1
偽証現世崩壊作戦~Code of Innocence~

#カクリヨファンタズム #UDCアース #戦後 #滅詩のユリと幽銃のシズク #猟書家 #オロチヒメ案件


「これだけ時間をかけても、獲得できなかったか……!」
 ミズイロ髪の黒ゴスロリ服の俺っ娘、『幽銃のシズク』が発作に苦しみながら肩で息を切る。
「ぐあっ、オレの中の『偽物UDCアース』が、爆発しようとしている……『生と死を繋ぐものヤマラージャ・アイビー』は閻魔王から大祓骸魂の手に渡り、猟兵に倒された。オレ達がそれを回収できれば、偽物の世界を殺し、爆死と蘇生を繰り返す、この病を断ち切れたのに……!」
 悶えるシズクの肩に、ピンク髪で白ゴスロリ服を着た妹、『滅詩のユリ』が手を置く。
「シズクお姉様、わたくしの中の『偽物カクリヨファンタズム』はそろそろ爆発し、本物の世界を飲み込もうとしています。さようなら、次の蘇生時にも、また仲良くしてくださいね……」
「くそっ、せっかくユリが沢山本を読んで賢くなったのに、また最初からやり直しなのか……」
 カクリヨファンタズムの石抱きの井戸にて、双子のオウガ・フォーミュラが世界を巻き添えにして爆発四散してしまえば……カクリヨファンタズムは一瞬で崩壊してしまうだろう。

 ――グリモアベース。
「時は来た。だが一刻の猶予もない。今すぐカクリヨファンタズムの石抱きの井戸へ貴様らを転送するぞ」
 蛇塚・レモン(白き蛇神憑きのシャーマンクイーン・f05152)の裏人格にして、レモンに憑依している白亜の蛇神オロチヒメは、開口一番に猟兵達へ言い放った。
「予兆を見た者ならば理解しているはずである。オウガ・フォーミュラ『滅詩のユリと幽銃のシズク』は、悪魔によって『世界を壊す爆弾』に改造されたことで「自身の体内に『偽物の世界』が発生する」という奇病に冒されており、完全な力を発揮できていなかったのだ。それどころか病の作用により、「いずれ体内で膨れ上がった『世界』に圧し潰されて死に、骸の海から再び同じ病を抱えた状態で蘇る」という無限の苦しみを負っており、今回の予兆はその一歩手前といったところの光景である。このままではカクリヨ世界が双子と共に爆散して崩壊してしまう。カクリヨ世界を破壊される前に「偽物の世界」を破壊し、それらを内包しながら侵略を進めていたオウガ・フォーミュラも討ち取るのだ」
 オロチヒメは頭上のグリモアに光を集めて転送の準備を急ぐ。
「それと、現地に着いた瞬間にシズクの体内の「偽物の小さなUDCアース」から溢れ出す、大量のUDC怪物が貴様らへ襲い掛かってくるぞ。波濤の如く幾度と押し寄せる圧倒的な無尽蔵の物量を撃破し、「偽物世界の柱」であるUDC怪物を討ち取れ。シズクとユリを相手取るためには、まずはそこからであるぞ」
 とにかく、時間がない上に圧倒的な物量に挑まねば双子に刃は決して届かない。
 猟兵達も転送の準備を済ませて、グリモアの光に導かれてゆく。
「本任務は偽証現世崩壊作戦コード・オブ・イノセンスと呼称する。「無貌の怪物」と「世界を殺す双子爆弾」……見事、双方を討ち取ってみせよ、人の子らよ。クカカカカ!」
 白亜の蛇神に見送られながら、猟兵達は決戦の地・カクリヨファンタズムの石抱きの井戸へ赴く。
 果たして、世界の爆発を阻止し、双子のオウガ・フォーミュラを討伐できるのか?
 ユーベルコードの高まりを感じる……!


七転 十五起
 オウガ・フォーミュラ決戦シナリオ in カクリヨファンタズム!
 こちらはUDCアースのフラグメントが使用されるシナリオです。
 なぎてんはねおきです。

●概要
 第一章集団戦です。
 シズクの内部の「偽物の小さなUDCアース」から信じられない程の大量のUDC怪物が周囲に溢れ返ります。
 まずはこれらを全て蹴散らさなければ、カクリヨはたちまち怪物の狂気に満たされて崩壊してしまいます!
 しかし倒しても倒しても、この段階では一向に減る気配が見られません。
 その原因は次の章で判明します。

 第二章ボス戦です。
 集団的を生み出しているのは、シズクの内部の「偽物の小さなUDCアース」の「柱」というべき強力なボスUDC怪物の存在でした。
 猟兵達は爆発寸前の偽物世界へ危険を顧みずに飛び込み、このボスUDC怪物を討伐しなくてはなりません。
 ですが、ボスは絶えず大量のUDC怪物を生み出し続けているため、周囲を埋め尽くすUDC怪物を対処しながらボスへ致命傷を与える攻撃を狙わねばなりません!
 ボスを討伐すれば「偽物の世界」は崩壊・消滅してゆきます。
『プレイングボーナス』……押し寄せる大量の怪物に対処しながら戦う。

 第三章ボス戦です。
 破壊した「偽物の世界」を飛び出した猟兵達は、いよいよ『滅詩のユリと幽銃のシズク』と直接対決です。
 二人組のオウガ・フォーミュラである為、シンプルに「戦力が二倍」の強敵となる彼女達は、「妹のユリが『触れた者を消滅させる魔法弾幕』で敵を追い込み、姉シズクが『幽銃による膨大な魔力を込めた射撃』で撃ち抜く」という連携を必殺の戦法としています。

 強敵ですが、皆様の決意に満ちたプレイングをお待ちしてます!
208




第1章 集団戦 『『都市伝説』ドッペルゲンガー』

POW   :    自己像幻視
【自身の外見】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【全身を、対象と同じ装備、能力、UC、外見】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    シェイプシフター
対象の攻撃を軽減する【対象と同じ外見】に変身しつつ、【対象と同じ装備、能力、UC】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    影患い
全身を【対象と同じ外見(装備、能力、UCも同じ)】で覆い、自身が敵から受けた【ダメージ】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​
アリス・セカンドカラー
お任せプレ汝が為したいように為すがよい。

あらあら、私にシェイプシフトするなんて。大丈夫?頭セカンドカラーになってSAN値の貯蔵は十分かしら?(くすくすくす)
ま、好都合っちゃ好都合なのよね。似姿による感染・同化は呪詛の基本であり、つまり能力まで含めて私の姿になるなら私と同一になるということ。
生命再演リインカーネーション、サクラミの影朧転生システムを元に再孵化とか胎内巡りとか世界各地の転生概念を諸々ぶちこんだこの禁呪ユーベルコード眷属へと産み直してあげるわ。再演後は人造生命の創造既にオブリビオンに非ず。すなわち、この生命再演であればユリとシズクも救える筈よ。



 ――カクリヨファンタズム・石抱きの井戸。

 猟兵達が転送されたそこは、既にオウガ・フォーミュラ『滅詩のユリと幽銃のシズク』の中の「偽物の小さなUDCアース」から信じられない程の大量のUDC怪物が周囲に溢れ返っていた。
 そのどれもが無貌の怪物……ドッペルゲンガー達であり、真っ黒な顔面は深淵の闇を彷彿とさせた。
 これらへ真っ先に飛び込んでいったのがアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の混沌魔術師ケイオト艶魔王少女・f05202)だった。
「ドッペルゲンガーに出会うと死ぬって聞くけど、その正体がUDC怪物だなんて。しかもこんなにたくさん。私、何回死ぬのかしら? なんてね?」
 くすくすと冗談っぽく無邪気に嗤うアリスは、無遠慮にずかずかとドッペルゲンガー達を分け入って奥のシズクの元へ向かおうとする。
 だがそれをドッペルゲンガー達が無視するわけもなく、彼らは真っ黒な顔にアリスの顔を作り上げていった。
 ドッペルゲンガー達のユーベルコード『シェイプシフト』が発現してゆく。
 すると、顔のない怪物達はみるみるうちに姿をアリスと全く同じに変わっていったではないか。
 10秒も経たぬうちに周囲は数百人の偽アリスたちで埋め尽くさらてゆく光景を目の当たりにした本物のアリスは、怯えるどころか上機嫌に口元で弧を描いた。
「あらあら、私にシェイプシフトするなんて。大丈夫? 頭セカンドカラーになってSAN値の貯蔵は十分かしら?」
 くすくすくす。
 それは自嘲なのか、はたまた憐憫なのか。
 ともかく自分自身へと変身したドッペルゲンガー達をアリスは心配するように冷ややかな視線を送る。
「ま、好都合っちゃ好都合なのよね。似姿による感染・同化は呪詛の基本であり、つまり能力まで含めて私の姿になるなら私と同一になるということ。その意味、もう理解してるわよね? 私達?」
 無垢な少女然とした笑顔をドッペルゲンガー達へ向けるアリス。
 刹那、周囲がにわかにどよめき、狼狽が広がる。
『まずいわ……! 今すぐこの姿を捨てないと!』
『無理ね。もう出遅れだわ』
『ああ、こんな事、ありえるのね……』
 アリス化したドッペルゲンガー達は、己の身に何が起きたのか理解し、実感してしまった。
 埒外の罪深き刃ユーベルコードを行使できるのはドッペルゲンガー達だけではない。
 それは猟兵たるアリスも同様だ。
生命再演リンカーネイション。サクラミの影朧転生システムを元に再孵化とか胎内巡りとか世界各地の転生概念を諸々ぶちこんだこの禁呪ユーベルコードで眷属私へと産み直してあげるわ」
 アリスはユーベルコードを介して、自身と同じ姿に変わったドッペルゲンガー達を『召喚』扱いで次々と己の眷属へと転化してみせる。
 その数はあっという間に1000を超えた。
 戦闘が始まる以前の話だ。ドッペルゲンガー達はアリスに姿を変えた時点で敗北していたのだから。
「再演後は人造生命の創造既にオブリビオンに非ず。すなわち、この生命再演であればユリとシズクも救える筈よ。それじゃ、二人の元へ急ぎましょ❤」
 こうしてアリス大隊が爆誕し、周囲のドッペルゲンガーを更にアリス化させながら敵中を悠々と闊歩してみせるアリス・セカンドカラー。
 またの名を『ネームドオブリビオンをアレコレと救済せし慈愛の持ち主ヤッて分からせるやべー奴』……。
 アリスはユリとシズクを9歳、もとい救済にするべく、真面目に任務をこなしてゆくだけであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
単独行動
機神搭乗

偽りの世界か
体の中でそんなもんが溢れたら地獄すぎるな
「世界が世界なら本当の意味で創造神になりえたかもね☆」

「という訳でご主人サマ!ここは春の」
するわけねーだろ!真似されたらどうするんだぼけぇ!?

【情報収集・視力・戦闘知識】
うわ…メルシーが一杯…地獄かこれ?
「ご主人サマー!?あんなコピーとメルシー一緒にしないでー!」
だが…能力だけ真似ても
「技能とレベルは負けないぞ☆」

【属性攻撃・迷彩】
光水属性を機体に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で熱源隠蔽

【念動力・弾幕】
超高速で飛び回り念動光弾乱射

周りは全部敵でうじゃうじゃ…
「それならあれだね☆」
UC発動
周りが敵しかいねーなら
「打ち放題☆」



 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は相棒の界導神機『メルクリウス』のコクピット内で、宇宙の真理を目の当たりにした猫のような顔付きになっていた。
「偽りの世界か。体の中でそんなもんが溢れたら地獄すぎるな……」
『世界が世界なら本当の意味で創造神になりえたかもね☆』
 目の前の3D雄鶏アバターがきゃるんっ☆と可愛くポーズする。
『ちなみにメルシーも世界を産んだから創造神だよ!』
 メルシーはクロムキャバリア世界のジャパニアという国を創造したガチの神様だったりする。
 カシムは出会った当初を懐かしみながら言葉を漏らした。
「ああ、そういやそうだったな。で、どうやって創造したんだ?」
『それは勿論、ヒッヒッフーッてお腹を力んで……』
「ラマーズ法で世界を産み落とす神様なんざ初耳だなァ!?」
 相変わらずカシムのツッコミは冴えわたっていた。
『ということで、いつものノルマもこなしたことだし』
「あれノルマだったのかよ、今はもっと危機感を持てよ。見てみろ、周りを。メルシーがすでに一杯じゃねーか。うわ……地獄だな」
『ご主人サマー!? あんなコピーとメルシーと一緒にしないでー!』
 カシムの言葉通り、ドッペルゲンガー達は視認したメルシーの神機姿をコピーしていた。
 生身と違って人型兵器を象られるとなかなか厄介だ。
 メルシーも、このことは理解できているからこその提案をカシムに持ちかける。
『うん、だから、ここは幼女祭りで……』
「するわけねーだろ! 彼奴らにユーベルコードを真似されたらどうするんだぼけぇ!?」
 メルシー自慢の超物量作戦もドッペルゲンガーがコピーして行使できてしまう、
 そうなったらカクリヨファンタズムはハルマゲドンが勃発してしまうだろう。
 故に、別の手立てをカシムは講じた。
「たとえ能力だけ真似ても……」
『技能とレベルは負けないぞ☆』
 次の瞬間、メルクリウスは光学迷彩魔術でその姿をくらませる。
 当然、ドッペルゲンガー達もこれを真似て周囲の景色に溶け込んでみせる。
 一見、あれだけいた無数のキャバリアの大群が綺麗さっぱり消えたように見えるが、すべて姿を隠匿しているだけである。
 故に、あちらこちらで金属がぶつかり合う音が聞こえ始めた。
「いいぞ……ドッペルゲンガーは視認した相手をコピーすると思ってましたが、やはりですね」
『全員が透明になっちゃえば、あれだけの大群は身動きなんて取れないぞ☆』
 地上で玉突き衝突事故を起こすドッペルゲンガーに対して、カシムとメルシーはこっそりと上空へ逃れていた。
 あとはいつもの必勝パターンだ。
「姿は見えねーが、足元は敵だらけだ……なら?」
『撃ちホーダイだね☆』
 万能魔術砲撃兵装『カドゥケウス』でドッペルゲンガー達がいると思しきエリアを念動光弾で絨毯爆撃してゆく!
「メルシー、決めるぞ! 魔力を回せ!」
『ラジャったよ☆』
 メルシーの魔力をカシムの魔力回路へ流し込み、ユーベルコードの威力底上げを行う。
 この芸当は、パイロット不在のドッペルゲンガー達には出来ない芸当だ。
 すると、万能魔術砲撃兵装『カドゥケウス』が超巨大化してゆく!
 まるでイカの色塗りバトルで使用されるスペシャル兵器のようだ!
「ソウルピース『プレジデント』…その恐ろしさ……見せて貰います」
メルシーの背後に、突如としてオブリビオン・フォーミュラ『プレジデント』の幻影が出現!
 メルシーが最大出力で放った光弾が大地へ突き刺さると、炸裂するエネルギーが光の渦となって半径133m内のドッペルゲンガーを塵に変えていった。
「周囲に、味方はいないな……よし、あと2発打ち込むぞ!」
『ひゃっはー☆』
 神・魔軍転生『プレジデント・ザ・ショウダウン』コウテツノコブシヲモツエラバレシオウは3回まで攻撃可能なユーベルコード。
 そのまま一気に的中をなぎ倒してゆくカシムとメルシーであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
偽物のUDCアース!?
世界をそのまま作ってるってのかよ!
本当、何でもアリだな……
油断も隙も有ったもんじゃねぇ!

まずは大軍相手にしなきゃいけないってのもキツいけど、
よりによってドッペル共かよ!
あんまり大技出しすぎると、逆にアタシらが圧し潰されそうだ。
抑えめに、でも全力を尽くすしかねぇか……!

【意思貫く鎧】を纏って戦場に躍り込み、
『電撃』の『属性攻撃』と『グラップル』を軸にして戦うよ。
囲まれそうになったら、『衝撃波』で『範囲攻撃』して距離を取り、
なるべく少数を相手取れるよう立ち回る。
ついでにSMGで『弾幕』も張るけれど、
奴らも真似してくるんだよな……ああ鬱陶しい!



