隣・人
隣人ちゃんですよ!!!
その他スポーツ『ぐるぐるバット』を布教しにきました!!!
グリモア猟兵さんとぐるぐるバットするだけのノベル
ぐるぐるバットの詳細はこちら
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=115043&mode=last50
この娘はそんなに強くないのでたぶん勝てます
あとはおまかせ!
アスリートアースの一角にて、バットを地面に押し付けてぐるぐる、ぐるぐると回る2つの影……。
1人は隣人ちゃん。その他スポーツ「ぐるぐるバット」布教者であり、目が回るほど、が決め台詞の不思議な女性。
もう1人はこの与太スポーツに巻き込まれてしまった男、エーミール・アーベントロート。女性に声をかけられて、ちょっと嬉しくなってハイテンションになって着いてきただけのグリモア猟兵である。この後どうなるか知らないで。
「あ、あの、隣人さん? いつまで回ればいいんですかね??」
「まだよ、まだまだ! この競技は! 回転数と! 回り方と! リアクションが命よ!」
「そ、そんなこと言っても~~!?」
そう、ぐるぐるバットを布教したかった隣人ちゃんはちょっと目についてしまった金髪白眼の男・エーミールに声をかけ、アスリートアースの一角に連れ込んでぐるぐるバットで遊んでいるのである!
なおエーミールはぐるぐるバットの噂は知っていたものの、内容までは知らなかったので罰ゲームばりにぐるぐるぐるぐる回っている。彼曰く『兄さんに強要されたときよりはマシ』とのこと。
2つの人影がぐるぐる回って数分後、ピタッと止まる。
ここからはどのようなリアクションを取るか、採点の時間である。
「う……っ」
あーっと、三半規管がクソザコな隣人ちゃん、止まった瞬間にごろごろと大地を転がったーっ! 三半規管が弱いのに何故ぐるぐるバットをやってしまうのか! それは楽しいからに他ならない!!
「さ、最初は大丈夫なんです、けど……あっ、無理ィ!!」
ふらふらとよろめいていたエーミール選手、叫び声を上げると同時に地面に倒れ伏したーっ! どうやら彼は回る速度が早すぎた影響で脳まで揺れてしまったようです!! これはリアクション点数としてはどうなんでしょう!!
「うへ、へへ……楽しい……楽しい……」
「こ、これが競技ってのが信じられま……うぐっ」
目に映るモノが全て、ぐるぐるぐるぐる。
頭と内蔵も気づけば全部ぐるぐるぐるぐる。
でもこれが、この感覚こそが、この競技の達成感でもあるのかもしれない。
――さあ、これを見たあなたもぐるぐるバットをやってみよう!
成功
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