バレンタインに浮かれる夜……とはいえ、独り身には関係なく。
ちょっとした好奇心から世の裏を垣間見てしまった大学生、悟はそんな日であることにも努めて気にしないよう、いつも通りに過ごしていた……のだが。
今、彼の目の前には相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)が居たりでそうも言ってられない。
なんで居るの? というか何処から入ってきたの? 等々、混乱に陥る悟に対して雷光はチョコレートの包みを取り出す。
この動作一つでどうしてやって来たかが分った悟は、混乱していたことも忘れて期待に満ちた眼差しを雷光に。
「義理と、義理。勘違いしないでよね」
だがしかし、雷光はチョコを渡したりせず……自分の口に運んだりして、口の中に含んだまま悟にキスをしたのであった。
どうもチョコを渡す、ただそれだけで終わらせるつもりは無かった、ということなのか。
チョコを口移し、流れるように舌を絡ませあい、互いに気持ちを昂らせていくのであった。
そうしていけば、おのずとベッドの方へと言ってしまい……。
二人揃って裸になり、雷光は悟のベッドに仰向けに横たわり、足を広げて股を大きく開いてみせる。
雷光自身、こうなることを求めていたのか、彼女の秘部からは愛液が滲んでいて、そんな所を見た悟はビンと股間のモノも勃起させていた。
ただ、雷光が欲しいのは前ではなく後ろの方のようだから……。
「ほら、肌とか髪の色的に? 私自身がバレンタインチョコ、的な? ……召し上がれってことよ!」
腰を上げて後ろの、物欲しそうにヒクつく穴を広げながら、こっちに入れてと叫ぶ。
悟からしても、雷光との肉体関係はいつもそちらである。勝手知ったるとばかりに、彼女のお尻に勃起しているモノを挿しこんでいった。
「ふぅ、ううぅ…っ!」
本来、性交に使うことはない穴が押し広げられていくことに苦悶の声を上げる雷光、だけど、その顔は快楽の朱に染まっていて。
そうなるほどに気持ちよさを感じながら、根元にまで入り込んできた悟のモノをきつく締めつける。
悟は自身のモノがぎちりと掴まれるような感覚を覚えながらも抽挿を繰り返し、雷光のお尻を掻き回していく。
「くぅっ❤ あぁっ! ふぅうあぁっ!!」
もうお尻の穴だろうと擦られていく感触に快楽を感じて、喘ぎながら悶える姿をさらす雷光は、塞がれてない前の秘裂から愛液を溢れさせながら悟に足を絡めしまう。
決して離さない、そんな意思を感じる足による挟み込み、だけど悟はそもそも抜く気は無くて。
雷光はお腹を内側から突き上げられる感覚を味わうと、その次にはお尻の中で熱い……悟の精液をぶちまけられてしまうのだった。
こうして、愛を語らう日に最たる行為に耽った二人。
でもまだまだ足りないと、雷光は持参してきていたたチョコを口移しで食べさせていく。
「義理なんだからね」だなんて言ってはいるけど、キスしながら、未だも後ろの穴で繋がりあっているところを見る限り、その言葉は本当なのか、それともただの照れ隠しなのやら?
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