 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)がグリモアベースでのブリーフィングにて今回の任務内容を聞いたとき、正直なところ何かの聞き間違いかと思った。
「偽物のUDCアース!? 世界をそのまま作ってるってのかよ! 本当、何でもアリだな……油断も隙も有ったもんじゃねぇ!」
 そして実際に現地でその有様を目の当たりにすると、もはや乾いた笑いしか出てこなくなっていた。
「はは……もうヤケクソだなこりゃ! まずは大軍相手にしなきゃいけないってのもキツいけど、よりによって相手がドッペル共かよ!」
 数宮は目の前の怪物達が一瞬で数宮と同じ姿へ変化してゆくさまに舌打ちをした。
「あいつらはアタシと同じ行動を繰り出してくる……つまりあんまり大技出しすぎると、逆にアタシらが圧し潰されそうだ。抑えめに、でも全力を尽くすしかねぇか……!」
 無数の自分自身を前に、数宮は早速ユーベルコード『意思貫く鎧サイコスキンアーマー』を全身に纏う。
「集中……収束……顕現! さあ、かかってきやがれ!」
 サイキックエナジーを具現化させた鎧を纏った数宮は、拳にもメリケンサック型のサイキックエナジーを握り込んで手近なドッペルを殴り倒した。
 すかさず他のドッペル達も一斉に殴りかかってくる。
「さすがアタシに化けただけあって、気味が悪いほど動きが見え見えだな……!! ほら吹っ飛びな!」
 押し寄せる大群へ数宮はサイキックエナジーを籠めた拳から衝撃波を放って周囲を蹴散らしてみせた。
 その隙に囲まれぬように大群の外へ飛び出して難を逃れると、真似して衝撃波を撃たんとするドッペル達をサイキックエナジーの雷撃で感電させて身動きを封じて各個撃破に努めてゆく。
「ちぃっ! やっぱ数が多すぎる! こうなったらSMGの弾幕で一斉掃射するしかねぇ! でも奴らも真似してくるんだよな……ああ鬱陶しい!」
 数宮はSMG-MP5udcを構えて引き金を絞った。
 直後、凄まじい反動と共に鉛弾が無尽蔵に蔓延るドッペル達へ浴びせられてゆく!
 勿論、ドッペル達もユーベルコードで守りを固めながら反撃で銃撃を試みる。
 しかし、ここで数宮は奇策に打って出た。
「姿形は真似できても、こいつはさすがにサイキックエナジーでは作れないよな!? 来い! アタシの宇宙カブ!」
 すると、何処からともなく数宮の宇宙カブが無人のまま猛スピードで突っ込んできたではないか!
 銃撃をする間もなく、ドッペル達は衝突されて吹っ飛んで玉突き衝突と将棋倒しを繰り返していった。
 そのまま前を阻むドッペル達を立て続けに撥ね飛ばしてゆき、オーナーである数宮の元へ到着!
 数宮は宇宙カブに乗り込むと、アクセル全開で敵中へ果敢に飛び込んでいった。
「オラオラ退け退けぇ! 轢き殺されるか、雷属性の弾丸で撃ち抜かれて死ぬか、どっちかを選びな!」
 SMGの弾丸にサイキック電撃を宿すことで、サイキック武装を纏ったドッペル達を感電させて行動不能に陥らせることが可能だ。
 更に宇宙カブにサイキックエナジーで製作したバズソーを前方に取り付けることで、前を塞ぐドッペル達をギタギタに斬り刻んで前を切り拓けるようになった。
「思った通りだ! ドッペル共は外部から持ち込んだ武器は複製出来ねぇ! これにアタシのユーベルコードがくわわりゃ百人力だな! さあて、一気に進ませてもらうよ!」
 機転を利かせた数宮が、誰よりも速く敵の中を薙ぎ倒しながら突き進んでゆくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

空亡・劔
如何なる相手であろうと…あたしはこう言うわ!

この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いての大異変カタストロフとは生意気よっ!

そしてあたしはインテリな最強の大妖怪!
脳筋でもへっぽこでもないわよ!(きり

知性溢れるあたしの戦いを見せてやるわ!

なので【戦闘知識】で怪物達の動きや周辺も把握!

【天候操作】でブリザード!(極低温の強風!雪さえ凍らせる!

【属性攻撃】で氷属性を武器に付与!

神殺しの大妖怪発動!

攻撃力強化!

氷の【弾幕】をバラまきながら殲滅よ!
あたしを真似てもあんたらが人類の脅威である事に変わりはないわ!
二刀による【二回攻撃】で【切断】よ!

この神をも屠る最強の大妖怪にやられる栄誉を味わいなさい!!



 空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)……カクリヨファンタズムでの戦争時に『最強』の名を掲げて活躍した猟兵は、再びこの世界の危機に立ちあがった。
「如何なる相手であろうと……あたしはこう言うわ! この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いての大異変カタストロフとは生意気よっ!」
 うじゃうじゃと群がるドッペル達へ指を突き付ける空亡。
 ドッペル達も瞬時に彼女の姿へと変貌を遂げると、同じセリフとポーズを繰り返した。
「ふん! 所詮はあたしの真似しかできないオウム返しの怪異ね! そしてあたしはインテリな最強の大妖怪! 脳筋でもへっぽこでもないわよ! 知性溢れるあたしの戦いを見せてやるわ!」
 キメ顔で言い放った空亡は、天へ手をかざして雪雲を呼び寄せた。
「超低温のブリザードよ! これで凍えさせて動きを封じるわ!」
 空気中の水分すら瞬時に凍結してダイアモンドダストが発生するほどの超低温の猛吹雪が、周囲をあっという間に覆い尽くした。
 だがドッペル達も一斉に雪雲を呼び寄せてしまう点を、この自称インテリ最強大妖怪は頭からすっぽ抜けていた。
 故に、石抱きの井戸周囲が極寒に地獄へと早変わりしてしまった。
「きゃあー!! さむさむさむさむーっ! 周りが真っ白で何も見えないじゃない!」
 もはや視界ゼロ。
 どこに敵がいるかも分からない状態だ。
 インテリ改めポンコツ大妖怪は、涙すら凍らせながらガタガタと身体を震わせてしまう。
「これじゃあどこから襲われてもおかしくないわ! って、それって敵も同じ状況よね?」
 途端、空亡の顔に笑みが戻ってゆく。
「つまり、奇襲し放題じゃない! というか周囲は最初から敵だらけだし、この視界不良なら敵もあたしの真似を出来ないわ!」
 すかさず空亡は殺神魔剣『空亡・紅』を鞘から抜いてユーベルコードを発動!
「たしを真似てもあんたらが人類の脅威である事に変わりはないわ! 我が名は空亡劔……神殺しの大妖怪なり! 喰らいなさい!」
 人類への脅威に対して超特攻の大斬撃が時空を超越して周囲のドッペル達を纏めて切り伏せてゆく。
「さらに永久凍剣『二世氷結地獄・極』も解放! 二刀流でユーベルコードを繰り出すわ!」
 視界不良を活かした時空を超える凍てつく斬撃が乱舞する。
「この神をも屠る最強の大妖怪にやられる栄誉を味わいなさい!!」
 その姿は、まさに最強の大妖怪に相応しい奮戦ぶりであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

フラーウム・ティラメイト
暴食降臨

憤怒の獣続き
タタリの念仏を受けて自害し続けて力を尽きたその瞬間

アクエリオの時の懐かしい空間が…
『呆れたよ』
あっオベイ(胸にある鳥型の石)
『わざと喰らっただろう?37564回死んだんだぞ?君という奴は相変わらず頭のネジが飛んでいる』
良かったです

『速く離れよう君の仲間達は遠くに逃げた。逃げる体力は私のを上げよう…』


ディストーション・オベイに再び変身した私にタタリさんは驚いていましたが…
タタリさん、ありがとうございました
お陰でオベイに再開出来ました。
今度は一対一で戦いましょうね
タタリさんにそう告げるとエリンさん達の所へ飛んでいった…

狂人が…と聞こえた気が?



(⁠☞゚⁠∀゚⁠)⁠☞

絵文字の巻物を持ったイルミリアさんです

敵が現れましたね

(⁠ノ⁠^⁠_⁠^⁠)⁠ノ

なるほどダメージは与えずに捕縛するんですね


私は結界術を凍結攻撃と組み合わせて頑丈にして捕縛
┐⁠(⁠ ⁠∵⁠ ⁠)⁠┌
イルミリアさんは次元能力で瞬間移動しながら巨大な檻型の眷属で捕獲しています
オーラ防御で防ぎながら結界術で捕縛しています


リュカシオン・カーネーション
暴食降臨
シオンがご当地パワーを十分に入れられ無かった理由

憤怒の獣続き
アロナちゃんはペンダントの中で眠っている

まずは動物園に…
ん?何だあれ?…エスパスじゃないか!何で頭だけ?!黒い影に頭を掴まれている

追うか…


虹炎仙人…いるか…
『シオンどうした!何で立っているんだその怪我で!後何その頭?!』

エリンに奥義を…邪神龍と一緒…にいるはず…

『分かったから!おい!どこに行く!』

エスパスを虹炎の神の所へ…

『シオン!…奥義のメモって字汚ねぇ!』(エリュファシオンという19歳の彼の娘に解読してもらってエリンに教えた)





《シオンさん体は大丈夫ですか?》
大丈夫だ!
《傷だらけで鳥やタタリと戦ったんですから無理しないでください!》
やるんだよ…私は猟兵なんだ



敵の攻撃をオーラ防御で受け止めて神罰と電撃を纏った拳で殴る

《…》
炎と風と水の魔法で敵を吹き飛ばす

…どうしようかな?

『ラーミアなのだ』バァーン

ラーミア(丸くて可愛い)だ!
『ラーミア達も戦うのだ』バァーン

ラーミアと連携して結界術と念動力を組み合わせて相手を閉じ込める


エリン・エーテリオン
暴食降臨

憤怒の獣続き

シオンを背負っていると血が出ていた
どう見てもタタリで戦った時の傷ではないのは明らかだ…私達はパニックになりかけると

『シオン!やっぱりか!』
師匠(虹炎仙人)が現れて

『この先に病院がある!急げ!』
虹炎の神に変身して私達を運んだ

シオンとソラウは手術室に運ばれた
ソラウは軽症だったがシオンが重症で長い間眠っていたが、最近目を覚ましたのだった


ごめんなソラウ、婆ちゃん…

二人とも気にしないでと言ってくれた


ブラッドムーンは範囲攻撃で範囲を広げながら斬撃波を敵に放つ

エキドゥーマはマヒ攻撃とハッキングで敵をフラーウム達と一緒に捕縛して捕まえた敵に電撃を放った

私は防御にオーラ防御と爆撃でカウンターしながらヴァルカライナーのエネルギー弾で攻撃する

行くぜ!チェンジ!虹炎龍皇神!
連続攻撃で敵を吹き飛ばしながら
ラーミア(丸くて可愛い)が逃れた敵達を謎の力で攻撃しているが気にしないで攻撃だ

ソラウがUCで攻撃した後、敵を怪力でぶん殴った

イルミリアは暴食の王というUCで周りの敵を飲み込んだ

気を抜くな!皆!


ソラウ・エクステリア
暴食降臨
病院に行く前

体が痛い…僕はやっぱり駄目な奴…
「そう思うのならこれからはちゃんと人の話を聞いてくださいね?」

怨念が突然消えたのだ
(シオンとアロナの怨念も消える)
あれ?体が楽に?
ディストーション・オベイの姿のフラーウムさんが居た
「ライズサンとエミリアーノは途中で仕事があるから抜けると伝えてくれ。ソラウの奴に言ったけど上の空だったから…ってもう少し周りを見てくださいね?」

シオンはタタリと戦う前から大怪我を負っていたらしい(本人は見栄だったと全員に謝罪)

…僕、甘ったれていたんだ
心の中ではエリン達が何とかしてくれる…
そんな事を考えていたから皆に迷惑をかけたんだ…このままじゃ駄目だ僕は変わるんだ!

クロノドラグマ星に帰って修行し新しい技を覚えて来たよ


僕は今度こそちゃんと役割を果たすんだ!

情報収集と視力で状況把握する結界術と念動力で防御を固めながら歌唱で仲間を鼓舞する

攻撃は音響弾で攻撃する


ライズサンは斬撃波を敵に放つ


エミリアーノは電撃と呪殺弾で攻撃する

今度こそ決める!
UC発動して敵を吹き飛ばした



 先の任務で敗走した者たちがいた。
 フラーウム・ティラメイト(因果獣と因果を喰らう者『オベイ』を宿す探究者・f38982)は仲間を守るために死ねない身体へ変身し、敵の術中にはまって自死し続けた。
 リュカシオン・カーネーション(転生したハジケる妖狐と精霊王とカオスな仲間たち・f38237)は敵への見立てが悪く、空回りしてしまった。
 エリン・エーテリオン(邪神龍と虹炎の神と共に世界を駆ける元ヤンの新米猟兵・f38063)は単独で挑めば勝てたものの、味方を信じすぎて足を掬われてしまった。
 ソラウ・エクステリア(歌姫の時空騎士と時空龍の協奏曲・f38698)は信奉していた時空神と決別したことで弱体化、虫けらのように蹂躙された。
 それぞれはそれぞれの方法で再起を図り、この場に再び集ったのだ。

『呆れたよ』
「あっオベイ……」
 フラーウムが首から下げている鳥型の石から声が聞こえる。
『わざと喰らっただろう?37564回死んだんだぞ?君という奴は相変わらず頭のネジが飛んでいる』
「それでいいんです。こうしてまた生きて皆と会えましたから」
 フラーウムはオブリビオンにとどめを刺した別の猟兵達に救助され、手当てを受けて一命を取り止めた。
 だがそれ以外でもオベイの加護によって彼女は死を免れていたのだという。
『戦う体力は私のをつかうといい。ディストーション・オベイに変身するなと言いたいところだが……フラーウムに再会できたのだ、今回はお咎めなしにしてやろう』
 フラーウムの体力が回復する。
 オベイと引き合わせてくれた強敵に感謝するフラーウム。
 その横には、何故か顔文字が描かれた巻物を持つ因果獣が無言で寄り添っていた。

 リュカシオンは悔やんでいた。
 先の任務で奇妙な影を追い、そこで偶然出会った既知の男へ己の知る知己を仲間へ伝えるように頼んでいた。
 あれをせずに素直に力を溜めるための行為に専念すれば、まだソラウやフラーウムを助けられたのではないか、と。
「ごめんなソラウ、エリン、フラーウム……」
 自分の不甲斐なさを恨み、傷も癒えぬままこの場に駆けつけた。
 それを精霊王アロナフィナが咎める。
《シオンさん体は大丈夫ですか?》
「大丈夫だ! 他の仲間が駆け付けているのに、ウチだけ何もしないわけにはいかないだろ!
 口ではそう強がるが、足元はふら付いている。
 精霊王も力が戻っておらず、それでもなけなしの魔力で治癒魔法をリュカシオンへ施した。
《でも傷だらけのままで……無理しないでください!》
「いいや、やるんだよ……私は猟兵だからな……」
 身に染みた不甲斐なさが、彼女を突き動かす衝動であった。

 エリンは先の任務で何をしていたのだろうかと自省する。
 仲間が足を引っ張ってあのざまだ、単独で戦うべきじゃなかったのか?
 何度も自答したが、それでもエリンは仲間を見捨てることはできなかった。
 故にリュカシオンの治療をすぐさま他の猟兵のユーベルコードに頼った。
 病院ではこんな短期間で復活は出来ないからだ。
「どんなに仲間が弱くても、私は見捨てないからな!」
 それは枷か、あるいは己を奮い立たせる旗か。

 そしてソラウは4人の中で最も悲惨な目に遭った者だ。
 なにせ力の源であった時空神と決別したことで、全盛期の0.1%も発揮できていない。
 限りなく一般人に近いナニカに成り下がった彼女は、この任務にも消極的だ。
「体が痛い……僕はやっぱり駄目な奴……」
 しかし、自身を逃がしてくれたフラーウムがこの任務に出向くと聞き、勇気を振り絞って同行することを決意した。
「あの時、フラーウムさんは敵に操られながらも言ってくれたんだ……『もう少し周りを見てください』って。ああ、そうか。僕は自分の事ばかりで、時空神エスパスや仲間の事なんて二の次に考えていたんだ……」
 それが敗走の原因だと悟ったソラウは、今度こそ名誉挽回のためにフラーウムを守ろうとして意気込む。
「……僕、甘ったれていたんだ。心の中ではフラーウムさんやエリン達が何とかしてくれるって……そんな事を考えていたから皆に迷惑をかけたんだ……このままじゃ駄目だ僕は変わるんだ!」
 ソラウは新たなユーベルコードをひっさげ、仲間と共にドッペルゲンガーの集団へ挑む……。

 暴食の因果獣王・イルミリア……フラーウムの装備を媒介に召喚させた寡黙な因果獣である。
 だが寡黙すぎて意思疎通ができないため、何故か顔文字を描いた巻物でフラーウムと会話していた。
 いやだったら喋れよマジで。面倒臭ぇなこいつ。
【(⁠☞゚⁠∀゚⁠)⁠☞】
【(⁠ノ⁠^⁠_⁠^⁠)⁠ノ】
「なるほど、倒さずに捕縛するんですね」
 何故か意思疎通できてしまうフラーウムも凄いのだが。
 しかしドッペルゲンガー達の一部はフラーウムに変身し、コピーした武装からイルミリアの複製を次々と召喚する。
 互いに概念を喰らう眷属を召喚するので、数で負けるフラーウムはまたしても劣勢に追い込まれてしまう。
「まずいです! ここは氷の結界術で相手を閉じ込めます!」
【┐⁠(⁠ ⁠∵⁠ ⁠)⁠┌】
 呆れる暴食の王。
 それもそのはず、ドッペルゲンガーは猟兵の装備とユーベルコード・技能まで完全にコピーしてしまうオブリビオンだ。
 もとより効果だけは強力なユーベルコードを保有するフラーウムをコピーすれば、数で押し負けるのは自明の理である。
 張った結界も複製償還されたイルミリア軍団の概念浸食の効果で食い破られるため無意味だ。
 フラーウムの脳裏に先日の依頼の結果がよぎる。
 また自分が足を引っ張ってしまう……。
「諦めんな!」
「フラーウムさん、今助けます!」
 押し寄せるドッペルゲンガーを、リュカシオンのユーベルコード『次元からラーミアが大量に出てくるのだ』で召喚した梟ラーミアの群れとソラウの必中の全耐性と反射と吸収と無敵破壊の轟雷が複製軍団を吹き飛ばした!
「時空騎士奥義・轟雷縛天陣! 新技が役に立ちました!」
 ソラウは時空竜ライズサンに攻撃の援護を任せながら、仲間を鼓舞するために歌を披露し始めた。
 だがドッペルゲンガー達もソラウの姿になって同じ行動を行えば、時空騎士奥義・轟雷縛天陣をコピー発動、更に歌声で仲間を強化してゆく。
「おい、攻撃が効かねぇぞ!」
 焦るライズサン。
 全体的にドッペルゲンガーへの対策が甘いため、反撃を考慮していないこともあって4人はまたしても苦戦を強いられていた。
「ウチのラーミアもコピーするのかよ!」
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』
『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』『ラーミアなのだ』
「うっぜぇええええええええええーーー!」
 リュカシオンはラーミアにラーミアをぶつけてどうにか拮抗を保つしかできない。
 召喚系は特に己の首を絞める結果となり、完全に猟兵側のジリ貧だ。
「またこの展開かよ! でも私は諦めないからな!」
 もはや孤軍奮闘のエリンは、ユーベルコード『虹炎魔皇・虹炎龍皇神』で変身!
「エキドゥーマ! お前ならハッキングで無効効果を向こうか出来るはずだ! やれ!」
「無茶言わないでよ! やるけど!」
「ブラッドムーン! 攻撃が反射してくるけど気にせずに撃ってくれ!」
「イヤイヤミーガシンデシマイマスヨ!」
「それでもやってくれ! でないとみんなここで死ぬぞ!」
 エリンもユーベルコードでドッペルゲンガーのコピーした無敵概念を破壊して殴りかかるが、ドッペルゲンガーもエリンのユーベルコードをコピーして殴ってくるので、もはやノーガード戦法での殴り合いだ!
「くそっ! 自分のユーベルコードをコピーされるのってキッツイな! でも、最後までたっていたほうが勝ちだ!」
 これにフラーウムが頷く。
「そうです! イルミリアさんは暴食の王です! なので……相手がやってくる前にやりましょう!」
【(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆】
 イルミリアは大口を開けてドッペルゲンガーの頭上へダイブ!
 すると、そのままその場にいたドッペルゲンガーの大半を丸呑みして食い尽くしてしまった!
「無敵だろうが反射だろうが、イルミリアさんには利きません。ただ、迂闊にこれを出すとみんなが全滅してしまう恐れがあったので……」
「って、まだ敵はたくさんいるだろ!」
 リュカシオンのツッコミは的確だ。
 イルミリアが飲み込んだのは無尽蔵の敵軍のほんの一口。
 つまり、周囲のドッペルゲンガーが今フラーウムをコピーしたら……?
「ヤバいですよ! フラーウムさんに変身される前に敵を薙ぎ倒しましょう!」
 慌てるソラウが轟雷を放つと同時に、ユーベルコード『歌姫の時空騎士の次元空間エクステリア・フィールド」によってコピー能力を抑制する。
 エリン達も丸呑みを恐れて、押し寄せるドッペルゲンガー達をとにかく屠る事に専念したのだった……。

