはしない」「あってはならない」……。唱えては成らないとは『そういう』事だ。
――戦争が起こっている、
その真ん中、ど真ん中、
終焉とやらが影を落とす――煌焔恒星……発動。
何よりも高く、何よりも強く、超越性の化身……否……そのものと成ったオマエは次元を捉えた。三次元の断面を抉るように、四次元の断面を貫くように――全次元の断面を
混沌やす為に。
高所にいることが敗因だな。そして
蒼煌眼の前では
過去は無力と知れ――手遅れだ。開眼している時点で、何もかもが……収束していた。
豪雨となり
焔の光線が、
斬撃が、敵を討つ。
情け容赦なく……
情け容赦なく……!
成功
🔵🔵🔴
サマエル・マーシャー
にゃあらマスターにおまかせします。
同系統のユーベルコード比べです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします。
アヴェスターとバイブルとこっそり並んだサマエル・マーシャー、光在れと口遊み、先ず降らせたのは毒物か。啓蒙……啓蒙……お薬は頭空っぽにする方が悦ばれる。
――頭痛に苛まれるなんて御免だ。
世界にひとつ神を添える事が出来たとして、オマエは、善意の象徴として、本気で、本意で、アングラ・マンユを指差すのだろう。指の腹に刺さった二元論のササクレが如何にも痛みを孕んでいるように思えてならない。仕方が無いのだと盲目な儘に追い掛けたアルコーンの戯言、造花が如くに創造主、水のやり方を失くしていた。いいえ、貴女、私は救世主なのですから、全ての苦しみからの解放は『わたし』が行います。まったく莫迦げているのか、狂っているのか、目の前の天使のフリした
愛玩は堂々と宣言している。諦観か或いは干渉か――鶏と卵の大勝負にヤルダバオートを引っ提げた。
慈愛、慈悲、慈しみの羅列が、乱立が、法則の二文字を冒涜し尽くして、きっと世界は吐き気の牢獄に成り代わっていたのだ。反芻する『救い』と『救い』が、狭間、目を回していた
お客さんに降り注ぐ。私が貴女を救うと謂ったのです、いい加減、頭を柔らかくしたら如何でしょうか。それは此方の科白よ、紛い物、四文字に痴れた罪深い刃……。
価値観がマイナスだけを落としていた。お互い、
成功率を使えなかったのだ。いや、ドッペルゲンガーな末路とでも表現すべきだろう。で、在れば――もう、殴り愛しか方法はないでしょう。救われなさい、救われなさい、救われなさい……。
罪を犯していない者だけが石を投げなさい。
最初に、オマエは全力で魔女の顔面を凹ませた……。
――水枕のようです、愛されていますね。
成功
🔵🔵🔴
ドゥルール・ブラッドティアーズ
教育という名の洗脳で
社畜を作る人類なら
思考破壊プログラムは喉から手が出る代物だろうけど
狡猾な連中を単純な暴力で蹂躙する事こそ
人外の特権にして美徳。人間と同レベルに堕ちないでよ
私のトラウマ心象世界に誘われ
石を投げてくる人間どもを悲愴の剣で【解体】するも
無限に湧いてキリが無い。
貴女に従えば無限地獄から解放してくれるの?
はい、エレクシア様。
私は貴女の下僕。貴女を全力で猟兵からお守りします
私の【環境耐性・呪詛耐性・気合い】を見縊らないで。
洗脳されたフリをして
彼女を私ごと【結界術・全力魔法】の中に隔離。
彼女を守る為の行動だから絶対順守の法則に妨げられず
その法則も結界内では効力を失う
私は第2の骸の海にして貴女を救う神。
骸の海の力は効かないわ
結界内に【誘惑・催眠術】のフェロモンを充満させ
『狂愛』で138人のちびルルに分裂。
【空中浮遊・怪力・捕縛】で彼女の全身に纏わりつき
媚毒【呪詛】唾液を帯びた舌で
隅々まで【慰め・生命力吸収・大食い】
身も心も蕩けるでしょう?
それが私の救済よ♥
アルコーン――偽りの神を名乗るのだとすれば、確かに、人間みたいな臭いも納得だろうか。教育という名の洗脳で
社畜を作る人類なら、ああ、思考破壊プログラムも必要なのかもしれない。咽喉から手が出る塑の結果が破滅で在れ繁栄で在れ、泥めいた腐敗に変わりはないか。ええ、滑稽な連中を単純な暴力で蹂躙する事こそ
人外の特権にして美徳なのよね。そんな当たり前も忘れてしまった
人造魔女に真の意味での我々を思い出させてやると宜しい、悦ばしい――心象世界に誘われたオマエ、果て、囲んでいたのは貌の潰れた人間だったか。投げ込まれた石にぶつかって悲愴を晒す……。嗚呼、キリがない。悪魔の仔として扱われて、解体しても解体しても涌いてくる迫害――貴女に従えば無間地獄から解放してくれるの? それは勿論、
仔羊が青菜を食むように四肢を擲てば救われる。はい……エレクシア様……私は貴女の下僕、貴女を全力で猟兵からお守りします。これは――そう、嘘ではないのが肝だった。
見縊らないで。手を伸ばして、足を運んで、己の身を盾の如くに扱って
結界を巡らせる。その虚、内側で在れば悉くは
吸血姫の思うが儘。触れて、嗅いで、判ったわよね? 私は第二の骸の海にして貴女を救う
神――計画の中身が何で在れ、管を流れる赤が過去で在れ、もう、溺れる他にないわ。充満する
誘惑の甘ったるさ……粘つくような催眠に意識が引っ張られる。
もう我慢できない、できる筈がない。
――纏わり憑いた138のオマエ、ミニチュア・サイズ。
身も心も蕩けるでしょう。隅々までも埋め尽くしてくれる、愛でてくれる、まるで母なるもの――パンの大角の抱擁――これが私の、私からの救済よ。貴女もきっと私の事を『好いて』くれるわ。貪食の最中に見出した最後の言辞……
深淵へと呑まれていく
眩暈感……。
お終いのパレードに目をやってようやく正気に戻る。
ヤマラージャ・アイビーの静謐。
成功
🔵🔵🔴