苦戦 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

黒城・魅夜
私のこの姿はエクトプラズムで自在に形成できる一つに過ぎませんが
真似たいというのならどうぞ
ただし当然使用料は支払っていただきます
あなた方の命でね

では宣言しましょう、私の使うUCは
「舞い堕ちよ運命のごとく、痛哭せよ予言のごとく」
あなた方もそれを使うのでしょう?
ですが自分の技だからこそ欠点も知っていますよ
これは「必殺」の技ではありますが「必中」は担保されていないことをね
つまり回避すればいいだけのことです
黒い風を衝撃波で相殺し
空間破壊に対しては結界を無限に積み重ねることで対応

あなた方も同じ手を使うと?
ふふ、それは不可能
なぜなら……私のUCはもう一つあるから・・・・・・・・・・・・・です
ええ、通常ならUCは一つしか使えません
ですがこのUCだけは併用が可能
そしてこの力を使うことであなた方の回避可能性はなくなります
そう、過去と未来に突き刺さったこの鎖によってね

さあ、本物のこの力を喰らいなさい
舞い堕ちよ運命のごとく、痛哭せよ予言のごとく
黒き風に崩れ征け運命──!



 黒城・魅夜(悪夢の滴・f03522)の前には、既に彼女の姿を模したドッペルゲンガー達が奥までずらりと控えている。
 マスゲームめいた同じ顔の中で一人、本物の黒城が不敵に微笑む。
「私のこの姿はエクトプラズムで自在に形成できる一つに過ぎませんが。真似たいというのならどうぞ? ただし、当然使用料は支払っていただきます。――あなた方の命でね」
 ドッペルゲンガー達のユーベルコードは、使用時間に応じて寿命を削る。
 それがどこまで続くか不明だが、少なくともすぐに討伐したほうが賢明なのは間違いない。
 黒城はおもむろに得物である鎖を掲げ、ドッペルゲンガー達へ告げた。
「では宣言しましょう、私の使うユーベルコードは『舞い堕ちよ運命のごとく、痛哭せよ予言のごとく』。あなた方もそれを使うのでしょう?」
 その言葉通り、ドッペルゲンガー達も鎖を振り回したり身構えたりするなどして、対象を束縛する黒い風を起こす漆黒の翼を背中に広げる。
 このユーベルコードは4回命中すると必ず死ぬという必殺効果を持つ強力なユーベルコードだ。
 それをあえてコピーさせる黒城の思惑や如何に?
「人数と手数はそちらが圧倒的に有利。ですが自分の技だからこそ、そのユーベルコードの欠点も知っていますよ。これは『必殺』の技ではありますが……『必中』は担保されていないことをね? つまり……!」
 雪崩の如く襲い掛かってくるドッペルゲンガー達の鎖と黒い風を、黒城は衝撃波で相殺し、更に鎖の空間破壊に対しては結界を無限に積み重ねることで“破壊のペースを上回る結界生成速度”で強引に対応してみせた。
「……このように、回避すればいいだけのことです」
 すべての攻撃を凌ぎ切った黒城は、同じ手を使う素振りを見せる。
 だが当然、ドッペルゲンガー達も先程と同じ手で対抗しようとする。
 これに嘲笑うのは黒城だ。
「あなた方も同じ手を使うと? ふふ、それは不可能。なぜなら……私のUCはもう一つあるから・・・・・・・・・・・・・です」
 次の瞬間、無数の鎖が戦場を縦横無尽に迸ると、ドッペルゲンガー達の身体の一部を引き裂いてしまう。
 途端、ドッペルゲンガー達は不思議とその場から動かなくなり、棒立ちで黒城へ対峙し続ける。
「既に過去閉ざされ、既に未来消え去り、既に汝終焉にあり。これこそが『無力を悔やめ刻の神、漆黒の裁き我が手にありクロノスブレイクエクスキューション』です。ええ、通常ならユーベルコードは一戦闘につき一つしか使えません。ですが、このユーベルコードだけは併用が可能。そしてこの力を使うことで、あなた方の回避可能性はなくなります。そう、過去と未来に突き刺さったこの鎖によってね」
 つまり、ユーベルコードの二重発動!
 ドッペルゲンガー達は回避の意思と可能性を奪われ、あとは殺されるのを待つばかりだ。
 黒城は背中の黒い翼を広げ、その力を解放する!
 こうすることでドッペルゲンガー達を拘束し、敵側の二重ユーベルコードの発動を阻止!
「さあ、本物のこの力を喰らいなさい。舞い堕ちよ運命のごとく、痛哭せよ予言のごとくダークネスプロフェシー・オブ・フォースフォース……黒き風に崩れ征け運命──!」
 空間を破壊しながら突き刺さる鎖が4回刺されば、ドッペルゲンガー達は問答無用で死を迎えて消滅してゆくのだった……!

大成功 🔵​🔵​🔵​

テラ・ウィンディア
神機
機神搭乗

わーヘカテが一杯だぞ!
「きっとテラも乗ってるのですよね…!お持ち帰り…」
ヘカテ!?
「な、なんでもありません!…って神機の気配…って…ってげぇ!?プルートー…様!?」
あれ?戦闘機…?

「彼こそがメルクリウスの子供のプルートーですよ…うん、普段は凄くしっかりしていて有能なんですが…メルクリウスが関わると…(頭痛」
そ、そうなのか…

【戦闘知識】
周辺状況把握
そして…之より展開される斬撃を把握

【属性攻撃】
剣に炎付与

【見切り・第六感・残像・空中機動・オーラ防御・武器受け】
今回は剣を使用

そっちの人もできれば斬撃で戦ってくれ!

飛び回りながら斬撃を避けながらも敵味方全ての斬撃を常に心に刻む

【二回攻撃・切断・早業・串刺し】
剣による連続斬撃から刺突
【遊撃】
三呪剣も展開して自動斬撃

戦いながらも常に斬撃の軌跡が残ってない空間を確保

戦場内の斬撃濃度が十分高まったら

ええと…おれが示す空間で止まっててくれ!

おれも斬撃が刻まれてない空間に退避し

消えざる過去の痛み発動

(斬斬斬斬斬斬!!

お前達が真似ようと関係ない!!


アルジェン・カーム
神機

「ここにメルクリウスの気配がするよ!」
ええと…お母さんでしたか?
「少し特殊だけどね?」
こういう家族愛もあるのですね…(遠い目
また会えるといいですね
家族が離れ離れは寂しいものです
「そういえばアルジェンも…(ほろり)」
今も諦めてはいませんよ
あの子も終焉破壊者
己の終焉は壊してると信じています

ん?ぷっさん?あの機体…
「…げぇ!?まさか…ヘカテイア!?」
おお、仲間ですか!知己との出会いは良いものですね
「い、いやぁ…あの子…冥府の超武闘派二人の内一人だし…あ?ヘカテ…呼び捨てでいいよ…一応君が先輩だしね?」

さて…旧交を温める前に…まずは掃除ですか

英霊剣群展開発動

【戦闘知識】
コピー達と己の違いを把握
「ボクと同じ性能…!?」
それなら…僕の経験と技で雌雄を決するという事ですね
「そうだ!ボクだって培ってきたものもある!」
UC発動
【オーラ防御】展開
敵の攻撃を通さない!

【二回攻撃・切断・空中戦・貫通攻撃】
宝剣による飛翔斬撃で粉砕
離れた敵は空気の断層の斬撃で刻む
英霊剣でも支援斬撃や防御
飛び回り刻み破壊し続ける



 テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)は相棒たる三界神機『ヘカテイア』に登場して転送されてきた。
 目の前には、同じような姿の神機がずらりと待ち構えている。
 これらがすべてドッペルゲンガー達が変身したものだと思うと恐ろしくなってくる。
 しかしテラは無邪気に相棒の複製が地平線まで並ぶ光景に目を輝かせていた。
「わーヘカテが一杯だぞ! すごいな!」
「なんて精巧な擬態……きっとコクピットには、擬態したテラも乗ってるのですよね……! ひとりくらいお持ち帰りしても……ふふ、ふふふ……!」
「おいヘカテ!?」
 本物のテラが身震いする。
 これに黒猫3Dアバターのヘカテイアが目を逸らした。
「な、なんでもありません! ……ってテラ、3時の方向に神機の気配……って……あれは!」
 漆黒の鴉型戦闘機が虚空の輝きから飛び出てくるのを、ヘカテイアが目撃して声を裏返らせた。
「げぇ!? プルートー、様……!?」
「あれ? ロボじゃなくて戦闘機だぞ? 知ってるのか、ヘカテ?」
「彼こそがメルクリウスの子供のプルートーですよ……ええ、普段は凄くしっかりしていて有能なんですが……その、メルクリウスが関わると……ああ……」
 黒猫3Dアバターが白目を剥いて頭を抱える様に、テラはすべてを察して黙りこくった。

 一方、グリモア猟兵の助けを借りて転送されてきたアルジェン・カーム(銀牙狼・f38896)と彼が操縦する冥皇神機『プルートー』こと、ぷっさん。
 ぷっさんは転送されるやいなや、クンカクンカと匂いを嗅ぎ始める。
「ここにメルクリウスの気配がするよ!」
「ええと……お母さんでしたか?」
 アルジェンがコクピットの鴉アバターへ尋ねる。
 ぷっさんは躊躇いがちに答えた。
「……少し特殊だけどね?」
 特殊というか、変態同士のそれだ。
「……こういう家族愛もあるのですね……」
 自然と遠い目をしてしまうアルジェン。
「また会えるといいですね。家族が離れ離れは……寂しいものです」
「そういえばアルジェンも……」
 ぷっさんは失言に息を呑んだ。
 だがアルジェンは首を振って咎めないと伝える。
「今も諦めてはいませんよ。あの子も終焉破壊者エンドブレイカー。己の終焉は壊してると信じています」
「そうだといいね……ん? あれってもしかして!」
 どうしたのですか、ぷっさん? おや、あの白銀の機体は、お仲間ですか?」
「げぇ!? まさか…ヘカテイアー!?」
「やはりお仲間ですか! こんなところで知己との出会いは良いものですね!」
 だが、ぷっさんは怯えている!
「い、いやぁ……あの子……冥府の超武闘派二人の内一人だし……ってヘカテがたくさんいるー! 怖ッ!」
「あの、それを言うならプルートー様がたくさんいるほうが怖いのですが……」
 邂逅したヘカテイアが指を差した場所には、ドッペルゲンガー達が擬態したプルートー軍団が大量に控えていた。
「な……! ボクと同じ性能と姿!?」
「ね、怖いでしょう?」
「怖いけど、ヘカテ……ボクの事は呼び捨てでいいよ。一応、君が先輩だしね?」
 そんなことを話していると、ドッペルゲンガー達が武装片手に猟兵達を射撃してきた!
 猟兵達はすぐさま空中へ逃げると、反撃の準備を整える。
「さて……旧交を温める前に……まずは掃除ですか」
 ぷっさんは戦闘機からヒト型へ可変すると、周囲に英霊剣群を展開しはじめる。
「相手の性能が同じでも……僕の経験と技で雌雄を決するという事ですね」
「そうだ! ボクだって培ってきたものもある!」
 オーラ障壁で敵の射撃を遮蔽しながら高速で跳び回ると、風を纏った超高速の拳と脚の連撃・超音速で放たれる不可視の空気の断層の斬撃・高速飛翔しての宝剣から万物を両断する斬撃の3つを立て続けに繰り出してゆく。
「風よ、世界を巡る風よ……我が武としてその力を示せ……! 白虎門……開門!」
 ひとつでもヒットすればコンボが繋がり、大軍をそのまま滅多切りにしながら先へ突き進んでゆくぷっさん。
「そこの鴉の人、そのまま敵を刻んでくれ! おれもやるぞ、ヘカテ!」
 宝貝・三呪剣を巨大化させて自動攻撃モードで浮遊させたヘカテは、両手に星刃剣『グランディア』と燃え盛る紅龍槍『廣利王』を振るって敵の光弾を切り払って被弾を回避!
「鴉の人! 一度剣を振るった場所へは戻らないでくれ! 危ないからな!」
「……? は、はい、分かりました!」
 アルジェンがテラの忠告を受け入れ、ひたすら前へ突き進んでゆく。
 テラはヘカテイアにその周囲の敵を刻ませ、空間に斬撃の軌跡を徐々に蓄積させていった。
 そして、十分に敵を斬り捨てたところで、テラの十八番のユーベルコードが発動する!
「これは我が悔恨……我が無念……そしておれが知る恐るべき刃だ……とくと味わえ……!」
 上空へ避難したヘカテイア。
 すぐさまテラがユーベルコードを放つ!
「これが……悔恨『消えざる過去の痛み』だ!」
 虚空から現れる『空間に刻まれた斬撃』が、その地点にいた敵を容赦なく刻んでバラバラにしてしまう!

 斬斬斬斬斬斬!!!!

「お前達が真似ようと関係ない! 真似る前にお前たちはバラバラになっておしまいだ!」
 無尽蔵の軍団が一瞬にして塵へと刻まれてゆく。
 そして拓ける、『滅詩のユリと幽銃のシズク』が待つ石抱きの井戸への血路!

 猟兵達はシズクの体内から歪み溢れる『偽物の小さなUDCアース』目掛けて突撃してゆくのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『嫉妬のドッペルゲンガー』

POW   :    憑装・蛇神ネノクニ神楽
対象の攻撃を軽減する【漆黒の霊波動を纏った、根の国の巫女】に変身しつつ、【神楽で振るわれる武器から放たれた衝撃波】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    武装神格解放術・邪光蛇神八卦斬
【自身の装備武器から不可視の邪悪なる霊力刃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    滅尽召喚使役術式・大罪司りし蛇神は妬み嫉む
【召喚した巨大な黄金の蛇神が放つ破壊念動波】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

 グリモアベースにて、猟兵達は事前に『無限湧きするUDC怪物を止めて崩壊を防ぐために必要な事』を聞いていた。
 それが、シズクの体内の『偽物の小さなUDCアース』へ飛び込み、その中心にいる『柱』たる強大なUDC怪物を討伐することだ。
 猟兵達は決死の覚悟で空間の歪みの中へ飛び込み、世界を爆発させる元凶を食い止めに向かってゆく――。

 そして、猟兵達は見た。
 ドッペルゲンガー達を生み出す『柱』……嫉妬のドッペルゲンガーの姿を。
 だが、その姿は見覚えのある姿であった。
 無尽蔵のドッペルゲンガーを掻き分け、『柱』たる嫉妬のドッペルゲンガーへ攻撃を命中させなければ、肉の盾に攻撃は必ず阻まれて届かないだろう!
 如何に『柱』へ攻撃を届かせるか……それを瞬時に見極めなくては!
 ぐずぐずしていると、先程のように生み出された大量のドッペルゲンガーが猟兵達を模倣して襲ってくるぞ!
 時は一刻を争う!
 果たして、猟兵達は『柱』を討伐し、偽物の小さなUDCアース世界を破壊できるだろうか……!?
アリス・セカンドカラー
お任せプレ汝が為したいように為すがよい。

ドッペルゲンガーは何匹いてもその性質上私になってしまうので、むしろ多けりゃ多いほどこっちが有利になるのよね。ま、完全な相性有利ってやつね。
ま、爆発までタイムリミットがある以上は悠長に養殖(ゲーム用語。あえて仲間を呼ばせ続けて経験値稼ぎをすること)なんぞはしていられない。
創世神術、天地開闢に連なるこの力ならフォーミュラの技すらエミュれるわよ高速詠唱早業先制攻撃タイムフォールダウン重量攻撃、凍結攻撃、マヒ攻撃、気絶攻撃、封印術時間質量を解放すれば時は凍結し、もはや何をすることもできなくなるだろう
多重詠唱結界術天候操作天変地異で蹂躙するわ



 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の混沌魔術師ケイオト艶魔少女・f05202)は思案する。
 この偽物の小さなUDCアースにひしめくドッペルゲンガー達、そしてその『柱』への道を。
「ドッペルゲンガーは何匹いてもその性質上私になってしまうので、むしろ多けりゃ多いほどこっちが有利になるのよね。ま、完全な相性有利ってやつね」
 先の戦いで既にドッペルゲンガー達のユーベルコードとアリスの特性の相性は立証済み。
 ならば彼女は大手を振って群衆の中を闊歩して『柱』の元へ進めばいいだけの事だ。
 とはいえ、呑気に散歩する暇などないのは当然である。
「ま、爆発までタイムリミットがある以上は悠長に養殖ゲーなんぞはしていられないわね」
 通り過ぎるたびにドッペルゲンガー達がアリスへと変わって自我を書き換えられて追走を始める。
 やがてそれは数百、数千ものアリス軍団となって、『柱』へ真っ直ぐ突っ込んでいく!
「うわっ! なんかヤバいのきたっ! そういうのはズルいから禁止だってっ!」
 この世界の『柱』である嫉妬のドッペルゲンガーが蛇腹剣を振るい上げる。
武装神格解放術ゴッドアーマメント! 邪光蛇神八卦斬イビル・ナイン・ライヴズ !」
 不可視の邪悪なる霊力刃が振り抜かれた蛇腹剣から放たれ、アリス軍団を斬り裂いてゆく。
 しかし、アリス本人は涼しい顔だ。
「本体のわたしがやられないかぎり、どんなに攻撃を撃っても無意味なのよ? それに、創世神術、天地開闢に連なるこの力ならフォーミュラの技すらエミュれるわよ?」
 アリスは時間質量を封じ混沌魔術の発動媒体にした魔瞳を媒介に、ユーベルコード『創世神術・虚無ワールドクリエイション・ヴァイド』を発現させる。
「――高速詠唱早業先制攻撃タイムフォールダウン
 その時、不思議なことが起きた。
 時間は遡及処理され、先程とは違う未来へ時空のレーンが切り替わる。
 紡がれた新たな未来は、アリスが創造した違う時間軸だ。
「人が想像しうることは必ず人の手で実現可能である。ならば成し遂げよう、『望む未来を紡ぐハッピーエンド』を齎す力の創造を」
 アリスが想像から創造した望まぬ未来を覆す力エンドブレイクにより、あらゆる彼女の所有技能が134倍に強化される!
重量攻撃、凍結攻撃、マヒ攻撃、気絶攻撃、封印術時間質量を解放すれば時は凍結し、もはや何をすることもできなくなるだろう
 嫉妬のドッペルゲンガーも困惑する。
 確かに先に攻撃を放ったはずだ。
 しかし、今は何故か『攻撃を討つ前にアリスがユーベルコードを放っている』ではないか!
 これが望まぬ未来を覆す力エンドブレイク……!
 なまじ遡及する前の時間軸の記憶があるせいか、嫉妬のドッペルゲンガーはこの状況を理解するのに時間がかかってしまった。
 それが敗因となった。
「うわぁっ!? 身体が、凍ったみたいに……指先すら、うご、かせない……!?」
「無駄よ。さっきの終焉は壊したもの。あとは多重詠唱結界術天候操作天変地異で蹂躙するだけよ」
 次の瞬間、嫉妬のドッペルゲンガーの足元が地割れを起こし、天から万雷が降り注ぐ!
 溶岩が噴き出し、風が荒れ狂い、嫉妬のドッペルゲンガーは為す術なく自然災害の脅威に呑まれてゆくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒城・魅夜
有象無象共を相手にするのも面倒ですね
さあどうぞ攻撃してください
無防備に立ち尽くしている私を怪物どもが襲うでしょう
……まあ、残像で作り出した幻影によって誘惑しただけなのですけれどね
今更気づいても遅いこと
既に呪詛を満たした結界を展開してあります
中に閉じ込めて動きを封じてしまいましょう
ええ、いちいち倒す必要はなく邪魔させなければいいだけですからね

さて、あなたの番ですよ
不可視の刃ですか、怖いですね、ふふ
ですがその刃は……どこを通ってくるのです?
わがUCは空間そのものを消滅させ瞬間的にあなたを穿つ力
あなたの攻撃が通ってくる空間自体がもう存在しません

では御機嫌よう
あなたなど本来の獲物の前座にすぎないのです


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

なるほど、ドッペルの親玉はそう模倣してきたかい。
いや、柱がそういう「性質」だったから、
大軍もドッペルゲンガー共だった……?
なんにせよ、やれる「手」は尽くさないとねぇ。

ま、姿が見えてるのなら僥倖さ。
まずはカブに『騎乗』してドッペル共を蹴散らし、掻い潜りながら接近するよ。
そして「掴める」距離まで近付けたなら即座に【縁手繰る掌】で引き寄せ、
味方の猟兵のいる場所まで転移する!
ついでに『電撃』ビンタの一発でもはたき込んでやろうかね。
ともあれこれで後はタコ殴りタイムの筈さ、
みんな、思う存分やっちまいな!



 黒城・魅夜(悪夢の滴・f03522)と数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)がドッペルゲンガー達の大群の中を駆け抜ける。
「有象無象共を相手にするのも面倒ですね。さあどうぞ攻撃してください。遠慮は要りません」
 黒城の言葉に誘われたドッペルゲンガー達は黒城の姿を象って鎖を放ってくる。
 しかし、狙った黒城の姿が幽霊めいてすぅーっと消えてしまったではないか。
「言い忘れてましたが、それは残像です。まんまと誘われてくれましたね? 今更気づいても遅いこと。既に呪詛を満たした結界を展開してあります。中に閉じ込めて動きを封じてしまいましょう」
 鎖を空中へ解き放った黒城は、空間に巨大な呪詛の牢獄めいた結界を生成!
 その中に大量のドッペルゲンガー達を閉じ込めて足止めしてみせた。
「へぇ? そういうやり口もあるんだねぇ! こっちは力押しで行くつもりだからありがたいって話だ!」
 数宮は宇宙カブJD-1725に跨り、拳からサイキックエナジーの電撃を放出しながら敵を痺れさせて素通りしてゆく作戦だ。
「アタシを模倣する前に痺れさせちまえば問題ないだろ? って、あれが『柱』かい?」
 見えてきたのは金髪ポニーテールの少女だ。
 それはグリモア猟兵によく似た姿であった。
『柱』が模した姿の本人をよく知る数宮は、眉間にしわを寄せながら独り言ちる。
「なるほど、ドッペルの親玉はそう模倣してきたかい。いや待てよ、柱がそういう『性質』だったから、生み出される大群もドッペルゲンガー共だった……?」
 そして蛇神がグリモアベースで告げた作戦名を数宮は思い出した。
「蛇神様も意地悪なこった、偽証現世崩壊作戦コード・オブ・イノセンスなんて暗喩を仕込むなんてね?」
「つまり、全て偽物故の作戦名ということでしたか」
 黒城も猛ダッシュで宇宙カブと並走、数宮の言葉に私見を述べた。
 数宮は首肯すると、目の前に近付く『柱』へ睨み付ける。
「なんにせよ、やれる『手』は尽くさないとねぇ。力を貸してくれるかい?」
「当然です。全力で排除しましょう」
 数宮と黒城は嫉妬のドッペルゲンガーを左右から挟撃しようと試みる。
「さて、あなたの番ですよ。好きなだけ撃ってきてくださいね」
 黒城は残像の幻を無数に作り上げて嫉妬のドッペルゲンガーをかく乱。
 だが敵は範囲攻撃かつ不可視の刃をばら撒くユーベルコードを持っている!
「無駄だよっ!  武装神格解放術ゴッドアーマメント! 邪光蛇神八卦斬イビル・ナイン・ライヴズ!」
 全方位へ不可視の刃が黄金の蛇腹剣から発射される!
「不可視の刃ですか、怖いですね、ふふ。ですがその刃は……どこを通ってくるのです?」
 黒城の意味深な言葉。
 これに嫉妬のドッペルゲンガーが答える。
「そんなの、目の前の空間に決まって……!」
「わがユーベルコードは『空間そのものを消滅させ、瞬間的にあなたを穿つ力』を生み出します」
 黒城は目の前の空間に鎖を放っていた。
 鎖に触れたもの……つまり、目の前の空間という概念そのものが消滅したことを意味する!
「つまり、あなたの攻撃が通ってくる空間自体がもう“存在しません”。お気の毒に。更に、この鎖は既にあなたへ放っています。ほら、足元に」
「えっ?」
 嫉妬のドッペルゲンガーが自身の足元を見遣る。
 そこには確かに鎖がいつの間にか足首に絡まっていた!
 しかし黒城が鎖を放った素振りはなかった。
 ではいつの間に?

「狙い通りだ! 捕まえた、そこっ!」

 数宮が斬撃を回避するついでに、ユーベルコード『縁手繰る掌アポート・アンド・テレポート』で黒城の元まで瞬間移動してきた。
「魅夜さんのアイコンタクトで理解できた! アタシが『柱』を“掴んで”、一気にテレポート! こうすることで『柱』は知らず知らずのうちに鎖の射程圏内に入り、アタシは斬撃を回避できるって寸法さ!」
「意図が伝わって助かりました。さすが歴戦の猟兵と名高い多喜さんですね?」
「止しておくれよ。『手』は尽くすって言っただけさ、そのひとつに魅夜さんを勝手に勘定していただけって話だからね」
 黒城と数宮が嫉妬のドッペルゲンガーへ向き直る。
 既に黒城のユーベルコード『一切皆空消え果てよ泡沫夢幻ヴォイド・オブ・ジ・エンプティワールド』の効果で自我を奪って回避も防御もできなくさせている。
 あとはつまり……。
「ともあれこれで後はタコ殴りタイムの筈さ、魅夜さん、思う存分やっちまいな! アタシもついでにきっついサイキック電撃ビンタの一発でもはたき込んでやろうかね!」
「ええ、そうしましょう。では嫉妬のドッペルゲンガー、御機嫌よう。あなたなど本来の獲物の前座にすぎないのです」
 左右から駆け寄ってくる猟兵2人から逃げる気力を削がれた嫉妬のドッペルゲンガー。
 そのままえも言えぬ恐怖に絶叫する。
「う、うわぁぁぁー!?」
 鎖の連撃とサイキック電撃の往復ビンタからのインファイトが何度も左右から連打され、嫉妬のドッペルゲンガーは甚大なダメージを被ったのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

空亡・劔
此処が偽物の世界というかレモンじゃない!?

ちょいとやりにくいけど問題ないわ!

あたしはインテリな最強の大妖怪!
さっきみたいに知的に解決してやるわよ!(眼鏡ちゃきっ

【戦闘知識】で偽物の位置と他ドッペルの位置から突破口を見出すわ!

【天候操作】で猛吹雪を起こすわよ!
相手も真似して真っ白よね!
だが甘いわ!
【結界術】と【念動力】で広範囲に念動結界を展開してレモンの位置を捕捉よ!
神殺しの大妖怪発動!

我が刃は人類の脅威を切り捨てる!
レモンのそっくりさんだろうと人類の脅威であるなら容赦なしよ!

【属性攻撃】で氷を強化した二刀の【二回攻撃】で【切断】!

本物のレモンなら手ごわいだろうけど偽物には負けないわよ!!



 空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)はちゃんと学習する大妖怪だ。
「此処が偽物の世界というかレモンじゃない!? ちょいとやりにくいけど問題ないわ! だってあたしはインテリな最強の大妖怪! さっきみたいに知的に解決してやるわよ!」
 どこからともなく眼鏡を装着して知的アピールを欠かさない空亡は、一瞬で周囲を猛吹雪に変えてみせた。
 視界はゼロ、完全なホワイトアウト。
 更に先程の戦闘同様、ドッペルゲンガー達が空亡の存在を模倣して猛吹雪を巻き起こす。
 再び極寒地獄が生まれてしまった。
 これでは先刻の二の舞か?
「いいえ違うわ! 甘いわね! 吹雪を結界の中へ押し込んで、ドッペルゲンガー達ごと封印よ! あんた達は勝手に凍えてなさい!」
 吹雪が見えない壁の中に押し込められると、ドッペルゲンガー達を纏めて閉じ込めて吹雪の結界が出来上がった!
 これで一瞬だけ周囲に空間が生まれ、嫉妬のドッペルゲンガーの位置が丸見えになった。
「そこね! あんたを脅威と認定するわ! 我が根源! 我が原初! 人が恐れこそ我が力であり我が在り方! 我が名は空亡劔! 神殺しの大妖怪人々の畏れの顕現なり!」
 殺神魔剣『空亡・紅』と永久凍剣『二世氷結地獄・極』の二振りを構えて、嫉妬のドッペルゲンガーへ空亡が突っ込む!
「我が刃は人類の脅威を切り捨てる! レモンのそっくりさんだろうと人類の脅威であるなら容赦なしよ!」
 地獄の絶対零度を放つ2つの斬撃が放たれる!
 これに嫉妬のドッペルゲンガーが根の国の巫女へ変身して憑装・蛇神ネノクニ神楽で対抗!
 空亡へ何度も衝撃波が放たれるが、それを人類への脅威に対しての超防御障壁でガード!
「無駄よ! あんたが人類の敵である以上、その攻撃はあたしに通用しない! それに!」
 氷の斬撃が、嫉妬のドッペルゲンガーを斬り裂いた!
「本物のレモンなら手ごわいだろうけど……やっぱり偽物は弱いわね! これなら負けないわよ!!」
 凍てつく傷口を抑えてうずくまる嫉妬のドッペルゲンガーへ、空亡は追撃の刃を放ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エリン・エーテリオン
暴食降臨
❝エリン…冷静になれ!❞

アルコイリスの声を聞いて我に変える

❝今のお前は仲間の事が全く見ていないぞ!ノーガード戦法よりブラッドムーンの崩壊世界を使え!昔からやっていた戦法だろ!❞ 

…ブラッドムーンもしかしてさっき言ってくれようとした?
『オウ』

UC発動
虹炎の拳は柱に向けて放つ
UCの効果で同時に邪神王龍復活も発動
周りのドッペルゲンガーたちはブラッドムーンの姿になろうとするが…出来ない
『ミーハコピーデキナイノウリョクモチダ』
ブラッドムーンは次元能力で瞬間移動し範囲攻撃と次元能力で崩壊世界の範囲を広げてドッペルゲンガー達の変身能力を簡単に封じた
エキドゥーマは弾幕に逆行属性を付与して範囲攻撃で広範囲にばら撒き強化されているドッペルゲンガーも元に戻る。その後はハッキングとマヒ攻撃で敵の動きを止める
 
私何も見えていなかったのか…
❝せめてタタリの時もブラッドムーンかエキドゥーマをソラウとシオン達の避難に使い、お前とフラーウムで挑むべきだったな…❞

弱かったのは私の方か、あはは…
何が見捨てないだよ…!


ソラウ・エクステリア
暴食降臨
同時発動UCはエクステリア・クロノス・ライジング

『ソラウ今からお前の封印を少しだけ解く』ライズサンは私に言った『貴女が生まれた時に力が暴走して力を封印していたの』エミリアーノも私に言った

突然訳が分からない事言われたけど…この状況を何とか出来るのなら!

封印を解いてUC発動
周りの敵に轟雷で攻撃すると同時に勝手に知らないUCが発動した

金色のオーラが溢れ出す
ってコピーさせたら不味いよ!
取りあえず自分とライズサン達に次元能力で姿や能力をコピーされないように存在を歪める(流石に対象に取れない存在にはなれないはずだ)
時空魔法で姿を変えた敵を変身前の姿に戻す

『今だ!』
ライズサンは変身が解除させた敵に斬撃波と凍結攻撃を放つ
『はあ!』
エミリアーノは時間逆行属性(属性攻撃)を範囲を広げて敵に変身させないようにする。その後は電撃と神罰で蹴散らす

二人が周りを引き付けている間に僕は柱と勝負!

敵の攻撃は念動力と時空魔法で強化した結界術で防ぐ

防御しながら次元能力と音響弾と衝撃波を組み合わせた攻撃で敵を攻撃した。



“エリン…冷静になれ!”
 アルコイリスの声を聞いて我に変えるエリン・エーテリオン(邪神龍と虹炎の神と共に世界を駆ける元ヤンの新米猟兵・f38063)。
 さっきのドッペルゲンガー戦のことで何やら叱責の言葉があるようだ。
“今のお前は仲間の事が全く見ていないぞ! ノーガード戦法よりブラッドムーンの崩壊世界を使え! 昔からやっていた戦法だろ!”
「そ、そうだったな! ってブラッドムーン、もしかしてさっき言おうとしたのはそれの事か?」
 傍に控える邪神龍ブラッドムーンが頷く。
『オウ』
「そっか……悪かった……ソラウも、みんなも……」
 共闘してるソラウ・エクステリア(歌姫の時空騎士と時空龍の協奏曲・f38698)をはじめとする仲間へ、エリンは頭を下げる。
 ソラウは首を横に振ると、自嘲しながら告げた。
「僕も周りが見えてなかったから……それよりもこの数、このドッペルゲンガー! コピーさせたら不味いよ!」
 これにソラウの御付きの時空龍ライズサンとエミリアーノが助言した。
『ソラウ今からお前の封印を少しだけ解く』
 ライズサンの後にエミリアーノも告げる。
『貴女が生まれた時に力が暴走して力を封印していたの』
 ソラウは唐突な告白に全く理解が追い付かない。
「突然訳が分からない事言われたけど……この状況を何とか出来るのなら!」
『なら決まりだ。やるぞ』
『ええ。すこし苦しいわよ』
 2体の時空竜がソラウへ力を注ぎ込む。
 すると、彼女の中で眠っていたユーベルコードが復活した!
「金色のオーラと、電撃!?」
『おっとコピーはさせないぜ』
 ライズサンがソラウの周辺に時空を歪める。
 すると、次元の断層が生まれることでソラウの姿が高次元存在へ昇華した。
『今のソラウは実体のある幻のようなもんだ』
『そして私が時を戻す! はぁぁぁ!』
 時空竜の名に相応しく、ドッペルゲンガー達だけ短時間のタイムリープを繰り返させて変身を阻害してみせた。
 ここにソラウの発現した黄金御雷が周囲を焼き払う!
「これは、全耐性と反射と吸収と無敵効果を破壊する、必中の雷! すごい、こんな力が僕に宿っていたなんて!」
『ここは俺達に任せろ!』
『ソラウは先を急いで!』
 時空竜が露払いを行い、ソラウが『柱』までの道を切り拓いてゆく。
 これをエリンは自身も模倣して攻撃を開始した。
「虹炎奥義・虹炎覇天轟来拳! 更に邪神王龍復活!」
『アヒャヒャヒャヒャヒャ! ジャシンリュウノオウブラッドムーンサマノフッカツデース! ミーハフクセイデキマセーン!』
 虹色の炎に身を包んだエリンの隣に、本来の力を取り戻したブラッドムーンが降臨する。
 ドッペルゲンガー達はエリンをコピーして、彼の従者であるブラッドムーンをも複製してしまう。
「コピー出来てるじゃねぇか!」
 エリンの批難にスマホ魔神竜エキドゥーマがツッコミを入れる。
「いいえ、あれはただの張りぼてよ? 装備品としてのブラッドムーンを模しただけ。完全復活したブラッドムーンに比べたら紙ゴミ同然よ。それに……」
 スマホから禍々し光弾を乱射するエキドゥーマ。
 光弾が命中すると、ドッペルゲンガー達はたちまち元に戻ってゆく。
「あの時空竜の技をパクったわ。ここは任せて……」
『サキヲイソグノデース!』
 無尽蔵の敵をコピーされれば元に戻し、蹴散らしてゆく2匹にエリンは感謝する。
「私何も見えていなかったのか……」
“せめてタタリの時もブラッドムーンかエキドゥーマをソラウとシオン達の避難に使い、お前とフラーウムで挑むべきだったな…”
「だな、アルコイリス……弱かったのは私の方か、あはは……何が見捨てないだよ……!」
 悔しさまじりに拳を握ると、エリンは『柱』へ駆けていった。

 グリモア猟兵の姿に似たドッペルゲンガーは、エリンとソラウの姿を見るなり、蛇腹剣を振るって不可視の斬撃波を放ってきたってきた。
 これにソラウが前方へ結界を張り、念動力の斥力で飛来してくる不可視の刃を受け止めてみせる。
 エリンも虹色に燃える炎の拳を何度も振るい、真正面から飛んでくる斬撃波をなんと打ち砕いて突貫する。
「「見切ったー!!」」
 2人は同時に『柱』へ飛び掛かると、拳と轟く雷撃でダメージを与えることに成功したのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

花咲・月華
今、私が出来る事を…全力でやる!

『…行くぞ』
朱雀が小さく呟いた

まずはドッペルゲンガー対策!
燎焔怒涛…幻影を打ち破る!
これで敵は私と朱雀の装備も姿もUCコピーは出来ない

凍結攻撃の蟲を呼ぶ。蟲達も燎焔怒涛の効果を受けているのでコピーされずに周りを凍らせて貰う
(蟲笛もコピー出来ないので蟲を呼べないはず)

燎焔怒涛の効果で本来は一度しか使えないUCを一つだけ使う
使用するのは雀煉乱舞
敵は燎焔怒涛の力でコピーは出来ないはずだからこれは柱に使う

『滅せよ!』
範囲攻撃…これは朱雀が焼却を纏った衝撃波を周りに打ち込む
(敵は技能のコピーは出来るけど朱雀の方が練度は上なのだが駄目と判断したら武器で衝撃波を纏った剣で攻撃)

燎焔怒涛の連撃でドッペルゲンガーを蹴散らす

良し!柱と勝負だ!周りは朱雀と蟲に任せて
カクリヨファンタズムは壊させない!

不可視の攻撃はあらかじめ張っておいた
結界術✕衝撃波✕オーラ防御✕念動力✕吸収鉄壁属性(属性攻撃)の防御で守り呪殺弾で反撃する

情報収集と視力で敵の動きの癖を見切り雀煉乱舞発動

喰らえー!



「今、私が出来る事を……全力でやる!」
 花咲・月華(『野望』を抱く?花咲の鬼姫・f39328)は燃え盛る花咲皇花槍を携え、目の前の無数のドッペルゲンガー、そして遥か先に控える『嫉妬のドッペルゲンガー』を見据えた。
 その傍らでは花咲一族に仕える赤い鳳凰のキャバリア『朱雀』が佇む。
『……行くぞ』
 自我を持つ朱雀が小さく呟いた。
「まずはドッペルゲンガー対策! ユーベルコード『燎焔怒涛』……幻影を打ち破る!」
 花咲は全ての力を貫通する焔の槍と刀と剣の千連撃を放つ。
「これで敵は私と朱雀の装備も姿も、そしてユーベルコードさえもコピー出来ない」
 完全に対ドッペルゲンガー用のユーベルコードを生み出しての参戦だ。
 更に持参した瓢箪の栓を抜くと、中から無数の蟲達がわらわらと飛び出してくる。
「この蟲達は属性攻撃を行える。蟲達よ、周囲を凍てつかせてくれ!」
 無限に出現するドッペルゲンガー達にも匹敵するほどの蟲の群れが、不快な羽音の大合唱を響かせつつ周囲の敵を抑え込んで道を切り拓く。
 その先にはこの小さな偽物UDCアース世界の『柱』たる嫉妬のドッペルゲンガーがいる!
「さて、燎焔怒涛の効果で本来は一度しか使えないユーベルコードをもうひとつだけ使える。使用するのは『雀煉乱舞』だ。これを『柱』に使おう」
 朱雀も巨体を生かして、蠢く無数のドッペルゲンガー達を蹴散らして回っている。
『滅せよ!』
 朱雀が灼熱の衝撃波を周りに打ち込む。
 ドッペルゲンガー達は中途半端に花咲の姿を模倣したまま焼け崩れていった。
 花咲も燎焔怒涛の連撃でドッペルゲンガーを蹴散らし、遂に嫉妬のドッペルゲンガーを射程に捉えた。
「良し! 柱と勝負だ! 周りは朱雀と蟲に任せる! カクリヨファンタズムは壊させない!」
 だが嫉妬のドッペルゲンガーも不可視の刃を蛇腹剣から何度も発射してくる。
 乱戦の中、これらを回避することは困難だ。
 それでも花咲は余裕の表情。
「不可視の攻撃はあらかじめ張っておいた。朱雀の力を借りた燃え盛る鉄壁の防御で守り、マシンガンソードとマシンガン付き刀の呪殺弾で反撃する! 喰らえー!」
 不可視の斬撃波はキャバリアの権能で強化された花咲のオーラ障壁に阻まれ、反撃で呪詛が籠った弾丸の嵐を嫉妬のドッペルゲンガーが浴びる結果になった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
単独行動
「ごごご主人サマ!ぷっさんの匂いがするよ!早く逃げよう!」
それどころじゃねーだろ

つか…レモンじゃねーか!

しかもあのドッペルてんこ盛りかよ…

【情報収集・視力・戦闘知識】
偽レモンの位置とドッペルの位置を把握

そして…之から起こる惨事においての安全地帯を把握

UC発動
当然相手もだろうから
【空中戦・念動力・弾幕・スナイパー】
念動光弾の乱射を偽レモンに向けて集中攻撃

まぁ…当然庇って密集陣形とるよなぁ…?

【属性攻撃・迷彩】
そして当然反撃してくるだろうから退避しながら光水属性を自分と機体に付与して光学迷彩で存在を隠しずつ熱源隠蔽


ひょいっと機体から脱走!

ちゅどーん!!

そしてまた乗って再発動

脱走!

どかーん

「いやーん☆ご主人サマ鬼畜♥」

UC再発動

偽レモンが気付いてドッペルゲンガーを周囲から退避させれば

【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み・浄化】
当然一気に距離を詰めてその黒い霊波動の浄化を狙い
鎌剣による連続斬撃!
時間切れまで全力猛攻!!

「ご主人サマ?最後は?」
くそがー!
偽レモンも巻き込みちゅどどーん!!



「ごごご主人サマ! ぷっさんの匂いがするよ! 早く逃げよう!」
 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)の相棒であるメルシーが顔面蒼白になって訴えてくる。
 強火のヤンデレマザコンことプルートーが傍にいることに恐怖を感じていた。
 しかしカシムは周囲で無限湧きするドッペルゲンガー達を前に、メルシーを戒めた。
「いやそれどころじゃねーだろ。つか……あれレモンじゃねーか! しかもあのドッペルてんこ盛りかよ……」
 カシムは眼力で『柱』である嫉妬のドッペルゲンガーの距離とドッペルゲンガー達の数を瞬時に把握する。
 そして彼の両目から光が失われてゆく。
「竜眼号に引きこもる。あとは上手くやれ……メルシー」
「そ、そんなー! いつぷっさんが来るか分からない状況で独りにしないでー!」
「うるせー! とっとと偽レモンのところへ突っ込め! ぽちっとな!」
「ちょ、この状況で戦争強制終結機構『神々の黄昏』を起動させるとか、ご主人サマ鬼畜でサイテー☆」
 3分後に自爆する爆弾になったメルシーは、元の神機の姿になって3分間だけ能力が3倍に跳ね上がった。
 一方、カシムは上空に出現させた飛空戦艦『竜眼号』に搭乗すると、ドッペルゲンガー達がコピーした偽竜眼号の大戦隊に溜息を吐いた。
「まぁ当然相手もだろうとは思ってましたよ。先制攻撃DA☆ ポチっとな!」
 戦艦の自動攻撃システムを火力最大で発動!
 全砲門から発射された念動光弾は、前方の偽戦艦と嫉妬のドッペルゲンガーへ向けて集中砲火を開始!
「まぁ……当然『柱』を庇って密集陣形とるよなぁ……? なら僕は吹き飛ばすまでだ」
 竜眼号は光学迷彩魔術を発動させ、その姿を周囲からくらませた。
 ステルス砲撃を継続しつつ周囲を爆撃してゆくカシム。
 嫉妬のドッペルゲンガーもこれには根の国の巫女へ変身し、衝撃波を上空に乱射して手数で攻めてくる。
 だがそこへメルクリウスが猛ダッシュで突っ込んできた!
「さーん! にーぃ! いーちっ! ちゅどーん☆」
 3分経過したメルクリウスが嫉妬のドッペルゲンガーを巻き込んで自爆!
「いやーん☆ ご主人サマ鬼畜ぅ♥」
 メルクリウスも木っ端微塵になるが、賢者の石で出来た機体はすぐに再生を始めて復元をしてゆく。
 嫉妬のドッペルゲンガーと取り巻きのドッペルゲンガーは吹っ飛ばされてかなりのダメージを負ったようだ。
「修復完了だよ、ご主人様サマ!」
「よし、ワンモワセッ! ポチっとな!」
「もう~ご主人サマも好きなんだから~❤」
 再び3分間強化を施されたメルクリウスは、ビーム大鎌剣ハルペーを振り回して偽空中戦艦の軍団をスパスパと斬り裂いて轟沈させてゆく!
 だがあっという間に3分間が経過し……。
「あっ❤ らめっ❤ キちゃうっ❤ すごいのキちゃう❤ お腹が熱くて、イッ、イッ~❤」
「いかがわしい表現してないでとっとと爆ぜろ馬鹿!」
 竜眼号の主砲がメルクリウスごと嫉妬のドッペルゲンガーを砲撃すると、メルクリウスの嬌声と共に周囲は核爆発めいた炎の柱に吞み込まれてしまうのだった。
「そういうご主人サマの鬼畜っぷりがしゅきぃぃぃ~~~❤」
 メルクリウス、カクリヨファンタズムの片隅で愛を叫んで爆発四散!
 サヨナラ!
(3秒後には完全復活した)

大成功 🔵​🔵​🔵​

アルジェン・カーム
神機
機神解除

…まるで黒きエンドブレイカー達の様ですね
流石に心までは真似てないみたいですが

「あくまでボクらを姿と能力を真似てるだけの様だねってヘカテが黒子猫になってる!?」(鴉

乗り手は…ってシルさん!?髪染めたのです!?
…驚いた…猟兵のシルさんには双子が居たんですね…

…ってあれはレモンさん!?いや…あの人まで模倣されてるんですか…!

【戦闘知識】
テラさんと情報共有
突破口を把握

広域範囲攻撃は真似されれば惜し負けますね
今は使えませんが
ならば!

UC発動
これは…数の多さこそが仇になりますよ!

【空中戦・念動力・オーラ防御】
飛び回り念動オーラ展開
【二回攻撃・貫通攻撃・切断・弾幕】
宝剣による斬撃
拳と脚による連撃の刺突
空気の断層による斬撃の弾幕を展開し
敵が放つのは敵を盾にしたり念動障壁で防ぎダメージを避

偽レモンさんにも猛攻
時折周囲の敵に空気の断層でダメージを与えて此方の連続攻撃を切り裂ない
またテラさんの死角から来る攻撃もフォロー


この偽物世界が齎す悲劇の終焉エンディング…破壊させて頂きます!


テラ・ウィンディア
神機
機神状態解除
「キャバリアの状態じゃ余計に敵の層が厚くなりますからね…ってテラが…テラが沢山…!」(荒ぶる黒ちび子猫
ヘカテ!?

…ぅう…レモンの偽物か…やり辛いけど…でも止まるわけにはいかないぞ!
ユリとシズク…できれば助けたいな…

人間爆弾なんて残酷すぎるぞ…!

っておれはシルじゃないぞ!?ってあんたは…バーンの所の…?

【戦闘知識】
ドッペルと偽レモンの位置と陣形と周囲の状況を把握

同じ技と能力じゃ数で押し負ける…さっきのだと近づかないとダメだ…
!!でも此奴ら心までは真似てない筈だ!
それなら!
UC発動
例え姿と能力を真似ても!
心までは譲らない!
グラビティフィールド…おれの戦意に…応えろ!

【属性攻撃】
炎を全身と武器に付与
【見切り・第六感・残像・空中戦】
高速で飛び回りながら残像を残し回避
【二回攻撃・切断・串刺し・早業】
太刀と剣による連続斬撃から三呪剣展開
槍による串刺しで突破口を作り出して
【重量攻撃】
偽レモンの波動と重力フィールドを激突!

お前はレモンじゃない!レモンは何時も頑張り屋で強い奴だ!



「………まるで黒きエンドブレイカー達の様ですね。流石に心までは真似てないみたいですが」
 アルジェン・カーム(銀牙狼・f38896)は周囲にひしめく大量のドッペルゲンガー達を見て眉をひそめた。
「あくまでボクらを姿と能力を真似てるだけの様だね……って、ヘカテが黒子猫になってる!?」
 今更プルートーことぷっさんがヘカテイアの仮の姿に気が付いた。
「本当に今更ですよ……キャバリアの状態じゃ余計に敵の層が厚くなりますからね……って解除したら解除下でテラが……テラが沢山……! 眼福ですね……! ハァハァ……!」
 テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)がヘカテイアの興奮っぷりに引いてしまう。
「ヘカテ……!? 黒チビ猫でハァハァされても嫌だぞ……!」
 燃え盛る槍を構えて、自身のドッペルゲンガー達と交戦を始めるテラ。
 プルートーはそんなテラに目を見張った。
「え、なんであなたが!? いつの間にか髪まで黒く染めて!」
「え? おれは生まれつき髪が黒いぞ!」
 テラの反論の様子で、プルートーは人違いだと気が付いたようだ。
「ご、ごめん! 君によく似たエルフの女の子を知っていたから! って、これってまた異世界の同一人物って事!?」
「いや、単に双子ではありませんか?」
 アルジェンが英霊剣群を展開して、周囲のドッペルゲンガー達を切り伏せてゆく。
 当然、周囲のドッペルゲンガー達もアルジェンへ姿を変えて応戦してくる。
 これにアルジェンは先手を打つべく、ユーベルコードで押し切ろうとする。
「広域範囲攻撃は真似されれば惜し負けますね。ならば! 白虎門……開門!」
 途端、アルジェンは風よりも速い身のこなしを獲得する!
「これは……数の多さこそが仇になりますよ! この連続攻撃、あなた方が倒れるまで無限に続くのですから!」
 風を纏った超高速の拳と脚の連撃が目の前のドッペルゲンガー達を打ち崩し、鞘から抜いた宝剣から超音速で放たれる不可視の空気の断層の斬撃がまとめて敵を斬り裂く。
 そして天高く高速飛翔してからの、宝剣を振り抜いて眼下の万物を両断する!
 これが敵集団のひとりにでも命中する限り、アルジェンのユーベルコードは途切れることはないのだ!
 テラのこの乱戦に乗じて『柱』の元へ向かうべく斬り込んでゆく。
「同じ技と能力じゃ数で押し負ける……さっきのだと近づかないとダメだ……!! でも、此奴らはおれの心までは真似てない筈だ! それなら!」
 途端、テラの周囲に超重力フィールドが発生する!
「グランディアよ……全ての存在がもつ原初の力よ。我が身に宿り力と成せ……! グラビティフィールド! おれの戦意に、応えろ!」
 次の瞬間、マッハ13の超音速で空中へ駆け上がっていったテラは、燃え盛る紅龍槍『廣利王』を片手に『柱』の姿を視認した。
「……ぅう……レモンの偽物か……やり辛いけど……。でも止まるわけにはいかないぞ! それにユリとシズク……できれば助けたいな。人間爆弾なんて残酷すぎるぞ……!」
 怒りを胸に、巨大化させた槍を地上へ投擲!
「例え姿と能力を真似ても! 心までは譲らない!」
 まるで弾道ミサイルめいて地表に火柱を昇らせた槍に、多くのドッペルゲンガー達が消滅していった!
「勝負だ! 偽レモン!」
 投げ捨てた槍の代わりに、星刃剣『グランディア』と錆鞘之太刀の二振りの刃を向けて空からテラが急襲!
 これに嫉妬のドッペルゲンガーは根の国の巫女へ変身し、黄金の蛇腹剣を振り回して衝撃波を乱射!
「お前はレモンじゃない! レモンは何時も頑張り屋で強い奴だ!」
 超重力フィールドで衝撃波を弾き飛ばし、己の闘争心を燃やして2つの刃で『柱』を切り伏せる!
 そこへ突っ込んでくるアルジェン!
「まだ私のユーベルコードは有効です! ……ってあれはレモンさん!? いや……あの人まで模倣されてるんですか……! ですが!」
 飛んでくる衝撃波を念動障壁で受け止め、ドッペルゲンガー達を肉の盾にして蹴りを入れて跳躍!
「この偽物世界が齎す悲劇の終焉エンディング……破壊させて頂きます!」
 その手に握られた宝剣『Durandal』が煌めく。
 バズソーめいて縦回転しながら急降下してくるアルジェンは、嫉妬のドッペルゲンガーの身体に刃を正中線にそって一刀両断!
 猟兵とオブリビオンとの勝負は一瞬で決着がつく。
 目にも留まらぬ速さで縦に真っ二つとなった嫉妬のドッペルゲンガーは、為す術なくして消滅してしまった。
 すると、『柱』を失った小さな偽物のUDCアース世界が崩壊を開始!
 周囲のドッペルゲンガー達も次々と闇に呑まれるようにして消滅をしてゆく!
「アルジェン! 僕に掴まって!」
 再び戦闘機型神機に戻ったプルートーが叫ぶ。
「テラもヘカテも! 急いで脱出だ!」
「分かった! おれはユーベルコードでそのまま飛んで逃げるぞ!」
「マッハ13ならすぐです!」
 テラとヘカテイアも急いで崩壊する偽世界から脱出してゆく。
 そして、周りが光に包まれると……。

「「うわっ!?」」

 偽世界にいた猟兵達が、一斉に石抱きの井戸の周囲へ放り出されてしまった。
 あれだけ大量にいたドッペルゲンガー達はもういない。
 残っているのは、オブリビオン・フォーミュラである双子のオブリビオンだけであった……!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『滅詩のユリと幽銃のシズク』

POW   :    滅びの詩
【周囲を消滅させる効果を持つ、魔法の弾幕】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    幽銃(ユウガン)
レベル分の1秒で【指先から膨大な魔力で「幽銃(ユウガン)」】を発射できる。
WIZ   :    記憶の詩
【あなたの過去を写し出す「トラウマ」、】【あなたの記憶を回想させる「歌」、】【膨大な魔力で「過去と同じ背景」】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

「オレの中の『偽物UDCアース』が、消滅した……だと!?」
 信じられないと言いたげに目を見開く『幽銃のシズク』。
「猟兵が、オレの中の『偽物の世界』を破壊したのか! これでオレとユリは爆破せずに済む……!」
「シズクお姉様、おめでとうございます。でも、どうやら無事に帰れる状況ではなさそうです」
 姉の危機に表情少なく喜ぶ『滅詩のユリ』が、周囲で様子を伺う猟兵達に睨みを利かせていた。
「恐らく、彼らはわたくしを殺すべく集まった者共。中にはわたくしたちを救う、などとほざく愚者がいるようですが……この不治の病はあなた方ではどうする事も出来ません。例え、先程のように偽の世界を破壊したとしても。今度はわたくしの身体で偽物の世界が爆発するでしょうし、またシズクお姉様の身体が爆発するでしょう。それをあなた方はいちいち壊しに来るとでも? それこそ馬鹿の一つ覚えです。一度防いだとはいえ、それはその場凌ぎだと理解してください」
 シズクの言葉に、猟兵達はもはや2人を殺すしか止める手立てはないと思い知る。
 当のシズク自身も、妹のユリの言葉に頷いてみせる。
「そう言いうことだ、猟兵達。俺とユリは『閻魔王』を手に入れるために諦めるなんてことはできない……! どのみち、俺達は敵対してるんだ。邪魔をするなら、ここで皆殺しにしてやる!」
「シズクお姉様のおっしゃる通りです。姉妹のコンビネーションの前に死に絶えてくださいね」
 目の前の双子は同時にユーベルコードを仕掛けてくるぞ!
 つまり……2回攻撃!
 双子のオブリビオン・フォーミュラは【標的1人あたりにつき、所持する3つのユーベルコードのうち2つを同時に使用してくる】のだ!
 これに対し、猟兵達は1つのユーベルコードでしか対抗できない……!
 圧倒的不利の中、猟兵達は双子のコンビネーションを凌いで討伐することが出来るのだろうか!?

 ……ユーベルコードの高まりを感じる!
空亡・劔
あんたらにとって不本意だったようだけどあたしはどんな時だってこういうわ!

この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いて世界を生み出す大異変とか生意気よ!(びしっ

そしてあんたらが弾幕勝負で来るなら応じてやるわ!
この世界での戦い方だしね!

【天候操作】で周囲が見えるレベルの霧を発生させる!
【戦闘知識】で彼奴らの幽銃や魔法の弾幕の動きや流れと方向性を把握するわ!

弾幕勝負はちょい除けが基本よ!

神殺しの大妖怪発動
攻撃力強化!

【結界術・念動力】で念動結界も展開!

あんたら馬鹿ね!
弾幕勝負で殺し合いはご法度!
だからあたしはあんたらを殺さない!
殺すのは…人類の脅威たるその病よ!
【二回攻撃】で病を【切断】よ!!



「あんたらにとって不本意だったようだけどあたしはどんな時だってこういうわ!」
 空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)がユリとシズクへ指を突き立てる。
「この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いて世界を生み出す大異変とか生意気よ!」
 言い放つと、周囲に薄く霧を発生させる。
「そしてあんたらが弾幕勝負で来るなら応じてやるわ! この世界での戦い方だしね!」
「分かってるじゃないか! だったらこっちも遠慮しないからな!」
「ではわたくしが参りましょう」
 ユリが周囲を消滅させる効果を持つ魔法の弾幕を絶え間なく放ち始める。
 その合間にシズクも指先から膨大な魔力を放出し始めた。
 これに空亡は全方向に気を配って掠り避けをしまくって点数を稼いでゆく!
「弾幕勝負はちょい除けが基本よ! でもあんたら馬鹿ね! 弾幕勝負で殺し合いはご法度よ!」
 これが彼女なりの人類敵の認証!
 ユーベルコード『神殺しの大妖怪』で、ユリとシズクに対しての特攻を得る!
「あんたを脅威と認定する………我が根源、我が原初、人が恐れこそ我が力であり! 我が在り方! 我が名は空亡劔! 神殺しの大妖怪なり! でもあたしはあんたらを殺さない! 殺すのは……人類の脅威たるその病よ!」
 殺神魔剣『空亡・紅』と永久凍剣『二世氷結地獄・極』を交互に振るってユリとシズクを斬り付ける空亡!
 手ごたえは……あまりなかった。
「……言ったはずです。わたくし達の病はどうにもできない、と」
「随分と猟兵はお優しいんだな……急所を避けてくれるとはな?」
 刻まれたからだから血潮を流しながらも、空亡の慈悲によって生かされたユリとシズク。
 だがこの2人を滅ぼさなければ、カクリヨファンタズムとUDCアースが崩壊してしまう。
 覚悟を決して、殺すしかない……!

大成功 🔵​🔵​🔵​

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

ひとまずはなんとかなった、か。
しかし偽物世界の爆発とか穏やかじゃないよなぁ。
恨みはあんま無ぇ、むしろちっとは同情するよ。
……擬似空間の扱いのヤバさは身に沁みて分かってるからね!

サイキックのオーラ防御を展開して、精神面の攻撃は徹底的にガードする。
その上で敢えて機動力を頼りに銃撃戦を挑むよ。
必死でカブを操縦しながら弾幕を張って反撃し、ユリとシズクの周りを何も無い空間にするのを目指すよ。

そこまで仕込んだら種明かしさ、
アタシもチョイとニセモノを使うんでね。
空間の紛い物、亜空間の連続崩壊……【宙穿つ穴】を味わっとくれ!
例の爆弾ほどじゃないだろうけどさ!



「あれ? 出遅れたと思ったら、意外と早く着いちまったかい?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は一足早く石抱きの井戸へ生還していた。
 そこでユリとシズクの2人と対面を果たした。
「ひとまずはなんとかなった、か。しかし偽物世界の爆発とか穏やかじゃないよなぁ。あんなもんが体の中に生まれて破裂するなんてさ……恨みはあんま無ぇ、むしろちっとは同情するよ」
「あら、お優しいのですね」
 ユリがふわりと口元を緩めた。
 シズクも不敵に笑みを浮かべる。
「で? 同情してくれるなら見逃してくれるのか?」
「まさか。そんなわけないさ」
 数宮は宇宙カブに跨ったまま、アクセルをブォンブオンとけたたましく蒸かす!
「アタシが同情する点はそこじゃねぇ…………擬似空間の扱いのヤバささ! アタシはは身に沁みて分かってるからね!」
 宇宙カブを急発進させると、数宮は片手運転でSMG-MP5udcをユリとシズクへ乱射!
 BATATABATATATA!
「うぐッ! 銃撃戦ならオレが負けるわけにはいかねぇ! ユリ! 援護を頼む!」
「分かりました、シズクお姉様」
 途端、ユリは歌い出して数宮のトラウマに訴えかける。
「来た! 来やがった! あらかじめサイキックオーラで精神防壁を張って徹底的にガードしておいて正解だった! トラウマを呼び起こす詩は遮断シャットアウトさせてもらうよ!」
 読みが当たって思わず顔がにやける数宮。
「それに……他人様のトラウマへ勝手に土足で上がり込むような真似は、ちょいとお行儀が悪いじゃないかい?」
 宇宙カブの機動力を活かし、シズクの弾幕を次々と掻い潜ってゆく数宮。
 一方、中々命中しない攻撃に、焦りと怒りを発露するシズク。
「くそ! なんてすばしっこいんだ! ユリ、あいつ全然苦しまないぞ?」
「駄目です、シズクお姉様。たぶん、強固な精神防壁を展開していると推測されます。これではわたくしの詩は無意味です」
「おいマジかよ? あいつ、もしかしてとんでもなく『戦い慣れてる』んじゃないだろうな?」
 数宮が歴戦の猟兵だと知らずに戦っているユリとシズク。
 ここまでくると少々哀れにも思えてくる。
「だが、最後まで仕事はこなすのがアタシの流儀さ! んじゃ、種明かしだ。なんでアタシが逃げ回っていたか……それは座標をこの周囲にセットするためさ!」
 数宮は慌てて戦場から離脱してゆく。
「座標ロック! 巻き込まれたらアタシも巻き添えになっちまうからな!」
 シズクは未だに数宮の言葉の意味を汲み取れずに首を傾げた。
「何を言ってやがるんだ、あいつ?」
「シズクお姉様、これは非常にまずいと思います」
 ユリは直感で不利を悟ったらしい。
「妹さんは気付いたようだが、もう遅いのさ! 実はアタシもチョイとニセモノを使うんでね。空間の紛い物、亜空間の連続崩壊……ユーベルコード『宙穿つ穴ディメンジョン・コラプス』を味わっとくれ! 安心しな、威力は例の爆弾ほどじゃないだろうけどさ! 多分な!」
 次の瞬間、座標で囲われたスペースがガラスが砕けるように崩壊し始めた!
 まるで空間ごとミキサーに掛けたような超高速連続破壊現象は、ユリとシズクを何度も苦しめて大ダメージを負わせたのであった!

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
…僕は他の奴らと違って優しくねー
おめーら相手じゃエロいこともできそうにねーしな?

だから望み通りぶっ殺してやるよ!

【情報収集・視力・戦闘知識・医術】
姉妹の使うUCの性質と方向性を確実に把握
何より…姉妹の病の根源を捕捉
そして…肉体としての致命傷となる部分も把握
猟兵全般に情報共有
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を機体に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で音も隠蔽

UC発動

【空中戦・念動力・弾幕・スナイパー】
超高速で飛び回りながら念動光弾を乱射して動きを止め

念動障壁で歌は防ぐ!
背景はモザイクかける!
うぜー過去見せてんじゃねー!

【二回攻撃・切断・浄化】


鎌剣での連続斬撃

せめて痛みは一瞬で終わらせてやる!!



「あらかじめ言っておく……僕は他の奴らと違って優しくねー。だからここで殺してやる」
 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は双子へ語りかける。
 明確な殺意を持って対峙してくるカシムに、ユリとシズクも緊迫した雰囲気で臨む。
 だが、カシムはこうも言った。
「優しくしねーのは、おめーら相手じゃエロいこともできそうにねーからな?」
「オレ達をなんて目で見てやがんだバカ!」
「シズクお姉様、痴漢がいます」
 一瞬でシリアスな空気が瓦解した瞬間である。
「ご主人サマ! やっぱり2人の病気の根源は解析不能だったよ……」
 相棒のメルシーの魔力探知でも、ユリとシズクの病の詳細は分からなかった。
 いよいよ猟兵には手出しできない状況だとカシムは判断すると、苛立ちながら言葉を吐き捨てた。
「ちっ……やっぱ殺すしかねーな」
 途端、カシムは手慣れた行程で自身とメルシーに光学迷彩魔術を施して周囲の景色に溶け込んだ。
 そして、メルシーは本来の姿……界導神機『メルクリウス』に戻ると、コクピットにカシムを乗せてユーベルコードを発動させた。
「加速装置起動……メルクリウス……お前の力を見せてみろ……!」
 メルクリウスはカクリヨファンタズムの空へ飛翔すると、万能魔術砲撃兵装『カドゥケウス』から念動光弾を乱射しながら徐々に加速してゆく。
 そして最高速度マッハ40に到達する頃には、シズクの射撃は全く掠りもしなくなっていた。
「姿が見えない上に超速いとか反則だろ!?」
「シズクお姉様、ここはわたくしが」
 ユリがシズクの援護に回り、周囲を消滅させる魔法弾幕を詩で発現させる。
「何処にいるか分からないなら、全方位に無差別攻撃です」
 カシムは超高密度弾幕を念動障壁を削り取られながらどうにか掻い潜ってゆく。
「なかなか鬱陶しい弾幕じゃねーか。だが超音速機動なら回避も余裕……うげ……!」
 カシムの目の前に、過去の記憶のトラウマがフラッシュバックしてくる。
 これもユリのユーベルコードの援護だ。
「うぜー! 過去のトラウマを流してくるな!」
『ご主人サマ、メルシーに任せて! VTR、スタート☆』
 契約で繋がっている魔力回路を通して、メルシーの魔力を映像としてカシムに送り込む。
 すると……!
「げふぁっ! これはこれで駄目だろーが! なにを僕に見せやがんだ!」
『えー? メルシーの『ひとり遊び映像』だぞ☆ 安心して! 身体は完全に女の子の状態で撮影したよ☆』
「そういう問題じゃねー! せめてモザイクをかけやがれー!」
 脳内にエロ動画を流されるカシムは別の意味で悶絶した。
 だがこれでトラウマから解放されたカシムは、メルクリウスの武装であるビーム大鎌剣ハルペーの柄を握って何度も振り回す!
「ああくそっ! こうなったら八つ当たりだ! せめて痛みは一瞬で終わらせてやる!!」
 カシムは怒りの赴くまま、ユリとシズクを何度も大鎌で刈り切ってみせるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リュカシオン・カーネーション
同時発動UCは虹炎覇王・自由英雄王降臨

…行くか
《ええ…》
アロナちゃんも一緒に戦ってくれるようだ
常時【第六感・迷彩・瞬間思考力・属性攻撃・魔力溜め】発動

情報収集と視力で瞬時に状況把握し敵の隙を見つける

相手のUCは虹炎双対矢か斬撃波で相殺して駄目なら回避それ以外は衝撃波と爆破で攻撃する

防御はオーラ防御に防音・反射属性でUCを防いでみる無理そうなら回避に集中する

敵が隙を見せたらアズリエルの神罰を纏う斬撃波を放ち敵を分断する

《喰らいなさい!》
アロナちゃんは早業と多重詠唱で素早く分断した敵に炎と風と水の魔法を放つ

ジリ貧だと思った時『あいつ』の笑い声が…

?!
『よ〜シオン、怪我してるな虹炎っと』
究極の自由の力で私の傷はあっという間に塞がる
『どーせ無茶したんだろ?行けない状況なのに無理して行ったりな?』
…(タタリの事を思い出す)

『意地張るなよ昔から変わってねぇな〜』

敵の攻撃または概念は虹炎の力で全て鷹になって敵に突撃

…分かったもう無茶しない
『よし、じゃあ行くか!』

私はUCアイツは敵に虹炎の衝撃波を放った


フラーウム・ティラメイト
共闘ありアドリブあり

オベイこれからも沢山食べてもっと強くなりましょうね
『ケー』
オベイは返事をしてくれた

【恐怖を与える・呪詛・覇気・結界術・生命力吸収・魔力吸収・結界術・激痛耐性】は常時発動

視力で敵の攻撃の癖を見抜きます
瞬間思考力でアドリブします

グォォォォォォォォォ!(恐怖を与える・覇気・呪詛を相手に放つ)
瞬時にUC発動

ブレス攻撃で相手を分断します(因果断絶属性攻撃です)

防御はオーラ防御と反射・消滅無効属性(属性攻撃)で防御する

これが光とオベイの力です!
その後タタリさんの時にした因果断絶攻撃と衝撃波を自身に放ちます

ダメージを受けたのと同時に分身が出て来たので同じ行動をします

WIZは因果断絶属性攻撃のオーラ防御と斬撃波で相殺する

敵が隙を見せたら呪殺弾と爆破で攻撃します
分身達は衝撃波と凍結攻撃と範囲攻撃で敵を攻撃します
分身の防御は結界術と反射・消滅無効属性(属性攻撃)で守る

分身達で相手を分断して物量作戦です!

防御などは失敗しそうなら回避に専念して反撃にチェーンソーの翼の因果断絶攻撃で攻撃します


エリン・エーテリオン
同時発動UCは邪神龍王・エリンズドゥーマ・ムーン

姿は黒い触手と白い触手が混じった白と黒の翼を纏った真の姿

ブラッドムーン!エキドゥーマ!…今まで一人で突っ走って悪かった!
『キニスルナエリン』『大丈夫、気にしないでマスター!次は一緒に考えようね!』

敵と対峙する

…強敵だな
『マスター…やってみようよ』『イチドシッパイシタUCヲナ』
ああ!合体だ!
同時発動UC発動

自身のUCで攻撃を相殺する事もする

情報収集と視力で瞬時に状況把握し敵の癖を見抜く

防御はオーラ防御に因果操で相手のUCの概念を逆行させて喪失させる

喰らえ!
衝撃波と怪力と神罰(スナイパーで狙い撃ち)で敵を攻撃する

連携攻撃は逆行して喪失させる力と結界術とオーラ防御で防ぎ、その敵のUCを使用して相手にお返しだ!(逆行したUCや概念は何度でも使用可能)

オラ!喰らえ!
敵の一人を触手で捕まえてもう一人の敵のに投げつけて逆行した敵のUCを使用して攻撃(念動力と属性攻撃で強化)

天候操作で雷を因果操で掴んで相手に投げつける

その後虹炎覇天轟来拳で相手を攻撃した!


ソラウ・エクステリア
同時発動UCはエクステリア・クロノス・ライジング

UC発動
僕の封印されていた力…全盛期の力よりも強いよ!
『溢れ出しているわ…』『…気を引き締めろよ』
ライズサンとエミリアーノも緊張している
敵と対峙
情報収集と視力で瞬時に状況把握して敵の動きを見る

敵の攻撃は次元能力と結界術と反射属性攻撃で防御する

『行くぜ…』
ライズサンは電撃と神罰と呪殺弾でシズクに攻撃する(隙を与えない様に立ち回る)

『貴女は私よ!』
エミリアーノは必中属性の弾幕を放ち誘導する
誘導地点に敵が行ったら斬撃波と爆破を放つ

僕は歌唱で二人を鼓舞して攻撃力を上げつつ音響弾と電撃で二人をサポートする

記憶の詩を受けてしまう!と思った時に敵のUCの概念は喪失した(次元能力の斬撃)
私の前を守る後ろ姿は…
『おう…』『エスパスちゃん?!』
仮面を付けたエスパスさんがそこに立っていた
❝あの時はごめんなさい!ソラウ!❞
…今は敵を倒そう話は後で沢山しよう!
❝……❞
エスパスさんは剣を構える(エスパスの剣技は達人並)

敵の攻撃を電撃で相殺しながら敵に二人の連撃を放った


花咲・月華
行くよ…!朱雀!

『ああ…』
朱雀も頷く

同時発動UCは鳳凰烈火

いくよ!
虹華万暁で敵に攻撃する
視力で敵の動きを見てから攻撃する

私はユリ

記憶の詩は夢葬属性攻撃の斬撃波を放つ
滅びの詩は虹華万暁のこの世の条理を超えて行く力で消滅魔法の弾幕を消滅を無視しながら攻撃

は…よっと!

敵の攻撃に対しては結界術を周りに展開して足場を作り魔法弾幕を軽業で結界術を利用して回避する(地形の利用)

その後矢弾の雨で弾幕が当たらない様に調整しながら障害物に矢弾の雨を当てて跳弾にして攻撃


朱雀はシズク

『行くぞ…』
朱雀はシズクの攻撃を分散するためにマヒ光線属性とオーラ防御を使う蟲(蟲使い)を展開する

『焼き尽くせ!』
朱雀は焼却の力を纏った呪殺弾と当たると爆破する弾幕を放ちながら蟲達もマヒ攻撃の光線を放つ

敵のUCは障害物を利用したり視力で敵の動きを見て回避するか爆焔怒号術で相殺する(地形の利用と足場習熟と視力)

『終わりだ…』
朱雀は蟲のオーラ防御の応用で光線を太くしてレーザーの様にして避けて体勢が崩れた所で爆焔怒号術でUC封じて攻撃する



 リュカシオン・カーネーション(転生したハジケる妖狐と精霊王とカオスな仲間たち・f38237)、フラーウム・ティラメイト(因果獣と因果を喰らう者『オベイ』を宿す探究者・f38982)、エリン・エーテリオン
(邪神龍と虹炎の神と共に世界を駆ける元ヤンの新米猟兵・f38063)、そしてソラウ・エクステリア(歌姫の時空騎士と時空龍の協奏曲・f38698)のいつもの4人が仲良く登場する。
「なんかひとまとめにされてね? どうなんだフラーウム?」
「まぁ何度も共闘してますからね。ですよね、エリンさん?」
「戦い方も似てるから、私はやりやすいぞ。それよりソラウは大丈夫なのか? 守護神がいなくなって絶賛弱体化中だろ?」
「いえ、僕だって弱いままじゃありません……ライズサンとエミリアーノのおかげで、僕の封印されていた力が蘇りましたから! 全盛期の時よりも凄いんですよ! 見てください、リュカシオン!」
「それ、全盛期って今なんじゃね?」
 完全な内輪トークに困惑するユリとシズク。
「これがドーハイゴって奴ですか」
「ユリ、それは言わない約束だぞ……!」
 既にグダグダな状況だが、此処に更にカオスを呼び込む存在が乱入してきた。
「私は月華! よろしくぅ! そこの君! 私と友達になろう!」
 カクリヨファンタズムの一国の姫君こと花咲・月華(『野望』を抱く?花咲の鬼姫・f39328)だ!
「あなたもドーハイゴですか」
「おいもう出てこないよな?」
 ユリとシズクももう殴っていいよね、と先制攻撃を仕掛けてくる。
「いっけぇ! 幽銃ユウガン!」
「記憶の詩を、唄います」
 シズクの指先から膨大な魔力弾を連射し、ユリが周囲を消滅させる効果を持つ魔法の弾幕を放つ。
 凄まじい密度の弾丸が周囲を覆い尽くす!
「行くか、アロナちゃん!」
《ええ!》
 精霊王アロナフィナをペンダントから具現化させたリュカシオンが弾幕の中へ突っ込んだ!
 これにリュカシオンも追走!
「ブラッドムーン! エキドゥーマ! それに、みんな! ……今まで一人で突っ走って悪かった!」
『キニスルナエリン』
『大丈夫、気にしないでマスター! 次は一緒に考えようね!』
「ああ、くそっ! なんて密度の弾幕なんだ! 流石に強敵だな!」
『マスター! 今こそあれをやるわよ!』
『ゼンカイハシッパイシタガイマノエリンナラ!』
「ああ、やってやる!」
 覚悟を決めたエリンの姿が変貌してゆく。
「虹神炎の矢を喰らえ! この屋は逃げられないぞ?」
 拳から放たれた輝く炎の矢がユリとシズクを貫き、その場に縫い付けてしまう!
 だが尚も弾幕を放って猟兵達を近付けさせまいと抗戦をする双子のオブリビオン。
「おい、嘘だろ!? 因果を操作してるのに、何であいつらは平然としているんだ?」
『フォーミュラダカラジャネ?』
『オブリビオンの中でも特異な実力を持つ猟書家、オウガ・フォーミュラね。やっぱり因果を破壊しただけじゃ斃せないようね?』
 相手は奇病で今まで何度も転生を繰り返してきたのだ。
 自爆し、生き返り、そのたびに何もかもリセットされて。
 そしてようやくつかんだ『閻魔王』の情報。
 それに命運を賭けた2人は、それでも失敗して今こうして猟兵達と戦っている真っ最中だ。
 因果のひとつやふたつ、砕かれたところで世界の修正力が働いて『なかったこと』になってしまう。
 それはリュカシオンやフラーウム、エリン、やソラウのようなチートめいたユーベルコードをぶつけても同じことだ。
 それほどフォーミュラというオブリビオンの存在は特別であり、強大で、なんでもありな存在なのだ。
 その傍らでソラウも時空神機ライズサンと時空龍エミリアーノに守られながら弾幕の中を着実に進んでゆく。
『行くぜ! ソラウに指一本も触れさせねぇ!』
 鋼の巨躯で弾幕を受け止めてパワフルに押し返してゆく!
『この弾幕の時空を解析すれば……!』
 エミリアーノは空間を解析することで僅かな隙間を割り出し、ソラウの視覚へ魔力で送り込む。
「ありがとう、2人とも! そこ!」
 時空の磁石靴で浮かび上がったソラウがアクロバットに弾幕の隙間を背面ジャンプで回避!
 そして月華はこの激戦を祭りのように楽しんでいる!
「賑やかでいいな! 私らもいこうか! 朱雀!」
『承知……!』
 燃え盛る鳳凰めいたキャバリアが弾幕を燃え盛る結界で弾き返す!
 この光景にユリとシズクは驚愕して目を丸くしていた。
「な、なんですか、この無茶苦茶な戦い方は?」
「力技ってレベルじゃねーぞ!? ユリ、奥の手を使え!」
「分かりました、シズクお姉様」
 ユリの歌声が変わる。
 それは猟兵達のトラウマを呼び起こす詩だ。
 この場にいる月華以外の4人はトラウマをつい最近に刻み込まれたばかりだ。
 つまり、特攻効果!
「うがあぁああ!」
 リュカシオンが発狂する!
「いやだぁぁあ!」
 フラーウムが泣きじゃくる!
「また、なのかよ……!」
 エリンが足を止めてしまう!
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!」
 ソラウが後悔の念で潰される!
「おい! なにがあった!? みんな立ち上がるんだ!」
 唯一能天気な性格の月華だけがノーダメージのままだ。
「ち、私が頑張らねば!」
 蟲を呼び出すと、弾幕の壁として身を守りつつ、朱雀に攻撃をさせる月華。
「よ、はっ!」
 空中で二段ジャンプをして弾幕を回避!
 そして愛用の槍こと花咲皇花槍を振り回せば、押し寄せてくる弾幕を風車のように遮って周囲に散らして防御する!
 スゴイ! ワザマエ!
「よし、弾幕は見切った! こっちも弾幕だ! 朱雀、撃て!」
『発射……!』
 機体から炎の弾丸を矢雨のように戦場へ降り注いで反撃!
 だがユリとシズクも弾幕で攻撃を相殺!
 このままではまた全滅だ!
 しかし、この窮地を救う存在が駆け付ける。
 その者の名は……。

「私の楽園エリュシオンへの道を、邪魔しないで」

 仮面を被った銀髪の和装の女性が大太刀を最上段から振るう!
 すると、なんと、ユリの『詩』そのものを斬り捨ててしまったではないか!
 これにライズサンとエミリアーノが声を掛けた。
『おう……おかえり』
『エ、エスパスちゃん! 遅かったじゃない!』
「え、えす、ぱす、さん……?」
 ソラウが涙を拭って前を向く。
 そこにはかつての根暗ヲタクの時空神ではなく、研ぎ澄まされた餓狼めいた武人となって戻ってきた時空武神エスパスが凛と立っていた。
「あの時は御免なさい、ソラウ。あなたこそ、私の楽園エリュシオンだったのよ。今頃気が付くなんて、馬鹿だったわ。あと変な鍵括弧は喋るのが面倒臭いからやめたわ。」
「べ、別人……!? いや、エスパスさんだ! それより今は強敵をやっつけないと!」
「分かっているわ。みんな! これが生まれ変わった時空武神ウール・エスパスの権能よ! ソラウ! 合体よ!」
「うん! エクステリア・クロノス・ライジング!」
「そしてエスパス・クロノス・チェイス! そんな弾幕なんて、私の剣で全て斬り払ってあげるわ!」
 ユーベルコードで人神合体を果たしたソラウとエスパスが、具現化させた光の双剣で飛んでくる弾幕をことごとく斬り裂いて前へ突き進む!
 それを見たほかの猟兵達も、その手があったかと次々と真似をする。
「それじゃアロナちゃん合体……え、何でオッサンがここに!?」
「そいつはぶえっくしょん!!!!」
 不意に別のユーベルコードが勝手に発動し、リュカシオンの隣にはかつて京都の街外れで奥義を教えてくれた謎の仙人が押し寄せる弾幕をくしゃみひとつで吹き飛ばしてみせた。
「へっきゅちょーいふんぎゃろ! って、怪我してるじゃねーか! ほい回復の虹炎!」
 燃え盛る虹色の炎が傷を『焼き尽くす』ことで癒してしまう。
「俺はこのサングラスに俺の力を込めておいた! 何せ俺は自由だからな! 自由とは何の束縛も法則にも囚われないことだ! こんな感じにな!」
 謎の仙人こと自由英雄王は弾幕をオニギリめいてパクパク食べ始めた!
「うめぇぇ! しかも食べ放題かよ最高だな! ほらシオンも食えよ!」
「んなもん食えるかァ!? つかカオスだな!?」
「それが自由だ! つーかどーせ無茶したんだろ? 本当はさっきまで体がボロボロだったくせによー? 絶対安静の状況なのに無理して任務に行ったりな?」
「……うるせぇ」
「図星か? まぁ俺が来たら安心だ! 何せ俺は自由の権化だからな! 今なら鼻毛で攻撃を叩き落せちまうぜ! ほれほれ、脇毛サービスだ!」
「いやスゲーけど、どっかで見たことあるな!?」
 つまり、リュカシオンのユーベルコードはそういうことである。
 フラーウムがそんな光景に思わず笑みがこぼれる。
「ようやくリュカシオンらしさが戻ってきましたね、オベイ?」
『ケー』
「そうですね。それじゃあ私たちも憤怒の力で滅殺してあげましょう」
 フラーウムがユーベルコードを発動させると、真の姿となって全回復!
『グォォォォォォォォォ!』
 チェーンソー翼をはためかせ、空間ごと弾幕を『斬り捨てて』しまうフラーウム!
「これが光とオベイの力です!」
 そしてドラゴンめいたブレスを吐いてユリとシズクを分断!
「今です、皆さん!」
「サンキュー! 行くぜ! 虹炎の奥義見せてやる!」
 エリンがユーベルコード『邪神龍王・エリンズドゥーマ・ムーン』で異形化すると、拳に虹色の炎を限界まで注ぎ込む。
 そしてシズクの『勝利』という概念ごとその身体を砕く!
「どりゃああぁ! オラ! 喰らえ! 虹炎奥義・虹炎覇天轟来拳!」
 虹焔の拳がシズクの腹を突く!
「お前の未来を、破壊する!」
「ガハッ!?」
 くの字になって吹っ飛んでゆくシズク!
 そこへ駆けこんで追撃を見舞う月華!
「皆に力を! 虹華万暁! 朱雀、燃え上れ!」
 燃え盛る機体に乗り込んだ月華は、燃え盛るこの世の条理を超える槍で双子を刺し貫いたのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アルジェン・カーム
神機
機神搭乗
…少し苦しいですね
このような惨い病とは

「…世界を生み出す病…ボクの権能なら…!」

…嘗て僕らはマスカレイドを殺す事でしか止められなかった
だけど…猟兵達はオブビリオンさえ救おうとしている方がいる
…なら…やってみますか
貴方方に齎される絶望の終焉エンディング…破壊します

対UC
【戦闘知識】
姉妹の弾幕の軌道と動きを分析
どれも基本飛び道具
ならば回避しきり…!

UC発動
「ボクの権能で相殺する…!」

【念動力・オーラ防御】
破壊の波動強化
更にオーラを広範囲に展開して敵の弾幕と攻撃の方向性を確実に把握し回避に努める

同時に…彼女達の病の根源の捕捉

出来るかは分かりません

でも…時に我儘をするのも悪くはない

【空中戦・二回攻撃・切断・串刺し・貫通攻撃】
彼女らの病の元…根源たる存在を捕捉

宝剣と槍型兵装による連続攻撃

高速で飛び回りながら猛攻を仕掛けながら破壊の波動を叩き込む!

昔から…悪い物は摘出するか壊すそうです
「悪性腫瘍はレーザーでも壊したり出来るんだよ!」

だから…その病…破壊する…!!!



 アルジェン・カーム(銀牙狼・f38896)は苦悩する。
「……嘗て僕らは、マスカレイドを殺す事でしか止められなかった。このような酷い病、少し苦しいですね」
 冥皇神機『プルートー』に乗り込んでいるアルジェンは、コクピットの中でユリとシズクをモニター越しに眺めている。
「ですが……猟兵達はオブビリオンさえ救おうとしている方がいるのですね」
 これにプルートーの小鴉型立体デフォルメアバターがぴょこぴょこと跳ね回る。
『……世界を生み出す病……ボクの権能なら……!』
「ぷっさん……ええ、やってみますか。ユリさん、シズクさん。貴方達に齎される絶望の終焉エンディング……破壊します」
 しかしアルジェンの決意の言葉は、ユリとシズクを落胆させるだけだった。
「まだ私たちを救おうとするのですか、猟兵は。頭が悪いどころの話じゃないですね、シズクお姉様?」
「ヒーロー気取りの偽善者が多いんだろ、虫唾が走る。この病はどうやったって除去できない。不可能だ」
「あくまでも、止めるなた殺せ……そう仰るのですか……」
 アルジェンもこの言いぶりに肩を落とした。
「でも、徒労では終わらせません。……ぷっさん! 来ますよ!」
『うん、こっちもユーベルコードで対抗するよ! 『冥界の神スピアオブハーデス』起動!』
 双子のオブリビオンが放つ高密度弾幕と、プルートーの超音速機動ユーベルコードが激突!
「なんて速さなのでしょうか!」
「いや、それどころじゃない! あいつ、弾幕を分解してやがるだと!?」
 ユリとシズクが放つ弾幕を、漆黒の機体が纏う波動が分解・相殺してみせる。
『これが僕の権能だ……!』
「そして……この権能で、貴方達の病気を消滅させます! 昔から…悪い物は摘出するか壊すそうですので」
『悪性腫瘍はレーザーでも壊したり出来るんだよ!』
 これこそがアルジェンたちの狙いであった。
 プルートーの権能は、触れた物を自由に分解することが可能だ。
 だから2人の病も分解できるはず……そう考えた。
 しかし、それは驕りだとすぐに気付く。
『アルジェン……駄目だ! これは無理だ!』
 プルートーの焦りの声にアルジェンが反応する。
「どうしましたか、ぷっさん?」
『2人の病の患部がどこにあるかを調べたんだ……ないんだ、そんなもの』
「なんですって……?」
『患部が、ないんだよ……これじゃ破壊できない!』
「じゃあ、おふたりは健康体ということですか?」
 アルジェンの考えに、プルートーはすかさず否定した。
『違う……あの二人から嫌な感じは今も伝わってくる……これは、そうか! 患部が見当たらないんじゃない……きっと“全身が患部”なんだ!』
「な……!? それでは、ぷっさんの能力で分解してしまったら!」
『うん……二人は、消滅しちゃうよ!』
 この推測にアルジェンは頭を抱えた。
 そしてユリとシズクへこう告げた。
「……僕達は撤退します。貴方達は正しい。僕達では、救えない……!」
 両者、無傷のまま攻撃を止めて此処は幕引きとなった。
 アルジェンは失意のまま、他の猟兵達へ事後を託すしかできなかった……。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

アリス・セカンドカラー
あら?人が想像しうることは必ず人の手で実現可能なのよ?
私達の知覚を離れた客観的真理などなく、故に、あらゆることは真実であり可能である。
リミッター解除、限界突破、オーバロードこの身は創世神に至る
では創世神術で想像から創造いたしましょう、『ユリとシズクの記憶を保ったまま奇病を植え付けられオブリビオンとなる前の生前の種族に戻す方法』を。
創世神の繭ソーンコクーン廃棄された時間質量オブリビオンの構成物質を改竄しユリとシズクを生前の種族に化術肉体改造再羽化させるでしょう。言い換えればオブリビオンとしての死から人間への再生、一種の禁呪召喚術異世界転生になるわ。いえ、『強くてニューゲーム』かしらね?
魔法も膨大な魔力も大食い、魔力吸収、魔力供給、エネルギー充填、継戦能力おいしいエナジーをありがとう☆ごちそうさま♪よ。
過去もね、銀髪妖狐の前世返りのごとく『あの子』アリス・ロックハーツが目覚めるだけなのよね。
ではあなた達の世界に繋がり再会できる日までごきげんよう。


黒城・魅夜
救う?
自分たちに救われる価値があるとでも思いあがっていますか愚か者たち
その蒙昧を償うのはそちらの方です
命、いえ存在そのものの消滅を持ってね

「銃」も「弾幕」もつまらぬ小手先芸
呪詛を満たしたオーラと結界による二重障壁をもって防御し
さらに早業で鎖を舞わせ衝撃波を生み出して銃と弾幕を相殺します
それさえも貫いてきたとても威力は減衰しています
第六感による見切りで回避しましょう
致命でさえなければ問題ないという覚悟でね

記憶の詩?ありがたい話です
全ての記憶も過去も今の私に結びつき今の私を作り出しているもの
それを想起させてくれるなら
仮に攻撃力が減ったとしても
さらに強く再起できる要因としかなりません
まあ一応、先ほどの衝撃波で歌くらいは不協和音を起こし
防いでおきましょうか、ふふ

ではこちらの番ですね
時空も物理法則も因果さえも私には無力
言ったはず、あなたたちの存在自体が消え失せるのです、この力の前にはね
ただの虚無、そここそがあなたたちに最もふさわしい行き場所でしょう


テラ・ウィンディア
神機

何だかやっぱり他人な気がしないな
「確かに双子で似てるかもしれませんね…一人称も」

助けようとしてる人もいるけど…おれにはやっぱり方法はわからないや…
だから…ごめん
お前達を止める

助けるのは他の人達に任せる
出来なければ…倒すだけだ

【戦闘知識】
二人の動きと弾幕や攻撃の癖を把握

UC発動!

【見切り・第六感・残像・空中機動・武器受け・オーラ防御】
超高速で飛び回り二人の弾幕や弾丸を残像を残し惑わしながら全力回避!オーラを展開し攻撃の軌道も察知!避けきれないのは弾く!

【属性攻撃・弾幕・貫通攻撃・重量攻撃】
ガンドライドとドリルビット展開!
重力弾幕と炎の弾幕を展開!
ドリル攻撃で突撃だ!

【二回攻撃・早業・串刺し・切断】
三呪剣展開!
同時に二刀での連続斬撃から槍で串刺しに!
全力で猛攻を仕掛ける!

なにか仕掛ける人がいるなら此方に意識を向けさせる猛攻を続ける!
二人あいてだろうとおれは止まらないぞ!

……お前達が何処か遠いところで仲良く過ごせることを祈ってるよ

きっとお前らなら…こんな酷い目に見合った幸せが…あるさ



 ユリとシズクは殺すしかない……。
 そう結論が出た戦局で、黒城・魅夜(悪夢の滴・f03522)が優雅に嘲笑を響かせる。
「救う? 自分たちに救われる価値があるとでも思いあがっていますか、愚か者たち?」
 まるで怪力乱神たる夜の女王めいた威厳を放つ黒城が、オウガ・フォーミュラの双子を見下す。
「その蒙昧を償うのはそちらの方です。その命、いえ存在そのものの消滅を持ってね」
「おお、怖いわね? どっちがオブリビオンだか分からないわ」
 黒城の威圧にアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の混沌魔術師ケイオト艶魔少女・f05202)が歯に着せぬ物言いで言い放つ。
「というか、さっきからユリとシズクを救いたいって言ってるのは同僚の猟兵達だし、最初から彼女達は救われたいなんて一言も言ってないわよ? むしろ殺せって言ってる気がするのだけど?」
 そしてアリスは的確な指摘を黒城へぶつけると、言い放った本人は気まずそうに咳払いをひとつ。
「ん、んん……それでは、望み通りに全てを消し去って差し上げます!」
「そのスタンス、貫くのね……」
 いたたまれない空気にアリスはもう苦笑いを浮かべる他なかった。
 そしてその場に駆けつけたテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)は、悲しそうな目でユリとシズクを見詰めていた。
「何だか……やっぱり他人な気がしないな。おれにも、双子の青髪エルフの女の子がいてさ……どうにかしてやりたいって気持ち、分かるんだ……」
「確かに双子で似てるかもしれませんね……テラとシズクの一人称も」
 黒髪の女神然とした女性がテラをそっと後ろから抱き寄せた。
 これにテラがむすっと頬を膨らませる。
「ヘカテ! シリアスなムードで抱き着くなよ! おれは戦いに集中したいんだ!」
「でも、テラが落ち込んでるかと思って……お姉さんポジションとしては面目躍如キター!って場面じゃないですか!」
「あ、こっちはロリコン保護者と武闘派おれっ娘ね。カオスが極まってきたわ」
 すっかりツッコミ役になってしまったアリスがぼやく。
「私は本来、ボケ側なのだけど。んで、さっきから黙って聞いていれば、なんで殺せと結論付けるのかしら?」
 妖艶かつ狡猾な笑みを浮かべるアリスへ、ユリとシズクは再度念押しをする。
「ですから、この病はわたくし達を殺さなければ止まりません」
「今までもほかの猟兵が止めようとして失敗してきただろうが。何をやっても無駄なら、戦って死ぬしかない!」
「あら? 人が想像しうることは必ず人の手で実現可能なのよ?」
 アリスの言葉に、黒城とテラがまさか、と顔を向けた。
「本気ですか? あなた、さっき相手は殺せと言ってるって?」
 黒城の反応にアリスが肩を竦める。
「あの時点は私は持論を述べていないわ。それに、私達の知覚を離れた客観的真理などなく、故に、あらゆることは真実であり可能である。そうやって人類史は発展したのじゃなくて? 骸の海に浮かぶすべての世界の人類は?」
「なあ、本当に助けられるのか? お前なら……救えるのか?」
 テラのすがるような声色。
 それをアリスはこう述べた。
「さあ?」
「さあ、って……!」
「私はこれから2人へ『道を指し示す』だけよ。勿論、多少のアシストはするけど……どうするかはユリとシズク次第かしら?」
「言ってる意味がさっぱり分からないぞ……!」
「テラは難しいことは分からないので、もっと噛み砕いて教えてあげてください!」
 ヘカテと呼ばれた女性が保護者面して抗議するも、アリスの耳にはもう届かない。
 なぜなら……。
「まったく、ヒトの話は最後まで聞きなさいよね!?」
 浴びせ掛けられる高密度弾幕をアリスが触手バリアでガード!
 会話を中断せざるを得ないほど、ユリとシズクの全力の猛攻が始まったのだ!
「ふふ……所詮、『銃』も『弾幕』もつまらぬ小手先芸。この程度、呪詛を満たしたオーラと結界による二重障壁をもって防御できます。ついでにその『銃』も潰しておきましょうか。それっ!」
 黒城の放った鎖がシズクの腕を強かに打ち据える。
「早業で鎖を舞わせ、衝撃波を生み出して銃と弾幕を相殺します。それさえも貫いてきたとても威力は減衰していますので。それに致命でさえなければ問題ないという覚悟があれば、この程度の攻撃など造作もありません」
「うぐッ! こいつ……弾幕の合間を縫って、鎖を通してきやがった!」
 激痛で弾幕を撃つ手が緩まる。
 これによって弾幕の隙間が大きくなったことで、キャバリアでも掻い潜れるほどになった。
「ヘカテ! 行くぞ! 神機に戻れ!」
「ええ! 三界神機『ヘカテイア』……顕現!」
 黒髪の女性が、光を纏って一瞬で対抗5mの白銀のスーパーロボットへ変身!
 そのコクピットへテラが乗り込むと、ユーベルコードで全身を超重力フィールドで覆って闘争心を燃やす!
 テラの燃え盛る闘争心が機体を加速させ、マッハ13の超音速機動を実現させるのだ!
「これで弾幕は当たらないぞ! 避けられないのは……斬り払うぞ!」
 巨大化させた真紅の剣こと星刃剣『グランディア』で弾幕を斬り裂いて、無理矢理に道を切り拓く。
 更に浮遊砲台とダブルドリルビットを遠隔操作することで手数を増やし、押し寄せてくる弾幕をことごとく相殺してみせるテラ。
 だが、ユリとシズクもまだまだ抵抗する。
 双子は突如として声を合わせて歌い出す。
 これに猟兵達のトラウマが刺激され、精神攻撃を追加してゆくのだ。
「ふうん? で?」
 アリスはケロリとしており、詩の影響を受けていないようだ。
 いや、ダメージを受けるたびに真の姿……超克オーバーロードしているので、ダメージと回復が相殺されている!
 黒城にとってもトラウマを刺激されることは好都合のようである。
「過去の詩? ありがたいです。全ての記憶も過去も、今の私に結びつき今の私を作り出しているもの。それを想起させてくれるなら。仮に攻撃力が減ったとしても、さらに強く再起できる要因としかなりません」
 黒城は過去の強い力によって今に至って実力を発揮する猟兵だ。
 トラウマを想起させられて戦闘力を減らされても、彼女の呪力がそれを逆手に膨れ上がる。
 だが完全に受け入れてしまってはユーベルコードが封じられてしまうため、念のための対策は講じておくことにした。
「まあ一応、先ほどの衝撃波で歌くらいは不協和音を起こし、防いでおきましょうか、ふふ」
 猟兵側の対策は完璧だ。
 絶対先制攻撃が破られた今、猟兵達の反撃が始まる!
「ではこちらの番ですね。森羅万象我が意のままにひれ伏さん、悪夢の名のもとに滅びゆけ――舞い狂え悪夢、崩壊せよ世の理ワールドエンド・オブ・ナイトメア……」
 黒城の身体が万物事象と非生命体を侵食する真の姿に変化……!
 漆黒の魔の権化めいた黒城は、三次元の肉体の物理存在を脱却して高次元の概念存在としてこの場に君臨する。
「時空も物理法則も因果さえも、この姿の私には無力。言ったはず、あなたたちの存在自体が消え失せるのです、この力の前にはね」
 弾幕を透過してユリとシズクに近付く。
 ただそれだけで黒城のユーベルコードが2人を蝕み、時空・物理法則・因果律の完全破壊をもたらす。
「あ、が……ッ! 身体が、消えてゆく……!」
「シズクお姉様……身体が透けてゆきます……」
 耐えがたい苦痛と恐怖に顔が歪む姉妹を眺め、愉悦の笑みを浮かべる黒城。
「ただの虚無、そここそがあなたたちに最もふさわしい行き場所でしょう」
 くっくと声を漏らす黒城の元へ、超音速で飛び込んできたのはテラが乗り込む神機ヘカテイア!
「宝貝『時空魔刃・三呪剣』……展開! 過去、現在、未来……そのすべてのお前たちを、斬る!」
 黒・灰色・白の三色三対の六振りの剣が生き物のようにユリとシズクを攻撃してゆき、その隙にヘカテイアが燃え盛る紅龍槍『廣利王』を振りかぶる。
「二人相手だろうとおれは止まらないぞ! ……助けられなくて、ごめん……!」
 コクピットで奥歯をぎりりと食いしばったテラが操縦桿を前へ倒した。
 ヘカテイアは槍を全力でユリとシズクへ投げ付ければ、着弾直後にナパームめいた大爆発を引き起こす!
 物理攻撃無効の黒城も当然巻き込むが、今の彼女は炎の熱ささえも感じないため、ボロボロになった双子の様を特等席で眺めてせせら笑っていた。
「良い様ですね? 最後に言い残すことはありませんか? まぁあってもその前に消滅するでしょうけど」
「……ぁ……」
「………っ!」
 双子は互いに手を伸ばし合い、指先を触れようとする。
 だがその指先が、今、消えて――。

「はいそこまでよ。気が済んだかしら?」

 アリスが概念存在の黒城の頭を引っ叩いた!
「痛っ! え、何で触れるのですか!?」
 黒城の疑問にアリスがしれっと答える。
「ユーベルコードで全て解決できるわ。言ったはずよ、人が想像しうることは必ず人の手で実現可能なのよって」
 アリスは今まで戦いを傍観していた。
 この時が訪れるのを、ひたすら待っていた。
 ……猟兵達の苛烈な攻撃の余波に耐えるほうが、よっぽどもしんどかったけれども。
「お、おい、まさか……! やるのか!」
 ヘカテイアから飛び降りたテラが叫ぶ。
 それは自分の手では成し遂げられなかった、救済行為。
 アリスは口元だけを緩めて返答とすると、ユリとシズクへ『処置』を急いだ。
「まさか概念を破壊させるとか思ってもなかったわね。でもある意味好都合かしら。私のユーベルコードも存在そのものを変革させるという意味では同じだし。アプローチは全く違うけども?」
 すると、戦場であるカクリヨファンタズムの景色がみるみるうちに豹変してゆく。
 これは……エンドブレイカー世界のソーンではないか!
「時は常に移ろい変わりゆく。変われ変われなにもかも。現状維持とて維持する方向への変化と知れ。今に留まりたくば全力で走り続けよ。『創世神術・変化ワールドクリエイション・オルター。次元も時空も、無視してこねくり回します」
 ユリとシズクの身体が棘に呑み込まれ、やがて繭となって包み込んでしまう。
「では創世神術で想像から創造いたしましょう、『ユリとシズクの記憶を保ったまま奇病を植え付けられオブリビオンとなる前の生前の種族に戻す方法』を。限界を破壊し、超越し、超克するこの身は創世神に至ることで、それを可能にするわ」
 いったい何が起きているのだろうか。
 繭の中に液状の何かかが送り込まれてゆく。
 それはまるで芋虫が蝶へ羽化する前に身体がどろどろに溶けて変態する過程のようで。
創世神の繭ソーンコクーンは廃棄された時間質量……つまりオブリビオンの構成物質を改竄し、ユリとシズクを生前の種族に再羽化させるでしょう。言い換えればオブリビオンとしての死から人間への再生、一種の異世界転生になるわ。禁呪召喚術ともいえるわね。いえ、『強くてニューゲーム』かしらね?」
「そんなことが可能なのです?」
 疑いの目を向ける黒城へアリスが即答する。
「さあ? だって確かめようがないじゃない?」
「……は?」
 唖然とする黒城へアリスが言葉を継いだ。
「私は2人へ道しるべを示しただけよ。ユーベルコードで超限定的タイムフォールダウン現象時間遡行と時空転移を引き起こし、2人をオブリビオン以外の存在にした。でもそれ以降の安否は2人次第だし、私たちがそれを観測することはできない。世界線を越えて別の概念の世界へ送り込んだと思ってくれればいいんじゃないかしら? SF小説でよくあるでしょう? とべよぉぉぉ!とか?」
 そう言っている間に、繭は萎み、いつの間にか景色も元の姿へ戻っていた。
「私は『あの双子が無事に暮らせる世界線送り届けた』だけよ。この世界で脅威を振るう双子の存在は消失してね? ああ、その代わりエントロピー云々でこの空間には大量の魔力や精力なんかのエナジーが充満してるわ。美味しいエナジーをありがとう☆ いただきます♪」
 思いっきり深呼吸するアリスの肌艶がみるみるうちに血色良くなってゆく。
「すぅ~~はぁぁ……ごちそうさまでした☆ やっぱりえっちなのうみそおいしいです☆」
「いや脳味噌じゃないだろ?」
 テラがすかさずツッコミをれる。
「でも、……お前達が何処か遠いところで仲良く過ごせることを祈ってるよ。きっとお前らなら……こんな酷い目に見合った幸せが……あるさ」
「……まぁこの世界の脅威が去ったというのなら重畳です。任務達成ですね、ふふ」
 爆風で乱れた髪を掻き上げた黒城。
 そしてアリスは押し黙って物思いに耽る。
(過去もね、銀髪妖狐の前世返りのごとく『あの子』アリス・ロックハーツが目覚めるだけなのよね)
 自分の事を考えるが、今は口に出すことではないだろう。
 戦いは、終わったのだ。
「ではあなた達の世界に繋がり、再会できる日まで『ごきげんよう』……」
 アリスは踵を返し、帰還と勝利をグリモア猟兵へ伝えるべく前へ進む。
 目の前の山際からは、猟兵達の凱旋を祝うかの如く、朝日が漏れ出していた……。

<了>

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年01月26日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#カクリヨファンタズム
🔒
#UDCアース
🔒
#戦後
🔒
#滅詩のユリと幽銃のシズク
#猟書家
#オロチヒメ案件


30




種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠蛇塚・レモンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はノラ・ヘルブラウです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト